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特開2022-187455吸水シートポケット付きタオルハンカチ
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  • 特開-吸水シートポケット付きタオルハンカチ 図1
  • 特開-吸水シートポケット付きタオルハンカチ 図2
  • 特開-吸水シートポケット付きタオルハンカチ 図3
  • 特開-吸水シートポケット付きタオルハンカチ 図4
  • 特開-吸水シートポケット付きタオルハンカチ 図5
  • 特開-吸水シートポケット付きタオルハンカチ 図6
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022187455
(43)【公開日】2022-12-19
(54)【発明の名称】吸水シートポケット付きタオルハンカチ
(51)【国際特許分類】
   A41B 15/00 20060101AFI20221212BHJP
【FI】
A41B15/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2021117439
(22)【出願日】2021-06-07
(71)【出願人】
【識別番号】521312891
【氏名又は名称】畠山 牧人
(72)【発明者】
【氏名】畠山 牧人
【テーマコード(参考)】
3B128
【Fターム(参考)】
3B128RA04
(57)【要約】
【課題】 本発明は大量の汗に対応し、使用後のタオルハンカチを衣服のポケットやカバンに収納しても水分と臭いを移すことなく、且つ使用後のメンテナンスが楽である事を課題とする。
【解決手段】 タオルハンカチの裏側に吸水・速乾性素材で吸水シートを収納できるポケットを取り付ける事により、装着した吸水シートが大量の汗を吸水し、使用後のタオルハンカチを衣服のポケットやカバンに収納しても水分と臭いを移さず、尚且つ吸水シートを交換できる事を特徴とした吸水シートポケット付きタオルハンカチ。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タオルハンカチの裏側に吸水・速乾性素材で吸水シートを収納できるポケットを取り付けている構造で、吸水シートを交換できる事が特徴の吸水シートポケット付きタオルハンカチ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、吸水シートを入れるポケットを設けたタオルハンカチである。
【背景技術】
【0002】
タオルハンカチは持ち運び時に衣服のポケットまたはカバンの中に収納しており、使用後汗の含んだタオルハンカチは衣服のポケットやカバンの中に水分と臭いを移すことになる。
【0003】
タオルハンカチには吸水量の限界があり、特に夏場は数枚持たなければならない。
【0004】
収納先の衣類のポケットまたはカバンの中に水分と臭いを移さない為にハンカチに吸水層(吸水体)を持つ多構造のハンカチが提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2020-084398号公報
【非特許文献1】有限会社山本縫製工場ホームページ、商品説明
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1ではハンカチ自体の3層構造で水分の吸水と蒸れを解消する物とされるが、吸水量の提示がされておらず大量の汗に対応が難しい、また繰り返しの使用方法(使用後の洗濯方法等)が提示されていない。
【0007】
非特許文献1でもハンカチ自体の3層構造で水分の吸水と蒸れを解消する物とされるが、吸水量は綿の7倍の吸水性とされているが1日の大量の汗に対応が難しい、また使用後の洗濯方法は洗濯ネットに入れ洗濯後、陰干ししなければならない煩わしさがある。
【0008】
本発明は大量の汗に対応し、使用後のタオルハンカチを衣服のポケットやカバンに収納しても水分と臭いを移すことなく、且つ使用後のメンテナンスが楽である事を課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0009】
本発明はタオルハンカチの裏側に吸水・速乾性素材で吸水シートを収納できるポケットを取り付ける事により、吸水シートを交換することができるタオルハンカチである。
【発明の効果】
【0010】
(イ)使用後汗の含んだタオルハンカチを衣服のポケットやカバンの中に収納しても水分と臭いを移さない。
(ロ)本発明のタオルハンカチは吸水シートを交換する事で汗の量に制限を持たない。
(ハ)使用後に吸水シート取り除く事で一般の布ハンカチ同様に洗濯する事が出き、簡単に衛生保持が出来る。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】 本発明のタオルハンカチ、斜視図である。
図2】 本発明のタオルハンカチ、断面図である。
図3】 本発明のタオルハンカチ断面図の一部拡大図である。
図4】 本発明のタオルハンカチ、二つ折り斜視図である。
図5】 本発明のタオルハンカチ、二つ折り断面図である。
図6】 吸水シート断面図の一部拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
図2に示しているのは本発明である吸水シートポケット付きタオルハンカチに(3)吸水シートを装着した断面図である。(1)第一層の吸水・速乾性素材はポケット状に(2)タオル生地ハンカチ本体に縫い合わせており、(4)ポケットの重ね部分は収納した吸水シート脱落防止となっている。
【実施例0013】
図2に示すようにポケット内に(3)吸水シートを装着し、図4が示すように通常ポケットを内側に二つ折りにし衣服のポケット及びカバンに収納して持ち運ぶ。汗を拭う場合ポケット側を肌にあて使用する。入れる吸水シートは市販されている尿漏れパッド等を代用としても利用可能である。その際粘着部分は剥がさずに使用する。一日の汗が吸水シートの吸水量を超えた場合は吸水シート交換(使用後の吸水シートは廃棄)するだけで使用継続可能である。一日使用後は吸水シートを廃棄し通常タオルハンカチと同様洗濯が可能である。
【符号の説明】
【0014】
1 ポケット 吸水・速乾性素材
2 タオル生地ハンカチ本体
3 吸水シート
4 ポケットの重ね部分
5 吸収シートの表面材 不織布
6 吸収シートの吸収材 高分子吸水材
7 吸収シートの防水材 ポリエチレンフィルム
図1
図2
図3
図4
図5
図6