IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ スワン電器株式会社の特許一覧

<>
  • 特開-照明装置 図1
  • 特開-照明装置 図2
  • 特開-照明装置 図3
  • 特開-照明装置 図4
  • 特開-照明装置 図5
  • 特開-照明装置 図6
  • 特開-照明装置 図7
  • 特開-照明装置 図8
  • 特開-照明装置 図9
  • 特開-照明装置 図10
  • 特開-照明装置 図11
  • 特開-照明装置 図12
  • 特開-照明装置 図13
  • 特開-照明装置 図14
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022187669
(43)【公開日】2022-12-20
(54)【発明の名称】照明装置
(51)【国際特許分類】
   H05B 47/17 20200101AFI20221213BHJP
   H05B 47/155 20200101ALI20221213BHJP
   H05B 45/20 20200101ALI20221213BHJP
   H05B 45/10 20200101ALI20221213BHJP
   H05B 45/325 20200101ALI20221213BHJP
   H05B 47/115 20200101ALI20221213BHJP
   F21V 21/00 20060101ALI20221213BHJP
   F21V 8/00 20060101ALI20221213BHJP
   F21S 10/02 20060101ALI20221213BHJP
   F21S 6/00 20060101ALI20221213BHJP
   F21V 23/00 20150101ALI20221213BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20221213BHJP
【FI】
H05B47/17
H05B47/155
H05B45/20
H05B45/10
H05B45/325
H05B47/115
F21V21/00 130
F21V8/00 360
F21S10/02
F21S6/00 503
F21V23/00 120
F21Y115:10
【審査請求】有
【請求項の数】12
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021095776
(22)【出願日】2021-06-08
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2022-02-10
(71)【出願人】
【識別番号】597024496
【氏名又は名称】スワン電器株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100148895
【弁理士】
【氏名又は名称】荒木 佳幸
(72)【発明者】
【氏名】新川 聖顕
【テーマコード(参考)】
3K014
3K244
3K273
【Fターム(参考)】
3K014AA01
3K244AA05
3K244BA31
3K244CA02
3K244DA01
3K244EA01
3K244EA16
3K244JA03
3K244KA02
3K244KA07
3K244KA18
3K273PA01
3K273PA03
3K273QA07
3K273QA11
3K273RA02
3K273RA05
3K273SA02
3K273SA34
3K273SA46
3K273TA03
3K273TA05
3K273TA08
3K273TA15
3K273TA28
3K273TA37
3K273TA39
3K273TA40
3K273TA41
3K273UA19
3K273UA22
(57)【要約】
【課題】周囲の迷惑とならずに、使用者の手元のみならず、使用者の顔を照明可能な照明装置を提供すること。
【解決手段】コンピュータのディスプレイに取付けられ、使用者の手元を照明する照明装置が、使用者の手元に向けて第1照明光を出射する第1光源と、使用者の顔に向けて第2照明光を出射する第2光源と、第1光源と第2光源を制御する制御部と、使用者からの入力を受け付け制御部に制御信号を出力する操作部と、第1光源、第2光源、制御部及び操作部を収容し、ディスプレイの上端部に沿って略水平に延びる本体部と、本体部を支持し、ディスプレイの上端部に掛止する掛止部と、を備えることを特徴とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
コンピュータのディスプレイに取付けられ、使用者の手元を照明する照明装置であって、
前記使用者の手元に向けて第1照明光を出射する第1光源と、
前記使用者の顔に向けて第2照明光を出射する第2光源と、
前記第1光源と前記第2光源を制御する制御部と、
前記使用者からの入力を受け付け前記制御部に制御信号を出力する操作部と、
前記第1光源、前記第2光源、前記制御部及び前記操作部を収容し、前記ディスプレイの上端部に沿って略水平に延びる本体部と、
前記本体部を支持し、前記ディスプレイの上端部に掛止する掛止部と、
を備えることを特徴とする照明装置。
【請求項2】
前記第1光源は、前記ディスプレイの上端部に沿って略水平に延びる第1基板と、前記基板の表面に配置された複数の第1LED素子と、を有することを特徴とする請求項1に記載の照明装置。
【請求項3】
前記複数の第1LED素子が、白色の光を出射する複数の白色LEDチップと、電球色の光を出射する複数の電球色LEDチップと、から構成されることを特徴とする請求項2に記載の照明装置。
【請求項4】
前記制御部が、前記制御信号に応じて、前記白色LEDチップ及び前記電球色LEDチップの少なくともいずれか一方の発光強度を制御し第1照明光の照度を変更する第1モードと、前記白色LEDチップ及び前記電球色LEDチップの発光強度を制御し第1照明光の照明色を変更する第2モードと、によって前記第1光源を制御する請求項3に記載の照明装置。
【請求項5】
前記第2光源は、白色の光を出射する複数の第2LED素子を有し、
前記制御部が、前記制御信号に応じて、前記第2LED素子の発光強度を制御し前記第2照明光の照度を変更する第3モードによって前記第2光源を制御する請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項6】
前記制御部が、前記第3モードのときに、前記第2照明光の照度に応じて前記白色LEDチップ及び前記電球色LEDチップの発光強度を低減させることを特徴とする請求項5に記載の照明装置。
【請求項7】
前記本体部は、前記第2照明光を前記本体部の外部に導光する導光板を有することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項8】
前記本体部から第3照明光を出射する第3光源をさらに有することを特徴とする請求項1から請求項7のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項9】
前記第3光源は、少なくとも赤色、緑色及び青色の光を出射する、少なくとも1つの第3LED素子を有し、
前記制御部が、前記制御信号に応じて、前記第3LED素子の発光色を所定の周期で変更する第4モードによって前記第3光源を制御する請求項8に記載の照明装置。
【請求項10】
前記掛止部は、
前記ディスプレイの裏面と当接するように配置されるウェイト部と、
前記ウェイト部と前記本体部との間を接続するアーム部と、
前記ディスプレイの表面と当接するように前記アーム部から突出する舌部と、
を備え、
前記ウェイト部と前記舌部によって前記ディスプレイが狭持されることを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載の照明装置。
【請求項11】
前記ウェイト部と前記アーム部が、前記ディスプレイの上端部に沿って略水平に延びる第1回転軸に対して相対的に回動可能であり、
前記アーム部と前記本体部が、前記ディスプレイの上端部に沿って略水平に延びる第2回転軸に対して相対的に回動可能であることを特徴とする請求項10に記載の照明装置。
【請求項12】
