(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022190805
(43)【公開日】2022-12-27
(54)【発明の名称】インク吐出装置
(51)【国際特許分類】
B41J 2/015 20060101AFI20221220BHJP
B41J 2/01 20060101ALI20221220BHJP
【FI】
B41J2/015 101
B41J2/01 451
B41J2/01 401
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021099250
(22)【出願日】2021-06-15
(71)【出願人】
【識別番号】000250502
【氏名又は名称】理想科学工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100083806
【弁理士】
【氏名又は名称】三好 秀和
(74)【代理人】
【識別番号】100101247
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 俊一
(74)【代理人】
【識別番号】100095500
【弁理士】
【氏名又は名称】伊藤 正和
(72)【発明者】
【氏名】原田 裕平
【テーマコード(参考)】
2C056
2C057
【Fターム(参考)】
2C056EA04
2C056EB58
2C056EC42
2C056FA13
2C057AF01
2C057AF23
2C057AG14
2C057AN05
2C057AR08
(57)【要約】
【課題】複数のインクが入ったヘッドでも印刷を停止させずに1つのヘッド駆動波形テーブルでインク毎に最適な吐出量を設定する。
【解決手段】異なるインクを吐出することが可能な複数のノズル列を有するインクジェットヘッド31と、インクジェットヘッド31に入力される、インクの濃度の指示であるドロップ数と、ドロップ数に応じてノズル列から吐出するインク吐出量とを関連付けたテーブルとを備え、テーブルは、複数のノズル列で共通となるインク吐出量と関連付けられたドロップ数である低濃度ドロップ部と、複数のノズル列に含まれる一のノズル列のインク吐出量と関連付けられたドロップ数である高濃度ドロップ部と、を含み、テーブルは、一つの前記低濃度ドロップ部と複数の高濃度ドロップ部を備える。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
異なるインクを吐出することが可能な複数のノズル列を有するインク吐出部と、
前記インク吐出部に入力される、インクの濃度の指示であるドロップ数と、前記ドロップ数に応じて前記ノズル列から吐出するインク吐出量とを関連付けたテーブルとを備え、
前記テーブルは、前記複数のノズル列で共通となるインク吐出量と関連付けられたドロップ数である低濃度ドロップ部と、
前記複数のノズル列に含まれる一のノズル列のインク吐出量と関連付けられたドロップ数である高濃度ドロップ部と、を含み、
前記テーブルは、一つの前記低濃度ドロップ部と複数の高濃度ドロップ部を備えること
を特徴とするインク吐出装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷媒体にインクを吐出するインク吐出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ライン型のインク吐出装置は、搬送される用紙に対して、画像データに基づいてインクジェットヘッドによりインクを吐出して印刷を行う。
【0003】
特許文献1には、インク温度の変化に応じてインクジェットヘッドの駆動波形や駆動電圧を変化させることで、温度変化に関わらず一定の濃度で印刷ができる技術が提案されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
ここで、1つのインクジェットヘッドで複数の色のインクを吐出可能なように複数のインク列が配置される場合がある。インクはインク色ごとに特性が異なる場合があり、導入されるインクの特性の違いに応じて、駆動電圧や駆動波形を設定し、インク列毎の吐出量を調整する必要がある。
【0006】
しかしながら、複数のインク列が配置されたインクジェットヘッドでは、インク列毎に駆動電圧や駆動波形を個別に調整することができない。更に特許文献1の技術では、連続印刷中に駆動波形や駆動電圧を変化させるとヘッドが変化後の設定値に追従するまでの過渡領域において、印字の乱れが発生してしまうので、駆動波形や駆動電圧を変化は印刷を停止させなければならない。
【0007】
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、複数の色のインクが入ったインクジェットヘッドでも印刷を停止させずにインク毎に最適な吐出量を設定するインク吐出装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
