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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022021274
(43)【公開日】2022-02-02
(54)【発明の名称】足指刺激サポーター
(51)【国際特許分類】
   A61F 13/06 20060101AFI20220126BHJP
   A41D 13/06 20060101ALI20220126BHJP
【FI】
A61F13/06 A
A41D13/06
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020124804
(22)【出願日】2020-07-21
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-01-06
(71)【出願人】
【識別番号】599139062
【氏名又は名称】グローバルアーク株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100195051
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 海幹
(72)【発明者】
【氏名】石橋 一馬
(72)【発明者】
【氏名】猪俣 龍己
【テーマコード(参考)】
3B011
【Fターム(参考)】
3B011AA14
3B011AB18
3B011AC17
3B011AC22
(57)【要約】
【課題】足の親指から小指にかけて各指間の付根や各指を略均等に加圧すると共に、装着して歩行しても足裏に違和感を与えることがない足指刺激サポーターを提供する。
【解決手段】本発明に係る足指刺激サポーター1a,1bは、足指Fに挿通して足指を刺激する足指刺激サポーター1aであって、帯状の弾性伸縮性部材からなる本体部2と、本体部2の両端部近傍に足指Fを挿通自在とする指挿通部10を短辺方向に沿って1箇所以上穿設したことを特徴とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
足指に挿通して足指を刺激する足指刺激サポーターであって、
帯状の弾性伸縮性部材からなる本体部と、
前記本体部の両端部近傍に足指を挿通自在とする指挿通部を短辺方向に沿って1箇所以上穿設したことを特徴とする足指刺激サポーター。
【請求項2】
前記本体部の前記両端部を形成する前記短辺をなす両端縁には、前記本体部よりも厚く突出した間接刺激凸部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の足指刺激サポーター。
【請求項3】
前記指挿通部の開口縁には、前記本体部よりも厚く突出した直接刺激凸部を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の足指刺激サポーター。
【請求項4】
前記指挿通部は、前記本体部の両端部近傍に各2箇所穿設したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の足指刺激サポーター。
【請求項5】
前記本体部の中途部の2箇所を交差して一体に形成することで現出する開口を足挿通部としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の足指刺激サポーター。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、足指に刺激を与えて運動機能の向上や血行促進等を促す足指刺激サポーターに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、足指に様々な刺激を与えることで血行促進や脳の機能改善、筋力向上等を図るためのトレーニング器具や健康器具が多数知られている。
【0003】
このような現状において、足指に刺激を与えるための器具として、例えば、特許文献1に係る足指間用サポーターが開示されており、本技術は、柔軟性環状体の一部を環状方向と平行するよう4本に分岐した伸縮性の足指間用サポーターである。
【0004】
当該サポーターは、集束部が足裏に来るように副帯部を各足指の間に装着して、主帯部の略中央を持ち、捻りながら踵方向に引き伸ばすようにして、主帯部が土踏まずより足内側横部を経て踵上部を横断し、足甲上にて分岐部に至るよう装着する。
【0005】
また、副帯部が各足指間に装着されることにより、各足指に間隙を与え、引き伸ばされている素材の縮弾性により、装着状態を保つと共に、各足指間を踵方向に加圧するとされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】実公平03-101929号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
