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特開2022-20248内視鏡の先端部用屈曲機構及びその製造方法
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  • 特開-内視鏡の先端部用屈曲機構及びその製造方法 図1
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  • 特開-内視鏡の先端部用屈曲機構及びその製造方法 図4.A
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022020248
(43)【公開日】2022-02-01
(54)【発明の名称】内視鏡の先端部用屈曲機構及びその製造方法
(51)【国際特許分類】
   A61B 1/005 20060101AFI20220125BHJP
   G02B 23/24 20060101ALI20220125BHJP
【FI】
A61B1/005 524
G02B23/24 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】10
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020123639
(22)【出願日】2020-07-20
(71)【出願人】
【識別番号】315004731
【氏名又は名称】株式会社イチワ
(74)【代理人】
【識別番号】100087723
【弁理士】
【氏名又は名称】藤谷 修
(74)【代理人】
【識別番号】100165962
【弁理士】
【氏名又は名称】一色 昭則
(74)【代理人】
【識別番号】100206357
【弁理士】
【氏名又は名称】角谷 智広
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼木 一重
(72)【発明者】
【氏名】服部 誠二
(72)【発明者】
【氏名】▲高▼木 秀幸
(72)【発明者】
【氏名】林 徹夫
【テーマコード(参考)】
2H040
4C161
【Fターム(参考)】
2H040CA02
2H040DA15
2H040DA19
2H040GA02
4C161BB02
4C161BB04
4C161CC06
4C161DD03
4C161FF32
4C161HH32
4C161JJ03
4C161JJ06
4C161JJ11
4C161LL02
4C161QQ06
(57)【要約】
【課題】内視鏡の先端部用屈曲機構を構造簡単、製造容易、製造安価にして使い捨てを可能とすること。
【解決手段】内視鏡の先端部用屈曲機構は、軸方向を屈曲可能とする内視鏡の先端部用屈曲機構において、中心軸体と、該中心軸体の軸方向に沿って軸から遠ざかる方向に張り出し、軸方向に貫通する貫通孔を有した平板と、平板の貫通孔を貫き、姿勢を制御する制御ワイヤと、を有し、中心軸体と平板とは一体で構成された樹脂製であることを特徴とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸方向を屈曲可能とする内視鏡の先端部用屈曲機構において、
中心軸体と、
該中心軸体の軸方向に沿って軸から遠ざかる方向に張り出し、軸方向に貫通する貫通孔を有した面状突出部と、を有し、
前記中心軸体と前記面状突出部とは一体で構成された樹脂製である
ことを特徴とする内視鏡の先端部用屈曲機構。
【請求項2】
前記面状突出部の前記貫通孔を貫き、姿勢を制御する制御ワイヤを有することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡の先端部用屈曲機構。
【請求項3】
前記面状突出部は前記中心軸体の軸方向の複数の位置において、軸に垂直な方向に形成されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内視鏡の先端部用屈曲機構。
【請求項4】
前記面状突出部は前記中心軸体の軸方向に沿って連続した螺旋面であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の内視鏡の先端部用屈曲機構。
【請求項5】
前記中心軸体は中実体であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の内視鏡の先端部用屈曲機構。
【請求項6】
前記中心軸体は中空管状体であることを特徴とする請求項1乃至請求項4の何れか1項に記載の内視鏡の先端部用屈曲機構。
【請求項7】
前記中心軸体の中空管状体に挿通されたワイヤを有することを特徴とする請求項6に記載の内視鏡の先端部用屈曲機構。
【請求項8】
軸方向を屈曲可能とする内視鏡の先端部用屈曲機構の製造方法において、
