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特開2022-189813価格比較を遂行するホテル予約システム
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022189813
(43)【公開日】2022-12-22
(54)【発明の名称】価格比較を遂行するホテル予約システム
(51)【国際特許分類】
   G06Q 50/12 20120101AFI20221215BHJP
   G06Q 10/02 20120101ALI20221215BHJP
【FI】
G06Q50/12
G06Q10/02
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022094218
(22)【出願日】2022-06-10
(31)【優先権主張番号】10-2021-0076159
(32)【優先日】2021-06-11
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】522232514
【氏名又は名称】アン,ソ ヒョン
(74)【代理人】
【識別番号】100091683
【弁理士】
【氏名又は名称】▲吉▼川 俊雄
(74)【代理人】
【識別番号】100179316
【弁理士】
【氏名又は名称】市川 寛奈
(72)【発明者】
【氏名】アン,ソ ヒョン
(72)【発明者】
【氏名】ジョン,ヨン スク
【テーマコード(参考)】
5L049
【Fターム(参考)】
5L049AA03
5L049CC23
(57)【要約】
【課題】予約後にも安い価格の空室を検索するホテル予約システムを提供する。
【解決手段】サーバーを含むホテル予約方法は、複数の外部サーバーから複数のホテルの空室に対応する識別情報を獲得する段階、使用者端末から予約情報を獲得する段階、前記予約情報に対応する予約確定可否を前記使用者端末に伝送する段階、予約情報に含まれた入室日以前まで前記識別情報に基づいて前記入室日から所定の期間内に入室することができる第1空室を検索する段階、予約した空室の価格と前記所定の期間内に入室することができる第1空室の価格とを比較し、前記予約した空室より価格が低い空室を決定すれば、前記使用者端末を介して予約変更アラームを提供する段階を含む。
【選択図】 図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サーバーによって遂行されるホテル予約方法であって、
使用者端末から予約情報を獲得する段階と、
前記予約情報に対応する予約確定可否を前記使用者端末に伝送する段階と、
複数の外部サーバーから複数のホテルの空室に対応する識別情報を獲得する段階と、
前記予約情報に含まれた入室日以前まで前記識別情報に基づいて前記入室日から所定の期間内に入室することができる第1空室を検索する段階と、
予約した空室の価格と前記入室日から所定の期間内に入室することができる第1空室の価格とを比較し、前記予約した空室より価格が低い空室を決定すれば、前記予約した空室の予約を取り消し、前記予約した空室より価格が低い空室を予約した後、前記使用者端末を介して予約変更アラームを提供する段階と、を含む、ホテル予約方法。
【請求項2】
前記予約した空室の価格と前記所定の期間内に入室することができる第1空室の価格とを比較し、前記予約した空室より価格が低い空室を決定すれば、前記使用者端末を介して予約変更アラームを提供する段階は、
前記識別情報に基づいて前記入室日から所定の期間内に入室することができる第1空室のうち前記予約した空室と同じ空室を決定する段階と、
前記予約した空室を取り消すための違約金が存在すれば、前記予約した空室の価格と前記予約した空室より価格が低い空室の価格との差に基づいて前記予約した空室より価格が低い空室を決定する段階と、を含む、請求項1に記載のホテル予約方法。
【請求項3】
前記予約した空室の価格と前記所定の期間内に入室することができる第1空室の価格とを比較し、前記予約した空室より価格が低い空室を決定すれば、前記使用者端末を介して予約変更アラームを提供する段階は、
使用者が予約したホテルの位置を獲得する段階と、
前記識別情報に基づいて、前記入室日から所定の期間内に入室することができる第1空室のうち前記使用者が予約したホテルから所定の距離内にあるホテルの空室を検索する段階と、
前記使用者が予約した空室と所定の類似臨界値内の類似した第2空室を決定する段階と、
前記予約した空室の価格と前記所定の類似臨界値内の類似した第2空室の価格とを比較する段階と、
前記所定の類似臨界値内の類似した第2空室の価格が前記予約した空室の価格より低ければ、前記使用者端末に前記予約変更アラームを提供する段階と、を含む、請求項1に記載のホテル予約方法。
【請求項4】
前記予約した空室の価格と前記所定の臨界値内の類似した空室の価格とを比較する段階は、
前記複数の外部サーバーから前記予約した空室と所定の類似臨界値内の類似した第2空室の後記情報を獲得する段階と、
前記後記情報に基づいて前記予約した空室と所定の類似臨界値内の類似した第2空室の評点を策定する段階と、
前記評点が所定の評点以上であれば価格を比較する段階と、を含む、請求項3に記載のホテル予約方法。
【請求項5】
前記予約情報に含まれた入室日以前まで前記識別情報に基づいて前記入室日から所定の期間内に入室することができる第1空室を検索する段階は、
前記予約した空室の価格と所定の価格範囲内にある第3空室を検索する段階と、
前記使用者の選好度情報を獲得する段階と、
