IP Force 特許公報掲載プロジェクト 2022.1.31 β版

知財求人 - 知財ポータルサイト「IP Force」

▶ 東芝テック株式会社の特許一覧

<>
  • 特開-情報処理装置及び情報処理システム 図1
  • 特開-情報処理装置及び情報処理システム 図2
  • 特開-情報処理装置及び情報処理システム 図3
  • 特開-情報処理装置及び情報処理システム 図4
  • 特開-情報処理装置及び情報処理システム 図5
  • 特開-情報処理装置及び情報処理システム 図6
< >
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022189140
(43)【公開日】2022-12-22
(54)【発明の名称】情報処理装置及び情報処理システム
(51)【国際特許分類】
   G07G 1/12 20060101AFI20221215BHJP
   G07G 1/00 20060101ALI20221215BHJP
   G07G 1/01 20060101ALI20221215BHJP
【FI】
G07G1/12 331A
G07G1/00 331C
G07G1/01 301E
【審査請求】未請求
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021097538
(22)【出願日】2021-06-10
(71)【出願人】
【識別番号】000003562
【氏名又は名称】東芝テック株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100103034
【弁理士】
【氏名又は名称】野河 信久
(74)【代理人】
【識別番号】100179062
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 正
(74)【代理人】
【識別番号】100075672
【弁理士】
【氏名又は名称】峰 隆司
(74)【代理人】
【識別番号】100153051
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100162570
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 早苗
(72)【発明者】
【氏名】植村 英史
【テーマコード(参考)】
3E142
【Fターム(参考)】
3E142DA07
3E142EA02
3E142FA41
3E142GA32
3E142KA01
(57)【要約】
【課題】買上商品の客への渡し忘れを防止することを可能にする技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置は、判定部と、更新部と、表示制御部と、を備える。判定部は、載置部に設置された重量センサにより測定される商品の重量の変化を判定する。更新部は、判定部により重量の変化が判定されたことに基づいて、載置部における商品の第1の載置総数を更新する。表示制御部は、更新部により更新された第1の載置総数を表示部に表示させる。
【選択図】 図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
載置部に設置された重量センサにより測定される商品の重量の変化を判定する判定部と、
前記判定部により重量の変化が判定されたことに基づいて、前記載置部における商品の第1の載置総数を更新する更新部と、
前記更新部により更新された第1の載置総数を表示部に表示させる表示制御部と、
を備える情報処理装置。
【請求項2】
登録された商品の商品情報を取得する商品情報取得部をさらに備え、
前記更新部は、前記商品情報取得部により取得された前記商品の商品情報に基づいて、前記商品が軽量商品であることに応答して、前記第1の載置総数を更新する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
登録された商品の商品情報を取得する商品情報取得部をさらに備え、
前記更新部は、前記商品情報取得部により取得された前記商品の商品情報に基づいて、前記商品の標準重量及び前記判定部により判定された重量の変化量に基づいて前記載置部に載置された商品の増加個数を算出し、前記増加個数に基づいて前記第1の載置総数を更新する、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記表示制御部は、商品が登録される毎に商品の登録総数を前記表示部に表示させ、前記登録総数と前記第1の載置総数との比較結果を前記表示部に表示させる、
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記判定部は、前記載置部に設置された圧力分布センサにより測定される前記載置部における圧力分布に基づく商品の個数の変化を判定し、
前記更新部は、前記判定部により個数の変化が判定されたことに基づいて、前記載置部における商品の第2の載置総数を更新し、
前記表示制御部は、前記更新部により更新された第2の載置総数を前記表示部に表示させる、
請求項1から4の何れか1項に記載の情報処理装置。
【請求項6】
載置部に設置された重量センサと情報処理装置を備える情報処理システムにおいて、
前記重量センサは、商品の重量を測定し、
前記情報処理装置は、
前記重量センサにより測定される商品の重量の変化を判定する判定部と、
前記判定部により重量の変化が判定されたことに基づいて、前記載置部における商品の第1の載置総数を更新する更新部と、
前記更新部により更新された第1の載置総数を表示部に表示させる表示制御部と、
を備える情報処理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、情報処理装置及び情報処理システムに関する。
【背景技術】
【0002】
専門店等の店舗では、いわゆる対面型のPOS(Point Of Sales)端末において買上商品の登録から決済までの操作、及び買上商品の袋詰めを店員が行うことが多い。その際、店員が登録した買上商品を袋に入れ忘れる等の事情により、買上商品を客に渡し忘れることが起こり得る。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平7-320146号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の実施形態が解決しようとする課題は、買上商品の客への渡し忘れを防止することを可能にする技術を提供しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施形態において、情報処理装置は、判定部と、更新部と、表示制御部と、を備える。判定部は、載置部に設置された重量センサにより測定される商品の重量の変化を判定する。更新部は、判定部により重量の変化が判定されたことに基づいて、載置部における商品の第1の載置総数を更新する。表示制御部は、更新部により更新された第1の載置総数を表示部に表示させる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1図1は、実施形態に係る情報処理システムを例示するブロック図である。
図2図2は、実施形態に係るPOS端末の構成例を概略的に示すブロック図である。
図3図3は、実施形態に係る商品情報の構成例を示す図である。
図4図4は、実施形態に係るPOS端末による情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。
図5図5は、実施形態に係るPOS端末による情報処理の手順の別の例を示すフローチャートである。
