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特開2022-22205ビデオをカスタマイズするシステム及び方法
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022022205
(43)【公開日】2022-02-03
(54)【発明の名称】ビデオをカスタマイズするシステム及び方法
(51)【国際特許分類】
   G06F 16/78 20190101AFI20220127BHJP
【FI】
G06F16/78
【審査請求】未請求
【請求項の数】20
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021121489
(22)【出願日】2021-07-26
(31)【優先権主張番号】63/054,983
(32)【優先日】2020-07-22
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】521316523
【氏名又は名称】アイドム リミテッド
(74)【代理人】
【識別番号】100111202
【弁理士】
【氏名又は名称】北村 周彦
(72)【発明者】
【氏名】ダニー カリッシュ
【テーマコード(参考)】
5B175
【Fターム(参考)】
5B175DA04
5B175FB02
5B175FB03
(57)【要約】      (修正有)
【課題】ビデオをカスタマイズする方法を提供する。
【解決手段】新しい基本標準ビデオファイルの作成に関連付けて、オリジナルビデオ、新しいビデオファイルを生成するための少なくとも部分的な情報を含むメタデータ及びビデオコンテンツに影響を与え、カスタマイズするパラメータを決定する。部分的な情報は、基本ビデオのID又はリンクを少なくとも含み、クライアントプレイヤーがビデオファイルを開くとメタデータと読み込む。ビデオをそのまま再生するためのメタデータ所定条件を確認し初期条件が満たされた場合、ビデオをそのまま再生し、初期条件がユーザーの介在を必要とする場合、ユーザーにビデオを更新させユーザーにカスタマイズパラメータデータに変更を入力するようにラベリングする。ユーザーが更新のオプションを選択した場合、ビデオの更新/編集のユーザーオプションを提供しユーザーにカスタマイズパラメータデータへ変更を入力可能とする。
【選択図】図1A
【特許請求の範囲】
【請求項1】
非一時的なコンピュータで読取可能な記憶装置に動作可能に連結された一つ以上のプロセッサーで実行可能な、オリジナルビデオへのビデオバリエーションを生成する方法であって、前記記憶装置には、実行された場合に、前記一つ以上のプロセッサーに、
オリジナルビデオを、少なくとも部分的な情報を含むメタデータと関連付けて生成し、ビデオコンテンツを変化又はビデオコンテンツに追加するように構成された少なくとも一つのパラメータを含む新しいバージョンのビデオファイルを生成するステップ、
クライアントプレイヤーによって前記ビデオファイルが開かれると、前記関連付けられたメタデータを読み込むステップ、
ユーザーが、少なくとも一つの所定のカスタマイズパラメータデータを変更/選択することを可能にするステップ、
ユーザーの選択を有する少なくとも部分的な情報のビデオをリモートサーバーに送信するステップ、
少なくとも部分的な情報の生成指令に従って及び前記リモートサーバーにおいてユーザーの選択を用いて、ビデオバージョンを生成するステップ、
生成されたビデオバージョンをユーザープレイヤーに送信するステップ、
前記ユーザープレイヤーで、受信された生成されたビデオバージョンを自動的に再生するステップ、
を実行させる指令コードのモジュールが保存されている。
【請求項2】
前記ビデオをそのまま再生するためのメタデータ所定条件を確認するステップをさらに含み、初期条件は、少なくとも一つのパラメータの存在、前記ビデオファイルの検証、ネットワークの利用可能性のうちの少なくとも一つを含む、請求項1の方法。
【請求項3】
ビデオ初期条件が満たされた場合、そのままビデオを再生するステップをさらに含む、請求項1の方法。
【請求項4】
前記ビデオ情報は、前記ビデオファイルの前記メタデータの一部として埋め込まれる、請求項1の方法。
【請求項5】
前記ビデオ情報は、前記生成されたビデオに関連付けられて別のファイルとして記録され、ビデオIDに基づいてビデオ生成命令を検索するステップをさらに含む、請求項1の方法。
【請求項6】
前記部分ビデオ情報は、前記基本ビデオの少なくとも部分的な情報へのネットワークリンクを含む、請求項1の方法。
【請求項7】
前記ビデオ情報は、前記ビデオを生成するための部分的な指令を含む、請求項1の方法。
【請求項8】
前記ビデオ情報は、前記ビデオのオリジナル又はバージョンを生成するための完全な命令を含む、請求項1の方法。
【請求項9】
メタデータは、コンテキストパラメータ、前記基本ビデオに関連付けられた所定のソースから生成されたパラメータデータ、の少なくとも一つを含む外部情報源からのカスタマイズパラメータをさらに含む、請求項1の方法。
【請求項10】
ビデオ情報は、カスタマイズパラメータデータを含むHTTP要求のリンクとして埋め込まれ、前記ビデオの生成は、前記カスタマイズパラメータデータにさらに基づく、請求項1の方法。
【請求項11】
少なくとも一つの新規に作成されたビデオを、オリジナルビデオの後続のビデオバージョンとして保存し、オリジナルビデオと、前記オリジナルビデオに基づいて生成された後続のビデオとの間の階層ツリー関連を生成するステップをさらに含み、各バージョンは前記ユーザーIDに関連付けられる、請求項1の方法。
【請求項12】
前記メタデータを、前記ビデオファイルの前記異なるバージョン間の相関関係を維持する階層ツリー構造に組織化することによって、オリジナルビデオ又はバージョンビデオ間の関連を維持するステップをさらに含む、請求項1の方法。
【請求項13】
前記オリジナルビデオ及び各新規のバージョンは、前記ビデオの著者/作成者又は編集者を認証する固有のIDで登録され、前記固有のIDはブロックチェーン技術を使用する、請求項1の方法。
【請求項14】
非一時的なコンピュータで読取可能な記憶装置に動作可能に連結された一つ以上のプロセッサーによって実行される、ビデオをカスタマイズするシステムであって、
