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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022022180
(43)【公開日】2022-02-03
(54)【発明の名称】運動バッグ
(51)【国際特許分類】
   A45C 11/00 20060101AFI20220127BHJP
【FI】
A45C11/00 H
【審査請求】未請求
【請求項の数】20
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021120583
(22)【出願日】2021-07-21
(31)【優先権主張番号】16/937,172
(32)【優先日】2020-07-23
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】520459469
【氏名又は名称】エー7 フィットネス インコーポレイテッド
(74)【代理人】
【識別番号】110001243
【氏名又は名称】特許業務法人 谷・阿部特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ジェイセン エル.ウェブ
【テーマコード(参考)】
3B045
【Fターム(参考)】
3B045AA35
3B045AA37
3B045CA01
3B045CA03
3B045CB04
3B045DA23
3B045DA42
3B045DA43
3B045DA46
3B045FC04
3B045FC08
3B045GA03
(57)【要約】
【課題】運動器具だけでなく他の個人的な品目を一緒に運ぶことができる便利な運動バッグを提供する。
【解決手段】運動バッグは、ウエイトリフティングベルトなどのベルトを他の個人的な品目と一緒に運ぶように構成されている。ベルトは、運動バッグの外側部分で保持要素によって運ばれてもよい。運動バッグは、任意の数の区画、パウチ、その他の保持部またはホルダーを含み得る。このベルトは、運動バッグで運ばれるとき、運動バッグの他の区画またはパウチを開いたり、アクセスすることなくアクセス可能である。さらに、運動バッグの区画および/またはパウチは、運動バッグの保持部が保持しているベルトを取り外したり緩めたりすることなくアクセス可能である。運動バッグには、運動バッグの外側から直接アクセスできるシューズ区画があり、運動バッグの他の品目とシューズを分離したライナーが付いている。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
外側表面、
前記外側表面から少なくとも部分的に離間するように構成された第1のフラップであって、前記外側表面および前記第1のフラップが第1の区画を画定する第1のフラップ、および
前記第1のフラップに少なくとも部分的に取り付けられた保持部であって、細長い物体を保持するように構成された保持部、を備え、
前記第1の区画は、前記細長い物体を前記保持部から除去することなくアクセス可能であることを特徴とするバッグ。
【請求項2】
前記細長い物体は、前記第1の区画にアクセスすることなく、アクセスされ得ることを特徴とする請求項1に記載のバッグ。
【請求項3】
前記保持部は、2つ以上の隙間が前記保持部と前記第1のフラップによって画定されるように前記第1のフラップに取り付けられ、前記保持部は、少なくとも1つの前記隙間を通して巻き付けられている前記細長い物体によって、前記細長い物体を保持するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のバッグ。
【請求項4】
前記細長い物体はベルトであることを特徴とする請求項1に記載のバッグ。
【請求項5】
前記外側表面から少なくとも部分的に離間するように構成された第2のフラップであって、前記外側表面と第2の区画を画定する第2のフラップをさらに備え、前記第2の区画は前記保持部から前記細長い物体を除去することなくアクセス可能であることを特徴とする請求項1に記載のバッグ。
【請求項6】
パウチを画定するために前記第2の区画内の前記第2のフラップに少なくとも部分的に取り付けられた第2の保持部をさらに備え、前記パウチは、前記第2の保持部から前記細長い物体を除去することなく、または前記第2の区画にアクセスすることなくアクセス可能であることを特徴とする請求項5に記載のバッグ。
【請求項7】
前記第2の区画の外側の前記第2のフラップに少なくとも部分的に取り付けられる第2の保持部であって、前記第2の細長い物体を保持するように構成された第2の保持部をさらに備え、ここで前記第2の区画および前記第1の区画は、前記保持部から第2の細長い物体を除去することなくアクセス可能であることを特徴とする請求項5に記載のバッグ。
【請求項8】
前記外側表面に少なくとも部分的に取り付けられた水筒保持部をさらに備え、前記水筒保持部と前記外側表面は、水筒を保持するように構成された水筒パウチを画定することを特徴とする請求項1に記載のバッグ。
【請求項9】
前記水筒保持部は、親水性材料を備えることを特徴とする請求項8に記載のバッグ。
【請求項10】
前記外側表面から少なくとも部分的に離間するように構成された第2のフラップ、および
内側表面に取り付けられ、前記第2のフラップに整列されたライナーであって、第2のフラップとシューズの区画を画定しているライナー
をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載のバッグ。
【請求項11】
前記ライナーは、前記第1の区画内にあることを特徴とする請求項10に記載のバッグ。
【請求項12】
前記シューズの区画は、前記細長い物体を前記保持部から取り除くことなくアクセス可能であることを特徴とする請求項10に記載のバッグ。
【請求項13】
