(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022020194
(43)【公開日】2022-02-01
(54)【発明の名称】タイヤ展示装置
(51)【国際特許分類】
A47F 7/04 20060101AFI20220125BHJP
B60C 19/00 20060101ALI20220125BHJP
【FI】
A47F7/04
B60C19/00 J
【審査請求】有
【請求項の数】12
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020123557
(22)【出願日】2020-07-20
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-09-15
(71)【出願人】
【識別番号】517347850
【氏名又は名称】株式会社図南
(74)【代理人】
【識別番号】110002435
【氏名又は名称】特許業務法人井上国際特許商標事務所
(74)【代理人】
【識別番号】100091557
【弁理士】
【氏名又は名称】木内 修
(72)【発明者】
【氏名】北村 俊郎
【テーマコード(参考)】
3D131
【Fターム(参考)】
3D131LA40
(57)【要約】
【課題】積層されたタイヤの整列状態が振動や風等の外力によって損なわれるのを抑制することができるタイヤ展示装置を提供する。
【解決手段】タイヤ展示装置は、複数のタイヤ9を垂直方向Vへ積層してなるタイヤ群9Aが置かれるタイヤ展示台1に、垂直方向Vへ延びるように支持される展示台側ポール5と、タイヤ群9Aの中心孔hに挿入されるタイヤ側ポール4と、展示台側ポール5とタイヤ側ポール4とに垂直方向Vへ移動可能に支持されるとともに、複数のタイヤ9のうちの垂直方向Vで隣り合うタイヤ9に挟まれ、タイヤ側ポール4がタイヤ群9Aのタイヤ内周縁91に接する状態が保持されるようにそのタイヤ側ポール4を支持する連結部材3とを備えている。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のタイヤを垂直方向へ積層してなるタイヤ群が置かれるタイヤ展示台に垂直に支持される展示台側ポールと、
前記タイヤ群の中心孔に挿入される、前記展示台側ポールと平行なタイヤ側ポールと、
前記展示台側ポールと前記タイヤ側ポールとに前記垂直方向へ移動可能に支持されるとともに、前記複数のタイヤのうちの前記垂直方向で隣り合うタイヤに挟まれ、前記タイヤ側ポールが前記タイヤ群のタイヤ内周縁に接するようにそのタイヤ側ポールを支持する連結部材と
を備えていることを特徴とするタイヤ展示装置。
【請求項2】
前記連結部材が、
連結部材本体と、
前記連結部材本体に設けられ、前記展示台側ポールが通され、前記垂直方向における前記展示台側ポールの移動を許容し、前記展示台側ポールと前記タイヤ側ポールとが並ぶポール並び方向における前記展示台側ポールの移動を規制するとともに、前記垂直方向と前記ポール並び方向とに直交する直交方向における前記展示台側ポールの移動を規制する第1の孔と、
前記連結部材本体に設けられ、前記タイヤ側ポールが通され、前記垂直方向と前記ポール並び方向とにおける前記タイヤ側ポールの移動を許容し、前記直交方向における前記タイヤ側ポールの移動を規制する第2の孔と、
前記連結部材本体に固定され、前記ポール並び方向における前記タイヤ側ポールの移動を規制して前記タイヤ側ポールを位置決めするポール位置決め部材と
を有することを特徴とする請求項1に記載のタイヤ展示装置。
【請求項3】
前記タイヤ展示台が、
前記タイヤ群が配置される台本体と、前記台本体に設けられるほぼ逆U字形のハンドルとを有し、
前記展示台側ポールが、
前記ハンドルに着脱可能に装着されるポール支持部材を介して、前記ハンドルに前記垂直方向へ移動可能に支持されている
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ展示装置。
【請求項4】
前記ポール支持部材が、
前記ハンドルの2つの垂直部に着脱可能に架け渡される上側の水平プレート部と、
前記ハンドルの2つの垂直部に着脱可能に架け渡される、前記上側の水平プレート部と平行な下側の水平プレート部と、
前記上側の水平プレート部と前記下側の水平プレート部とに架け渡される右側の垂直プレート部と、
前記上側の水平プレート部と前記下側の水平プレート部とに架け渡される、前記右側の垂直プレート部と平行な左側の垂直プレート部と
を有し、
前記上側の水平プレート部が、前記展示台側ポールが摺動可能に挿入される第1のポール挿入孔を有し、
