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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022022943
(43)【公開日】2022-02-07
(54)【発明の名称】取り外し可能な踏付式床暖房
(51)【国際特許分類】
   F24D 15/02 20060101AFI20220131BHJP
   F24D 19/00 20060101ALI20220131BHJP
【FI】
F24D15/02 Z
F24D19/00 C
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020178659
(22)【出願日】2020-10-26
(31)【優先権主張番号】202010654790.0
(32)【優先日】2020-07-09
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】520289730
【氏名又は名称】潘文橋
(74)【代理人】
【識別番号】100115303
【氏名又は名称】岩永 和久
(72)【発明者】
【氏名】張偉
【テーマコード(参考)】
3L072
3L073
【Fターム(参考)】
3L072AA02
3L072AB03
3L072AC05
3L072AD02
3L073BB03
3L073BB05
(57)【要約】      (修正有)
【課題】保温効果を向上させる取り外し可能な踏付式床暖房を提供する。
【解決手段】人が本発明上を歩く時に踏板23が下方に押され、踏板が支持ブロック24によって突起ブロック25をU字型溝26内で下方に移動させ、第二圧縮ばね27が圧縮され踏板が下方に移動する過程においてラック33を下降させ、ラックと歯車が噛み合い歯車が回転してロープを巻き、ロープがスライダ28を引き動かしてスライダに摺動道29内を摺動させ、スライダの摺動過程において第一圧縮ばね32が圧縮されて力を蓄えると同時にスライダが支持ブロックと踏板の下端面との間に摩擦を引き起こし、摩擦力によって表面の温度を増やし、足が踏板から離れた後、第二圧縮ばねが復位し第二圧縮ばねが突起ブロックを押し動かして支持ブロックを上方へ移動させ、踏板が初期位置まで戻ると同時に第一圧縮バネが復位することによってスライダが摺動道内を反方向へ摺動して初期状態に戻る。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
取り外し可能な踏付式床暖房であって、
筐体(10)と、
前記筐体(10)内に設けられる水管(12)と、
前記筐体(10)の上端に設けられる踏み機構と、
前記水管(12)内に設けられる調節機構と、
前記水管(12)の間に設けられる制御機構と、を含み、
前記踏み機構は、
二つの摺動構成部品と、
前記摺動部品に設けられる支持構成部品と、
前記支持構成部品に固定して設けられる踏板(23)と、
前記筐体(10)の下側内壁に設けられる水管(12)と、
前記水管(12)の一端に固定して設けられる水入口(13)と、
前記水管(12)の他端に固定して設けられる水出口(14)と、を含み、
前記摺動構成部品は、
前記筐体(10)内に固定して設けられる摺動道(29)と、
前記摺動道(29)内に往復摺動可能に設けられるスライダ(28)と、
前記踏板(23)の下端に固定して設けられるラック(33)と、
前記ラック(33)の側壁に回転可能に設けられる歯車軸(57)と、
前記歯車軸(57)に固定して設けられる歯車(34)と、
前記歯車軸(57)に固定して設けられるリール(58)と、
前記摺動道(29)に設けられる二つの第一滑車(35)と、
前記リール(58)と前記第一滑車(35)に巻回されるロープ(31)と、
前記スライダ(28)と前記摺動道(29)の側壁との間に固定して設けられる第一圧縮ばね(32)と、を含み、
二つの前記摺動構成部品は、前記筐体(10)に対し左右対称となり、
二つの前記支持構成部品は、前記筐体(10)に対し左右対称となり、
前記踏板(23)は、前記筐体(10)上を往復摺動でき、
前記ロープ(31)は、一端が前記リール(58)と固定して接続され、他端が前記スライダ(28)と固定して接続される、
ことを特徴とする取り外し可能な踏付式床暖房。
【請求項2】
前記支持構成部品は、
前記スライダ(28)に固定して設けられるU字型溝(26)と、
突起ブロック(25)と、支持ブロック(24)と、
第二圧縮ばね(27)と、を含み、
前記突起ブロック(25)は、前記U字型溝(26)内に往復摺動可能に設けられ、
前記支持ブロック(24)は、前記突起ブロック(25)の上端に固定して設けられ、
前記第二圧縮ばね(27)は、前記突起ブロック(25)の下端と前記U字型溝(26)の下側内壁との間に固定して設けられる、
