(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022190961
(43)【公開日】2022-12-27
(54)【発明の名称】鼻隠し改修方法
(51)【国際特許分類】
E04D 3/40 20060101AFI20221220BHJP
E04D 3/00 20060101ALI20221220BHJP
【FI】
E04D3/40 H
E04D3/00 M
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021099510
(22)【出願日】2021-06-15
(71)【出願人】
【識別番号】000198787
【氏名又は名称】積水ハウス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100080182
【弁理士】
【氏名又は名称】渡辺 三彦
(72)【発明者】
【氏名】中松 保二
(72)【発明者】
【氏名】坂上 通明
【テーマコード(参考)】
2E108
【Fターム(参考)】
2E108AA02
2E108AS02
2E108AZ08
2E108BN02
2E108CC01
2E108CV03
2E108DD01
2E108EE01
2E108FF01
2E108GG09
2E108GG20
(57)【要約】
【課題】 防水性及び施工性を向上させることができる勾配屋根の鼻隠し改修方法を提供する。
【解決手段】鼻隠し改修方法は、既設鼻隠し材11を鼻隠しカバー材2で被覆する方法であって、鼻隠しカバー材2は、既設鼻隠し材11の軒先側の面11dを被覆する見付面被覆部21、及び当該見付面被覆部21の下端21aから水上側へ延び、既設鼻隠し材11と当該既設鼻隠し材11の下面11dより上に固定された板状の既設軒天井材18との見切り材となる釣り針状の見切り部22を備え、見付面被覆部21で既設鼻隠し材11の軒先側の面11dを被覆するとともに、見切り部22で既設鼻隠し材11の下面11dと既設軒天井材18の下面18aとの間を閉塞する。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
既設鼻隠し材を鼻隠しカバー材で被覆する鼻隠し改修方法であって、
前記鼻隠しカバー材は、前記既設鼻隠し材の軒先側の面を被覆する見付面被覆部、及び当該見付面被覆部の下端から水上側へ延び、前記既設鼻隠し材と当該既設鼻隠し材の下面より上に固定された板状の既設軒天井材との見切り材となる釣り針状の見切り部を備え、
前記見付面被覆部で前記既設鼻隠し材の軒先側の面を被覆するとともに、前記見切り部で前記既設鼻隠し材の下面と前記既設軒天井材の下面との間を閉塞することを特徴とする鼻隠し改修方法。
【請求項2】
前記見切り部は、前記見付面被覆部の下端から水上側へ延び、前記既設鼻隠し材の下面を被覆する下面被覆部と、当該下面被覆部から上方へ延び、前記既設鼻隠し材の下面と前記既設軒天井材の下面との間を閉塞する閉塞部と、を有し、
前記閉塞部の上端を前記既設軒天井材の下面に当接させることを特徴とする請求項1に記載の鼻隠し改修方法。
【請求項3】
前記鼻隠しカバー材は、別の勾配屋根の鼻隠し材と水平方向へ隣接しており、
前記見付面被覆部は、前記鼻隠し材の軒先側の面と同一の高さで形成され、
前記下面被覆部は、前記鼻隠し材の下面と同一の幅で形成されることを特徴とする請求項2に記載の鼻隠し改修方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、既設鼻隠し材を鼻隠しカバー材で被覆する鼻隠し改修方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、勾配屋根の鼻隠し部分には、化粧材として、鉄板で形成された鼻隠し材を設置することが知られている(例えば特許文献1及び特許文献2)。これらの鼻隠し材は、軒天井材との見切り部材としての機能も兼ねており、別途見切り材を設置する必要が無いため施工手間を省くことができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2005-2614号公報
【特許文献2】特開平2-49841号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、この鼻隠し材が経年によって劣化すると、軒先部分から軒天井内へ雨水が浸入する虞があるため、塗装などによって防水性を高める必要がある。しかしながら、劣化した鼻隠し材は軒樋取付金具を固定する際の釘の跡や錆などによって腐食していることが多く、塗装による改修が不可能であることが多い。また、既設鼻隠し材を撤去して新たな鼻隠し部材を設置する方法は、手間がかかるため施工性が低下する。
