(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022189749
(43)【公開日】2022-12-22
(54)【発明の名称】攪拌装置
(51)【国際特許分類】
B01F 27/271 20220101AFI20221215BHJP
B01F 27/96 20220101ALI20221215BHJP
B01F 27/111 20220101ALI20221215BHJP
【FI】
B01F27/271
B01F27/96
B01F27/111
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022086600
(22)【出願日】2022-05-27
(31)【優先権主張番号】P 2021097673
(32)【優先日】2021-06-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】000225016
【氏名又は名称】プライミクス株式会社
(72)【発明者】
【氏名】金澤 賢次郎
(72)【発明者】
【氏名】西川 宏
(72)【発明者】
【氏名】仁井 翔一
(72)【発明者】
【氏名】春藤 晃人
【テーマコード(参考)】
4G078
【Fターム(参考)】
4G078AA03
4G078AB05
4G078BA05
4G078CA07
4G078DA21
4G078EA03
(57)【要約】
【課題】 分散の高度化を低コストで図ることが可能な攪拌装置を提供することを課題とする。
【解決手段】 タービン・ステータ型の攪拌装置であって、攪拌装置の攪拌部を構成するタービンは、環状のインペラ部とインペラ部の中心空間に配置されるインデューサ部とを有し、インペラ部は、タービンの中心軸の径方向に放射状に開口する複数の溝部を有し、溝部は、タービンの回転方向に対する後方の側面がタービンの回転方向に対して前方に傾斜しており、攪拌装置の攪拌部を構成するステータは、タービンのインペラ部の外周側に所定の間隔を置いて配置され、ステータの本体部のタービンのインペラ部の溝部と対向する部分は、タービンの中心軸の径方向に向けて放射状に開口する複数の孔部を有する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
タービン・ステータ型の攪拌装置であって、
前記攪拌装置の攪拌部を構成するタービンは、
前記タービンと中心を同一にする環状のインペラ部と、
前記インペラ部の中心空間に配置され、前記インペラと中心を同一にするインデューサ部とを有し、
前記インペラ部は、前記タービンの中心軸の径方向に放射状に開口する複数の溝部を有し、
前記溝部は、前記タービンの回転方向に対する後方の側面が、前記タービンの回転方向に対して前方に傾斜しており、
前記攪拌装置の攪拌部を構成するステータは、
前記タービンと中心を同一にする円筒状の本体部を有し、
前記本体部は、前記タービンのインペラ部の外周側に所定の間隔を置いて配置され、
前記本体部のうち、前記タービンのインペラ部の溝部と対向する部分には、前記タービンの中心軸の径方向に向けて放射状に開口する複数の孔部を有する
ことを特徴とする攪拌装置。
【請求項2】
前記インペラ部の溝部は、前記タービンの回転方向に対する前方の側面が、前記タービンの回転方向に対して後方に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の攪拌装置。
【請求項3】
前記インペラ部の溝部の前記タービンの回転方向に対する前方又は後方の側面は、曲線状に傾斜していることを特徴とする請求項2に記載の攪拌装置。
【請求項4】
前記ステータの孔部の側面は、前記タービンの回転方向に対して後方に傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の攪拌装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、攪拌装置に関する。
【背景技術】
【0002】
化粧品、医薬品等の乳化製品、懸濁製品の製造用攪拌機として、タービン・ステータ型の攪拌装置が用いられている。
タービン・ステータ型の攪拌装置は、高速で回転するタービンと静止状態でタービンを取り囲むステータによって構成される撹拌装置であり、これらタービン及びステータ間に設けられるクリアランス部分において、処理対象物に対して大きなせん断力を付加することができる。これにより、処理対象物に対して高度な分散処理を施すことができる。
しかしながら、タービン・ステータ型の攪拌装置は、タービンの周速がある一定レベルを超えるとキャビテーション等の問題が発生する。
【0003】
この問題を解決する撹拌機として、特許文献1に示す攪拌装置が提案されている。
特許文献1の攪拌装置は、円筒状の攪拌槽と、この攪拌槽に収容された回転羽根を備える攪拌装置であって、回転羽根が、攪拌槽と同心の円筒状とされており、径方向に貫通する複数の貫通孔が形成されている。攪拌装置の内壁面と前記回転羽根との間には、比較的狭い隙間が設けられており、攪拌装置に処理対象物を収容し、回転羽根を高速で回転させると、処理対象物が隙間において薄膜状となるとともに、処理対物に対して非常に強いせん断力が付加される。これにより上述した問題を解決しつつ、処理対象物に対して、より高度な分散処理を施すことができるようになる。