少なくとも部分的な指令コードのビデオを含むメタデータに関連付けられたオリジナルビデオを生成/決定し、新規なビデオバージョンファイルを生成するように構成されたビデオ生成機器であって、前記少なくとも部分的な情報は、ビデオコンテンツを変化又はビデオコンテンツに追加するように構成された少なくとも一つのパラメータを含むビデオ生成機器、
クライアントが前記ビデオファイルを開くことで、前記メタデータを読み込み、ユーザーにビデオの更新/編集を促して、ユーザーが、パラメータデータに変化の入力を可能とするように構成されたビデオプレイヤーであって、ユーザーの選択を有する少なくとも部分的な情報をリモートサーバーに送信するビデオプレイヤー、
生成指示及びユーザー入力データパラメータに従って新規なバージョンのビデオを生成するリモートサーバーであって、前記新しいバージョンのビデオをユーザープレイヤーに送信するリモートサーバー、
を含み、
前記プレイヤーはビデオ命令をリモートサーバーに送信し、
前記プレイヤーは、前記受信された新しいビデオバージョンを自動的に再生する。
【請求項15】
前記ビデオ生成モジュールは、前記ビデオをそのまま再生するためのメタデータの所定の条件をさらに確認し、初期条件は、メタデータの存在、前記ビデオファイルの検証、ネットワークの利用可能性、及び前記ビデオ初期条件が満たされた場合のビデオのそのままの再生のうちの少なくとも一つを含む、請求項14のシステム。
【請求項16】
前記ビデオ情報は、前記ビデオファイルの前記メタデータの一部として埋め込まれる、請求項14のシステム。
【請求項17】
前記ビデオ情報は、前記生成されたビデオに関連して別のファイルとして記録される、請求項14のシステム。
【請求項18】
前記ビデオ情報は、前記基本ビデオを生成するための完全な指令を含む、請求項14のシステム。
【請求項19】
メタデータは、コンテキストパラメータ、前記基本ビデオに関連付けられた所定のソースから生成されたパラメータデータの少なくとも一つを含む外部情報源からのカスタマイズパラメータをさらに含む、請求項14のシステム。
【請求項20】
前記リンクは、カスタマイズパラメータデータを含むHTTP要求であり、前記ビデオの生成は、前記カスタマイズパラメータデータにさらに基づいている、請求項14のシステム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ユーザーとの対話処理に基づいて、カスタマイズされ、パラメータに基づいたビデオの生成に関する。
【発明の概要】
【0002】
本発明は、非一時的なコンピュータで読取可能な記憶装置に動作可能に連結された一つ以上のプロセッサーで実行可能な、オリジナルビデオへのビデオバリエーションを生成する方法を提供し、前記記憶装置には、実行された場合に、前記一つ以上のプロセッサーに、
オリジナルビデオを、少なくとも部分的な情報を含むメタデータと関連付けて生成し、ビデオコンテンツを変化又はビデオコンテンツに追加するように構成された少なくとも一つのパラメータを含む新しいバージョンのビデオファイルを生成するステップ、
クライアントプレイヤーによって前記ビデオファイルが開かれると、前記関連付けられたメタデータを読み込むステップ、
ユーザーが、少なくとも一つの所定のカスタマイズパラメータデータを変更/選択することを可能にするステップ、
ユーザーの選択を有する少なくとも部分的な情報のビデオをリモートサーバーに送信するステップ、
少なくとも部分的な情報の生成指令に従って及び前記リモートサーバーにおいてユーザーの選択を用いて、ビデオバージョンを生成するステップ、
生成されたビデオバージョンをユーザープレイヤーに送信するステップ、
前記ユーザープレイヤーで、受信された生成されたビデオバージョンを自動的に再生するステップ、
を実行させる指令コードのモジュールが保存されている。
【0003】
本発明のいくつかの実施形態において、前記ビデオをそのまま再生するためのメタデータ所定条件を確認するステップをさらに含み、初期条件は、少なくとも一つのパラメータの存在、前記ビデオファイルの検証、ネットワークの利用可能性のうちの少なくとも一つを含む。
【0004】
本発明のいくつかの実施形態において、ビデオ初期条件が満たされた場合、そのままビデオを再生するステップをさらに含む。
【0005】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記ビデオ情報は、前記ビデオファイルの前記メタデータの一部として埋め込まれる。
【0006】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記ビデオ情報は、前記生成されたビデオに関連付けられて別のファイルとして記録され、ビデオIDに基づいてビデオ生成命令を検索するステップをさらに含む。
【0007】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記部分ビデオ情報は、前記基本ビデオの少なくとも部分的な情報へのネットワークリンクを含む。
【0008】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記ビデオ情報は、前記ビデオを生成するための部分的な指令を含む。
【0009】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記ビデオ情報は、前記ビデオのオリジナル又はバージョンを生成するための完全な命令を含む。
【0010】
本発明のいくつかの実施形態によれば、メタデータは、コンテキストパラメータ、前記基本ビデオに関連付けられた所定のソースから生成されたパラメータデータ、の少なくとも一つを含む外部情報源からのカスタマイズパラメータをさらに含む。
【0011】
本発明のいくつかの実施形態によれば、ビデオ情報は、カスタマイズパラメータデータを含むHTTP要求のリンクとして埋め込まれ、前記ビデオの生成は、前記カスタマイズパラメータデータにさらに基づく。
【0012】