前記照明装置が、前記コンピュータのUSBポートから供給される電力によって駆動することを特徴とする請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の照明装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、コンピュータのディスプレイに取付けられ、使用者の手元を照明する照明装置に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、テレワークの普及に伴い、コンピュータを使用したオンライン会議の機会が増加している。このようなオンライン会議においては、コンピュータ(つまり、使用者)が理想的な照明下にあるとは限らず、またコンピュータが設置される環境によっては既存のデスクライトを設置するスペースもないため、会議資料やキーボード等が見難くなることがある。このように、作業環境が暗い場合、使用者の手元を照明する照明装置が使用されている(例えば、特許文献1)。
【0003】
特許文献1には、コンピュータのディスプレイ上部に着脱可能に取付けられる光源ユニットが記載されている。この光源ユニットは、複数のLED素子を内蔵し、ディスプレイの下方に配置されたキーボードに対して上方から照明光を照射するように構成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003-22038号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1の光源ユニットによれば、作業環境が暗い場合でもキーボード等が明るく照明されるため、周囲の迷惑とならずに、快適に作業を行うことができる。
しかしながら、特許文献1の光源ユニットは、キーボード等、使用者の手元のみを照明するものであるため、オンライン会議には不向きである。つまり、特許文献1の光源ユニットを、暗い環境でのオンライン会議で使用した場合、使用者の手元の会議資料やキーボード等は照明されるものの、カメラで撮影される使用者の顔は依然として暗く映り、オンライン会議での画質は劣悪なものとなる(つまり、オンライン会議には不向きである)、といった問題がある。
【0006】
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、周囲の迷惑とならずに、使用者の手元のみならず、使用者の顔を照明可能な照明装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の照明装置は、コンピュータのディスプレイに取付けられ、使用者の手元を照明する照明装置であって、使用者の手元に向けて第1照明光を出射する第1光源と、使用者の顔に向けて第2照明光を出射する第2光源と、第1光源と第2光源を制御する制御部と、使用者からの入力を受け付け制御部に制御信号を出力する操作部と、第1光源、第2光源、制御部及び操作部を収容し、ディスプレイの上端部に沿って略水平に延びる本体部と、本体部を支持し、ディスプレイの上端部に掛止する掛止部と、を備えることを特徴とする。
【0008】
このような構成によれば、使用者の手元と使用者の顔が照明されるため、暗い環境でのオンライン会議で使用した場合、手元の会議資料やキーボード等が見易くなると共に、オンライン会議での画質が良好なものとなる。
【0009】
また、第1光源は、ディスプレイの上端部に沿って略水平に延びる第1基板と、基板の表面に配置された複数の第1LED素子と、を有することが望ましい。また、この場合、複数の第1LED素子が、白色の光を出射する複数の白色LEDチップと、電球色の光を出射する複数の電球色LEDチップと、から構成されることが望ましい。また、制御部が、制御信号に応じて、白色LEDチップ及び電球色LEDチップの少なくともいずれか一方の発光強度を制御し第1照明光の照度を変更する第1モードと、白色LEDチップ及び電球色LEDチップの発光強度を制御し第1照明光の照明色を変更する第2モードと、によって前記第1光源を制御することが望ましい。
【0010】
また、第2光源は、白色の光を出射する複数の第2LED素子を有し、制御部が、制御信号に応じて、第2LED素子の発光強度を制御し第2照明光の照度を変更する第3モードによって第2光源を制御することが望ましい。また、この場合、制御部が、第3モードのときに、第2照明光の照度に応じて白色LEDチップ及び電球色LEDチップの発光強度を低減させることが望ましい。
【0011】
また、本体部は、第2照明光を本体部の外部に導光する導光板を有することが望ましい。
【0012】
また、本体部から第3照明光を出射する第3光源をさらに有することが望ましい。また、この場合、第3光源は、少なくとも赤色、緑色及び青色の光を出射する、少なくとも1つの第3LED素子を有し、制御部が、制御信号に応じて、前記第3LED素子の発光色を所定の周期で変更する第4モードによって前記第3光源を制御することが望ましい。
【0013】
また、掛止部は、ディスプレイの裏面と当接するように配置されるウェイト部と、ウェイト部と本体部との間を接続するアーム部と、ディスプレイの表面と当接するようにアーム部から突出する舌部と、を備え、ウェイト部と舌部によってディスプレイが狭持されることが望ましい。また、この場合、ウェイト部とアーム部が、ディスプレイの上端部に沿って略水平に延びる第1回転軸に対して相対的に回動可能であり、アーム部と本体部が、ディスプレイの上端部に沿って略水平に延びる第2回転軸に対して相対的に回動可能であることが望ましい。
【0014】
また、照明装置が、コンピュータのUSBポートから供給される電力によって駆動することが望ましい。
【発明の効果】
【0015】
以上のように、本発明の照明装置によれば、使用者の手元のみならず、使用者の顔を照明することができる。このため、暗い環境でのオンライン会議でも、手元の会議資料やキーボード等が見易くなると共に、オンライン会議での画質も良好なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
図1図1は、本発明の実施形態に係る照明装置の構成を示す図である。
図2図2は、本発明の実施形態に係る照明装置から出射される照明光の様子を説明する模式図である。
図3図3は、本発明の実施形態に係る照明装置の本体部の内部構成を示す分解斜視図である。
図4図4は、図1(c)のA-A線断面図である。
図5図5は、本発明の実施形態に係る照明装置の光源ユニットの構成を説明する平面図である。
図6図6は、本発明の実施形態に係る照明装置の電気的な接続を説明するブロック図である。
図7図7は、本発明の実施形態に係る照明装置で実行される白色LED点灯処理のフローチャートである。
図8図8は、本発明の実施形態に係る照明装置で実行されるブライトネス調整処理のフローチャートである。
図9図9は、本発明の実施形態に係る照明装置で実行されるホワイトネス調整処理のフローチャートである。
図10図10は、本発明の実施形態に係る照明装置で実行されるフェイスLED/カラーLED点灯処理のフローチャートである。
図11図11は、本発明の実施形態に係る照明装置で実行されるフェイスLED/カラーLED点灯処理のフローチャートである。
図12図12は、本発明の実施形態に係る照明装置で実行されるフェイスLED/カラーLED点灯処理のフローチャートである。
図13図13は、本発明の実施形態に係る照明装置で実行されるフェイスLED/カラーLED点灯処理のフローチャートである。
図14図14は、本発明の実施形態に係る照明装置がディスプレイの上端部に掛止されたときの状態(姿勢)を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、図中同一又は相当部分には同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
【0018】
図1は、本発明の実施形態に係る照明装置1の構成を示す図であり、図1(a)は、照明装置1を斜め前方から見たときの斜視図であり、図1(b)は、照明装置1を斜め後方から見たときの斜視図であり、図1(c)は、照明装置1の底面図である。図2は、照明装置1から出射される照明光の様子を説明する模式図である。