図6図6は、実施形態に係るPOS端末による情報処理の手順のさらに別の例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、図面を用いて実施形態について説明する。各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
図1は、実施形態に係る情報処理システムSを例示するブロック図である。
情報処理システムSは、専門店等の店舗に適用可能なシステムである。情報処理システムSは、店員により客の買上商品の登録から決済までの操作を行うことが可能なシステムである。店員は、ユーザ、操作者、オペレータ又は人と読み替えてもよい。客は、会員、消費者、又は人と読み替えてもよい。
【0008】
情報処理システムSは、POS端末1、重量センサ2、及び圧力分布センサ3を含む。POS端末1、重量センサ2、及び圧力分布センサ3は、載置台に設置されている。載置台は、買上商品の登録及び決済を行うカウンターである。載置台は、載置部4を備える。載置部4は、複数の登録された買上商品を載置することができる領域である。載置部4には、重量センサ2、及び圧力分布センサ3が設置されている。POS端末1は、重量センサ2、及び圧力分布センサ3とケーブルを介して互いに通信自在に接続する。なお、情報処理システムSは、POS端末1、重量センサ2、及び圧力分布センサ3のうちの少なくとも2つの機器を含むシステムを指すこともある。なお、買上商品は、単に商品ともいう。
【0009】
POS端末1は、商品の決済を可能とする電子機器である。決済は、商品に対する代金の支払いである。決済は、会計の意味を含む。POS端末1は、オフライン決済及びオンライン決済の両方に対応する。オフライン決済は、POS端末1がインターネット等を介した他の電子機器との連携を要しない決済である。例えば、オフライン決済は、現金及び商品券などによる決済である。オンライン決済は、POS端末1がインターネット等を介した他の電子機器と連携して実行する決済である。例えば、オンライン決済は、クレジットカード決済、電子マネー決済、クレジットカード、デビットカード決済、及びコード決済等である。オンライン決済は、キャッシュレス決済に対応する。POS端末1は、情報処理装置の一例である。POS端末1の構成例については後述する。
【0010】
重量センサ2は、載置部4に設置され、載置部4に載置された物品の重量を測定するためのセンサの一例である。重量センサ2は、載置部4に載置された物品の総重量を測定する。重量センサ2は、検出範囲で測定した重量を示す重量データを出力する。重量センサ2は、重量データをPOS端末1に出力する。重量センサ2は、単にセンサともいう。以下の説明において、「測定」は、検知、検出、又は取得と読み替えてもよい。
【0011】
圧力分布センサ3は、載置部4に設置され、載置部4に載置された物品に応じた載置部4における圧力の分布を測定するためのセンサの一例である。圧力分布センサ3は、載置部4に載置された複数の物品に応じた載置部4における圧力の分布を測定する。圧力分布センサ3は、検出範囲で測定した圧力分布を示す圧力分布データを出力する。圧力分布センサ3は、圧力分布データをPOS端末1に出力する。圧力分布センサ3は、単にセンサともいう。圧力分布センサ3は、重量センサ2が設置される領域と同じ領域に設置されてもよい。
【0012】
POS端末1の構成例について説明する。
図2は、実施形態に係るPOS端末1の構成例を概略的に示すブロック図である。
POS端末1は、プロセッサ101、メインメモリ102、補助記憶デバイス103、時計104、釣銭機インタフェース105、通信インタフェース106、スキャナ107、入力デバイス108、表示デバイス109、印刷デバイス110、カードリーダ111、及び入出力インタフェース112を含む電子機器である。プロセッサ101、メインメモリ102、補助記憶デバイス103、時計104、釣銭機インタフェース105、通信インタフェース106、スキャナ107、入力デバイス108、表示デバイス109、印刷デバイス110、カードリーダ111、及び入出力インタフェース112は、互いに信号を入出力可能に接続されている。図2では、インタフェースは、「I/F」と記載されている。
【0013】
プロセッサ101は、POS端末1の中枢部分に相当する。例えば、プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)であるが、これに限定されない。プロセッサ101は、種々の回路で構成されていてもよい。プロセッサ101は、メインメモリ102、又は補助記憶デバイス103に予め記憶されているプログラムをメインメモリ102に展開する。プログラムは、POS端末1のプロセッサ101に後述する各部を実現、又は実行させるプログラムである。プロセッサ101は、メインメモリ102に展開されるプログラムを実行することで、種々の動作を実行する。
【0014】
メインメモリ102は、POS端末1の主記憶部分に相当する。メインメモリ102は、不揮発性のメモリ領域と揮発性のメモリ領域とを含む。メインメモリ102は、不揮発性のメモリ領域ではオペレーティングシステム又はプログラムを記憶する。メインメモリ102は、揮発性のメモリ領域を、プロセッサ101によってデータが適宜書き換えられるワークエリアとして使用する。例えば、メインメモリ102は、不揮発性のメモリ領域としてROM(Read Only Memory)を含む。例えば、メインメモリ102は、揮発性のメモリ領域としてRAM(Random Access Memory)を含む。メインメモリ102は、プログラムを記憶する。
【0015】
補助記憶デバイス103は、POS端末1の補助記憶部分に相当する。補助記憶デバイス103は、EEPROM(登録商標)(Electric Erasable Programmable Read-Only Memory)、HDD(Hard Disc Drive)又はSSD(Solid State Drive)等である。補助記憶デバイス103は、上述のプログラム、プロセッサ101が各種の処理を行う上で使用するデータ、及びプロセッサ101での処理によって生成されるデータを記憶する。補助記憶デバイス103は、記憶部の一例である。
【0016】
補助記憶デバイス103は、商品情報1031を有する。
商品情報1031は、商品コード、商品の標準重量、及び軽量フラグ等を関連付けたデータを構成する商品毎のレコードを含む。商品情報1031に含まれる各レコードは、商品情報に相当する。商品情報1031は、商品に固有の情報である。商品コードは、商品を個々に識別するために商品毎に割り当てられた固有の識別情報である。商品コードは、JAN(Japan Article Number)コードであってもよい。商品の標準重量は、各商品の標準的な重量である。軽量フラグは、商品の標準重量が所定の重量以下であることを示すフラグである。所定の重量は、例えば、1グラム、0.5グラム等である。所定の重量は、予め設定されてもよく、店舗の管理者等により適宜設定されてもよい。
【0017】
軽量フラグは、商品コードで特定される商品が、標準重量が所定の重量以下の商品であるか否かを識別するための1ビット情報である。標準重量が所定の重量以下の商品は、例えば、切手、引換券、チケット等である。本実施形態では、標準重量が所定の重量以下の商品の軽量フラグを“1”とし、標準重量が所定の重量以下でない商品の軽量フラグを“0”とする。
【0018】
商品情報1031は、商品名、商品の種類、商品の価格等の情報を含んでもよい。商品情報1031の詳細については後述する。
【0019】
時計104は、POS端末1の時刻情報源として機能する。プロセッサ101は、時計104によって計時される時刻情報を基に、現在の日付、及び時刻を計時する。
【0020】