前記バッグの外部寸法は、約9インチ×14インチ×22インチ(22センチメートル×35センチメートル×56センチメートル)以下であることを特徴とする請求項1に記載のバッグ。
【請求項14】
外側表面、
前記外側表面から少なくとも部分的に離間するように構成された第1のフラップであって、前記外側表面および前記第1のフラップが第1の区画を画定する第1のフラップ、
前記外側表面から少なくとも部分的に離間するように構成された第2のフラップであって、前記外側表面および前記第2のフラップが第2の区画を画定する第2のフラップ、
ラップトップコンピュータを保持するように構成されるパウチを画定するために、前記第2の区画内で前記第2のフラップに少なくとも部分的に取り付けられた第1の保持部、
前記外側表面に少なくとも部分的に取り付けられた水筒保持部であって、前記水筒保持部と前記外側表面が水筒を保持するように構成された水筒パウチを画定する水筒保持部、
前記外側表面から少なくとも部分的に離間するように構成されている第3のフラップ、および
内側表面に取り付けられ、且つ前記第3のフラップに整列されたライナーであって、前記ライナーおよび前記第3のフラップがシューズの区画を画定するライナー、
を備えることを特徴とする運動バッグ。
【請求項15】
少なくとも部分的に前記第1のフラップに取り付けられた第2の保持部であって、細長い物体を保持するように構成された第2の保持部をさらに備え、前記第1の区画は、前記細長い物体を前記保持部から除去することなくアクセス可能であることを特徴とする請求項14に記載の運動バッグ。
【請求項16】
前記第2の区画は、前記細長い物体を前記保持部から取り除かずにアクセス可能であることを特徴とする請求項15に記載の運動バッグ。
【請求項17】
前記シューズの区画は、前記細長い物体を前記保持部から取り除くことなくアクセス可能であることを特徴とする請求項15に記載の運動バッグ。
【請求項18】
前記バッグを人の背中に搭載するために構成された第1のストラップと第2のストラップを備えることを特徴とする請求項14に記載の運動バッグ。
【請求項19】
前記ライナーが、前記第1の区画内にあることを特徴とする請求項14に記載の運動バッグ。
【請求項20】
バッグの寸法が、凡そ9インチ×14インチ×22インチ(22センチメートル×35センチメートル×56センチメートル)以下であることを特徴とする請求項14に記載の運動バッグ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本出願は、2020年1月10日に出願され「バッグ」と題されている米国のデザイン特許出願第29/720,189号の一部継続出願であり、本明細書にその全体が参照によって組み込まれている。
【背景技術】
【0002】
体重および/または体力の運動アスリートなどのアスリートは、ジム用シューズ、ウェイトベルト、および運動服などの特殊な運動器具を運ぶ必要がよくある。さらに、これらのアスリートは、ラップトップコンピュータなどの他の私物や器具をも運ぶ必要がある。多くの場合、コンパクトで便利な形状要素で、運動器具と個人的な品目の両方を輸送することは困難である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
多くの場合、アスリートは、航空会社、バス、車などを介して、公共または民間の交通機関の様々な形態によって、その人の運動器具だけでなく、その人の他の私物を輸送する必要がある。
【課題を解決するための手段】
【0004】
様々な輸送形態を経由して移動する際に、アスリートが必要とする持ち物のためのコンパクトで輸送しやすい機構を有することは有用である。
【図面の簡単な説明】
【0005】
詳細な説明は、添付の図を参照してなされる。図において、参照番号の左端の桁は、参照番号が最初に表示された図を特定する。異なる図においての同じ参照番号は、類似または同一の品目を示している。
図1図1は、開示の例示的実施形態に従う、実施例の運動バッグの斜視模式図を示している。
図2図2は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグの正面模式図を示している。
図3図3は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグの背面模式図を示している。
図4図4は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグの右側面模式図を示している。
図5図5は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグの左側面模式図を示している。
図6図6は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグの頂面模式図を示している。
図7図7は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグの底面模式図を示している。
図8図8は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグが人の背中に取り付けられ、ウェイトベルトが運動バッグ上に垂直方向に携行されている状態での状況の模式図を示している。
図9図9は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグでウェイトベルトが運動バッグ上に水平方向に携行されている状態での状況の模式図を示している。
図10図10は、開示の例示的実施形態に従う、人の背中に取り付けられ、そしてウェイトベルトが運動バッグ上で水平方向に携行されている状態での図1の実施例運動バッグの写真を示している。
図11図11は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグのフラップの内側表面の写真を示している。
