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特開2022-187883情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022187883
(43)【公開日】2022-12-20
(54)【発明の名称】情報処理装置、情報処理方法及びプログラム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/34 20120101AFI20221213BHJP
【FI】
G06Q50/34
【審査請求】未請求
【請求項の数】16
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021096100
(22)【出願日】2021-06-08
(71)【出願人】
【識別番号】500033117
【氏名又は名称】株式会社MIXI
(74)【代理人】
【識別番号】100166006
【弁理士】
【氏名又は名称】泉 通博
(74)【代理人】
【識別番号】100154070
【弁理士】
【氏名又は名称】久恒 京範
(74)【代理人】
【識別番号】100153280
【弁理士】
【氏名又は名称】寺川 賢祐
(72)【発明者】
【氏名】澁谷 高広
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049CC54
(57)【要約】
【課題】より多くの人がより多くの競技に関するサービスを受けやすくする。
【解決手段】情報処理装置10は、競技に対応するグループであって、グループに参加するユーザに特典が付与される複数のグループを作成するグループ作成部111と、複数の競技のうち第1競技に対応する第1グループに参加している第1ユーザに、第1競技と異なる第2競技に対応する第2グループへの参加に関する案内情報を通知する通知部115と、を有する。
【選択図】図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
競技に対応するグループであって、前記グループに参加するユーザに特典が付与される複数の前記グループを作成するグループ作成部と、
複数の前記競技のうち第1競技に対応する第1グループに参加している第1ユーザに、前記第1競技と異なる第2競技に対応する第2グループへの参加に関する案内情報を通知する通知部と、
を有する情報処理装置。
【請求項2】
前記通知部は、前記特典として、前記ユーザが前記競技に投票した際の投票内容を示す投票情報を前記グループに参加している他の前記ユーザに通知する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記通知部は、前記第1ユーザから受け付けた、前記案内情報を他の前記第1ユーザに通知することを提案するための提案情報に基づく指示に応じて、一以上の他の前記第1ユーザに前記第2グループへの参加に関する案内情報を通知し、
前記グループ作成部は、前記案内情報を取得した他の前記第1ユーザから前記第2グループへの参加要求を受けた場合に、他の前記第1ユーザを前記第2グループに参加させる、
請求項1又は2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記通知部は、前記第1グループに参加している複数の前記第1ユーザのうち、前記第2グループにも参加している前記第1ユーザには前記第2グループへの参加に関する案内情報を通知しない、
請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1グループに参加している複数の前記第1ユーザのうち、所定の優先度に基づいて一以上の前記第1ユーザを選択する選択部をさらに有し、
前記通知部は、前記選択部が選択した前記一以上の前記第1ユーザに前記第2グループへの参加に関する案内情報を通知する、
請求項1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記選択部は、前記第1グループに参加している複数の前記第1ユーザそれぞれが前記第1競技に投票した結果に基づいて前記一以上の前記第1ユーザを選択する、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記通知部は、前記第2グループに参加していないユーザに前記第2グループへの参加に関する案内情報を通知することを提案するための提案情報を、前記第1グループを作成する要求を前記情報処理装置に送信した前記第1ユーザに通知する、
請求項1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記通知部は、前記第1グループに参加している複数の前記第1ユーザのうち、前記第2グループに参加していない前記第1ユーザに前記第2グループへの参加に関する案内情報を通知する、
請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項9】
前記通知部は、前記第1ユーザが前記第1競技に投票した結果を示す投票結果情報を取得したことに応じて、前記第2グループへの参加に関する案内情報を前記第1ユーザに通知する、
請求項1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項10】
前記通知部は、前記第1ユーザが前記第1競技に投票したことに応じて、前記第2グループへの参加に関する案内情報を前記第1ユーザに通知する、
請求項1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項11】
前記通知部は、複数の前記第2競技に対応する複数の前記第2グループのうち、投票を受け付けている前記第2競技に対応する前記第2グループへの参加に関する案内情報を前記ユーザに通知する、
請求項1から10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項12】
前記第1競技以外の複数の競技のうち、競技に対応する前記グループに参加している前記第1ユーザの人数が他の前記競技よりも少ない一以上の前記競技を特定する競技特定部をさらに有し、
前記通知部は、前記競技特定部が特定した前記一以上の競技に対応する前記グループへの参加に関する案内情報を前記第1ユーザに通知する、
請求項1から11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項13】
前記第1競技に対応する複数の前記第1グループに参加している複数の前記第1ユーザが前記第1競技と異なる複数の他の前記競技それぞれにおいて投票した投票数を特定する投票数特定部をさらに有し、
前記通知部は、前記投票数特定部が特定した前記投票数に基づいて選択した前記第2競技に対応する前記第2グループへの参加に関する案内情報を前記第1ユーザに通知する、
請求項1から12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項14】
前記通知部は、前記第1グループに参加しているユーザのうち、前記第1競技に投票したユーザには前記第2グループへの参加に関する案内情報を通知し、前記第1競技に投票していないユーザには前記第2グループへの参加に関する案内情報を通知しない、
請求項1から13のいずれか一項に記載の情報処理装置。
【請求項15】
コンピュータが実行する、
競技に対応するグループであって、前記グループに参加するユーザに特典が付与される複数の前記グループを作成するステップと、
複数の前記競技のうち第1競技に対応する第1グループに参加している第1ユーザに、前記第1競技と異なる第2競技に対応する第2グループへの参加に関する案内情報を通知するステップと、
を有する情報処理方法。
【請求項16】
コンピュータに、
競技に対応するグループであって、前記グループに参加するユーザに特典が付与される複数の前記グループを作成するステップと、
複数の前記競技のうち第1競技に対応する第1グループに参加している第1ユーザに、前記第1競技と異なる第2競技に対応する第2グループへの参加に関する案内情報を通知するステップと、