釣銭機インタフェース105は、図示しない自動釣銭機との間でデータ信号の入出力を行う。例えば釣銭機インタフェース105は、自動釣銭機から投入金額データを入力する。釣銭機インタフェース105は、釣銭額データを自動釣銭機に出力する。自動釣銭機では、釣銭額データに応じた釣銭額相当の紙幣、又は硬貨が払い出される。
【0021】
通信インタフェース106は、所定の通信プロトコルに従い、ネットワークを介して、POS端末1を他の電子機器と通信可能に接続する種々のインタフェースを含む。
【0022】
スキャナ107は、読取窓に翳された商品のバーコード等をスキャンして読み取る。店舗で販売される商品には、その商品を識別するための商品コードをバーコード化したバーコードシンボルが付されている。スキャナ107は、商品に付されたバーコードシンボルが読取窓に翳される毎に、そのバーコードを読み取る。ここで、バーコードは、二次元データコードと読み替えてもよい。スキャナ107は、レーザ光の走査によりコードシンボルを読み取るタイプであってもよい。スキャナ107は、カメラ等の撮像デバイスで撮像した画像からコードシンボルを読み取るタイプであってもよい。
【0023】
入力デバイス108は、POS端末1へのデータ入力インタフェースとして機能するデバイスである。例えば、入力デバイス108は、キーボード、及びタッチパネル等である。
【0024】
表示デバイス109は、プロセッサ101の制御により種々の画面を表示可能なデバイスである。表示デバイス109は、店員用のデバイスと客用のデバイスとが別々に設けられる場合がある。例えば、表示デバイス109は、液晶ディスプレイ、及びEL(Electroluminescence)ディスプレイ等である。表示デバイス109は、表示部の一例である。
【0025】
印刷デバイス110は、レシート、又は伝票等を印刷するためのデバイスである。例えば、印刷デバイス110は、サーマルプリンタ、又はインクジェットプリンタ等である。
【0026】
カードリーダ111は、カード媒体の磁気ストライプに記録されたカードデータを読み取る。
【0027】
入出力インタフェース112は、ケーブルを介して、重量センサ2、及び圧力分布センサ3と接続するインタフェースである。入出力インタフェース112は、ケーブルのコネクタを含む。
【0028】
なお、POS端末1のハードウェア構成は、上述の構成に限定されるものではない。POS端末1は、適宜、上述の構成要素の省略及び変更並びに新たな構成要素の追加を可能とする。
【0029】
上述のプロセッサ101に実装される各部について説明する。
プロセッサ101は、判定部1010、更新部1011、表示制御部1012、商品情報取得部1013、及び決済処理部1014を実装する。プロセッサ101に実装される各部は、各機能ということもできる。プロセッサ101に実装される各部は、プロセッサ101及びメインメモリ102を含む制御部に実装されるということもできる。
【0030】
判定部1010は、重量センサ2から通信インタフェース106を介して、重量センサ2により測定される載置部4に載置された商品の重量を示す重量データを取得する。重量データは、載置部4に載置された商品の総重量である。判定部1010は、取得した重量データに基づいて、重量センサ2により測定される重量の変化を判定する。判定部1010は、圧力分布センサ3から通信インタフェース106を介して、圧力分布センサ3により測定される載置部4に載置された商品に応じた載置部4における圧力の分布を示す圧力分布データを取得する。載置部4に載置された商品に応じた載置部4における圧力の分布は、載置部4に載置された商品の圧力分布ともいう。判定部1010は、取得した圧力分布データに基づいて、載置部4における商品の個数の変化を判定する。
【0031】
更新部1011は、載置部4に載置された商品の個数を算出する。例えば、更新部1011は、判定部1010により判定された重量の変化に基づいて、載置部4に載置された商品の個数を算出する。更新部1011は、変化した重量と載置部4に載置された商品の標準重量に基づいて、載置部4に載置された商品の個数を算出する。更新部1011は、圧力分布データに基づく載置部4における商品の個数の変化に基づいて、載置部4に載置された商品の個数を算出する。以下の説明において、「算出」は、検知、検出、又は取得と読み替えてもよい。
【0032】
更新部1011は、載置部4に載置された商品の総数を更新する。例えば、更新部1011は、載置部4における重量の変化に基づき算出された商品の個数に基づいて、載置部4における商品の第1の載置総数を更新する。第1の載置総数は、重量センサ2により測定される重量データに基づく載置部4に載置された商品の総数である。更新部1011は、載置部4における圧力分布の変化に基づき算出された商品の個数に基づいて、載置部4における商品の第2の載置総数を更新する。第2の載置総数は、圧力分布センサ3により測定される圧力分布データに基づく載置部4に載置された商品の総数である。
【0033】
表示制御部1012は、各種データを表示デバイス109に表示させる。例えば、表示制御部1012は、スキャナ107を介して登録された商品の総数を表示デバイス109に表示させる。スキャナ107を介して登録された商品の総数は、商品の登録総数の一例である。表示制御部1012は、更新部1011により更新された第1の載置総数を表示デバイス109に表示させる。表示制御部1012は、商品の登録総数と第1の載置総数との比較結果を表示デバイス109に表示させる。表示制御部1012は、更新部1011により更新された第2の載置総数を表示デバイス109に表示させる。表示制御部1012は、商品の登録総数と第2の載置総数との比較結果を表示デバイス109に表示させる。表示制御部1012は、比較結果に基づく通知を表示デバイス109に表示させる。通知は、例えば、商品の登録総数と第1の載置総数が異なることを示す通知である。通知は、例えば、商品の登録総数と第2の載置総数が異なることを示す通知である。通知は、例えば、第1の載置総数と第2の載置総数が異なることを示す通知である。
【0034】
商品情報取得部1013は、商品情報1031に基づいて、スキャナ107を介して登録された商品の商品情報を取得する。
【0035】
決済処理部1014は、決済処理を実行する。例えば、決済処理部1014は、客による支払方法の選択に従って決済処理を実行する。支払方法は、オフライン決済、及びオンライン決済を含む。
【0036】
商品情報1031の構成例について説明する。
図3は、実施形態に係る商品情報1031の構成例を示す図である。
商品情報1031は、「商品コード」項目、「標準重量」項目、及び「軽量フラグ」項目を含む。「商品コード」項目は、商品コードをセットする項目である。「標準重量」項目は、各商品の標準重量をセットする項目である。「軽量フラグ」項目は、軽量フラグをセットする項目である。複数の商品コードのそれぞれは、商品情報1031により、商品情報レコードとして、標準重量、及び軽量フラグに関連付けられている。例えば、商品情報1031は、商品コード「00001」について、標準重量が20グラムであり、軽量フラグは「0」であることを記憶する。軽量フラグが「0」であることは、商品コードに関連付けられた商品の標準重量が所定の重量以下でないことを示す。商品情報1031は、商品コード「00002」について、標準重量が0.5グラムであり、軽量フラグは「1」であることを記憶する。軽量フラグが「1」であることは、商品コードに関連付けられた商品の標準重量が所定の重量以下であることを示す。この例では、所定の重量は0.5グラムであるとする。商品情報1031に含まれる情報は適宜設定され得る。POS端末1は、商品情報1031を適宜更新する。
【0037】