図2に示すように、本実施形態の照明装置1は、コンピュータのディスプレイDに取付けて使用する装置であり、使用者Uの手元を照明する照明光L1(第1照明光)と、使用者Uの顔を照明する照明光L2(第2照明光)を出射する(図2(a))。また、照明装置1のX軸方向両端部に配置される拡散板103からは、装飾光(イルミネーション)として機能する照明光L3(第3照明光)が出射される(図2(b))。なお、本明細書においては、図1図2の座標に示すように、後述する白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116の配列方向をX軸方向、鉛直方向をZ軸方向、X軸方向及びZ軸方向に直交する方向をY軸方向と定義して説明する。
【0019】
図1に示すように、本実施形態の照明装置1は、照明光を出射する本体部100と、本体部100を支持しディスプレイDの上端部に掛止する掛止部200と、を備えている。
【0020】
図3は、本体部100の内部構成を示す分解斜視図である。また、図4は、図1(c)のA-A線断面図である。
図1図4に示すように、本体部100は、X軸方向に長く延び、断面略菱形のケース101を備えている。ケース101は、底面(Z軸方向-側の面)側に照明光L1が出射される窓部102を備え、内部に、光源ユニット110(第1光源)、フェイスLED基板120(第2光源)、MPU(Micro Processor Unit)基板130(制御部)を備えている。また、ケース101は、X軸方向両端に、拡散板103と、拡散板103の外側を覆うサイドカバー104とを備え、前面に導光板105を備え、上面にセンサーカバー106を備えている。なお、本実施形態の照明装置1は、不図示のコンピュータとUSBケーブルCを介して電気的に接続され、コンピュータのUSBポートから電力が供給されるようになっている(図4)。
【0021】
図5は、光源ユニット110の構成を説明する平面図である。また、図6は、本実施形態の照明装置1の電気的な接続を説明するブロック図である。
図5に示すように、光源ユニット110は、X軸方向に延びる矩形板状の基板112と、複数(例えば、40個)の白色LEDチップ115(第1LED素子)と、複数(例えば、40個)の電球色LEDチップ116(第1LED素子)と、2個のカラーLEDチップ117(第3光源、第3LED素子)と、MPU118と、を備えている。
【0022】
複数の白色LEDチップ115と複数の電球色LEDチップ116は、基板112に垂直な方向に光軸を揃え、X軸方向に所定の間隔をおいて、1つおきに基板112の表面に配置され、基板112と電気的に接続されている。また、2個のカラーLEDチップ117は、光軸をそれぞれ基板112の外側に向けて(つまり、X軸方向+側及び-側に向けて)基板112の左右(X軸方向)両端部に配置され、基板112と電気的に接続されている。また、基板112は、MPU基板130から延びる配線ケーブル(不図示)によって電気的に接続されており、各白色LEDチップ115、各電球色LEDチップ116、各カラーLEDチップ117には、MPU基板130からの駆動電流が供給されるようになっている。
各白色LEDチップ115に駆動電流が供給されると、各白色LEDチップ115からは駆動電流に応じた光量の白色光が出射される。また、各電球色LEDチップ116に駆動電流が供給されると、各電球色LEDチップ116からは駆動電流に応じた光量の電球色の光が出射される。上述したように、本実施形態においては、複数の白色LEDチップ115と複数の電球色LEDチップ116が1つおきに並べられているため、白色LEDチップ115からの白色光と電球色LEDチップ116からの電球色の光は光路中で重なり合って(つまり、ミキシングされて)出射される。そして、各白色LEDチップ115から出射された白色光と各電球色LEDチップ116から出射された電球色の光は、光路中に配置された窓部102を通って出射され、使用者Uの手元を照明する。なお、本実施形態においては、白色LEDチップ115の駆動電流及び電球色LEDチップ116の駆動電流は、MPU131の制御によってそれぞれ調整可能に構成されており、これによって照明光L1(白色光と電球色の光のミックス光)の照明色(ホワイトネス)を調整することができるようになっている。
【0023】
2個のカラーLEDチップ117に駆動電流が供給されると、各カラーLEDチップ117からは駆動電流に応じた光量のカラー光(赤色、緑色、青色及びこれらの混色光)が照明光L3として出射される。上述したように、本実施形態においては、光軸をそれぞれ基板112の外側に向けて(つまり、X軸方向+側及び-側に向けて)基板112の左右(X軸方向)両端部に配置されているため、各カラーLEDチップ117から出射されたカラー光は、光路中に配置された拡散板103によって拡散され、拡散板103の端面から出射される。なお、本実施形態においては、拡散板103から出射されるカラー光は、いわゆる装飾光(イルミネーション)として機能するものである。各カラーLEDチップ117の駆動電流は、MPU131からの指示の下、MPU118の制御によって調整可能に構成されており、これによってカラー光の色(つまり、カラーLEDチップ117の発光色)が所定のタイミングで、例えば、「緑→黄→赤→ピンク→紫→青→水色→緑」の順で変化するようになっている。
【0024】
フェイスLED基板120は、X軸方向に延びる矩形板状の基板122と、複数(例えば、3個)の白色LED素子125(第2LED素子)と、を備えている(図3)。複数の白色LED素子125は、X軸方向に所定の間隔をおいて基板122の表面に一列に配置され、基板122と電気的に接続されている。また、基板122は、MPU基板130から延びる配線ケーブル(不図示)によって電気的に接続されており、各白色LED素子125には、MPU基板130からの駆動電流が供給されるようになっている。各白色LED素子125に駆動電流が供給されると、各白色LED素子125からは駆動電流に応じた光量の白色光が照明光L2として出射される。そして、白色LED素子125から出射された白色光は、白色LED素子125の光路中に配置された導光板105によって導光されて出射され、使用者Uの顔を照明する。
このように、本実施形態においては、フェイスLED基板120上の白色LED素子125が点灯することによって、使用者Uの顔が照明されるようになっている。なお、本実施形態においては、白色LED素子125は、MPU131の制御に従って、基準周波数20kHzでPWM(Pulse Width Modulation)駆動され、これによって光量調整されるようになっている。
【0025】
MPU基板130は、光源ユニット110、フェイスLED基板120と電気的に接続され、使用者Uからの入力(操作)に応じて、光源ユニット110の白色LEDチップ115、電球色LEDチップ116、カラーLEDチップ117、及びフェイスLED基板120の白色LED素子125の発光を制御する電子回路である。
図6に示すように、本実施形態のMPU基板130は、MPU131(制御部)、第1センサ132~第4センサ135(操作部)、LEDドライバ136、137、USBコネクタ139を有している。
【0026】
MPU131は、論理演算を実行する演算部(不図示)、データ等が一時的にストアされるRAM(不図示)、制御プログラムが記憶されたROM(不図示)等から構成され、照明装置1全体を制御する機能を備えている。MPU131は、第1センサ132~第4センサ135(操作部)、LEDドライバ136、137と電気的に接続されており照明装置1に電源が入力されると、ROM(不図示)に記憶された制御プログラムを読み出し、これら各部を制御する(詳細は後述)。
【0027】
第1センサ132~第4センサ135は、使用者Uからの入力を受け付け、MPU131に制御信号を出力するユーザインターフェース(スイッチ)である。本実施形態の第1センサ132は、フォトインタラプタ等で構成された、いわゆるタッチレスセンサであり、また第2センサ133~第4センサ135は、タッチセンサであり、センサーカバー106の直下に配置されている。従って、使用者Uがセンサーカバー106上の、各第1センサ132~第4センサ135に対応する位置に指をかざす、またはタッチすることにより、MPU131が第1センサ132~第4センサ135からの入力を認識し、各第1センサ132~第4センサ135に割り当てられた処理を実行する。
【0028】