本発明のいくつかの実施形態によれば、少なくとも一つの新規に作成されたビデオを、オリジナルビデオの後続のビデオバージョンとして保存し、オリジナルビデオと、前記オリジナルビデオに基づいて生成された後続のビデオとの間の階層ツリー関連を生成するステップをさらに含み、各バージョンは前記ユーザーIDに関連付けられる。
【0013】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記メタデータを、前記ビデオファイルの前記異なるバージョン間の相関関係を維持する階層ツリー構造に組織化することによって、オリジナルビデオ又はバージョンビデオ間の関連を維持するステップをさらに含む。
【0014】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記オリジナルビデオ及び各新規のバージョンは、前記ビデオの著者/作成者又は編集者を認証する固有のIDで登録され、前記固有のIDはブロックチェーン技術を使用する。
【0015】
本発明は、非一時的なコンピュータで読取可能な記憶装置に動作可能に連結された一つ以上のプロセッサーによって実行される、ビデオをカスタマイズするシステムを提供し、前記システムは、
少なくとも部分的な指令コードのビデオを含むメタデータに関連付けられたオリジナルビデオを生成/決定し、新規なビデオバージョンファイルを生成するように構成されたビデオ生成機器であって、前記少なくとも部分的な情報は、ビデオコンテンツを変化又はビデオコンテンツに追加するように構成された少なくとも一つのパラメータを含むビデオ生成機器、
クライアントが前記ビデオファイルを開くことで、前記メタデータを読み込み、ユーザーにビデオの更新/編集を促して、ユーザーが、パラメータデータに変化を入力可能とするように構成されたビデオプレイヤーであって、 前記プレイヤーは、ユーザーの選択を有する少なくとも部分的な情報をリモートサーバーに送信するビデオプレイヤー、
生成指示及びユーザー入力データパラメータに従って新規なバージョンのビデオを生成するリモートサーバーであって、前記リモートサーバーは、前記新しいバージョンのビデオをユーザープレイヤーに送信するリモートサーバー、
を含み、
前記プレイヤーはビデオ命令をリモートサーバーに送信し、
前記プレイヤーは、前記受信された新しいビデオバージョンを自動的に再生する。
【0016】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記ビデオ生成モジュールは、前記ビデオをそのまま再生するためのメタデータ所定条件をさらに確認し、初期条件は、メタデータの存在、前記ビデオファイルの検証、ネットワーク使用可能性の少なくとも一つを含み、前記ビデオ初期条件が満足された場合にビデオをそのまま再生する。
【0017】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記ビデオ情報は、前記ビデオファイルの前記メタデータの一部として埋め込まれている。
【0018】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記ビデオ情報は、前記生成されたビデオと関連付けられて別のファイルとして記録される。
【0019】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記部分的なビデオ情報は、前記基本ビデオ指令へのネットワークリンクを含む。
【0020】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記ビデオ情報は、部分的なカスタマイズ指令を含む。
【0021】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記ビデオ情報は、前記基本ビデオを生成するための完全な指令を含む。
【0022】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記メタデータは、コンテキストパラメータ、前記基本ビデオに関連付けられた所定のソースから生成されたパラメータデータの少なくとも一つを含む外部情報源からのカスタマイズパラメータをさらに含む。
【0023】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記リンクは、カスタマイズパラメータデータを含むHTTP要求であり、前記ビデオの生成は、前記カスタマイズパラメータデータにさらに基づいている。
【0024】
本発明は、ビデオをカスタマイズする方法を提供し、前記方法は、
新しい基本標準ビデオファイルの作成に関連付けて、オリジナルビデオ、新しいビデオファイルを生成するための少なくとも部分的な情報を含むメタデータ、及びビデオコンテンツに影響を与え/カスタマイズするパラメータ、を生成/決定するステップであって、前記部分的な情報は、前記基本ビデオオリジナルのID又はリンクを少なくとも含むステップ、
クライアントプレイヤーが前記ビデオファイルを開くと、前記メタデータを読み込むステップ、
前記ビデオをそのまま生成するためのメタデータ所定条件を確認するステップであって、前記初期条件は、メタデータの存在、前記ビデオファイルの検証、ネットワークの使用可能性の少なくとも一つを含むステップ、
前記ビデオの初期条件が満たされた場合、ビデオをそのままの再生するステップ、
初期状態がユーザーの介在を必要とする場合、又はユーザーが前記ビデオの更新/編集を求める要求を開始する場合、ユーザーがカスタマイズパラメータデータに変更を入力することを可能にするステップ、
ユーザーが、前記ビデオの更新/変更のユーザーオプションを提供する更新のオプションを選択した場合、ユーザーがカスタマイズパラメータデータに変更を入力することを可能にするステップ、
不平のない初期条件の場合、ビデオ情報をリモートサーバーに送信し、生成指令に従って、サーバーで、任意には前記リモートサーバーでユーザー入力を使用して、ビデオを生成/更新し、更新されたビデオをユーザープレイヤーに送信するステップ、
受信した生成/更新されたビデオをプレイヤーで再生するステップ、
を含む。
【0025】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記ビデオ情報は、前記ビデオファイルの前記メタデータの一部として埋め込まれる。