を実行させるためのプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、情報処理装置、情報処理方法及びプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、複数の投票者が参加しているグループにおいて、投票者それぞれが競技に投票した投票内容を、同じグループに参加している他の投票者に開示するシステムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2014-81771号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
競技に対応するグループに参加した投票者は、当該グループに参加していない他の投票者よりも競技に関するサービスを受けられるので、競技を楽しむことができる。しかしながら、投票者が、参加しているグループに対応する競技以外の競技に関するサービスを得られるグループの存在を知らないと当該グループに参加することができず、投票者が他の競技に関するサービスを受けられないという問題があった。
【0005】
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、より多くの人がより多くの競技に関するサービスを受けやすくすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る情報処理装置は、競技に対応するグループであって、前記グループに参加するユーザに特典が付与される複数の前記グループを作成するグループ作成部と、複数の前記競技のうち第1競技に対応する第1グループに参加している第1ユーザに、前記第1競技と異なる第2競技に対応する第2グループへの参加に関する案内情報を通知する通知部と、を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、より多くの人がより多くの競技に関するサービスを受けやすくすることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。
図2】本実施形態に係る情報処理システム1の動作の一例を示す図である。
図3】情報処理装置10のハードウェア構成例を示す図である。
図4】情報端末20のハードウェア構成例を示す図である。
図5】グループの作成を提案するために表示された画面の一例を示す図である。
図6】グループへの参加に関する案内情報が表示された画面の一例を示す図である。
図7】情報処理装置10の機能ブロック構成例を示す図である。
図8】記憶部12に記憶された競技データ及びグループデータの一例を示す図である。
図9】情報処理システム1における処理シーケンスの例を示す図である。
図10】情報処理装置10における動作の流れを示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
[情報処理システム1の概要]
図1は、本実施形態に係る情報処理システム1のシステム構成の一例を示す図である。図1に示す情報処理システム1は、情報処理装置10と、一以上の情報端末20(第1情報端末20-1、第2情報端末20-2、第3情報端末20-3)とを備える。情報処理装置10及び複数の情報端末20は、インターネット、イントラネット、無線LAN(Local Area Network)、又は移動通信網等のネットワークNを介して互いに通信可能に接続されている。
【0010】
情報処理装置10は、例えばコンピュータであり、一又は複数の物理的なサーバから構成されている。情報処理装置10は、ハイパーバイザ(hypervisor)上で動作する仮想的なサーバを用いて構成されていてもよく、クラウドサーバを用いて構成されていてもよい。
【0011】
情報処理装置10は、競技に投票する複数の投票者(以下、「ユーザ」という)が参加するための、競技に対応するグループを作成し、当該グループに参加することを促すための案内情報を、情報端末20を使用するユーザに通知する装置である。競技は、例えば競輪、オートレース、競馬、競艇、又はエレクトロニック・スポーツであり、ユーザが投票対象に対して投票が可能な競技である。グループは、情報を共有することができる複数のユーザにより構成されており、グループに所属する複数のユーザは、例えばグループに対応する競技に関する情報をやり取りすることができる。競技に関する情報は、例えば、競技の結果の予想内容又は競技に投票した内容である。
【0012】
情報処理装置10は、1つの競技に対応する複数のグループを作成してもよい。情報処理装置10は、例えば、複数の競技が同じ時刻に異なる場所で開催される場合、又は複数の競技が同じ場所で異なる時刻に開催される場合、複数の競技それぞれに対応する一以上のグループを作成する。ユーザは、グループに参加することにより、情報処理装置10から特典を付与される。特典の一例は、グループに参加している他のユーザが競技に投票した投票対象を閲覧できるようにすることである。ユーザに付与する特典の詳細については後述する。
【0013】
投票対象は、ユーザが所定価値を投票する対象であり、投票対象の候補となる複数の競技体(競技者、競技車体、又は動物を含む)のうち、勝利するとユーザが予想する競技体と賭け式(投票方式)との組み合わせにより定められる。所定価値は、金銭、電子通貨又はポイントのように、ユーザが物品又はサービスを得るために使用可能な有形物又は無形物である。本実施形態において、ユーザが投票した所定価値の大きさを投票額という場合がある。
【0014】
情報端末20は、情報処理システム1を利用して競技に投票するユーザが使用する装置であり、例えば携帯電話(スマートフォンを含む)、タブレット端末又はパーソナルコンピュータ等の装置である。情報端末20には、例えばユーザが競技に投票したりグループに参加したりするための専用のアプリケーションプログラム(以下、「専用アプリ」という)がインストールされている。ユーザは、専用アプリを介して、競技に投票したり、当該競技に対応するグループに参加したりすることができる。
【0015】
図2は、本実施形態に係る情報処理システム1の動作の一例を示す図である。図2においては、複数の情報端末20(第1情報端末20-1、第2情報端末20-2、第3情報端末20-3)それぞれを使用するユーザが、第1情報端末20-1の指示に応じて情報処理装置10が作成した、第1競技に対応する第1グループに参加している場合を例示している。
【0016】
情報処理装置10は、新たなグループを作成することを提案するための提案情報を、グループに属する複数のユーザのうちいずれかのユーザの情報端末20に通知する。情報処理装置10は、例えば第1グループを作成することを情報処理装置10に指示したユーザが使用する第1情報端末20-1に、第2グループを作成することを提案するための提案情報を通知する(S1)。情報処理装置10は、例えば第1情報端末20-1が参加している第1グループに対応する第1競技が終了した後に、第1競技と異なる第2競技に対応する第2グループを作成することを提案するための提案情報を第1情報端末20-1に通知する。
【0017】
提案情報は、例えば第2グループに対応する競技の競技名を示す競技名情報と、第2グループに参加することを促す対象であるユーザを示すユーザ情報とを含む。ユーザ情報が示すユーザは、第1情報端末20-1を使用するユーザが他の競技においても同じグループに属しておきたいと考える蓋然性が高いユーザであり、例えば第1グループに参加しているユーザである。
【0018】
第1情報端末20-1は、情報処理装置10から取得した提案情報を第1情報端末20-1が有するディスプレイに表示する。第1情報端末20-1は、ディスプレイに表示された提案情報に基づいて第2グループを作成するための操作を受け付けた場合に、第2グループを作成する指示を情報処理装置10に送信する(S2)。第1情報端末20-1は、ユーザ情報が示すユーザの一覧を表示し、第1情報端末20-1のユーザから、第2グループに入れるユーザを選択する操作を受け付けてもよい。この場合、第1情報端末20-1は、選択されたユーザを特定するための情報を情報処理装置10に送信する。
【0019】
情報処理装置10は、第2グループを作成するための指示を第1情報端末20-1から受信したことにより、第2グループを作成する(S3)。続いて、情報処理装置10は、ステップS1において第1情報端末20-1に通知した提案情報に含まれるユーザ情報が示すユーザであって、第1情報端末20-1を使用するユーザが選択したユーザ又は所定の優先度に基づいて情報処理装置10が選択したユーザに、第2グループへの参加を促すための案内情報を通知する。所定の優先度は、例えば投票を的中させた確率の大きさ、的中金額の大きさ、他のユーザとの間でメッセージを送受信した回数、又は他のユーザからの評価に基づく優先度である。情報処理装置10は、第1グループに参加していたユーザを優先的に自動選択してもよい。
