特開2022-189409IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

電池システム

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】バイポーラ型のニッケル水素電池によって構成される電池システムにおいて、温度センサが設けられている領域の温度の検出値に従って、その領域よりも温度が高い対象領域の温度を適切に推定する。
【解決手段】電池システム90は、電池モジュール4と、サーミスタ80と、ECU100とを備える。サーミスタ80は、電池モジュール4における第1領域の温度を検出する。ECU100は、電池モジュール4において第1領域よりも温度が高い第2領域の推定温度を、サーミスタ80の検出値に温度補正量を加えることによって算出する。ECU100は、検出値の時間微分値に従って温度補正量を設定するように構成されている。そして、ECU100は、第2領域の推定温度の上昇率が0よりも大きい所定率を上回らないように温度補正量を設定する。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

複数のバイポーラ型ニッケル水素電池を含んで構成される電池モジュールが知られている。このような電池モジュールにおいて、その温度を検出するための温度センサが設けられる。ここで、バイポーラ型電池から成る電池モジュールの構造的な理由から、電池モジュールにおける温度解析の対象である領域(以下、「対象領域」と称する」)に温度センサを設けることが困難である場合がある。この場合、温度センサは、対象領域とは異なる領域に設けられるので、温度センサの検出値は、対象領域の温度に通常一致しない。そこで、温度センサの検出値を用いて対象領域の温度を推定することが考えられる。特に、温度センサが設けられる領域よりも対象領域の温度が高い場合、電池モジュールの過熱保護という観点から、対象領域の温度を適切に推定することは重要である。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本開示の電池システムは、電池モジュールと、温度センサと、処理装置とを備える。電池モジュールは、複数のバイポーラ型ニッケル水素電池を含んで構成される。温度センサは、電池モジュールにおける第1領域の温度を検出する。処理装置は、電池モジュールにおいて第1領域よりも温度が高い第2領域の推定温度を、温度センサの検出値に温度補正量を加えることによって算出する。処理装置は、検出値の時間微分値に従って温度補・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

バイポーラ型のニッケル水素電池によって構成される電池システムにおいて、温度センサが設けられている領域の温度の検出値に従って、その領域よりも温度が高い対象領域の温度を適切に推定することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本実施の形態に従う電池システムの構成を模式的に示す図である。
【図2】 電池ユニットの断面図である。
【図3】 電池ユニットの分解斜視図である。
【図4】 電池ユニットの使用中に、サーミスタ近傍の対象領域の温度が、サーミスタが設けられている領域の温度よりも高くなることを説明するための図である。
【図5】 電池モジュールの過充電時における、サーミスタの検出値、および対象領域の推定温度の時間的推移を示す図である。
【図6】 対象領域の推定温度の算出に伴う処理の手順の一例を示すフローチャートである。
【図7】 仮の推定温度に従って温度補正量を設定するための処理の詳細を説明するためのフローチャートである。
【図8】 サーミスタの検出値と、対象領域の第1推定温度との時間的推移の一例を示す図である。
【図9】 実施の形態2における、サーミスタの検出値と、対象領域の推定温度との時間的推移の一例を示す図である。
【図10】 実施の形態2に従うECUにより実行される処理の一例を示すフローチャートである。
【図11】 サーミスタの検出値と、対象領域の仮の推定温度と、対象領域の推定温度との時間的推移の一例を示す図である。
【図12】 実施の形態3における、サーミスタの検出値と、対象領域の仮の推定温度と、対象領域の推定温度との時間的推移の一例を示す図である。
【図13】 実施の形態3に従うECUにより実行される処理の一例を示すフローチャートである。
【図14】 サーミスタからのサンプリング値が異常値を含む場合の、サーミスタの検出値と、対象領域の推定温度との時間的推移を示す図である。
【図15】 実施の形態4において、サーミスタのサンプリング値が異常値を含む場合の、サーミスタの検出値と、対象領域の推定温度との時間的推移を示す図である。
【図16】 実施の形態5において、図6のステップS105において実行される処理の詳細を説明するためのフローチャートである。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 電池ユニット、4 電池モジュール、80 サーミスタ、90 電池システム、105 メモリ、107 対象領域。

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