前記選好度情報に基づいて前記使用者が予約した空室と前記所定の価格範囲内にある第3空室を点数で数値化し、前記所定の価格範囲内にある第3空室が前記使用者が予約した空室より点数が高ければ、前記使用者端末に推薦アラームを提供する段階と、を含む、請求項1に記載のホテル予約方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はホテルの空室を同じ空室別に分類し、それぞれの空室に対する価格を提示しながら、予約した空室より低い価格を検索するホテル予約システムに関する。
【背景技術】
【0002】
業者別に提供するホテルデータ及びホテルの空室データがそれぞれ異なっているから、これを統一化する作業が重要になっている。特に、最近宿泊施設を用いる顧客の需要が増加して宿泊施設を予約する顧客が増加するのに伴って、これに対する重要性が段々高まっている。宿泊施設を予約するにあたり、同じホテル、同じルームであるにもかかわらず、ホテル予約を仲介する業者別に異なるルームとして表示し、価格も異なるように表示しているので、需要者が望む情報を得ることが難しい実情である。
【0003】
同じホテルの空室であっても空室別に異なる価格を仲介することができるので、予約した後にもより安い価格を捜してこれを知らせる技術に対する研究が必要な状況である。この際、価格だけでなく多様な要素を考慮して使用者に所望の空室を提供するホテル予約方法に対する研究が活発に遂行されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は予約後にも安い価格の空室を検索して推薦するホテル予約システムを提供することができる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
一実施例によるサーバーによって遂行されるホテル予約方法は、使用者端末から予約情報を獲得する段階と、前記予約情報に対応する予約確定可否を前記使用者端末に伝送する段階と、複数の外部サーバーから複数のホテルの空室に対応する識別情報を獲得する段階と、前記予約情報に含まれた入室日以前まで前記識別情報に基づいて前記入室日から所定の期間内に入室することができる第1空室を検索する段階と、予約した空室の価格と前記入室日から所定の期間内に入室することができる第1空室の価格とを比較し、前記予約した空室より価格が低い空室を決定すれば、前記予約した空室の予約を取り消し、前記予約した空室より価格が低い空室を予約した後、前記使用者端末を介して予約変更アラームを提供する段階とを含む。
【0006】
前記予約した空室の価格と前記所定の期間内に入室することができる第1空室の価格とを比較し、前記予約した空室より価格が低い空室を決定すれば、前記使用者端末を介して予約変更アラームを提供する段階は、前記識別情報に基づいて前記入室日から所定の期間内に入室することができる第1空室のうち前記予約した空室と同じ空室を決定する段階と、前記予約した空室を取り消すための違約金が存在すれば、前記予約した空室の価格と前記予約した空室より価格が低い空室の価格との差に基づいて前記予約した空室より価格が低い空室を決定する段階とを含むことができる。
【0007】
前記予約した空室の価格と前記所定の期間内に入室することができる第1空室の価格とを比較し、前記予約した空室より価格が低い空室を決定すれば、前記使用者端末を介して予約変更アラームを提供する段階は、前記使用者が予約したホテルの位置を獲得する段階と、前記識別情報に基づいて、前記入室日から所定の期間内に入室することができる第1空室のうち前記使用者が予約したホテルから所定の距離内にあるホテルの空室を検索する段階と、前記使用者が予約した空室と所定の類似臨界値内の類似した第2空室を決定する段階と、前記予約した空室の価格と前記所定の類似臨界値内の類似した第2空室の価格とを比較する段階と、前記所定の類似臨界値内の類似した第2空室の価格が前記予約した空室の価格より低ければ、前記使用者端末に前記予約変更アラームを提供する段階とを含むことができる。
【0008】
前記予約した空室の価格と前記所定の臨界値内の類似した空室の価格とを比較する段階は、前記複数の外部サーバーから前記予約した空室と所定の類似臨界値内の類似した第2空室の後記情報を獲得する段階と、前記後記情報に基づいて前記予約した空室と所定の類似臨界値内の類似した第2空室の評点を策定する段階と、前記評点が所定の評点以上であれば価格を比較する段階とを含むことができる。
【0009】
前記予約情報に含まれた入室日以前まで前記識別情報に基づいて前記入室日から所定の期間内に入室することができる第1空室を検索する段階は、前記予約した空室の価格と所定の価格範囲内にある第3空室を検索する段階と、前記使用者の選好度情報を獲得する段階と、前記選好度情報に基づいて前記使用者が予約した空室と前記所定の価格範囲内にある第3空室を点数で数値化し、前記所定の価格範囲内にある第3空室が前記使用者が予約した空室より点数が高ければ、前記使用者端末に推薦アラームを提供する段階とを含むことができる。
【発明の効果】
【0010】
本発明は、同じ空室のうちで安い価格で予約することができるように助けることによって需要者の満足度を高めることができる。
【0011】
本発明は、使用者の選好度及び使用後記を反映して空室を推薦することによって使用者の満足度を高めることができる。
【0012】
多様な実施例に対する理解を助けるために詳細な説明の一部として含まれた添付図面は多様な実施例を提供し、詳細な説明と共に多様な実施例の技術的特徴を説明する。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】一実施例によるプロセッサの動作を例示した図である。