【0020】
第1情報端末20-1のユーザ又は情報処理装置10が、第2グループに参加させるユーザとして、第2情報端末20-2のユーザ及び第3情報端末20-3のユーザを選択した場合、情報処理装置10は、第1グループに参加しているユーザが使用する第2情報端末20-2及び第3情報端末20-3に案内情報を通知する(S4)。
【0021】
第2情報端末20-2は、情報処理装置10から取得した案内情報を第2情報端末20-2が有するディスプレイに表示する。第2情報端末20-2は、ディスプレイに表示された案内情報に基づいて第2グループに参加するための操作を受け付けた場合に、第2グループへの参加要求を情報処理装置10に送信する(S5)。
【0022】
情報処理装置10は、第2グループへの参加要求を第2情報端末20-2から受け付けたことにより、第2情報端末20-2を使用するユーザを第2グループに参加させる(S6)。情報処理装置10は、例えばグループを識別するためのグループ識別情報(以下、「グループID」という)に関連付けて、ユーザを識別するためのユーザ識別情報(以下、「ユーザID」という)を関連付けて記憶することにより、ユーザをグループに参加させる。一方、情報処理装置10は、第3情報端末20-3から第2グループへの参加要求を受け付けていないことにより、第3情報端末20-3を使用するユーザを第2グループに参加させない。
【0023】
その後、情報処理装置10は、第2グループに参加している第1情報端末20-1を使用するユーザ及び第2情報端末20-2を使用するユーザに特典を付与する(S7)。特典は、例えば第2グループに参加している他のユーザが第2競技に投票した投票対象を示す投票情報、若しくは第2競技に関する動画の少なくともいずれかを閲覧できるようにすること、第2グループに参加している他のユーザとの間でメッセージの送受信のようなコミュニケーションをとることができるようにすること、第2競技への投票が的中したユーザに、的中結果に応じた報酬を付与すること、又は第2グループに参加している他のユーザの投票内容を参考にして投票をした場合に報酬を付与することの少なくともいずれかである。報酬は、例えば所定のサービス又はゲームで利用可能なポイントである。
【0024】
情報処理装置10及び情報端末20がこのように動作することで、グループが形成されやすくなるので、情報端末20を使用するユーザは、投票する競技に対応するグループに参加する機会を増やすことができる。そして、ユーザは、情報処理システム1を利用することにより、競技に関するサービスを受ける機会を増やすことができる。
以下、情報処理装置10及び情報端末20の構成及び動作を詳細に説明する。
【0025】
[ハードウェア構成]
図3は、情報処理装置10のハードウェア構成例を示す図である。情報処理装置10は、プロセッサ11、記憶部12、通信IF(Interface)13、入力デバイス14、及び出力デバイス15を有する。
【0026】
プロセッサ11は、例えばCPU(Central Processing Unit)又はGPU(Graphical Processing Unit)であり、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。
【0027】
記憶部12は、メモリ、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)等の記憶媒体を有する。記憶部12は、プロセッサ11が実行するプログラムを記憶する。また、記憶部12は、ユーザの投票内容、及びユーザが参加しているグループを、ユーザIDに関連付けて記憶する。
【0028】
通信IF13は、ネットワークNを介して情報端末20との間で有線通信又は無線通信を行うための通信コントローラを有する。通信IF13は、情報端末20から受信したデータをプロセッサ11に通知する。また、通信IF13は、プロセッサ11から入力されたデータを情報端末20に送信する。
【0029】
入力デバイス14は、例えば情報処理装置10の管理者から入力操作を受け付ける。入力デバイス14は、例えば、キーボード、タッチパネル、マウス又はマイクである。出力デバイス15は、例えば情報処理装置10の管理者に対して情報を出力する。出力デバイス15は、例えば、ディスプレイ又はスピーカ等である。
【0030】
図4は、情報端末20のハードウェア構成例を示す図である。情報端末20は、プロセッサ21、記憶部22、通信IF23、入力デバイス24、及び出力デバイス25を有する。
【0031】
プロセッサ21は、例えばCPUであり、記憶部22に記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。
【0032】
記憶部22は、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体を有する。記憶部22は、プロセッサ21が実行するプログラムを記憶する。
【0033】
通信IF23は、ネットワークNを介して情報処理装置10との間で有線通信又は無線通信を行うための通信コントローラを有する。通信IF23は、情報処理装置10から受信したデータをプロセッサ21に通知する。また、通信IF23は、プロセッサ21から入力されたデータを情報処理装置10に送信する。
【0034】
入力デバイス24は、例えばユーザから入力操作を受け付ける。入力デバイス24は、例えば、キーボード、タッチパネル、マウス又はマイクである。出力デバイス25は、例えばユーザに対して情報を出力する表示部及び音声出力部等である。出力デバイス25は、例えば、ディスプレイ又はスピーカ等である。
【0035】
[情報端末20の表示画面の例]
図5及び図6は、情報端末20に表示される画面の例を示す図である。図5は、グループの作成を提案するために表示された画面の一例を示す図である。図5に示す画面には、表示領域251、表示領域252、表示領域253、操作用画像254及び操作用画像255が含まれている。図2に示す情報処理システム1においては、図5に示す画面は、第1グループを作成することを情報処理装置10に指示したユーザが使用する第1情報端末20-1に表示される。
【0036】
表示領域251は、画面に表示された内容を示す件名を表示するための領域である。図5においては「継続のお知らせ」という件名が表示されている。表示領域252は、グループを作成することを促すメッセージを表示するための領域である。表示領域252には、一例として、グループ作成を提案する競技の競技名、当該競技が開始されるまでの時間を含むメッセージが示されている。
【0037】
表示領域253は、第1情報端末20-1が情報処理装置10から提案情報を取得した時点における、ユーザが以前に参加していたグループのユーザを表示するための領域である。表示領域253には、例えばユーザを示す情報として、ユーザの顔写真、又はユーザ名が表示される。図5に示す表示領域253においては、一例として図2に示す複数の情報端末20それぞれを使用するユーザの顔写真が表示されている。
【0038】
操作用画像254は、ユーザがグループを作成するための操作用画像である。ユーザは、操作用画像254を押すことにより、表示領域252に示す競技に対応するグループを作成することを情報処理装置10に指示する。図5においては「作成する」と表示された操作用画像254を、情報端末20を使用するユーザが押すことにより、表示領域252に表示された「久留米4R」に対応するグループを作成することを情報処理装置10に指示する。
【0039】
操作用画像255は、ユーザがグループを作成しないための操作用画像である。ユーザは、操作用画像255を押すことにより、グループの作成を情報処理装置10に指示しない状態で、画面に表示された内容を他の内容に切り替えることができる。図5においては「閉じる」と表示された操作用画像255を、情報端末20を使用するユーザが押すことにより、表示領域252に表示されたグループを作成しない状態で、画面に表示された内容を他の内容に切り替えることができる。
【0040】
