特開2022-189779IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

気化させた液化ガスを貯留する蓄圧器に関するものである。

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】極低温の液化ガスを、外部から配管を通じて内部に注入させることによって気化させて貯留させることができる蓄圧器を提供する。
【解決手段】蓄圧器は、内部の貯留空間で液化ガスを気化させて貯留させる金属製の筒体と、配管を貫通させる貫通孔が形成され、該貫通孔に通した配管を固定させると共に、筒体の内周面との間に、該筒体の貯留空間と通じる隙間を設けた状態で筒体の開口端部を塞ぐ蓋体と、蓋体の外周部と筒体の内周部との間に設けられ、隙間の少なくとも一部を埋めるシール構造部と、筒体の開口端部に設けられ、外周面が筒体の内周面にねじ締結されており、蓋体を外側から支持して固定させる固定部材と、を有している。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

ところで、極低温の液化ガスを、外部から配管を通じて内部に注入させ、内部で気化させて蓄圧器に貯留させることで、気化器を不要とした構成とすることが考えられる。しかしながら、特許文献1に開示されたような水素ガス蓄圧器では、円筒シリンダが例えば-30℃程度しか耐えられないのに対し、液体水素の温度が-260℃程度であるため、配管を流れる極低温の液体水素による熱伝導によって蓋部が低温となり、蓋部から熱伝導された円筒シリンダが低温となることによって、該円筒リングが脆性破壊を引き起こすおそれがある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る蓄圧器は、極低温の液化ガスを、外部から配管を通じて内部に注入させることによって気化させて貯留する蓄圧器であって、内部の貯留空間で液化ガスを気化させて貯留させる金属製の筒体と、前記配管を貫通させる貫通孔が形成され、該貫通孔に通した前記配管を固定させると共に、前記筒体の内周面との間に、該筒体の貯留空間と通じる隙間を設けた状態で前記筒体の開口端部を塞ぐ蓋体と、前記蓋体の外周部と前記筒体・・・ 続きを知財ポータルサイト IP Force にログインして見る

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明によれば、蓋体の外周部と筒体の内周部との間に隙間が設けられ、その隙間の少なくとも一部をシール構造部で埋めているので、当該隙間が断熱層として機能して、蓋体から筒体への熱伝導を抑制することができ、筒体の脆性破壊を抑制することができる。よって、極低温の液化ガスを外部から配管を通じて内部に注入させることによって気化させて貯留させることが可能となる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 実施の形態1に係る蓄圧器であって、一端側の内部構造を模式的に示した断面図である。
【図2】 実施の形態1に係る蓄圧器の変形例であって、一端側の内部構造を模式的に示した断面図である。
【図3】 実施の形態2に係る蓄圧器であって、一端側の内部構造を模式的に示した断面図である。
【図4】 実施の形態2に係る蓄圧器の変形例であって、一端側の内部構造を模式的に示した断面図である。
【図5】 実施の形態3に係る蓄圧器であって、一端側の内部構造を模式的に示した断面図である。
【図6】 実施の形態3に係る蓄圧器であって、外側蓋体の端面を模式的に示した説明図である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

1 筒体、1a 第1通気孔、1b 第2通気孔、2 蓋体、2a 貫通孔、3 シール構造部、4 固定部材、5 温度検出手段、6 シール部材、7、8、9 断熱部材、10 貯留空間、11 雌ねじ部、20 内側蓋体、20a 貫通孔、21 外側蓋体、21a 貫通孔、22 ねじ締結部、23 溶接固定部、24 溝部、24a 環状溝部、24b 連結溝部、100、100A、101、101A、102 蓄圧器、200 配管、300 注入管、400 排出管、S 隙間。

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