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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022188400
(43)【公開日】2022-12-21
(54)【発明の名称】蒸気タービン翼の製造方法
(51)【国際特許分類】
   B23C 3/18 20060101AFI20221214BHJP
   B23C 5/10 20060101ALI20221214BHJP
【FI】
B23C3/18
B23C5/10 B
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021096401
(22)【出願日】2021-06-09
(71)【出願人】
【識別番号】000006208
【氏名又は名称】三菱重工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000350
【氏名又は名称】ポレール弁理士法人
(72)【発明者】
【氏名】小林 洋一
(72)【発明者】
【氏名】高野 光康
【テーマコード(参考)】
3C022
【Fターム(参考)】
3C022KK02
3C022KK04
(57)【要約】
【課題】
本発明は、寸法の標準偏差を低減し、完全3次元形状のプロファイル部を有する蒸気タービン翼であっても、所望の表面粗度を達成する蒸気タービン翼の製造方法を提供する。
【解決手段】
上記した課題を解決するため、本発明の蒸気タービン翼の製造方法は、プロファイル部、ルート側エンドウォール及びシュラウド側エンドウォールを有する蒸気タービン翼の製造方法であって、プロファイル部、ルート側エンドウォール及びシュラウド側エンドウォールを、単一の切削工具(テーパボールエンドミル)により、連続的に機械加工することを特徴とする。
【選択図】 図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
プロファイル部、ルート側エンドウォール及びシュラウド側エンドウォールを有する蒸気タービン翼の製造方法であって、
前記プロファイル部、前記ルート側エンドウォール及び前記シュラウド側エンドウォールを、単一の切削工具により、連続的に機械加工することを特徴とする蒸気タービン翼の製造方法。
【請求項2】
請求項1に記載する蒸気タービン翼の製造方法であって、
前記単一の切削工具が、テーパボールエンドミルであることを特徴とする蒸気タービン翼の製造方法。
【請求項3】
請求項2に記載する蒸気タービン翼の製造方法であって、
前記テーパボールエンドミルの加工諸元である、1刃当たりの送り量を0.07mm以下と設定し、スキャロップ高さを0.0015mm以下と設定することを特徴とする蒸気タービン翼の製造方法。
【請求項4】
請求項2に記載する蒸気タービン翼の製造方法であって、
前記プロファイル部は、標準偏差が0.015mm以下であり、表面粗度が0.30μm以下であることを特徴とする蒸気タービン翼の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、蒸気タービン翼の製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
蒸気タービンの構成要素である蒸気タービン翼は、主に、切削加工によって製造される。蒸気タービンは、蒸気を受けるプロファイル部、並びに、それに連なるルート側エンドウォール及びシュラウド側エンドウォールを有し、特に、プロファイル部は、切削加工の後に、所望の表面粗度を達成するために、手研磨加工(手作業)による研磨仕上げ加工が実施される。
【0003】
こうした技術分野における背景技術として、特開2011-106332号公報(特許文献1)がある。
【0004】
特許文献1には、蒸気タービン翼の表面処理加工として手研磨加工を使用し、Ra0.02μmからRa0.2μmの表面粗度に加工し、且つ、表面から10μmの深さ範囲に250MPa以上の圧縮応力を追加された表面状態に加工する蒸気タービン翼の加工方法(蒸気タービン翼の製造方法)が記載されている(特許文献1の要約参照)。
【0005】
また、特許文献1には、蒸気タービン翼を、エンドミルによる切削加工によって、Ra1μmからRa10μmの表面粗度に加工し、次に、表面処理加工として切削加工で形成された蒸気タービン翼の表面にローラ処理を実施し、続いて、エメリー紙を使用し、手研磨加工(研磨仕上げ加工)によって、Ra0.02μmからRa0.2μmの表面粗度に加工することが記載されている(特許文献1の0026参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】特開2011-106332号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
特許文献1には、エメリー紙を使用し、手研磨加工(研磨仕上げ加工)によって、所望の表面粗度に加工することが記載されている。
【0008】
しかし、手研磨加工は、手作業に起因して寸法の標準偏差(寸法のばらつき)が大きい。また、蒸気タービン翼の形状の最適化によって、近年、プロファイル部の形状が複雑になっており、手研磨加工には、高い技量が必要となっている。
【0009】