図2】一実施例による空室を推薦するホテル予約システムを示す図である。
図3】一実施例による予約した空室と同じ空室を決定し、価格の低い空室を決定すればアラームを提供する動作を示す図である。
図4】一実施例による予約した空室と類似した空室を決定する動作を示す図である。
図5】一実施例による予約した空室と類似した空室の評点を策定して価格を比較する動作を示す図である。
図6】一実施例による所定の価格範囲内にある第3空室を点数で数値化して推薦する動作を示す図である。
図7】一実施例による推薦アラームを提供する動作を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本発明は多様な変更を加えることができ、様々な実施例を有することができるが、特定の実施例を図面に例示して詳細な説明で詳細に説明しようとする。しかし、これは本発明を特定の実施形態に限定しようとするものではなく、本発明の思想及び技術範囲に含まれる全ての変更、均等物乃至代替物を含むものと理解すべきである。各図の説明において、類似の参照符号を類似の構成要素に対して使った。
【0015】
第1、第2、A、Bなどの用語は多様な構成要素を説明するのに使うことができるが、前記構成要素は前記用語に限定されてはいけない。前記用語は一構成要素を他の構成要素と区別する目的のみで使われる。例えば、本発明の権利範囲を逸脱しない範疇内で第1構成要素は第2構成要素と名付けることができ、同様に第2構成要素も第1構成要素と名付けることができる。「及び/または」という用語は複数の関連した記載項目の組合せ又は複数の関連した記載項目のいずれか項目を含む。
【0016】
ある構成要素が他の構成要素に「連結される」か「接続される」と言及されたときには、その他の構成要素に直接的に連結されているか又は接続されていることもできるが、中間にさらに他の構成要素が存在することもできると理解すべきであろう。一方、ある構成要素が他の構成要素に「直接連結される」か「直接接続される」と言及されたときには、中間にさらに他の構成要素が存在しないと理解すべきであろう。
【0017】
本出願で使用した用語はただ特定の実施例を説明するために使用したもので、本発明を限定しようとする意図ではない。単数の表現は文脈上ではっきりと他に指示しない限り、複数の表現を含む。本出願で、「含む」又は「有する」などの用語は明細書相に記載した特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はこれらの組合せが存在することを指定しようとするものであり、1個又はそれ以上の他の特徴、数字、段階、動作、構成要素、部品又はこれらの組合せなどの存在又は付加の可能性を予め排除しないと理解すべきである。
【0018】
他に定義しない限り、技術的又は科学的な用語を含めてここで使う全ての用語は本発明が属する技術分野で通常の知識を有する者によって一般的に理解されるものと同一のものを意味する。一般的に使われる辞書に定義されているような用語は関連技術の文脈上で有する意味と一致するものと解釈すべきであり、本発明ではっきりと定義しない限り、理想的な又は過度に形式的な意味と解釈されない。
【0019】
以下、添付図面に基づいて本発明の好適な実施例をより詳細に説明しようとする。本発明の説明において、全体的な理解を容易にするために、図面上の同じ構成要素に対しては同じ参照符号を使い、同じ構成要素についての重複説明は省略する。
【0020】
図1は一実施例によるサーバーに属するプロセッサの動作を例示した図である。図1を具体的に説明すると、少なくとも一つのプロセッサ110は、中央処理装置(central processing unit、CPU)、グラフィック処理装置(graphics processing unit、GPU)、または本発明の実施例による方法を遂行する専用のプロセッサを意味することができる。メモリ120及び記憶装置160のそれぞれは揮発性記憶媒体及び非揮発性記憶媒体のうちの少なくとも一つから構成されることができる。例えば、メモリ120は読み出し専用メモリ(read only memory、ROM)及びランダムアクセスメモリ(random access memory、RAM)のうちの一つであることができ、記憶装置160は、フラッシュメモリー(flash-memory)、ハードディスクドライブ(HDD)、ソリッドステートドライブ(SSD)、または各種のメモリカード(例えば、micro SDカード)などであることができる。
【0021】
また、サーバー100はサーバーに含まれることができ、無線ネットワークを介して通信を遂行する送受信装置(transceiver)130を含むことができる。また、サーバー100は、入力インターフェース装置140、出力インターフェース装置150、記憶装置160などをさらに含むことができる。サーバー100に含まれたそれぞれの構成要素はバス(bus)170によって連結されて互いに通信を遂行することができる。
【0022】
使用者端末の例は、通信可能なデスクトップコンピュータ(desktop computer)、ラップトップコンピューター(laptop computer)、ノートブック型PC(notebook PC)、スマートフォン(smartphone)、タブレット型PC(tablet PC)、モバイルフォン(mobile phone)、スマートウォッチ(smart watch)、スマートガラス(smart glass)、イーブックリーダー(e-book reader)、PMP(portable multimedia player)、携帯用ゲーム機、ナビゲーション(navigation)装置、デジタルカメラ(digital camera)、DMB(digital multimedia broadcasting)再生機、デジタル音声録音機(digital audio recorder)、デジタル音声再生機(digital audio player)、デジタル動画録画機(digital video recorder)、デジタル動画再生機(digital video player)、PDA(Personal Digital Assistant)などであることができる。