本実施形態においては、第1センサ132は、光源ユニット110の白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116のオン/オフを制御するスイッチであり、センサーカバー106上の、第1センサ132に対応する位置に指をかざすことにより、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116がオン/オフする。
また、第2センサ133は、光源ユニット110から照射される照明光L1の明るさ(照度)を制御するスイッチであり、センサーカバー106上の、第2センサ133に対応する位置をタッチすることにより、白色LEDチップ115と電球色LEDチップ116の光量(発光強度)の合計が段階的に変化する。
また、第3センサ134は、光源ユニット110から照射される照明光L1の色(ホワイトネス)を制御するスイッチであり、センサーカバー106上の、第3センサ134に対応する位置をタッチすることにより、白色LEDチップ115の光量と電球色LEDチップ116の光量(発光強度)のバランス(割合)が段階的に変化し、これによって照明光L1の照明色(ホワイトネス)が変化する。
また、第4センサ135は、フェイスLED基板120から照射される照明光L2の明るさと、光源ユニット110から照射される照明光L1の明るさと、カラーLEDチップ117のオン/オフを制御するスイッチである。センサーカバー106上の、第4センサ135に対応する位置をタッチすることにより、フェイスLED基板120上の白色LED素子125の光量(発光強度)が段階的に変化する。白色LED素子125がオンしたときに、白色LEDチップ115と電球色LEDチップ116がオンしていると、消費電力が多くなり、USBの電力供給能力(4.5W)を超える虞があるため、本実施形態においては、白色LED素子125がオンしたときに、白色LEDチップ115と電球色LEDチップ116の光量(発光強度)を低下させるように(駆動電流を低下させる)制御している。
また、本実施形態においては、センサーカバー106上の、第4センサ135に対応する位置を所定時間継続してタッチする(つまり、長押しする)ことにより、カラーLEDチップ117のオン/オフができるように構成されている。
【0029】
LEDドライバ136、137は、白色LEDチップ115と電球色LEDチップ116にそれぞれ電流を供給する電子回路であり、MPU131の制御に従って白色LEDチップ115と電球色LEDチップ116に所定の電流が供給される。
【0030】
USBコネクタ139は、USBケーブルCと接続されるコネクタであり、コンピュータのUSBポートとUSBコネクタ139を接続することにより、MPU基板130、光源ユニット110、及びフェイスLED基板120に電力が供給される。
【0031】
図7は、センサーカバー106上の、第1センサ132に対応する位置に指をかざしたときに、MPU131で実行される白色LED点灯処理のフローチャートである。図8は、センサーカバー106上の、第2センサ133に対応する位置をタッチしたときに、MPU131で実行されるブライトネス調整処理(第1モード)のフローチャートである。また、図9は、センサーカバー106上の、第3センサ134に対応する位置をタッチしたときに、MPU131で実行されるホワイトネス調整処理(第2モード)のフローチャートである。また、図10図13は、センサーカバー106上の、第4センサ135に対応する位置をタッチしたときに、MPU131で実行されるフェイスLED/カラーLED点灯処理(第3モード、第4モード)のフローチャートである。白色LED点灯処理、ブライトネス調整処理、ホワイトネス調整処理及びフェイスLED/カラーLED点灯処理は、USBコネクタ139にUSBケーブルCが接続され、MPU基板130、光源ユニット110、及びフェイスLED基板120に電力が供給されることによって実行される。
【0032】
図7に示すように、白色LED点灯処理が実行されると、MPU131は、第1センサ132の信号をモニタし、第1センサ132がオンしているか否かを判断する(ステップS101)。そして、第1センサ132がオンしていない場合、第1センサ132がオンになるまで待機し(ステップS101:NO)、第1センサ132がオンになると(ステップS101:YES)、処理はステップS102に進む。
ステップS102では、MPU131は、LEDドライバ136を制御し、白色LEDチップ115が予め設定された最大光量(100%)となり、電球色LEDチップ116が0%の最小光量となるように、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に対して所定の電流を供給する。ステップS102が終了すると、処理はステップS103に進む。
ステップS103では、MPU131は、第1センサ132の信号をモニタし、第1センサ132がオンしているか否かを判断する(ステップS103)。そして、第1センサ132がオンしていない場合、第1センサ132がオンになるまで待機し(ステップS103:NO)、第1センサ132がオンになると(ステップS103:YES)、処理はステップS104に進む。
ステップS104では、MPU131は、LEDドライバ136を制御し、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に供給する電量をゼロに設定し、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116を消灯させる。ステップS104が終了すると、処理はステップS101に戻る。
このように、本実施形態の白色LED点灯処理が実行されると、使用者Uがセンサーカバー106上の、第1センサ132に対応する位置に指をかざすことにより、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116がオン/オフする。
【0033】
図8に示すように、ブライトネス調整処理が実行されると、MPU131は、第2センサ133の信号をモニタし、第2センサ133がオンしているか否かを判断する(ステップS201)。そして、第2センサ133がオンしていない場合、第2センサ133がオンになるまで待機し(ステップS201:NO)、第2センサ133がオンになると(ステップS201:YES)、処理はステップS202に進む。
ステップS202では、MPU131は、LEDドライバ136を制御し、図9のステップS301~ステップS316で設定される、白色LEDチップ115の光量と電球色LEDチップ116の光量のバランスを維持したままで、白色LEDチップ115と電球色LEDチップ116の光量の合計が予め設定された最大光量の60%の光量となるように、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に対して所定の電流を供給する。ステップS202が終了すると、処理はステップS203に進む。
ステップS203では、MPU131は、第2センサ133の信号をモニタし、第2センサ133がオンしているか否かを判断する(ステップS203)。そして、第2センサ133がオンしていない場合、第2センサ133がオンになるまで待機し(ステップS203:NO)、第2センサ133がオンになると(ステップS203:YES)、処理はステップS204に進む。
ステップS204では、MPU131は、LEDドライバ136を制御し、図9のステップS301~ステップS316で設定される、白色LEDチップ115の光量と電球色LEDチップ116の光量のバランスを維持したままで、白色LEDチップ115と電球色LEDチップ116の光量の合計が予め設定された最大光量の30%の光量となるように、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に対して所定の電流を供給する。ステップS204が終了すると、処理はステップS205に進む。
ステップS205では、MPU131は、第2センサ133の信号をモニタし、第2センサ133がオンしているか否かを判断する(ステップS205)。そして、第2センサ133がオンしていない場合、第2センサ133がオンになるまで待機し(ステップS205:NO)、第2センサ133がオンになると(ステップS205:YES)、処理はステップS206に進む。
