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特開2022-20517取替用使い捨てフィルター付き洗えるマスクと取替用使い捨てフィルター付き洗えるマスクの製造方法
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  • 特開-取替用使い捨てフィルター付き洗えるマスクと取替用使い捨てフィルター付き洗えるマスクの製造方法 図1
  • 特開-取替用使い捨てフィルター付き洗えるマスクと取替用使い捨てフィルター付き洗えるマスクの製造方法 図2
  • 特開-取替用使い捨てフィルター付き洗えるマスクと取替用使い捨てフィルター付き洗えるマスクの製造方法 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022020517
(43)【公開日】2022-02-01
(54)【発明の名称】取替用使い捨てフィルター付き洗えるマスクと取替用使い捨てフィルター付き洗えるマスクの製造方法
(51)【国際特許分類】
   A41D 13/11 20060101AFI20220125BHJP
   A62B 18/02 20060101ALI20220125BHJP
【FI】
A41D13/11 Z
A62B18/02 C
【審査請求】未請求
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020124074
(22)【出願日】2020-07-20
(71)【出願人】
【識別番号】520232378
【氏名又は名称】東京恋人株式会社
(72)【発明者】
【氏名】羽田 隆盛
(72)【発明者】
【氏名】原田 美佳
【テーマコード(参考)】
2E185
【Fターム(参考)】
2E185AA07
2E185BA18
2E185CC34
(57)【要約】
【課題】使い捨てマスクが公知であるが、大量生産→大量消費→大量廃棄に伴う環境汚染問題につながることから、機能的かつ衛生的に使える洗えるマスクを提供すること
【解決手段】外気に触れる面1と肌に触れる面2を一枚布から折りたたんだ状態から成る洗えるマスクとし、折りたたんだ内部に使い捨て取替フィルター3を設け、マスク上部にボタン4、側面部分にファスナー5を設け、フィルターにボタンを通す穴6を設けることにより、マスクとフィルターとの位置のずれを防ぎ、花粉やほこりなどを防ぐ機能を高め、マスクのフィルターを取り付ける部分に隅を作らず全体を洗濯することを可能とし、ごみやほこりを溜めず、常に衛生的に使用でき、かつ、マスク全体ではなく、一部を使い捨てにすることによって環境汚染対策と機能効果・低コストを維持するもの
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
外側マスクは一枚布を折りたたんだ状態でボタンなどで固定できるように作成され、内部に取り換えフィルターを取り付け、使用し、洗濯時には折りたたみを解消し、取り換えフィルターを取り外し、一枚布に広げた状態にして洗浄することで、マスク自体に角を作らず、ごみやほこりを溜めることを防ぎ、マスク全体の洗浄を可能にする、一枚布を折りたたんでマスクの形状にして装着することを特徴とするマスクの作成と使用法。
【請求項2】
マスクを折りたたんだ際、片面の上部分と、もう一方の側の相対する場所に、6mm以下であるミニ凹凸ボタンを取り付けることで、洗濯時やフィルター交換時のマスクの開閉を簡単にとり行えるものとし、かつマスク上のボタンの有する範囲を狭くし、使用時の利用者の負担を減らす事を可能にできるものとして、ミニ凹凸ボタンの取り付けでマスクの開閉を行うことを特徴とするマスクの作成と使用法。
【請求項3】
マスクを折りたたんだ際、片面の側面部分と、もう一方の側の相対する場所にファスナーを取り付けることで、マスクの側面部分の隙間を減少させ、フィルター部分の密閉性と効果を高めるものとして、ファスナーの取り付けでマスクの機能を高める事を特徴とするマスクの作成と使用法。
【請求項4】
マスク内部に取り付ける取替用フィルターに穴を開けることで、穴を利用してフィルターがマスクに固定され、ずれを防ぎ、かつ機能を高めることを特徴とする穴開きフィルターの作成と使用法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は日常用品技術分野に関し、具体的には取替可能な使い捨てフィルター付き洗えるマスクである。
【背景技術】
【0002】
使い捨てマスクが公知であるが、大量生産→大量消費→大量廃棄に伴う環境汚染問題につながる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明は、エコである洗えるマスクと内部に装着する取替用使い捨てフィルターを提供し、従来の使い捨てマスクの有している欠点を除去し、環境汚染の緩和と衛生面の維持を解決出来ることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
マスクは一枚布を折りたたんだ状態で製作され、洗濯時には折りたたみを解消し、一枚布に広げた状態にして洗浄することで、マスク自体に角を作らず、ごみやほこりを溜めることを防ぎ、マスク全体の洗浄を可能とさせるように構成したものである。
【0005】
マスクを折りたたんだ際、片面の側の上面部分と、もう一方の側の相対する場所にミニ凹凸ボタンを取り付けることで、洗濯時やフィルター交換時のマスクの開閉を簡単にとり行えるように構成したものである。
【0006】
マスクを折りたたんだ際、片面の側面部分と、もう一方の側の相対する場所にファスナーを取り付けることで、ミニ凹凸ボタンによって開閉するマスクの側面部分の隙間を減少させ、フィルター部分の効果を高めるように構成したものである。
【0007】
マスク内部に取り付ける取替用使い捨てフィルターは、穴を開けることで、フィルターがマスクに固定され、ずれを防ぐものとし、フィルターの効果を高めるように構成したものである。
【発明の効果】
【0008】
本発明の有益効果は、構造が簡単で、取り扱いが便利で、衛生面にも配慮され、マスク全体ではなく、一部を使い捨てにすることによって環境汚染緩和と低コストかつほこり・花粉のブロック機能を維持できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の使用時の形態を示す正面図
図2】本発明の取替用使い捨てフィルターを除いた際を示す見開き図(点線部分7:折りたたみ部分)
図3】本発明の取替用使い捨てフィルターを示す正面図
【発明を実施するための形態】
【0010】
図1ないし図2は本発明に係るマスクの実施例を示す。図2において見開いた状態のマスクの片面に図3の取替用使い捨てフィルターを取替用使い捨てフィルターの穴にマスクのボタン部分が通るように重ね、図2の7を軸にマスクを折りたたみ、相対するミニ凹凸ボタンを留める。図1は使用する際の正面図である。
【産業上の利用可能性】
【0011】
本発明は、広く日常生活において、花粉やほこり対策および細菌やウイルス飛沫感染の予防の為マスクを使用する際に利用される。
【符号の説明】
【0012】
1 マスクの外気に触れる面
2 マスクの外気に触れる面
3 取替用使い捨てフィルター
4 ミニ凹凸ボタン
5 ファスナー
6 取替用使い捨てフィルターに開けた穴
7 マスクの折りたたみ部分
図1
図2
図3