図12図12は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグのシューズキャリアによって画定されたキャビティ内に一対のシューズが配置された状態のシューズキャリアのフラップの内側表面の写真を示している。
図13図13は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグのシューズキャリアのライナーの外側表面の写真を示している。
図14図14は、開示の例示的実施形態に従う、運動バッグの水筒キャリア内に水筒が配置されている状態の図1の実施例運動バッグの背面の形態の写真を示している。
【発明を実施するための形態】
【0006】
この開示の例示的実施形態としては、運動および/またはジム用の様々な器具、並びに運動以外の個人的な品目を運ぶように構成された運動バッグを含んでいる。運動バッグは、バックパックなどの任意の適切なタイプのバッグであってもよい。運動バッグは、コンパクトな形状因子で、便利および/または人間工学的なデザインを備え、運動器具を運ぶときに、人が一緒に旅行するのに便利であるように構成されてもよい。運動バッグは、例示的実施形態において、飛行機、車、バスなどを使用しての運動用および非運動用器具を輸送するために、特に適しているかもしれない。例えば、運動バッグには、航空旅行の機内持ち込み手荷物とみなされる外部寸法が付く場合がある。いくつかの例示的実施形態では、運動バッグがほとんどの航空会社の飛行機に機内持ち込み手荷物として持ち込むことができるように、運動バッグは、9インチ×14インチ×22インチ(22センチメートル×35センチメートル×56センチメートル)以下の外部寸法を有し得る。
【0007】
開示の例示的実施形態によれば、運動バッグは、ユーザーが運動バッグの中または上で様々な運動器具を運ぶことを可能にする様々な要素を含んでいてもよい。場合によっては、運動バッグは、その人のシューズを置くことができる、シューズの区画を含んでいる。シューズの区画は、運動バッグの他の区画(例えば、メインの区画)を開かなくてもアクセス可能であってもよい。シューズの区画は、運動バッグの外側表面に締結されるように構成されてもよいパネルまたはフラップを含んでもよく、フラップが開かれるとき、フラップおよびライナーによって画定されたキャビティへのアクセス可能である。シューズ、他の履物、または実際には任意の適切な品目が、キャビティ内に配置され、フラップを閉じることによって固定される。フラップは、運動バッグの外側表面に対して、フラップの3辺まで、それぞれ取り外しまたは取り付ける方法で開閉され得る。フラップは、ここで説明されるように、1側、2側、3側、または1つ以上の側の任意の部分側で開かれ得る。長方形以外のフラップの場合、フラップは、その周囲の適切な部分に沿って部分的に開かれ得る。フラップは、ジッパー、ボタン、フックアンドループ(例えば、VELCRO(登録商標))、または任意の適切な締結機構を通じて開閉されるように構成されてもよい。
【0008】
シューズの区画は、運動バッグのユーザーが、自分の区画にその人のシューズを隔離することを可能にする。シューズは、シューズ区画のライナーによって、運動バッグ内の他の持ち物から分離されてもよい。その結果、シューズに付着した汚れやその他の要素が、運動バッグ内の他の品目を汚したり、汚染させたりすることはできない。これは、運動バッグのユーザーが、その人の他の持ち物から分離しておくためにシューズを個別に包む必要がなくなるので、全体的な利便性を向上させる可能性がある。さらに、シューズの区画は、運動バッグのユーザーの他の持ち物からシューズを隔離することによって衛生を改善することができる。場合によっては、シューズは、特に、運動活動で繰り返し使用した後、臭いを発したり、言い換えれば、臭くなることがある。シューズの区画にシューズを分離することにより、本明細書に記載されているように、臭気のあるシューズが運動バッグの中の他の所持品に臭いを移す可能性が低くなる。
【0009】
例示的実施形態では、運動バッグは、ベルトキャリアをさらに含んでもよい。ベルトキャリアは、ベルト保持部と運動バッグの外側表面との間に2つ以上の開口部がある方法で、運動バッグの外側表面に取り付けられたベルト保持部を含んでいてもよい。開口部は、ベルト保持部の周りに巻くためにベルトが蛇行され得るフープとして機能することができる。場合によっては、ベルトが蛇行され得るベルト保持部の対峙する両側に2つの開口部(例えば、ベルト保持部がバッグの外側表面に取り付けられていない部分)が存し、そして他の場合には、ベルト保持部の対峙する両端に開口部の対を備える4つ以上の開口部が存してもよい。例えば、ベルト保持部の頂部と底部に開口部がある場合、ベルトはこれら2つの開口部を通してループされ、地面に対して垂直に向けて運ばれる。同様に、ベルト保持部の右側と左側に開口部がある場合、ベルトはこれら2つの開口部を通してループされ、地面に対して水平に向けて運ばれる。場合によっては、開口部、または隙間は、ベルト保持部および運動バッグの外側表面によって画定されるとき、バックルやフープなどのベルトの特徴部がそれらの開口部を通過しないように、大きさが設定されてもよい。これは、ベルトを所定の位置に固定するためにベルトの特徴部が開口部に係合するのを可能にする。場合によっては、あるタイプのベルトに対して一部の隙間は大きさの設定がされ、その他の隙間はその他のタイプのベルトを運ぶためのものであってもよい。その他の場合、隙間は同じ一般的な大きさであってもよい。
【0010】