図6は、グループへの参加に関する案内情報が表示された画面の一例を示す図である。図6(a)は、案内情報を取得したことをユーザに通知するための画面である。図6(a)に示す画面には、表示領域261、表示領域262、表示領域263及び操作用画像264が含まれている。図6(b)は、図6(a)に示す画面で通知された案内情報の内容が表示された画面である。図6(b)が示す画面には、表示領域271、表示領域272、表示領域273、操作用画像274及び操作用画像275が含まれている。
【0041】
図2に示す情報処理システム1においては、図6に示す画面は、案内情報を受信する第2情報端末20-2及び第3情報端末20-3に表示される。以下の説明においては、第2情報端末20-2に表示された画面として説明する。
【0042】
表示領域261は、グループへの参加に関する案内情報を第2情報端末20-2が受信したことを表示するための領域である。表示領域261には、情報処理装置10にグループを作成するように指示したユーザのユーザ名、及び当該グループに対応する競技の競技名が表示されている。図5においては、ユーザ名である「〇〇さん」、及びグループに対応する競技である「久留米4R」が表示されている。ユーザは、例えば表示領域261を押すことにより、図6(b)に示す案内情報の内容を閲覧することができる。
【0043】
表示領域262、表示領域263は、例えば第2情報端末20-2が案内情報を取得する前の時刻までに第2情報端末20-2を使用するユーザが操作した内容を表示するための領域である。図6(a)においては、案内情報に含まれるグループに対応する競技である「久留米4R」と異なる「小倉3R」という競技に第2情報端末20-2を使用するユーザが投票するために操作した内容が表示されている。
【0044】
表示領域262には、第2情報端末20-2が案内情報を取得する前の時刻において、第2情報端末20-2を使用するユーザが投票することを検討していた競技の競技名が表示されている。表示領域263には、表示領域262に表示されている競技名が示す競技に投票するために、第2情報端末20-2のユーザが入力した投票方式、投票対象、及び投票額が、投票内容として表示されている。
【0045】
操作用画像264は、第2情報端末20-2を使用するユーザが、表示領域263に表示された投票内容で、表示領域262に表示された競技に投票するための操作をするための操作用画像である。図6においては「購入」と表示されている。第2情報端末20-2を使用するユーザは、操作用画像264を押すことにより、表示領域262に表示された競技に、表示領域263に表示された内容の投票をすることができる。このように、ユーザは、専用アプリを介して競技に投票する操作をしながらグループへの参加に関する案内情報を取得できる。
【0046】
図6(b)における表示領域271は、画面に表示された内容を示す件名を表示するための領域である。図6(b)においては「参加案内」という件名が表示されている。表示領域272は、グループに参加することを促すメッセージを表示するための領域である。表示領域272には、一例として、参加を案内するグループに対応する競技の競技名、及び当該競技が開始されるまでの時間を含むメッセージが示されている。
【0047】
表示領域273は、第2情報端末20-2が案内情報を受信した時点における、ユーザが以前に参加していたグループのユーザを表示するための領域である。表示領域273には、例えばユーザを示す情報として、ユーザの顔写真、又はユーザ名が表示される。図6(b)に示す表示領域273においては、一例として図2に示す複数の情報端末20それぞれを使用するユーザの顔写真が表示されている。
【0048】
操作用画像274は、ユーザがグループに参加するための操作用画像である。ユーザは、操作用画像274を押すことにより、表示領域272に示す競技に対応するグループに参加することを情報処理装置10に要求する。図6(b)においては、情報端末20を使用するユーザが「参加する」と表示された操作用画像274を押すことにより、表示領域272に表示された「久留米4R」に対応するグループに参加することを情報処理装置10に要求する。
【0049】
操作用画像275は、ユーザがグループに参加しない場合に案内情報を閉じるための操作用画像である。ユーザは、操作用画像275を押すことにより、グループに参加しない状態で、画面に表示された内容を他の内容に切り替えることができる。図6(b)においては、情報端末20を使用するユーザが「閉じる」と表示された操作用画像275を押すことにより、表示領域272に表示されたグループに参加しない状態で、例えば図6(a)に示す「小倉3R」という競技に投票するための投票画面に切り替えることができる。
【0050】
[機能ブロック構成]
図7は、情報処理装置10の機能ブロック構成例を示す図である。プロセッサ11は、グループ作成部111と、選択部112と、競技特定部113と、投票数特定部114と、通知部115と、を有する。プロセッサ11は、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、グループ作成部111、選択部112、競技特定部113、投票数特定部114及び通知部115として機能する。
【0051】
記憶部12は、競技を識別するための競技識別情報(以下、「競技ID」という)に関連付けて、競技名と競技が開始される開始時刻とを含む競技データを記憶している。記憶部12は、グループIDに関連付けて、競技IDとユーザIDとを含むグループデータを記憶する。
【0052】
図8は、記憶部12に記憶された競技データ及びグループデータの一例を示す図である。図8(a)に示す競技データにおいては、競技IDと、競技名と、開始時刻と、受付終了時刻とが関連付けられている。開始時刻は、競技を開始する時刻である。受付終了時刻は、競技への投票の受け付けを終了する時刻である。
【0053】
図8(b)に示すグループデータおいては、グループIDと、競技IDと、ホストユーザIDと、ゲストユーザIDとが関連付けられている。ホストユーザIDは、情報処理装置10にグループを作成する指示をしたユーザ(以下、「ホストユーザ」という場合がある)に対応するユーザIDである。ゲストユーザIDは、グループIDに対応するグループに参加を要求することにより当該グループに参加しているユーザ(以下、「ゲストユーザ」という場合がある)に対応するユーザIDである。
【0054】
グループ作成部111は、競技に対応するグループであって、グループに参加するユーザに特典が付与される複数のグループを作成する。グループ作成部111は、情報端末20を使用するユーザから、ユーザが選択した競技に対応するグループを作成するための指示を受け付ける。グループ作成部111は、例えば、図5に示した画面において操作用画像254をユーザが押したことに応じて情報端末20が送信した、グループを作成するための指示を受け付けることによりグループを作成する。ユーザに付与される特典については後述する。
【0055】
グループ作成部111は、グループの参加に関する案内情報を取得した情報端末20を使用するユーザから当該グループへの参加要求を受けたことにより、当該ユーザをグループに参加させる。グループ作成部111は、例えば、図6(b)に示した画面において操作用画像274をユーザが押したことに応じて情報端末20が送信した、グループに参加するための要求を受けることにより、情報端末20を使用するユーザをグループに参加させる。
【0056】
選択部112は、グループ作成部111が作成したグループへの参加に関する案内情報を通知するユーザを選択する。選択部112は、例えば複数の競技のうち第1競技に対応する第1グループに参加している複数の第1ユーザのうち、所定の優先度に基づいて一以上の第1ユーザを選択する。所定の優先度は、例えば第1ユーザが過去の競技に投票した投票対象における的中金額の順位、又は第1ユーザが過去の競技において投票を的中させた確率の順位である。所定の優先度は、第1グループに属する他のユーザとの間でメッセージをやり取りした回数の順位、又は他のユーザからの評価の順位であってもよい。
【0057】
選択部112は、例えば、複数の第1ユーザのうち、的中金額が閾値よりも大きい一以上の第1ユーザ、又は的中させた確率が閾値よりも大きい一以上の第1ユーザを選択する。選択部112は、複数の第1ユーザのうち、的中金額又は的中させた確率の少なくともいずれかが大きい方から所定の人数の第1ユーザを選択してもよい。選択部112は、第1グループにおいてメッセージをやり取りした回数が多い方から所定の人数の第1ユーザを選択してもよい。選択部112は、第1グループにおける他のユーザからの評価が高かった方から所定の人数の第1ユーザを選択してもよい。