【0004】
一方、近年の産業の高度化に伴って、より高性能・高機能の乳化製品、懸濁製品が求められるようになり、分散および乳化についての要請は年々高まっている。前記攪拌装置に対しても、分散効率の向上やさらなる微細化が求められている。このような要求に応えるためには、例えば、前記回転羽根の周速をさらに高めることが挙げられる。
しかしながら、周速の高速化は、処理対象物の流れが空転するという問題の他、駆動源となるモータなどの大容量化や、前記攪拌槽および前記回転羽根の高剛性化など、攪拌装置の大型化や高コスト化を招来してしまうという課題がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、高度な分散を低コストで図ることが可能な攪拌装置を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記課題を解決するために、本発明の攪拌装置は、タービン・ステータ型の攪拌装置であって、前記攪拌装置の攪拌部を構成するタービンは、前記タービンと中心を同一にする環状のインペラ部と、前記インペラ部の中心空間に配置され、前記インペラと中心を同一にするインデューサ部とを有し、前記インペラ部は、前記タービンの中心軸の径方向に放射状に開口する複数の溝部を有し、前記溝部は、前記タービンの回転方向に対する後方の側面が、前記タービンの回転方向に対して前方に傾斜しており、前記攪拌装置の攪拌部を構成するステータは、前記タービンと中心を同一にする円筒状の本体部を有し、前記本体部は、前記タービンのインペラ部の外周側に所定の間隔を置いて配置され、前記本体部のうち、前記タービンのインペラ部の溝部と対向する部分には、前記タービンの中心軸の径方向に向けて放射状に開口する複数の孔部を有することを特徴とする(請求項1)。
【0008】
本発明の好ましい実施の形態においては、前記インペラ部の溝部は、前記タービンの回転方向に対する前方の側面が、前記タービンの回転方向に対して後方に傾斜している(請求項2)。
【0009】
また本発明の好ましい実施の形態においては、 前記インペラ部の溝部の前記タービンの回転方向に対する前方又は後方の側面は、曲線状に傾斜している(請求項3)。
【0010】
また本発明の好ましい実施の形態においては、前記ステータの孔部の側面は、前記タービンの回転方向に対して後方に傾斜している(請求項4)。
【発明の効果】
【0011】
本発明によれば、周速の高速化により処理対象物の流れが空転するという問題の他、駆動源となるモータなどの大容量化や、前記攪拌槽および前記回転羽根の高剛性化など、前記攪拌装置の大型化や高コスト化の招来といった課題を回避しつつ、分散の高度化を図ることができる。
【0012】
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
【図面の簡単な説明】
【0013】
【
図1】本発明の実施形態に基づく攪拌装置を示す全体図である。
【
図2】本発明の実施形態1に基づく攪拌装置の攪拌部を構成するタービンを示す斜視図(上方)である。
【
図3】本発明の実施形態1に基づく攪拌装置の攪拌部を構成するタービンを示す斜視図(下方)である。
【
図4】本発明の実施形態1に基づく攪拌装置の攪拌部を構成するタービンを示す上面図である。
【
図5】本発明の実施形態1に基づく攪拌装置の攪拌部を構成するタービンを示す下面図である。
【
図6】本発明の実施形態2に基づく攪拌装置の攪拌部を構成するタービンを示す斜視図(上方)である。
【
図7】本発明の実施形態2に基づく攪拌装置の攪拌部を構成するタービンを示す斜視図(下方)である。
【
図8】本発明の実施形態2に基づく攪拌装置の攪拌部を構成するタービンを示す上面図である。
【
図9】本発明の実施形態2に基づく攪拌装置の攪拌部を構成するタービンを示す下面図である。
【
図10】本発明の実施形態に基づく攪拌装置の攪拌部を構成するステータを示す斜視図である。
【
図11】本発明の実施形態に基づく攪拌装置の攪拌部を構成するステータの断面図である。
【
図12】本発明の実施形態に基づく攪拌装置の攪拌部を構成するタービンとステータとを組み合わせた図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
【0015】
図1~
図12は、本発明の実施形態に基づく攪拌装置を示している。
図1は、本発明の実施形態1に基づく攪拌装置100を示す全体図である。攪拌装置100は、有底円筒状の容器101に、攪拌部を構成するタービン(ロータ)110とステータ120が収容されている。
容器101の上面開口部は、着脱可能な蓋体103によって閉鎖されている。蓋体103の中心部には、タービン110を駆動するシャフト107(回転軸)を挿通するための孔が設けられており、シャフト107は、当該孔を通して容器101内に挿入され、かつメカニカルシール106によってシールされている。シャフト107の上端には、図示しないモータが接続されており、シャフト107の下端に接続されたタービン110を駆動する。蓋体103の下面側の中心部には、容器101の底方向に向けて伸びるステータロッド130が設けられており、シャフト107の容器101内に挿入された部分を覆っている。ステータロッド130の先端部には、ステータ120が接続されている。