情報処理システムSによる処理の手順について説明する。
なお、以下のPOS端末1を主体とする説明では、POS端末1をプロセッサ101と読み替えてもよい。なお、以下で説明する処理手順は一例に過ぎず、各処理は可能な限り変更されてよい。また、以下で説明する処理手順について、実施形態に応じて、適宜、ステップの省略、置換、及び追加が可能である。
【0038】
ここでは、店員がPOS端末1を操作し、スキャナ107を介して客の買上商品を登録する場合を想定する。店員は、買上商品を登録する毎に、登録した買上商品を載置部4に載置する。重量センサ2及び圧力分布センサ3は、店員により買上商品が載置部4に載置される毎に、測定結果をPOS端末1に出力する。
【0039】
POS端末1は、店員により買上商品の商品コードがスキャナ107を介して読み取られたことに応答して、以下の情報処理を行う。以下では、店員により商品Aがスキャナ107を介して読み取られた場合を例に説明を行う。店員は、スキャナ107を介して商品Aを登録する毎に、登録した商品Aを載置部4に載置することを想定する。店員は、スキャナ107を介して商品Aを登録し、複数ボタン等を介して商品Aを複数登録する場合もある。この場合は、店員は、複数ボタン等を介して複数の商品Aを登録する毎に、登録した複数の商品Aを載置部4に載置することを想定する。複数ボタンは、登録される商品の個数を示す数字キー等である。
【0040】
POS端末1による情報処理の手順について説明する。
図4は、実施形態に係るPOS端末1のプロセッサ101による情報処理の手順の一例を示すフローチャートである。この例では、重量センサ2による測定結果を使用した情報処理の手順の一例を示す。
【0041】
商品情報取得部1013は、商品情報1031に基づいて、スキャナ107を介して登録された商品Aの商品情報を取得する(ACT1)。ACT1では、例えば、商品情報取得部1013は、店員によりスキャナ107を介して商品Aの商品コードが読み取られたことに応答して、商品Aの商品情報を取得する。商品情報取得部1013は、商品情報1031を参照し、商品Aの標準重量と軽量フラグに関する情報を取得する。プロセッサ101は、スキャナ107を介して登録された商品の個数を補助記憶デバイス103に記憶する。一例では、プロセッサ101は、店員によりスキャナ107を介して商品が登録される毎に、各商品の個数を補助記憶デバイス103に記憶する。他の例では、プロセッサ101は、店員によりスキャナ107を介して登録された商品と同一商品が複数ボタン等を介して複数登録される毎に、登録された各商品の個数を補助記憶デバイス103に記憶する。プロセッサ101は、登録された各商品の個数を合算し、登録された商品の総数を補助記憶デバイス103に記憶する。
【0042】
商品情報取得部1013は、取得された商品Aの商品情報に基づいて、商品Aが軽量商品であるか否かを判定する(ACT2)。軽量商品は、商品の標準重量が所定の重量以下である商品の一例である。ACT2では、例えば、商品情報取得部1013は、商品Aの軽量フラグに「1」がセットされているか否かを判断する。商品情報取得部1013により、軽量フラグに「1」がセットされていると判断された場合(ACT2:YES)、処理はACT2からACT6へ遷移する。商品情報取得部1013により、軽量フラグに「1」がセットされていないと判断された場合(ACT2:NO)、処理はACT2からACT3へ遷移する。
【0043】
例えば、商品Aが商品コード「00001」の商品である場合、商品情報取得部1013は、商品Aの軽量フラグが「0」であることに基づいて、商品Aの標準重量が所定の重量以下でないと判定する。
【0044】
商品情報取得部1013は、取得した商品Aの商品情報に基づいて、商品Aの標準重量を取得する(ACT3)。例えば、商品Aが商品コード「00001」の商品である場合、商品情報取得部1013は、商品Aの標準重量として「20グラム」を取得する。
【0045】
判定部1010は、載置部4に設置された重量センサ2により測定される商品の重量の変化を判定する(ACT4)。ACT4では、例えば、判定部1010は、重量センサ2から通信インタフェース106を介して、重量センサ2により測定される載置部4に載置された商品の重量を示す重量データを取得する。判定部1010は、重量データに基づいて、載置部4への商品Aの載置前の重量と重量データに基づく重量を比較する。判定部1010は、比較結果に基づき載置部4に載置された商品の総重量が変化したか否かを判定する。判定部1010は、判定された重量の変化量を補助記憶デバイス103に記憶する。例えば、判定部1010は、載置部4への商品Aの載置前の重量が100グラムであり、重量データに基づく重量が140グラムである場合、載置部4に載置された商品の総重量が変化したと判定する。判定部1010は、判定された重量の変化量として40グラムを補助記憶デバイス103に記憶する。判定された重量の変化量は、変化重量ともいう。
【0046】
判定部1010により、載置部4に載置された商品の重量が変化したと判定された場合(ACT4:YES)、処理はACT4からACT5へ遷移する。判定部1010により、載置部4に載置された商品の重量が変化していないと判定された場合(ACT4:NO)、処理はACT4からACT7へ遷移する。
【0047】
更新部1011は、判定部1010により判定された変化重量に基づいて、載置部4に載置された商品の増加個数を算出する(ACT5)。増加個数は、例えば、載置部4への商品Aの載置前と載置後で変化した載置部4における商品の個数である。ACT5では、例えば、更新部1011は、ACT3において取得された商品Aの標準重量及び変化重量に基づいて、載置部4に載置された商品Aの増加個数を算出する。更新部1011は、変化重量を商品Aの標準重量で割って得られる値を商品Aの増加個数として算出する。例えば、商品Aが商品コード「00001」の商品であり、変化重量が40グラムである場合について説明する。更新部1011は、変化重量「40グラム」を商品Aの標準重量「20グラム」で割って得られる値(=2)を商品Aの増加個数として算出する。なお、更新部1011は、変化重量を商品の標準重量で割って得られる値に近い整数を増加個数として算出する。例えば、更新部1011は、変化重量を商品の標準重量で割って得られる値が1.2である場合、1を商品の増加個数として算出する。判定部1010は、算出された増加個数を補助記憶デバイス103に記憶する。
【0048】
更新部1011は、載置部4における商品の第1の載置総数を更新する(ACT6)。
【0049】
一例では、更新部1011は、ACT2において商品Aが軽量商品であると判定されたことに応答して、載置部4に載置された商品の第1の載置総数を更新する。この場合、更新部1011は、補助記憶デバイス103に記憶された商品Aの個数を取得する。更新部1011は、取得された商品Aの個数を第1の載置総数に加える。商品Aが商品コード「00002」の商品であり、店員により商品Aが2点登録された場合について説明する。更新部1011は、補助記憶デバイス103から登録された商品Aの個数「2」を取得する。更新部1011は、商品Aの個数「2」を第1の載置総数に加える。
【0050】
別の例では、更新部1011は、ACT5において算出された商品の増加個数に基づいて、載置部4に載置された商品の第1の載置総数を更新する。この場合、更新部1011は、商品Aの増加個数「2」を第1の載置総数に加える。
【0051】
表示制御部1012は、表示デバイス109の表示を制御する(ACT7)。
