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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022191515
(43)【公開日】2022-12-27
(54)【発明の名称】照明器具
(51)【国際特許分類】
   F21V 17/00 20060101AFI20221220BHJP
   F21S 2/00 20160101ALI20221220BHJP
   F21V 19/00 20060101ALI20221220BHJP
   F21S 8/00 20060101ALI20221220BHJP
   F21V 23/00 20150101ALI20221220BHJP
   F21V 3/00 20150101ALI20221220BHJP
   F21V 3/02 20060101ALI20221220BHJP
   F21Y 103/10 20160101ALN20221220BHJP
   F21Y 115/10 20160101ALN20221220BHJP
【FI】
F21V17/00 151
F21S2/00 230
F21V19/00 450
F21V19/00 150
F21S8/00 100
F21V23/00 120
F21V3/00 310
F21V3/02 100
F21Y103:10
F21Y115:10
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2022172727
(22)【出願日】2022-10-27
(62)【分割の表示】P 2017188535の分割
【原出願日】2017-09-28
(71)【出願人】
【識別番号】314012076
【氏名又は名称】パナソニックIPマネジメント株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100109210
【弁理士】
【氏名又は名称】新居 広守
(74)【代理人】
【識別番号】100137235
【弁理士】
【氏名又は名称】寺谷 英作
(74)【代理人】
【識別番号】100131417
【弁理士】
【氏名又は名称】道坂 伸一
(72)【発明者】
【氏名】高崎 晃史
(72)【発明者】
【氏名】島 隆晃
(57)【要約】
【課題】カバーが熱膨張したときに異音が発生することを抑制することができる照明器具を提供する。
【解決手段】照明器具10は、第一発光装置20と、第一発光装置20が載置される第一載置面41aを有する第一プレート41を含む本体部と、第一発光装置20に電力を供給する第一電源装置50と、本体部を構造物に取り付けるために、本体部40と構造物との間に介在する取付部材70と、第一プレート41と対向するカバー80とを備え、第一プレート41は、カバー80に接触する複数の突起41bを有する。
【選択図】図7
【特許請求の範囲】
【請求項1】
発光装置と、
前記発光装置が載置される載置面を有するプレートを含む本体部と、
前記発光装置に電力を供給する電源装置と、
前記本体部を構造物に取り付けるために、前記本体部と前記構造物との間に介在する取付部材と、
前記プレートと対向するカバーとを備え、
前記プレートは、前記カバーに接触する複数の突起を有する
照明器具。
【請求項2】
前記照明器具は、長尺状であり、
前記複数の突起は、前記照明器具の長手方向に並んで配置される
請求項1に記載の照明器具。
【請求項3】
前記プレートは、前記カバーと平行な平面を有し、
前記複数の突起は、前記平面に並んで配置される
請求項1または2に記載の照明器具。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、LED(Light Emitting Diode)などの発光素子を備える照明器具に関する。
【背景技術】
【0002】
近年、LEDを用いた照明器具が急速に普及している。このような照明器具の一例として、特許文献1には、病室または客室の壁に設置される、いわゆるブラケット型の照明器具が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2015-222692号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記のような照明器具においては、カバーが熱膨張したときに異音が発生する場合がある。
【0005】
本発明は、カバーが熱膨張したときに異音が発生することを抑制することができる照明器具を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る照明器具は、発光装置と、前記発光装置が載置される載置面を有するプレートを含む本体部と、前記発光装置に電力を供給する電源装置と、前記本体部を構造物に取り付けるために、前記本体部と前記構造物との間に介在する取付部材と、前記プレートと対向するカバーとを備え、前記プレートは、前記カバーに接触する複数の突起を有する。
【発明の効果】
【0007】
