(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022020105
(43)【公開日】2022-02-01
(54)【発明の名称】ユニットバス
(51)【国際特許分類】
E04H 1/12 20060101AFI20220125BHJP
A47K 4/00 20060101ALI20220125BHJP
E03D 9/00 20060101ALI20220125BHJP
E03D 9/02 20060101ALI20220125BHJP
【FI】
E04H1/12 301
A47K4/00
E03D9/00 C
E03D9/00 D
E03D9/00 Z
E03D9/02
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020123388
(22)【出願日】2020-07-20
(71)【出願人】
【識別番号】501114291
【氏名又は名称】株式会社ビラハウジング
(74)【代理人】
【識別番号】100069431
【弁理士】
【氏名又は名称】和田 成則
(74)【代理人】
【識別番号】100102761
【弁理士】
【氏名又は名称】須田 元也
(72)【発明者】
【氏名】林 俊二
【テーマコード(参考)】
2D038
2D132
2E025
【Fターム(参考)】
2D038AA02
2D038ZA01
2D038ZA03
2D132GA11
2E025BA01
2E025BA05
2E025BA06
2E025BC05
(57)【要約】
【課題】新型コロナウイルスなど感染症拡大防止に貢献し得る、衛生的で体調管理を可能とする使い勝手の良いユニットバスを提供する。
【解決手段】ユニットバスUB1は、浴槽1と水洗トイレ2と洗面器3を備え、水洗トイレは、洗浄水を溜めるタンク本体21を有し、タンク本体の蓋22の上方に、手指の消毒液を吐出する機能と掌の温度を検出する機能とを備えてなる消毒・検温ユニット5が設置される。そして、タンク本体の蓋の上面に凹部22Aが設けられていて、消毒・検温ユニットから凹部に向けて消毒液が吐出される。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
浴槽と水洗トイレと洗面器を備えたユニットバスであって、
前記水洗トイレは、洗浄水を溜めるタンク本体を有し、
前記タンク本体の蓋の上方に、手指の消毒液を吐出する機能と掌の温度を検出する機能とを備えてなる消毒・検温ユニットが設置される構成、および、前記タンク本体の蓋の上面に凹部が設けられていて、前記消毒・検温ユニットから該凹部に向けて前記消毒液が吐出される構成になっていること
を特徴とするユニットバス。
【請求項2】
浴槽と水洗トイレと洗面器を備えたユニットバスであって、
前記洗面器の上方に、手指の消毒液を吐出する機能と掌の温度を検出する機能とを備えてなる消毒・検温ユニットが設置される構成、および、該消毒・検温ユニットから前記洗面器に向けて前記消毒液が吐出される構成になっていること
を特徴とするユニットバス。
【請求項3】
浴槽と水洗トイレとを備えたユニットバスであって、
前記水洗トイレは、手洗い付きロータンクを有し、
前記手洗い付きロータンクは、洗浄水を溜めるタンク本体と、該タンク本体の蓋に設けた手洗い器と、該手洗い器の上方に位置する吐水口と、を有し、かつ、前記吐水口から前記手洗い器に向けて吐出した洗浄水が、前記手洗い器に開設された孔から前記タンク本体の内部に供給される構造になっており、
前記手洗い付きロータンクの上方に、手指の消毒液を吐出する機能と掌の温度を検出する機能とを備えてなる消毒・検温ユニットが設置される構成、および、該消毒・検温ユニットから前記手洗い器に向けて前記消毒液が吐出される構成になっていること
を特徴とするユニットバス。
【請求項4】
前記浴槽の設置スペースと水洗トイレの設置スペースとがサッシによって仕切られていること
を特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のユニットバス。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、新型コロナウイルスなど感染症拡大防止に貢献し得る、衛生的で体調管理を可能とする使い勝手の良いユニットバスに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、この種のユニットバスとしては、例えば、特許文献1に開示されたユニットバスが知られている。同文献1のユニットバスは、浴槽と水洗トイレと洗面器を備え、浴槽の設置スペースと水洗トイレの設置スペースとがサッシによって仕切られた構造になっている。
【0003】
