(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022023905
(43)【公開日】2022-02-08
(54)【発明の名称】調整可能なジョイントアセンブリ
(51)【国際特許分類】
B62K 19/18 20060101AFI20220201BHJP
F16D 1/092 20060101ALI20220201BHJP
【FI】
B62K19/18
F16D1/092
【審査請求】有
【請求項の数】14
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021173376
(22)【出願日】2021-10-22
(62)【分割の表示】P 2019557393の分割
【原出願日】2018-04-17
(31)【優先権主張番号】62/488,400
(32)【優先日】2017-04-21
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】310004529
【氏名又は名称】サン-ゴバン パフォーマンス プラスティックス レンコール リミティド
(74)【代理人】
【識別番号】110003281
【氏名又は名称】特許業務法人大塚国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】メイソン、エドワード
(72)【発明者】
【氏名】イッタ、フロリアン
(72)【発明者】
【氏名】ファミー、マーク
(57)【要約】 (修正有)
【課題】内側または外側コンポーネントのうちの一方が他方に対して回転することができる内側および外側コンポーネントを備えるロータリージョイントアセンブリを提供する。
【解決手段】ジョイントアセンブリは、テーパ面を有する内径部を含むハウジングと、ハウジングの内径部と相補的な形状のテーパ面を有する外径部を有する少なくとも1つのシャフトとを含み、シャフトがハウジングに対して回転するように適合され、ハウジングに対するシャフトの軸方向位置を変更することによって摩擦嵌合が調整可能である。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ジョイントアセンブリであって、
テーパ面を有する内径部を備えるハウジングと、
前記ハウジングの前記内径部と相補的な形状のテーパ面を有する外径部を有する少なくとも1つのシャフトと
を備え、
前記シャフトまたは前記ハウジングのうちの少なくとも一方が、他方に対して回転するように適合され、前記ハウジングに対する前記シャフトの軸方向位置を変更することによって摩擦嵌合が調整可能である、ジョイントアセンブリ。
【請求項2】
自転車アセンブリであって、
主構造と、ホイールアセンブリを備える支持構造とを備える自転車フレームと、
前記ホイールアセンブリの位置を前記主アセンブリに変更するように適合された、前記自転車フレーム内に配置されたジョイントアセンブリと
を備え、
前記ジョイントアセンブリが、
テーパ面を有する内径部を備えるハウジングと、
前記ハウジングの前記内径部と相補的な形状のテーパ面を有する外径部を有する少なくとも1つのシャフトと
を備え、
前記シャフトまたは前記ハウジングのうちの少なくとも一方が、他方に対して回転するように適合され、前記ハウジングに対する前記シャフトの軸方向位置を変更することによって摩擦嵌合が調整可能である、自転車アセンブリ。
【請求項3】
車両サブアセンブリであって、
フレームと、
前記フレーム内に配置されたジョイントアセンブリによって前記フレームに回転可能に取り付けられたコンポーネントと
を備え、
前記ジョイントアセンブリが、
テーパ面を有する内径部を備えるハウジングと、
前記ハウジングの前記内径部と相補的な形状のテーパ面を有する外径部を有する少なくとも1つのシャフトと
を備え、
前記シャフトまたは前記ハウジングのうちの少なくとも一方が、他方に対して回転するように適合され、前記ハウジングに対する前記シャフトの軸方向位置を変更することによって摩擦嵌合が調整可能である、自転車アセンブリ。
【請求項4】
前記シャフトと前記ハウジングとの間にポリマー層をさらに備える、前項のいずれか一項に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項5】
前記ポリマー層がフッ素化ポリマーを含む、請求項4に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項6】
前記ポリマー層が前記ハウジングの前記内径部に結合されている、請求項4に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項7】
前記ポリマー層が前記シャフトの前記外径部に結合されている、請求項4に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項8】
前記ポリマー層がベアリングの形態で提供され、前記ポリマー層が設けられる基材を前記ベアリングが含む、請求項4に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項9】
前記ベアリングの軸方向移動を防止するために前記シャフトのテーパ面または前記ハウジングのテーパ面に形成された段差をさらに備える、請求項8に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項10】
前記少なくとも1つのハウジングが第1のハウジングおよび第2のハウジングを備える、請求項1~3のいずれか一項に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項11】