ベルトキャリアは、実施例の実施形態において、人が自身のベルトを運び、且つ運動バッグのメイン区画を開くことなく、ベルトにアクセスするための機構を提供し得る。さらに、ベルト保持部およびベルト保持機構は、運動バッグの他の区画(例えば、メイン区画、シューズ区画など)に、運動バッグからベルトを取り外したり緩めたりすることなくアクセスすることができるようにされてもよい。これは、運動バッグのユーザーが、運動バッグ内の他の品目から独立してベルトにアクセスするのを便利にする。例えば、運動バッグのユーザーは、ベルトキャリアのベルト保持部に固定されているベルトを取り外し、緩め、または移動させたりすることなく、自身のラップトップコンピュータを、運動バッグのラップトップパウチからすばやく簡単に、取り出すことができる。ベルトは、本明細書に記載されているように、任意の適切なベルトまたは運動器具および/または個人的な品目の他の細長い部分であってもよい。例えば、ベルトは、任意の様々な重量挙げ者のベルト、他のスポーツのための支持ベルト、武道に用いられる等の位階を示すベルト、レスリング、ボクシング、またはアームレスリングで授与されるようなトロフィーベルト、パンツベルト、スカーフ、またはサスペンダーなどの個人的な服装、それらの組み合わせ等であってもよい。
【0011】
いくつかの例示的実施形態では、運動バッグは、第1のベルト保持部および第2のベルト保持部を含んでもよい。第1のベルト保持部は運動バッグの前面にあり、第2のベルト保持部は運動バッグの背面にあってもよい。重量挙げベルトのようなベルトは、第1のベルト保持部と第2のベルト保持部の両方の隙間を通って蛇行されてもよい。このように、長いベルトおよび/または鋭角に曲げることができないベルトは、運動バッグの反対側の2つのベルト保持部の組み合わせによって保持され得る。その結果、保持されるべきベルトは、第1のベルト保持部と第2のベルト保持部の両方に係合するべく、少なくとも部分的に運動バッグの周りに巻かれ得る。
【0012】
例示的実施形態において、運動バッグは、スロット、ワイドパウチ、および/またはラップトップパウチを含み、そこでは、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、その他の適切なコンピューティングデバイス、ノートブック、ペーパー、バインダーなどを配置することができる。ラップトップパウチは、運動バッグのメイン区画内などの、運動バッグの任意の適切な場所に配置され得る。一実施形態では、ラップトップパウチは、運動バッグのメイン区画フラップの内側表面に配置されてもよい。ラップトップパウチは、パウチを形成するために、運動バッグのメイン区画フラップの内側表面に3つの側部で取り付けられたラップトップ保持部を含み得る。運動バッグのメイン区画を開いたり、部分的に開けることによって、運動バッグの他のパウチ、区画、または保持部にアクセスすることなく、ラップトップコンピュータにすばやくアクセスできる。例えば、ラップトップコンピュータにアクセスするために、シューズ、水筒、ウエイトリフティングベルトなどを移動させる必要はない。
【0013】
運動バッグは、例示的実施形態において、水筒パウチまたはそれ以外の場合は、一般的に円筒状の物体のパウチまたはホルダーを更に含んでいてもよい。水筒パウチは、運動バッグの外側表面に取り付けられた水筒保持部を含んでもよい。この水筒保持部は、運動バッグの外側表面と連携して、水筒を所定の位置に保持することができる。例示的実施形態では、水筒保持部は、水筒パウチ内の水筒の配置を容易にする弾性部分および/または水筒パウチ内の水筒の安全な保持を可能にする弾性部分を含んでもよい。場合によっては、水筒パウチは、弾性部分の代わりに、または弾性部分に加えて、水筒パウチの開口部が調節されるのを許容する結びひもを含み得る。この方法で、水筒は、水筒パウチ内に固定されてもよい。
【0014】
場合によっては、水筒保持部は、冷水ボトルからの結露が運動バッグの外側表面から遠ざかるような方法で構築され得る。例えば、水筒保持部は、冷水ボトルからの結露が運動バッグの残りを濡らさないような方法で滴下するように、水筒保持部の側壁よりも運動バッグの外側表面から遠位である底の位置に1つ以上の穴を有し得てもよい。いくつかの例示的実施形態では、水筒保持部は比較的親水性の材料から構築されてもよいし、運動バッグの外側表面は比較的疎水性材料から構築されてもよい。このようにして、水筒保持部は、冷水ボトルの外側からの凝縮またはこぼれた液体を吸収し、運動バッグの外側表面は液体をはじき、運動バッグの他の部分に浸透するのを防ぐことができる。いくつかの例示的実施形態では、水ボトル保持部は、ヒドロゲル、アクリロニトリル、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリアクリルアミド共重合体、エチレン無水マレイン酸https://en.wikipedia.org/wiki/Maleic_anhydride共重合体、架橋カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール共重合体、架橋ポリエチレンオキシド、綿、リネン、麻系織物、織物、それらの組合せ等の超吸収性ポリマーのような超吸収性材料から構築され得る。さらに、運動バッグの外側表面は、不織布、ポリエステル、ナイロン、ライクラ、スパンデックス、ナイロン、レーヨン、それらの組み合わせ等のような任意の適切な材料から構成され得る。場合によっては、水筒保持部と運動バッグの外側表面が同じ材料から構成されてもよい。
【0015】