本発明の照明器具は、カバーが熱膨張したときに異音が発生することを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、実施の形態に係る照明器具の使用例を示す図である。
図2A図2Aは、実施の形態に係る照明器具のベース照明モードを説明するための図である。
図2B図2Bは、実施の形態に係る照明器具の読書灯モードを説明するための図である。
図2C図2Cは、実施の形態に係る照明器具の常夜灯モードを説明するための図である。
図3図3は、実施の形態に係る照明器具を上方から見た場合の外観斜視図である。
図4図4は、実施の形態に係る照明器具を上方から見た場合の分解斜視図である。
図5図5は、実施の形態に係る照明器具を下方から見た場合の外観斜視図である。
図6図6は、実施の形態に係る照明器具を下方から見た場合の分解斜視図である。
図7図7は、実施の形態に係る照明器具を長手方向に垂直な平面で切断した場合の模式断面図である。
図8図8は、第一プレートが有する溝部の長手方向の端部に設けられた切り欠きを示す図である。
図9図9は、取付部材の本体部側の面の構造を示す図である。
図10図10は、第二プレートに設けられた、電球が出射する光を通す開口を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施の形態について、図面を参照しながら説明する。以下で説明する実施の形態は、いずれも包括的または具体的な例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
【0010】
また、各図は模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。また、各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付し、重複する説明は省略または簡略化される場合がある。また、下記の実施の形態において、「ほぼ」または「略」の表現には、製造誤差や寸法公差等を含むという意味もある。
【0011】
また、以下の実施の形態で説明に用いられる図面においては座標軸が示される場合がある。Z軸方向は、照明器具の高さ方向として説明される。Z軸+側は、上側(上方)と表現され、Z軸-側は、下側(下方)と表現される場合がある。また、X軸方向及びY軸方向は、Z軸方向に垂直な平面上において、互いに直交する方向である。Y軸方向は、照明器具の長手方向として説明される。X軸方向は、照明器具の短手方向(幅方向)として説明される。
【0012】
(実施の形態)
[照明器具の構成]
まず、実施の形態に係る照明器具の使用例について説明する。図1は、実施の形態に係る照明器具の使用例を示す図である。
【0013】
図1に示されるように、実施の形態に係る照明器具10は、長尺状の照明器具である。照明器具10は、具体的には、角柱状である。照明器具10は、例えば、病室の壁200に取り付けられる。病室の壁200は、構造物の一例である。病室の壁200に取り付けられた照明器具10は、病室のベッドに横たわるユーザの頭上に位置する。
【0014】
照明器具10は、3種類の発光モードの動作が可能である。図2A図2Cは、照明器具10の発光モードを説明するための図である。
【0015】
図2Aに示されるベース照明モードの動作において、照明器具10は、照明器具10の上方、かつ、壁200と反対側に向かって光を発する。これにより、照明器具10は、病室内を照らすことができる。
【0016】
図2Bに示される読書灯モードの動作において、照明器具10は、照明器具10の下方、かつ、壁200に向かって光を発する。これにより、照明器具10は、間接的にユーザの頭部周辺を照らすことができる。
【0017】
図2Cに示される常夜灯モードの動作において、照明器具10は、照明器具10が備える電球を発光させる。常夜灯モードは、例えば、夜間に使用される。
【0018】
以下、このような照明器具10の詳細な構成について説明する。図3は、照明器具10を上方から見た場合の外観斜視図である。図4は、照明器具10を上方から見た場合の分解斜視図である。図5は、照明器具10を下方から見た場合の外観斜視図である。図6は、照明器具10を下方から見た場合の分解斜視図である。図7は、照明器具10を長手方向に垂直な平面で切断した場合の模式断面図である。
【0019】
照明器具10は、主として、複数の第一発光装置20と、複数の第二発光装置30と、本体部40と、第一電源装置50と、第二電源装置60と、取付部材70と、電球75と、カバー80と、エンドカバー90aと、エンドカバー90bとを備える。以下、照明器具10の各構成要素について説明する。
【0020】
[第一発光装置]
第一発光装置20は、上記ベース照明モードの動作中に発光する。第一発光装置20は、SMD(Surface Mount Device)構造の発光装置である。照明器具10は、複数の第一発光装置20を備え、複数の第一発光装置20は、本体部40が有する第一プレート41の第一載置面41aに、照明器具10の長手方向に並んで配置される。第一発光装置20は、長尺状であり、第一発光装置20の長手方向が照明器具10の長手方向に沿うように配置される。複数の第一発光装置20は、主としてカバー80が有する第一平板部81に含まれる第一透光部T1(図7に図示)に向けて光を発する。なお、照明器具10は、第一発光装置20を少なくとも1つ備えればよい。