前記下側の水平プレート部が、前記展示台側ポールが摺動可能に挿入される第2のポール挿入孔を有する
ことを特徴とする請求項3に記載のタイヤ展示装置。
【請求項5】
前記ハンドルの2つの垂直部に着脱可能に架け渡された前記上側の水平プレート部の前記第1のポール挿入孔の中心と、前記ハンドルの2つの垂直部に着脱可能に架け渡された前記下側の水平プレート部の前記第2のポール挿入孔の中心とを通る中心線と、前記垂直方向とが平行である
ことを特徴とする請求項4に記載のタイヤ展示装置。
【請求項6】
前記上側の水平プレート部と前記下側の水平プレート部と前記右側の垂直プレート部と前記左側の垂直プレート部とがそれぞれプラスチックダンボール製である
ことを特徴とする請求項4又は5に記載のタイヤ展示装置。
【請求項7】
前記上側の水平プレート部が、
前記ハンドルの一方の前記垂直部に嵌まる第1の右側弧状切欠き部と、
前記右側の垂直プレート部に設けられた第1の上側切欠き部と嵌合する第1の右側切欠き部と、
前記ハンドルの他方の前記垂直部に嵌まる第1の左側切欠き部と、
前記左側の垂直プレート部に設けられた第2の上側切欠き部と嵌合する第1の左側切欠き部とを有し、
前記下側の水平プレート部が、
前記ハンドルの一方の前記垂直部に嵌まる第2の右側弧状切欠き部と、
前記右側の垂直プレート部に設けられた第1の下側切欠き部と嵌合する第2の右側切欠き部と、
前記ハンドルの他方の前記垂直部に嵌まる第2の左側弧状切欠き部と、
前記左側の垂直プレート部に設けられた第2の下側切欠き部と嵌合する第2の左側切欠き部とを有する
ことを特徴とする請求項4~6のいずれか1項に記載のタイヤ展示装置。
【請求項8】
前記タイヤ展示台が、
前記台本体の底面部に装着されるキャスタを有する
ことを特徴とする請求項3~7のいずれか1項に記載のタイヤ展示装置。
【請求項9】
前記タイヤ展示台が、フォークリフトのフォークを受け容れる受容空間部を有する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ展示装置。
【請求項10】
前記連結部材がプラスチックダンボール製である
ことを特徴とする請求項1~9のいずれか1項に記載のタイヤ展示装置。
【請求項11】
前記タイヤ群は前記垂直方向に積層された8つのタイヤで構成される
ことを特徴とする請求項1~10のいずれか1項に記載のタイヤ展示装置。
【請求項12】
前記展示台側ポールと前記タイヤ側ポールとがそれぞれ伸縮可能である
ことを特徴とする請求項1~11のいずれか1項に記載のタイヤ展示装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、積層されたタイヤの整列状態が振動や風等の外力によって損なわれるのを抑制するためのタイヤ展示装置に関する。
【背景技術】
【0002】
自動車用のタイヤは、カー用品店、サービスステーション、タイヤ専門店等で、タイヤ展示台に垂直方向へ積み上げられて陳列(いわゆる平積み陳列)されることがある。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
タイヤ展示台に垂直方向へ積み上げられたタイヤが屋外に展示されたとき、風等によってタイヤが揺れ、傾いたり倒れたりすることがある。
【0004】
また、垂直方向へ積み上げられたタイヤが載ったタイヤ展示台を倉庫から屋外のタイヤ展示場所に運ぶとき、床面の凹凸によってタイヤ展示台が振動し、その振動がタイヤ展示台上のタイヤに伝わって、タイヤが傾いたり倒れたりすることがある。
【0005】
この発明はこのような事情に鑑みてなされたもので、その課題は、積層されたタイヤの整列状態が振動や風等の外力によって損なわれるのを抑制することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述の課題を解決するため請求項1に記載の発明に係るタイヤ展示装置は、複数のタイヤを垂直方向へ積層してなるタイヤ群が置かれるタイヤ展示台に垂直に支持される展示台側ポールと、前記タイヤ群の中心孔に挿入される、前記展示台側ポールと平行なタイヤ側ポールと、前記展示台側ポールと前記タイヤ側ポールとに前記垂直方向へ移動可能に支持されるとともに、前記複数のタイヤのうちの前記垂直方向で隣り合うタイヤに挟まれ、前記タイヤ側ポールが前記タイヤ群のタイヤ内周縁に接するようにそのタイヤ側ポールを支持する連結部材とを備えていることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のタイヤ展示装置において、前記連結部材が、連結部材本体と、前記連結部材