ステップS206では、MPU131は、LEDドライバ136を制御し、図9のステップS301~ステップS316で設定される、白色LEDチップ115の光量と電球色LEDチップ116の光量のバランスを維持したままで、白色LEDチップ115と電球色LEDチップ116の光量の合計が予め設定された最大光量の60%の光量となるように、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に対して所定の電流を供給する。ステップS206が終了すると、処理はステップS207に進む。
ステップS207では、MPU131は、第2センサ133の信号をモニタし、第2センサ133がオンしているか否かを判断する(ステップS207)。そして、第2センサ133がオンしていない場合、第2センサ133がオンになるまで待機し(ステップS207:NO)、第2センサ133がオンになると(ステップS207:YES)、処理はステップS208に進む。
ステップS208では、MPU131は、LEDドライバ136を制御し、図9のステップS301~ステップS316で設定される、白色LEDチップ115の光量と電球色LEDチップ116の光量のバランスを維持したままで、白色LEDチップ115と電球色LEDチップ116の光量の合計が予め設定された最大光量(100%)となるように、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に対して所定の電流を供給する。ステップS208が終了すると、処理はステップS201に戻る。
このように、本実施形態のブライトネス調整処理が実行されると、使用者Uがセンサーカバー106上の、第2センサ133に対応する位置をタッチすることにより、白色LEDチップ115と電球色LEDチップ116の光量の合計が段階的に変化する。
【0034】
図9に示すように、ホワイトネス調整処理が実行されると、MPU131は、第3センサ134の信号をモニタし、第3センサ134がオンしているか否かを判断する(ステップS301)。そして、第3センサ134がオンしていない場合、第3センサ134がオンになるまで待機し(ステップS301:NO)、第3センサ134がオンになると(ステップS301:YES)、処理はステップS302に進む。
ステップS302では、MPU131は、LEDドライバ136、137を制御し、白色LEDチップ115が予め設定された(ステップS201~ステップS208で設定された)光量の75%の光量となり、電球色LEDチップ116が予め設定された(ステップS201~ステップS208で設定された)光量の25%の光量となるように、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に対して所定の電流を供給する。ステップS302が終了すると、処理はステップS303に進む。
ステップS303では、MPU131は、第3センサ134の信号をモニタし、第3センサ134がオンしているか否かを判断する(ステップS303)。そして、第3センサ134がオンしていない場合、第3センサ134がオンになるまで待機し(ステップS303:NO)、第3センサ134がオンになると(ステップS303:YES)、処理はステップS304に進む。
ステップS304では、MPU131は、LEDドライバ136、137を制御し、白色LEDチップ115が予め設定された(ステップS201~ステップS208で設定された)光量の50%の光量となり、電球色LEDチップ116が予め設定された(ステップS201~ステップS208で設定された)光量の50%の光量となるように、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に対して所定の電流を供給する。ステップS304が終了すると、処理はステップS305に進む。
ステップS305では、MPU131は、第3センサ134の信号をモニタし、第3センサ134がオンしているか否かを判断する(ステップS305)。そして、第3センサ134がオンしていない場合、第3センサ134がオンになるまで待機し(ステップS305:NO)、第3センサ134がオンになると(ステップS305:YES)、処理はステップS306に進む。
ステップS306では、MPU131は、LEDドライバ136、137を制御し、白色LEDチップ115が予め設定された(ステップS201~ステップS208で設定された)光量の25%の光量となり、電球色LEDチップ116が予め設定された(ステップS201~ステップS208で設定された)光量の75%の光量となるように、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に対して所定の電流を供給する。ステップS306が終了すると、処理はステップS307に進む。
ステップS307では、MPU131は、第3センサ134の信号をモニタし、第3センサ134がオンしているか否かを判断する(ステップS307)。そして、第3センサ134がオンしていない場合、第3センサ134がオンになるまで待機し(ステップS307:NO)、第3センサ134がオンになると(ステップS307:YES)、処理はステップS308に進む。
ステップS308では、MPU131は、LEDドライバ136、137を制御し、白色LEDチップ115が予め設定された(ステップS201~ステップS208で設定された)光量の0%の光量となり、電球色LEDチップ116が予め設定された(ステップS201~ステップS208で設定された)光量の100%の光量となるように、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に対して所定の電流を供給する。ステップS308が終了すると、処理はステップS309に進む。
ステップS309では、MPU131は、第3センサ134の信号をモニタし、第3センサ134がオンしているか否かを判断する(ステップS309)。そして、第3センサ134がオンしていない場合、第3センサ134がオンになるまで待機し(ステップS309:NO)、第3センサ134がオンになると(ステップS309:YES)、処理はステップS310に進む。
ステップS310では、MPU131は、LEDドライバ136、137を制御し、白色LEDチップ115が予め設定された(ステップS201~ステップS208で設定された)光量の25%の光量となり、電球色LEDチップ116が予め設定された(ステップS201~ステップS208で設定された)光量の75%の光量となるように、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に対して所定の電流を供給する。ステップS310が終了すると、処理はステップS311に進む。
ステップS311では、MPU131は、第3センサ134の信号をモニタし、第3センサ134がオンしているか否かを判断する(ステップ311)。そして、第3センサ134がオンしていない場合、第3センサ134がオンになるまで待機し(ステップ311:NO)、第3センサ134がオンになると(ステップS311:YES)、処理はステップS312に進む。
ステップS312では、MPU131は、LEDドライバ136、137を制御し、白色LEDチップ115が予め設定された(ステップS201~ステップS208で設定された)光量の50%の光量となり、電球色LEDチップ116が予め設定された(ステップS201~ステップS208で設定された)光量の50%の光量となるように、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に対して所定の電流を供給する。ステップS312が終了すると、処理はステップS313に進む。
ステップS313では、MPU131は、第3センサ134の信号をモニタし、第3センサ134がオンしているか否かを判断する(ステップ313)。そして、第3センサ134がオンしていない場合、第3センサ134がオンになるまで待機し(ステップ313:NO)、第3センサ134がオンになると(ステップS313:YES)、処理はステップS314に進む。