【0021】
第一発光装置20は、具体的には、基板21と、複数のLED素子22とを備える。第一発光装置20は、LED素子22を少なくとも1つ備えればよい。
【0022】
基板21は、Y軸方向を長手方向とする長尺状の平板である。基板21を当該基板21の主面に垂直な方向から見た形状は、矩形状であるが、その他の形状であってもよい。
【0023】
基板21は、例えば、樹脂材料を基材とするCEM-3(Composite Epoxy Material-3)基板であるが、その他の樹脂基板であってもよいし、金属材料を基材するメタルベース基板またはセラミック材料を基材とするセラミック基板であってもよい。その他の樹脂基板としては、FR-4(Flame Retardant-4)基板が例示される。セラミック基板としては、酸化アルミニウム(アルミナ)からなるアルミナ基板または窒化アルミニウムからなる窒化アルミニウム基板等が例示される。また、メタルベース基板としては、アルミニウム合金基板、鉄合金基板、または銅合金基板等が例示される。
【0024】
また、基板21は、リジッド基板に限定されない。基板21は、ポリイミド等を基材とするフレキシブル基板であってもよい。
【0025】
LED素子22は、SMD型の発光素子であり、白色光を発する。LED素子22は、凹部を有するパッケージと、パッケージの凹部底面に実装されたLEDチップと、パッケージの凹部に充填され、LEDチップを封止する封止部材とを有する。LEDチップは、例えば、青色光を発する青色LEDチップであり、封止部材は、例えば、波長変換材料としてイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)系の黄色蛍光体粒子を含むシリコーン樹脂である。また、LED素子22は、LED素子22を基板21に実装するための金属端子を有する。
【0026】
複数のLED素子22は、基板21の主面に配置され、第一電源装置50から供給される電力を用いて発光する。複数のLED素子22は、具体的には、基板21の長手方向に沿って直線状に並んで配置され、発光素子列を構成する。発光素子列は、基板21のX軸+側寄りに位置する。複数のLED素子22は、例えば、等間隔に配置される。複数のLED素子22は、主としてカバー80が有する第一平板部81に含まれる第一透光部T1(図7に図示)に向けて光を発する。
【0027】
複数のLED素子22は、例えば、基板21の配線層に含まれる配線パターンによって直列接続される。なお、複数のLED素子22の電気的な接続態様(具体的には、直列接続、並列接続、及び、直列接続と並列接続との組み合わせの接続等)は特に限定されるものではない。
【0028】
[第二発光装置]
第二発光装置30は、上記読書灯モードの動作中に発光する。第二発光装置30は、第一発光装置20と同様に、SMD構造の発光装置である。第二発光装置30は、具体的には、基板31と、複数のLED素子32とを備える。第二発光装置30は、LED素子32を少なくとも1つ備えればよい。
【0029】
第二発光装置30は、上記読書灯モードの動作中に発光する。第二発光装置30は、SMD構造の発光装置である。照明器具10は、複数の第二発光装置30を備え、複数の第二発光装置30は、本体部40が有する第二プレート42の第二載置面42aに、照明器具10の長手方向に並んで配置される。第二発光装置30は、長尺状であり、第二発光装置30の長手方向が照明器具10の長手方向に沿うように配置される。複数の第二発光装置30は、主としてカバー80が有する第二平板部82に含まれる第二透光部T2(図7に図示)に向けて光を発する。なお、照明器具10は、第二発光装置30を少なくとも1つ備えればよい。
【0030】
第二発光装置30は、具体的には、基板31と、複数のLED素子32とを備える。第二発光装置30は、LED素子32を少なくとも1つ備えればよい。
【0031】
基板31は、Y軸方向を長手方向とする長尺状の平板である。基板31を当該基板31の主面に垂直な方向から見た形状は、矩形状であるが、その他の形状であってもよい。
【0032】
基板31は、例えば、樹脂材料を基材とするCEM-3基板であるが、その他の樹脂基板であってもよいし、金属材料を基材するメタルベース基板またはセラミック材料を基材とするセラミック基板であってもよい。その他の樹脂基板としては、FR-4基板が例示される。セラミック基板としては、酸化アルミニウム(アルミナ)からなるアルミナ基板または窒化アルミニウムからなる窒化アルミニウム基板等が例示される。また、メタルベース基板としては、アルミニウム合金基板、鉄合金基板、または銅合金基板等が例示される。
【0033】
また、基板31は、リジッド基板に限定されない。基板31は、ポリイミド等を基材とするフレキシブル基板であってもよい。
【0034】