ことを特徴とする請求項1に記載の取り外し可能な踏付式床暖房。
【請求項3】
前記調節機構は、
前記スライダ(28)の下端に固定して設けられる支持具(53)と、
接続棒(54)と、動かし棒(55)と、
第一ねじりばね(56)と、回転軸(36)と、
回転盤(37)と、五つの調節構成部品と、を含み、
前記接続棒(54)は、前記支持具(53)の下端に固定して設けられ、
前記動かし棒(55)は、前記接続棒(54)の下端に回転可能に設けられ、
前記第一ねじりばね(56)は、前記接続棒(54)と前記動かし棒(55)との間に固定して設けられ、
前記回転軸(36)は、前記支持具(53)に回転可能に設けられ、
前記回転盤(37)は、前記回転軸(36)に固定して設けられ、
五つの前記調節構成部品は、前記回転盤(37)に固定して設けられ、
五つの前記調節構成部品は、前記回転盤(37)に対し円周対称となり、
前記第一ねじりばね(56)は、一端が前記接続棒(54)と固定して接続され、他端が前記動かし棒(55)と固定して接続される。
ことを特徴とする請求項2に記載の取り外し可能な踏付式床暖房。
【請求項4】
前記調節構成部品は、
前記回転盤(37)に固定して設けられる固定板(39)と、
回転板(38)と、
第二ねじりばね(40)と、
位置規制板(41)と、
配置空間(42)と、
摺動レール(44)と、
摺動棒(43)と、
二つの第三圧縮ばね(46)と、
制御棒(45)と、
二つの第二滑車(52)と、
第一位置規制溝(49)と、
位置規制ブロック(48)と、
第四圧縮ばね(51)と、
弾力縄(50)と、
第二位置規制溝(47)と、を含み、
前記回転板(38)は、前記固定板(39)に回転可能に設けられ、
前記第二ねじりばね(40)は、前記回転板(38)と前記固定板(39)との間に固定して設けられ、
前記位置規制板(41)は、前記回転板(38)の上端に設けられ、
前記配置空間(42)は、前記位置規制板(41)内に設けられ、
前記摺動レール(44)は、前記配置空間(42)内に設けられ、
前記摺動棒(43)は、前記摺動レール(44)内に往復摺動可能に設けられ、
二つの前記第三圧縮ばね(46)は、前記摺動棒(43)と前記摺動レール(44)との間に固定して設けられ、
前記制御棒(45)は前記摺動棒(43)の下端に固定して設けられ、
二つの前記第二滑車(52)は、前記制御棒(45)に回転可能に設けられ、
前記第一位置規制溝(49)は、前記制御棒(45)の下端に固定して設けられ、
前記位置規制ブロック(48)は、前記第一位置規制溝(49)内に往復摺動可能に設けられ、
前記第四圧縮ばね(51)は、前記位置規制ブロック(48)と前記第一位置規制溝(49)との間に固定して設けられ、
前記弾力縄(50)は、前記第二滑車(52)に巻回され、
前記第二位置規制溝(47)は、前記回転板(38)に固定して設けられ、
前記第二ねじりばね(40)は、一端が前記回転板(38)と固定して接続され、他端が前記固定板(39)と固定して接続され、
二つの前記第三圧縮ばね(46)は、前記制御棒(45)に対し上下対称となり、
前記弾力縄(50)は、一端が前記制御棒(45)と固定して接続され、他端が前記位置規制ブロック(48)と固定して接続される、
ことを特徴とする請求項3に記載の取り外し可能な踏付式床暖房。
【請求項5】
前記制御機構は、三つの固定構成部品と、三つの調節可能構成部品と、を含み、
前記固定構成部品は、前記水管(12)に往復摺動可能に設けられるローター(19)と、ローター棒(18)と、二つの引張ばね(17)と、弧状板(16)と、位置決め棒(15)と、を含み、
前記ローター棒(18)は、二つの前記ローター(19)の間に固定して設けられ、
二つの前記引張ばね(17)は、前記ローター棒(18)に固定して設けられ、
前記弧状板(16)は、前記引張ばね(17)に固定して設けられ、
前記位置決め板(15)は、一端の前記弧状板(16)と前記筐体(10)の内壁との間に固定して設けられ、
二つの前記引張ばね(17)は、前記ローター棒(18)に対し上下対称となる、
ことを特徴とする請求項4に記載の取り外し可能な踏付式床暖房。
【請求項6】
前記調節可能構成部品は、前記水管(12)に往復摺動可能に設けられる前記ローター(19)と、前記摺動溝棒(21)と、前記摺動溝(20)と、前記第五圧縮ばね(22)と、二つの前記引張ばね(17)と、前記弧状板(16)と、前記位置決め棒(15)と、を含み、
前記摺動溝棒(21)は、前記ローター(19)に固定して設けられ、
前記摺動溝(20)は、二つの前記摺動溝棒(21)の間に設けられ、
前記第五圧縮ばね(22)は、前記摺動溝棒(21)と前記摺動溝(20)の内壁との間に固定して設けられ、
二つの前記第二引張ばね(17)は、前記摺動溝(20)に固定して設けられ、