ステップS314では、MPU131は、LEDドライバ136、137を制御し、白色LEDチップ115が予め設定された(ステップS201~ステップS208で設定された)光量の75%の光量となり、電球色LEDチップ116が予め設定された(ステップS201~ステップS208で設定された)光量の25%の光量となるように、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に対して所定の電流を供給する。ステップS314が終了すると、処理はステップS315に進む。
ステップS315では、MPU131は、第3センサ134の信号をモニタし、第3センサ134がオンしているか否かを判断する(ステップ315)。そして、第3センサ134がオンしていない場合、第3センサ134がオンになるまで待機し(ステップ315:NO)、第3センサ134がオンになると(ステップS315:YES)、処理はステップS316に進む。
ステップS316では、MPU131は、LEDドライバ136、137を制御し、白色LEDチップ115が予め設定された(ステップS201~ステップS208で設定された)光量(100%)となり、電球色LEDチップ116が予め設定された(ステップS201~ステップS208で設定された)光量の0%の光量となるように、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に対して所定の電流を供給する。ステップS316が終了すると、処理はステップS301に戻る。
このように、本実施形態のホワイトネス調整処理が実行されると、使用者Uがセンサーカバー106上の、第3センサ134に対応する位置をタッチすることにより、白色LEDチップ115の光量と電球色LEDチップ116の光量が段階的に変化し、これによって照明光の色(ホワイトネス)が変化する。なお、本実施形態においては、白色LEDチップ115の光量と電球色LEDチップ116の光量の合計が予め設定された(ステップS201~ステップS208で設定された)光量の100%となるようにバランスされているため、白色LEDチップ115の光量と電球色LEDチップ116の光量が段階的に変化しても、消費電力の変化は少なく、USBの電力供給能力(4.5W)を超えることはない。
【0035】
図10に示すように、フェイスLED/カラーLED点灯処理が実行されると、MPU131は、第4センサ135の信号をモニタし、第4センサ135がオンしているか否かを判断する(ステップS401)。そして、第4センサ135がオンしていない場合、第4センサ135がオンになるまで待機し(ステップS401:NO)、第4センサ135がオンになると(ステップS401:YES)、処理はステップS402に進む。
ステップS402では、MPU131は、第4センサ135がオンしている時間を計測し、所定時間よりも長くオンしているか(つまり、第4センサ135が長押しされているか)否かを判断する(ステップS402)。そして、第4センサ135が長押しされていると判断した場合、処理はステップS404に進み、第4センサ135が長押しされていないと判断した場合、処理はステップS403に進む。
ステップS403では、MPU131は、白色LED素子125に供給するPWM信号を制御し、白色LED素子125が予め設定された最大光量(100%)となるように、PWM信号のデューティ比を調整する。ステップS403が終了すると、処理はステップS407に進む。
ステップS404では、MPU131は、カラーLEDチップ117が既に点灯しているか否かを判断する(ステップS404)。そして、カラーLEDチップ117が既に点灯していると判断した場合、カラーLEDチップ117を消灯し(ステップS405)、カラーLEDチップ117が点灯していないと判断した場合、カラーLEDチップ117を点灯する(ステップS406)。ステップS405、S406が終了すると、処理はステップS401に戻る。
ステップS407では、MPU131は、ステップS201~ステップS208及びステップS301~ステップS316で設定された、白色LEDチップ115の現在の光量の設定値及び電球色LEDチップ116の現在の光量の設定値を確認し、白色LEDチップ115の光量の設定値と電球色LEDチップ116の光量の設定値の合計が最大光量の70%よりも大きいか否かを判断する(ステップS407)。そして、白色LEDチップ115の光量の設定値と電球色LEDチップ116の光量の設定値の合計が最大光量の70%よりも大きい場合(ステップS407:YES)、処理はステップS408に進み、小さい場合(ステップS407:NO)、処理はステップS411に進む。
ステップS408では、MPU131は、LEDドライバ136、137を制御し、白色LEDチップ115の光量の設定値と電球色LEDチップ116の光量の設定値の合計が最大光量の70%となるように(例えば、白色LEDチップ115の光量:52.5%、電球色LEDチップ116の光量:17.5%となるように)調整し、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に対して所定の電流を供給する。ステップS408が終了すると、処理はステップS411に進む。
ステップS411(図11)では、MPU131は、第4センサ135の信号をモニタし、第4センサ135がオンしているか否かを判断する(ステップS411)。そして、第4センサ135がオンしていない場合、第4センサ135がオンになるまで待機し(ステップS411:NO)、第4センサ135がオンになると(ステップS411:YES)、処理はステップS412に進む。
ステップS412では、MPU131は、第4センサ135がオンしている時間を計測し、所定時間よりも長くオンしているか(つまり、第4センサ135が長押しされているか)否かを判断する(ステップS412)。そして、第4センサ135が長押しされていると判断した場合、処理はステップS414に進み、第4センサ135が長押しされていないと判断した場合、処理はステップS413に進む。
ステップS413では、MPU131は、白色LED素子125に供給するPWM信号を制御し、白色LED素子125が予め設定された最大光量の50%の光量となるように、PWM信号のデューティ比を調整する。ステップS413が終了すると、処理はステップS417に進む。
ステップS414では、MPU131は、カラーLEDチップ117が既に点灯しているか否かを判断する(ステップS414)。そして、カラーLEDチップ117が既に点灯していると判断した場合、カラーLEDチップ117を消灯し(ステップS415)、カラーLEDチップ117が点灯していないと判断した場合、カラーLEDチップ117を点灯する(ステップS416)。ステップS415、S416が終了すると、処理はステップS411に戻る。
ステップS417では、MPU131は、ステップS201~ステップS208及びステップS301~ステップS316で設定された、白色LEDチップ115の現在の光量の設定値及び電球色LEDチップ116の現在の光量の設定値を確認し、白色LEDチップ115の光量の設定値と電球色LEDチップ116の光量の設定値の合計が70%よりも大きいか否かを判断する(ステップS417)。そして、白色LEDチップ115の光量の設定値と電球色LEDチップ116の光量の設定値の合計が最大光量の70%よりも大きい場合(ステップS417:YES)、処理はステップS418に進み、小さい場合(ステップS417:NO)、処理はステップS421に進む。
ステップS418では、MPU131は、LEDドライバ136、137を制御し、白色LEDチップ115の光量の設定値と電球色LEDチップ116の光量の設定値の合計が最大光量の70%となるように(例えば、白色LEDチップ115の光量:52.5%、電球色LEDチップ116の光量:17.5%となるように)調整し、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に対して所定の電流を供給する。ステップS418が終了すると、処理はステップS421に進む。
ステップS421(図12)では、MPU131は、第4センサ135の信号をモニタし、第4センサ135がオンしているか否かを判断する(ステップS421)。そして、第4センサ135がオンしていない場合、第4センサ135がオンになるまで待機し(ステップS421:NO)、第4センサ135がオンになると(ステップS421:YES)、処理はステップS422に進む。