しかしながら、特許文献1のユニットバスやこれとは別の従来のユニットバスの分野において、新型コロナウイルスなど感染症拡大防止に積極的に取り組んだものはない。いわゆる昨今のコロナ禍では、自分が感染する、あるいは、自分から他人に感染をさせないためにも、手洗い、入浴に加えて更に、定期的に手指消毒、体温測定を行うことが重要であり、このような体調管理の環境を整えることが自宅やホテル、旅館などの宿泊施設等でも望まれている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は前記問題点を解決するためになされたものであり、その目的は、新型コロナウイルスなど感染症拡大防止に貢献し得る、衛生的で体調管理を可能とする使い勝手の良いユニットバスを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記目的を達成するために、第1の本発明は、浴槽と水洗トイレと洗面器を備えたユニットバスであって、前記水洗トイレは、洗浄水を溜めるタンク本体を有し、前記タンク本体の蓋の上方に、手指の消毒液を吐出する機能と掌の温度を検出する機能とを備えてなる消毒・検温ユニットが設置される構成、および、前記タンク本体の蓋の上面に凹部が設けられていて、前記消毒・検温ユニットから該凹部に向けて前記消毒液が吐出される構成になっていることを特徴とする。
【0007】
第2の本発明は、浴槽と水洗トイレと洗面器を備えたユニットバスであって、前記洗面器の上方に、手指の消毒液を吐出する機能と掌の温度を検出する機能とを備えてなる消毒・検温ユニットが設置される構成、および、該消毒・検温ユニットから前記洗面器に向けて前記消毒液が吐出される構成になっていることを特徴とする。
【0008】
第3の本発明は、浴槽と水洗トイレとを備えたユニットバスであって、前記水洗トイレは、手洗い付きロータンクを有し、前記手洗い付きロータンクは、洗浄水を溜めるタンク本体と、該タンク本体の蓋に設けた手洗い器と、該手洗い器の上方に位置する吐水口と、を有し、かつ、前記吐水口から前記手洗い器に向けて吐出した洗浄水が、前記手洗い器に開設された孔から前記タンク本体の内部に供給される構造になっており、前記手洗い付きロータンクの上方に、手指の消毒液を吐出する機能と掌の温度を検出する機能とを備えてなる消毒・検温ユニットが設置される構成、および、該消毒・検温ユニットから前記手洗い器に向けて前記消毒液が吐出される構成になっていることを特徴とする。
【0009】
前記第1ないし第3の本発明において、前記浴槽の設置スペースと水洗トイレの設置スペースとがサッシによって仕切られていることを特徴としてもよい。
【発明の効果】
【0010】
第1の本発明では、ユニットバスの具体的な構成として、前述の通り、タンク本体の蓋の上方に、手指の消毒液を吐出する機能と掌の温度を検出する機能とを備えてなる消毒・検温ユニットが設置される構成、および、前記タンク本体の蓋の上面に凹部が設けられていて、前記消毒・検温ユニットから該凹部に向けて前記消毒液が吐出される構成を採用した。このため、朝、晩の起床、帰宅時に、ユニットバス内で手指消毒と体温測定の双方を行うことができ、また、トイレの利用時に、その都度手指消毒や体温測定ができる等、体調管理が可能で、新型コロナウイルスなど感染症拡大防止に貢献し得るユニットバスを提供し得る。
【0011】
しかも、第1の本発明によると、前述の通り、タンク本体の蓋の上面に凹部が設けられていて、消毒・検温ユニットから該凹部に向けて消毒液が吐出される構造になっているので、吐出された消毒液が掌から漏れ落ちても、漏れ落ちた消毒液は一箇所、具体的には前記凹部に滴下し集中的に回収されるので、掌から漏れ落ちた消毒液が床に滴下し散乱したり、滴下した消毒液によって床が汚れたりすることがなくなり、また、汚れた床をその都度掃除する手間も省ける等、衛生的で使い勝手の良いユニットバスを提供し得る。
【0012】
また、ユニットバスの具体的な構成として、第2の本発明では、前述の通り、洗面器の上方に、消毒・検温ユニットが設置される構成、および、該消毒・検温ユニットから洗面器に向けて前記消毒液が吐出される構成を採用し、さらに、第3の本発明では、前述の通り、手洗い付きロータンクの上方に、消毒・検温ユニットが設置される構成、および、該消毒・検温ユニットから手洗い器に向けて消毒液が吐出される構成を採用したため、これら第2および第3の本発明にあっても、第1の本発明と同様の作用効果、すなわち新型コロナウイルスなど感染症拡大防止に貢献し得る、衛生的で体調管理を可能とする使い勝手の良いユニットバスが得られる。
【0013】
