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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022189561
(43)【公開日】2022-12-22
(54)【発明の名称】エアマッサージ機
(51)【国際特許分類】
   A61H 7/00 20060101AFI20221215BHJP
【FI】
A61H7/00 322D
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021098208
(22)【出願日】2021-06-11
(71)【出願人】
【識別番号】000136491
【氏名又は名称】株式会社フジ医療器
(74)【代理人】
【識別番号】110001933
【氏名又は名称】弁理士法人 佐野特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】小野 正生
【テーマコード(参考)】
4C100
【Fターム(参考)】
4C100AD02
4C100BB05
4C100BC12
4C100BC14
4C100CA15
4C100DA04
4C100DA06
4C100DA10
(57)【要約】      (修正有)
【課題】小型化して施療効果を向上できるエアマッサージ機を提供する。
【解決手段】クッション材により覆われる支持プレート11、12、13にエア駆動される施療子40(40~46)を配したマット部10と、施療子40に給気する給気装置2とを備え、マット部10上に横たわる被施療者Hを施療子40により施療するエアマッサージ機1において、支持プレート11、12、13が上面に溝部20を形成した下層部と、下層部の上面に固着されるとともに溝部20上に配される貫通孔30を設けた上層部とを有し、施療子40が貫通孔30と接続され、溝部20及び貫通孔30を介して給気装置2から施療子40に給気される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
クッション材により覆われる支持プレートにエア駆動される施療子を配したマット部と、前記施療子に給気する給気装置とを備え、前記マット部上に横たわる被施療者を前記施療子により施療するエアマッサージ機において、
前記支持プレートが、上面に溝部を形成した下層部と、前記下層部の上面に固着されるとともに前記溝部上に配される貫通孔を設けた上層部とを有し、前記施療子が前記貫通孔と接続され、前記溝部及び前記貫通孔を介して前記給気装置から前記施療子に給気されることを特徴とするエアマッサージ機。
【請求項2】
複数の前記支持プレートが折曲可能に並設され、
各前記支持プレートが、前記溝部に連通して前記給気装置が接続される接続部を有することを特徴とする請求項1に記載のエアマッサージ機。
【請求項3】
複数の前記支持プレートが折曲可能に並設され、
一の前記支持プレートの前記溝部に前記給気装置が接続されるとともに、
隣設する前記支持プレートの前記溝部が可撓性の配管により接続され、
隣設する前記支持プレート間に前記配管が撓んだ状態で配される空洞を設けたことを特徴とする請求項1に記載のエアマッサージ機。
【請求項4】
前記給気装置が前記マット部内に配されることを特徴とする請求項1または請求項3に記載のエアマッサージ機。
【請求項5】
前記上層部及び前記下層部が硬質樹脂により形成されることを特徴とする請求項1~請求項4のいずれかに記載のエアマッサージ機。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マット部にエア駆動される施療子を配したエアマッサージ機に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のエアマッサージ機は特許文献1に開示される。このエアマッサージ機はクッション材が充填され、被施療者が横たわるマット部を備える。マット部内には複数のエアバッグが所定位置に配置され、マット部の長手方向の一端には給気装置が配置される。各エアバッグはクッション材内に配されたホースを介して給気装置と接続される。給気装置から各エアバッグに給気して被施療者の施療が行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平11-276538号公報(第2頁-第6頁、第1図)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来のエアマッサージ機によると、マット部に横たわる被施療者によってホースが押しつぶされ、エアバッグへの給気が不十分になる場合がある。このため、施療効果が低下する問題があった。一方で、被施療者が乗らない位置にホースを配置してエアバッグに接続するとエアバッグ及びマット部が大型になる問題がある。
【0005】
本発明は、小型化して施療効果を向上できるエアマッサージ機を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために本発明は、クッション材により覆われる支持プレートにエア駆動される施療子を配したマット部と、前記エアバッグに給気する給気装置とを備え、前記マット部上に横たわる被施療者を前記施療子により施療するエアマッサージ機において、