ステップS422では、MPU131は、第4センサ135がオンしている時間を計測し、所定時間よりも長くオンしているか(つまり、第4センサ135が長押しされているか)否かを判断する(ステップS422)。そして、第4センサ135が長押しされていると判断した場合、処理はステップS424に進み、第4センサ135が長押しされていないと判断した場合、処理はステップS423に進む。
ステップS423では、MPU131は、白色LED素子125に供給するPWM信号を制御し、白色LED素子125が予め設定された最大光量の30%の光量となるように、PWM信号のデューティ比を調整する。ステップS423が終了すると、処理はステップS427に進む。
ステップS424では、MPU131は、カラーLEDチップ117が既に点灯しているか否かを判断する(ステップS424)。そして、カラーLEDチップ117が既に点灯していると判断した場合、カラーLEDチップ117を消灯し(ステップS425)、カラーLEDチップ117が点灯していないと判断した場合、カラーLEDチップ117を点灯する(ステップS426)。ステップS425、S426が終了すると、処理はステップS421に戻る。
ステップS427では、MPU131は、ステップS201~ステップS208及びステップS301~ステップS316で設定された、白色LEDチップ115の現在の光量の設定値及び電球色LEDチップ116の現在の光量の設定値を確認し、白色LEDチップ115の光量の設定値と電球色LEDチップ116の光量の設定値の合計が70%よりも大きいか否かを判断する(ステップS427)。そして、白色LEDチップ115の光量の設定値と電球色LEDチップ116の光量の設定値の合計が最大光量の70%よりも大きい場合(ステップS427:YES)、処理はステップS428に進み、小さい場合(ステップS427:NO)、処理はステップS431に進む。
ステップS428では、MPU131は、LEDドライバ136、137を制御し、白色LEDチップ115の光量の設定値と電球色LEDチップ116の光量の設定値の合計が最大光量の70%となるように(例えば、白色LEDチップ115の光量:52.5%、電球色LEDチップ116の光量:17.5%となるように)調整し、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に対して所定の電流を供給する。ステップS428が終了すると、処理はステップS431に進む。
ステップS431(図13)では、MPU131は、第4センサ135の信号をモニタし、第4センサ135がオンしているか否かを判断する(ステップS431)。そして、第4センサ135がオンしていない場合、第4センサ135がオンになるまで待機し(ステップS431:NO)、第4センサ135がオンになると(ステップS431:YES)、処理はステップS432に進む。
ステップS432では、MPU131は、第4センサ135がオンしている時間を計測し、所定時間よりも長くオンしているか(つまり、第4センサ135が長押しされているか)否かを判断する(ステップS432)。そして、第4センサ135が長押しされていると判断した場合、処理はステップS434に進み、第4センサ135が長押しされていないと判断した場合、処理はステップS433に進む。
ステップS433では、MPU131は、白色LED素子125に供給するPWM信号を制御し、白色LED素子125が予め設定された最大光量の0%の光量となるように、PWM信号のデューティ比を調整する。ステップS433が終了すると、処理はステップS438に進む。
ステップS434では、MPU131は、カラーLEDチップ117が既に点灯しているか否かを判断する(ステップS434)。そして、カラーLEDチップ117が既に点灯していると判断した場合、カラーLEDチップ117を消灯し(ステップS435)、カラーLEDチップ117が点灯していないと判断した場合、カラーLEDチップ117を点灯する(ステップS436)。ステップS435、S436が終了すると、処理はステップS431に戻る。
ステップS438では、MPU131は、LEDドライバ136、137を制御し、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116が予め設定された(つまり、ステップS201~ステップS208及びステップS301~ステップS316で設定された)光量で点灯するように、白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116に対して所定の電流を供給する。ステップS438が終了すると、処理はステップS401に戻る(図10)。
このように、本実施形態のフェイスLED/カラーLED点灯処理が実行されると、使用者Uがセンサーカバー106上の、第4センサ135に対応する位置をタッチすることにより、フェイスLED基板120上の白色LED素子125の光量が段階的に変化し、これによって使用者Uの顔に向かう照明光L2の光量が変化する。また、白色LED素子125がオンしたとき、白色LEDチップ115の光量の設定値と電球色LEDチップ116の光量の設定値の合計が最大光量の70%よりも大きい場合には、白色LEDチップ115の光量の設定値と電球色LEDチップ116の光量の設定値の合計が最大光量の70%となるように調整されるため、白色LED素子125がオンしたとしてもUSBの電力供給能力(4.5W)を超えることがないようになっている。
また、センサーカバー106上の、第4センサ135に対応する位置に所定時間継続してタッチする(つまり、長押しする)ことにより、カラーLEDチップ117のオン/オフができるようになっている。
【0036】
次に、図1図2及び図4に戻り、本実施形態の照明装置1の掛止部200の構成について説明する。
図1図2及び図4に示すように、掛止部200は、照明装置1をディスプレイDに取付けたときに、本体部100を支持すると共に、ディスプレイDの上端部に掛止する部材であり、内部にバランス用の重りを有するウェイト部210と、ウェイト部210と本体部100との間を接続するアーム部230と、を有する。
【0037】
ウェイト部210は、照明装置1をディスプレイDの上端部に掛止したときに、ディスプレイDの裏面と当接するように配置される部材である。
アーム部230は、照明装置1をディスプレイDの上端部に掛止したときに、ディスプレイDの上端部と係合する板状の部材であり、アーム部230の下面の本体部100側には、ディスプレイDの表面と当接するように下方に突出する舌部232が形成されている。
また、ウェイト部210とアーム部230は、X軸方向に延びる回転軸215(第1回転軸)を介して回動可能に接続されており、回転軸215の周りには、ウェイト部210をアーム部230に対して回転させる(付勢する)トーションばね(不図示)が設けられている。従って、照明装置1をディスプレイDの上端部に掛止すると、ウェイト部210の下端部がディスプレイDの裏面を押圧し、ウェイト部210と舌部232によってディスプレイDが狭持されることとなる。
図14は、照明装置1がディスプレイDの上端部に掛止されたときの状態(姿勢)を示す図であり、図11(a)は、厚形のディスプレイD1に係止された様子を示し、図11(b)は、一般的な厚さのディスプレイD2に係止された様子を示し、図11(c)は、薄型のディスプレイD3に係止された様子を示している。
上述のように、アーム部230の舌部232がディスプレイDの上端部と係合し、ウェイト部210がアーム部230に対して回転するため、ウェイト部210の取付け姿勢はディスプレイDの厚さに応じて異なるものとなるが、ウェイト部210と舌部232によってディスプレイDが狭持されることとなるため、いずれも安定した姿勢で掛止される。
【0038】
また、本実施形態においては、アーム部230と本体部100が、X軸方向に延びる回転軸235(第2回転軸)を介して回動可能に接続されている。
従って、照明装置1をディスプレイDに取付けた後、本体部100を、回転軸235を中心に回転させることにより、照明装置1から使用者Uの手元に向かう照明光L1の向きや、照明装置1から使用者Uの顔に向かう照明光L2の向きを調整することができる。
【0039】
このように、本実施形態の照明装置1は、ディスプレイDの上端部に対して安定して固定されるように構成されている。
また、上述したように、本実施形態の照明装置1は、使用者Uの手元を照明するのみならず、使用者Uの顔を照明することができるように構成されている。