確かに、特許文献1に係る足指間用サポーターは、「各足指間に加圧して適度な刺激を与えることで足指の動きを改善し、強化するための補助用具」とされていることから、血行促進や脳の機能改善、筋力向上等を図る上で一定の効果が期待できる。
【0008】
しかしながら、足指は親指から小指にかけて付根の位置が斜めに変化していること、すなわち、足首を基点とした場合に親指の付根と足首までの距離は小指の付根と足首までの距離よりも長くなる。
【0009】
従って、1本の柔軟性環状体では副帯部が各指間を加圧する力は親指から小指にかけて減少するため効果が半減してしまうという問題を有している。
【0010】
また、指間以外の親指と小指の外側には副帯部が位置しないため、これら2本の指に対する加圧が不十分となってしまうという問題を有している。
【0011】
更に、集束部が足裏に位置するため装着して歩行する際に違和感を覚えてしまうという問題を有している。
【0012】
本発明は、以上のような事情に鑑みてなされたものであり、足の親指から小指にかけて各指間の付根や各指を略均等に加圧すると共に、装着して歩行しても足裏に違和感を与えることがない足指刺激サポーターを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0013】
以上のような目的を達成するために、本発明は以下のようなものを提供する。
【0014】
請求項1に係る発明では、足指に挿通して足指を刺激する足指刺激サポーターであって、帯状の弾性伸縮性部材からなる本体部と、前記本体部の両端部近傍に足指を挿通自在とする指挿通部を短辺方向に沿って1箇所以上穿設したことを特徴とする足指刺激サポーターを提供せんとする。
【0015】
請求項2に係る発明では、前記本体部の前記両端部を形成する前記短辺をなす両端縁には、前記本体部よりも厚く突出した間接刺激凸部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の足指刺激サポーターを提供せんとする。
【0016】
請求項3に係る発明では、前記指挿通部の開口縁には、前記本体部よりも厚く突出した直接刺激凸部を形成したことを特徴とする請求項1または2に記載の足指刺激サポーターを提供せんとする。
【0017】
請求項4に係る発明では、前記指挿通部は、前記本体部の両端部近傍に各2箇所穿設したことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の足指刺激サポーターを提供せんとする。
【0018】
請求項5に係る発明では、前記本体部の中途部の2箇所を交差して一体に形成することで現出する開口を足挿通部としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の足指刺激サポーターを提供せんとする。
【発明の効果】
【0019】
請求項1記載の発明によれば、足指に挿通して足指を刺激する足指刺激サポーターであって、帯状の弾性伸縮性部材からなる本体部と、本体部の両端部近傍に足指を挿通自在とする指挿通部を短辺方向に沿って1箇所以上穿設したことより、本体部を足首の後方から足の甲側に向けて交差させながら各足指を指挿通部に挿通させ装着するだけで、足の親指から小指にかけて任意の各指間の付根や各指を略均等に加圧することができる。
【0020】
また、足指刺激サポーターを装着して歩行しても足裏に本体部が位置しないため違和感を与えることがない。
【0021】
請求項2記載の発明によれば、本体部の両端部を形成する短辺をなす両端縁には、本体部よりも厚く突出した間接刺激凸部を形成したことより、足の親指から小指にかけて各指間や各指の付根を下方から効率よく加圧することができる。
【0022】
請求項3記載の発明によれば、指挿通部の開口縁には、本体部よりも厚く突出した直接刺激凸部を形成したことより、足の親指から小指にかけて各指の付根を更に効果的に加圧することができる。
【0023】
また、足の親指から小指にかけて隣接する各指間を効率的に加圧することができる。
【0024】
請求項4記載の発明によれば、指挿通部は、本体部の両端部近傍に各2箇所穿設したことより、本体部の一方の端部に親指と人差指を挿通し、他方の端部に薬指と小指を挿通することで足の親指から小指にかけて各指間の付根や各指を略均等に加圧することができる。
【0025】
また、本体部に左右の極性が生じないため装着が楽であり、更に、左右の足の何れに装着することもできる。
【0026】
請求項5記載の発明によれば、本体部の中途部の2箇所を交差して略一体に形成することで現出する開口を足挿通部としたことより、足のどの部位にどのように装着するか理解が容易なので足指刺激サポーターを直感的に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【0027】
図1】本実施形態に係る足指刺激サポーターを足に装着した説明図である。
図2】(a)は本実施形態に係る足指刺激サポーターの平面図で、(b)は(a)の部分拡大図で、(c)は(b)の部分断面図である。
図3】(a)は本実施形態に係る足指刺激サポーターの部分拡大平面図で、(b)は(a)の部分断面図で、(c)~(e)は(a)の他の部分断面図である。