前記弧状板(16)は、前記引張ばね(17)に固定して設けられ、
前記位置決め棒(15)は、一端の前記弧状板(16)と前記筐体(10)の内壁との間に固定して設けられ、
二つの前記ローター(19)は、前記摺動溝(20)上を往復摺動でき、
二つの前記引張ばね(17)は、前記摺動溝(20)に対し上下対称となる、
ことを特徴とする請求項5に記載の取り外し可能な踏付式床暖房。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、住宅熱供給分野に関し、具体的には、取り外し可能な踏付式床暖房に関する。
【背景技術】
【0002】
寒い冬において、住宅熱供給問題は、人々の日常生活に纏わる問題であり、従来の住宅熱供給のほとんどは、水管を床面タイルの下方に敷設し、水管の材質により水管の敷設数量が限られており、敷設後に水管の位置が固定され、床の受熱が不均一であり、熱供給を止めた後、水管の放熱が速く、床面タイル温度の保持時間が短く。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第102748801号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は、保温効果を向上させる取り外し可能な踏付式床暖房を提供し、従来技術における課題を解決することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の目的を実現するために、取り外し可能な踏付式床暖房であって、筐体と、前記筐体内に設けられる水管と、前記筐体の上端に設けられる踏み機構と、前記水管内に設けられる調節機構と、前記水管の間に設けられる制御機構と、を含み、前記踏み機構は、二つの摺動構成部品と、前記摺動部品に設けられる支持構成部品と、前記支持構成部品に固定して設けられる踏板と、前記筐体の下側内壁に設けられる水管と、前記水管の一端に固定して設けられる水入口と、前記水管の他端に固定して設けられる水出口と、を含み、前記摺動構成部品は、前記筐体内に固定して設けられる摺動道と、前記摺動道内に往復摺動可能に設けられるスライダと、前記踏板の下端に固定して設けられるラックと、前記ラックの側壁に回転可能に設けられる歯車軸と、前記歯車軸に固定して設けられる歯車と、前記歯車軸に固定して設けられるリールと、前記摺動道に設けられる二つの第一滑車と、前記リールと前記第一滑車に巻回されるロープと、前記スライダと前記摺動道の側壁との間に固定して設けられる第一圧縮ばねと、を含み、二つの前記摺動構成部品は、前記筐体に対し左右対称となり、二つの前記支持構成部品は、前記筐体に対し左右対称となり、前記踏板は、前記筐体上を往復摺動でき、前記ロープは、一端が前記リールと固定して接続され、他端が前記スライダと固定して接続される。
【0006】
前記支持構成部品は、前記スライダに固定して設けられるU字型溝と、突起ブロックと、支持ブロックと、第二圧縮ばねと、を含み、前記突起ブロックは、前記U字型溝内に往復摺動可能に設けられ、前記支持ブロックは、前記突起ブロックの上端に固定して設けられ、前記第二圧縮ばねは、前記突起ブロックの下端と前記U字型溝の下側内壁との間に固定して設けられる。
【0007】
前記調節機構は、前記スライダの下端に固定して設けられる支持具と、接続棒と、動かし棒と、第一ねじりばねと、回転軸と、回転盤と、五つの調節構成部品と、を含み、前記接続棒は、前記支持具の下端に固定して設けられ、前記動かし棒は、前記接続棒の下端に回転可能に設けられ、前記第一ねじりばねは、前記接続棒と前記動かし棒との間に固定して設けられ、前記回転軸は、前記支持具に回転可能に設けられ、前記回転盤は、前記回転軸に固定して設けられ、五つの前記調節構成部品は、前記回転盤に固定して設けられ、五つの前記調節構成部品は、前記回転盤に対し円周対称となり、前記第一ねじりばねは、一端が前記接続棒と固定して接続され、他端が前記動かし棒と固定して接続される。
【0008】
前記調節構成部品は、前記回転盤に固定して設けられる固定板と、回転板と、第二ねじりばねと、位置規制板と、配置空間と、摺動レールと、摺動棒と、二つの第三圧縮ばねと、制御棒と、二つの第二滑車と、第一位置規制溝と、位置規制ブロックと、第四圧縮ばねと、弾力縄と、第二位置規制溝と、を含み、前記回転板は、前記固定板に回転可能に設けられ、前記第二ねじりばねは、前記回転板と前記固定板との間に固定して設けられ、前記位置規制板は、前記回転板の上端に設けられ、前記配置空間は、前記位置規制板内に設けられ、前記摺動レールは、前記配置空間内に設けられ、前記摺動棒は、前記摺動レール内に往復摺動可能に設けられ、二つの前記第三圧縮ばねは、前記摺動棒と前記摺動レールとの間に固定して設けられ、前記制御棒は前記摺動棒の下端に固定して設けられ、二つの前記第二滑車は、前記制御棒に回転可能に設けられ、前記第一位置規制溝は、前記制御棒の下端に固定して設けられ、前記位置規制ブロックは、前記第一位置規制溝内に往復摺動可能に設けられ、前記第四圧縮ばねは、前記位置規制ブロックと前記第一位置規制溝との間に固定して設けられ、前記弾力縄は、前記第二滑車に巻回され、前記第二位置規制溝は、前記回転板に固定して設けられ、前記第二ねじりばねは、一端が前記回転板と固定して接続され、他端が前記固定板と固定して接続され、二つの前記第三圧縮ばねは、前記制御棒に対し上下対称となり、前記弾力縄は、一端が前記制御棒と固定して接続され、他端が前記位置規制ブロックと固定して接続される。