軸に垂直な断面において複数の位置に貫通孔が軸方向に形成されるように、樹脂製の柱状体を形成し、
前記柱状体に軸に向かって切り込みを入れて軸から遠ざかる方向に張り出した面状突出部と、切り込みから残された中心軸体とを形成し、
前記面状突出部と前記中心軸体とが一体で構成された内視鏡の先端部用屈曲機構の製造方法。
【請求項9】
前記切り込みは、前記中心軸体の軸方向の複数の位置において、軸に垂直な方向に行い、前記面状突出部を前記中心軸体の軸方向に沿って複数の位置に形成することを特徴とする請求項8に記載の内視鏡の先端部用屈曲機構の製造方法。
【請求項10】
前記切り込みは、前記中心軸体の軸方向に沿って螺旋状に行い、前記面状突出部は前記中心軸体の軸方向に沿って連続した螺旋面で形成されることを特徴とする請求項8に記載の内視鏡の先端部用屈曲機構の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、軸方向を屈曲可能とした内視鏡の先端部用屈曲機構とその製造方法に関する。特に、感染防止のため、内視鏡を使い捨て可能にすることに寄与できる製造容易で安価な機構に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、内視鏡には柔軟関節機構が用いられている。下記特許文献1、2に開示の技術が知られている。特許文献1では、内視鏡の先端部に用いる屈曲機構が開示されている。この技術は形状記憶合金を用いて屈曲を制御するものである。また、特許文献2では、平板リング状に個別に分離された関節子と、関節子の周辺部の貫通孔を貫通する制御ワイヤと、関節子の中心の貫通孔に貫通させたテンションワイヤとを有する柔軟関節機構が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第6341488号
【特許文献2】特開2018-143653
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
人体を対象とする内視鏡の場合には、感染防止が重要な課題となる。このため、使用後、使用前に十分な消毒が行われる必要がある。そのため、1回限りの使用とした安価に製造できる内視鏡の先端部用屈曲機構の開発が望まれていた。ところが、上記特許文献1の技術では、形状記憶合金を用いているため自由で繊細な屈曲に難点があるとともに高価となり、使い捨ては困難であった。また、特許文献2の技術では、小型にするためには関節子を薄く半径の小さいものとする必要があったが小型化にも限界があった。極力小型にすると、精密な組立が困難となり組み立てに時間がかかり、製造コストが高くなっていた。
【0005】
そこで、本発明は、上記の課題を解決するために成されたものであり、その目的は内視鏡の先端部用屈曲機構を構造簡単にし且つ製造容易として、消毒作業を必要とせず使い捨てを可能とした機構を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するための発明の構成は、軸方向を屈曲可能とする内視鏡の先端部用屈曲機構において、中心軸体と、該中心軸体の軸方向に沿って軸から遠ざかる方向に張り出し、軸方向に貫通する貫通孔を有した面状突出部とを有し、中心軸体と面状突出部とは一体で構成された樹脂製としたことである。
本発明において、面状突出部の貫通孔を貫き、姿勢を制御する制御ワイヤを有していても良い。面状突出部の径は軸方向に沿って同一でも、軸の先端に向かうに連れて小さくなっても良い。逆に、軸の先端に向かうに連れて径が大きくなっても良い。また、軸方向の根元部と先端部において、面状突出部の径が小さく、中央部で径が大きい構成であっても良い。逆に、軸方向の根元部と先端部において、面状突出部の径が大きく、中央部で径が小さくなる構成であっても良い。また、軸方向に沿って面状突出部の半径は一定であって、中心軸体の直径が先端に向かうに連れて細くなるようにしても良い。中心軸体の直径の軸方向の分布は一定でも変化するものであっても良い。
【0007】
上記発明において、面状突出部は中心軸体の軸方向の複数の位置において、軸に垂直な方向に形成されていても良い。すなわち、複数の面状突出部は分離されており、軸方向に沿って複数配設されていても良い。
【0008】
また、面状突出部は中心軸体の軸方向に沿って連続した螺旋面で構成しても良い。すなわち、面状突出部は軸方向に沿った螺子山状の連続体で構成しても良い。
【0009】
中心軸体は中実体であっても、中空管状体であっても良い。中軸体であっも十分な柔軟屈曲性と強度を実現できる。また、中空管状体の場合は、屈曲性と復元性を向上させるために、中心軸体の中空管状体にワイヤを挿通させても良い。
【0010】