【0023】
サーバーは第1外部サーバーから使用者端末の位置を獲得することができる。ここで、第1外部サーバーはGPSを介して各種の装置の位置情報を含んでいるサーバーを意味することができ、GPSの他にも多様なサーバーから獲得した資料によって使用者端末の位置を把握することができる。使用者端末は、スマートフォン、タブレット型PC、コンピュータ、ノートブック型PCなどの電子装置を意味することができる。サーバーは複数の外部サーバーから複数のホテルの位置及び空室に対応する識別情報を獲得することができる。複数の外部サーバーはホテル情報を提供する複数のサーバーを意味することができる。すなわち、「ヤノルザ」、「アゴダ」などの多様な業者が提供するホテル情報を含むサーバーを意味することができる。識別情報はホテル及び空室を示すことができる情報を意味することができる。これについては後で詳細に説明する。同じホテル別に分類することは後述するように識別情報に基づいて遂行することができる。ここで、同じホテル別に整列してディスプレイに表示することができ、ディスプレイに複数のホテルの空室価格を一緒に表示することができる。サーバーは使用者端末から予約情報を獲得することができ、予約情報に対応する予約確定可否を使用者端末に伝送することができる。ここで、予約確定可否は外部サーバーを介してホテルから獲得することもできる。
【0024】
サーバーは、分類した同じ空室と同じ空室に対応する価格を一緒にディスプレイに表示するように出力信号を伝送することができる。
【0025】
サーバーは、予め学習された識別モデルに基づいて識別情報から複数のホテルを同じホテル別に分類することができる。
【0026】
ここで、予め学習された識別モデルは機械学習を用いることができる。ここで、ディープラーニングモデルを用いることができ、マシンラーニングモデルを用いることができる。ここで、学習データセットは多様な音声情報及び単語情報を学習データセットとして含むことができ、教師あり学習方式を用いることができる。ここで、ディープラーニングモデルモジュールはDNN(deep neural network)アルゴリズムを用いることができる。前述したものに限られず、畳み込みニューラルネットワーク(Convolutional Neural Network、CNN)、回帰型ニューラルネットワーク(Recurrent Neural Network、RNN)、制限ボルツマンマシン(Restricted Boltzmann Machine、RBM)、ディープビリーフネットワーク(Deep Belief Network、DBN)アルゴリズムを用いることができる。それぞれのアルゴリズムは周知の技術なので、その説明は省略する。
【0027】
サーバーは、後述するように、所定の方法によって複数の空室を同じ空室別に分類することができる。
【0028】
識別情報は、識別情報を提供する業者名情報、業者別ホテル名表示情報を含むことができる。業者名情報は「アゴダ」のようなホテルの予約を仲介する業者名を意味することができる。業者別ホテル名表示情報は複数の企業から獲得することができる。一実施例で、複数の企業ごとに異なるようにホテル名を表示することができる。一実施例で、第1業者はロッテホテルをLOTTE HOTELで表示することができ、第2業者はLOTTE HOTEL WORLD、SEOULで表示することもできる。この場合、これらを同じホテルと認識して自動化するシステムが必要であることができる。これは後で詳細に説明する。
【0029】
サーバーは、業者別ホテル名表示情報及び業者名情報に基づいて識別情報を分類する1次分類を遂行することができ、1次分類された識別情報のうち、ホテル名情報を基準にホテル名が所定の第1臨界値以上に類似していれば同じホテルに分類する2次分類を遂行することができる。1次分類は、一実施例で、第1業者が3個のホテル情報を獲得し、第2業者が4個のホテル情報を獲得し、第3業者が5個のホテル情報を獲得して総12個のホテル情報を獲得しているといえば、1次的に同種の業者別に、第1業者、第2業者、第3業者別に区分することを意味することができる。業者別に識別情報を分類した後、ホテル名を基準に区分することができる。ホテル名は、前述したように、LOTTE HOTEL、LOTTE HOTEL WORLD、SEOUL、ロッテホテルワールド(ロッテホテルザンシル)などで表示することができる。この際、同じホテルであるが互いに異なるホテルネーミングとして入力されているので、これを自動的に同じホテルに分類することができるシステムが必要であり得る。
【0030】