処理対象物は、容器101の底に設けられた注入口104から容器101内に注入され、攪拌部によって処理された後、蓋体103に設けられた排出口105から排出される。
【0016】
図2は、本発明の実施形態1に基づく攪拌装置100の攪拌部を構成するタービン110を示す上方から見た斜視図であり、
図3は、同じく下方から見た斜視図である。
図4は、タービン110の上面図であり、
図5は、同じく下面図である。
【0017】
図3及び
図7に示すように、タービン110は、環状のインペラ部111を有している。インペラ部111は、シャフト107と中心が同一となるように、接続部112を介して軸部107Aに接続されている。図示した例では、軸部107Aは、連結部107Bを介してシャフト107と連結されているが、連結部107Bを設けずに、軸部107Aとシャフト107とを一体的に成形することもできる。
インペラ部111は、溝部113を複数有していて、各溝部113は、タービン110の中心軸の径方向に放射状に開口している。インペラ部111は、複数の溝部113の働きにより、後述するインデューサ部116から移送されてくる処理対象物を、後述するステータ120に向けて排出する働きをする。
図4に示すように、各溝部113の側面114のうち、タービン110の回転方向Dに対する後方の側面114Aは、タービン110の回転方向Dに対して前方に傾斜している。ここで、各溝部113の側面114の傾斜角度θは、タービン110の回転軸の径方向と側面114の接線のなす角度で定義され、タービン110の回転方向Dに対してθ>0°であれば、回転方向Dに対して前方に傾斜していると定義する。
さらに、
図6は、本発明の実施形態2に基づく攪拌装置100の攪拌部を構成するタービン110を示す上方から見た斜視図であり、
図7は、同じく下方から見た斜視図である。
図8は、タービン110の上面図であり、
図9は、同じく下面図である。
本発明の実施形態2のタービン110は、各溝部113の側面114のうち、タービン110の回転方向Dに対する前方の側面114Bが、タービン110の回転方向Dに対して後方に傾斜し、タービン110の中心側から外周側に向けて各溝部113の幅Wが減少している点において、本発明の実施形態1のタービン110と異なっている。傾斜の定義は、後方の側面114Aの場合と同様に定義される。
後方の側面114A又は前方の側面114Bの傾斜については、少なくとも後方の側面114Aが傾斜していれば、本発明の効果を発現することができるが、後方の側面114A及び前方の側面114Bの双方が傾斜していると、本発明の効果がより高められるので好ましい。
後方の側面114A又は前方の側面114Bの傾斜は、曲線状、直線状、屈曲状、これら形状が複合したもののいずれでなされても良いが、図示した例のように傾斜が曲線状になされていると、本発明の効果がより高められるので好ましい。
【0018】
タービン110は、スクリュー状のインデューサ部116を有している。インデューサ部116は、インペラ部111の中心空間115に配置され、シャフト107と中心が同一となるように、シャフト107の下端に接続されている。
インデューサ部116には、複数の羽根部117が形成されていて、タービン110の回転に伴って処理対象物をインペラ部111に移送する働きをする。なお、図示した例では、羽根部117が4枚形成されているが、これに限定されるものではなく、実施の態様に応じて増減することができる。
また、インデューサ部116は、タービン110の基面118に対して、シャフト107等の中心軸方向下方側となる位置に配置されている。
タービン110の基面118には、複数の連通孔119が形成されており、インデューサ部116からインペラ部111に移送される攪拌対象物は、複数の連通孔119を経由して移送される。
なお、図示した例では、複数の連通孔119が4箇所形成されているが、これに限定されるものではなく、実施の態様に応じて増減することができる。
【0019】
図10は、本発明の実施形態に基づく攪拌装置100を構成するステータ120を示す上方から見た斜視図であり、
図11はステータ120の中心軸と垂直方向の断面図、
図12はタービン110とステータ120とを組み合わせた図である。
【0020】
ステータ120は、円筒状の本体部121を有しており、
図8に示すように、タービン110の外周を覆い、かつタービン110及びシャフト107と中心が同一となるように配置されている。
ステータ120とタービン110は、シャフト107等の中心軸の径方向に対して近接するように配置されている。これにより、ステータ120の内壁とタービン110のインペラ部111の外周との対向部分において、数mm程度のクリアランスが形成されている。
ステータ120の本体部121のうち、タービン110のインペラ部111の溝部113と対向する部分には、複数の孔部122が形成されている。