【0026】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記ビデオ情報は、前記作成されたビデオに関連付けて別個のファイルとして記録される。
【0027】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記部分的なビデオ情報は、前記基本ビデオ指令へのネットワークリンクである。
【0028】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記ビデオ情報は、部分的なカスタマイズ指令を含む。
【0029】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記ビデオ情報は、前記基本ビデオを生成するための完全な指令を含む。
【0030】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記メタデータは、コンテキストパラメータ、前記基本ビデオに関連付けられた所定のソースから発生したパラメータデータ、の少なくとも一つを含む外部情報源からのカスタマイズパラメータをさらに含む。
【0031】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記リンクは、カスタマイズパラメータデータを含むHTTP要求であり、前記ビデオの生成は、前記カスタマイズパラメータデータにさらに基づく。
【0032】
本発明は、ビデオをカスタマイズするシステムを提供し、前記システムは、
新しい基本標準ビデオファイルの作成に関連付けて、ビデオ、前記新しいビデオファイルを生成するための少なくとも部分的な指令コードを含むメタデータ、及びビデオコンテンツに影響を与え/カスタマイズするパラメータ、を生成/決定するビデオ生成機器であって、前記部分的な指令は、前記基本ビデオオリジナル指令の少なくともIDを含むビデオ生成機器、
クライアントが前記ビデオファイルを開くと、前記メタデータを読み込み、前記ビデオをそのまま再生するためのメタデータ所定条件を確認し、ここで、前記初期条件は、メタデータの存在、前記ビデオファイルの検証、ネットワークの使用可能性の少なくとも一つを含み、前記ビデオの初期条件が満たされた場合、ビデオをそのままの再生するように構成されたビデオプレイヤー、
を備え、
初期状態がユーザーの介在を必要とする場合、又はユーザーが前記ビデオの更新/編集を求める要求を開始する場合、ユーザーがカスタマイズパラメータデータに変更を入力することを可能にし、
ユーザーが、前記ビデオの更新/変更のユーザーオプションを提供する更新のオプションを選択した場合、ユーザーがパラメータデータに変更を入力することを可能にし、
不平のない初期条件の場合、ビデオ情報をリモートサーバーに送信し、生成指令に従って、サーバーで、任意には、前記リモートサーバーでユーザー入力を使用して、ビデオを生成/更新し、ユーザープレイヤーに送信する。
【0033】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記ビデオ情報は、前記ビデオファイルの前記メタデータの一部として埋め込まれる。
【0034】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記ビデオ情報は、作成されたビデオに関連付けられた別のファイルとして記録される。
【0035】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記部分的なビデオ情報は、前記基本ビデオ指令へのネットワークリンクである。
【0036】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記ビデオ情報は、部分的なカスタマイズ指令を含む。
【0037】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記ビデオ情報は、前記基本ビデオを生成するための完全な指令を含む。
【0038】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記メタデータは、コンテキストパラメータ、前記基本ビデオに関連付けられた所定のソースから発生したパラメータデータ、の少なくとも一つを含む外部情報源からのカスタマイズパラメータをさらに含む。
【0039】
本発明のいくつかの実施形態によれば、前記リンクは、カスタマイズパラメータデータを含むHTTP要求であり、前記ビデオの生成は、前記カスタマイズパラメータデータにさらに基づく。
【図面の簡単な説明】
【0040】
本発明は、以下に添付した図面と併せてなされたその実施形態の詳細な説明から容易に理解される。
図1A】本発明のいくつかの実施形態に係る、ビデオ管理システムの要素と環境を表すブロック図である。
図1B】本発明のいくつかの実施形態に係る、ビデオ管理システムの要素と環境を表すブロック図である。
図1C】本発明のいくつかの実施形態に係る、ビデオ管理システムの要素と環境を表すブロック図である。
図2A】本発明の一実施形態に係る、ビデオファイルフォーマット情報構造を表すブロック図である。
図2B】本発明の一実施形態に係る、ビデオファイルフォーマット情報構造を表すブロック図である。
図2C】本発明の一実施形態に係る、ビデオファイルフォーマット情報構造を表すブロック図である。
図3】本発明のいくつかの実施形態に係る、ビデオ生成機器100を表すフローチャートである。
図4A】本発明のいくつかの実施形態に係る、ウェブに基づいたビデオ用のビデオ再生モジュール診断処理を表すフローチャートである。
図4B】本発明のいくつかの実施形態に係る、顧客に基づいたビデオ用のビデオ再生モジュール診断処理を表すフローチャートである。
図5A】本発明のいくつかの実施形態に係る、ビデオ生成サーバーを表すフローチャートを表す。
図5B】本発明のいくつかの実施形態に係る、ビデオ生成サーバーを表すフローチャートを表す。
図5C】本発明のいくつかの実施形態に係る、ビデオ生成サーバーを表すフローチャートを表す。
図6】本発明のいくつかの実施形態に係る、ビデオ管理モジュールを表すフローチャートを表す。
図7】本発明のいくつかの実施形態に係る、ビデオファイル及びインフォファイルの例を示す。