LED素子32は、SMD型の発光素子であり、白色光を発する。LED素子32は、凹部を有するパッケージと、パッケージの凹部底面に実装されたLEDチップと、パッケージの凹部に充填され、LEDチップを封止する封止部材とを有する。LEDチップは、例えば、青色光を発する青色LEDチップであり、封止部材は、例えば、波長変換材料としてイットリウム・アルミニウム・ガーネット(YAG)系の黄色蛍光体粒子を含むシリコーン樹脂である。また、LED素子32は、LED素子32を基板31に実装するための金属端子を有する。
【0035】
複数のLED素子32は、基板31の主面に配置され、第一電源装置50から供給される電力を用いて発光する。複数のLED素子32は、具体的には、基板31の長手方向に沿って直線状に並んで配置され、発光素子列を構成する。発光素子列は、基板31のX軸+側寄りに位置する。複数のLED素子32は、例えば、等間隔に配置される。複数のLED素子32は、主としてカバー80が有する第二平板部82の第二透光部T2(図7に図示)に向けて光を発する。
【0036】
複数のLED素子32は、例えば、基板31の配線層に含まれる配線パターンによって直列接続される。なお、複数のLED素子32の電気的な接続態様(具体的には、直列接続、並列接続、及び、直列接続と並列接続との組み合わせの接続等)は特に限定されるものではない。
【0037】
[本体部]
本体部40は、複数の第一発光装置20、複数の第二発光装置30、第一電源装置50、第二電源装置60、及び、カバー80等の構成要素を一体的に保持する部材である。本体部40は、具体的には、第一プレート41、第二プレート42、第一電源保持プレート43、及び、第二電源保持プレート(図示せず)を含む。
【0038】
[本体部:第一プレート]
第一プレート41は、照明器具10の長手方向に沿って延在する長尺状のプレートである。第一プレート41には、複数の第一発光装置20、取付部材70、及び、カバー80などがネジ止めされる。
【0039】
第一プレート41は、例えば、SPCCなどの鋼板の折り曲げ加工によって形成される。図7に示されるように、第一プレート41は、カバー80の第一平板部81に沿う部分と、カバー80の第三平板部83に沿う部分とを含む。カバー80の第一平板部81に沿う部分には、照明器具10の長手方向に延在する断面V字状の溝部が上記折り曲げ加工によって形成されている。
【0040】
第一プレート41は、第一載置面41aを有する。第一載置面41aは、照明器具10の長手方向に沿って延在する略長尺矩形状の面である。第一載置面41aは、上記断面V字状の溝部の一部を構成する。第一載置面41aには、複数の第一発光装置20が照明器具10の長手方向に並んで載置される。なお、第一発光装置20と第一載置面41aの間には、放熱シートまたは絶縁シートが配置されてもよい。
【0041】
第一載置面41aは、断面V字状の溝部の一部を構成する傾斜面である。第一載置面41aは、取付面70aに対して傾斜しており、取付面70aに対して垂直でも平行でもない。第一載置面41aは、より具体的には、第一発光装置20が壁200と反対側に向けて光を発するように傾斜している。これにより、照明器具10は、ベース照明モードの動作中にユーザの上方の空間を強い光強度の直接光により照らすことができる。
【0042】
第一プレート41は、白色に塗装されている。これにより、第一発光装置20が発する光が第一プレート41において反射され、光の利用効率が高められる。
【0043】
また、第一プレート41は、複数の突起41bを有する。複数の突起41bは、第一プレート41のうち第一平板部81と平行な面に長手方向に並んで配置される。複数の突起41bは、第一平板部81(つまり、カバー80)に接触する。このように、第一プレート41とカバー80とが点接触すれば、第一プレート41またはカバー80が熱膨張した場合に第一プレート41及びカバー80の接触により生じる異音が抑制される。
【0044】
複数の突起41bのそれぞれは、例えば、第一プレート41がプレス加工されることによって形成されるが、別体の突起が接着または溶着されることによって形成されてもよい。
【0045】
ところで、上記断面V字状の溝部の長手方向の端部には、切り欠きが設けられる。図8は、第一プレート41が有する溝部の長手方向の端部に設けられた切り欠き45を示す図である。図8では、カバー80の図示が省略されている。
【0046】
切り欠き45は、より具体的には、溝部の長手方向の端部かつ底部に設けられている。このような切り欠き45によれば、第一プレート41とカバー80との間に虫の死骸などの異物が入り込んだ場合に、照明器具10を分解せずに本体部40を傾けることで異物を切り欠き45を通じて本体部40の内側に落とすことができる。したがって、照明器具10を分解することができない一般ユーザが第一発光装置20の周辺から異物を容易に取り除くことができる。なお、溝部の長手方向の端部には、切り欠き45に代えて開口が設けられてもよい。また、後述の第二プレート42の溝部の長手方向の端部には、このような切り欠きは設けられていないが、第二プレート42の溝部の長手方向の端部にも切り欠きまたは開口が設けられてもよい。