【0058】
選択部112は、的中金額又は的中確率に基づいて第1ユーザを選択する場合、例えば第1ユーザが過去に投票した投票内容を示す投票履歴を記憶部12から取得する。投票履歴は、例えば第1ユーザが過去に投票した競技、当該競技に投票した投票対象、投票対象が的中したか否かを示す的中結果、又は的中金額の少なくともいずれかを含む。選択部112は、例えば取得した投票履歴に基づいて複数の第1ユーザそれぞれの的中金額の合計、又は投票を的中させた確率を特定する。
【0059】
選択部112は、第1グループに参加している複数の第1ユーザそれぞれが第1競技に投票した結果に基づいて一以上の第1ユーザを選択してもよい。第1競技に投票した結果は、例えば第1ユーザが第1競技に投票した投票対象が的中したか又は的中金額のように、投票した内容と競技の結果との関係に基づいて定まる。選択部112は、例えば記憶部12から取得した投票結果に基づいて、複数の第1ユーザのうち、第1競技に投票した投票対象が的中した第1ユーザを選択する。
【0060】
選択部112は、第1競技への投票結果として、第1ユーザが第1競技に投票した投票対象に対応する的中金額を記憶部12から取得してもよい。選択部112は、例えば記憶部12から取得した的中金額に基づいて、複数の第1ユーザのうち、第1競技に投票した投票対象に対応する的中金額が閾値よりも大きい一以上の第1ユーザを選択する。選択部112は、複数の第1ユーザのうち、投票額又は的中金額の少なくともいずれかが大きい方から所定の人数の第1ユーザを選択してもよい。
【0061】
選択部112がこのように所定の優先度に基づいて一以上の第1ユーザを選択することで、情報処理装置10は、競技への投票が的中する確率が大きいユーザ、競技への投票に積極的なユーザ、又はグループ内の他のユーザとの関わりが比較的多いユーザに案内情報を通知することができる。その結果、競技への投票に積極的なユーザ、競技への投票が的中する確率が大きいユーザ、又はグループ内の他のユーザとの関わりが比較的多いユーザが新たなグループに参加することにより、グループに参加するユーザが競技をより楽しむことができる。
【0062】
なお、選択部112は、一人のユーザが1つの競技に対して1つのグループにしか参加できないように、グループ作成部111が作成したグループに対応する競技に対する他のグループに既に参加しているユーザを選択対象から外してもよい。すなわち、選択部112は、グループ作成部111が作成したグループに対応する競技に対する他のグループに参加していない第1ユーザを優先的に選択してもよい。選択部112がこのように動作することで、グループ作成部111が作成したグループの数に限りがある場合であっても、多くの人がグループに参加しやすくなる。
【0063】
競技特定部113は、第1競技以外の複数の競技のうち、競技に対応するグループに参加している第1ユーザの人数が他の競技よりも少ない一以上の競技を特定する。競技特定部113は、例えば図8(b)に示すグループデータに含まれる競技ID及びユーザIDを参照することにより、第1競技以外の複数の競技それぞれにおいて、第1競技に対応する第1グループに参加していた第1ユーザのうち、第1競技以外の競技に対応するグループに参加している第1ユーザの数を特定する。競技特定部113は、特定した第1ユーザの人数が他の競技よりも少ない一以上の競技を特定する。
【0064】
競技特定部113がこのように動作することで、情報処理装置10は、グループに参加している第1ユーザの人数が比較的少ない競技に対応するグループへの参加に関する案内情報をユーザに通知することができる。その結果、グループへの参加数が少ない競技にユーザが投票しやすくなる。
【0065】
投票数特定部114は、第1競技に対応する複数の第1グループに参加している複数の第1ユーザが第1競技と異なる複数の他の競技それぞれにおいて投票した投票数を特定する。投票数特定部114は、例えば第1ユーザが投票した投票内容を示す投票履歴を記憶部12から取得する。投票数特定部114は、投票履歴が示す競技に関連付けられた投票数に基づいて、第1ユーザが第1競技と異なる他の競技に投票した投票数を特定する。
【0066】
投票数特定部114が投票数を特定することで、情報処理装置10は、例えばユーザが投票した投票数が他の競技よりも小さい競技を特定することができる。したがって、投票数特定部114がこのように動作することで、情報処理装置10は、ユーザが投票した投票数が他の競技よりも小さい競技を特定し、特定した競技に対応するグループへの参加に関する案内情報をユーザに通知できる。その結果、投票数が比較的少ない競技にユーザが投票しやすくなる。
【0067】
また、投票数特定部114が投票数を特定することで、情報処理装置10は、例えばユーザが投票した投票数が他の競技よりも大きい競技を特定することができる。したがって、投票数特定部114がこのように動作することで、情報処理装置10は、ユーザが投票した投票数が他の競技よりも大きい競技を特定し、特定した競技に対応するグループへの参加に関する案内情報をユーザに通知できる。その結果、投票数が比較的多い競技にユーザが投票しやすくなる。
【0068】
通知部115は、競技に対応するグループへの参加に関する案内情報を、情報端末20を使用するユーザに通知する。通知部115は、複数の競技のうち第1競技に対応する第1グループに参加している第1ユーザに、第1競技と異なる第2競技に対応する第2グループへの参加に関する案内情報を通知する。図8(a)に示す「久留米1R」が第1競技である場合、図8(b)に示すグループID「G001」に対応するグループは第1グループの一例である。
【0069】
図8(b)に示す例において、ユーザID「U001」に対応するユーザは、グループID「G001」に対応するグループを作成することを情報処理装置10に指示した第1ユーザ(ホストユーザ)である。ユーザID「U002」及び「U003」に対応するユーザは、グループID「G001」に対応するグループへの参加に関する案内情報に基づいて当該グループへの参加を要求することで当該グループに参加している第1ユーザ(ゲストユーザ)である。
【0070】
通知部115は、例えば第1ユーザであるユーザID「U002」及び「U003」に対応するユーザに、第2競技である「久留米2R」に対応する第2グループ(図8(b)に示すグループID「G002」に対応するグループ)への参加に関する案内情報を通知する。通知部115がこのように動作することで、通知部115は、第1ユーザに第1競技と異なる他の競技に対応するグループに参加するように促すことができる。その結果、第1競技に対応する第1グループに属していた第1ユーザは、より多くの競技に投票するための機会を得ることができるとともに、他の競技に対応するグループ(例えば第2競技に対応する第2グループ)に参加することで得られる特典をより多く得ることができる。
【0071】
通知部115は、例えば特典として、ユーザが競技に投票した際の投票内容を示す投票情報をグループに参加している他のユーザに通知する。通知部115は、例えば第1ユーザであるユーザID「U003」に対応するユーザが第1競技に投票した際の投票内容を示す投票情報を、第1グループに参加している他の第1ユーザであるユーザID「U001」及び「U002」に対応するユーザに通知する。通知部115がこのように動作することで、グループに参加しているユーザは、当該グループに参加している他のユーザの投票内容を参考にして投票することができる。
【0072】
通知部115は、特典として、グループに対応する競技に関する動画を当該グループに参加している他のユーザと同じ時刻に視聴する機能、グループに参加している他のユーザとの間でメッセージの送受信のようなコミュニケーションをとることができる機能、又はユーザの競技への投票が的中した場合若しくはグループに参加している他のユーザの投票内容を参考にして投票をした場合に付与される、所定のサービス、ゲーム若しくは競技への投票で利用可能なポイントの少なくともいずれかをユーザに与えてもよい。通知部115がこのように、グループに参加しているユーザに複数の特典を与えることで、通知部115は、ユーザがグループに参加するように動機づけることができる。
【0073】