表示制御部1012は、スキャナ107を介して登録された商品の登録総数を表示デバイス109に表示させる。例えば、表示制御部1012は、商品が登録される毎に補助記憶デバイス103に記憶された商品の登録総数を取得する。表示制御部1012は、取得された商品の登録総数を表示デバイス109に表示させる。なお、表示制御部1012は、商品が登録される毎に、商品の登録総数に加えて、又は商品の登録総数に代えて各商品の登録総数を補助記憶デバイス103から取得し、表示デバイス109に表示させてもよい。
【0052】
表示制御部1012は、更新部1011により更新された第1の載置総数を表示デバイス109に表示させる。なお、表示制御部1012は、重量センサ2により載置部4に載置された商品の重量が測定される毎に、第1の載置総数に加えて、又は第1の載置総数に代えて各商品の載置総数を表示デバイス109に表示させてもよい。
【0053】
表示制御部1012は、商品の登録総数と第1の載置総数との比較結果を表示デバイス109に表示させる。表示制御部1012は、比較結果に基づいて、第1の載置総数が登録総数と異なる場合、第1の載置総数を登録総数と異なる表示態様で表示してもよい。表示態様は、文字色、サイズ、フォント、囲み文字、明度又は輝度等の文字装飾、背景色、背景の明度又は輝度、背景パターン、フレーム色、点滅表示等を含む。表示制御部1012は、例えば、商品の登録総数が10であり、第1の載置総数が9である場合、第1の載置総数の文字を登録総数と異なる色で表示する。異なる色は、例えば赤色である。なお、表示制御部1012は、比較結果に基づく通知を表示デバイス109に表示させてもよい。通知は、例えば、登録総数と第1の載置総数が異なることを示すテキスト表示である。表示制御部1012は、記号、アイコン、動画等の任意の態様で通知を表示デバイス109に表示させてもよい。プロセッサ101は、不図示の音声出力デバイスにより、通知を音声として出力させてもよい。
【0054】
なお、表示制御部1012は、各商品の登録総数と載置部4における各商品の載置総数との比較結果を表示デバイス109に表示させてもよい。表示制御部1012は、比較結果に基づいて、各商品の登録総数が各商品の載置総数と異なる場合、各商品の載置総数を各商品の登録総数と異なる表示態様で表示してもよい。表示制御部1012は、例えば、商品Aの登録個数が3であり、商品Aの載置総数が2である場合、商品Aの載置総数の文字を商品Aの登録個数と異なる色で表示する。表示制御部1012は、比較結果に基づく通知を表示デバイス109に表示させてもよい。通知は、例えば、各商品の登録総数と各商品の載置総数が異なることを示すテキスト表示である。表示制御部1012は、記号、アイコン、動画等の任意の態様で通知を表示デバイス109に表示させてもよい。プロセッサ101は、不図示の音声出力デバイスにより、通知を音声として出力させてもよい。
【0055】
この例によれば、判定部1010は、載置部4に設置された重量センサ2により測定される商品の重量の変化を判定することができる。更新部1011は、判定部1010により載置部4に載置された商品の重量の変化が判定されたことに基づいて、載置部4における商品の第1の載置総数を更新することができる。表示制御部1012は、更新部1011により更新された第1の載置総数を表示デバイス109に表示させることができる。これにより、POS端末1は、載置部4に商品が載置される毎に、重量センサ2による測定結果に基づく第1の載置総数を表示することができる。そのため、店員は、表示デバイス109を介して、載置部4に載置された商品の総数を認識することができる。また、店員は、表示デバイス109に表示された第1の載置総数に基づいて、登録した買上商品の総数と載置部4に載置された商品の総数を比較することができる。このように、POS端末1は、店員に載置部4に載置された商品の総数を確認する契機を与え、買上商品の客への渡し忘れを防止することができる。
【0056】
この例によれば、更新部1011は、商品情報取得部1013により取得された商品の商品情報に基づいて、商品が軽量商品であることに応答して、第1の載置総数を更新することができる。これにより、POS端末1は、載置部4に載置された商品が軽量であり、重量センサ2により重量が測定できない場合でも、第1の載置総数を載置数に応じて更新することができる。そのため、店員は、表示デバイス109を介して、載置部4に載置された商品が軽量商品を含む場合であっても、載置総数を認識することができる。また、店員は、商品が重量センサ2により計測できない場合でも、表示デバイス109に表示された第1の載置総数に基づいて、登録した買上商品の総数と載置部4に載置された商品の総数を比較することができる。このように、POS端末1は、買上商品が軽量商品を含む場合においても、店員に載置部4に載置された商品の総数を確認する契機を与え、買上商品の客への渡し忘れを防止することができる。
【0057】
この例によれば、更新部1011は、商品情報取得部1013により取得された商品の商品情報に基づいて、商品の標準重量及び判定部1010により判定された重量の変化量に基づいて載置部4に載置された商品の増加個数を算出することができる。更新部1011は、増加個数に基づいて第1の載置総数を更新することができる。これにより、POS端末1は、店員により複数の同一商品が登録され載置部4に載置された場合でも、算出された載置部4に載置された商品の増加個数に基づいて第1の載置総数を更新することができる。そのため、店員は、複数の同一商品を登録した場合でも、表示デバイス109に表示された第1の載置総数に基づいて、登録した買上商品の総数と載置部4に載置された商品の総数を比較することができる。このように、POS端末1は、買上商品が複数の同一商品を含む場合においても、店員に載置部4に載置された商品の総数を確認する契機を与え、買上商品の客への渡し忘れを防止することができる。
【0058】
この例によれば、表示制御部1012は、店員によりスキャナ107を介して商品が登録される毎に商品の登録総数を表示デバイス109に表示させることができる。表示制御部1012は、登録総数と第1の載置総数との比較結果を表示デバイス109に表示させることができる。これにより、POS端末1は、載置部4に商品が載置される毎に、登録総数と第1の載置総数を表示し、第1の載置総数が登録総数と異なる場合に、店員に注意を促すことができる。そのため、店員は、表示デバイス109を介して、登録総数と載置部4に載置された商品の総数を容易に認識することができるとともに、登録総数と載置総数との違いを容易に認識することができる。このように、POS端末1は、店員に登録総数と載置部4に載置された商品の総数を確認する契機を与え、買上商品の客への渡し忘れを防止することができる。
【0059】
また、この例によれば、表示制御部1012は、商品が登録される毎に、商品の登録総数に加えて、又は商品の登録総数に代えて各商品の登録総数を表示デバイス109に表示することができる。これにより、POS端末1は、載置部4に商品が載置される毎に、重量センサ2による測定結果に基づく各商品の載置総数を表示することができる。そのため、店員は、表示デバイス109を介して、載置部4に載置された各商品の総数を認識することができる。また、店員は、表示デバイス109に表示された各商品の載置総数に基づいて、登録した買上商品の各商品の総数と載置部4に載置された各商品の総数を比較することができる。このように、POS端末1は、店員に載置部4に載置された各商品の総数を確認する契機を与え、各商品についての買上商品の客への渡し忘れを防止することができる。
【0060】