この運動バッグは、本明細書に開示されるとおり、パウチ、区画、および/または他の保持部の任意の種類をさらに含んでいてもよい。例示的実施形態では、他の区画から離間されるか、または別の区画内に配置された区画が存在し得る。例えば、フックアンドループファスナー付きの書類区画などの他の区画が存するメイン区画が存在する場合がある。その他の特徴部は、ペンおよび/または鉛筆用のループ(例えば、保持部)、鍵、財布、がまぐち、お金、クレジットカードなどを保管するための区画が含まれる。これらの保持部および/または区画は、運動バッグのメイン区画内であってもよく、運動バッグの特徴部を分断することができ、および/または運動バッグの外側表面から配置またはアクセス可能である可能性がある。さらに、運動バッグは、持ち上げおよび/または持ち運びを容易にするために、様々なストラップおよび/またはハンドルをその上に配置していてもよい。例えば、運動バッグは、背中に運動バッグを取り付けるためのストラップを備えるバックパックの形態であってもよい。さらに、運動バッグを持ち上げたりおよび/または持ち運んだりするためのバックマウントストラップに加えて、1つ以上の他のストラップが存在してもよい。他の例示的実施形態では、運動バッグは、格納式(例えば、入れ子式)ハンドルおよび車輪を含み、かつ、機内持ち込みカバンの形態とすることができる。
【0016】
図1は、開示の例示的実施形態に従って、実施例の運動バッグ100の斜視模式図を示している。運動バッグ100は、側部外側表面102、頂部外側表面104、前部外側表面106、および/または任意の数のストラップ110、112、120を含んでいてもよい。表面102、104、106は、任意の適切な材料から形成され得、そして任意の適切なレベルの剛性を有し得る。例えば、場合によっては、表面102、104、106は、柔らかい革、デニム等のような剛性の低い材料から形成され得る。他の場合には、表面102、104、106の構成のために、硬質牛皮、硬質ナイロン等のようなより硬質な材料が使用され得る。例示的実施形態では、表面102、104、106は、単一タイプの材料(例えば、単一材料から構築される)を含み得る。他の例示的実施形態では、表面102、104、106は、材料、複合材料、および/または層状の不均一または均一な材料の混合物を含んでもよい。場合によっては、硬く、および/またはより剛性の硬材料(例えば、角部支持体)が、追加、および/または所望の剛性レベルを提供するために、表面102、104、106の1つ以上の角部に設けられてもよい。運動バッグ100は、その表面102、104、106のみならず、綿、ライクラ、ウール、レーヨン、ポリエステル、ナイロン、スパンデックス、フランネル、絹、デニム、天然繊維、セルロース繊維、合成繊維、織布、ニットクロス、プラスチック、リネン、麻ベースの生地、ポリエチレンテレフタレート(PETEまたはPET)、高密度ポリエチレン(HDPE)、ポリ塩化ビニル(PVC)、低密度ポリエチレン(LDPE)、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレンまたは発泡スチロール(PS)、それらの組み合わせを用いて形成されてもよい。
【0017】
ストラップ110、112、120は、任意の適切なタイプであってもよく、運動バッグ100を持ち上げ、運び、および/または固定することを可能にする機能を提供し得る。例えば、ストラップ110、112は、手を使って運動バッグ100を取り上げたりおよび/または運んだりできるように構成されたハンドストラップとして描かれている。ストラップ110、112は、人が隙間を通して快適におよび/または確実に持ち手を滑らせることができるように、表面102、104からそれぞれ十分な隙間を許容することができる。一方、ストラップ120は、背中や胸部に運動バッグ100を持ち上げおよび/または搭載するためのバックパックストラップとして描かれている。ストラップ120は、人がその人の体の大きさまたは快適さに応じて、ストラップ120の長さを合わせるのを可能にするように調整され得る。ストラップ110、112、120には、運動バッグ100の使用者の快適性を得るための発泡材が含まれていてもよい。例えば、布で囲まれた発泡材は、特に運動バッグ100が重い場合、またはそのユーザーが長時間背中で運動バッグ100を運ばなければならない場合、より快適なストラップ120を提供し得る。運動バッグ100のストラップ110、112、120は、綿、織布、不織布、ポリエステル、ナイロン、ライクラ、スパンデックス、レーヨン、これらの組み合わせ等など、任意の適切な材料から構成され得る。
【0018】
運動バッグ100は、運動バッグのメイン区画にアクセスするためのフラップとしての前部外側表面106を開くために、さらに、ジッパー134とジッパースライダー136を含み得る。前部外側表面106、ジッパー134及びジッパースライダー136によってアクセス可能なメイン区画内には、衣服または他の適切な品目を格納することができる。運動バッグ100のメイン区画を開くおよび/またはアクセスするための機構として、本明細書にはジッパー134およびジッパースライダー136が示されているが、開示は、前部外側表面106を開閉するための任意の適切な機構、これらに限定されないが、ボタン、面ファスナー等を含んでいる。表面102、104、106によって画定されるメイン区画は、その中に追加の区画、パウチ、等を有し得る。例えば、シューズ区画の一部(例えば、シューズ区画ライナー)は、メイン区画内に配置されてもよい。さらに、メイン区画は、ラップトップコンピュータ、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ペン、鉛筆、または実際に、任意の適切な品目を保持するために保持部を備えて形成されたパウチのような1つ以上のパウチを含んでもよい。さらに、例示的実施形態によれば、メイン区画は、分割された部分のサブ区画を含み得る。例えば、サブ区画は、運動バッグ100内の清潔な衣服から汚れた衣服を分離するために使用され得る。
【0019】