前記支持プレートが、上面に溝部を形成した下層部と、前記下層部の上面に固着されるとともに前記溝部上に配される貫通孔を設けた上層部とを有し、前記施療子が前記貫通孔と接続され、前記溝部及び前記貫通孔を介して前記給気装置から前記施療子に給気されることを特徴としている。
【発明の効果】
【0007】
本発明によると、支持プレートの下層部に溝部が設けられて上層部に設けた貫通孔に施療子が接続され、溝部及び貫通孔を介して給気装置から施療子に給気される。これにより、マット部に横たわる被施療者によって空気の流路が塞がれず、施療子への給気不良を防止して施療効果を向上できるとともに、エアマッサージ機を小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明の第1実施形態のエアマッサージ機を示す上面図
図2図1のA-A断面図
図3図1のB-B断面図
図4】本発明の第2実施形態のエアマッサージ機を示す上面図
図5図4のC-C断面図
図6】本発明の第3実施形態のエアマッサージ機を示す上面図
図7図6のD-D断面図
【発明を実施するための形態】
【0009】
<第1実施形態>
以下に図面を参照して本発明の実施形態を説明する。図1は第1実施形態のエアマッサージ機の上面図を示している。図2図3はそれぞれ図1のA-A断面図及びB-B断面図を示している。エアマッサージ機1は給気装置2及びマット部10を備えている。マット部10には施療子として複数のエアバッグ40が設けられ、マット部10上に横たわる被施療者Hの施療がエアバッグ40により行われる。尚、後述するエアバッグ41~46を総称してエアバッグ40という。
【0010】
給気装置2には複数のホース6がそれぞれ電磁弁(不図示)を介して接続され、複数のホース6から成るホース束5が給気装置2から延びる。詳細を後述するように、各ホース6を介して給気装置2から各エアバッグ40に給気される。尚、給気装置2から導出した1本のホース6を複数のホース6に分岐し、分岐後の各ホース6に電磁弁を設けてもよい。
【0011】
マット部10は上下の層からなる複数の支持プレート11、12、13を備え、上記支持プレート11、12、13に後述の溝部20が形成される。更に、マット部10は複数の支持プレート11、12、13を覆う発泡ウレタン等のクッション材18を有している。クッション材18の外側は布製のカバー(不図示)により覆われる。カバーは少なくとも側周面を伸縮可能な生地で形成され、エアバッグ40の膨縮に追随する。
【0012】
各支持プレート11、12、13間にはクッション材18により形成された連結部18aが設けられる。支持プレート11、12、13は連結部18a上で折曲可能に並設される。これにより、マット部10を折り畳んで収納することができる。
【0013】
エアバッグ40は支持プレート11、12、13上にそれぞれ設置される。支持プレート11上には被施療者Hの首及び肩を施療するエアバッグ41、42が配される。支持プレート12上には被施療者Hの腰を施療するエアバッグ43、44が配される。支持プレート13上には被施療者Hの脚を施療するエアバッグ45、46が配される。
【0014】
支持プレート11、12、13はそれぞれ同様の下層部15及び上層部16を有している。下層部15及び上層部16はABS、ポリプロピレン等の硬質樹脂により形成され、接着剤、ネジ等によって互いに固着される。
【0015】
下層部15の上面には溝部20が形成され、上層部16には貫通孔30が形成される。尚、後述する溝部21~25を総称して溝部20という。後述する貫通孔31~36を総称して貫通孔30という。
【0016】
支持プレート11の下層部15には溝部21、22が形成される。支持プレート11の上層部16には溝部21上に配される貫通孔31及び溝部22上に配される貫通孔32が形成される。溝部21に連通する貫通孔31及び溝部22に連通する貫通孔32はそれぞれ継手(不図示)を介してエアバッグ41、42に接続される。
【0017】
支持プレート12の下層部15には溝部23、24が形成される。支持プレート12の上層部16には溝部23上に配される貫通孔33及び溝部24上に配される貫通孔34が形成される。溝部23に連通する貫通孔33及び溝部24に連通する貫通孔34はそれぞれ継手(不図示)を介してエアバッグ43、44に接続される。
【0018】
支持プレート13の下層部15には溝部25が形成される。支持プレート13の上層部16には溝部25上に配される貫通孔35及び貫通孔36が形成される。溝部25に連通する貫通孔35及び貫通孔36はそれぞれ継手(不図示)を介してエアバッグ45、46に接続される。貫通孔35、36は共通の溝部25と連通するが、貫通孔35、36にそれぞれ独立の溝部を設けてもよい。
【0019】
溝部20は断面矩形に形成されるが、曲面の内壁面を有する形状(断面半円形等)に形成してもよい。また、溝部20の深さは5~10mm程度が望ましい。これにより、空気の流通を阻害させずに支持プレート11、12、13の強度低下を防止することができる。この時、下層部15の厚みは10~20mm程度が望ましく、支持プレート11、12、13の厚みは15~40mm程度が望ましい。
【0020】
支持プレート11、12、13の一側面にはマット部10から突出する複数の接続部19が取り付けられる。各接続部19はそれぞれ対応する溝部20に連結され、ホース束5から分岐した各ホース6が接続される。
【0021】