【0009】
前記制御機構は、三つの固定構成部品と、三つの調節可能構成部品と、を含み、前記固定構成部品は、前記水管に往復摺動可能に設けられるローターと、ローター棒と、二つの引張ばねと、弧状板と、位置決め棒と、を含み、前記ローター棒は、二つの前記ローターの間に固定して設けられ、二つの前記引張ばねは、前記ローター棒に固定して設けられ、前記弧状板は、前記引張ばねに固定して設けられ、前記位置決め板は、一端の前記弧状板と前記筐体の内壁との間に固定して設けられ、二つの前記引張ばねは、前記ローター棒に対し上下対称となる。
【0010】
前記調節可能構成部品は、前記水管に往復摺動可能に設けられる前記ローターと、前記摺動溝棒と、前記摺動溝と、前記第五圧縮ばねと、二つの前記引張ばねと、前記弧状板と、前記位置決め棒と、を含み、前記摺動溝棒は、前記ローターに固定して設けられ、前記摺動溝は、二つの前記摺動溝棒の間に設けられ、前記第五圧縮ばねは、前記摺動溝棒と前記摺動溝の内壁との間に固定して設けられ、二つの前記第二引張ばねは、前記摺動溝に固定して設けられ、前記弧状板は、前記引張ばねに固定して設けられ、前記位置決め棒は、一端の前記弧状板と前記筐体の内壁との間に固定して設けられ、二つの前記ローターは、前記摺動溝上を往復摺動でき、二つの前記引張ばねは、前記摺動溝に対し上下対称となる。
【0011】
作動原理:複数の前記取り外し可能な踏付式床暖房を敷設し、一つの本発明における水入口をもう一つの本発明における水出口と連通した後に、前記取り外し可能な踏付式床暖房を住宅の給水口と連通し、閉じる水回路を形成する。
【0012】
熱を供給する時に、熱水が水管内に入り、水がないと軟性を示す水管に突然に水流が入ることで、水管が水流の作用により拡張され、直径が大きくなり、水管が調節可能構成部品のローターを押し動かし、ローターが摺動溝棒を摺動溝内で摺動させ、第五圧縮ばねが圧縮されて力を蓄え、圧縮された第五圧縮ばねが復位し、第五圧縮ばねの反発力により摺動溝棒が摺動溝の外部へ摺動し、ローターが水管を左右揺動させ、水管が一定範囲内を均一的に揺動し、水管の所在範囲が均一的に受熱するとともに、ローターが水管上を相対摺動し、ローターの摺動過程において、摺動溝が一端の引張ばねを圧縮し且つ他端の引張ばねを引っ張り、引っ張られる引張ばねと圧縮される引張ばねとが摺動溝を水管の間に形成された一定範囲内で上下往復摺動させ、水管の左右揺動を安定的にすると同時に、引張ばねが弧状板を連動させて水管の角を支持し、水管の角の部位が折れて詰まりを引き起こすことが回避されるとともに、固定構成部品は、ローター棒によって水管に対し硬性支持を行い、水管の揺動安定性を保証し、固定構成部品は、ローターの摺動過程においてローター棒により一端の引張ばねを圧縮して他端の引張ばねを引っ張り、引っ張られる前記引張ばねと圧縮される前記引張ばねが前記摺動溝を水管の間に形成された一定範囲内で上下往復摺動させる。
【0013】
水流が水管に流れ込んで調節機構に衝突し、水流の作用によって回転盤が回転軸上を相対回転し、回転盤が調節構成部品を回転させ、初期状態において摺動棒が第三圧縮ばねの作用によって摺動レールの外部まで延在し、第一位置規制溝と第二位置規制溝とが接触し、位置規制ブロックが第四圧縮ばねの作用によって第一位置規制溝から第二位置規制溝内に延在して制御棒の位置を規制し、調節構成部品が水管の最下端まで回転した時、凹み溝状をなす調節構成部品が水を内部に収納して、水管を流れる水流が邪魔されて流速が低下し、水が調節機構で溜まる時間が長くなり、放熱効果が向上し、本発明表面の温度が高くなり、調節構成部品が一番上端まで回転した時、動かし棒が摺動棒と接触して摺動棒を圧縮して摺動レール内に摺動させ、第三圧縮ばねが圧縮されて力を蓄え、摺動棒が下方に移動して制御棒を下方に移動させ、制御棒が弾力縄を引っ張って位置規制ブロックを摺動させて第二位置規制溝内から出させ、第四圧縮ばねが圧縮され、回転板の位置が規制されなくなり、回転板が水の重力によって固定板上を回転し、水が速く調節構成部品を流れて調節構成部品の後続作業と後続の温度制御に影響せず、動かし棒が摺動棒と接触した後に接続棒上を相対回転し、第一ねじりばねが力を蓄え、動かし棒が摺動棒と接触しなくなった後に、第一ねじりばねが復位して動かし棒を初期状態に戻すと同時に、摺動棒が圧縮されなくなって第三圧縮ばねの作用によって摺動レールから滑り出て、摺動棒が制御棒を初期位置まで引き動かし、第一位置規制溝と第二位置規制ばねとが再び接触し、位置規制ブロックが第四圧縮ばねの作用によって第二位置規制溝内に摺動し、回転盤の位置を再び規制する。