さらに、運動バッグ100は、運動バッグ100の背面フラップを開くためのジッパー130とジッパースライダー132を含んでいる。例示的実施形態では、背面フラップは、その中のラップトップパウチにアクセスするために開かれ得る。したがって、背面フラップとラップトップパウチは、メイン区画などの運動バッグ100の他の部分を開く必要なく、ラップトップコンピュータ、他のコンピューティングデバイス、または実際に他の個人的な品目に容易にアクセスするのを可能にし得る。本明細書に開示されるように、運動バッグ100は、いくつかの実施例の実施形態おいては、複数のラップトップパウチを含み得る。例えば、運動バッグ100の後部にラップトップパウチが配置されるのみならず、運動バッグ100のメイン区画内に別のラップトップパウチが配置され得る。運動バッグ100の背面フラップを開くためのジッパー130及びジッパースライダー132はまた、ラップトップパウチより以上に、露出させることができる。例えば、複数のパウチ、1つ以上の区画、および/またはペンホルダーが存在してもよい。ジッパー130およびジッパースライダー132は、運動バッグ100の後部のラップトップパウチを開くおよび/またはアクセスするための機構として本明細書に示されているが、開示には、これらに限定されないが、ボタン、フックアンドループファスナー等を含む背面フラップを開閉するための任意の適切な機構が含まれる。
【0020】
さらに、運動バッグ100は、ジッパー144及びジッパースライダー142で開閉することができるシューズ区画フラップ140を含んでもよい。ジッパー144およびジッパースライダー142は、運動バッグ100のシューズ区画を開くおよび/またはアクセスするための機構として本明細書に示されているが、開示は、これらに限定されないが、ボタン、面ファスナー等を含むシューズ区画フラップ140を開閉するための任意の適切な機構を意図している。シューズ区画フラップ140が開いている場合、シューズライナーによって画定されたスペースは、シューズライナーおよびシューズ区画フラップ140によって画定されたスペース内から、シューズを挿入および/または取り外すためにアクセス可能であり得る。したがって、シューズ、その他の履物、または実際には任意の適切な品目は、区画内に配置され、シューズ区画フラップ140を閉じることによって固定され得る。例示的実施形態では、シューズ区画は、運動バッグ100の他の区画(例えば、メイン区画)を開かずにアクセス可能であり得る。
【0021】
シューズ区画は、運動バッグ100のユーザーが自分の区画内でシューズを隔離することを可能にする。このシューズは、シューズ区画のライナーによって運動バッグ100内の他の所持品から分離されてもよい。その結果、シューズからの汚れまたは臭いは、少なくとも部分的には、運動バッグ100に保管された他の衣服または物品から隔離することができる。これは、運動バッグ100のユーザーが自分の他の持ち物からそれらを分離するために、自分のシューズを個別に包む必要がなくなるので、全体的な利便性を向上させる可能性がある。さらに、シューズの区画は、運動バッグのユーザーの他の持ち物から、シューズを分離することによって衛生を改善する可能性がある。
【0022】
例示的実施形態では、運動バッグ100は、前部外側表面106に取り付けられたベルト保持部150をさらに含んでもよい。ベルト保持部150と前部外側表面106は、その間に1つ以上の隙間152、154を画定する。ベルト保持部150と隙間152,154は、運動バッグ100の使用者が、重量挙げベルトや武道ベルトなどの細長い品目を運ぶことを可能にし得る。このベルトは、隙間152、154を通して、ベルト保持部150の周りに巻き付けることができる。このようにして、ベルトは、他の区画(例えば、メイン区画、シューズ区画など)のいずれかにアクセスすることなくアクセスすることができる。さらに、ベルト保持機構としてのベルト保持部150は、運動バッグの他の区画(例えば、メイン区画、シューズ区画など)に、運動バッグ100からベルトを取り外したり緩めたりすることなくアクセスすることを可能にする。これにより、運動バッグ100のユーザーが、運動バッグ100内の他の品目から独立してベルトにアクセスするのが便利になる。例えば、運動バッグのユーザーは、ベルト保持部150に固定されているベルトを、取り外し、緩める、または移動させることなく、迅速かつ容易に、運動バッグ100のラップトップパウチからラップトップコンピュータを取り出すことができる。
【0023】
ベルトおよび運動バッグ100内の他の品目に独立してアクセスする能力は、運動バッグ100のユーザーにとって特に有益である。ベルトを見つけるために、他の区画を探り当てなければならないのは時間の浪費であるかもしれない。さらに、ベルトは、その上に、汗、他の生物流体、チョーク、その他の運動吸収剤などを有しているかもしれない。したがって、運動バッグ100のユーザーの他の品目と接触しないような方法でベルトを運ぶことは有利であり得、そのため他の品目はベルトによって汚されない。さらに、保持部150がなければ、ベルトはバッグの周りに巻き付けられるかもしれず、バッグの他の区画にアクセスする必要があるたびに、ベルトを元に戻すことが必要となる。これは時間がかかり、不便である。従って、独自の保持機構を有することにより、本明細書に開示されるように、運動バッグ100の他の区画にアクセスするために、緩められたり、取り外されたりする必要がないベルトは、運動バッグ100のユーザーにとって時間効率的で利便的である。
【0024】
例示的実施形態では、運動バッグ100は、様々な輸送モードを介して運動器具やその他の所持品を輸送する際に使用され得る。その結果、運動バッグ100は、持ち物を運ぶのに十分な容積を可能にする便利な形状因子にあり、様々な輸送車両(例えば、バス、飛行機、車など)に運んだり保管したりするのに不便ではない。例示的実施形態では、運動バッグ100は、多くの航空会社で機内持ち込み手荷物とみなすことを可能にする、形状因子および/または寸法を有し得る。例えば、運動バッグ100は、9インチ×14インチ×22インチ(22センチメートル×35センチメートル×56センチメートル)以下の寸法を持ち、機内持ち込み手荷物とみなされる。この運動バッグ100の大きさであることは、運動バッグ100と共に飛行する際に、運動バッグ100をチェックインする必要がなく、運動バッグ100の利用者に利便性を提供する。