即ち、支持プレート11には溝部21、22にそれぞれ連結される2つの接続部19が設けられる。支持プレート12には溝部23、24にそれぞれ連結される2つの接続部19が設けられる。支持プレート13には溝部25に連結される接続部19が設けられる。これにより、各ホース6を介して給気装置2に接続される溝部20と、各エアバッグ40に接続される貫通孔30とは空気の流路を形成し、溝部20及び貫通孔30を介して給気装置2からエアバッグ40に給気される。
【0022】
各エアバッグ40に対応する電磁弁を開いて給気装置2から給気すると、一点鎖線E(図2図3参照)に示すようにエアバッグ40が膨張する。対応する電磁弁を閉じるとエアバッグ40は排気により収縮する。エアバッグ41、42の膨縮によってマット部10上に横たわる被施療者Hの首及び肩の施療が行われる。エアバッグ43、44の膨縮によってマット部10上に横たわる被施療者Hの腰の施療が行われる。エアバッグ45、46の膨縮によってマット部10上に横たわる被施療者Hの脚の施療が行われる。
【0023】
この時、空気の流路が支持プレート11、12、13の下層部15に設けた溝部20及び上層部16に設けた貫通孔30により形成されるため、被施療者Hによって空気の流路が押し潰されて塞がれることを防止できる。また、マット部10の被施療者Hが乗る位置に溝部20を配置できるため、エアバッグ40及びマット部10を小型化できる。
【0024】
本実施形態によると、支持プレート11、12、13の下層部15に溝部20が設けられて上層部16に設けた貫通孔30にエアバッグ40(施療子)が接続され、溝部20及び貫通孔30を介して給気装置2からエアバッグ40に給気される。これにより、マット部10に横たわる被施療者Hによって空気の流路が塞がれず、エアバッグ40への給気不良を防止して施療効果を向上できる。また、エアバッグ40及びマット部10を小型化してエアマッサージ機1を小型化することができる。
【0025】
また、複数の支持プレート11、12、13が連結部18aにより折曲可能に並設され、それぞれ接続部19を有するので、マット部10を折り畳んで収納することができる。この時、従来例のようにマット部10内に配したホースが繰り返し折曲されることによるホースの損傷が生じることがない。このため、マット部10内のホースの損傷による給排気の不具合を防止することができる。
【0026】
また、支持プレート11、12、13の上層部16及び下層部15が硬質樹脂により形成されるため、被施療者Hによって溝部20が塞がれることをより確実に防止できる。また、エアバッグ40の膨張時の力が支持プレート11、12、13に吸収されないため施療効果をより向上することができる。
【0027】
<第2実施形態>
次に、図4は第2実施形態のエアマッサージ機の上面図を示している。図5図4のC-C断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1図3に示す第1実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態に対して、接続部19が支持プレート11、13から省かれ、支持プレート12のみに設けられる。また、溝部21、22、25がそれぞれ分割して設けられる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
【0028】
支持プレート12に設けた接続部19には給気装置2から導出されるホース束5が接続される。接続部19に各溝部20が連結される。
【0029】
エアバッグ41に連通する溝部21は、支持プレート11に形成された溝部21bと、支持プレート12に形成された溝部21aとに分割される。エアバッグ42に連通する溝部22は、支持プレート11に形成された溝部22bと、支持プレート12に形成された溝部22aとに分割される。エアバッグ45、46に連通する溝部25は、支持プレート12に形成された溝部25aと、支持プレート13に形成された溝部25bとに分割される。エアバッグ43、44に連通する溝部23、24はそれぞれ支持プレート12に形成される。
【0030】
隣設する支持プレート11、12の溝部21b、21aは可撓性の配管17により接続される。支持プレート11、12間の連結部18aにはクッション材18が設けられない空洞18bが設けられる。配管17の長さは隣設する支持プレート11、12に設けた溝部21b、21a間の距離よりも長い。このため、配管17は空洞18b内に撓んだ状態で配される。
【0031】
同様に、隣設する支持プレート11、12の溝部22b、22aは可撓性の配管17により接続される。配管17の長さは隣設する支持プレート11、12に設けた溝部22b、22a間の距離よりも長い。このため、配管17は支持プレート11、12間の空洞18b内に撓んだ状態で配される。
【0032】
同様に、隣設する支持プレート12、13の溝部25a、25bは可撓性の配管17により接続される。支持プレート12、13間の連結部18aにはクッション材18が設けられない空洞18bが設けられる。配管17の長さは隣設する支持プレート12、13に設けた溝部25a、25b間の距離よりも長い。このため、配管17は支持プレート12、13間の空洞18b内に撓んだ状態で配される。尚、一の空洞18bに複数の配管17を配してもよく、各配管17に対してそれぞれ空洞18bを設けてもよい。
【0033】