本体に設けられ、前記展示台側ポールが通され、前記垂直方向における前記展示台側ポールの移動を許容し、前記展示台側ポールと前記タイヤ側ポールとが並ぶポール並び方向における前記展示台側ポールの移動を規制するとともに、前記垂直方向と前記ポール並び方向とに直交する直交方向における前記展示台側ポールの移動を規制する第1の孔と、前記連結部材本体に設けられ、前記タイヤ側ポールが通され、前記垂直方向と前記ポール並び方向とにおける前記タイヤ側ポールの移動を許容し、前記直交方向における前記タイヤ側ポールの移動を規制する第2の孔と、前記連結部材本体に固定され、前記ポール並び方向における前記タイヤ側ポールの移動を規制して前記タイヤ側ポールを位置決めするポール位置決め部材とを有することを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のタイヤ展示装置において、前記タイヤ展示台が、前記タイヤ群が配置される台本体と、前記台本体に設けられるほぼ逆U字形のハンドルとを有し、前記展示台側ポールが、前記ハンドルに着脱可能に装着されるポール支持部材を介して、前記ハンドルに前記垂直方向へ移動可能に支持されていることを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のタイヤ展示装置において、前記ポール支持部材が、前記ハンドルの2つの垂直部に着脱可能に架け渡される上側の水平プレート部と、前記ハンドルの2つの垂直部に着脱可能に架け渡される、前記上側の水平プレート部と平行な下側の水平プレート部と、前記上側の水平プレート部と前記下側の水平プレート部とに架け渡される右側の垂直プレート部と、前記上側の水平プレート部と前記下側の水平プレート部とに架け渡される、前記右側の垂直プレート部と平行な左側の垂直プレート部とを有し、前記上側の水平プレート部が、前記展示台側ポールが摺動可能に挿入される第1のポール挿入孔を有し、前記下側の水平プレート部が、前記展示台側ポールが摺動可能に挿入される第2のポール挿入孔を有することを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載のタイヤ展示装置において、前記ハンドルの2つの垂直部に着脱可能に架け渡された前記上側の水平プレート部の前記第1のポール挿入孔の中心と、前記ハンドルの2つの垂直部に着脱可能に架け渡された前記下側の水平プレート部の前記第2のポール挿入孔の中心とを通る中心線と、前記垂直方向とが平行であることを特徴とする。
【0011】
請求項6に記載の発明は、請求項4又は5に記載のタイヤ展示装置において、 前記上側の水平プレート部と前記下側の水平プレート部と前記右側の垂直プレート部と前記左側の垂直プレート部とがそれぞれプラスチックダンボール製であることを特徴とする。
【0012】
請求項7に記載の発明は、請求項4~6のいずれか1項に記載のタイヤ展示装置において、前記上側の水平プレート部が、前記ハンドルの一方の前記垂直部に嵌まる第1の右側弧状切欠き部と、前記右側の垂直プレート部に設けられた第1の上側切欠き部と嵌合する第1の右側切欠き部と、前記ハンドルの他方の前記垂直部に嵌まる第1の左側切欠き部と、前記左側の垂直プレート部に設けられた第2の上側切欠き部と嵌合する第1の左側切欠き部とを有し、前記下側の水平プレート部が、前記ハンドルの一方の前記垂直部に嵌まる第2の右側弧状切欠き部と、前記右側の垂直プレート部に設けられた第1の下側切欠き部と嵌合する第2の右側切欠き部と、前記ハンドルの他方の前記垂直部に嵌まる第2の左側弧状切欠き部と、前記左側の垂直プレート部に設けられた第2の下側切欠き部と嵌合する第2の左側切欠き部とを有することを特徴とする。
【0013】
請求項8に記載の発明は、請求項3~7のいずれか1項に記載のタイヤ展示装置において、前記タイヤ展示台が、前記台本体の底面部に装着されるキャスタを有することを特徴とする。
【0014】
請求項9に記載の発明は、請求項1又は2に記載のタイヤ展示装置において、前記タイヤ展示台が、フォークリフトのフォークを受け容れる受容空間部を有することを特徴とする。
【0015】
請求項10に記載の発明は、請求項1~9のいずれか1項に記載のタイヤ展示装置において、前記連結部材がプラスチックダンボール製であることを特徴とする。
【0016】
請求項11に記載の発明は、請求項1~10のいずれか1項に記載のタイヤ展示装置において、前記タイヤ群は前記垂直方向に積層された8つのタイヤで構成されることを特徴とする。
【0017】
請求項12に記載の発明は、請求項1~11のいずれか1項に記載のタイヤ展示装置において、前記展示台側ポールと前記タイヤ側ポールとがそれぞれ伸縮可能であることを特徴とする。