【0025】
図2は、開示の例示的実施形態に従って、図1の実施例の運動バッグ100の正面の模式図を示している。この図に示すように、運動バッグ100のベルト保持部150と前側表面106との間に、隙間152、154と共に追加の隙間202、204が存在し得る。隙間152、154、202、204は、ベルトをベルト保持部150に担持するために、ベルトまたは他の細長い品目を周りに巻き付けるように使用される。ベルトは、ベルトを隙間152、204に通して包み込むことによるような垂直構成であってもよいし、ベルトは、隙間154、202を通してベルトを包むことによる水平構成であってもよい。
【0026】
例示的実施形態において、運動バッグ100は、運動バッグ100の外側表面に取り付けられた水筒保持部210をさらに含んでいてもよい。この水筒保持部210は、運動バッグ100の外側表面と連動して、水筒を所定の位置に保持し得る。例示的実施形態では、水筒保持部210は、水筒保持部によって形成された水筒パウチ内の水筒の配置を容易にする弾性部分を含み得る。場合によっては、水筒パウチは、弾性部分の代わりに、または弾性部分に加えて、水筒パウチの開口部が調節されるのを許容する結びひもを含み得る。このようにして、水筒は、少なくとも水筒保持部210によって画定される水筒パウチ内に固定されてもよい。
【0027】
場合によっては、水筒保持部210は、冷水ボトルからの結露が運動バッグ100の外側表面から離れて向けられるように構築されてもよい。例えば、水筒保持部210は、冷水ボトルからの結露が運動バッグ100の残りを濡らさないような方法で滴下するように、水筒保持部の側壁よりも運動バッグの外側表面から遠位にある底部の位置に1つ以上の穴を有してもよい。いくつかの例示的実施形態では、水筒保持部210が比較的親水性の材料から構築されてもよいし、一方、運動バッグ100の外側表面は比較的疎水性材料から構築されてもよい。このようにして、水筒保持部210は、冷水ボトルの外側からの凝縮またはこぼれ液を吸収しつつ、運動バッグ100の外側表面は液体をはじき、運動バッグ100の他の部分に浸透するのを防ぐことができる。いくつかの例示的実施形態では、水筒保持部210は、ヒドロゲル、アクリロニトリル、ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、ポリアクリルアミド共重合体、エチレン無水マレイン酸共https://en.wikipedia.org/wiki/Maleic_anhydride重合体、架橋カルボキシメチルセルロース、ポリビニルアルコール共重合体、架橋ポリエチレンオキシド、綿、リネン、麻系織物、織物、織物、それらの組合せ等の超吸収性材料から構築され得る。場合によっては、水筒保持部210と運動バッグの外側表面が同じ材料から構成されてもよい。
【0028】
図3は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例の運動バッグの背面模式図を示している。運動バッグ100は、背部外側表面300を含んでいるが、その説明は外側表面102、104、106の説明と同様である。また、任意選択的に、第2のベルト保持部302が、第2のベルト保持部302と背部外側表面300とが複数の隙間304、306、308、310を形成するような方法で、配置されて存してもよい。ベルト保持部150と同様に、第2のベルト保持部302はまた、ベルトおよび/または他の細長い品目を保持するように構成されてもよい。したがって、このデザインでは、2つの別個のベルト保持部150、302が存し得る。場合によっては、ベルトは、第1のベルト保持部150と第2のベルト保持部302の協力によって保持され得る。これらの場合、ベルトは、運動バッグ100の底部に巻き付けられ、ベルト保持部の1つ以上の隙間152、154、202、204、ならびに第2のベルト保持部302の1つ以上の隙間304、306、308、310を介して設けられてもよい。このようにして、長く、および/または鋭角で曲げられないベルトが、運動バッグ100の反対側の2つのベルト保持部150、302の組み合わせによって保持され得る。したがって、保持されるべきベルトは、運動バッグ100の周りに少なくとも部分的に巻き付けられ、第1ベルト保持部150と第2ベルト保持部302と係合することができる。
【0029】
図4は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグの右側面模式図を示している。運動バッグ100は、側部外側表面400を含んでもよいが、その説明は外側表面102、104、106の説明と同様である。本明細書で論じるように、側部外側表面400は、水筒保持部に沿って、水筒を保持するための水筒パウチを画定し得る。
【0030】
図5は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグ100の左側面模式図を示している。図6は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグ100の頂面模式図を示している。図7は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグ100の底面模式図を示している。これらの図は、さまざまな視点から運動バッグのさまざまな要素を示している。
【0031】
図8は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグ100が人802の背中に取り付けられ、ウェイトベルト804が運動バッグ100上に垂直方向に携行されている状態での状況800の模式図を示している。ウェイトベルト804は、運動バッグ100に保持されている隙間152、204を通過し得る。図示されるように、バックルやフープなどのウェイトベルト804の特徴部は、ベルト保持部150内にウェイトベルト804をしっかりと保持することを可能にする。場合によっては、ウェイトベルトは、ベルト保持部150および第2のベルト保持部302の両方の内部に保持され得る。