【0047】
[本体部:第二プレート]
第二プレート42は、照明器具10の長手方向に沿って延在する長尺状のプレートである。第二プレート42には、複数の第二発光装置30などがネジ止めされる。
【0048】
第二プレート42は、例えば、SPCCなどの鋼板の折り曲げ加工によって形成される。図7に示されるように、第二プレート42は、カバー80の第二平板部82に沿う部分と、カバー80の第三平板部83に沿う部分とを含む。カバー80の第二平板部82に沿う部分には、照明器具10の長手方向に延在する断面V字状の溝部が上記折り曲げ加工によって形成されている。
【0049】
第二プレート42は、第二載置面42aを有する。第二載置面42aは、照明器具10の長手方向に沿って延在する略長尺矩形状の面である。第二載置面42aは、上記断面V字状の溝部の側面を構成する。第二載置面42aには、複数の第一発光装置20が照明器具10の長手方向に並んで配置される。なお、第二発光装置30と第二載置面42aの間には、放熱シートまたは絶縁シートが配置されてもよい。
【0050】
第二載置面42aは、断面V字状の溝部の一部を構成する傾斜面である。第二載置面42aは、取付面70aに対して傾斜しており、取付面70aに対して垂直でも平行でもない。第二載置面42aは、より具体的には、第二発光装置30が壁200に向けて光を発するように傾斜する。これにより、照明器具10は、読書灯モードの動作中にユーザの周辺を光強度のやわらいだ間接光により照らすことができる。
【0051】
第二プレート42は、白色に塗装されている。これにより、第二発光装置30が発する光が第二プレート42において反射され、光の利用効率が高められる。
【0052】
また、第二プレート42は、複数の突起42bを有する。複数の突起42bは、第二プレート42のうち第二平板部82と平行な面に長手方向に並んで配置される。複数の突起42bは、第二平板部82(つまり、カバー80)に接触する。このように、第二プレート42とカバー80とが点接触すれば、第二プレート42またはカバー80が熱膨張した場合に第二プレート42及びカバー80の接触により生じる異音が抑制される。
【0053】
複数の突起42bのそれぞれは、例えば、第二プレート42がプレス加工されることによって形成されるが、別体の突起が接着または溶着されることによって形成されてもよい。
【0054】
以上説明した第一プレート41及び第二プレート42は、例えば、第一プレート41及び第二プレート42の一方に切り起こし形成されたL字状の突起が、第一プレート41及び第二プレート42の他方に形成された開口にスライド挿入されることにより接続される。なお、第一プレート41及び第二プレート42は、一枚の金属板の折り曲げ加工によって一体形成されていてもよい。
【0055】
[本体部:第一電源保持プレート]
第一電源保持プレート43(図7に図示)は、第一電源装置50を保持する、照明器具10の長手方向に沿って延在する長尺状のプレートである。第一電源保持プレート43の断面形状は、V字状である。第一電源保持プレート43には、第一電源装置50がネジ止めされる。第一電源保持プレート43は、例えば、SPCCなどの鋼板の折り曲げ加工によって形成される。第一電源保持プレート43は、第一プレート41の内側の面にネジ止めされるが、第二プレート42にネジ止めされてもよい。
【0056】
なお、図示されないが、第一プレート41の内側の面には、第二電源装置60を保持する第二電源保持プレートもネジ止めされる。第二電源装置60を保持する第二電源保持プレートは、第一電源保持プレート43と同様の構成である。
【0057】
[第一電源装置]
第一電源装置50は、第一発光装置20に電力を供給する装置である。第一電源装置50は、具体的には、電源ケーブル(図示せず)を介して得られる交流電力を第一発光装置20が有する複数のLED素子22の発光に適した電力に変換し、変換された後の電力を複数のLED素子22に供給する。この結果、複数のLED素子22は、第一電源装置50から供給された電力を用いて発光する。
【0058】
第一電源装置50の外形は、照明器具10の長手方向に延在する長尺状であり、第一電源保持プレート43にネジ止めされる。第一電源装置50は、第一電源保持プレート43によって第一プレート41及び第二プレート42の間に保持される。より具体的には、第一電源装置50は、第一プレート41の第一載置面41aと反対側の面、及び、第二プレート42の第二載置面42aと反対側の面の間に配置される。第一プレート41の第一載置面41aと反対側の面は、言い換えれば、第一プレート41の下面であり、第二プレート42の第二載置面42aと反対側の面は、言い換えれば、第二プレート42の上面である。
【0059】
これにより、照明器具10は、第一電源装置50が本体部40の外側に配置される照明器具よりも容易に小型化が可能である。小型化が容易な照明器具10が実現される。なお、第一電源装置50は、第二電源装置60よりもY軸-側寄りに位置する。
【0060】