図8】本発明のいくつかの実施形態に係る、スクリーンショット及びユーザーインターフェースの例を示す。
図9A】本発明のいくつかの実施形態に係る、指令コード及び又はパラメータを含むメタデータの例を示す。
図9B】本発明のいくつかの実施形態に係る、指令コード及び又はパラメータを含むメタデータの例を示す。
【発明を実施するための形態】
【0041】
本発明の少なくとも一つの実施形態を詳細に説明する前に、本発明は以下の記載に明らかにされた、又は、図面に示された要素の構成及び配置の詳細への適用に限定されないことが理解されるべきである。本発明は、他の実施形態に適用可能で、様々な方法で実行され又は実施される。また、ここに使用される用語は説明のためのものであり、限定されるとみなされるべきではなことが理解される。
【0042】
以下は、この明細書を通して使用される用語の定義のリストであり、それらの特性及び例が付記される。
定義:
ビデオ指令メタデータは、画面用の青写真を描くために必要なデータを含み、以下の少なくとも一つを含む:
描かれる要素が何か、及び、どこで/いつ/どのようにそれらが描かれ、変換され、動画にされるべきか、などの構成。
メタデータは、テキスト、画像、ビデオを含み、それらが全てどのようにして一緒に、及び互いに対して時間を通して移動し、表示されるかを含む。
メタデータは、画面の「画面グラフ」のデータを含む(すなわち、その画面が、その要素の全てから、及び時間を通してどのように描かれたか)。
ムービーを特定のフレームに描くために、まず、「ウーバー」の画面グラフを「セットフレーム()」に指示し、個々の成分の全てに、それら自身を所望のフレームに対して設定するように指示する(すなわち、変換(位置及び回転)値、任意の動画化可能な値を、そのフレームに対するそれらの予測値に設定)。
そして、次に、最終的にレンダリング()を指令し、データの全てをその現在の構成に取り込み、「フレームバッファー」と呼ばれるメモリの一部に画像を描く。
【0043】
図1Aは、本発明のいくつかの実施形態に係る、ビデオ管理環境システムの要素及び環境を表すブロック図である。ビデオ生成機器100は、MP4のような既知のフォーマットの基本/オリジナルビデオ、及び識別及び/又はJSON記述ファイル及びカスタマイズ化パラメータのような、ビデオ及び/又はビデオのバージョンを生成するための部分的な又は完全な指令を含むメタデータを生成するように構成される。メタデータは、Mp4のような既知のビデオフォーマットの標準のメタデータの一部として保存される。任意には、メタデータは、別のインフォファイル20に保存され、基本のオリジナルビデオファイルと関連付けられる。別のファイル20は、リモートサーバー、任意には、ビデオ生成サーバー800で保存される。別のインフォファイルは、基本ファイルのID、又はビデオ生成サーバー800のようなリモートサーバーで保存される基本ファイルへの通信リンクを含む。
【0044】
指示されたビデオプレイヤー50は、メタデータが出現する条件が満たされた場合に基本オリジナルビデオを再生するように構成され、そうでない場合には、プレイヤーは、ID、リンク、又はカスタマイズ/パーソナライズされたパラメータを有するビデオを生成するためのビデオ生成サーバー800への指令を送信する。プレイヤーは、カスタマイズされ/更新された新しいバージョンのビデオを受信し、この更新された/新しいバージョンのビデオを自動的に再生する。このプロセスは、ユーザーとの対話処理を含み、ビデオをカスタマイズする。
【0045】
本発明のいくつかの実施形態によれば、システムは、さらに、ビデオのバージョンを管理する管理モジュールを含む。
【0046】
本発明のいくつかの実施形態によれば、基本ビデオに対して連続するビデオを生成することが可能であり、連続するビデオは、同じ及び又は異なる画像、オーディオ、ビデオ部分及びカスタマイズ/パーソナライズされたパラメータを含む。連続するビデオは、基本のオリジナルビデオに追加され、新しい長いビデオ、チェーンビデオを生成する。
【0047】
図1Bは、本発明のいくつかの実施形態による、ビデオ管理システムの要素及び環境を表すブロック図である。
【0048】
本実施形態によれば、ビデオ生成サーバーは、所定の情報源800に、メタデータに定義された所定のカスタマイズパラメータについて問い合わせ、問い合わせ要求に応答して、外部情報源は、指定されたAPIを使用して、要求されたカスタマイズされたパラメータデータを返す。外部情報源は、例えば、ニュースサイト、組織データベースなどであり得る。
【0049】
図1Cは、本発明のいくつかの実施形態による、ビデオ管理システムの要素及び環境を表すブロック図である。
【0050】
この実施形態によれば、ビデオのリンクは、少なくとも一つのカスタマイズされたパラメータデータを含むメタデータを含むHTTP要求であり、プレイヤーによってビデオ生成サーバーに送信され、新しいバージョンのビデオの生成に使用される。
【0051】
図2Aは、本発明の一実施形態に係る、ビデオファイルフォーマット情報構造を示すブロック図である。
【0052】
この実施形態によれば、デジタルメディアコンテナ700のビデオファイルフォーマットは、ビデオ又はオーディオデータ710及びメタデータ720から構成される。メタデータは、ビデオIDのみ又はビデオ722へのリンクから構成され、メタデータファイルは、ビデオID又はリンクに関連付けられる。
【0053】
図2Bは、本発明の一実施形態に係る、ビデオファイルフォーマット情報構造を表すブロック図である。
【0054】
デジタルメディアコンテナ700のビデオファイルフォーマットは、ビデオ又はオーディオデータ710及びメタデータ720から構成される。メタデータは、少なくともビデオID又はリンク722及び/又は任意で部分的又は完全なビデオ生成指令724及び/又はカスタマイズされたパラメータ726から構成される。任意に、完全なプロジェクトデータ728の元のビデオエディタへのリンクを含む。
【0055】
図2Cは、本発明の一実施形態に係る、ビデオファイルフォーマット情報構造を示すブロック図である。
【0056】