【発明の効果】
【0018】
積層されたタイヤの整列状態が振動や風等の外力によって損なわれるのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0019】
【
図1】
図1はこの発明の一実施形態に係るタイヤ展示装置の使用状態を示す斜視図である。
【
図2】
図2は
図1のタイヤ展示装置の使用状態を示す側面図である。
【
図3】
図3は
図1のタイヤ展示装置の使用状態を示す平面図である。
【
図4】
図4は展示台側ポールとタイヤ側ポールと連結部材とタイヤと情報表示物ホルダとの関係を示す概念図である
【
図5】
図5は
図1のタイヤ展示装置のポール支持部材をタイヤ展示台に装着された状態を示す斜視図である。
【
図7】
図7は
図1のタイヤ展示装置の連結部材の平面図である。
【
図8】
図8は
図1のタイヤ展示装置のポール位置決め部材の平面図である。
【
図10】
図10はタイヤ展示台としてのパレットの斜視図である。
【
図11】
図11は他の実施形態のポール支持部材の上側の水平プレート部と下側の水平プレート部との平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、この発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0021】
この発明の一実施形態に係るタイヤ展示装置は、
図1~
図4に示すように、複数のタイヤ9を垂直方向Vへ積層してなるタイヤ群9Aが置かれるタイヤ展示台1に垂直に支持される展示台側ポール5と、タイヤ群9Aの中心孔hに挿入される、展示台側ポール5と平行なタイヤ側ポール4と、展示台側ポール5とタイヤ側ポール4とに垂直方向Vへ移動可能に支持されるとともに、複数のタイヤ9のうちの垂直方向Vで隣り合うタイヤ9に挟まれ、タイヤ側ポール4がタイヤ群9Aのタイヤ内周縁91に接するようにそのタイヤ側ポール4を支持する連結部材3とを備えている。
【0022】
この実施形態では、タイヤ群9Aは8つのタイヤ9を垂直方向Vへ積層してなる。
【0023】
この実施形態では、2つの連結部材3が用いられている。一方の連結部材3は、8つのタイヤ9のうちの垂直方向Vで隣り合う2つのタイヤ9(上から2番目のタイヤ9と上から3番目のタイヤ9)に挟まれる(
図2参照)。他方の連結部材3は、8つのタイヤ9のうちの垂直方向Vで隣り合う2つのタイヤ9(下から2番目のタイヤ9と下から3番目のタイヤ9)に挟まれる(
図2参照)。
【0024】
各連結部材3は、
図7、
図8に示すように、連結部材本体31と、連結部材本体31に設けられ、展示台側ポール5が通される孔(第1の孔)31aと、連結部材本体31に設けられ、タイヤ側ポール4が通される長孔(第2の孔)31bと、連結部材本体31に固定され、ポール並び方向(展示台側ポール5とタイヤ側ポール4とが並ぶ方向)Lにおけるタイヤ側ポール4の移動を規制してタイヤ側ポール4を連結部材本体31に対して位置決めするポール位置決め部材6とを有する。ポール並び方向Lはタイヤ展示台1の前後方向と平行である(
図3参照)。展示台側ポール5の外径とタイヤ側ポール4の外径とは等しい。
【0025】
孔31aは、垂直方向Vにおける展示台側ポール5の移動を許容し、ポール並び方向Lにおける展示台側ポール5の移動を規制するとともに、垂直方向Vとポール並び方向Lとに直交する直交方向Cにおける展示台側ポール5の移動を規制する孔である(
図3、
図4参照)。
【0026】
長孔31bは、垂直方向Vとポール並び方向Lとにおけるタイヤ側ポール4の移動を許容し、直交方向Cにおけるタイヤ側ポール4の移動を規制する孔である(
図3、
図4参照)。長孔31bの両側には、タイヤ9のサイズ(断面高さ)に応じて留め部材10を通す孔(図示せず)を設けるためのミシン目31が設けられている(
図4参照)。
【0027】
ポール位置決め部材6は、
図8に示すように、位置決め部材本体61と、位置決め部材本体61に設けられ、タイヤ側ポール4を通す孔61aと、位置決め部材本体61に設けられ、留め部材を通す孔61bとを有する。
【0028】
タイヤ展示台1は、
図1~
図3、
図5に示すように、タイヤ9が積層される台本体11と、台本体11の端部に設けられるほぼ逆U字形のハンドル12と、台本体11の底面部に装着されるキャスタ13とを有する。タイヤ展示台1としては、台本体11に対して平行になるようにハンドル12を倒せる構造のものを用いてもよい。ハンドル12は、台本体11からほぼ垂直に延びる2つの垂直部121と、2つの垂直部121を連結する1つの水平部122とを有する。ハンドル12には、展示台側ポール5を垂直方向Vへ移動可能に支持するポール支持部材14が着脱可能に装着されている。