第一電源装置50は、具体的には、例えば、交流電力を直流電力に変換する回路を備える。当該回路を構成する複数の回路素子には、例えば、電解コンデンサもしくはセラミックコンデンサ等の容量素子、抵抗器等の抵抗素子、整流素子、ヒューズ、ノイズフィルタ、ダイオード、及び、集積回路素子等の半導体素子等が含まれる。交流電力を直流電力に変換する回路は、例えば、スイッチング電源回路である。
【0061】
[第二電源装置]
第二電源装置60は、第二発光装置30に電力を供給する装置である。第二電源装置60は、具体的には、電源ケーブル(図示せず)を介して得られる交流電力を第二発光装置30が有する複数のLED素子32の発光に適した電力に変換し、変換された後の電力を複数のLED素子32に供給する。この結果、複数のLED素子32は、第二電源装置60から供給された電力を用いて発光する。
【0062】
第二電源装置60は、第一電源装置50と同様の構造を有する。第二電源装置60の外形は、照明器具10の長手方向に延在する長尺状であり、第二電源装置60用の第二電源保持プレートにネジ止めされる。第一電源装置50と同様に、第二電源装置60は、第二電源保持プレートによって第一プレート41及び第二プレート42の間に保持される。より具体的には、第二電源装置60は、第一プレート41の第一載置面41aと反対側の面、及び、第二プレート42の第二載置面42aと反対側の面の間に配置される。
【0063】
これにより、照明器具10は、第二電源装置60が本体部40の外側に配置される照明器具よりも容易に小型化が可能である。なお、第二電源装置60は、第一電源装置50よりもY軸+側寄りに位置する。
【0064】
第二電源装置60は、具体的には、例えば、交流電力を直流電力に変換する回路を備える。当該回路を構成する複数の回路素子には、例えば、電解コンデンサもしくはセラミックコンデンサ等の容量素子、抵抗器等の抵抗素子、整流素子、ヒューズ、ノイズフィルタ、ダイオード、及び、集積回路素子等の半導体素子等が含まれる。交流電力を直流電力に変換する回路は、例えば、スイッチング電源回路である。
【0065】
[取付部材]
取付部材70は、照明器具10の本体部40を天井または壁等の構造物に取り付けるための板状の部材である。取付部材70は、言い換えれば、取付板である。照明器具10を壁200に取り付ける際には、取付部材70が先に壁200にネジ止めされた後、取付部材70に、本体部40が取り付けられる。この結果、取付部材70は、本体部40と壁200との間に介在する。取付部材70及び本体部40は、例えば、ネジ止めされる。取付部材70は、壁200と対向する取付面70aを有する。
【0066】
取付部材70は、長尺状の板材であり、例えば、SPCCなどの鋼板の折り曲げ加工によって形成される。取付部材70をX軸に平行な方向から見た形状は、矩形状であり、取付部材70のY軸方向の長さは、本体部40のY軸方向の長さとほぼ同じである。
【0067】
取付部材70の本体部40側の面には、電球75が配置される。図9は、取付部材70の本体部40側の面の構造を示す図である。本体部40側の面は、言い換えれば、取付面70aと反対側の面である。
【0068】
電球75は、いわゆる豆球である。電球75は、常夜灯モードの動作中に電球色の白色光を発する。電球75は、例えば、LED電球であるが、白熱電球などであってもよい。
【0069】
電球75は主としてZ軸-側(つまり、下方)を照らす。ここで、照明器具10においては、Z軸方向における長さを短くすることにより小型化が図られており、電球75がZ軸-側に向けて光を発するように、光軸がZ軸方向に平行になるように電球75を配置することができない。そこで、電球75の光軸は、電球75が第二プレート42側(つまり、Z軸-側)に光を出射するように照明器具10の長手方向に対して傾斜する。これにより、電球75が、光軸が長手方向に平行になるように配置される場合よりも、第二プレート42側に出射される光量を増やすことができる。つまり、電球75が発する光の利用効率を高めることができる。
【0070】
また、取付部材70の本体部40側の面には、電球75が出射する光を第二プレート42側に反射する反射板76が配置される。反射板76は、電球75よりもZ軸+側に位置する。反射板76は、当該反射板76の反射面が電球75に対向し、かつ、当該反射面が電球75の光軸と対向するように配置される。反射板76は、例えば、SPCCなどの鋼板の折り曲げ加工によって形成される。反射板76は、白色に塗装され、光反射性が高められている。反射板76によれば、Z軸-側(つまり、第二プレート42側)に出射される光量を増やすことができる。
【0071】
なお、電球75が発する光を遮らないように、第二プレート42の電球75と対向する部分には、電球75が出射する光を通す開口42cが設けられる。図10は、第二プレート42に設けられた電球75が出射する光を通す開口42cを示す図である。
【0072】
開口42cは、例えば、レーストラック状の長穴であるが、開口42cの形状は特に限定されない。また、第二プレート42の電球75と対向する部分には、開口42cに代えて切り欠きが設けられてもよい。
【0073】
[カバー]