デジタルメディアコンテナ700のビデオファイルフォーマットは、ビデオ又はオーディオデータ710及びメタデータ720から構成される。メタデータは、少なくともビデオID又はHTTP要求722のリンク及び/又は任意で部分的な又は完全なビデオ生成指令724及び/又はカスタマイズされたパラメータ726で構成される。任意には、実施形態によれば、メタデータは、カスタマイズされたパラメータビジネスルールであり、コンテンツデータ(天気)、所定の情報源728から検索 された所定の情報、から構成される。例えば、情報源は、ビデオに現れる利用可能なタイプの製品又はサービスなど、ビデオの生成に関連するデータを含む基本ビデオに関連付けられた組織のデータベースであってもよい。コンテキストデータは、利用可能なセンサデータに関連してもよい。
【0057】
図3は、本発明のいくつかの実施形態に係る、ビデオ生成機器100を表すフローチャートである。
【0058】
ビデオ生成は、次のステップの少なくとも一つを実行するように構成される。
標準フォーマット、任意には指定されたフォーマットにおける基本オリジナルビデオバージョンを生成する(ステップ110);
基本オリジナルビデオ及び/又は連続ビデオを生成するための指令を生成する/決定する(ステップ120)。生成指令は、対象、それらのプロパティ、ビデオのスクリプト、レイヤー順序情報を定義するビデオのスクリプトを含んでもよい。指令コードは、例えば、上述のようなビデオを生成するためのJSONコードであってもよい。ビデオテンプレートを使用する場合、指令コードは、テンプレートの形態に含むことができる;
ビデオ部分を変更し、画像レイヤーの画像部分をフレーム、オーディオ又はテキストで置換するように構成された、ユーザーがカスタマイズしたパラメータを、指令内に定義する(ステップ130);
少なくともID又は基本ビデオへのリンク、又は単にカスタマイズ指令又は完全指令を含む部分的な指令のメタデータを生成する(ステップ140);
メタデータをビデオフォーマット内に保存する、又はメタデータをビデオファイルに関連付けられた別のファイルとして保存し(ステップ150)、別のファイルをビデオ生成サーバー500などのリモートサーバーで保存される。
【0059】
図4Aは、本発明のいくつかの実施形態に係る、ウェブに基づいたビデオ用のビデオ再生モジュール診断処理を表すフローチャートである。
【0060】
ビデオ再生モジュールは、以下のステップの少なくとも一つを実行するように構成される。
メタデータが存在するかどうか確認し、存在しない場合、ビデオを再生する(ステップ210A);
存在する場合、ビデオファイルから又は関連付けられたインフォファイルからメタデータを読み込む(ステップ220A);
検証(使用期限) データに基づいて任意の編集/リフレッシュが必要な場合、メタデータを確認することによって基本ムービーを再生するかどうかを決定し、編集又はリフレッシュに対する要求がない場合はビデオを再生し、それ以外の場合は再生せず、次のステップを適用する(ステップ230A);
要求された場合、メタデータ指令を指定されたサーバーに送信する(ステップ240A);
任意には、メタデータを読み込むと、ユーザーに指示を提供する、又は、ユーザーに指示パラメータを追加するためのインターフェースを入力させる(ステップ250A);
任意に、ユーザー入力データを受信する(ステップ260A);
指令コードのメタデータを有するユーザー入力データをビデオ生成サーバーに送信する(ステップ270A);
更新された/新規のバージョンのビデオを受信する(ステップ280A);
更新されたビデオバージョンをクライアントの機器で自動的に再生する(ステップ290A)。
【0061】
本発明のいくつかの実施形態によれば、ステップ210、220、230は、任意であり、ビデオプレイヤーは、ステップ240~290を自動的に適用する。
【0062】
図4Bは、本発明のいくつかの実施形態に係る、クライアントに基づいたビデオ用のビデオ再生モジュール診断処理を表すフローチャートである。
【0063】
ビデオ再生モジュールは、以下のステップの少なくとも一つを実行するように構成される。
ネットワークが使用可能かどうか/サーバーが接続されているかどうかを確認し、それらでない場合、クライアント機器の記憶装置からビデオを再生する(ステップ210B);
メタデータが存在するかどうかを確認し、存在しない場合、ビデオを再生する(ステップ220B);
存在しない場合、ビデオファイル又は関連付けられたインフォファイルからメタデータを読み込む(ステップ230B);
検証(使用期限)データに基づいて任意の編集/リフレッシュが必要な場合、メタデータを確認することによって、基本ムービーを再生するかどうかを決定し、要求がない場合はビデオを再生する(ステップ240B);
「Yes」の場合、指定されたサーバーにメタデータ指令を送信する(ステップ250B);
任意に、メタデータを読み込むと、ユーザーに指示を提供する、又は、指令パラメータを追加するためのインターフェースをユーザーに入力させる(ステップ260B);
任意に、ユーザー入力データを受信する(ステップ270B);
指令コードのメタデータを有するユーザー入力データをビデオ生成サーバーに送信する(ステップ275B);
更新されたビデオを受信し、更新されたビデオは、クライアント機器の局所メモリにある(ステップ280B);
更新されたビデオバージョンを自動的に再生する(ステップ290B)。
【0064】
図5Aは、本発明のいくつかの実施形態に係る、ビデオ生成サーバーを表すフローチャートである。
【0065】
ビデオ再生サーバーは、以下のステップの少なくとも一つを実行するように構成される。
ユーザーがカスタマイズしたデータを受信する;
ユーザーデータを有するビデオを生成するための指令を受信する(ステップ310A);
任意で、IDナンバーのみ及び部分的にカスタマイズされた指令を受信し、ビデオID任意には完全な指令、任意には外部情報源からの情報に基づいて、ビデオ生成指令を検索する(ステップ320A);
受信された指令及びユーザー入力データに基づいて、更新された/新規なビデオバージョンを生成する/選択する(ステップ330A)。任意で、ビデオをロックし、さらに編集するための指令を受信する;