【0032】
図9は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグ100でウェイトベルト902が運動バッグ100上に水平方向に携行されている状態での状況900の模式図を示している。ウェイトベルト902は、運動バッグ100に保持されている隙間154、202を通過し得る。場合によっては、ウェイトベルトは、ベルト保持部150および第2のベルト保持部302の両方の内部に保持され得る。
【0033】
図10は、開示の例示的実施形態に従う、人の背中に取り付けられ、そしてウェイトベルトが運動バッグ上で水平方向に向けて運ばれている状態での図1の実施例運動バッグの写真1000を示している。示されているように、この場合、ウェイトベルトは、第1のベルト保持部150および第2のベルト保持部302のような2つの別個のベルト保持部の周りに巻かれている。
【0034】
図11は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグのフラップの内側表面の写真1100を示している。フラップは、例示的実施形態において、運動バッグ100の背部表面300であってもよい。示されるように、フラップの内側表面に1つ以上のパウチが存在してもよい。ラップトップコンピュータ、または他の電子器具が、運動バッグ100の1つ以上のパウチ内に配置され得る。
【0035】
図12は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグのシューズキャリアによって画定されたキャビティ内に一対のシューズが配置された状態のシューズキャリアのフラップの内側表面の写真1200を示している。図示されるように、シューズはシューズキャリア内に置くことができるが、運動バッグ100内で運ばれている他の品目から隔離されている。
【0036】
図13は、開示の例示的実施形態に従う、図1の実施例運動バッグ100のシューズキャリアのライナーの外側表面の写真を示している。図示されるように、ライナーは、その中に置かれたシューズが、運動バッグ100に詰め込まれている他の所持品から隔離されることを可能にする。この場合、ライナーは、運動バッグ100の別の区画(例えば、メイン区画)内にある。他の例示的実施形態では、ライナーは、示されている場所よりも運動バッグ100の他の区画内にあってもよい。
【0037】
図14は、開示の例示的実施形態に従う、運動バッグの水筒キャリア内に水筒が配置されている状態の図1の実施例運動バッグの背面の写真を示している。示されるように、水筒は、運動バッグ100に固定され得るベルトを取り外したりおよび/または緩めたりすることなく、独立してアクセスすることができる。さらに、水筒は、運動バッグ100の他の区画にアクセスすることなくアクセスされてもよい。
【0038】
運動バッグ100はその上に任意の適切なマーキングを有し得ることは留意すべきである。例えば、運動バッグ100にインクや他のマーキング材料で印刷されたアイコンおよび/またはデザインが存在する場合がある。いくつかのケースでは、運動バッグ100は、特に発泡または他のパディング材料がある場所に、エンボス部分を有し得る。他の実施形態では、運動バッグ100は、その上に、運動バッグ100の所有者および/またはユーザーに固有化されたマーキングを有し得る。この運動バッグ100はバックパックとして描かれているが、運動バッグ100は機内持ち込みカバン、ダッフルバッグ等の任意の適切なタイプのバッグであってもよい。
【0039】
主題は構造的特徴および/または方法論的行為に特有の言語で説明されてきたが、添付の請求項で定義される主題は、必ずしも記載された特定の特徴または行為に限定されないことが理解されるべきである。むしろ、具体的な特徴および行為は、請求項を実施する例示的な形態として開示されている。
【0040】
本明細書に記述された開示の多くの修正および他の実施形態は、前の説明および関連する図面に提示された教示の利益を有することは明らかであろう。したがって、開示は開示された特定の実施形態に限定されるべきではなく、且つ、修正および他の実施形態は添付の請求の範囲内に含まれることを意図されていることが理解されるべきである。特定の用語が本明細書で採用されているが、それらは一般的かつ記述的な意味でのみ使用され、限定の目的では使用されていない。
【符号の説明】
【0041】
100 運動バッグ
102 側部外側表面
104 頂部外側表面
106 前部外側表面
110、112、120 ストラップ
130、134、144 ジッパー
132、136、142 ジッパースライダー
140 シューズ区画フラップ
150 ベルト保持部
152、154、202、204、304、306、308、310 隙間
210 水筒保持部
300 背部外側表面
302 第2のベルト保持部
400 側部外側表面
800 ウェイトベルトが運動バッグで垂直方向に向けて運ばれている状態の状況
802 人
804 ウェイトベルト
900 ウェイトベルトが運動バッグで水平方向に向けて運ばれている状態の状況
902 ウェイトベルト902
1000 図の実施例の運動バッグの写真
1100 運動バッグのフラップの内側表面の写真
1200 シューズキャリアのフラップの内側表面の写真
1300 シューズキャリアのライナーの外側表面の写真
1400 図1の実施例運動バッグの背面の写真
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
【外国語明細書】