これにより、マット部10を連結部18a上で折り畳んだ際に配管17が急な角度で折曲されず、繰り返し折り畳んでも配管17の損傷を防止することができる。
【0034】
本実施形態によると、第1実施形態と同様に、マット部10に横たわる被施療者Hによって空気の流路が塞がれず、エアバッグ40への給気不良を防止して施療効果を向上できる。また、エアバッグ40及びマット部10を小型化してエアマッサージ機1を小型化することができる。
【0035】
また、複数の支持プレート11、12、13が連結部18aにより折曲可能に並設され、隣設する支持プレート11、12の溝部21b、21aを接続する配管17が撓んだ状態で配される空洞18bを隣設する支持プレート11、12間に設けている。これにより、マット部10を繰り返し折り畳む際に配管17の損傷を防止し、配管17の損傷による給排気の不具合を防止することができる。
【0036】
<第3実施形態>
次に、図6は第3実施形態のエアマッサージ機の上面図を示している。図7図6のD-D断面図を示している。説明の便宜上、前述の図1図5に示す第1、第2実施形態と同様の部分には同一の符号を付している。本実施形態は第1実施形態に対して、給気装置2がマット部10の内部に配置され、接続部19が支持プレート11、12から省かれ、支持プレート13のみに設けられる。また、溝部21、22、23、24がそれぞれ分割して設けられる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
【0037】
マット部10の長手方向の一端部にはクッション材18(図2参照)が設けられずに給気装置2が配置される空洞が形成される。支持プレート13に設けた接続部19には給気装置2から導出されるホース束5が接続される。接続部19に各溝部20が連結される。
【0038】
エアバッグ41に連通する溝部21は、支持プレート13に形成された溝部21aと、支持プレート12に形成された溝部21bと、支持プレート11に形成された溝部21cとに分割される。エアバッグ42に連通する溝部22は、支持プレート13に形成された溝部22aと、支持プレート12に形成された溝部22bと、支持プレート11に形成された溝部22cとに分割される。
【0039】
エアバッグ43に連通する溝部23は、支持プレート13に形成された溝部23aと、支持プレート12に形成された溝部23bとに分割される。エアバッグ44に連通する溝部24は、支持プレート13に形成された溝部24aと、支持プレート12に形成された溝部24bとに分割される。エアバッグ45、46に連通する溝部25は支持プレート13に形成される。
【0040】
隣設する支持プレート12、13の溝部21b、21aは可撓性の配管17により接続される。支持プレート12、13間の連結部18aにはクッション材18が設けられない空洞18b(図7参照)が設けられる。配管17の長さは隣設する支持プレート12、13に設けた溝部21b、21a間の距離よりも長い。このため、配管17は空洞18b内に撓んだ状態で配される。
【0041】
同様に、溝部21b、21cを接続する配管17は支持プレート11、12間の空洞18b内に撓んだ状態で配される。溝部22a、22bを接続する配管17は支持プレート12、13間の空洞18b内に撓んだ状態で配される。溝部22b、22cを接続する配管17は支持プレート11、12間の空洞18b内に撓んだ状態で配される。溝部23a、23bを接続する配管17は支持プレート12、13間の空洞18b内に撓んだ状態で配される。溝部24a、24bを接続する配管17は支持プレート12、13間の空洞18b内に撓んだ状態で配される。
【0042】
尚、一の空洞18bに複数の配管17を配してもよく、各配管17に対してそれぞれ空洞18bを設けてもよい。
【0043】
本実施形態によると、第1実施形態と同様に、マット部10に横たわる被施療者Hによって空気の流路が塞がれず、エアバッグ40への給気不良を防止して施療効果を向上できる。また、エアバッグ40及びマット部10を小型化してエアマッサージ機1を小型化することができる。
【0044】
また、給気装置2がマット部10内に配されるので、被施療者Hによるホースの接続を省くことができ、エアマッサージ機1の利便性を向上することができる。
【0045】
第1~第3実施形態において、マット部10を折り畳み不要の場合は一枚の支持プレートによりマット部10を形成してもよい。
【0046】
また、施療子がエア駆動されるエアバッグ40により構成されるが、エア駆動される他の施療子であってもよい。例えば、施療子が給排気により往復移動する指圧球等であってもよい。
【産業上の利用可能性】
【0047】
本発明によると、マット部にエアバッグ等のエア駆動される施療子を配したエアマッサージ機に利用することができる。
【符号の説明】
【0048】
1 エアマッサージ機
2 給気装置
5 ホース束
6 ホース
10 マット部
11、12、13 支持プレート
15 下層部
16 上層部
17 配管
18 クッション材
18a 連結部
18b 空洞
19 接続部
20、21、22、23、24、25 溝部
30、31、32、33、34、35、36 貫通孔
40、41、42、43、44、45、46 エアバッグ(施療子)
H 被施療者
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7