任意で、受信された指令及びユーザー入力データに基づいて、新しい連続ビデオを生成し、任意で、生成された更新された/新規のビデオ(ステップ330Aから)及び連続ビデオ(ステップ340A)を含むチェーンビデオを生成する。各ユーザーは、チェーンビデオ構造の作成を可能にする連続的な新しいビデオ部分を生成することができ、各新しい連続的なビデオは、前のビデオを延長する。これは、異なるユーザーによって生成され、それぞれが挨拶ビデオを構成する誕生日おめでとうのビデオを作成することを望むユーザーのグループによって使用され得る。本発明のいくつかの実施形態によれば、更新されたビデオは、外部情報源(気象データ又は株式市場又は異なるユーザーに関連する任意のデータなど) に基づいている。異なる情報源はユーザーごとに使用される;
更新された新しいビデオバージョンをプレイヤーに送り返す(ステップ350A)。
【0066】
図5B は、本発明のいくつかの実施形態に係る、ビデオ生成サーバーを表すフローチャートである。
【0067】
ビデオ生成サーバーは、以下のステップの少なくとも一つを実行するように構成される。
ユーザーがカスタマイズしたデータを受信する(ステップ310B);
IDナンバーのみ又はリンクを含むビデオを受信し、ビデオIDに基づいてビデオ生成指令を検索する(ステップ320B);
受信された指令及びユーザー入力データに基づいて、更新された/新規のバージョンを生成する/選択する(ステップ330B);
更新された/新規のビデオをプレイヤーに送信する(ステップ340B)。
【0068】
図5Cは、本発明の実施形態に係る、ビデオ生成サーバーを表すフローチャートである。
【0069】
ビデオ生成サーバーは、以下のステップの少なくとも一つを実行するように構成される。
ユーザーがカスタマイズしたデータを受信する(ステップ810);
カスタマイズされたパラメータを有するHTTPリンクでのみビデオメタセット/コンテナを受信し、リンクを用いてビデオ生成指令を検索する(ステップ820);
受信された指令及びユーザー入力データに基づいて、ムービーを生成する/選択する(ステップ830);
更新された/新規のビデオをプレイヤーに送信する(ステップ840)。
【0070】
図6は、本発明の実施形態に係る、ビデオ管理モジュールを表すフローチャートである。
【0071】
新規に生成されたビデオを、オリジナルビデオの後続するビデオバージョンとして保存し、オリジナルビデオとオリジナルビデオに基づいて生成された後続ビデオとの間の階層ツリーを生成する(910);
ビデオファイルの異なるバージョン間の相関関係を維持する階層ツリー構造においてメタデータを組織化することによって、オリジナルビデオ又はバージョンビデオ間の関連を維持する(920);
本発明のいくつかの実施形態によれば、オリジナルビデオ及び各新バージョンは、ビデオの著者/作成者又は編集者を認証する固有のIDで登録され、固有のIDはブロックチェーン技術を使用してもよい(930);
本発明のいくつかの実施形態によれば、ビデオの著者/作成者又は編集者を認証するIDは、ブロックチェーン技術を実行することによって生成され、ビデオ階層ツリーの「父」の固有のIDを格納してもよい(940);
任意に、本発明のいくつかの実施形態によれば、新しいバージョンは、オリジナルビデオを書き換え、一つのバージョンのみを維持する(950);
任意に、本発明のいくつかの実施形態によれば、新しいバージョンを生成する場合、新しいバージョンは編集不可能なバージョンである(960)。
【0072】
図7は、本発明のいくつかの実施形態によるビデオファイル及びインフォファイルの例を示す。
【0073】
ビデオ60ファイルは、MP4及びビデオを生成する指令データを含むインフォファイルのような、既知のフォーマットのビデオ圧縮データを含み、ストーリーボードAPI又は画面API、キャッシュ指示の満了データ、ロックされていないカスタマイズパラメータ又は収益化パラメータを含む。
【0074】
本発明のいくつかの実施形態によれば、ユーザーの好み及びカスタマイズに基づいて新たに生成されたビデオに対してユーザーに課金することによって、システムの使用の支援又は収益化をサポートする。
【0075】
図8は、本発明のいくつかの実施形態に係る、ビデオスクリーンショット及びユーザーインターフェースの例を示す。
【0076】
この例において、プロモーションビデオが示され、企業名アイドム(Idomoo)に対して、ビデオの視聴者は、企業名を変更することによって、このビデオに基づいた新しいバージョンのビデオを生成することを要求し、プロモーションメッセージ及び背景画像は、インターフェース72に示される。
【0077】
図9A図9Bは、本発明のいくつかの実施形態に係る、指令コード及び又はパラメータを含むメタデータの例を示す。
【0078】
本発明のいくつかの実施形態によれば、基本ビデオに対して連続するビデオを生成することができ、連続するビデオは、同じ及び又は異なる画像、オーディオ、ビデオ部分及びカスタマイズされた/パーソナライズされたパラメータを含む。連続するビデオは、基本ビデオに追加され、新しい長いビデオ、チェーンビデオを生成する。
【0079】
本発明のシステムは、本発明の特定の実施形態によれば、機械によって実行される場合に、ここに示され記載された本発明の装置、方法、特徴及び機能の一部又は全部を実行する指令のプログラムを含むか、又は別の方法で保存する機械で読取可能なメモリを含み得る。代替的に、または追加的に、本発明の装置は、本発明の特定の実施形態によれば、任意の従来のプログラミング言語で書かれ得る上記のようなプログラム、及び任意に、本発明の教示に従って任意に構成又は作動され得る汎用コンピュータのような、しかしこれに限定されないプログラムを実行するための装置を任意に含む。本明細書に組み込まれるいずれの教示も、適切な場合には、物理的物体又は物質を表す信号に作用してもよい。
【0080】