上記目的を達成するため、本発明に係るインク吐出装置の特徴は、
異なるインクを吐出することが可能な複数のノズル列を有するインク吐出部と、
前記インク吐出部に入力される、インクの濃度の指示であるドロップ数と、前記ドロップ数に応じて前記ノズル列から吐出するインク吐出量とを関連付けたテーブルとを備え、
前記テーブルは、前記複数のノズル列で共通となるインク吐出量と関連付けられたドロップ数である低濃度ドロップ部と、
前記複数のノズル列に含まれる一のノズル列のインク吐出量と関連付けられたドロップ数である高濃度ドロップ部と、を含み、
前記テーブルは、一つの前記低濃度ドロップ部と複数の高濃度ドロップ部を備えること
にある。
【発明の効果】
【0009】
本発明に係るインク吐出装置の特徴によれば、複数の色のインクが入ったヘッドでも印刷を停止させずにインク毎に最適な吐出量を設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【
図1】本発明の実施形態に係るインク吐出装置の概略構成図である。
【
図2】本発明の実施形態に係るインク吐出装置が備えるインクジェットヘッドの下部を示した図である。
【
図3】本発明の実施形態に係るインク吐出装置が備える記憶部7に記憶されたテーブルの一例を示した図である。
【
図4】比較のため、従来技術におけるドロップ数とインクの吐出量との関係を示した図である。
【
図5】本発明の実施形態に係るインク吐出装置におけるドロップ数とインクの吐出量との関係を示した図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。各図面を通じて同一若しくは同等の部位や構成要素には、同一若しくは同等の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれている。
【0012】
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置等を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の配置等を下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
【0013】
(インク吐出装置1の構成)
以下に添付図面を参照して、本発明に係るインク吐出装置1の実施形態を詳細に説明する。
【0014】
図1は、本発明の実施形態に係るインク吐出装置1の概略構成図である。
【0015】
以下の説明において、ユーザが位置する
図1の紙面表方向を左方向、紙面裏方向を右方向とする。また、
図1における、ユーザから視て、上下を上下方向とする。また、
図1において破線で示す経路が、印刷媒体である用紙PAが搬送される搬送経路Rである。用紙PAの搬送方向を前後方向とする。以下の説明における上流は前方向であり、下流は後ろ方向を意味する。
【0016】
図1に示すように、インク吐出装置1は、給紙部2と、吸引搬送部3と、印刷部4と、排紙部6と、記憶部7と、制御部8とを備える。
【0017】
給紙部2は、印刷媒体である用紙PAの給紙を行う。給紙部2は、給紙台11と、給紙ローラ12と、レジストローラ13とを備える。
【0018】
給紙台11は、印刷に用いられる用紙PAが積載される。
【0019】
給紙ローラ12は、給紙台11に積載された用紙PAを1枚ずつピックアップしてレジストローラ13に向けて搬送する。給紙ローラ12は、給紙台11の上側に配置されている。給紙ローラ12は、図示しないモータにより回転駆動される。
【0020】
レジストローラ13は、給紙ローラ12により搬送されてきた用紙PAを一旦止めた後、吸引搬送部3に向けて搬送する。レジストローラ13は、給紙ローラ12の下流側に配置されている。レジストローラ13は、図示しないモータにより回転駆動される。
【0021】
吸引搬送部3は、レジストローラ13から搬送されてきた用紙PAを印刷部4や排紙部6に向け搬送する。吸引搬送部3は、搬送ベルト21と、駆動ローラ22と、従動ローラ23~25と、ベルト駆動モータ26と、プラテンプレート27と、吸引ファン28とを備える。
【0022】
搬送ベルト21は、駆動ローラ22および従動ローラ23~25に掛け渡される環状の無端ベルトである。搬送ベルト21には、用紙PAを吸着保持するための貫通穴である吸気孔が、搬送ベルト21の搬送方向に沿って所定の間隔で形成されている。搬送ベルト21は、吸引ファン28の駆動により吸気孔に発生する負圧(吸着力)により、用紙PAを搬送ベルト21上に吸着保持する。
【0023】
搬送ベルト21は、駆動ローラ22の回転駆動により、
図1における時計回り方向に回転する。これにより、搬送ベルト21は、無端移動することで用紙PAを右方向へ搬送する。
【0024】