【0005】
そこで、本発明は上述した課題を鑑みてなされたものであって、防水性及び施工性を向上させることができる勾配屋根の鼻隠し改修方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1の鼻隠し改修方法は、既設鼻隠し材を鼻隠しカバー材で被覆する鼻隠し改修方法であって、前記鼻隠しカバー材は、前記既設鼻隠し材の軒先側の面を被覆する見付面被覆部、及び当該見付面被覆部の下端から水上側へ延び、前記既設鼻隠し材と当該既設鼻隠し材の下面より上に固定された板状の既設軒天井材との見切り材となる釣り針状の見切り部を備え、前記見付面被覆部で前記既設鼻隠し材の軒先側の面を被覆するとともに、前記見切り部で前記既設鼻隠し材の下面と前記既設軒天井材の下面との間を閉塞することを特徴としている。
【0007】
本発明の第2の鼻隠し改修方法は、前記見切り部が、前記見付面被覆部の下端から水上側へ延び、前記既設鼻隠し材の下面を被覆する下面被覆部と、当該下面被覆部から上方へ延び、前記既設鼻隠し材の下面と前記既設軒天井材の下面との間を閉塞する閉塞部と、を有し、前記閉塞部の上端を前記既設軒天井材の下面に当接させることを特徴としている。
【0008】
本発明の第3の鼻隠し改修方法は、前記鼻隠しカバー材が、別の勾配屋根の鼻隠し材と水平方向へ隣接しており、前記見付面被覆部は、前記鼻隠し材の軒先側の面と同一の高さで形成され、前記下面被覆部は、前記鼻隠し材の下面と同一の幅で形成されることを特徴としている。
【発明の効果】
【0009】
本発明の第1の鼻隠し改修方法によると、既設鼻隠し材を鼻隠しカバー材で被覆するので、既設鼻隠し材を取り外す手間を省くことができ、施工性を向上させることができる。鼻隠しカバー材の見付面被覆部及び見切り部によって、既設鼻隠し材の被覆と見切り材の設置とを1度に行うことができるため、施工手間を省くことができる。また、傷んだ既設鼻隠し材と軒天井材との取り合い部の防水性を向上させることができる。
【0010】
本発明の第2の鼻隠し改修方法によると、見切り部の閉塞部上端を既設軒天井材の下面に当接させるので、傷んだ既設鼻隠し材と軒天井材との取り合い部の防水性を向上させることができる。
【0011】
本発明の第3の鼻隠し改修方法によると、見付面被覆部が、鼻隠し材の軒先側の面と同一の高さで形成され、また下面被覆部が、鼻隠し材の下面と同一の幅で形成されるので、隣合う鼻隠しカバー材と鼻隠し材との軒先側の外観を揃えることができ、意匠性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0012】
【
図7】勾配屋根同士が水平方向へ隣接する状態を示す斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0013】
以下、本発明に係るの最良の実施形態について各図を参照しつつ説明する。本願の鼻隠し改修方法は、既設勾配屋根の軒先部分を改修する際に用いる構造であり、既設の鼻隠し材を鼻隠しカバー材で被覆するものである。なお、本発明における「既設鼻隠し材の下面」、「既設鼻隠し材の軒先側の面」、「別の勾配屋根」は、本実施形態において、それぞれ「天井被覆部11bの下面11d」、「固定部11aの軒先側の面11e」、「増築部の勾配屋根X」が相当する。
【0014】
図1に示すように、改修前の勾配屋根1は、軒先側の面に設置される既設鼻隠し材11、既設鼻隠し材11を支持固定する木製の鼻隠し下地材12、鼻隠し下地材12の上部にビス13で固定される野地板14、防水用の既設アスファルトルーフィング15、既設屋根瓦16、野地板14の軒先側の面を被覆する既設軒先水切り材17、とから構成されており、また、鼻隠し下地材12の下面には既設軒天井材18が固定されている。図示するように、既設鼻隠し材11は、鼻隠し下地材12の軒先側の面に固定され、鼻隠し下地材12よりも下方へ突出する固定部11aと、固定部11aの下端から水上側へ延び、既設軒天井材18の天井面18aを被覆する天井被覆部11bと、天井被覆部11bの水上側の一端から上方へ延びるとともに、軒先側へ折曲される折曲部11cと、を有しており、折曲部11cの上端は既設軒天井材18に当接している。一方、既設屋根瓦16は、平板状の化粧スレート材であり、水下から水上へ向けて順に重ね葺きされ、且つ、最も水下に位置する既設屋根瓦16の一端は野地板14よりも水下側へ突き出している。水下に設置される既設軒先水切り材17は、軒先側へ突き出した形状をしており、既設屋根瓦16から伝い落ちてくる雨水が鼻隠し下地材12の方向へ流れることを防止している。また既設軒天井材18は、勾配屋根1によって厚みが異なり、その厚さは6mm~12mm程度の範囲となっている。