カバー80は、複数の第一発光装置20、及び、複数の第二発光装置30を覆う。カバー80は、複数の第一発光装置20と対向する第一平板部81と、複数の第二発光装置30と対向する第二平板部82と、第一平板部81及び第二平板部82を接続する、第三平板部83とを有する。第一平板部81、第二平板部82、及び、第三平板部83のそれぞれは、略長尺矩形状である。カバー80の断面形状は、角型括弧状である。
【0074】
カバー80には、透光部及び遮光部が含まれる。透光部は、図3図6においてハッチングされた部分である。また、図7では、透光部は符号を用いて第一透光部T1及び第二透光部T2に区別して図示され、カバー80のうち第一透光部T1及び第二透光部T2以外の部分は遮光部である。第一平板部81は、複数の第一発光装置20が発する光を透過する第一透光部T1を含み、第二平板部82は、複数の第二発光装置30が発する光を透過する第二透光部T2を含み、第三平板部83は、透光部を含まない。
【0075】
ここで、第一透光部T1の外観上の面積は、第二透光部T2の外観上の面積よりも大きい。これにより、ベース照明モードの動作中において、複数の第一発光装置20が発する光は、比較的大きい第一透光部T1を透過して空間の広い範囲を照らすることができる。一方で、読書灯モードの動作中において、複数の第二発光装置30が発する光は、比較的小さい第二透光部T2を透過してユーザの周辺部のみを照らすことができる。なお、常夜灯モードの動作中において、電球75が発する光は第二透光部T2を透過する。
【0076】
ところで、図7に模式的に示されるように、第二平板部82に垂直な方向から見た場合に、第二平板部82に含まれる遮光部(第二透光部T2以外の部分)は、第二発光装置30が備えるLED素子32と重なる。上述のように、複数の第二発光装置30は、読書灯モードの動作中にユーザの頭上からユーザに向かって光を発するが、LED素子32の直下が遮光されていれば、ユーザが第二発光装置30のLED素子32を直視してしまうことを抑制することができる。
【0077】
以上説明した、カバー80は、例えば、ポリカーボネート樹脂の押し出し成形によって形成される。したがって、カバー80はY軸方向に垂直な平面で切断した断面形状が、切断位置によらずほぼ同じ形状となる。なお、カバー80は、押し出し成形以外の工法で形成されてもよい。また、カバー80が樹脂材料によって形成されることは必須ではなく、例えば、カバー80の透光部は、ガラス材料によって形成されてもよい。
【0078】
[エンドカバー]
エンドカバー90aは、本体部40の長手方向における一方の端部を覆うエンドキャップである。エンドカバー90bは、本体部40の長手方向における他方の端部を覆うエンドキャップである。エンドカバー90a及びエンドカバー90bは、例えば、ポリブチ連テレフタレート樹脂などの樹脂材料によって形成されるが、金属材料によって形成されていてもよい。エンドカバー90a及びエンドカバー90bを長手方向に平行な方向から見た形状は矩形である。
【0079】
なお、エンドカバー90a及びエンドカバー90bのそれぞれは、爪部を有し、本体部40の長手方向の端部に設けられた開口に上記爪部によって係合する。また、エンドカバー90a及びエンドカバー90bのそれぞれは、本体部40の長手方向の端部にネジ止めされてもよい。
【0080】
[効果等]
以上説明したように、照明器具10は、第一発光装置20と、第二発光装置30と、第一発光装置20が載置される第一載置面41aを有する第一プレート41、及び、第二発光装置30が載置される第二載置面42aを有する第二プレート42を含む本体部40と、第一発光装置20に電力を供給する第一電源装置50と、第二発光装置30に電力を供給する第二電源装置60と、本体部40を壁200に取り付けるために、本体部40と壁200との間に介在する取付部材70とを備える。取付部材70は、壁200と対向する取付面70aを有し、第一載置面41a、及び、第二載置面42aのそれぞれは、取付面70aに対して傾斜している。第一電源装置50、及び、第二電源装置60は、第一プレート41の第一載置面41aと反対側の面、及び、第二プレート42の第二載置面42aと反対側の面の間に配置される。壁200は、構造物の一例である。
【0081】
これにより、第一電源装置50及び第二電源装置60が本体部40の内側に配置されるため、照明器具10は、第一電源装置50及び第二電源装置60が本体部40の外側に配置される照明器具よりも容易に小型化が可能である。つまり、小型化が容易な照明器具10が実現される。また、照明器具10は、1枚の板材の表面及び裏面の一方に第一発光装置20が配置され、上記1枚の板材の表面及び裏面の他方に第二発光装置30が配置される照明装置よりも第一発光装置20及び第二発光装置30の放熱性を向上することができる。
【0082】
また、例えば、第一載置面41aは、第一発光装置20が壁200と反対側に向けて光を発するように傾斜し、第二載置面42aは、第二発光装置30が壁200に向けて光を発するように傾斜する。
【0083】
これにより、照明器具10は、第一発光装置20が発する光によって空間を直接的に照明し、第二発光装置30が発する光によって空間を間接的に照明することができる。
