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特開2022-22938凹型ピストンヘッドのエンジンと排気ガス連動吸気装置
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  • 特開-凹型ピストンヘッドのエンジンと排気ガス連動吸気装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022022938
(43)【公開日】2022-02-07
(54)【発明の名称】凹型ピストンヘッドのエンジンと排気ガス連動吸気装置
(51)【国際特許分類】
   F02D 13/02 20060101AFI20220131BHJP
【FI】
F02D13/02 F
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020139677
(22)【出願日】2020-07-09
(71)【出願人】
【識別番号】513288252
【氏名又は名称】早川 秀樹
(72)【発明者】
【氏名】早川 秀樹
【テーマコード(参考)】
3G092
【Fターム(参考)】
3G092DA08
3G092FA02
(57)【要約】      (修正有)
【課題】混合気を排気してしまい燃費が悪化する、及び排気損失が大きい問題を解決する。
【解決手段】発明した凹型ピストンヘッド11を活用してピストン上部排気管より排気できるようにするのと、排気バルブ5より排気する事により排気バルブ5の抵抗を軽減して排気損失を軽減する。また、排気ガス連動弁に隙間を1mmつくる事により、排気ガス連動弁が排気ガスですぐに上昇するのを遅らせ吸気バルブ4が下がり吸気するのも遅らせ排気バルブ5より混合気を排気するのを減少させる。
【選択図】図5
【特許請求の範囲】
【請求項1】
凹型ピストンヘッドのエンジン
【請求項2】
排気バルブ通過後に隙間がある吸気連動弁を排気ガスで連動可動して吸気をする装置
【請求項3】
凹型ピストンヘッドの上部より排気をするエンジン
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、凹型ピストンヘッドのエンジンと排気ガス連動吸気装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来のエンジンは、低燃費のエンジンが多い。
【先行技術文献】
【0003】
【非特許文献】
【非特許文献】特開2015-94353 特願2015-093566 特開2015-72002 特願2016-146762
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来のエンジンは排気ガスを利用して吸気していたが、排気バルブが上がると、すぐに吸気バルブが下がり、その為に混合気まで排気してしまい、燃費を悪化させてしまう問題があった。
それに排気損失も大きかった。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明は、凹型ピストンヘッドを活用してピストン上部より排気できるようにするのと2段階式排気ガス連動吸気装置により従来より排気ガスの連動で吸気ガスを入れるタイミングを遅らせ燃料を排気バルブより無駄に排気しない。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、凹型ピストンヘッドの上部より排気する部分があるので従来のエンジンより排気損失を少し軽減します。
排気ガス連動吸気装置の弁には隙間が1mm開けてあり排気ガス連動で吸気バルブを下げるのを遅らせます。
その分、排気バルブで混合気を排気してしまうのを減少させます。
従来の660cc3気筒のエンジンと比較すると、同じ量混合気が入るように設計すると、660ccのエンジンではクランクシャフトは半径4cmの回転運動をします。
従来のエンジンは4cmのテコ作用が発生する事になります。
(メーカーにより異なる場合があります。)
本発明は、800ccに設計すると、6cmのテコ作用を発生させる事ができます。
パワーは単純計算で1、5倍になります。
ターボ車よりパワーが理論上出ます。
また、燃費をよく設計すると800ccのエンジンで10cmのテコ作用を発生させる事が可能で燃費を2、5倍向上させる事も可能です。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1】一般的な660cc3気筒エンジンの1本実寸大の図面です。
図2】凹型ピストンヘッドの図面です。
図3】縦から見たエンジンの断面図です。A-A
図4】縦から見たディゼルエンジンの断面図です。A-A′間
図5】横から見たディゼルエンジンの上部断面図です。B-B′間
図6】横から見たエンジンの上部断面図です。C-C′間
図7】上から見たディゼルエンジンの図面です。
図8】上から見たエンジンの図面です。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本発明は図2図8で示されるような形態で使用される。
【実施例0009】
エンジンの排気量は多数あります。
用途に合わせて設計します。
パワーを出す場合は、シリンダーの高さを低くしてピストンの面積を広く設計します。
【0010】
燃費がいいエンジンの場合は、必要最低限のパワーになるように計算して燃料が入るようにピストンの面積を小さくして、シリンダーの高さを高く設計します。
重用な事は、エンジンにより回転スピードとパワーが違いますのでミッションのギアの大きさは十分注意してください。
失敗するとパワーは出てもスピードが出ない事もあります。
それに、凹型ピストンヘッドは高さ8cm位で爆発燃焼圧力を無駄なく活用できると思いますが大型エンジンの場合は9~10cmのピストンヘッドの高さが必要になると思います。
【符号の説明】
【0011】
1、点火プラグ
2、スプリング
3、シーソー
4、吸気弁
5、排気弁
6、排気ガス連動吸気用弁(シーソーと合わせ排気ガス連動吸気装置)
7、噴射ポンプ
8、燃料器(キャブレター)
9、排気管
10、吸気管
11、ピストンヘッド
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8