また、表示制御部1012は、各商品の登録総数と載置部4における各商品の載置総数との比較結果を表示デバイス109に表示させることができる。これにより、POS端末1は、各商品の載置総数が各商品の登録総数と異なる場合に、店員に注意を促すことができる。そのため、店員は、表示デバイス109を介して、各商品の登録総数と載置部4に載置された各商品の総数を容易に認識することができるとともに、登録総数と載置総数との違いを容易に認識することができる。このように、POS端末1は、店員に各商品の登録総数と載置部4に載置された各商品の総数を確認する契機を与え、各商品についての買上商品の客への渡し忘れを防止することができる。
【0061】
図5は、実施形態に係るPOS端末1のプロセッサ101による情報処理の手順の別の例を示すフローチャートである。この例では、圧力分布センサ3による測定結果を使用した情報処理の手順の一例を示す。
【0062】
判定部1010は、載置部4に設置された圧力分布センサ3により測定される載置部4における圧力分布に基づく商品の個数の変化を判定する(ACT11)。ACT11では、例えば、判定部1010は、圧力分布センサ3から通信インタフェース106を介して、圧力分布センサ3により測定される載置部4に載置された商品に応じた載置部4における圧力分布を示す圧力分布データを取得する。判定部1010は、例えば、圧力分布データに基づいて、載置部4に載置された商品の重心位置を特定し、重心位置の数から商品の個数を判定する。判定部1010は、商品毎の圧力分布パターンの認識等の公知の技術を用いて、圧力分布データに基づいて載置部4に載置された商品の個数を判定してもよい。判定部1010は、載置部4への商品Aの載置前の載置部4における商品の個数と圧力分布データに基づく商品の個数を比較する。判定部1010は、比較結果に基づき載置部4における商品の個数の変化を判定する。判定部1010は、判定された商品の個数の変化を補助記憶デバイス103に記憶する。判定された商品の個数の変化は、増加個数ともいう。例えば、店員により商品Aが2点登録され、載置部4に載置された場合について説明する。判定部1010は、圧力分布データに基づいて、載置部4に載置された商品の重心位置を特定する。判定部1010は、特定された商品の重心位置の数から商品が2点増加したことを判定する。判定部1010は、商品Aの増加個数を2として判定する。
【0063】
更新部1011は、判定部1010により個数の変化が判定されたことに基づいて、載置部4における商品の第2の載置総数を更新する。(ACT12)。ACT12では、例えば、更新部1011は、ACT11において判定された増加個数に基づいて、載置部4に載置された商品の第2の載置総数を更新する。例えば、ACT11において、判定部1010により商品Aの増加個数が2であると判定された場合、更新部1011は、商品Aの個数「2」を第2の載置総数に加える。
【0064】
表示制御部1012は、表示デバイス109の表示を制御する(ACT13)。
表示制御部1012は、スキャナ107を介して登録された商品の登録総数を表示デバイス109に表示させる。例えば、表示制御部1012は、商品が登録される毎に補助記憶デバイス103に記憶された商品の登録総数を取得する。表示制御部1012は、取得された商品の登録総数を表示デバイス109に表示させる。表示制御部1012は、商品が登録される毎に、商品の登録総数に加えて、又は商品の登録総数に代えて各商品の登録総数を補助記憶デバイス103から取得し、表示デバイス109に表示させてもよい。
【0065】
表示制御部1012は、更新部1011により更新された第2の載置総数を表示デバイス109に表示させる。表示制御部1012は、圧力分布センサ3により載置部4における圧力分布が測定される毎に、第2の載置総数に加えて、又は第2の載置総数に代えて各商品の載置総数を表示デバイス109に表示させてもよい。
【0066】
表示制御部1012は、商品の登録総数と第2の載置総数との比較結果を表示デバイス109に表示させる。表示制御部1012は、比較結果に基づいて、第2の載置総数が登録総数と異なる場合、第2の載置総数を登録総数と異なる表示態様で表示してもよい。表示制御部1012は、例えば、商品の登録総数が10であり、第2の載置総数が9である場合、第2の載置総数の文字を登録総数と異なる色で表示する。表示制御部1012は、比較結果に基づく通知を表示デバイス109に表示させてもよい。通知は、例えば、登録総数と第2の載置総数が異なることを示すテキスト表示である。表示制御部1012は、記号、アイコン、動画等の任意の態様で通知を表示デバイス109に表示させてもよい。なお、プロセッサ101は、不図示の音声出力デバイスにより、通知を音声として出力させてもよい。
【0067】
なお、表示制御部1012は、各商品の登録総数と載置部4における各商品の載置総数との比較結果を表示デバイス109に表示させてもよい。表示制御部1012は、比較結果に基づいて、各商品の登録総数と各商品の載置総数が異なる場合、各商品の載置総数を各商品の登録総数と異なる表示態様で表示してもよい。表示制御部1012は、例えば、商品Aの登録個数が3であり、商品Aの載置総数が2である場合、商品Aの載置総数の文字を商品Aの登録個数と異なる色で表示する。表示制御部1012は、各商品の登録総数と各商品の載置総数比較結果に基づく通知を表示デバイス109に表示させてもよい。通知は、例えば、各商品の登録総数と各商品の載置総数が異なることを示すテキスト表示である。表示制御部1012は、記号、アイコン、動画等の任意の態様で通知を表示デバイス109に表示させてもよい。なお、プロセッサ101は、不図示の音声出力デバイスにより、通知を音声として出力させてもよい。
【0068】
この例によれば、判定部1010は、載置部4に設置された圧力分布センサ3により測定される載置部4における圧力分布に基づく商品の個数の変化を判定することができる。更新部1011は、判定部1010により載置部4に載置された商品の個数の変化が判定されたことに基づいて、載置部4における商品の第2の載置総数を更新することができる。表示制御部1012は、更新部1011により更新された第2の載置総数を表示デバイス109に表示させることができる。これにより、POS端末1は、載置部4に商品が載置される毎に、圧力分布センサ3による測定結果に基づく第2の載置総数を表示することができる。そのため、店員は、表示デバイス109を介して、載置部4に載置された商品の総数を認識することができる。店員は、登録した買上商品の総数と載置部4に載置された商品の総数を比較することができる。このように、POS端末1は、店員に載置部4に載置された商品の総数を確認する契機を与え、買上商品の客への渡し忘れを防止することができる。
【0069】
この例によれば、表示制御部1012は、店員によりスキャナ107を介して商品が登録される毎に商品の登録総数を表示デバイス109に表示させることができる。表示制御部1012は、登録総数と第2の載置総数との比較結果を表示デバイス109に表示させることができる。これにより、POS端末1は、第2の載置総数が登録総数と異なる場合に、店員に注意を促すことができる。そのため、店員は、表示デバイス109を介して、登録総数と載置部4に載置された商品の総数を容易に認識することができる。このように、POS端末1は、店員に登録総数と載置部4に載置された商品の総数を確認する契機を与え、買上商品の客への渡し忘れを防止することができる。
【0070】
また、この例によれば、表示制御部1012は、商品が登録される毎に、商品の登録総数に加えて、又は商品の登録総数に代えて各商品の登録総数を表示デバイス109に表示することができる。これにより、POS端末1は、載置部4に商品が載置される毎に、圧力分布センサ3による測定結果に基づく各商品の載置総数を表示することができる。そのため、店員は、表示デバイス109を介して、載置部4に載置された各商品の総数を認識することができる。また、店員は、表示デバイス109に表示された各商品の載置総数に基づいて、登録した買上商品の各商品の総数と載置部4に載置された各商品の総数を比較することができる。このように、POS端末1は、店員に載置部4に載置された各商品の総数を確認する契機を与え、各商品についての買上商品の客への渡し忘れを防止することができる。