【0015】
図2及び
図3に示すように、既設の屋根部材である既設鼻隠し材11、既設屋根瓦16、既設軒先水切り材17は、新設の屋根部材である鼻隠しカバー材2、新設屋根瓦3、新設軒先水切り材4によってそれぞれ被覆されることにより、経年劣化に伴う防水性低下を効果的に防ぐことができる。
【0016】
図3及び
図4に示す鼻隠しカバー材2は、1枚の金板を折り曲げて形成したものであって、既設鼻隠し材11の固定部11aを全面被覆する見付面被覆部21と、見付面被覆部21の下端から水上側へ延び、既設鼻隠し材11と、天井被覆部11bの下面11dより上に固定された既設軒天井材18と、の見切り材となる釣り針状の見切り部22と、を備えている。また、見切り部22は、見付面被覆部21の下端21aから水上側へ延び、既設鼻隠し材11の天井被覆部11bを被覆する下面被覆部22aと、当該下面被覆部22aから上方へ延び、既設鼻隠し材11の下面11dと既設軒天井材18の下面18aとの間を閉塞する閉塞部22bと、を有している。閉塞部22bは、高さH1が既設軒天井材18の厚みに応じて定められており、鼻隠しカバー材2を設置した際に、上端22cが既設軒天井材18の下面18aに当接するよう調整されている。
【0017】
なお
図7に示すように、勾配屋根1が、増築部の勾配屋根Xに水平方向へ隣接する場合は、鼻隠しカバー2の見付部分の形状を増築部の勾配屋根Xに設置される鼻隠し材X1と合わせることが望ましい。すなわち、
図4に示す見付面被覆部21の高さH2を、
図7に示す鼻隠し材X1の軒先側の面X1aの高さH3と同一とし、且つ、下面被覆部22の幅W1を、鼻隠し材X1の下面X1bの幅W2と同一とすることによって、隣合う鼻隠しカバー材2と鼻隠し材Xとの軒先側の外観を揃えることができる。そして、勾配屋根1の既設軒天井材18と増築部の勾配屋根Xの軒天井材との厚みが異なる場合は、閉塞部22bの高さを調整することにより軒先側から目立たない箇所で差異を埋めることができ、軒先側の美観性を保持することができる。
【0018】
図2及び
図3に示す新設屋根瓦3は、板厚の薄い金属板を折曲して形成された金属屋根瓦であり、最も水下に位置する新設屋根瓦3は、既設屋根瓦16に固定された軒先役物5に係止される。図示するように、新設屋根瓦3は、既設屋根瓦16の上部を被覆する瓦被覆部31と、瓦被覆部31の水下側の一端を下方へ折下げて形成され、軒先役物5又は隣り合う水下側の新設屋根瓦3に引掛けられる水下側引掛け片32と、瓦被覆部31の水上側の一端を波型状に折り曲げて形成し、水上側の新設屋根瓦3を引掛ける水上側引掛け片33と、を有している。
図3に示すように、水下側引掛け片32は、瓦被覆部31の水下側の一端から下方へ延びる垂下片32aと、垂下片32aの下端を水上側へ折曲して形成された瓦係止片32bと、からなり、瓦係止片32bの先端は、水下側へ向けて略U字型状に折り下げられている。一方水上側引掛け片33は、
図2に示すように、水下側へ開く瓦係止溝33aを形成しており、この瓦係止溝33aに隣接する新設屋根瓦3の瓦係止片32bを引掛けることができる。また水上側引掛け片33の水上側の一端部は、既設屋根瓦16に新設ビス6で固定される。なお、新設屋根瓦3の下部にはポリスチレンフォームで形成された断熱材7が充填され、さらに既設屋根瓦16と断熱材7との間には新設アスファルトルーフィング8が敷設される。
【0019】
図3及び
図5に示す新設軒先水切り材4は、1枚の金板を折り曲げて形成したものであって、既設軒先水切り材17を被覆するV字形状の水切り被覆部41と、水切り被覆部41の上端部を軒先側へ折り曲げて形成される折曲片42と、水切り被覆部41の鼻隠し下地材12側の一端部を水上側へ延出させた延出部43と、延出部43の鼻隠し下地材12側の一端から下方へ延びる垂下部44と、を有している。図示するように、新設軒先水切り材4で既設軒先水切り材17を被覆すると、折曲片42は、最も水下に位置する既設屋根瓦16の下面16cに当接し、また延出部43及び垂下部43は、それぞれ野地板14の下面14a、及び既設鼻隠し材11に当接する。
【0020】
図3及び
図6に示す軒先役物5は、板厚の薄い金属板を折曲して形成された軒方向へ延びる部材であり、最も水下に位置する既設屋根瓦16の上面16aに固定される。軒先役物5は、既設屋根瓦16の上部に載置される載置部51と、載置部51の軒先側の一端を波型状に折曲して形成される係止部52と、当該係止部52の軒先側の一端を下方へ折曲するとともに水上側へ折り曲げて形成され、既設屋根瓦16の軒先側の面16b及び下面16cに外嵌する嵌合部53と、を有している。