駆動ローラ22および従動ローラ23~25は、搬送ベルト21が掛け渡されるものである。駆動ローラ22は、ベルト駆動モータ26により回転駆動され、搬送ベルト21を回転させる。従動ローラ23~25は、搬送ベルト21を介して駆動ローラ22に従動する。従動ローラ23は、駆動ローラ22と略同じ高さで、駆動ローラ22から左右方向に所定間隔だけ離間して配置されている。従動ローラ24,25は、駆動ローラ22および従動ローラ23の下方において、互いに左右方向に所定間隔だけ離間して、略同じ高さに配置されている。
【0025】
ベルト駆動モータ26は、駆動ローラ22を回転駆動させる。
【0026】
プラテンプレート27は、駆動ローラ22と従動ローラ23との間において搬送ベルト21の下側に配置され、搬送ベルト21の下面を摺動可能に支持する。
【0027】
吸引ファン28は、プラテンプレート27の下方に配置され、下方向への気流を生じさせる。
【0028】
印刷部4は、吸引搬送部3により搬送される用紙PAに印刷を行う。印刷部4は、吸引搬送部3の上側に設けられている。印刷部4は、インク吐出装置1の筐体(図示せず)内に固定されている。印刷部4は、ブラック(K)およびシアン(C)のインクジェットヘッド311と、マゼンタ(M)およびイエロー(Y)のインクジェットヘッド312と、ヘッドホルダ32とを備える。
【0029】
インクジェットヘッド311,312は、下部にノズルを複数有しており、吸引搬送部3により吸引されながら搬送される用紙PAに対して、ノズルからインクを吐出することにより印刷する。ノズルは、後述するように直線的に配置されたノズル列を形成する。詳細は後述する。
【0030】
ヘッドホルダ32は、吸引搬送部3の上方において、インクジェットヘッド31を保持する。ヘッドホルダ32は、中空状の略直方体形状に形成されている。
【0031】
排紙部6は、印刷部4にて印刷された用紙PAが排紙される。
【0032】
記憶部7は、後述するテーブルを記憶している。
【0033】
制御部8は、インク吐出装置1を制御する。詳細は後述する。
【0034】
図2は、本発明の実施形態に係るインク吐出装置1が備えるインクジェットヘッド311の下部を示した図である。ここでは、インクジェットヘッド311を例に挙げて説明するが、インクジェットヘッド312はインクジェットヘッド311とインク色は異なるが同一の構成を有している。
【0035】
図2に示すように、インクジェットヘッド311は、ブラック(K)のインクを吐出するノズル列N01と、シアン(C)のインクを吐出するノズル列N02とを有している。
【0036】
このように、1つのインクジェットヘッドに複数の色のインクを吐出するように複数のインク列(ここでは2列)が配置されている場合、ブラック(K)のインクとシアン(C)のインクは特性が異なるので、このインクの特性の違いに応じて、駆動電圧や駆動波形を設定し、インク列毎の吐出量を調整する必要がある。
【0037】
図3は、記憶部7に記憶されたテーブルの例を示した図である。
【0038】
図3に示すように、テーブルは、プリントデータと、ドロップ数と、インク量を決定する駆動波形とが関連付けられて記憶されている。ここでは、インクジェットヘッド311に入力されるプリントデータを4bit/画素(0~15)としている。
【0039】
テーブルは、低濃度ドロップ部T01と、高濃度ドロップ部T02とを有している。
【0040】
低濃度ドロップ部T01は、ドロップ数が0(ドロップ)から5(ドロップ)までの低ドロップ数において、2つのノズル列で共通となるドロップ数とインク吐出量を決定する駆動波形とが関連付けられている。
【0041】
高濃度ドロップ部T02は、ドロップ数が6(ドロップ)から10(ドロップ)までの高ドロップ数において、ドロップ数とインク吐出量を決定する駆動波形とが関連付けられている。
【0042】
高濃度ドロップ部T02は、ノズルN01用のドロップ数とインク吐出量を決定する駆動波形とが関連付けられた高濃度N01用ドロップ部T21と、ノズルN02用のドロップ数とインク吐出量を決定する駆動波形とが関連付けられた高濃度N02用ドロップ部T22とを含んでいる。高濃度N01用ドロップ部T21及び高濃度N02用ドロップ部T22のそれぞれの駆動波形は、インクの特性に応じて、インク吐出量がほぼ同一量となるように決定され、予め記憶されている。
【0043】
制御部8は、印刷部4を制御して、インクジェットヘッド311からインクを吐出させる際、記憶部7に記憶されたテーブルに基づいて、画素ごとの駆動波形を抽出し、抽出した駆動波形に基づいてインクを吐出させる。
【0044】
例えば、入力されたノズル列N01の画素のドロップ数が3(ドロップ)であった場合、制御部8は、記憶部7に記憶されたテーブルの低濃度ドロップ部T01に基づいて、対応する駆動波形A3を抽出し、抽出した駆動波形A3に基づいてインクを吐出させる。
【0045】