そこで、本発明は、寸法の標準偏差を低減し、完全3次元形状のプロファイル部を有する蒸気タービン翼であっても、所望の表面粗度を達成する蒸気タービン翼の製造方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記した課題を解決するため、本発明の蒸気タービン翼の製造方法は、プロファイル部、ルート側エンドウォール及びシュラウド側エンドウォールを有する蒸気タービン翼の製造方法であって、プロファイル部、ルート側エンドウォール及びシュラウド側エンドウォールを、単一の切削工具(テーパボールエンドミル)により、連続的に機械加工することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、寸法の標準偏差を低減し、完全3次元形状のプロファイル部を有する蒸気タービン翼であっても、所望の表面粗度を達成する蒸気タービン翼の製造方法を提供することができる。
【0012】
なお、上記した以外の課題、構成及び効果については、下記する実施例の説明により、明らかにされる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】従来の蒸気タービン翼の製造方法における製造工程を説明する説明図である。
図2】従来の蒸気タービン翼の製造方法における加工軌跡を説明する説明図である。
図3】従来の蒸気タービン翼の製造方法における外観を説明する外観図である。
図4】本実施例の蒸気タービン翼の製造方法における製造工程を説明する説明図である。
図5】本実施例の蒸気タービン翼の製造方法における加工軌跡を説明する説明図である。
図6】本実施例の蒸気タービン翼の製造方法における外観を説明する外観図である。
図7】本実施例の蒸気タービン翼の製造方法に使用する切削工具を説明する説明図である。
図8】本実施例の蒸気タービン翼の製造方法に使用する切削工具の1刃当たりの送り量を説明する説明図である。
図9】本実施例の蒸気タービン翼の製造方法に使用する切削工具のスキャロップ高さを説明する説明図である。
図10】本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を評価する代表断面(評価断面)を説明する説明図である。
図11】本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を評価する評価パラメータを説明する説明図である。
図12】本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を評価した評価パラメータに対する標準偏差を説明する説明図である。
図13】本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を評価した評価断面に対する表面粗度を説明する説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の実施例を、図面を使用し、説明する。なお、実質的に同一又は類似の構成には同一の符号を付し、説明が重複する場合には、重複する説明を省略する場合がある。
【実施例0015】
<従来の蒸気タービン翼の製造方法>
先ず、本実施例を説明する前に、従来の蒸気タービン翼の製造方法を説明する。
【0016】
図1は、従来の蒸気タービン翼の製造方法における製造工程を説明する説明図である。
【0017】
蒸気タービン翼は、一般的に、金属材料から削り出され、従来の蒸気タービン翼の製造方法における製造工程は、
(1)プロファイル部、ルート側エンドウォール及びシュラウド側エンドウォールの切削加工、
(2)プロファイル部における手研磨加工(手作業)による研磨仕上げ加工
(3)手研磨加工による研磨仕上げ加工における残部の仕上げ加工、
を有し、特に、プロファイル部について、所望の表面粗度を達成する。
【0018】
図2は、従来の蒸気タービン翼の製造方法における加工軌跡を説明する説明図である。
【0019】
従来の蒸気タービン翼の製造方法においては、切削加工によって、形状を成形した後に、プロファイル部、ルート側エンドウォール及びシュラウド側エンドウォールに対して、手研磨加工による研磨仕上げ加工が実施される。
【0020】
そして、特に、プロファイル部は、ルート側エンドウォール及びシュラウド側エンドウォールよりも、要求される所望の表面粗度が小さいため、手研磨加工による研磨仕上げ加工が実施される。
【0021】
また、切削加工においては、プロファイル部、ルート側エンドウォール、シュラウド側エンドウォールのそれぞれに要求される所望の表面粗度の相違を踏まえ、更に、加工時間を短縮するため、一般的に、比較的曲率が小さな部位であるプロファイル部(パス3)は、大径の切削工具(3)によって加工され、比較的曲率が大きな部位であるルート側エンドウォール(パス1)及びシュラウド側エンドウォール(パス2)は、小型の切削工具(1及び2)によって加工される。
【0022】
このため、加工パスが複数に分けられ、加工軌跡は複数に分かれ、特に、プロファイル部に発生する境界部には加工筋が発生する場合がある。
【0023】
図3は、従来の蒸気タービン翼の製造方法における外観を説明する外観図である。
【0024】
図3に示すように、従来の蒸気タービン翼の製造方法では、その外観に、加工パスを複数に分けることによって、加工筋が発生する。
【0025】
<本実施例の蒸気タービン翼の製造方法>
次に、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を説明する。