図4】(a)は本実施形態に係る足指刺激サポーターの部分拡大平面図で、(b)は(a)の部分断面図で、(c)は(a)の他の部分断面図である。
図5】(a)は本実施形態に係る足指刺激サポーターの部分拡大平面図で、(b)は(a)の部分断面図で、(c)は(a)の他の部分断面図である。
図6】(a)は本実施形態に係る足指刺激サポーターの部分拡大平面図で、(b)は(a)の部分断面図で、(c)は本実施形態に係る他の足指刺激サポーターの部分拡大平面図で、(d)は(c)の部分断面図である。
図7】(a)~(f)は本実施形態に係る他の足指刺激サポーターの簡易平面図である。
図8】(a)、(b)は本実施形態に係る足指刺激サポーターの平面図である。
図9】(a)は本実施形態に係る足指刺激サポーターの変形例の平面図で、(b)は(a)の部分拡大図である。
【発明を実施するための形態】
【0028】
本発明に係る足指刺激サポーターの要旨は、足指に挿通して足指を刺激する足指刺激サポーターであって、帯状の弾性伸縮性部材からなる本体部と、本体部の両端部近傍に足指を挿通自在とする指挿通部を短辺方向に沿って1箇所以上穿設したことを特徴とする。すなわち、足の親指から小指にかけて任意の各指間の付根や各指を略均等に加圧すると共に、装着して歩行しても足裏に違和感を与えることがない足指刺激サポーターの提供を図ろうとするものである。
【0029】
以下、本発明に係る足指刺激サポーター1a,1bの一実施形態について図面を参照しながら説明する。また、本説明中において左右同一又は左右対称の構造や部品については、原則として同一の符号を付し、左右何れか一方のみを説明して、他方については説明を適宜省略する。
【0030】
本発明の実施形態に係る足指刺激サポーター1aは、図1図2(a)~(c)に示すように、足指Fに挿通して足指Fを刺激する足指刺激サポーター1aであって、帯状の弾性伸縮性部材からなる本体部2と、本体部2の両端部近傍に足指Fを挿通自在とする指挿通部10を短辺方向に沿って1箇所以上穿設している。
【0031】
このように形成した足指刺激サポーター1aは、足首Nの後方から足の甲側に向けて交差させながら本体部2の一方の端部に形成した指挿通部10に親指f1と人差指f2を挿通し、他方の端部に形成した指挿通部10に薬指f4と小指f5を挿通することで足の親指f1から小指f5にかけて任意の各指間の付根や各指を略均等に加圧することができる。
【0032】
以下、本実施形態に係る足指刺激サポーター1aの各部について具体的に詳述する。
【0033】
本体部2は、所定幅の帯状の弾性伸縮性部材からなり、具体的には、ナイロンやポリウレタン、ポリエステル等の合成樹脂材料からなるが、弾性シリコン樹脂やゴム材等のように弾性と伸縮性を共に備えた材料で一体に形成してもよい。
【0034】
本体部2は、図2(a)に示すように、本体部2の両端部近傍に各足指を挿通自在とする指挿通部10を短辺方向に沿って隣接して各2箇所穿設している。
【0035】
なお、指挿通部10は、図2(b)、(c)に示すように足指が挿通する程度に略円形に形成しているが、各足指が挿通する限り本体部2に切れ目を形成してスリット状にする等、指挿通部10の形状等は柔軟に変形・変更が可能である。
【0036】
また、図8(a)に示すように、本体部2の一方の端部近傍に指挿通部10を2箇所穿設し、他方の端部近傍に指挿通部10を3箇所穿設することや、図8(b)に示すように、本体部2の一方の端部近傍に指挿通部10を1箇所穿設し、他方の端部近傍に指挿通部10を3箇所穿設する等、指挿通部10の数は本実施形態に限定されるものではない。
【0037】
更に、足指刺激サポーター1a、(1b)の変形例として、図9(a)、(b)に示すように、平面視略T字状の2つの指挟持突片30を本体部2の端縁3から外側に向けて突設し、端縁3と連接した指挟持突片30を構成する指挟持片31の左右の開口32を指挿通部10として形成することもできる。
【0038】
また、本実施形態では、図3(a)、(b)に示すように、本体部2の両端部を形成する短辺をなす両端縁3,3には、本体部2よりも厚く突出した間接刺激凸部4を形成している。
【0039】
具体的には、間接刺激凸部4は、足指刺激サポーター1aを装着した際に足指の付根に位置するものであり、本体部2の表裏面から突出するように本体部2に対して当該部分の縫製を繰り返すことで他の部分よりも厚く形成しているが、間接刺激凸部4は、例えば、本体部2と同様の材料を細く帯状に形成したものを本体部2と縫合する等、本発明の要旨の範囲内において種々の変形・変更が可能である。
【0040】
なお、間接刺激凸部4は、図3(c)に示すように、本体部2の端面から突出するように形成することや、図3(d)に示すように、本体部2の表裏面と端面、すなわち端部全体から突出するように形成してもよく、また、本体部2と間接刺激凸部4を弾性シリコン樹脂等で一体に形成してもよい。
【0041】
更に、図3(e)に示すように、間接刺激凸部4の内部に弾性シリコン樹脂やゴム材等のように弾性と伸縮性を共に備えた棒状の材料からなる間接刺激部材5を短辺に沿って内設することもできる。