【0071】
また、表示制御部1012は、各商品の登録総数と載置部4における各商品の載置総数との比較結果を表示デバイス109に表示させることができる。これにより、POS端末1は、各商品の載置総数が各商品の登録総数と異なる場合に、店員に注意を促すことができる。そのため、店員は、表示デバイス109を介して、各商品の登録総数と載置部4に載置された各商品の総数を容易に認識することができるとともに、各商品の登録総数と各商品の載置総数との違いを容易に認識することができる。このように、POS端末1は、店員に各商品の登録総数と載置部4に載置された各商品の総数を確認する契機を与え、各商品についての買上商品の客への渡し忘れを防止することができる。
【0072】
図6は、実施形態に係るPOS端末1のプロセッサ101による情報処理の手順のさらに別の例を示すフローチャートである。この例では、重量センサ2及び圧力分布センサ3による測定結果を使用した情報処理の手順の一例を示す。
【0073】
商品情報取得部1013は、商品情報1031に基づいて、スキャナ107を介して登録された商品Aの商品情報を取得する(ACT21)。ACT21の処理は、上述のACT1の処理と同様である。
【0074】
商品情報取得部1013は、取得された商品Aの商品情報に基づいて、商品Aが軽量商品であるか否かを判定する(ACT22)。ACT22の処理は、上述のACT2の処理と同様である。商品情報取得部1013により、軽量フラグに「1」がセットされていると判断された場合(ACT22:YES)、処理はACT22からACT23へ遷移する。商品情報取得部1013により、軽量フラグに「1」がセットされていないと判断された場合(ACT22:NO)、処理はACT22からACT24へ遷移する。
【0075】
判定部1010は、載置部4に設置された圧力分布センサ3により測定される載置部4における圧力分布に基づく商品の個数の変化を判定する(ACT23)。ACT23の処理は、上述のACT11の処理と同様である。
【0076】
商品情報取得部1013は、取得した商品Aの商品情報に基づいて、商品Aの標準重量を取得する(ACT24)。ACT24の処理は、上述のACT3の処理と同様である。
【0077】
判定部1010は、載置部4に設置された重量センサ2により測定される商品の重量の変化を判定する(ACT25)。ACT25の処理は、上述のACT4の処理と同様である。判定部1010により、載置部4に載置された商品の重量が変化したと判定された場合(ACT25:YES)、処理はACT25からACT26へ遷移する。判定部1010により、載置部4に載置された商品の重量が変化していないと判定された場合(ACT25:NO)、処理はACT25からACT29へ遷移する。
【0078】
判定部1010は、載置部4に設置された圧力分布センサ3により測定される載置部4における圧力分布に基づく商品の個数の変化を判定する(ACT26)。ACT26の処理は、上述のACT11の処理と同様である。
【0079】
更新部1011は、ACT25において判定部1010により判定された変化重量に基づいて、載置部4に載置された商品Aの増加個数を算出する(ACT27)。ACT27の処理は、上述のACT5の処理と同様である。
【0080】
更新部1011は、載置部4における商品の載置総数を更新する(ACT28)。
更新部1011は、載置部4における商品の第1の載置総数を更新する。
一例では、更新部1011は、ACT22において商品Aが軽量商品であると判定されたことに応答して、載置部4に載置された商品の第1の載置総数を更新する。この場合、更新部1011は、補助記憶デバイス103に記憶された商品Aの個数を取得する。更新部1011は、取得された商品Aの個数を第1の載置総数に加える。商品Aが商品コード「00002」の商品であり、店員により商品Aが2点登録された場合について説明する。更新部1011は、補助記憶デバイス103から登録された商品Aの個数「2」を取得する。更新部1011は、商品Aの個数「2」を第1の載置総数に加える。
【0081】
別の例では、更新部1011は、ACT27において算出された商品の増加個数に基づいて、載置部4に載置された商品の第1の載置総数を更新する。例えば、ACT27において算出された商品の増加個数が2である場合、商品Aの個数「2」を第1の載置総数に加える。
【0082】
更新部1011は、載置部4における商品の第2の載置総数を更新する。例えば、更新部1011は、ACT23、又はACT26において判定された増加個数に基づいて、載置部4に載置された商品の第2の載置総数を更新する。例えば、ACT23、又はACT26において算出された商品の増加個数が2である場合、更新部1011は、商品Aの個数「2」を第2の載置総数に加える。
【0083】
表示制御部1012は、表示デバイス109の表示を制御する(ACT29)。
表示制御部1012は、スキャナ107を介して登録された商品の登録総数を表示デバイス109に表示させる。例えば、表示制御部1012は、商品が登録される毎に補助記憶デバイス103に記憶された商品の登録総数を取得する。表示制御部1012は、取得された商品の登録総数を表示デバイス109に表示させる。表示制御部1012は、商品が登録される毎に、商品の登録総数に加えて、又は商品の登録総数に代えて各商品の登録総数を補助記憶デバイス103から取得し、表示デバイス109に表示させてもよい。
【0084】
表示制御部1012は、更新部1011により更新された第1の載置総数を表示デバイス109に表示させる。なお、表示制御部1012は、重量センサ2により載置部4に載置された商品の重量が測定される毎に、第1の載置総数に加えて、又は第1の載置総数に代えて各商品の載置総数を表示デバイス109に表示させてもよい。
【0085】
表示制御部1012は、更新部1011により更新された第2の載置総数を表示デバイス109に表示させる。なお、表示制御部1012は、圧力分布センサ3により載置部4における圧力分布が測定される毎に、第2の載置総数に加えて、又は第2の載置総数に代えて各商品の載置総数を表示デバイス109に表示させてもよい。
【0086】
表示制御部1012は、商品の登録総数と第1の載置総数との比較結果を表示デバイス109に表示させる。表示制御部1012は、比較結果に基づいて、第1の載置総数が登録総数と異なる場合、第1の載置総数を登録総数と異なる表示態様で表示してもよい。
【0087】
表示制御部1012は、商品の登録総数と第2の載置総数との比較結果を表示デバイス109に表示させる。表示制御部1012は、比較結果に基づいて、第2の載置総数が登録総数と異なる場合、第2の載置総数を登録総数と異なる表示態様で表示してもよい。表示制御部1012は、第2の載置総数が登録総数と異なる場合の表示態様を第1の載置総数が登録総数と異なる場合の表示態様と同じにしてもよいし異ならせてもよい。
【0088】
表示制御部1012は、商品の登録総数と第1の載置総数及び第2の載置総数との比較結果を表示デバイス109に表示させてもよい。表示制御部1012は、比較結果に基づいて、第1の載置総数及び第2の載置総数の少なくとも一つが登録総数と異なる場合、第1の載置総数及び第2の載置総数の少なくとも一つを登録総数と異なる表示態様で表示してもよい。例えば、商品の登録総数が10であり、第1の載置総数が10であり、第2の載置総数が9である場合について説明する。表示制御部1012は、第2の載置総数の文字を登録総数及び第1の載置総数と異なる色で表示してもよい。この場合、表示制御部1012は、第2の載置総数の文字を赤色、登録総数及び第1の載置総数の文字を青色で表示してもよい。商品の登録総数が10であり、第1の載置総数が9であり、第2の載置総数が8である場合について説明する。表示制御部1012は、第1の載置総数及び第2の載置総数の文字を登録総数と異なる色で表示してもよい。この場合、表示制御部1012は、第1の載置総数及び第2の載置総数の文字を黄色、登録総数及び第1の載置総数の文字を青色で表示してもよい。