特に、第1ないし第3の本発明において、浴槽の設置スペースと水洗トイレの設置スペースとがサッシによって仕切られている構成を採用した場合、どの本発明でも、消毒・検温ユニットは、浴槽で使用されるシャワー水等のような水滴を浴びることのない場所、すなわち水洗トイレの設置スペース側に配置されるから、消毒・検温ユニットの防水加工に劣化が生じた場合でも、同ユニット内での水滴による配線ショート等、消毒・検温ユニットの故障を防止するのに好適である。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】第1の本発明を適用したユニットバスの正面断面図。
【
図4】第2の本発明を適用したユニットバスの正面断面図。
【
図5】第3の本発明を適用したユニットバスの正面断面図。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
【0016】
《第1の本発明の実施形態》
図1は、第1の本発明を適用したユニットバスの正面断面図、
図2は、
図1のユニットバスの平面断面図、
図3は、
図1のA矢視図である。
【0017】
図1のユニットバスUB1は、一つのユニットバス空間内に、浴槽1と水洗トイレ2と洗面器3を備えており(
図2参照)、浴槽1の設置スペースと水洗トイレ2の設置スペースとがサッシ4によって仕切られた構造になっている。この構造において、洗面器3は水洗トイレ2の設置スペース側に配置されており、また、洗面器3の上には鏡7を取り付けてある。
【0018】
そして、この
図1のユニットバスUB1では、サッシ4の開によって、浴槽1と水洗トイレ2との間を行き来することができ、また、サッシ4を閉じると、浴槽1と水洗トイレ2が完全に分離された状態になる。
【0019】
水洗トイレ2は、洗浄水を溜めるタンク本体21を有し、タンク本体21の蓋22の上方には、手指の消毒液を吐出する機能と掌の温度を検出する機能とを備えてなる消毒・検温ユニット5が設置されている。
【0020】
また、
図3を参照すると、
図1のユニットバスUB1では、先に説明したタンク本体21の蓋22の上面に凹部22Aが設けられていて、消毒・検温ユニット5から該凹部22Aに向けて消毒液が吐出されるように構成してある。
【0021】
消毒・検温ユニット5の基本的な構成ないしは機能、すなわち、ユニット本体51の正面に体温の表示部52が設けられていて、ユニット本体51の正面に掌を近づけると、正面に配置されている赤外線センサS1が作動し掌の温度を検知するとともに、検知した温度が現在の体温として当該表示部52に表示されるように構成されていること、および、ユニット本体51の下面に消毒液の吐出口53が設けられていて、ユニット本体51の下面に掌を近づけると、図示しない赤外線センサが作動し掌の存在を検知するとともに、その検知をトリガとして前記吐出口53から所定量の消毒液が吐出されるように構成されていることは、公知であるため、その詳細な構成ないしは機能の説明は省略する。
【0022】
《第2の本発明の実施形態》
図4は、第2の本発明を適用したユニットバスの正面断面図である。
【0023】
図4のユニットバスUB2も、
図1のユニットバスUB1と同じく、一つのユニットバス空間内に、浴槽1と水洗トイレ2と洗面器3を備えており、浴槽1の設置スペースと水洗トイレ2の設置スペースとがサッシ4によって仕切られている。この構造において、洗面器3は水洗トイレ2の設置スペース側に配置されている。
【0024】
図4のユニットバスUB2が
図1のユニットバスUB1と異なる点は、洗面器3の上方に、前述の消毒・検温ユニット5が設置される構成、および、該消毒・検温ユニット5から前記洗面器3に向けて消毒液が吐出される構成を採用した点であり、それ以外の構成は
図1のユニットバスUB1と同様であるため、その詳細説明は省略する。また、この
図2のユニットバスUB2で採用した消毒・検温ユニット5の基本的な構成ないしは機能もまた前述の通りであるので、その詳細説明は省略する。
【0025】
《第3の本発明の実施形態》
図5は、第3の本発明を適用したユニットバスの正面断面図、
図6は、
図5のユニットバスの平面断面図である。
【0026】
図5のユニットバスUB3は、浴槽1と水洗トイレ2とを備え、
図1または
図2に示した洗面器3を省略した構成になっている。なお、この
図5のユニットバスUB3でも、
図1や
図4のユニットバスUB1、UB2と同じく、浴槽1の設置スペースと水洗トイレ2の設置スペースとはサッシ4によって仕切られた構造になっている(
図6参照)。
【0027】
この
図5のユニットバスUB3が備える水洗トイレ2は、手洗い付きロータンク2Aを有しており、手洗い付きロータンク2Aは、洗浄水を溜めるタンク本体21と、タンク本体21の蓋22の上面に設けた凹状の手洗い器23と、手洗い器23の上方に位置する吐水口24と、を有し、かつ、吐水口24から前記手洗い器23に向けて吐出した洗浄水が、手洗い器23に開設された孔23Aからタンク本体21の内部に供給される構造になっている。