【0042】
なお、間接刺激部材5を間接刺激凸部4に内設するか否か、及び、どの部分の間接刺激凸部4に内設するか否かは任意である。
【0043】
また、本実施形態では、図4(a)、(b)に示すように、指挿通部10の開口縁11には、本体部2よりも厚く突出した直接刺激凸部12を形成している。
【0044】
具体的には、直接刺激凸部12は、足指刺激サポーター1aを装着した際に足指の付根に直接位置するものであり、本体部2の表裏面から突出するように本体部2に対して当該部分の縫製を繰り返すことで他の部分よりも厚く形成しているが、直接刺激凸部12は、例えば、本体部2と同様の材料を細く円環状に形成したものを本体部2と縫合する等、本発明の要旨の範囲内において種々の変形・変更が可能である。
【0045】
なお、直接刺激凸部12は、本体部2と直接刺激凸部12を弾性シリコン樹脂等で一体に形成してもよい。
【0046】
また、図4(c)に示すように、直接刺激凸部12の内部に弾性シリコン樹脂やゴム材等のように弾性と伸縮性を共に備えた円環状の材料からなる直接刺激部材13を開口縁11に沿って内設することもできる。
【0047】
なお、直接刺激部材13を直接刺激凸部12に内設するか否か、及び、どの部分の直接刺激凸部12に内設するか否かは任意である。
【0048】
また、直接刺激凸部12は、足指刺激サポーター1aを装着した際に足指の付根に直接位置する限り、例えば、図5(a)、(b)に示すように、指挿通部10の開口縁11の一部のみに形成してもよい。
【0049】
なお、この場合も、図5(c)に示すように、直接刺激凸部12の内部に直接刺激部材13を内設することができる。
【0050】
また、本実施形態に係る足指刺激サポーター1aは、図6(a)、(b)や図6(c)、(d)に示すように、上述した間接刺激凸部4と直接刺激凸部12を組み合わせて構成することもできる。
【0051】
また、図7(a)に示すように、本体部2の中途部の2箇所を交差して一体に形成することで現出する開口を足首Nが挿通可能な足挿通部20として構成した足指刺激サポーター1bとすることもできる。
【0052】
なお、本体部2が交差する箇所は、縫合にて一体に接続することや、本体部2が面一となるように一体に形成するだけでなく、一方の本体部に他方の本体部を挿通自在に形成して交差する本体部2が足の動きに合わせて互いに摺動移動自在に形成することもできる。
【0053】
この場合も、図7(b)~(f)に示すように、本体部2の両端部を形成する短辺をなす両端縁3,3や指挿通部10の開口縁11には、上述した間接刺激凸部4や直接刺激凸部12を形成することや、内部に間接刺激部材5や直接刺激部材13を内設することができ、また、これらを組み合わせて構成することもできる。
【0054】
以上、説明したように本実施形態に係る足指刺激サポーター1a,1bは構成している。
【0055】
このように足指刺激サポーター1a,1bは、足指Fに挿通して足指Fを刺激する足指刺激サポーター1a,1bであって、帯状の弾性伸縮性部材からなる本体部2と、本体部2の両端部近傍に足指Fを挿通自在とする指挿通部10を短辺方向に沿って1箇所以上穿設したことより、本体部2を足首Nの後方から足の甲側に向けて交差させながら各足指を指挿通部10に挿通させ装着するだけで、足の親指f1から小指f5にかけて任意の各指間の付根や各指を略均等に加圧することができる。
【0056】
また、足指刺激サポーター1a,1bを装着して歩行しても足裏に本体部2が位置しないため違和感を与えることがない。
【0057】
また、本体部2の両端部を形成する短辺をなす両端縁3,3には、本体部2よりも厚く突出した間接刺激凸部4を形成したことより、足の親指f1から小指f5にかけて各指間や各指の付根を下方から効率よく加圧することができる。
【0058】
また、指挿通部10の開口縁11には、本体部2よりも厚く突出した直接刺激凸部12を形成したことより、足の親指f1から小指f5にかけて各指の付根を更に効果的に加圧することができる。
【0059】
更に、足の親指f1から小指f5にかけて隣接する各指間を効率的に加圧することができる。
【0060】
また、指挿通部10は、本体部2の両端部近傍に各2箇所穿設したことより、本体部2の一方の端部に親指f1と人差指f2を挿通し、他方の端部に薬指f4と小指f5を挿通することで足の親指f1から小指f5にかけて各指間の付根や各指を略均等に加圧することができる。
【0061】
また、本体部2に左右の極性が生じないため装着が楽であり、更に、左右の足の何れに装着することもできる。
【0062】
しかも、本体部2の中途部の2箇所を交差して略一体に形成することで現出する開口を足挿通部20としたことより、足のどの部位にどのように装着するか理解が容易なので足指刺激サポーター1bを直感的に装着することができる。
【0063】
以上、本発明の本実施形態に係る足指刺激サポーター1a,1bの好ましい実施形態について説明したが、本発明は特定の実施形態に限定されるものではなく、種々の変形・変更が可能である。