【0014】
人が本発明上を歩く時に、歩く過程において踏板が下方に押され、踏板が支持ブロックによって突起ブロックをU字型溝内で下方に移動させ、第二圧縮ばねが圧縮され、踏板が下方に移動する過程においてラックを下降させ、ラックと歯車が噛み合い、歯車が歯車軸によってリールを連動させ、リールが回転して第一滑車によってロープを巻き、ロープがスライダを引き動かしてスライダに摺動道内を摺動させ、スライダの摺動過程において第一圧縮ばねが圧縮されて力を蓄えると同時に、スライダが支持ブロックと踏板の下端面との間に摩擦を引き起こし、摩擦力によって本発明表面の温度を増やし、保温時間が伸ばされ、足が踏板から離れた後、第二圧縮ばねが復位し、第二圧縮ばねが突起ブロックを押し動かして支持ブロックを上方へ移動させ、踏板が初期位置まで戻ると同時に、第一圧縮バネが復位することによってスライダが摺動道内を反方向へ摺動して初期状態に戻る。
【発明の効果】
【0015】
従来技術に比べ、本発明は下記のメリットを有する:
【0016】
本発明は、構造が簡単で、水管に本発明における内壁の一定範囲内を移動させ、受熱が均一であり、また、本発明内部を流れる水に対し、調節、処理を行い、加熱時間が伸ばされるとともに、人が床上を歩く時の踏みを、熱エネルギーに転換し、保温放熱効果が向上する。
【図面の簡単な説明】
【0017】
本願に記載の各方向が、図1と同じ向きに装置を見た際の方向である。
【0018】
図1】本発明の構造実施例図である。
図2図1におけるAの部分の拡大図である。
図3図1のH―H線に沿う構造図である。
図4図3におけるBの部分の拡大図である。
図5図3におけるCの部分の拡大図である。
図6図5におけるDの部分の拡大図である。
図7図6におけるEの部分の拡大図である。
図8図7におけるFの部分の拡大図である。
図9図5の左側方向構造図である。
図10図8における接続棒54の左側方向構造図である。
図11図4における歯車34の左側方向構造図である。
【発明を実施するための形態】
【0019】
図1~10に示すように、取り外し可能な踏付式床暖房であって、筐体10と、前記筐体10内に設けられる水管12と、前記筐体10の上端に設けられる踏み機構と、前記水管12内に設けられる調節機構と、前記水管12の間に設けられる制御機構と、を含み、前記踏み機構は、二つの摺動構成部品と、前記摺動部品に設けられる支持構成部品と、前記支持構成部品に固定して設けられる踏板23と、前記筐体10の下側内壁に設けられる水管12と、前記水管12の一端に固定して設けられる水入口13と、前記水管12の他端に固定して設けられる水出口14と、を含み、前記摺動構成部品は、前記筐体10内に固定して設けられる摺動道29と、前記摺動道29内に往復摺動可能に設けられるスライダ28と、前記踏板23の下端に固定して設けられるラック33と、前記ラック33の側壁に回転可能に設けられる歯車軸57と、前記歯車軸57に固定して設けられる歯車34と、前記歯車軸57に固定して設けられるリール58と、前記摺動道29に設けられる二つの第一滑車35と、前記リール58と前記第一滑車35に巻回されるロープ31と、前記スライダ28と前記摺動道29の側壁との間に固定して設けられる第一圧縮ばね32と、を含み、二つの前記摺動構成部品は、前記筐体10に対し左右対称となり、二つの前記支持構成部品は、前記筐体10に対し左右対称となり、前記踏板23は、前記筐体10上を往復摺動でき、前記ロープ31は、一端が前記リール58と固定して接続され、他端が前記スライダ28と固定して接続される。人が本発明の上を歩く時に、踏板23が下方へ押され、踏板23が支持ブロック24によって突起ブロック25にU字型溝26内を下降させ、第二圧縮ばね27が圧縮され、踏板23が下降する過程においてラック33を下降させ、ラック33が歯車34と噛み合い、歯車34が歯車軸57によってリール58を連動させ、リール58が回転して第一滑車35によりロープ31を巻き、ロープ31がスライダ28を引き動かして摺動道29内で摺動させ、スライダ28の摺動過程において第一圧縮ばね32が圧縮されて力を蓄えると同時に、スライダ28により支持ブロック24と踏板23の下端面との間に摩擦が起こり、摩擦力によって本発明表面の温度が増え、保温時間が伸ばされ、人の足が踏板23から離れた後、第二圧縮ばね27が復位し、突起ブロック25が押し動かされて支持ブロック24を上方へ移動させ、踏板23が初期位置まで戻ると同時に、第一圧縮ばね32が復位してスライダ28を押し動かし、スライダ28が摺動道29内を反方向へ摺動して初期状態に戻る。