【0084】
また、例えば、照明器具10は、さらに、第一発光装置20が発する光を透過する第一透光部T1、第二発光装置30が発する光を透過する第二透光部T2、及び、遮光部を含むカバー80を備える。第一透光部T1の外観上の面積は、第二透光部T2の外観上の面積よりも大きい。
【0085】
これにより、第一発光装置20が発する光により空間の広い範囲を照らし、第二発光装置30が発する光により狭い範囲を照らすことができる。
【0086】
また、例えば、カバー80は、第一発光装置20と対向し、第一透光部T1を含む第一平板部81と、第二発光装置30と対向し、第二透光部T2及び遮光部を含む第二平板部82と、第一平板部81及び第二平板部82を接続する、遮光部を含む第三平板部83とを有する。第二平板部82に垂直な方向から見た場合に、第二平板部82に含まれる遮光部は、第二発光装置30が備えるLED素子32と重なる。LED素子32は、発光素子の一例である。
【0087】
これにより、ユーザが第二発光装置30のLED素子32を直視してしまうことを抑制することができる。
【0088】
また、例えば、本体部40は、カバー80と接触する複数の突起41b及び突起42bを有する。
【0089】
これにより、本体部40及びカバー80が点接触するため、本体部40またはカバー80が熱膨張した場合に本体部40及びカバー80の接触により生じる異音が抑制される。
【0090】
また、例えば、照明器具10は、長尺状であり、第一プレート41には、照明器具10の長手方向に延在する溝部が含まれ、溝部の長手方向の端部には、開口または切り欠き45が設けられる。
【0091】
これにより、第一プレート41とカバー80との間に虫の死骸などの異物が入り込んだ場合に、照明器具10を分解せずに本体部40を傾けることで異物を切り欠き45を通じて本体部40の内側に落とすことができる。
【0092】
また、例えば、照明器具10は、長尺状であり、さらに、取付部材70の本体部40側の面に配置された電球75を備える。電球75の光軸は、電球75が第二プレート42側に光を出射するように照明器具10の長手方向に対して傾斜する。
【0093】
これにより、光軸がZ軸方向に平行になるように電球75を配置することができない場合であっても、第二プレート42側に出射される光量を増やすことができる。つまり、電球75が発する光の利用効率を高めることができる。
【0094】
また、例えば、第二プレート42には、電球75が出射する光を通す開口42cまたは切り欠きが設けられる。
【0095】
これにより、照明器具10の外部に出射される電球75の光量を増やすことができる。
【0096】
また、例えば、照明器具10は、さらに、取付部材70の本体部40側の面に配置され、電球75が出射する光を第二プレート42側に反射する反射板76を備える。
【0097】
これにより、第二プレート42側に出射される光量を増やすことができる。
【0098】
(その他の実施の形態)
以上、実施の形態について説明したが、本発明は、このような実施の形態に限定されるものではない。
【0099】
例えば、上記実施の形態では、照明器具は長尺状であったが、照明器具は、どのような形状であってもよい。また、照明器具の用途についても特に限定されず、照明器具は、例えば、ホテルの客室などに取り付けられてもよい。
【0100】
また、上記実施の形態では、発光装置は、SMD構造の発光装置であったが、COB(Chip On Board)構造の発光装置であってもよい。COB構造の発光装置においては、LEDチップが発光素子として用いられ、基板上にLEDチップが直接実装され、当該LEDチップが蛍光体粒子を含有する透光性樹脂材によって封止される。また発光装置は、LEDチップと、当該LEDチップと離れた位置に配置された蛍光体粒子を含む樹脂部材とを有するリモートフォスファー型の発光装置であってもよい。
【0101】
また、発光素子は、LEDチップまたはLEDチップを用いた素子に限定されない。例えば、半導体レーザまたは有機EL(Electro Luminescence)等、LEDチップ以外の固体発光素子が発光素子として用いられてもよい。
【0102】
また、本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、一つまたは複数の態様の範囲内に含まれてもよい。
【符号の説明】
【0103】
10 照明器具
20 第一発光装置
21、31 基板
22、32 LED素子(発光素子)
30 第二発光装置
40 本体部
41 第一プレート
41a 第一載置面
41b、42b 突起
42 第二プレート
42a 第二載置面
42c 開口
45 切り欠き
50 第一電源装置
60 第二電源装置
70 取付部材
70a 取付面
75 電球
76 反射板
80 カバー
81 第一平板部
82 第二平板部
83 第三平板部
200 壁(構造物)
図1
図2A
図2B
図2C
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10