また、テーブルの低濃度ドロップ部T01は、2つのノズル列で共通となるドロップ数とインク吐出量を決定する駆動波形とが関連付けられているので、入力されたノズル列N02の画素のドロップ数が3(ドロップ)であった場合、同様に、制御部8は、記憶部7に記憶されたテーブルの低濃度ドロップ部T01に基づいて、対応する駆動波形A3を抽出し、抽出した駆動波形A3に基づいてインクを吐出させる。
【0046】
一方、入力されたノズル列N01の画素のドロップ数が7(ドロップ)であった場合、制御部8は、記憶部7に記憶されたテーブルの高濃度N01用ドロップ部T21に基づいて、対応する駆動波形B7を抽出し、抽出した駆動波形B7に基づいてインクを吐出させる。
【0047】
また、入力されたノズル列N02の画素のドロップ数が7(ドロップ)であった場合、制御部8は、記憶部7に記憶されたテーブルの高濃度N02用ドロップ部T22に基づいて、対応する駆動波形C7を抽出し、抽出した駆動波形C7に基づいてインクを吐出させる。
【0048】
図4は、比較のため、従来技術におけるドロップ数とインクの吐出量との関係を示した図であり、
図5は、本発明の実施形態に係るインク吐出装置1におけるドロップ数とインクの吐出量との関係を示した図である。
【0049】
図4に示すように、ドロップ数が1(ドロップ)~4(ドロップ)の低ドロップ領域E11では、ノズル列N01の吐出量101と、ノズル列N02の吐出量102との差は小さい。
【0050】
一方、ドロップ数が7(ドロップ)~10(ドロップ)の高ドロップ領域E12では、ノズル列N01の吐出量101と、ノズル列N02の吐出量102との差が大きくなる。特に、ドロップ数が大きくなるに従って、吐出量の差が大きくなり、ドロップ数が10(ドロップ)である場合、吐出量の差がd1まで大きくなっている。
【0051】
図5に示すように、本発明の実施形態に係るインク吐出装置1でも同様に、ドロップ数が1(ドロップ)~4(ドロップ)の低ドロップ領域E21において、ノズル列N01の吐出量201と、ノズル列N02の吐出量202との差は小さい。
【0052】
一方、本発明の実施形態に係るインク吐出装置1では、ドロップ数が7(ドロップ)~10(ドロップ)の高ドロップ領域E22においても、ノズル列N01の吐出量201と、ノズル列N02の吐出量202との差は小さくなっており、ドロップ数が10(ドロップ)である場合、吐出量の差がd2となっている。これは
図4に示したd1と比較して明らかに小さくなっている。
【0053】
これは、上述したように、ノズル列N01およびノズル列N02からインクを吐出する際の駆動波形が異なり、この駆動波形は、インクの特性に応じてインク吐出量がほぼ同一量となるように決定され予めテーブルに記憶されているので、吐出量の差が小さくなっている。
【0054】
これにより、複数のインクが入ったインクジェットヘッドでも、
図3に示した1つのテーブルを用いてインク毎に最適な吐出量を設定することができる。
【0055】
なお、本発明の実施形態に係るインク吐出装置1では、テーブルは、プリントデータと、ドロップ数と、インク量を決定する駆動波形とが関連付けられて記憶したがこれに限らない。例えば、プリントデータと、ドロップ数と、インク量を決定する駆動電圧とを関連付けられて記憶するようにしてもよい。すなわち、駆動波形や駆動電圧は、インク量を決定する設定値として記憶されており、インク量を決定づける設定値であれば、その他の設定値でもよい。
【0056】
(付記)
本出願は、以下の発明を開示する。
【0057】
(付記1)
異なるインクを吐出することが可能な複数のノズル列を有するインク吐出部と、
前記インク吐出部に入力される、インクの濃度の指示であるドロップ数と、前記ドロップ数に応じて前記ノズル列から吐出するインク吐出量とを関連付けたテーブルとを備え、
前記テーブルは、前記複数のノズル列で共通となるインク吐出量と関連付けられたドロップ数である低濃度ドロップ部と、
前記複数のノズル列に含まれる一のノズル列のインク吐出量と関連付けられたドロップ数である高濃度ドロップ部と、を含み、
前記テーブルは、一つの前記低濃度ドロップ部と複数の高濃度ドロップ部を備えること
を特徴とするインク吐出装置。
【0058】
これにより、インクの特性により吐出量の差が出にくい低濃度ドロップの領域では、低濃度ドロップ部のインク吐出量を用いてインクが吐出され、インクの特性により吐出量の差が出やすい高濃度ドロップの領域では、高濃度ドロップ部に設定されたインクごとのインク吐出量を用いてインクが吐出される。そのため、複数のインクが入ったインクジェットヘッドでも、印刷を停止させずに1つのテーブルを用いてインク毎に最適な吐出量を設定することができる。
【符号の説明】
【0059】
1 インク吐出装置
2 給紙部
3 吸引搬送部
4 印刷部
6 排紙部
7 記憶部
8 制御部
31,311,312 インクジェットヘッド
32 ヘッドホルダ