一実施例で、HOTELの場合はすべてのネーミングに入ることができるので、HOTELを除いて、他の単語の一致個数で判断することができる。一実施例で、LOTTEというホテル名が入っていれば、LOTTEを基準に分類することができる。この際、SEOULという単語の有無によってことなるように認識されてはいけないことがあるので、LOTTEを基準に分類することができる。ここで、ホテルを分類する基準において、ロッテもLOTTEと同じホテルであるので、単語の呼称が同一であるホテルも同じホテルに分類することができる。ロッテホテルの場合、江南店と蚕室店とがあるといえば、これを異なるように認識する必要があり得る。したがって、一実施例で、ロッテ(LOTTE)を分類基準とし、ロッテホテルが位置している地域名(蚕室、江南)があれば、これらに対応する呼称を有する単語を異なるように分類するように設定することができる。すなわち、ロッテ(LOTTE)に分類しながら蚕室と江南とは互いに異なるホテルと認識するように設定することができる。一実施例で、ソウルを含んでいる場合、そのうち蚕室と江南とが異なるように位置することができるので、後述するように、その後には電話番号やファックス番号などでホテルを区分することができる。
【0031】
すなわち、ホテル名が所定の第1臨界値以上に類似しているとは、単語の音節、呼称などを考慮してロッテとLOTTEを同じに認識し、江南と蚕室とを異なるように認識することを含み、第1臨界値以上に類似しているときに同じホテルに分類することを意味することができる。前記のようなロッテホテル江南、ロッテホテル蚕室はホテル分類基準から除き、ロッテは同一であるが江南と蚕室とが異なるので第1臨界値を80以上にすれば、単語一致率が2個の単語のうち一つである50%に相当するので、互いに異なるホテルに分類することができる。
【0032】
識別情報は、ホテルの電話番号情報、前記ホテルのファックス情報、前記業者別空室情報、及び前記ホテルの住所情報をさらに含むことができる。ここで、ホテルの電話番号情報、ホテルのファックス情報を学習データセットに構成してマシンラーニングを介して予め学習し、学習されたデータに基づいて複数のホテルを同じホテル別に分類することができる。
【0033】
一実施例で、業者ごとにホテルのファックス番号を異なるように入力してホテルのファックス情報を構成することができる。一実施例で、実質的に同じホテルのファックスであっても、第1業者は82-2-1234567と入力することができ、第2業者は8221234567のように「-」を抜いて表示することができ、第3業者は+82-2-123-4567で表示するなど、実質的に同じ番号であるが異なるように表示することができる。ここで、同じホテルに分類するためには、次のような動作を遂行することができる。
【0034】
一実施例で、第1業者の番号を模範番号と決定したと仮定すれば、第2業者は82-2-の「-」を追加して統一させることができる。番号が同一であるか否かは、数字のうち82という地域番号を抜いた状態で連続した数字が所定の個数以上に同一であれば同じ番号と認識するように設定することもできる。この場合、8221234567のうち1234567がホテルの固有番号であり、82を除いて21234567のうち1234567の連続した7桁が同一であれば同じ番号と認識するように設定することができる。ここで、「-」は認識しないように除外することを基準に設定することができる。ここで、基準業者を第1業者と決定したといえば、残りの第2及び第3業者も82-2-1234567にデータが転換されて記憶され、これは同じホテルとして出力されることができる。電話番号もこのように同じファックス番号を捜すアルゴリズムで獲得することができる。
【0035】
業者別空室情報は複数の業者から提供する空室についての情報を意味するものである。一実施例として、空室がラグジャリールームに相当するか、デラックスルームに相当するかなど、空室にポットが存在か否か、エアコンが存在するか否か、冷蔵庫が存在するか否か、トイレがガラスからなっているか否かなどの多様なコンセプト及び物品存在有無などを含む空室情報を意味することができる。
【0036】
一実施例で、ホテル名、ホテル電話番号、及びホテルファックス番号によって同じホテルに分類した後にも空室ごとに分類する必要がある。この際、業者別に同じ空室であっても異なる価格で表示することができるので、需要者に多様な業者が公示する空室価格を表示する必要があり得る。
【0037】
一実施例で、同じ空室に対して、第1業者は、ロッテホテルの江南店にエアコンがあり、デラックスルームと表示し、冷蔵庫があり、ビリヤード台があるコンセプトのルームを表示しており、第2業者は、ビリヤード台があり、エアコンがあり、デラックスルームと表示しているといえば、これは第2業者が冷蔵庫有無を抜いて表示したといえる。この場合、同じ空室と認識して同じに表示する必要があり得る。この場合、ビリヤード台、デラックスルーム、エアコンを基準に同じ空室と認識するように設定することができる。よって、冷蔵庫のようなものは大部分のホテルルームにあることを勘案して所定の方法を設定するとき、ホテル空室の等級(デラックスルーム、ラグジャリールームの有無)、エアコン有無、ビリヤード台などの便宜施設や娯楽施設の有無を基準に同じ空室に設定することができる。
【0038】
式1(数1)によって空室を数値化し、数値化した値を比較して、空室間の差分値が所定の類似臨界値以下の場合に同じ空室に決定するように設定することもできる。
【0039】
【数1】
【0040】
Sは所定の方法で空室を数値化した値を意味することができる。iは便宜施設や娯楽施設に対応する点数を数値化した値を意味することができる。一実施例で、ビリヤード台や卓球台などはホテルルームでも珍しいものであるので、4、6の点数を配当することができ、ネットフリックス映画支援のような恵沢は一般的なものであり得るので、1の点数を付与することができる。bはホテルに存在する一般的な飲食物、または冷蔵庫、エアコンなどの一般的な物品の種類の数を意味することができる。すなわち、a値が1から始まり、これに対応する一般的な飲食物、または冷蔵庫エアコンなどの一般的な物品を数字1、2、3などで表示した値を代入することを意味することができる。