【0021】
図6に示すように、係止部52は、載置部51の水下側の一端を上方へ折上げるとともに、水下側へ折曲して形成した突出部52aと、突出部52aの水下側の一端を凹型状に折り曲げて形成された軒先係止溝52bと、から構成される。軒先係止溝52bは、軒先側へ開く形状に加工されており、先述した最も水下に配置される新設屋根瓦3の瓦係止片32bを挿入することができる。そして嵌合部53は、軒先係止溝52bの水下側の一端から下方へ延び、既設屋根瓦16の軒先側の面16bを被覆する被覆片53aと、被覆片53aの下端を水上側へ折曲して形成され、既設屋根瓦16の下面16c側に回り込み、新設軒先水切り材4の折曲片42に係止する係止片53bと、から構成される。なお、鼻隠しカバー材2、新設軒先水切り材4、軒先役物5の長さは特に限定されないが、長さを2000~3000mm程度とし、運搬し易い長さとすることが望ましい。
【0022】
続いて、鼻隠しの改修方法について説明する。まず、
図3に示すように、既設軒先水切り材17を新設軒先水切り材4で被覆し、新設軒先水切り材4を新設ビス6で既設軒先水切り材17に固定する。そして鼻隠しカバー材2の見付面被覆部21を新設軒先水切り材4の垂下部44に重ね合わせるとともに既設鼻隠し材11の固定部11aの軒先側の面11eを被覆し、且つ、見切り部22で既設鼻隠し材11全体を被覆して新設ビス(図示せず)で見付面被覆部21を鼻隠し下地材12に固定する。このように、既設鼻隠し材11を鼻隠しカバー材2で被覆するので、既設鼻隠し材11を取り外す手間を省くことができ、施工性を向上させることができる。またこのとき、閉塞部22bは、上端22cが既設軒天井材18の下面18aに当接するので、傷んだ既設鼻隠し材11と既設軒天井材18との取り合い部の防水性を向上させることができる。そして、鼻隠しカバー材2で新設軒先水切り材4の垂下部44を被覆することにより新設軒先水切り材4と鼻隠しカバー材2との間から雨水が侵入することをも効果的に防止できる。
【0023】
次に、新設アスファルトルーフィング8を既設屋根瓦16の上部に配置し、軒先役物5の嵌合部53で折曲片42を覆うとともに既設屋根瓦16の軒先側の面16bを被覆して載置部51を既設屋根瓦16の上部に載置する。このように、嵌合部53で既設屋根瓦16の軒先側の面16b、及び折曲片42を被覆するので、軒先役物5と折曲片42との間から雨水が浸入することを効果的に防止することができる。
【0024】
なお、新設屋根瓦3を設置する際は、
図2及び
図3に示すように、断熱材7の上面を新設屋根瓦3の被覆部31の下面に両面テープなどで固着し、新設アスファルトルーフィング8の上に断熱材7及び新設屋根瓦3を水下から順に屋根勾配に沿って設置する。新設屋根瓦3を設置する際は、まず最も水下に配置される新設屋根瓦3の瓦係止片32bを軒先役物5の軒先係止溝52bに引掛け、断熱材7を新設アスファルトルーフィング8に載置し、新設屋根瓦3の水上側引掛け片33の一端部を既設屋根瓦16に新設ビス6で固定する。次に、水上側に配置する新設屋根瓦3の瓦係止片32bを、先ほど設置した新設屋根瓦3の瓦係止溝33aに嵌め込んで係止し、水上側引掛け片33(図示せず)を既設屋根瓦16に固定する。同様の手順で水下から水上へ向けて屋根面全体に新設屋根瓦3を設置する。
【0025】
このように、本願の鼻隠し改修方法は、既設鼻隠し材11を鼻隠しカバー材2で被覆するので、既設鼻隠し材11を取り外す手間を省くことができ、施工性を向上させることができる。また、鼻隠しカバー材2の見付面被覆部21及び見切り部22によって、既設鼻隠し材11の被覆と見切り材の設置とを1度に行うことができるため、施工手間を省くことができる。
【0026】
本発明の実施の形態は上述の形態に限ることなく、本発明の思想の範囲を逸脱しない範囲で適宜変更することができる。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本発明に係る鼻隠し材の改修方法は、勾配屋根の軒先部分を改修する際に好適に使用することができる。
【符号の説明】
【0028】
1 鼻隠しの改修方法
11 既設鼻隠し材
11d 天井被覆部の下面(既設鼻隠し材の下面)
11e 固定部の軒先側の面(既設鼻隠し材の軒先側の面)
18 既設軒天井材
18 既設軒天井材の下面
2 鼻隠しカバー材
21 見付面被覆部
21a 見付面被覆部の下端
22 見切り部
22a 下面被覆部
22b 閉塞部
22c 閉塞部の上端
X 増築部の勾配屋根(別の勾配屋根)
X1 鼻隠し材
X2 鼻隠し材の軒側の面
H2 見付面被覆部の高さ
H3 鼻隠し材の軒先側の面の高さ
W1 下面被覆部の幅
W2 鼻隠し材の下面の幅