通知部115は、ホストユーザがゲストユーザを募集することを情報処理装置10に指示したことに応じて、当該ホストユーザが作成を指示したグループへの参加に関する案内情報をホストユーザと異なる他のユーザに通知してもよい。通知部115は、ホストユーザが他のグループを作成するための処理を行いやすくするために、案内情報を他の第1ユーザに通知することを提案するための提案情報を、ホストユーザの情報端末20に送信する。
【0074】
通知部115は、例えば第2グループに参加していないユーザ(ゲストユーザ)に第2グループへの参加に関する案内情報を通知することを提案するための提案情報を、第1グループを作成する要求を情報処理装置10に送信した第1ユーザ(ホストユーザ)に通知する。通知部115は、提案情報を通知した第1ユーザ(ホストユーザ)から受け付けた、提案情報に基づく指示に応じて、一以上の他の第1ユーザ(ゲストユーザ)に第2グループへの参加に関する案内情報を通知する。
【0075】
通知部115は、例えば第2グループを作成することを情報処理装置10に指示した第1ユーザに、第2グループへの参加に関する案内情報を他の第1ユーザに通知することを提案するための提案情報を通知する。具体的には、通知部115は、図8(b)に示すユーザID「U001」に対応する第1ユーザに、グループID「G002」に対応する第2グループへの参加に関する案内情報をユーザID「U002」及び「U003」に対応する他の第1ユーザに通知することを提案するための提案情報を通知する。
【0076】
続いて、通知部115は、提案情報を取得した第1ユーザが第2グループへの参加に関する案内情報を他の第1ユーザに通知することを情報処理装置10に指示したことに応じて、一以上の他の第1ユーザに当該案内情報を通知する。続いて、グループ作成部111は、案内情報を取得した他の第1ユーザから第2グループへの参加要求を受けた場合に、他の第1ユーザを第2グループに参加させる。通知部115及びグループ作成部111がこのように動作することでグループの数が増加するので、競技を楽しむユーザ及び投票数が増加する。
【0077】
通知部115は、第1ユーザが第2グループに参加しているか否かに基づいて第2グループへの参加に関する案内情報を通知するユーザを選択してもよい。通知部115は、例えば第1グループに参加している複数の第1ユーザのうち、第2グループにも参加している第1ユーザには第2グループへの参加に関する案内情報を通知しない。一方、通知部115は、第1グループに参加している複数の第1ユーザのうち、第2グループに参加していない第1ユーザに第2グループへの参加に関する案内情報を通知する。
【0078】
通知部115がこのように動作することで、通知部115は、第2グループに参加していない第1ユーザに案内情報を通知することができるため、案内情報を効率よく通知することができる。さらに、例えばユーザが、1つの競技に対応する複数のグループのうち、2つ以上のグループに参加できないことが定められている場合、通知部115は、第2競技に対応する第2グループに参加することが可能なユーザに案内情報を通知することができる。その結果、ユーザが、参加できない第2グループに対する案内情報を受け取ってしまうことを防げる。
【0079】
通知部115は、第1グループに参加している複数の第1ユーザのうち一部の第1ユーザに対して案内情報を通知してもよい。通知部115は、例えば選択部112が選択した一以上の第1ユーザに第2グループへの参加に関する案内情報を通知する。選択部112が選択した一以上の第1ユーザは、例えば過去の競技若しくは第1競技に投票した投票対象における的中金額が大きいユーザ、第1競技において投票が的中したユーザ、又は過去の競技において投票を的中させた確率が大きいユーザである。
【0080】
通知部115がこのように動作することで、通知部115は、グループにおける適切なユーザに案内情報を通知することができる。そして、選択部112が選択したユーザがグループに参加することで、当該グループに参加している他のユーザは、選択部112が選択したユーザが第2競技に投票した投票内容を参照することにより、第2競技への投票を的中させる可能性を高めることができる。
【0081】
通知部115は、選択部112が選択した一以上の第1ユーザのうち、第2競技に対応する第2グループに参加している第1ユーザに、他の第2グループへの参加に関する案内情報を通知してもよい。通知部115は、例えば選択部112が選択した第1ユーザが第2グループに参加している場合に、当該第1ユーザに他の第2グループへの参加に関する案内情報を通知する。通知部115がこのように動作することで、通知部115は、第2グループに参加している第1ユーザがさらに積極的に投票するように動機づけることができる。
【0082】
通知部115は、第1グループに参加しているユーザのうち、第1競技に投票したか否かに基づいて選択したユーザに、第2競技に対応する第2グループへの参加に関する案内情報を通知してもよい。通知部115は、例えば第1グループに参加しているユーザのうち、第1競技に投票したユーザには第2グループへの参加に関する案内情報を通知し、第1競技に投票していないユーザには第2グループへの参加に関する案内情報を通知しない。通知部115がこのように動作することで、通知部115は、競技に投票する可能性が高いユーザによりグループを構成させることができる。
【0083】
通知部115は、第1ユーザが第1競技に投票したことに応じて、第2グループへの参加に関する案内情報を第1ユーザに通知してもよい。通知部115は、例えば第1ユーザが第1競技に投票したことを示す投票情報を第1ユーザが使用する情報端末20から取得したことに応じて、第2グループへの参加に関する案内情報を第1ユーザに通知する。通知部115がこのように動作することで、第1競技に投票したユーザが、さらに他の競技にも投票しやすくなる。
【0084】
通知部115は、第1ユーザが投票した第1競技に関する動画の配信が終了したことに応じて、第2グループへの参加に関する案内情報を第1ユーザに通知してもよい。第1競技に関する動画は、例えば第1競技の開始から終了までを撮像した動画である。第1ユーザは、情報端末20を操作することにより、第1競技に関する動画を情報端末20が有するディスプレイに表示させることができる。
【0085】
第1ユーザは、第1競技に関する動画を閲覧し終えた後に、競技への投票を終了するか他の競技への投票をするかを決定する場合がある。これに対して、通知部115が第2グループへの参加に関する案内情報を第1ユーザに通知することで、第1ユーザは、さらに投票するように動機づけられる。
【0086】
通知部115は、第1ユーザが投票した第1競技の結果が確定したことに応じて、第2グループへの参加に関する案内情報を第1ユーザに通知してもよい。通知部115がこのように動作することで、第1競技の結果が確定した後に第2競技への投票をするか否かを決定しようとしている第1ユーザが第2競技に投票しやすくなる。
【0087】
通知部115は、第1ユーザが第1競技に投票した結果を示す投票結果情報を取得したことに応じて、第2グループへの参加に関する案内情報を第1ユーザに通知してもよい。通知部115は、例えば第1ユーザが投票結果情報を取得したことを示す取得情報を第1ユーザが使用する情報端末20から取得したことに応じて、第2グループへの参加に関する案内情報を第1ユーザに通知する。
【0088】
ユーザは、自身の投票が的中したか否かを確認した後に、さらに他の競技に投票するか否かを決定する場合がある。これに対して、通知部115が、投票結果情報を第1ユーザが取得したタイミングに第2グループへの参加に関する案内情報を第1ユーザに通知することで、ユーザは、自身の投票が的中したか否かを確認したタイミングにおいて案内情報を閲覧することができる。
【0089】
通知部115は、第1ユーザが第2競技に投票したことに応じて、第2グループへの参加に関する案内情報を第1ユーザに通知してもよい。通知部115は、例えば第1ユーザが第2競技に投票したことを示す投票情報を第1ユーザが使用する情報端末20から取得する。通知部115は、投票情報を取得したことに応じて第2グループへの参加に関する案内情報を第1ユーザに通知する。通知部115がこのように動作することで、ユーザは、第2競技に対応する第2グループを知ることができるとともに、第2グループに参加するように動機づけられる。
【0090】