【0041】
すなわち、数2は、エアコン、冷蔵庫、電子レンジ、水を沸すポットなどの一般的な物品の種類があるときの点数を数値化した値を意味することができる。ここで、エアコン、冷蔵庫、電子レンジの他にも、使用者の設定によって多様な物品を入力することができる。cはラグジャリールームであるか否か、デラックスルームであるか否か、スタンダードルームであるか否かなどを数値化した値を意味することができる。ここで、cはテーブリングされ、予め点数が割り当てられることができる。一実施例で、スタンダードルームであれば2の点数を配当することができ、デラックスルームであれば6の点数を、ラグジャリールームであれば6の点数を配当することもできる。
【0042】
【数2】
【0043】
前記式1によって同じ空室であるか否かを判断するとき、より重要な要素を決定して同一であるかを判断することができる。すなわち、ビリヤード台や卓球台のような特徴的な要素に比重を置いて同一であるかを判断することに集中し、ビリヤード台や卓球台のような便宜施設または娯楽施設が同一であるかに比重を置いた後、残りの要素が同一であるかを判断する方法を樹立することができる。式1によってS値を空室別に多様に判断することができる。一実施例で、Sの値が81、97、95、40、60、58、43の値が出たといえば、所定の類似臨界値を調節して、97と95の数値が出た空室、58と60の数値が出た空室、40と43の数値が出た空室を同じ空室に分類し、81、40、60はそれぞれ異なる空室に決定するように設定することもできる。空室一致率は数値化した値を差し引いた値を意味することができる。
【0044】
すなわち、前記では、97と95に対してい予め決定された所定の類似臨界値を調節することにより、同じルームであるかを細密に把握することができる。第2臨界値は数値化した複数の数値が同じルームであるかを判断するための一定値を意味することができる。このような場合、数値差が2、3のものはいずれも同じ空室として出たものであるので、第2臨界値を4または5程度に設定しておいた場合を意味することができる。ここで、数字が集中する区間が存在することができる。すなわち、s値を分類しておき、集中する数値の場合はより細分化する必要がある。したがって、S値を分類し、これを特定の数値を基準に複数の区間に分類した後、区間に含まれた数値の個数を把握した後、個数に反比例して第2臨界値を調節するように設定することができる。
【0045】
一実施例で、数値が30、32、35、38、40、43、44、47、48、50、55、57、61、68、70、81が出たと仮定し、各区間を40未満、40以上50未満、50以上60未満、60以上70未満、70以上80未満、及び80以上の区間に分類したといえば、40未満は4個の値、40以上50以下は5個、50以上60未満は3個、60以上70個未満は2個、70個以上80個未満は1個、80以上は1個の数値が出る。40以上50以下で個数が一番多いので、密に第2臨界値を調整して第2臨界値を1に調整することができ、その次に多い40未満は臨界値を2に、50以上60未満は3に、残りは4に調整する方式で個数に反比例して第2臨界値を設定することができる。
【0046】
図2は一実施例による空室を推薦するホテル予約システムを示す図である。
【0047】
図2を具体的に説明すると、複数のサーバー3は複数のホテル2から空室情報を獲得することができ、サーバー1は複数のサーバー3から空室についての識別情報10を獲得することができる。使用者端末4を介してサーバーにホテル空室についての情報を要請すれば、サーバー1は識別情報10に基づいてデータを加工し、空室情報を使用者端末4を介して表示することができる。この際、同じホテル別に分類し、同じホテル内でも空室に対する多様な業者の価格を一緒に表示することで、消費者に合理的な消費ができるように情報を提供することができる。
【0048】
サーバー1は、ホテル予約を確定した後、消費者に空室についての情報を伝送しながら安い空室についての情報を推薦することができる。さらに、後記による評点や使用者の選好度による点数によって数値化して使用者の所望の空室の推薦または予約変更事実を知らせる推薦アラーム11または予約変更アラームを提供することができる。
【0049】
図3は一実施例による予約した空室と同じ空室を決定し、価格の低い空室を決定すれば、アラームを提供する動作を示す。
【0050】
図3を具体的に説明すると、サーバーは、使用者端末から予約情報を獲得し、前記予約情報に対応する予約確定可否を前記使用者端末に伝送し、複数の外部サーバーから複数のホテルの空室に対応する識別情報を獲得し、前記予約情報に含まれた入室日以前まで前記識別情報に基づいて前記入室日から所定の期間内に入室することができる第1空室を検索し、予約した空室の価格と前記入室日から所定の期間内に入室することができる第1空室の価格とを比較し、前記予約した空室より価格が低い空室を決定すれば、前記使用者端末を介して予約変更アラームを提供することができる。ここで、所定の期間は基準日当日であることもでき、基準日の1日前後であることができ、その他にも使用者の設定によって多様な期間に設定することができる。予約変更アラームは、既存の予約を取り消し、価格の低い空室に予約を変更した事実を知らせるアラームであることができ、使用者の設定によって、予約が自動にできなく、予約変更が可能であることを知らせるアラームを提供するように設定することもできる。すなわち、予約変更アラームは予約変更可能アラームと一緒に使用者端末機に、使用者の端末機が変更有無の入力を受けることができるアラームを提供するように設定することもできる。