【0029】
ポール支持部材14は、
図5に示すように、ハンドル12の2つの垂直部121に着脱可能に架け渡される上側の水平プレート部141と、ハンドル12の2つの垂直部121に着脱可能に架け渡される、上側の水平プレート部141と平行な下側の水平プレート部142と、上側の水平プレート部141と下側の水平プレート部142とに架け渡される右側の垂直プレート部143と、上側の水平プレート部141と下側の水平プレート部142とに架け渡される、右側の垂直プレート部143と平行な左側の垂直プレート部144とを有する。
【0030】
上側の水平プレート部141は、
図5、
図6Aに示すように、展示台側ポール5が摺動可能に挿入される第1のポール挿入孔141eを有する。
下側の水平プレート部142は、
図5、
図6Bに示すように、展示台側ポール5が摺動可能に挿入される第2のポール挿入孔142eを有する。
【0031】
ハンドル12の2つの垂直部121に架け渡された上側の水平プレート部141の第1のポール挿入孔141eの中心と、ハンドル12の2つの垂直部121に架け渡された下側の水平プレート部142の第2のポール挿入孔142eの中心とを通る中心線と、垂直方向Vとはほぼ平行である。
【0032】
この実施形態では、上側の水平プレート部141と下側の水平プレート部142と右側の垂直プレート部143と左側の垂直プレート部144とはプラスチックダンボール製である。
【0033】
上側の水平プレート部141は、
図6A~
図6Dに示すように、ハンドル12の一方の垂直部121に嵌まる第1の右側弧状切欠き部141aと、右側の垂直プレート部143に設けられた第1の上側切欠き部143aと嵌合する第1の右側切欠き部141cと、ハンドル12の他方の垂直部121に嵌まる第1の左側弧状切欠き部141bと、左側の垂直プレート部144に設けられた第2の上側切欠き部144aと嵌合する第1の左側切欠き部141dとを有する。
【0034】
この実施形態では、上側の水平プレート部141の第1の右側切欠き部141cと、右側の垂直プレート部143の第1の上側切欠き部143aとを、図示しない接着剤を介して嵌合するか、若しくは、両者を接着剤を用いずに嵌合し、図示しない雄ねじで結合する。第1の左側切欠き部141dと第2の上側切欠き部144aとの接続関係も同様である。
【0035】
下側の水平プレート部142の第1の右側切欠き部142cと、右側の垂直プレート部143の第1の下側切欠き部143bとを、図示しない接着剤を介して嵌合するか、若しくは、両者を接着剤を用いずに嵌合し、図示しない雄ねじで結合する。第2の左側切欠き部142dと第2の下側切欠き部144bとの接続関係も同様である。
【0036】
下側の水平プレート部142は、
図6B~
図6Dに示すように、ハンドル12の一方の垂直部121に嵌まる第2の右側弧状切欠き部142aと、右側の垂直プレート部143に設けられた第1の下側切欠き部143bと嵌合する第2の右側切欠き部142cと、ハンドル12の他方の垂直部121に嵌まる第2の左側弧状切欠き部142bと、左側の垂直プレート部144に設けられた第2の下側切欠き部144bと嵌合する第2の左側切欠き部142dとを有する。
【0037】
タイヤ群9Aには、情報表示物8を支持する2つの情報表示物ホルダ7(
図2、
図4、
図9参照)が装着されている。なお、
図1、
図3には、情報表示物ホルダ7と情報表示物8とは図示省略されている。
【0038】
情報表示物8は、例えば、垂直方向Vに積層されて展示されたタイヤ9の商品名、価格、サイズ、コピー等の様々な情報が表示された紙(その紙が台紙に貼り付けられたものも含む。)や、いわゆるシート型の液晶や有機ELのディスプレイ等である。
【0039】
各情報表示物ホルダ7は、垂直方向Vに積層された複数のタイヤ9の外周面に配置されるとともに、情報表示物8が装着される情報表示物装着部71と、情報表示物装着部71に設けられ、複数のタイヤ9のうちの垂直方向Vで隣り合う2つのタイヤ9に挟まれて情報表示物装着部71を支持する情報表示物装着部支持部72と、情報表示物装着部支持部72に設けられ、垂直方向Vで隣り合う2つのタイヤ9のうちの一方のタイヤ9の中心孔hに入り込み、垂直方向Vで隣り合う2つのタイヤ9間からの情報表示物装着部支持部72の抜けを妨げるストッパ部73とを備えている(
図2、
図9参照)。
【0040】