通知部115は、複数の第2競技に対応する複数の第2グループのうち、投票を受け付けている第2競技に対応する第2グループへの参加に関する案内情報をユーザに通知する。通知部115は、例えば図8(a)に示す受付終了時刻が現在の時刻よりも後の時刻である第2競技に対応する第2グループへの参加に関する案内情報をユーザに通知する。通知部115がこのように動作することで、通知部115は、投票が可能な競技に対応するグループへの案内情報をユーザに通知することができる。
【0091】
通知部115は、競技特定部113が特定した一以上の競技に対応するグループへの参加に関する案内情報を第1ユーザに通知してもよい。競技特定部113が特定した一以上の競技は、例えばグループに参加している第1ユーザの人数が比較的少ない競技である。通知部115がこのように動作することで、通知部115は、投票数が少なくなってしまう可能性がある競技への投票数を増やすことができる。
【0092】
通知部115は、投票数特定部114が特定した投票数に基づいて選択した第2競技に対応する第2グループへの参加に関する案内情報を第1ユーザに通知してもよい。投票数特定部114が特定した投票数は、第1ユーザが第1競技と異なる他の競技に投票した投票数である。通知部115は、例えば投票数が比較的少ない競技に対応する第2グループへの参加に関する案内情報を第1ユーザに通知する。通知部115がこのように動作することで、投票数が少ない競技への投票数が増加する。
【0093】
通知部115は、投票数が比較的多い競技に対応する第2グループへの参加に関する案内情報を第1ユーザに通知してもよい。投票数が比較的多い競技は、投票する価値が高い競技又はユーザの関心が高い競技であると考えられる。そこで、通知部115がこのように動作することで、ユーザは、投票する価値が高い競技又はユーザの関心が高い競技に対応する第2グループを作成したり、当該第2グループに参加したりして、当該競技に関する情報を得ることが可能になる。
【0094】
さらに、通知部115は、案内情報に関連付けて、第2競技に投票したユーザを示すユーザ情報を第1ユーザに通知してもよい。通知部115がこのように動作することで、第1ユーザは、例えばユーザ情報に対応するユーザが投票した投票内容を参照することにより第2競技に投票することができる。
【0095】
[情報処理システム1における処理シーケンス]
図9は、情報処理システム1における処理シーケンスの例を示す図である。図9は、情報処理装置10、第1情報端末20-1、第2情報端末20-2及び第3情報端末20-3の間で送受信されるデータの一部を示している。第1情報端末20-1は、第1競技に対応する第1グループを作成することを情報処理装置10に指示したホストユーザの情報端末20である。第2情報端末20-2及び第3情報端末20-3は、情報処理装置10が通知した案内情報に応じて第1グループに参加しているゲストユーザの情報端末20である。
【0096】
図9に示す処理シーケンスは、情報処理装置10が第2グループを作成する対象となる第2競技を決定する時点から開始している(S11)。情報処理装置10は、第2競技に対応する第2グループを作成するように提案するための提案情報を第1情報端末20-1に通知する。第1情報端末20-1を使用するホストユーザは、提案情報に応じて第2グループを作成するための指示をするように第1情報端末20-1を操作する(S12)。第1情報端末20-1は、ホストユーザの操作に基づいて第2グループを作成するための指示を示す指示情報を情報処理装置10に通知する。
【0097】
情報処理装置10は、第1情報端末20-1から取得した指示情報に対応する指示に応じて第2グループを作成する(S13)。情報処理装置10は、第2グループへの参加に関する案内情報を、ゲストユーザが使用する第2情報端末20-2及び第3情報端末20-3に通知する。
【0098】
第2情報端末20-2を使用するゲストユーザは、情報処理装置10から取得した案内情報に応じて、第2グループへの参加を要求するように第2情報端末20-2を操作する(S14)。第2情報端末20-2は、第2情報端末20-2を使用するゲストユーザの操作に基づいて第2グループへの参加を要求するための参加要求情報を情報処理装置10に通知する。情報処理装置10は、第2情報端末20-2から取得した参加要求情報に基づいて第2情報端末20-2を使用するゲストユーザを第2グループに参加させる(S15)。
【0099】
第3情報端末20-3を使用するゲストユーザは、情報処理装置10から取得した案内情報に応じて、第2グループへの参加を要求しないように第3情報端末20-3を操作する(S16)。第3情報端末20-3は、第3情報端末20-3を使用するゲストユーザの操作に基づいて第2グループへの参加に関する処理を終了する。
【0100】
[情報処理装置10における動作の流れ]
図10は、情報処理装置10における動作の流れを示すフローチャートである。通知部115は、第1競技が終了したか否かを判定する(S21)。第1競技が終了した場合(S21のYES)、通知部115は、第2グループの対象となる第2競技を決定する(S22)。第1競技が終了していない場合(S21のNO)、通知部115は、第1競技が終了したか否かを特定する処理を続ける(S21)。
【0101】
通知部115は、決定した第2競技に対応する第2グループを作成することを提案するための提案情報を第1ユーザが使用する情報端末20に通知する(S23)。グループ作成部111は、提案情報を通知した情報端末20から第2グループを作成するための指示を受け付けた場合(S24のYES)、第2グループを作成する(S25)。グループ作成部111は、提案情報を通知した情報端末20から第2グループを作成するための指示を受け付けなかった場合(S24のNO)、第2グループを作成しない。そして、情報処理装置10は、処理を終了する操作が行われたか否かを判定する(S30)。
【0102】
通知部115は、情報処理装置10に第2グループを作成するための指示をした第1ユーザと異なる他の第1ユーザが使用する情報端末20に、第2グループへの参加に関する案内情報を通知する(S26)。グループ作成部111は、第1ユーザから第2グループへの参加要求を受け付けた場合(S27のYES)、当該第1ユーザを第2グループに参加させる(S28)。グループ作成部111は、第1ユーザから第2グループへの参加要求を受け付けていない場合(S27のNO)、又は第1ユーザを第2グループに参加させた場合(S28)、参加を受け付けるための時間が終了したか否かを判定する(S29)。
【0103】
グループ作成部111は、参加を受け付けるための時間が終了していない場合(S29のNO)、S27に戻って第2グループへの参加要求を受け付けたか否かを判定する。参加を受け付けるための時間が終了した場合(S29のYES)、情報処理装置10は、処理を終了する操作が行われたか否かを判定する(S30)。
【0104】
情報処理装置10は、処理を終了する操作が行われていない場合(S30のNO)、S21からS29までの処理を繰り返す。処理を終了する操作が行われた場合(S30のYES)、情報処理装置10は、処理を終了する。
【0105】
[変形例]
以上の説明においては、情報処理装置10が、ユーザが競技に投票した結果を示す投票結果を含む投票履歴を記憶部12から取得する動作を例示したが、これに限らない。情報処理装置10は、例えば情報処理装置10と異なる他の情報処理装置からネットワークNを介してユーザの投票履歴を取得してもよい。
【0106】
[情報処理装置10による効果]
以上説明したように、情報処理装置10は、競技に対応するグループであって、グループに参加するユーザに特典が付与される複数のグループを作成するグループ作成部111を有する。そして、通知部115が、複数の競技のうち第1競技に対応する第1グループに参加している第1ユーザに、第1競技と異なる第2競技に対応する第2グループへの参加に関する案内情報を通知する。
【0107】
情報処理装置10がこのように構成されることで、競技に投票するユーザは、自身が参加しているグループと異なる他のグループに参加することができるため、より多くの競技に関する特典を受けることができる。そして、情報処理装置10が、より多くのグループに参加することをユーザに促すことで、より多くのユーザがより多くの競技に関するサービスを受けて、競技への投票を楽しめるようになる。
【0108】