【0026】
図4は、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法における製造工程を説明する説明図である。
【0027】
蒸気タービン翼は、一般的に、金属材料から削り出され、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法における製造工程は、
(1)プロファイル部、ルート側エンドウォール及びシュラウド側エンドウォールの切削加工(機械加工:機械的な切削加工)、
(2)切削加工による残部の仕上げ加工、
を有し、特に、プロファイル部について、所望の表面粗度を達成する。
【0028】
このように、本実施例では、手研磨加工を機械加工によって代替することにより、手研磨加工による研磨仕上げ加工を省略する。
【0029】
図5は、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法における加工軌跡を説明する説明図である。
【0030】
本実施例の蒸気タービン翼の製造方法においては、切削加工によって、形状が成形される。つまり、プロファイル部、ルート側エンドウォール及びシュラウド側エンドウォールに対して、切削加工が実施される。
【0031】
本実施例においては、切削加工によって、プロファイル部も所望の表面粗度が達成される。
【0032】
また、本実施例においては、比較的曲率が小さな部位であるプロファイル部、比較的曲率が大きな部位であるルート側エンドウォール及びシュラウド側エンドウォールが、単一の切削工具(1)によって、一つのパス(1)で切削加工される。このため、加工パスを複数に分ける必要がなく、加工軌跡は複数に分かれず、プロファイル部にも境界部が発生せず、加工筋が発生しない。
【0033】
つまり、本実施例においては、ルート側エンドウォール⇒プロファイル部⇒シュラウド側エンドウォール(シュラウド側エンドウォール⇒プロファイル部⇒ルート側エンドウォール)を、単一の切削工具によって、連続的に切削加工(機械加工)する。
【0034】
このように、プロファイル部、ルート側エンドウォール及びシュラウド側エンドウォールを連続的に切削加工することにより、加工筋が発生せず、特に、良好なプロファイル部の加工面を得ることができる。
【0035】
図6は、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法における外観を説明する外観図である。
【0036】
図6に示すように、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法では、その外観に、加工パスを一つにすることによって、加工筋が発生しない。
【0037】
このように、本実施例においては、単一の切削工具によって、連続的に切削加工するため、加工筋が発生せず、良好なプロファイル部の加工面を得ることができる。
【0038】
図7は、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法に使用する切削工具を説明する説明図である。
【0039】
図7に示す切削工具は、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法に使用し、切削加工を実施するための仕上げ工具でもある切削工具であり、テーパボールエンドミルである。
【0040】
このテーパボールエンドミルは、金属材料を切削する切削工具であり、チップ式エンドミルやソリッド式エンドミルと相違し、底刃がボール形状であり、側面刃がテーパ形状である切削工具である
そして、このテーパボールエンドミルは、良好なプロファイル部の加工面を得ることができ、高剛性であり、複雑な3次元形状のプロファイル部を有する蒸気タービン翼の切削加工に有利である。
【0041】
また、本実施例では、テーパボールエンドミルを使用し、機械加工のみで、プロファイル部について、所望の表面粗度を達成するため、理論面粗度が設計要求を満足するように、テーパボールエンドミルの加工諸元を設定する。
【0042】
このように、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法は、プロファイル部、ルート側エンドウォール及びシュラウド側エンドウォールを有する蒸気タービン翼の製造方法であって、プロファイル部、ルート側エンドウォール及びシュラウド側エンドウォールを、単一の切削工具(テーパボールエンドミル)により、連続的に機械加工する。
【0043】
図8は、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法に使用する切削工具の1刃当たりの送り量を説明する説明図である。
【0044】
加工諸元である、この1刃当たりの送り量(fz)は、テーパボールエンドミルの送り速度を制御することによって、設定される。
【0045】
図9は、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法に使用する切削工具のスキャロップ高さを説明する説明図である。
【0046】
加工諸元である、このキャロップ高さ(Ry)は、テーパボールエンドミルの押し付け量を制御することによって、設定される。なお、ピッチは、テーパボールエンドミルの底刃の曲率によって設定される。
【0047】