従って、暗い環境でのオンライン会議でも、手元の会議資料やキーボード等が見易くなると共に、オンライン会議での画質も良好なものとなる。
【0040】
以上が本実施形態の説明であるが、本発明は、上記の構成に限定されるものではなく、本発明の技術的思想の範囲内において様々な変形が可能である。
【0041】
例えば、本実施形態の照明装置1においては、センサーカバー106上の、第4センサ135に対応する位置を所定時間継続してタッチする(つまり、長押しする)ことにより、カラーLEDチップ117をオン/オフする構成としたが、必ずしもこのような構成に限定されるものではなく、例えば、USBコネクタ139にUSBケーブルCが接続されて電力が供給されたときにカラーLEDチップ117をオンする構成とすることもできる。
【0042】
なお、今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した説明ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
【符号の説明】
【0043】
1 :照明装置
100 :本体部
101 :ケース
102 :窓部
103 :拡散板
104 :サイドカバー
105 :導光板
106 :センサーカバー
110 :光源ユニット
112 :基板
115 :白色LEDチップ
116 :電球色LEDチップ
117 :カラーLEDチップ
118 :MPU
120 :フェイスLED基板
122 :基板
125 :白色LED素子
130 :MPU基板
131 :MPU
132 :第1センサ
133 :第2センサ
134 :第3センサ
135 :第4センサ
136 :LEDドライバ
137 :LEDドライバ
139 :USBコネクタ
200 :掛止部
210 :ウェイト部
215 :回転軸
230 :アーム部
232 :舌部
235 :回転軸
C :USBケーブル
D :ディスプレイ
D1 :ディスプレイ
D2 :ディスプレイ
D3 :ディスプレイ
L1 :照明光
L2 :照明光
L3 :照明光
U :使用者
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
【手続補正書】
【提出日】2021-08-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0018】
図1は、本発明の実施形態に係る照明装置1の構成を示す図であり、図1(a)は、照明装置1を斜め前方から見たときの斜視図であり、図1(b)は、照明装置1を斜め後方から見たときの斜視図であり、図1(c)は、照明装置1の底面図である。図2は、照明装置1から出射される照明光の様子を説明する模式図である。
図2に示すように、本実施形態の照明装置1は、コンピュータのディスプレイDの上端部に取付けて使用する装置であり、使用者Uの手元を照明する照明光L1(第1照明光)と、使用者Uの顔を照明する照明光L2(第2照明光)を出射する(図2(a))。また、照明装置1のX軸方向両端部に配置される拡散板103からは、装飾光(イルミネーション)として機能する照明光L3(第3照明光)が出射される(図2(b))。なお、本明細書においては、図1図2の座標に示すように、後述する白色LEDチップ115及び電球色LEDチップ116の配列方向をX軸方向、鉛直方向をZ軸方向、X軸方向及びZ軸方向に直交する方向をY軸方向と定義して説明する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0019】
図1に示すように、本実施形態の照明装置1は、照明光L1~L3を出射する本体部100と、本体部100を支持しディスプレイDの上端部に掛止する掛止部200と、を備えている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0037
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0037】
ウェイト部210は、照明装置1をディスプレイDの上端部に掛止したときに、ディスプレイDの裏面と当接するように配置される部材である。
アーム部230は、照明装置1をディスプレイDの上端部に掛止したときに、ディスプレイDの上端部と係合する板状の部材であり、アーム部230の下面の本体部100側には、ディスプレイDの表面と当接するように下方に突出する舌部232が形成されている。
また、ウェイト部210とアーム部230は、X軸方向に延びる回転軸215(第1回転軸)を介して回動可能に接続されており、回転軸215の周りには、ウェイト部210をアーム部230に対して回転させる(付勢する)トーションばね(不図示)が設けられている。従って、照明装置1をディスプレイDの上端部に掛止すると、ウェイト部210の下端部がディスプレイDの裏面を押圧し、ウェイト部210と舌部232によってディスプレイDが狭持されることとなる。
図14は、照明装置1がディスプレイDの上端部に掛止されたときの状態(姿勢)を示す図であり、図14(a)は、厚形のディスプレイD1に掛止された様子を示し、図14(b)は、一般的な厚さのディスプレイD2に掛止された様子を示し、図14(c)は、薄型のディスプレイD3に掛止された様子を示している。
上述のように、アーム部230の舌部232がディスプレイDの上端部と係合し、ウェイト部210がアーム部230に対して回転するため、ウェイト部210の取付け姿勢はディスプレイDの厚さに応じて異なるものとなるが、ウェイト部210と舌部232によってディスプレイDが狭持されることとなるため、いずれも安定した姿勢で掛止される。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0039
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0039】
このように、本実施形態の照明装置1は、ディスプレイDの上端部に対して安定して掛止されるように構成されている。
また、上述したように、本実施形態の照明装置1は、使用者Uの手元を照明するのみならず、使用者Uの顔を照明することができるように構成されている。
従って、暗い環境でのオンライン会議でも、手元の会議資料やキーボード等が見易くなると共に、オンライン会議での画質も良好なものとなる。
【手続補正書】
【提出日】2021-11-21
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項1】
コンピュータのディスプレイに取付けられ、使用者の手元を照明する照明装置であって、
前記使用者の手元に向けて第1照明光を出射する第1光源と、
前記使用者の顔に向けて白色の第2照明光を出射する第2光源と、
前記第1光源と前記第2光源を制御する制御部と、
前記使用者からの入力を受け付け前記制御部に制御信号を出力する操作部と、
前記第1光源、前記第2光源、前記制御部及び前記操作部を収容し、前記ディスプレイの上端部に沿って略水平に延びる本体部と、
前記本体部を支持し、前記ディスプレイの上端部に掛止する掛止部と、
を備えることを特徴とする照明装置。
【手続補正2】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】請求項6
【補正方法】変更
【補正の内容】
【請求項6】
前記制御部が、前記第3モードのときに、前記第2照明光の照度に応じて前記白色LEDチップ及び前記電球色LEDチップの発光強度を低減させることを特徴とする請求項3または請求項4を引用する請求項5に記載の照明装置。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0007】
上記目的を達成するため、本発明の照明装置は、コンピュータのディスプレイに取付けられ、使用者の手元を照明する照明装置であって、使用者の手元に向けて第1照明光を出射する第1光源と、使用者の顔に向けて白色の第2照明光を出射する第2光源と、第1光源と第2光源を制御する制御部と、使用者からの入力を受け付け制御部に制御信号を出力する操作部と、第1光源、第2光源、制御部及び操作部を収容し、ディスプレイの上端部に沿って略水平に延びる本体部と、本体部を支持し、ディスプレイの上端部に掛止する掛止部と、を備えることを特徴とする。