前記少なくとも1つのシャフトが第1のシャフトおよび第2のシャフトを備える、請求項1~3のいずれか一項に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項12】
前記シャフトが、前記第1のシャフトを前記第2のシャフトに接続する接続コンポーネントを備える、請求項1~3のいずれか一項に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項13】
前記接続コンポーネントが、前記第1および第2のシャフトのそれぞれを通って延び、前記第1および第2のハウジングに対してそれぞれ前記第1および第2のシャフトの軸方向位置を固定するために付勢力を提供するように適合された、請求項12に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項14】
前記少なくとも1つのハウジングの前記内径部の前記テーパ面が、前記ハウジングの軸に対して角度αを有し、1°≦α≦89°である、請求項1~3のいずれか一項に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項15】
前記シャフトが前記ハウジングに対して付勢されるように付勢力を提供する少なくとも1つのバネ要素をさらに備える、請求項1~3のいずれか一項に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、内側または外側コンポーネントのうちの一方が他方に対して回転することができる、嵌合する内側および外側コンポーネントを備える装置に関する。非限定的な例により、装置は、ロータリージョイントアセンブリに使用されることができる。
【背景技術】
【0002】
ジョイントアセンブリは、内側コンポーネント(シャフトなど)から外側コンポーネント(ハウジングなど)に伝達されるトルクの量を調整、強化、または制限するために使用されることができる。ジョイントアセンブリは、他のセグメントまたはコンポーネントに対するあるセグメントまたはコンポーネントの相対位置を調整するために、車両フレームおよび自転車フレームを含む様々な用途で使用されることができる。一般に、自転車フレームは、ボールベアリングを使用するロータリージョイントを含むことがある。これは、パッケージングおよび重量の問題を生じることがある。いくつかの自転車フレームは、滑り軸受の回転ジョイントを使用するが、これは、フレームの公差に関連する性能に影響を及ぼす緩み(径方向および軸方向の遊び)につながる。過負荷の状況、アセンブリのより大きなサイズおよび複雑さ、アセンブリのコンポーネントの摩耗もしくは摩滅による寿命にわたるトルクの変化、または温度もしくは他の条件に依存するジョイントアセンブリコンポーネントの性能に起因して、ジョイントアセンブリおよびロータリージョイントにさらなる問題が発生する可能性がある。
【図面の簡単な説明】
【0003】
添付の図面を参照することにより、本開示は、よりよく理解されることができ、その多くの特徴および利点は、当業者にとって明らかになるであろう。
【
図1】本発明の実施形態にかかるジョイントアセンブリの斜視図である。
【
図2】本発明の実施形態にかかるアセンブリまたはサブアセンブリ内のジョイントアセンブリの側面図である。
【
図3】本発明の実施形態にかかるジョイントアセンブリの断面図である。
【
図4】本発明の実施形態にかかるジョイントアセンブリの切断された未組み立て側面図である。
【
図5】本発明の実施形態にかかるジョイントアセンブリの切断された未組み立て端面図である。
【
図6A】本発明の実施形態にかかるバネ要素の断面図である。
【
図6B】本発明の実施形態にかかるバネ要素の斜視図である。 異なる図面における同じ参照符号の使用は、同様または同一の物品を示している。
【発明を実施するための形態】
【0004】
図面と組み合わせた以下の説明は、本明細書に開示される教示を理解するのを助けるために提供される。以下の説明は、本教示の具体的な実装および実施形態に焦点を合わせるであろう。この焦点は、本教示を説明するのを助けるために提供されており、本教示の範囲または適用性に対する限定として解釈されるべきではない。しかしながら、本出願で開示される教示に基づいて他の実施形態が使用されることができる。
【0005】
用語「備える(comprises)」、「備える(comprising)」、「含む(includes)」、「含む(including)」、「有する(has)」、「有する(having)」、またはその任意の他の変形は、非排他的包含を含むことを意図している。例えば、特徴のリストを備える方法、物品、または装置は、必ずしもそれらの特徴のみに限定されず、そのような方法、物品、または装置に明示的にリスト化されていないかまたは固有ではない他の特徴を含んでもよい。さらに、そうではないと明示的に述べられていない限り、「または(or)」は、包含的な「または」を指し、排他的な「または」を指さない。例えば、条件AまたはBは、以下のいずれかによって満たされる: Aは真(または存在する)かつBは偽(または存在しない)、Aは偽(または存在しない)かつBは真(または存在する)、およびAとBの両方が真(または存在する)である。
【0006】
また、「a」または「an」の使用は、本明細書に記載の要素およびコンポーネントを説明するために使用される。これは、単に便宜上および本発明の範囲の一般的な意味を与えるために行われている。この説明は、他を意味することが明確でない限り、1つ、少なくとも1つ、または複数も含む単数形、またはその逆を含むように読む必要がある。例えば、本明細書で単一の物品が説明される場合、単一の物品の代わりに複数の物品が使用されることができる。同様に、本明細書で複数の物品が説明される場合、単一の物品は、その複数の物品の代わりにすることができる。また、「約(about)」または「略(substantially)」の使用は、本発明の範囲から逸脱しない任意の値または関係を記述する空間的または数値的関係を伝えるために使用される。