【0020】
前記支持構成部品は、前記スライダ28に固定して設けられるU字型溝26と、突起ブロック25と、支持ブロック24と、第二圧縮ばね27と、を含み、前記突起ブロック25は、前記U字型溝26内に往復摺動可能に設けられ、前記支持ブロック24は、前記突起ブロック25の上端に固定して設けられ、前記第二圧縮ばね27は、前記突起ブロック25の下端と前記U字型溝26の下側内壁との間に固定して設けられる。人が本発明上を歩く時に、歩く過程において踏板23が下方に押され、踏板23が支持ブロック24によって突起ブロック25をU字型溝26内で下方に移動させ、第二圧縮ばね27が圧縮され、踏板23が下方に移動する過程においてラック33を下降させ、ラック33と歯車34が噛み合い、歯車34が歯車軸57によってリール58を連動させ、リール58が回転して第一滑車35によってロープ31を巻き、ロープ31がスライダ28を引き動かして摺動道29内を摺動させ、スライダ28の摺動過程において第一圧縮ばね32が圧縮されて力を蓄えると同時に、スライダ28が支持ブロック24と踏板23の下端面との間に摩擦を引き起こし、摩擦力によって本発明表面の温度を増やし、保温時間が伸ばされ、足が踏板23から離れた後、第二圧縮ばね27が復位し、突起ブロック25を押し動かして支持ブロック24を上方へ移動させ、踏板23が初期位置まで戻ると同時に、第一圧縮バネ32が復位することによってスライダ28が摺動道29内を反方向へ摺動して初期状態に戻る。
【0021】
前記調節機構は、前記スライダ28の下端に固定して設けられる支持具53と、接続棒54と、動かし棒55と、第一ねじりばね56と、回転軸36と、回転盤37と、五つの調節構成部品と、を含み、前記接続棒54は、前記支持具53の下端に固定して設けられ、前記動かし棒55は、前記接続棒54の下端に回転可能に設けられ、前記第一ねじりばね56は、前記接続棒54と前記動かし棒55との間に固定して設けられ、前記回転軸36は、前記支持具53に回転可能に設けられ、前記回転盤37は、前記回転軸36に固定して設けられ、五つの前記調節構成部品は、前記回転盤37に固定して設けられ、五つの前記調節構成部品は、前記回転盤37に対し円周対称となり、前記第一ねじりばね56は、一端が前記接続棒54と固定して接続され、他端が前記動かし棒55と固定して接続される。水流が水管12に流れ込んで調節機構に衝突し、水流の作用によって回転盤37が回転軸36上を相対回転し、回転盤37が調節構成部品を回転させ、動かし棒55が摺動棒43と接触した後に接続棒54上を相対回転し、第一ねじりばね56が力を蓄え、動かし棒55と摺動棒43とが接触しなくなった後、第一ねじりばね56が復位して動かし棒55を初期状態に戻す。
【0022】
前記調節構成部品は、前記回転盤37に固定して設けられる固定板39と、回転板38と、第二ねじりばね40と、位置規制板41と、配置空間42と、摺動レール44と、摺動棒43と、二つの第三圧縮ばね46と、制御棒45と、二つの第二滑車52と、第一位置規制溝49と、位置規制ブロック48と、第四圧縮ばね51と、弾力縄50と、第二位置規制溝47と、を含み、前記回転板38は、前記固定板39に回転可能に設けられ、前記第二ねじりばね40は、前記回転板38と前記固定板39との間に固定して設けられ、前記位置規制板41は、前記回転板38の上端に設けられ、前記配置空間42は、前記位置規制板41内に設けられ、前記摺動レール44は、前記配置空間42内に設けられ、前記摺動棒43は、前記摺動レール44内に往復摺動可能に設けられ、二つの前記第三圧縮ばね46は、前記摺動棒43と前記摺動レール44との間に固定して設けられ、前記制御棒45は前記摺動棒43の下端に固定して設けられ、二つの前記第二滑車52は、前記制御棒45に回転可能に設けられ、前記第一位置規制溝49は、前記制御棒45の下端に固定して設けられ、前記位置規制ブロック48は、前記第一位置規制溝49内に往復摺動可能に設けられ、前記第四圧縮ばね51は、前記位置規制ブロック48と前記第一位置規制溝49との間に固定して設けられ、前記弾力縄50は、前記第二滑車52に巻回され、前記第二位置規制溝47は、前記回転板38に固定して設けられ、前記第二ねじりばね40は、一端が前記回転板38と固定して接続され、他端が前記固定板39と固定して接続され、二つの前記第三圧縮ばね46は、前記制御棒45に対し上下対称となり、前記弾力縄50は、一端が前記制御棒45と固定して接続され、他端が前記位置規制ブロック48と固定して接続される。