【0051】
サーバーは、複数のホテルの空室に対応する識別情報を獲得することができ(301)、使用者端末から予約情報を獲得することができ(302)、予約確定可否を使用者端末に伝送し、予約した空室と同じ空室を決定することができ(303)、予約した空室と同じ空室の価格と予約した空室の価格とを比較し、予約した空室より価格が低い空室を決定すれば、予約変更アラームを提供することができる(304)。
【0052】
図4は一実施例による予約した空室と類似した空室を決定する動作を示す。
【0053】
図4を具体的に説明すると、サーバーは、識別情報に基づき、前記入室日から所定の期間内に入室することができる第1空室のうち前記予約した空室と同じ空室を決定することができ、前記予約した空室を取り消すための違約金があれば、前記予約した空室の価格と前記予約した空室より価格の低い空室の価格との差に基づいて前記予約した空室より価格が低い空室を決定することができる。予約した空室を取り消すための違約金は取り消そうとする日及び時間によって異なることができる。ここで、予約した空室と同じ空室は同一の空室であるが、空室についての情報を提供する業者ごとに異なる価格を策定することができるので、多様な業者から空室の価格情報を獲得して互いに異なる価格であるが、同じ空室であることができる。予約した空室の価格より価格が低い空室を決定した場合、決定した当時の予約した空室の価格と予約した空室より価格が低い空室の価格との差が予約した空室より価格が低い空室を決定するときの違約金より大きいかを判断し、違約金より大きい場合にのみ効用があり得るので、予約変更アラームを提供することができる。
【0054】
サーバーは、使用者が予約したホテルの位置を獲得することができ(401)、予約情報に含まれた入室日から所定の期間内に入室することができる空室のうち所定の距離内にあるホテルの空室を検索することができ(402)、予約した空室と所定の臨界値内の類似した空室を決定し、価格を比較し、価格が予約した空室より低ければ、予約変更アラームを提供することができる(404)。
【0055】
図5は一実施例による予約した空室と類似した空室の評点を策定して価格を比較する動作を示す。
【0056】
図5を具体的に説明すると、サーバーは、使用者が予約したホテルの位置を獲得し、前記識別情報に基づき、前記入室日から所定の期間内に入室することができる第1空室のうち前記使用者が予約したホテルから所定の距離内にあるホテルの空室を検索し、前記使用者が予約した空室と所定の類似臨界値内の類似した第2空室を決定し、前記予約した空室の価格と前記所定の類似臨界値内の類似した第2空室の価格とを比較することができる。また、サーバーは、複数の外部サーバーから前記予約した空室と所定の類似臨界値内の類似した第2空室の後記情報を獲得し、前記後記情報に基づいて前記予約した空室と所定の類似臨界値内の類似した第2空室の評点を策定し、前記評点が所定の評点以上であれば、価格を比較することができる。ここで、所定の類似臨界値内の類似した第2空室を捜すのに式1を用いることができる。評点を策定する方式は次のような式(数3)によることができる。
【0057】
【数3】
【0058】
Tは評点を数値化した値を意味することができる。zは複数の外部サーバーの個数を意味することができる。yは一つの外部サーバーに含まれた後記の個数を意味することができる。Wは該当後記による星印評点と単語の個数を掛けた数値を意味することができる。qは該当後記が肯定であるか否定であるかを区別する基準になる数値を意味することができる。qは使用者によって設定することができる。rは該当後記による星印評点または数字評点を意味することができる。mは単語の個数を意味することができる。
【0059】
一実施例で、満足度が最高である星印5個を基準に、qが星印3個の基準であるといえば、星印5個に加え、単語個数も多ければ、それほど後記が良いというのを意味することができる。よって、それほど加重値を付けて良い数値が出るようになる。一方、星印1個に加え、単語個数が多ければ、とても否定的であることを意味することができるので、「-」符号を付けてとても否定的な数値を導出するようになる。Kは該当後記に含まれた写真数に割り当てられた数値を意味することができる。これは予め使用者の設定によってテーブリングされて設定されていることができる。
【0060】
一実施例で、写真数1個は10、2個は30などの数値が設定されていることができる。数4の状況で写真数が多いほど真心が多く入れられた後記であり、とても肯定的な数値を意味することができ、数5の状況で写真数が多いというのは本当に否定的な後記を意味することができるので、当該数式によって肯定的及び否定的後記によって細密な評点を獲得することができる。当該数学式(数3)によって評点を策定し、所定の評点以上の場合にのみ価格を比較する段階を経ることにより、高い評点のホテル空室を予約するようにすることができる。
【0061】
【数4】
【0062】
【数5】
【0063】
すなわち、サーバーは、複数の外部サーバーから予約した空室と所定の類似臨界値内の類似した空室の後記情報を獲得することができ(501)、後記情報に基づき、予約した空室と所定の類似臨界値内の類似した空室の評点を策定することができ(502)、評点が所定の評点以上であれば価格を比較することができる(503)。
【0064】
図6は一実施例による所定の価格範囲内にある第3空室を点数で数値化して推薦する動作を示す。
【0065】