情報表示物装着部71は板状であり、情報表示物装着部支持部72は情報表示物装着部71に対して垂直に折れ曲がっている。ストッパ部73は切れ込み73bで山形に折れ曲がり、ストッパ部73の先端部73aが、情報表示物装着部支持部72に形成された孔72aの内周面に引っ掛かる(
図9参照)。
【0041】
情報表示物装着部71と情報表示物装着部支持部72とストッパ部73とが、1つのプラスチックダンボールを切り起こし加工して一体に形成されている。
【0042】
一方の情報表示物ホルダ7の情報表示物装着部支持部72は、タイヤ群9Aの8つのタイヤ9のうちの上から1番目のタイヤ9と上から2番目のタイヤ9とに挟持されている(
図2参照)。他方の情報表示物ホルダ7の情報表示物装着部支持部72は、タイヤ群9Aの8つのタイヤ9のうちの下3番目のタイヤ9と下から4番目のタイヤ9とに挟持されている(
図2参照)。
【0043】
上述のように情報表示物装着部支持部72を垂直方向Vで隣接する2つタイヤ9で挟持させ、その2つタイヤ9うちの一方のタイヤの中心孔hに山形のストッパ部73が入り込むようにしたので、情報表示物ホルダ7がタイヤ群9Aから外れにくくなる。
【0044】
なお、この実施形態では、タイヤ群9Aの上から1番目のタイヤ9の中心孔hは開放されているが、タイヤ群9Aを構成するタイヤ9内に雨水や塵埃が溜まらないように、タイヤ群9Aの上から1番目のタイヤ9の一方(上側)の側面に図示しない円板状のタイヤカバーを装着してそのタイヤ9の中心孔hを閉塞してもよい。
【0045】
次に、タイヤ展示装置の一つの具体的な使用方法を説明する。
【0046】
まず、ポール支持部材14をタイヤ展示台1のハンドル12に次のようにして装着する。最初に、上側の水平プレート部141と下側の水平プレート部142とを、ハンドル12の2つの垂直部121に架け渡す。その後、右側の垂直プレート部143と左側の垂直プレート部144とを、上側の水平プレート部141と下側の水平プレート部142とに架け渡す。このようにしてポール支持部材14がタイヤ展示台1のハンドル12に装着される。右側の垂直プレート部143の下端と左側の垂直プレート部144の下端とは台本体11の表面に接触させる。
【0047】
次に、タイヤ展示台1の台本体11に置かれるタイヤ9のサイズに合わせて一方の連結部材3(下側の連結部材3)の連結部材本体31に留め部材10を通す孔を設け、その孔に一方のポール位置決め部材6(下側のポール位置決め部材6)の孔61bを合わせ、その孔61bに留め部材10を挿入して、一方のポール位置決め部材6の位置決め部材本体61を一方の連結部材3の連結部材本体31に固定する。
【0048】
その後、展示台側ポール5を、上側の水平プレート部141の第1のポール挿入孔141e、一方の連結部材3の孔31a、及び下側の水平プレート部142の第2のポール挿入孔142eに、順次挿入する。
【0049】
次に、タイヤ展示台1の台本体11に2つのタイヤ9を載せ、その2つのタイヤ9のうちの上のタイヤ9に一方の連結部材3の一端部を載せる。そして、その連結部材3の一端部に1つのタイヤ9を載せる。その結果、一方の連結部材3は下から2番目のタイヤ9と下から3番目のタイヤ9とに挟持される。
【0050】
その後、タイヤ側ポール4を、一方のポール位置決め部材6の孔61aと一方の連結部材3の長孔31bとに通す。
【0051】
次に、下から3番目のタイヤ9に一方の情報表示物ホルダ7(下側の情報表示物ホルダ7)の情報表示物装着部支持部72を載せ、その情報表示物装着部支持部72を介して下から3番目のタイヤ9に3つのタイヤ9を載せる。その結果、一方の情報表示物ホルダ7の情報表示物装着部支持部72は、下から3番目のタイヤ9と下から4番目のタイヤ9とに挟持される。
【0052】
その後、タイヤ展示台1の台本体11に置かれるタイヤ9のサイズに合せて他方の連結部材3(上側の連結部材3)の連結部材本体31に留め部材10を通す孔を設け、その孔に他方のポール位置決め部材6(上側のポール位置決め部材6)の孔61bを合わせ、その孔61bに留め部材10を挿入して、他方のポール位置決め部材6の位置決め部材本体61を他方の連結部材3の連結部材本体31に固定する。
【0053】
次に、展示台側ポール5を他方の連結部材3の孔31aに通すとともに、タイヤ側ポール4を他方の連結部材3の長孔31bと他方のポール位置決め部材6の孔61bとに通す。
【0054】
その後、下から7番目のタイヤ9に他方の情報表示物ホルダ7(上側の情報表示物ホルダ7)の情報表示物装着部支持部72を載せ、その情報表示物装着部支持部72を介して下から7番目のタイヤ9に1つのタイヤ9を載せる。その結果、他方の情報表示物ホルダ7の情報表示物装着部支持部72は、下から7番目のタイヤ9と下から8番目のタイヤ9(上から1番目のタイヤ9)とに挟持される。