水流が水管12に流れ込んで調節機構に衝突し、水流の作用によって回転盤37が回転軸36上を相対回転し、回転盤37が調節構成部品を回転させ、初期状態において摺動棒43が第三圧縮ばね46の作用によって摺動レール44の外部まで延在し、第一位置規制溝49と第二位置規制溝47とが接触し、位置規制ブロック48が第四圧縮ばね51の作用によって第一位置規制溝49から第二位置規制溝47内に延在して制御棒45の位置を規制し、調節構成部品が水管12の最下端まで回転した時、凹み溝状をなす調節構成部品が水を内部に収納して、水管12を流れる水流が邪魔されて流速が低下し、水が調節機構で溜まる時間が長くなり、放熱効果が向上し、本発明表面の温度が高くなり、調節構成部品が一番上端まで回転した時、動かし棒55が摺動棒43と接触して摺動棒43を圧縮して摺動レール44内に摺動させ、第三圧縮ばね46が圧縮されて力を蓄え、摺動棒43が下方に移動して制御棒45を下方に移動させ、制御棒45が弾力縄50を引っ張って位置規制ブロック48を摺動させて第二位置規制溝47内から出させ、第四圧縮ばね51が圧縮され、回転板38の位置が規制されなくなり、回転板38が水の重力によって固定板39上を回転し、水が速く調節構成部品を流れて調節構成部品の後続作業と後続の温度制御に影響せず、動かし棒55が摺動棒43と接触した後に接続棒54上を相対回転し、第一ねじりばね56が力を蓄え、動かし棒55が摺動棒43と接触しなくなった後に、第一ねじりばね56が復位し、動かし棒55が初期状態に戻ると同時に、摺動棒43が圧縮されなくなって第三圧縮ばね46の作用によって摺動レール44から滑り出て、摺動棒43が制御棒45を初期位置まで引き動かし、第一位置規制溝49と第二位置規制ばね47とが再び接触し、位置規制ブロック48が第四圧縮ばね51の作用によって第二位置規制溝47内に摺動し、回転盤37の位置を再び規制する。
【0023】
前記制御機構は、三つの固定構成部品と、三つの調節可能構成部品と、を含み、前記固定構成部品は、前記水管12に往復摺動可能に設けられるローター19と、ローター棒18と、二つの引張ばね17と、弧状板16と、位置決め棒15と、を含み、前記ローター棒18は、二つの前記ローター19の間に固定して設けられ、二つの前記引張ばね17は、前記ローター棒18に固定して設けられ、前記弧状板16は、前記引張ばね17に固定して設けられ、前記位置決め板15は、一端の前記弧状板16と前記筐体10の内壁との間に固定して設けられ、二つの前記引張ばね17は、前記ローター棒18に対し上下対称となる。熱を供給する時に、熱水が水管12内に入り、水がないと軟性を示す水管12に突然に水流が入ることで、水管12が水流の作用により拡張され、直径が大きくなり、水管12が調節可能構成部品のローター19を押し動かし、ローター19が摺動溝棒21を摺動溝20内で摺動させ、第五圧縮ばね22が圧縮されて力を蓄え、圧縮された第五圧縮ばね22が復位し、第五圧縮ばね22の反発力によって摺動溝棒21が摺動溝20の外部へ摺動し、ローター19が水管12を左右揺動させ、水管12が一定範囲内を均一的に揺動し、水管12の所在範囲が均一的に受熱するとともに、ローター19が水管12上を相対摺動し、ローター19の摺動過程において、摺動溝20が一端の引張ばね17を圧縮し且つ他端の引張ばね17を引っ張り、引っ張られる引張ばね17と圧縮される引張ばね17とが摺動溝20を水管12の間に形成された一定範囲内で上下往復摺動させ、水管12の左右揺動を安定的にすると同時に、引張ばね17が弧状板16を連動させて水管12の角を支持し、水管12の角の部位が折れて詰まりを引き起こすことが回避される。
【0024】
前記調節可能構成部品は、前記水管12に往復摺動可能に設けられる前記ローター19と、前記摺動溝棒21と、前記摺動溝20と、前記第五圧縮ばね22と、二つの前記引張ばね17と、前記弧状板16と、前記位置決め棒15と、を含み、前記摺動溝棒21は、前記ローター19に固定して設けられ、前記摺動溝20は、二つの前記摺動溝棒21の間に設けられ、前記第五圧縮ばね22は、前記摺動溝棒21と前記摺動溝20の内壁との間に固定して設けられ、二つの前記第二引張ばね17は、前記摺動溝20に固定して設けられ、前記弧状板16は、前記引張ばね17に固定して設けられ、前記位置決め棒15は、一端の前記弧状板16と前記筐体10の内壁との間に固定して設けられ、二つの前記ローター19は、前記摺動溝20上を往復摺動でき、二つの前記引張ばね17は、前記摺動溝20に対し上下対称となり、前記固定構成部品は、前記ローター棒18によって前記水管12に対し硬性支持を行い、前記水管12の揺動安定性を保証し、前記固定構成部品は、前記ローター19の摺動過程において前記ローター棒18により一端の前記引張ばね17を圧縮して他端の前記引張ばね17を引っ張り、引っ張られる前記引張ばね17と圧縮される前記引張ばね17が前記摺動溝20を水管12の間に形成された一定範囲内で上下往復摺動させる。
【0025】