図6を具体的に説明すると、サーバーは、予約した空室の価格と所定の価格範囲内にある第3空室を検索し、前記使用者の選好度情報を獲得し、前記選好度情報に基づいて前記使用者が予約した空室と前記所定の価格範囲内にある第3空室を点数で数値化し、前記所定の価格範囲内にある第3空室が前記使用者が予約した空室より点数が高ければ、前記使用者端末に推薦アラームを提供することができる。選好度情報は使用者が好む条件であり、空室の価格、入室しようとするホテルの位置、ルームの等級、ルームの個数、ベッドの個数などの選好要素を意味することができる。サーバーは所定の価格範囲内にある第3空室の点数が使用者が予約した空室の点数より高ければ、使用者端末に推薦アラームを提供することができる。推薦アラームと予約変更アラームとは空室の価格によって違いがあり得る。所定の価格範囲は使用者によって設定されることができる。第3空室を点数で数値化することは式(数6)によることができる。
【0066】
【数6】
【0067】
Gは使用者の選好度情報に基づいて空室を点数で数値化した値を意味することができる。uは使用者が好む選好要素の個数を意味することができる。
【0068】
fは好む選好要素に対応する加重値を意味することができ、pは好む要素の一致率値を意味することができる。好む要素の一致率値は予めテーブリングされて保存されていることができる。
【0069】
一実施例で、使用者がホテルの位置を重要視すれば、ホテルの位置によるfの加重値を高めることができ、pとして一番重要視する位置から離れている距離によって点数が異なるように設定されることができる。使用者が1km以内のホテルを好んで1kmが基準になるとき、一致率がもっと0.5km離れる度に10%ずつ減少すると言えば、1.5km離れたホテルは一致率が当該設定値によって90%になることができ、5km離れたホテルは20%になるであろう。
【0070】
一実施例で、使用者が価格を一番重要視すれば、空室価格によるfの加重値を高めることができ、pとして一番満足な金額よりいくら高いかによって点数が異なるように設定されることができる。空室価格の差がないとき100%に設定し、1000ウォン高くなる度に5%ずつ一致率が落ちるといえば、予約した空室価格が5万ウォンであれば5万ウォンは100%の一致率に相当し、6万ウォンは50%、6万5千ウォンは25%、7万ウォンからは0%の一致率に相当することができる。
【0071】
前記式によって使用者の選好度による所望の空室を数値化することができ、数値化した空室価格が予約した空室価格より高い場合にのみ推薦するように設定することができる。
【0072】
すなわち、サーバーは、使用者が予約した空室と所定の価格範囲内の空室を検索することができ(601)、使用者が予約した空室と前記所定の価格範囲内にある第3空室を点数で数値化し、予約した空室より点数が高ければ、推薦アラームを提供することができる(602)。
【0073】
図7は一実施例による推薦アラームを提供する動作を示す。
【0074】
図7を具体的に説明すると、使用者が既存に既に空室を予約したといっても使用者の選好情報に基づいて推薦空室を提供することができる。使用者が入室日である2021年5月28日に4万ウォンでホテルを予約した状態で使用者の選好情報を獲得し、使用者が大きなサイズのクイーンサイズのベッド1個を好み、現在予約した空室が基本サイズベッドであれば、価格が少し高くてもベッドサイズがもっと大きい他の空室を望むことがあり得る。サーバーが検索して、近い位置にあるホテルのうちクイーンサイズベッド1個を備えたルーム1個の価格が45,000である空室を見つけたとき、前記のような式(数6)による選好点数が既存に予約した選好点数である85占より高ければ、これを推薦する推薦アラーム11を使用者端末4に伝送することができる。
【0075】
本発明による方法は多様なコンピュータ手段を介して遂行可能なプログラム命令形態に具現されてコンピュータ可読の媒体に記録されることができる。コンピュータ可読の媒体は、プログラム命令、データファイル、データ構造などを単独で又は組み合わせて含むことができる。コンピュータ可読の媒体に記録されるプログラム命令は本発明のために特別に設計されて構成されたものであるか、コンピュータソフトウェア当業者に公知となって使用可能なものであることもできる。
【0076】
コンピュータ可読の媒体の例には、ROM(Read Only Memory)、RAM、フラッシュメモリー(flash memory)などのようにプログラム命令を保存して遂行するように特別に構成されたハードウェア装置を含むことができる。プログラム命令の例には、コンパイラー(compiler)によって作られるもののような機械語コードだけでなくインタープリター(interpreter)などを使ってコンピュータによって実行可能な高級言語コードを含むことができる。上述したハードウェア装置は、本発明の動作を遂行するために、少なくとも1個のソフトウェアモジュールとして作動するように構成されることができ、その逆も同様である。
【0077】
また、上述した方法又は装置は、その構成又は機能の全部又は一部が結合されて具現されるか、分離されて具現されることができる。
【0078】
以上では本発明の好適な実施例を参照して説明したが、当該技術分野の熟練した当業者は下記の特許請求の範囲に記載された本発明の思想及び領域から逸脱しない範疇内で本発明を多様に修正及び変更することができることを理解することができるであろう。
【符号の説明】
【0079】
1 サーバー
2 複数のホテル
3 複数の外部サーバー
4 使用者端末
10 識別情報
11 推薦アラーム
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7