【0055】
上述のようにしてタイヤ展示台1に支持される展示台側ポール5とタイヤ群9Aの中心孔hに挿入されるタイヤ側ポール4とが連結部材3によって連結され、タイヤ側ポール4がタイヤ群9Aのタイヤ内周縁91に接触する状態が維持されるので、タイヤ群9Aのタイヤ9が容易に傾いたり崩れたり倒れたりしない。
【0056】
この実施形態のタイヤ展示装置によれば、垂直方向Vに積層された8つのタイヤ9が置かれたタイヤ展示台1を、例えば屋内から屋外のタイヤ展示場所に移動させるとき、地面の凹凸によるタイヤ展示台1の振動がタイヤ群9Aに伝わり、タイヤ9が大きく揺れようとするが、タイヤ展示台1のハンドル12に装着されたポール支持部材14に支持された展示台側ポール5とタイヤ群9Aの中心孔hに挿入されたタイヤ側ポール4とが連結部材3によって連結され、タイヤ側ポール4がタイヤ群9Aのタイヤ内周縁91に接触する状態が維持されるので、タイヤ群9Aのタイヤ9が容易に傾いたり崩れたり倒れたりしない。
【0057】
連結部材3を2つのポール(タイヤ展示台1に支持される展示台側ポール5とタイヤ群9Aの中心孔hに挿入されるタイヤ側ポール4)を用いて連結するようにしたので、タイヤ展示装置の構成を大幅に簡素化でき、タイヤ展示装置の製造の容易化、軽量化などを実現できる。
【0058】
タイヤ展示台1のほぼ逆U字形のハンドル12に着脱可能に装着される支持部材14が、展示台側ポール5が摺動可能に挿入される第1のポール挿入孔141eを有し、ハンドル12の2つの垂直部121に着脱可能に装着される上側の水平プレート部141と、展示台側ポール5が摺動可能に挿入される第2のポール挿入孔142eを有し、ハンドル12の2つの垂直部121に着脱可能に装着される、上側の水平プレート部141と平行な下側の水平プレート部142と、上下の水平プレート部141,142に装着される右側の垂直プレート部143と、上下の水平プレート部141,142に装着される、右側の垂直プレート部143と平行な左側の垂直プレート部144とを有し、左右の垂直プレート部143,144が上下の水平プレート部141,142の間隔を一定に保ち、タイヤ展示台1上の展示台側ポール5を確実に垂直に支持し続けることができるので、上側の水平プレート部141と下側の水平プレート部142と右側の垂直プレート部143と左側の垂直プレート部144とを、例えばプラスチック段ボールで形成することができ、タイヤ展示装置の製造コストを低減することができる。
【0059】
なお、上述の実施形態では、ポール支持部材14をタイヤ展示台1のハンドル12に装着したが、他の実施形態として、ポール支持部材(図示せず)を、タイヤ展示台1のハンドル12に装着せず、台本体11に直接装着するようにしてもよい。
【0060】
また、上述の実施形態では、台本体11とハンドル12とキャスタ13とを有するタイヤ展示台1を採用したが、他の実施形態のタイヤ展示台としては例えばパレット101がある(
図10参照)。パレット101は、フォークリフトFL(
図10参照)のフォークFL1を受け容れる受容空間部101aを有する。展示台側ポール5はパレット101に垂直に固定される。
【0061】
なお、上述の実施形態では、展示台側ポール5とタイヤ側ポール4とはいずれも回転式の長さ調節部5a,4aを緩めたり締めたりすることにより伸縮可能であるが、必ずしも展示台側ポール5とタイヤ側ポール4は必ずしも伸縮可能である必要はない。長さ調節部5aの外径は連結部材3の孔31aの内径よりわずかに小さい。長さ調節部4aの外径は、連結部材3の長孔31bの短径よりわずかに小さいとともに、ポール位置決め部材6の孔61aの内径よりわずかに小さい。
【0062】
また、上述の実施形態では、上側の水平プレート部141に1つの第1のポール挿入孔141eを設け、下側の水平プレート部142に1つの第2のポール挿入孔142eを設けたが、他の実施形態として、
図11に示すように、上側の水平プレート部1141に4つの第1のポール挿入孔141eを設け、下側の水平プレート部1142に4つの第2のポール挿入孔142eを設けてもよい。この実施形態では、上側の水平プレート部1141の中央部に1つの第1のポール挿入孔141eが設けられ、上側の水平プレート部1141の右側端部に2つの第1のポール挿入孔141eが設けられ、上側の水平プレート部1141の左側端部に1つの第1のポール挿入孔141eが設けられている。下側の水平プレート部1142の中央部に1つの第2のポール挿入孔142eが設けられ、下側の水平プレート部1142の中央部に1つの第2のポール挿入孔142eが設けられ、下側の水平プレート部1142の右側端部に2つの第2のポール挿入孔142eが設けられ、下側の水平プレート部1142の左側端部に1つの第2のポール挿入孔142eが設けられている。上側の水平プレート部1141の4つの第1のポール挿入孔141eと下側の水平プレート部1142に4つの第2のポール挿入孔142eとはそれぞれ垂直方向Vで互いに対向する。