他の発明は内視鏡の先端部用屈曲機構の製造方法である。製造方法の発明は、軸方向を屈曲可能とする内視鏡の先端部用屈曲機構の製造方法において、軸に垂直な断面において複数の位置に貫通孔が軸方向に形成されるように、樹脂製の柱状体を形成し、この柱状体に軸に向かって切り込みを入れて軸から遠ざかる方向に張り出した面状突出部と、切り込みから残された中心軸体とを形成し、面状突出部と中心軸体とが一体で構成された内視鏡の先端部用屈曲機構の製造方法である。
【0011】
本発明において、切り込みは、中心軸体の軸方向の複数の位置において、軸に垂直な方向に行い、面状突出部を中心軸体の軸方向に沿って複数の位置に形成するようにしても良い。また、切り込みは、中心軸体の軸方向に沿って螺旋状に行い、面状突出部は中心軸体の軸方向に沿って連続した螺旋面で形成しても良い。
【0012】
上記の両発明において、内視鏡の先端部用屈曲機構の樹脂材料は、柔軟性と復元性がある材料であれば任意である。例えば、フッ素系樹脂、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)を用いることができる。内視鏡の先端部用屈曲機構は、露出していても良いが、屈曲性の管状体の中に挿入されていることが望ましい。屈曲機構を外部から保護し、被験者の器官との干渉の防止を図ることができる。
【0013】
また、内視鏡の先端部用屈曲機構の最先端の面状突出部、又は、中心軸体の先端に設けられた台に、制御ワイヤの先端が固定される。最先端の面状突出部や台は、カメラやLED等の先端機器が装着される任意の基台一般を含む。これにより、一対の制御ワイヤを制御器に導いてループとして、このループを回転させることで、先端部用屈曲機構を屈曲し復元させることができる。
【0014】
先端部に設けられる機器は任意であるが、照明用のLED、撮像カメラ、染色液又は試薬液などを供給するパイプの出力口などである。撮像カメラは、軸の先端に設けられて軸方向を撮像する正面カメラと、軸の周囲方向を撮像する側視カメラとを有するようにしても良い。正面カメラは先端部用屈曲機構の挿入方向を制御するための画像の取得に用いられる。側視カメラは環境の撮像に用いられる。また、先端部には、検体を洗浄し又は検体に試薬を塗布するための液噴射口が設けられ、液噴射口に液を輸送するパイプが先端部用屈曲機構の軸方向に貫通しているようにしても良い。
【0015】
面状突出部の軸方向の厚さは0.5mm以上、10mm以下とすることができる。中心軸体の直径は、0.2mm以上、5mm以下とすることができる。これにより屈曲機構の曲率をより大きくすることができる。また、屈曲柔軟性と復元性を向上させることができる。
【発明の効果】
【0016】
本発明の内視鏡の先端部用屈曲機構は、中心軸体と面状突出部とが一体構成された樹脂製であるので、構造が簡単であり、製造容易且つ安価に製造できる。したがって、この先端部用屈曲機構は使い捨てにでき、被験者に対する感染防止を完全化することができる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
図1】本発明の具体的な一実施例に係る内視鏡の先端部用屈曲機構の構成図。
図2】同実施例に係る内視鏡の先端部用屈曲機構の断面図。
図3】押出成形により得られた柱状体の斜視図。
図4.A】押出成形により得られた柱状体の一部破断斜視図。
図4.B】柱状体の切削加工後の内視鏡の先端部用屈曲機構の断面斜視図。
図5】実施例1に係る内視鏡の先端部用屈曲機構の製造方法を示した斜視図。
図6】実施例2に係る内視鏡の先端部用屈曲機構の製造方法を示した斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
以下、本発明の具体的な実施例について図を参照して説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
【実施例0019】
図1は、本発明の一実施例に係る内視鏡の先端部用屈曲機構1の構成を示している。中心軸体10と軸方向zに沿って配設された多数の平板20(面状突出部)が一体化している。平板20は図2に示されているように円板であり、平面上で90度間隔で4個の大径の第1貫通孔21と、隣接する第1貫通孔21の間に、45度間隔で小径の第2貫通孔22が形成されている。中心軸体10の先端には平板10の一種としての先端台子13が中心軸体10と一体化されている。
【0020】
平板20の4個の第2貫通孔22のそれぞれには、4本の制御ワイヤ30が挿通されている。4本の制御ワイヤ30の先端は先端台子13に固定されている。互いに180度の位置関係にある一対の制御ワイヤ30は、内視鏡の操作部(図示略)まで伸びて、回転プーリに巻かれている。2組の制御ワイヤ30を、それぞれ、回転プーリで巻き取ることで、z軸に垂直な面において直交する2方向に屈曲させることができる。こにより、先端部用屈曲機構1の屈曲姿勢を任意方向に制御することができる。
【0021】