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
【0109】
上記実施形態に加えて、さらに以下を付記する。
(付記1)
競技に対応するグループであって、前記グループに参加するユーザに特典が付与される複数の前記グループを作成するグループ作成部と、
複数の前記競技のうち第1競技に対応する第1グループに参加している第1ユーザに、前記第1競技と異なる第2競技に対応する第2グループへの参加に関する案内情報を通知する通知部と、
を有する情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、複数の競技においてグループに参加するように促すことができる。
(付記2)
前記通知部は、前記特典として、前記ユーザが前記競技に投票した際の投票内容を示す投票情報を前記グループに参加している他の前記ユーザに通知する、
付記1に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザは、グループに登録した他のユーザの投票内容を参考にして投票することができる。
(付記3)
前記通知部は、前記第1ユーザから受け付けた、前記案内情報を他の前記第1ユーザに通知することを提案するための提案情報に基づく指示に応じて、一以上の他の前記第1ユーザに前記第2グループへの参加に関する案内情報を通知し、
前記グループ作成部は、前記案内情報を取得した他の前記第1ユーザから前記第2グループへの参加要求を受けた場合に、他の前記第1ユーザを前記第2グループに参加させる、
付記1又は2に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザがグループに積極的に参加するように動機づけることができる。
(付記4)
前記通知部は、前記第1グループに参加している複数の前記第1ユーザのうち、前記第2グループにも参加している前記第1ユーザには前記第2グループへの参加に関する案内情報を通知しない、
付記1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、案内情報を効率よく通知することができる。
(付記5)
前記第1グループに参加している複数の前記第1ユーザのうち、所定の優先度に基づいて一以上の前記第1ユーザを選択する選択部をさらに有し、
前記通知部は、前記選択部が選択した前記一以上の前記第1ユーザに前記第2グループへの参加に関する案内情報を通知する、
付記1から4のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、グループにおける適切なユーザに案内情報を通知することができる。
(付記6)
前記選択部は、前記第1グループに参加している複数の前記第1ユーザそれぞれが前記第1競技に投票した結果に基づいて前記一以上の前記第1ユーザを選択する、
付記5に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザは、的中する可能性が高い他のユーザとグループを構成できる。
(付記7)
前記通知部は、前記第2グループに参加していないユーザに前記第2グループへの参加に関する案内情報を通知することを提案するための提案情報を、前記第1グループを作成する要求を前記情報処理装置に送信した前記第1ユーザに通知する、
付記1から6のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザが再びグループを作成することを動機づけることができる。
(付記8)
前記通知部は、前記第1グループに参加している複数の前記第1ユーザのうち、前記第2グループに参加していない前記第1ユーザに前記第2グループへの参加に関する案内情報を通知する、
付記1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、投票するユーザの数を増やすように仕向けることができる。
(付記9)
前記通知部は、前記第1ユーザが前記第1競技に投票した結果を示す投票結果情報を取得したことに応じて、前記第2グループへの参加に関する案内情報を前記第1ユーザに通知する、
付記1から8のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、適切なタイミングに案内情報を通知することができる。
(付記10)
前記通知部は、前記第1ユーザが前記第1競技に投票したことに応じて、前記第2グループへの参加に関する案内情報を前記第1ユーザに通知する、
付記1から9のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、ユーザがさらに投票するように仕向けることができる。
(付記11)
前記通知部は、複数の前記第2競技に対応する複数の前記第2グループのうち、投票を受け付けている前記第2競技に対応する前記第2グループへの参加に関する案内情報を前記ユーザに通知する、
付記1から10のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、適切な競技に対応するグループへの案内情報を通知できる。
(付記12)
前記第1競技以外の複数の競技のうち、競技に対応する前記グループに参加している前記第1ユーザの人数が他の前記競技よりも少ない一以上の前記競技を特定する競技特定部をさらに有し、
前記通知部は、前記競技特定部が特定した前記一以上の競技に対応する前記グループへの参加に関する案内情報を前記第1ユーザに通知する、
付記1から11のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、投票数を増加させたい競技にユーザが投票するように仕向けることができる。
(付記13)
前記第1競技に対応する複数の前記第1グループに参加している複数の前記第1ユーザが前記第1競技と異なる複数の他の前記競技それぞれにおいて投票した投票数を特定する投票数特定部をさらに有し、
前記通知部は、前記投票数特定部が特定した前記投票数に基づいて選択した前記第2競技に対応する前記第2グループへの参加に関する案内情報を前記第1ユーザに通知する、
付記1から12のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、投票数を増加させたい競技にユーザが投票するように仕向けることができる。
(付記14)
前記通知部は、前記第1グループに参加しているユーザのうち、前記第1競技に投票したユーザには前記第2グループへの参加に関する案内情報を通知し、前記第1競技に投票していないユーザには前記第2グループへの参加に関する案内情報を通知しない、
付記1から13のいずれか一項に記載の情報処理装置。
このように情報処理装置が構成されていることにより、競技に投票する可能性が高いユーザによりグループを構成させることができる。
(付記15)
コンピュータが実行する、
競技に対応するグループであって、前記グループに参加するユーザに特典が付与される複数の前記グループを作成するステップと、
複数の前記競技のうち第1競技に対応する第1グループに参加している第1ユーザに、前記第1競技と異なる第2競技に対応する第2グループへの参加に関する案内情報を通知するステップと、
を有する情報処理方法。
このように情報処理方法が構成されていることにより、複数の競技においてグループに参加するように促すことができる。
(付記16)
コンピュータに、
競技に対応するグループであって、前記グループに参加するユーザに特典が付与される複数の前記グループを作成するステップと、
複数の前記競技のうち第1競技に対応する第1グループに参加している第1ユーザに、前記第1競技と異なる第2競技に対応する第2グループへの参加に関する案内情報を通知するステップと、
を実行させるためのプログラム。
このようにプログラムが構成されていることにより、複数の競技においてグループに参加するように促すことができる。
【符号の説明】
【0110】
1 情報処理システム
10 情報処理装置
11 プロセッサ
12 記憶部
13 通信IF
14 入力デバイス
15 出力デバイス
20 情報端末
21 プロセッサ
22 記憶部
23 通信IF
24 入力デバイス
25 出力デバイス
111 グループ作成部
112 選択部
113 競技特定部
114 投票数特定部
115 通知部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10