【0089】
表示制御部1012は、商品の登録総数と第1の載置総数との比較結果に基づく通知を表示デバイス109に表示させてもよい。通知は、例えば、登録総数と第1の載置総数が異なることを示すテキスト表示である。表示制御部1012は、登録総数と第2の載置総数との比較結果に基づく通知を表示デバイス109に表示させてもよい。通知は、例えば、登録総数と第2の載置総数が異なることを示すテキスト表示である。表示制御部1012は、商品の登録総数と第1の載置総数及び第2の載置総数との比較結果に基づく通知を表示デバイス109に表示させてもよい。通知は、例えば、登録総数と第1の載置総数及び第2の載置総数の少なくとも一つが異なることを示すテキスト表示である。表示制御部1012は、記号、アイコン、動画等の任意の態様で通知を表示デバイス109に表示させてもよい。なお、プロセッサ101は、不図示の音声出力デバイスにより、通知を音声として出力させてもよい。
【0090】
なお、表示制御部1012は、各商品の登録総数と載置部4における各商品の載置総数との比較結果を表示デバイス109に表示させてもよい。表示制御部1012は、比較結果に基づいて、各商品の登録総数と各商品の載置総数が異なる場合、各商品の載置総数を各商品の登録総数と異なる表示態様で表示してもよい。例えば、商品Aの登録個数が3であり、商品Aの重量センサ2に基づく載置総数が2である場合について説明する。表示制御部1012は、商品Aの重量センサ2に基づく載置総数の文字を商品Aの登録個数と異なる色で表示する。商品Aの登録個数が3であり、商品Aの重量センサ2に基づく載置総数が2であり、商品Aの圧力分布センサ3に基づく載置総数が2である場合について説明する。表示制御部1012は、商品Aの重量センサ2に基づく載置総数及び商品Aの圧力分布センサ3に基づく載置総数の文字を商品Aの登録個数と異なる色で表示する。表示制御部1012は、各商品の登録総数と載置部4における各商品の載置総数との比較結果に基づく通知を表示デバイス109に表示させてもよい。通知は、例えば、各商品の登録総数と各商品の載置総数が異なることを示すテキスト表示である。表示制御部1012は、通知として、記号、アイコン、動画等の任意の態様で表示デバイス109に表示させてもよい。なお、プロセッサ101は、不図示の音声出力デバイスにより、通知を音声として出力させてもよい。
【0091】
この例によれば、表示制御部1012は、店員によりスキャナ107を介して商品が登録される毎に商品の登録総数を表示デバイス109に表示させることができる。表示制御部1012は、登録総数と第1の載置総数及び第2の載置総数との比較結果を表示デバイス109に表示させることができる。これにより、POS端末1は、第1の載置総数及び第2の載置総数の少なくとも一つが登録総数と異なる場合に、店員に注意を促すことができる。そのため、店員は、表示デバイス109を介して、登録総数と載置部4に載置された商品の総数を容易に認識することができるとともに、登録総数と第1の載置総数及び第2の載置総数の少なくとも一つとの違いを容易に認識することができる。このように、POS端末1は、店員に登録総数と載置部4に載置された商品の総数を確認する契機を与え、買上商品の客への渡し忘れを防止することができる。
【0092】
また、この例によれば、表示制御部1012は、商品が登録される毎に、商品の登録総数に加えて、又は商品の登録総数に代えて各商品の登録総数を表示デバイス109に表示することができる。表示制御部1012は、各商品の登録総数と重量センサ2及び圧力分布センサ3による測定結果に基づく載置部4における各商品の載置総数との比較結果を表示デバイス109に表示させることができる。これにより、POS端末1は、重量センサ2及び圧力分布センサ3に基づく各商品の載置総数が各商品の登録総数と異なる場合に、店員に注意を促すことができる。そのため、店員は、表示デバイス109を介して、重量センサ2及び圧力分布センサ3に基づく各商品の登録総数と載置部4に載置された各商品の総数を容易に認識することができるとともに、各商品の登録総数と各商品の載置総数との違いを容易に認識することができる。このように、POS端末1は、店員に各商品の登録総数と載置部4に載置された各商品の総数を確認する契機を与え、各商品についての買上商品の客への渡し忘れを防止することができる。
【0093】
上述の実施形態では、店員が買上商品の登録から決済までの操作を行うPOS端末1を例示したが、これに限定されない。店員が買上商品の登録を行い、客が決済を行ういわゆるセミセルフ方式の決済装置に、POS端末1が有する機能の少なくとも一部を実現可能としてもよい。セミセルフ方式の決済装置は、POS端末1と同様に、情報処理装置の一例である。客が買上商品の登録から決済までの操作を行ういわゆるフルセルフPOS端末に、POS端末1が有する機能の少なくとも一部を実現可能としてもよい。フルセルフPOS端末は、POS端末1と同様に、情報処理装置の一例である。
【0094】
さらに、商品スキャナと客が操作する専用端末がカートに取り付けられているいわゆるカートPOS端末に、POS端末1が有する機能の少なくとも一部を実現可能としてもよい。商品登録をタブレット、又はスマートフォン等の端末で行ういわゆるスマホPOS端末に、POS端末1が有する機能の少なくとも一部を実現可能としてもよい。カートPOS端末、及びスマホPOS端末は、POS端末1と同様に、情報処理装置の一例である。
【0095】
上述の実施形態では、商品を例にして説明したが、これに限定されない。上述の実施形態は、商品のような決済を伴う取引の対象となる物品だけでなく、決済を伴わない物品を対象にしてもよい。例えば、決済を伴わない物品は、図書館の本等である。上記の「商品」の表記は、「物品」に読み替えてもよい。
【0096】
情報処理装置は、POS端末1を例に説明したように1つの装置で実現されてもよいし、複数の装置に機能を分散させたシステムによって実現されてもよい。
【0097】
プログラムは、電子機器に記憶された状態で譲渡されてよいし、電子機器に記憶されていない状態で譲渡されてもよい。後者の場合は、プログラムは、ネットワークを介して譲渡されてよいし、記録媒体に記録された状態で譲渡されてもよい。記録媒体は、非一時的な有形の媒体である。記録媒体は、電子機器可読媒体である。記録媒体は、CD-ROM、メモリカード等のプログラムを記憶可能かつ電子機器で読取可能な媒体であればよく、その形態は問わない。
【0098】
この他、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
【符号の説明】
【0099】
1…POS端末、2…重量センサ、3…圧力分布センサ、4…載置部、101…プロセッサ、102…メインメモリ、103…補助記憶デバイス、104…時計、105…釣銭機インタフェース、106…通信インタフェース、107…スキャナ、108…入力デバイス、109…表示デバイス、110…印刷デバイス、111…カードリーダ、112…入出力インタフェース、1010…判定部、1011…更新部、1012…表示制御部、1013…商品情報取得部、1014…決済処理部、1031…商品情報、S…情報処理システム。
図1
図2
図3
図4
図5
図6