図11は当該孔部122の位置におけるステータ120の断面図であるが、これに示すように、各孔部122は、タービン110の中心軸の径方向に向けて放射状に開口している。
なお、図示した例では、各孔部122は、タービン110の回転方向Dに対して傾斜していないが、タービン110の回転方向Dに対して後方に傾斜していると、本発明の効果がより高められるので好ましい。各孔部122の傾斜の定義は、前述したタービン110の後方の側面114Aの場合と同様に定義される。
ステータ120の本体部121の下端には吸入口123が設けられていて、タービン110のインデューサ部115への撹拌対象物の流入を可能にしている。
【0021】
上述した本発明の実施形態に基づく攪拌装置100の構成により、容器101内に注入された処理対象物は、タービン110の回転によって生じる吸引力によって、ステータ120の吸入口123から攪拌部内に流入する。
次いで攪拌部内に流入した処理対象物は、タービン110のインデューサ部115の羽根部117の働きによって、インペラ部111に移送され、溝部113に注入される。溝部113に注入された処理対象物は、タービン110の溝部113の回転方向Dに対する後方の側面114Aの回転方向Dに対する前方の傾斜の働きによって、溝部113の開口部から吐出され、ステータ120の本体部121の内壁とタービン110のインペラ部111の外周との間のクリアランスに注入される。
このとき、インデューサ部115の働きによって生じるタービン110の中心軸の径方向の流れと、溝部113の側面114Aの働きによって生じるタービン110の回転方向Dの流れとが合成され、クリアランス内での処理対象物の流速が増速される。
また、タービン110のインデューサ部115の羽根部117の働きによって、インペラ部111に移送される処理対象物を、複数の連通孔119を経由してインペラ部111に移送されるようにすると、上述のクリアランス内での処理対象物の流速が増速される効果が特に高められるので好ましい。
これに対し、インデューサ部115を設けることなく、単にタービン110の周速を増加させて溝部113の開口部からクリアランスへ向けての処理対象物の吐出速度を増大させると、溝部113への処理対象物の供給が追い付かなくなって、処理対象物の流れが空転するといった不具合が発生するが、上記本発明の実施形態に基づく攪拌装置100の構成であると、このような不具合が抑制される。
【0022】
次いで、クリアランスに注入された処理対象物は、前述した処理対象物の流速が増速される効果によって、ステータ120の本体部121の内壁に高速で衝突する。さらにクリアランスに注入された処理対象物は、ステータ120の本体部121の内壁とタービン110のインペラ部111の外周との相互作用によって大きなせん断力を受ける。これら内壁への高速で衝突と大きなせん断力とが相乗効果を発揮することで、クリアランスに吐出された処理対象物に対して、高度な分散処理を施すことができる。
【0023】
次いで、クリアランスに注入された処理対象物は、クリアランス内を周回しながらステータ120の本体部121の複数の孔部122を経由して、攪拌部の外に放出される。
このとき、ステータ120の本体部121の複数の孔部122の高さをHs(
図10参照)、タービン110のインペラ部111の高さ(基面118からインペラ部111の先端までの高さ)をHi(
図2参照)とし、Hs<4Hiの関係を満たすようにすると、クリアランスに吐出された処理対象物に対して、高度な分散処理を施すことができるとともに、ステータ120の本体部121の複数の孔部122を経由した処理対象物の攪拌部の外への放出を促進することができるようになるので好ましく、より好ましくはHs<3Hi、さらに好ましくはHs<2Hi、一層好ましくはHs<1.5Hiとすることが望ましい。
また、ステータ120の本体部121の複数の孔部122の高さHsが小さくなると、ステータ120の本体部121の複数の孔部122を経由した処理対象物の攪拌部の外への放出が阻害されるので、Hs>0.5Hiの関係を満たすことが好ましく、より好ましくはHs>0.6Hi、さらに好ましくはHs>0.7Hi、一層好ましくはHs>0.8Hiとすることが望ましい。
【0024】
本発明に係る攪拌装置は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る攪拌装置の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
【符号の説明】
【0025】
100 :攪拌装置
101 :容器
102 :ジャケット
103 :蓋体
104 :注入口
105 :排出口
106 :メカニカルシール
107 :シャフト(回転軸)
107A:軸部
107B:連結部
110 :タービン(ロータ)
111 :インペラ部
112 :接続部
113 :溝部
114 :側面
114A:タービン110の回転方向Dに対する後方の側面
114B:タービン110の回転方向Dに対する前方の側面
115 :中心空間
116 :インデューサ部
117 :羽根部
118 :基面
119 :連通孔
120 :ステータ
121 :本体部
122 :孔部
123 :吸入口
130 :ステータロッド