先端台子13にはカメラ41とLED42が設けられている。カメラ41からの撮像画像データを操作部にある受信装置(図示略)に向けて送信するデータ線とカメラ41による撮像を操作部から制御するための信号を伝送する制御データ線は、径の大きい第1貫通孔21を貫通している。また、操作部からLED42に給電するための給電線は径の大きい第1貫通孔21に挿通されている。第1貫通孔21と第2貫通孔22の径は特に限定されない。貫通孔を通過する信号線や、制御ワイヤの太さにより決定すれば良い。
【0022】
次に、本実施例に係る内視鏡の先端部用屈曲機構1の製造方法について説明する。
図2図4.A、図4.Bに示されているように、直径の大きい第1貫通孔21と直径の小さい第2貫通孔22が軸方向に直線状に形成されるように、樹脂の押出成形が行われる。内部に第1貫通孔21と第2貫通孔22とが互いに平行に軸方向に貫いた樹脂製の柱状体50が形成される。柱状体50の直径は9mmである。1mm以上、50mm以下を採用することができる。
【0023】
次に、図5に示すように、柱状体50の両端を軸支して、柱状体50を回転させる。そして、カッター60を回転させながら、柱状体50を軸方向の多数の位置で等間隔で軸に向かって切り込みを入れる。このようにして、図1図4.Bに示されているように、中心部に中心軸体10が残り、軸方向の多数の位置に軸に垂直な方向に張り出した平板20が形成される。なお、図5では、大径の第1貫通孔23は面上で120度間隔で3箇所設けられており、小径の第2貫通孔24は隣接する第2貫通孔23の間に存在し、それぞれ120度間隔で3箇所設けられている。3箇の第2貫通孔24に制御ワイヤ30(図1)が挿通され、その先端が先端台子13に接合されている。3本の制御ワイヤの巻き取りを制御することで、先端部用屈曲機構1の屈曲姿勢を任意に制御することができる。
【0024】
制御ワイヤはステンレス、チタン、ピアノ線(綱)を用いることができる。平板20の厚さは、1mmである。中心軸体10の直径は、最も太い箇所では、1.5mm、最も細い箇所では0.5mmである。中心軸体10の直径の望ましい範囲は、0.5mm以上、10mm以下である。平板20が中心軸体10から張り出している長さは、0.5mm以上、20mm以下が望ましい。隣接する平板20間の間隔は、1mmである。この望ましい範囲は、0.5mm以上、10mm以下である。平板20の数は28個である。平板20の数は任意である。
【実施例0025】
実施例1では、多数の平板20はその中心において、中心軸体10と一体化しているが、中心軸体10以外の部分ではそれぞれは分離している。中心軸体10が軸方向に直線姿勢をとる場合には、それぞれの平板20は平行である。実施例2では、この多数の平板20は螺旋状に連続して面状突出部27を構成している。実施例1と同様に軸方向に伸びた第1貫通孔23、第2貫通孔24を有した柱状体50を押出成形により形成する。この工程までは実施例1と同一である。
【0026】
次に、図6に示すように、カッター61を軸zに対して傾斜させ、カッター61を一定の回転速度で回転させる。柱状体50を回転させ微少量切り込みを入れて、その柱状体50の1回転で1ピッチ移動するように柱状体50をz軸方向に移動させる。軸方向の1サイクルが終了すれば、カッター61を逃がして原位置に戻し、柱状体50のz軸方向の位置を原位置に戻す。そして、カッター61を前サイクルより微少量多く切り込んで、次のサイクルを終了させる。これを繰り返すことで、面状突出部27はその中心部で中心軸体10に一体化した螺旋状に連続した曲面となる。すなわち、面状突出部27は連続した螺子山面となる。面状突出部27の厚さ、面状突出部27の外周と中心軸との距離は実際1と同様である。実施例2では、面状突出部27の軸方向のピッチは2mmとした。ピッチの望ましい範囲は、1mm以上、20mm以下である。
【実施例0027】
中心軸体10を中空にして管状体としても良い。そして、この管状体の中にテンションワイヤを挿通するようにしても良い。弾性力の小さい樹脂を用いた場合には、先端用屈曲機構1の姿勢の直線への復元力が小さくなる場合がある。その場合にテンションワイヤを中心軸体10の中空部に挿通することで、大きな復元力を実現することができる。
[変形例]
上記全実施例において、先端用屈曲機構1は金型で形成しても良い。螺旋面の面状突出部の形成は、押圧で螺子切する機械や、その他の螺子切りを行う工作機械、一般の螺子加工を用いることができる。
【産業上の利用可能性】
【0028】
本発明は、内視鏡の先端部用屈曲機構として用いることができる。
【符号の説明】
【0029】
1…内視鏡の先端部用屈曲機構
10…中心軸体
20…平板
21,23…第1貫通孔
22,24…第2貫通孔
27…面状突出部
30…制御ワイヤ
41…カメラ
42…LED
50…柱状体
60,61…カッター
図1
図2
図3
図4.A】
図4.B】
図5
図6