【符号の説明】
【0064】
F 足指
1a 足指刺激サポーター
1b 足指刺激サポーター
2 本体部
3 端縁
4 間接刺激凸部
10 指挿通部
11 開口縁
12 直接刺激凸部
20 足挿通部
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【手続補正書】
【提出日】2020-10-23
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
足指に挿通して足指を刺激する足指刺激サポーターであって、
帯状の弾性伸縮性部材からなる本体部と、
前記本体部の両端部近傍に足指を挿通自在とする指挿通部を短辺方向に沿って1箇所以上穿設し
前記両端部を形成する前記短辺をなす両端縁には、前記本体部よりも厚く突出した間接刺激凸部を形成したことを特徴とする足指刺激サポーター。
【請求項2】
前記指挿通部の開口縁には、前記本体部よりも厚く突出した接刺激凸部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の足指刺激サポーター。
【請求項3】
前記指挿通部は、前記本体部の一方の端部近傍に前記指挿通部を1箇所穿設し、他方の端部近傍に前記指挿通部を2箇所穿設したことを特徴とする請求項1または2に記載の足指刺激サポーター。
【請求項4】
前記本体部の中途部の2箇所を交差して一体に形成することで現出する開口を足挿通部としたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の足指刺激サポーター。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
請求項1に係る発明では、足指に挿通して足指を刺激する足指刺激サポーターであって、帯状の弾性伸縮性部材からなる本体部と、前記本体部の両端部近傍に足指を挿通自在とする指挿通部を短辺方向に沿って1箇所以上穿設し、前記両端部を形成する前記短辺をなす両端縁には、前記本体部よりも厚く突出した間接刺激凸部を形成したことを特徴とする足指刺激サポーターを提供せんとする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】削除
【補正の内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0016】
請求項に係る発明では、前記指挿通部の開口縁には、前記本体部よりも厚く突出した直接刺激凸部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の足指刺激サポーターを提供せんとする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0017】
請求項に係る発明では、前記指挿通部は、前記本体部の一方の端部近傍に前記指挿通部を1箇所穿設し、他方の端部近傍に前記指挿通部を2箇所穿設したことを特徴とする請求項1または2に記載の足指刺激サポーターを提供せんとする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0018】
請求項に係る発明では、前記本体部の中途部の2箇所を交差して一体に形成することで現出する開口を足挿通部としたことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の足指刺激サポーターを提供せんとする。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0021】
また、本体部の両端部を形成する短辺をなす両端縁には、本体部よりも厚く突出した間接刺激凸部を形成したことより、足の親指から小指にかけて各指間や各指の付根を下方から効率よく加圧することができる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0022】
請求項記載の発明によれば、指挿通部の開口縁には、本体部よりも厚く突出した直接刺激凸部を形成したことより、足の親指から小指にかけて各指の付根を更に効果的に加圧することができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0024】
請求項記載の発明によれば、指挿通部は、本体部の一方の端部近傍に指挿通部を1箇所穿設し、他方の端部近傍に指挿通部を2箇所穿設したことより、本体部の方の端部に親指と人差指を挿通し、方の端部にその他の任意の指を挿通することで足の親指から小指にかけて任意の各指間の付根や各指を略均等に加圧することができる。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0026】
請求項記載の発明によれば、本体部の中途部の2箇所を交差して略一体に形成することで現出する開口を足挿通部としたことより、足のどの部位にどのように装着するか理解が容易なので足指刺激サポーターを直感的に装着することができる。