作動原理:複数の前記取り外し可能な踏付式床暖房を敷設し、一つの本発明における水入口13をもう一つの本発明における水出口14と連通した後に、前記取り外し可能な踏付式床暖房を住宅の給水口と連通し、閉じる水回路を形成する。
【0026】
熱を供給する時に、熱水が水管12内に入り、水がないと軟性を示す水管12に突然に水流が入ることで、水管12が水流の作用により拡張され、直径が大きくなり、水管12が調節可能構成部品のローター19を押し動かし、ローター19が摺動溝棒21を摺動溝20内で摺動させ、第五圧縮ばね22が圧縮されて力を蓄え、圧縮された第五圧縮ばね22が復位し、第五圧縮ばね22の反発力により摺動溝棒21が摺動溝20の外部へ摺動し、ローター19が水管12を左右揺動させ、水管12が一定範囲内を均一的に揺動し、水管12の所在範囲が均一的に受熱するとともに、ローター19が水管12上を相対摺動し、ローター19の摺動過程において、摺動溝20が一端の引張ばね17を圧縮し且つ他端の引張ばね17を引っ張り、引っ張られる引張ばね17と圧縮される引張ばね17とが摺動溝20を水管12の間に形成された一定範囲内で上下往復摺動させ、水管12の左右揺動を安定的にすると同時に、引張ばね17が弧状板16を連動させて水管12の角を支持し、水管12の角の部位が折れて詰まりを引き起こすことが回避されるとともに、固定構成部品は、ローター棒18によって水管12に対し硬性支持を行い、水管12の揺動安定性を保証し、固定構成部品は、ローター19の摺動過程においてローター棒18により一端の引張ばね17を圧縮して他端の引張ばね17を引っ張り、引っ張られる前記引張ばね17と圧縮される前記引張ばね17が前記摺動溝20を水管12の間に形成された一定範囲内で上下往復摺動させる。
【0027】
水流が水管12に流れ込んで調節機構に衝突し、水流の作用によって回転盤37が回転軸36上を相対回転し、回転盤37が調節構成部品を回転させ、初期状態において摺動棒43が第三圧縮ばね46の作用によって摺動レール44の外部まで延在し、第一位置規制溝49と第二位置規制溝47とが接触し、位置規制ブロック48が第四圧縮ばね51の作用によって第一位置規制溝49から第二位置規制溝47内に延在して制御棒45の位置を規制し、調節構成部品が水管12の最下端まで回転した時、凹み溝状をなす調節構成部品が水を内部に収納して、水管12を流れる水流が邪魔されて流速が低下し、水が調節機構で溜まる時間が長くなり、放熱効果が向上し、本発明表面の温度が高くなり、調節構成部品が一番上端まで回転した時、動かし棒55が摺動棒43と接触して摺動棒43を圧縮して摺動レール44内に摺動させ、第三圧縮ばね46が圧縮されて力を蓄え、摺動棒43が下方に移動して制御棒45を下方に移動させ、制御棒45が弾力縄50を引っ張って位置規制ブロック48を摺動させて第二位置規制溝47内から出させ、第四圧縮ばね51が圧縮され、回転板38の位置が規制されなくなり、回転板38が水の重力によって固定板39上を回転し、水が速く調節構成部品を流れて調節構成部品の後続作業と後続の温度制御に影響せず、動かし棒55が摺動棒43と接触した後に接続棒54上を相対回転し、第一ねじりばね56が力を蓄え、動かし棒55が摺動棒43と接触しなくなった後に、第一ねじりばね56が復位して動かし棒55を初期状態に戻すと同時に、摺動棒43が圧縮されなくなって第三圧縮ばね46の作用によって摺動レール44から滑り出て、摺動棒43が制御棒45を初期位置まで引き動かし、第一位置規制溝49と第二位置規制ばね47とが再び接触し、位置規制ブロック48が第四圧縮ばね51の作用によって第二位置規制溝47内に摺動し、回転盤37の位置を再び規制する。
【0028】
人が本発明上を歩く時に、歩く過程において踏板23が下方に押され、踏板23が支持ブロック24によって突起ブロック25をU字型溝26内で下方に移動させ、第二圧縮ばね27が圧縮され、踏板23が下方に移動する過程においてラック33を下降させ、ラック33と歯車34が噛み合い、歯車34が歯車軸57によってリール58を連動させ、リール58が回転して第一滑車35によってロープ31を巻き、ロープ31がスライダ28を引き動かしてスライダ28に摺動道29内を摺動させ、スライダ28の摺動過程において第一圧縮ばね32が圧縮されて力を蓄えると同時に、スライダ28が支持ブロック24と踏板23の下端面との間に摩擦を引き起こし、摩擦力によって本発明表面の温度を増やし、保温時間が伸ばされ、足が踏板23から離れた後、第二圧縮ばね27が復位し、第二圧縮ばね27が突起ブロック25を押し動かして支持ブロック24を上方へ移動させ、踏板23が初期位置まで戻ると同時に、第一圧縮バネ32が復位することによってスライダ28が摺動道29内を反方向へ摺動して初期状態に戻る。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11