図11に示す実施形態のポール支持部材は、最大4本のポール(展示台側ポール5やタイヤ側ポール4などのポール)を垂直方向Vに移動可能に支持することができるので、ポールを使用しないときのポールの管理に資する。
【0063】
更に、上述の実施形態では、展示台側ポール5をポール支持部材14を介してハンドル12に垂直方向Vへ移動可能に装着したが、展示台側ポール5を直接ハンドル12に、垂直方向Vへ移動できないように、装着してもよい。
【0064】
なお、使用される連結部材3の数はタイヤ展示台に配置されるタイヤ群9Aを構成するタイヤ9の数に応じて適宜決定され、上述の実施形態では、タイヤ群9Aを構成するタイヤ9が8つであり、2つの連結部材を使用したが、タイヤ群9Aを構成するタイヤ9が4つのときには、1つの連結部材を使用するようにしてもよい。
【0065】
また、連結部材3とポール支持部材14とがいずれもプラスチックダンボール製であるが、それらの材料としてはプラスチックダンボールに限られない。
【0066】
ポール位置決め部材としては、上述のポール位置決め部材6のような構造のものに限られず、タイヤ側ポール4のポール並び方向Lの移動を規制でき、タイヤ側ポール4がタイヤ群9Aのタイヤ内周縁91に接触する状態が維持されるのであれば、例えば、連結部材3の連結部材本体31に接着剤で固定される単純な形状のプレート(図示せず)でもよい。
【0067】
なお、上述の実施形態では、連結部材3の第1の孔31aとして、垂直方向Vにおける展示台側ポール5の移動を許容し、ポール並び方向Lにおける展示台側ポール5の移動を規制するとともに、直交方向Cにおける展示台側ポール5の移動を規制する孔を採用し、第2の孔31bとして、垂直方向Vとポール並び方向Lとにおけるタイヤ側ポール4の移動を許容し、直交方向Cにおけるタイヤ側ポール4の移動を規制する孔を採用し、連結部材本体31に固定して、ポール並び方向Lにおけるタイヤ側ポール4の移動を規制してタイヤ側ポール4を位置決めするポール位置決め部材を採用した。これに対し、図示しない他の実施形態では、連結部材の第1の孔として、垂直方向Vとポール並び方向Lとにおける展示台側ポール5の移動を許容し、直交方向Cにおける展示台側ポール5の移動を規制する孔を採用し、第2の孔として、垂直方向Vにおけるタイヤ側ポール4の移動を許容し、ポール並び方向Lにおけるタイヤ側ポール4の移動を規制するとともに、直交方向Cにおけるタイヤ側ポール4の移動を規制する孔を採用し、連結部材本体に固定して、ポール並び方向Lにおける展示台側ポール5の移動を規制して展示台側ポール5を位置決めするポール位置決め部材6を採用した。
【符号の説明】
【0068】
1,101 タイヤ展示台
101a 受容空間部
11 台本体
12 ハンドル
121 垂直部
122 水平部
13 キャスタ
14 ポール支持部材
141,1141 上側の水平プレート部
141a 第1の右側弧状切欠き部
141b 第1の左側弧状切欠き部
141c 第1の右側切欠き部
141d 第1の左側切欠き部
141e 第1のポール挿入孔
142,1142 下側の水平プレート部
142a 第2の右側弧状切欠き部
142b 第2の左側弧状切欠き部
142c 第2の右側切欠き部
142d 第2の左側切欠き部
142e 第2のポール挿入孔
143 右側の垂直プレート部
143a 第1の上側切欠き部
143b 第1の下側切欠き部
144 左側の垂直プレート部
144a 第2の上側切欠き部
144b 第2の下側切欠き部
3 連結部材
31 連結部材本体
31a 孔(第1の孔)
31b 長孔(第2の孔)
31c ミシン目
4 タイヤ側ポール
4a 長さ調節部
5 展示台側ポール
5a 長さ調節部
6 ポール位置決め部材
61 位置決め部材本体
61a 孔
61b 孔
7 情報表示物ホルダ
71 情報表示物装着部
72 情報表示物装着部支持部
72a 孔
73 ストッパ部
73a 先端部
73b 切れ込み
8 情報表示物
9 タイヤ
91 タイヤ内周縁
9A タイヤ群
10 留め部材
h タイヤの中心孔
FL フォークリフト
FL1 フォーク
V 垂直方向
L ポール並び方向
C 直交方向