【0028】
そして、この
図5のユニットバスUB3では、先に説明した手洗い付きロータンク2Aの上方に、前述の消毒・検温ユニット5が設置される構成、および、その消毒・検温ユニット5から当該手洗い器23に向けて消毒液が吐出される構成を採用している。
【0029】
《消毒・検温ユニット5の取付け方式など》
図1のユニットバスUB1では、消毒・検温ユニット5の取付け面(具体的には、タンク本体21の蓋22の上方壁面)を開口し、この開口部に取付けブラケット6を介して装消毒・検温ユニット5を取付けている。消毒・検温ユニット5がその取付け面から出っ張り過ぎると見栄えが悪いため、
図1のユニットバスUB1では、取付けブラケット6を凹形状とし、その凹部に消毒・検温ユニット5が所定の深さまで嵌め込まれる構成、及びその嵌め込まれた部分が当該凹部と一緒に前記取付け面の裏側に配置される構成を採用している。このような消毒・検温ユニット5の取付け方式は、先に説明した
図4や
図5のユニットバスUB2、UB3にも適用できる。
【0030】
消毒・検温ユニット5は、電池で作動する方式とACアダプタ電源で作動する方式、いずれかの作動方式を選択できる。
図1のユニットバスUB1では、ACアダプタ電源で作動する方式を採用しているため、電源回りの構成として、取付けブラケット6の一部に孔を開け、その孔を通じて消毒・検温ユニット5の電源配線を取付け面の裏側に引き込むことができるように構成している。このような電源回りの構成もまた、先に説明した
図4や
図5のユニットバスUB2、UB3にも適用できる。
【0031】
《作用効果》
【0032】
図1のユニットバスUB1によると、その具体的な構成として、前述の通り、タンク本体21の蓋22の上方に、消毒・検温ユニット5が設置される構成、および、タンク本体21の蓋22の上面に凹部22Aが設けられていて、消毒・検温ユニット5から該凹部22Aに向けて消毒液が吐出される構成を採用した。このため、朝、晩の起床、帰宅時に、ユニットバスUB1内で手指消毒と体温測定の双方を行うことができ、また、トイレの利用時に、その都度手指消毒や体温測定ができる等、体調管理が可能で、新型コロナウイルスなど感染症拡大防止に貢献し得る。
【0033】
しかも、
図1のユニットバスUB1にあっては、消毒・検温ユニット5から吐出された消毒液が掌から漏れ落ちても、漏れ落ちた消毒液は一箇所、具体的には凹部22Aに滴下し集中的に回収されるので、掌から漏れ落ちた消毒液が床に滴下し散乱したり、滴下した消毒液によって床が汚れたりすることがなくなり、また、汚れた床をその都度掃除する手間も省ける等、衛生的で使い勝手がよい。
【0034】
図4のユニットバスUB1にあっては、洗面器3の上方に、消毒・検温ユニット5が設置される構成、および、該消毒・検温ユニット5から洗面器3に向けて消毒液が吐出される構成を採用し、
図3のユニットバスUB3にあっては、手洗い付きロータンク2Aの上方に、消毒・検温ユニット5が設置される構成、および、該消毒・検温ユニット5から手洗い器23に向けて消毒液が吐出される構成を採用したため、これらのユニットバスUB2、UB3また、前述のユニットバスUB1と同様の作用効果が得られる。
【0035】
《発明の適用範囲》
本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により多くの変形が可能である。
【0036】
例えば、
図1から
図3のユニットバスUB1、UB2、UB3においてサッシ4を省略した構成のユニットバスに対して本発明を適用してもよい。
【0037】
図1から
図3のユニットバスUB1、UB2、UB3に対する消毒・検温ユニット5の取付けは、既設ユニットバスの改修工事として行うこともできるし、ユニットバスの製造工場において新品のユニットバスに対する取付け工事として行う、あるいは、新品ユニットバスの設置現場で追加工事として行ってもよい。
【0038】
消毒・検温ユニット5の表示部52では、体温以外の情報として、”手洗い、消毒を行いましょう”等、コロナウイルス感染症対策メッセージを表示してもよい。また、手指の消毒後に検温を行うと、消毒液の気化熱によって正確な体温測定ができない場合もあることから、検温をしてから消毒を行いましょう等のメッセージを消毒・検温ユニット5の表示部52で表示してもよい。
【符号の説明】
【0039】
1 浴槽
2 水洗トイレ
21 タンク本体
22 タンク本体の蓋
22A 蓋上面の凹部
23 手洗い器
3 洗面器
4 サッシ
5 消毒・検温ユニット
51 ユニット本体
52 表示部
53 消毒液の吐出口
6 取付けブラケット
7 鏡
S1 赤外線センサ