本実施例においては、金属材料として、フェライト鋼材料(例えば、12Cr鋼)を使用し、1刃当たりの送り量(fz)を0.07mmと設定し、スキャロップ高さ(Ry)を0.0015mmと設定した。そして、テーパボールエンドミルの加工諸元である、1刃当たりの送り量を0.07mm以下と設定し、スキャロップ高さを0.0015mm以下と設定することが好ましい。
【0048】
次に、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を評価する代表断面(評価断面)を説明する。
【0049】
図10は、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を評価する代表断面(評価断面)を説明する説明図である。
【0050】
蒸気タービン翼は、シュラウド側エンドウォール1、プロファイル部2、ルート側エンドウォール3を有する。
【0051】
そして、特に、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を評価するため、プロファイル部2の3箇所の代表断面を評価断面として設定する。つまり、プロファイル部2におけるシュラウド側エンドウォール1の代表断面を評価断面Cと、プロファイル部2における中央の代表断面を評価断面Eと、プロファイル部2におけるルート側エンドウォール3の代表断面を評価断面Gと、設定する。
【0052】
次に、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を評価する評価パラメータを説明する。
【0053】
図11は、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を評価する評価パラメータを説明する説明図である。
【0054】
また、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を評価するため、プロファイル部2について、コード長(翼長)、最大肉厚(評価断面における最大肉厚部分)、出口厚み(刃先肉厚:翼先端から2mmの位置)を設定する。
【0055】
次に、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を評価した評価パラメータに対する標準偏差を説明する。
【0056】
図12は、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を評価した評価パラメータに対する標準偏差を説明する説明図である。
【0057】
評価パラメータ(最大肉厚、刃先肉厚、コード長)について、それぞれ、評価断面C、評価断面E、評価断面Gに対する標準偏差(mm)を評価した。
【0058】
そして、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を使用し、製造された蒸気タービン翼のプロファイル部2(〇白抜き丸)と、従来の蒸気タービン翼の製造方法を使用し、製造された蒸気タービン翼のプロファイル部2(■黒色四角)と、を比較した。
【0059】
図12に示すように、従来の蒸気タービン翼の製造方法では、標準偏差が最大で0.037mm(評価断面Gのコード長)であり、本実施例のタービン翼の製造方法では、標準偏差は最大で0.015mm(評価断面Gの最大肉厚)であり、本実施例のタービン翼の製造方法は、従来の蒸気タービン翼の製造方法に対して、標準偏差が小さくすることができる。
【0060】
このように、本実施例によれば、完全3次元形状のプロファイル部を有する蒸気タービン翼であっても、機械加工によるため寸法の標準偏差を低減することができる。
【0061】
次に、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を評価した評価断面に対する表面粗度を説明する。
【0062】
図13は、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を評価した評価断面に対する表面粗度を説明する説明図である。
【0063】
図13に示すように、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を使用し、製造された蒸気タービン翼のプロファイル部2は、評価断面G、評価断面E、評価断面Cのいずれもが、表面粗度Raが実用上十分な0.30μm以下であり、所望の表面粗度を達成することができる。
【0064】
つまり、本実施例の蒸気タービン翼の製造方法を使用し、製造された蒸気タービン翼のプロファイル部2は、標準偏差が0.015mm以下であり、表面粗度Raが0.30μm以下である。
【0065】
このように、本実施例によれば、完全3次元形状のプロファイル部を有する蒸気タービン翼であっても、機械加工によるため寸法の標準偏差を低減することができ、所望の表面粗度を達成することができる。
【0066】
なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために、具体的に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を有するものに限定されるものではない。
【符号の説明】
【0067】
1・・・シュラウド側エンドウォール
2・・・プロファイル部
3・・・ルート側エンドウォール
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13