特に他の方法で記載しない限り、以下の議論から明らかなように、本明細書の議論を通して、「処理する」、「コンピューティングする」、「推定する」、「選択する」、「順位付けする」、「等級付けする」、「計算する」、「決定する」、「生成する」、「再評価する」、「分類する」、「生成する」、「生産する」、「ステレオマッチングする」、「登録する」、「検知する」、「関連付ける」、「重ね合わせる」、「取得する」等の用語を使用することは、コンピュータ又はコンピュータシステム、又はプロセッサー又は同様の電子計算装置の動作及び/又は処理を指し、コンピュータシステムのレジスター及び/又はメモリ内の電子のような物理量として表されるデータを、コンピュータシステムのメモリ、レジスター又はその他の情報記憶、伝送または表示装置内の物理量として表される他のデータに操作及び/又は変換する。「コンピュータ」という用語は、非限定的な例として、パーソナルコンピュータ、サーバー、コンピューティングシステム、通信デバイス、プロセッサー(例えば、デジタル信号プロセッサー(DSP)、マイクロコントローラー、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、特定用途向け集積回路(ASIC)等及び他の電子コンピューティング機器を含む、データ処理能力を有するあらゆる種類の電子デバイスを含むと広く解釈されるべきである。
【0081】
本発明は、単に明確にするために、特定のプログラミング言語、オペレーティングシステム、ブラウザ、システムバージョン、個々の製品などに特有の用語で説明することができる。この用語は、例として、動作の一般原理を明確かつ簡潔に伝えることを意図しており、本発明の範囲を、特定のプログラミング言語、オペレーティングシステム、ブラウザ、システムバージョン、又は個々の製品に限定することを意図していないことが理解される。
【0082】
プログラム及びデータを含む本発明のソフトウェア要素は、必要に応じて、CD-ROM、EPROM、及びEEPROMを含むROM(読取専用メモリ)形式で実行されてもよく、又は、様々な種類のディスク、様々な種類のカード及びRAMなどの、しかしこれらに限定されない、任意の他の適切な典型的に非一時的なコンピュータで読取可能な媒体に保存されてもよいことが理解される。ソフトウェアとして本明細書に記載されるコンポーネントはまた、必要に応じて、従来の技術を使用して、全体的または部分的にハードウェアで実行されてもよい。逆に、ハードウェアとしてここに記載される構成要素は、代替的に、必要に応じて、従来の技術を使用して、全体的に又は部分的にソフトウェアで実行されてもよい。
【0083】
本発明の範囲には、特に、本明細書に示され説明される方法のいずれかのステップのいずれか又は全てを任意の適切な順序で実行するためのコンピュータ可読命令を担持する電磁信号;ここに示され記載された方法のいずれかのいずれか又は全てのステップを、任意の好適な順序で実行する機械で読取可能な指令;ここに示され記載された方法のいずれかのいずれか又は全てのステップを任意の好適な順序で実行するように、機械によって実行可能な指令のプログラムを目に見える方法で具体化する、機械によって読取可能なプログラム保存装置;ここに具体化され、及び/又はここに示され記載された方法のいずれかのいずれかの又は全てのステップを、任意の好適な順序で実行するための、コンピュータで読取可能なプログラムコードを含む、実行可能なコードのようなコンピュータで読取可能なプログラムコードを有するコンピュータで使用可能な媒体からなるコンピュータプログラム製品;任意の好適な順序で実行された際に、ここに示され記載された方法のいずれかのいずれか又は全てのステップによってもたらされる任意の技術的効果;ここに示され記載された方法のいずれかのいずれか又は全てを任意の好適な方法で、単独又は組み合わせて、実行するようにプログラムされた、任意の好適な装置又は機器又はそれらの組合せ;ここに示され記載された任意のステップをソフトウェアで実行するように作動可能なプロセッサー及び協働する入力装置及び/又は出力装置をそれぞれ含む電子装置;コンピュータ又は他の装置を、ここに記示され記載されたいずれかのいずれか又は全てのステップを任意の好適な順序で実行するように構成させる、ディスク又はハードドライブのような、情報保存装置又は物理レコード;ダウンロードされる前後に、例えばメモリ内又はインターネット等の情報ネットワーク上に予め保存され、ここに示され説明される方法のいずれかのステップのいずれか又は全てを任意の適切な順序で実施するプログラム、及び、そのようなアップロード又はダウンロードの方法、及びそのようなものを使用するためのサーバー及び/又はクライアントを含むシステム;及び、ここに示され説明される方法のいずれかのステップのいずれか又は全て任意の適切な順序で、単独で、またはソフトウェアと共に実行するハードウェア、が含まれる。ここに記載される任意のコンピュータで読み取り可能な媒体または機械で読み取り可能な媒体は、非一時的なコンピュータ又はコンピュータで読み取り可能な媒体を含むことを意図している。
【0084】
ここに記載される任意の計算又は他の形態の分析は、適切なコンピュータ化された方法によって実行することができる。ここに記載される任意のステップは、コンピュータで実行することができる。ここに示され記載された発明は、(a)ここに記載された問題のいずれか、又は目的のいずれかに対する解決策を特定するために、コンピュータ化された方法を用いることであって、その解決策は、ここに記載された問題又は目的に肯定的な方法で影響を与える決定、動作、製品、サービス、又はここに記載された任意の他の情報のうちの少なくとも一つを含み、(b)解決策を出力すること、を含む。
【0085】
本発明の範囲は、ここに具体的に記載された構造及び機能に限定されず、ここに記載された構造を生成する、又は機能を実行する容量を有する装置を含むことも意図され、装置のユーザーは、その容量を使用しないが、望む場合は、その構造又は機能を得るために装置を改変することができる。
【0086】
別の実施形態の文脈で説明される本発明の特徴は、単一の実施形態において組み合わせて提供されてもよい。
【0087】
例えば、システム実施形態は、対応するプロセス実施形態を含むことが意図される。また、各システム実施形態は、そのサーバー、クライアント又はノードで実行される機能のみを含む、システム、コンピュータで読取可能な媒体、装置の全機能のサーバー中心の「視点」又はクライアント中心「視点」又はシステムの他のノードからの「視点」を含むことが意図される。

図1A
図1B
図1C
図2A
図2B
図2C
図3
図4A
図4B
図5A
図5B
図5C
図6
図7
図8
図9A
図9B
【外国語明細書】