【0007】
他に定義されない限り、本明細書において使用される全ての技術的および科学的用語は、本発明が属する分野の当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。材料、方法、および例は、例示的なものにすぎず、限定的であることを意図しない。本明細書に記載されていない範囲で、特定の材料および処理行為に関する多くの詳細は、従来のものであり、ジョイントアセンブリおよびトルク調整可能コンポーネント技術内の教科書および他のソースにおいてみることができる。
【0008】
最初に
図1および
図3~5を参照すると、ジョイントアセンブリ2は、一般に、ジョイントアセンブリの断面を軸方向に下る中心軸100に沿って向けられた内側コンポーネントおよび外側コンポーネントを含む。実施形態では、内側コンポーネントは、第1の端部4aおよび第2の端部4bを有するシャフト4の形態とすることができる。別の実施形態では、トルク供給入力またはトルク受け出力は、シャフト4に動作可能に接続または係合されることができる。シャフト4は、単一の中実コンポーネント部品とすることができる。実施形態では、シャフト4は、これらに限定されるものではないが、第1のシャフト5および第2のシャフト7を含むサブコンポーネントを含むことができる。第1のシャフト5は、第1のシャフト5の軸方向長さに沿って第1の軸方向端部5aおよび第2の軸方向端部5bを有することができる。第2のシャフト7は、第2のシャフト7の軸方向長さに沿って第1の軸方向端部7aおよび第2の軸方向端部7bを有することができる。実施形態では、シャフト4は、内径部101および外径部103を有することができる。シャフト4は、テーパ面4’を有することができる。テーパ面4’は、第1の軸方向端部4’aおよび第2の軸方向端部4’bを有することができる。テーパ面4’は、シャフト4の内径部101または外径部103のうちの少なくとも一方にあることができる。実施形態では、第1のシャフト5は、テーパ面5’を有することができ、および/または第2のシャフト7は、テーパ面7’を有することができる。テーパ面5’は、第1の軸方向端部5’aおよび第2の軸方向端部5’bを有することができる。テーパ面7’は、第1の軸方向端部7’aおよび第2の軸方向端部7’bを有することができる。実施形態では、テーパ面5’は、第1のシャフト5の内径部101または外径部103のうちの少なくとも一方にあることができる。実施形態では、テーパ面7’は、第2のシャフト7の内径部101または外径部103のうちの少なくとも一方にあることができる。実施形態では、第1のシャフト5および第2のシャフト7は、ジョイントアセンブリ2内で交換可能とすることができる略同一のコンポーネントとすることができる。実施形態では、シャフト4、第1のシャフト5、または第2のシャフト7のうちの少なくとも1つは、軸長に沿って第1の軸方向端部4a、5a、7aから第2の軸方向端部4b、5b、7bまでの内孔13を含むことができる。
【0009】
実施形態では、シャフト4は、これらに限定されるものではないが、金属もしくは金属合金、ポリマー、または複合材料など、当該技術分野における従来の材料から作製されることができる。シャフト4は、鋼、アルミニウム、青銅、ステンレス鋼、ニッケル、銅、スズ、チタン、白金、タングステンを含む金属であってもよく、または別の種類であってもよい。シャフト4は、炭素ベースの化合物を含んでもよい。実施形態では、シャフト4は、これらに限定されるものではないが、金属加工、形成、鍛造、押出、成形、印刷など、当該技術分野における従来の方法によって製造されてもよく、または別の種類であってもよい。
【0010】
実施形態では、外側コンポーネントは、ハウジング8の形態とすることができる。別の実施形態では、トルク受け入力または出力は、ハウジング8に動作可能に接続または係合されることができる。ハウジング8は、単一の中実コンポーネント部品とすることができる。実施形態では、ハウジング8は、これらに限定されるものではないが、第1のハウジング10および第2のハウジング12を含むサブコンポーネントを含むことができる。第1のハウジング10は、第1のハウジング10の軸方向長さに沿って第1の軸方向端部10aおよび第2の軸方向端部10bを有することができる。第2のハウジング12は、第2のハウジング12の軸方向の長さに沿って第1の軸方向端部12aおよび第2の軸方向端部12bを有することができる。実施形態では、ハウジング8は、内径部105および外径部107を有することができる。ハウジング8は、テーパ面8’を有することができる。テーパ面8’は、第1の軸方向端部8’aおよび第2の軸方向端部8’bを有することができる。テーパ面10’は、第1の軸方向端部10’aおよび第2の軸方向端部10’bを有することができる。テーパ面12’は、第1の軸方向端部12’aおよび第2の軸方向端部12’bを有することができる。テーパ面8’は、ハウジング8の内径部105または外径部107のうちの少なくとも一方にあることができる。実施形態では、第1のハウジングは、テーパ面10’を有することができ、および/または第2のハウジング12は、テーパ面12’を有することができる。実施形態では、テーパ面10’は、第1のハウジング10の内径部105または外径部107のうちの少なくとも一方にあることができる。実施形態では、テーパ面12’は、第2のハウジング12の内径部105または外径部107のうちの少なくとも一方にあることができる。いくつかの変形例では、第1のハウジング10および第2のハウジング12は、ジョイントアセンブリ2内で交換可能とすることができる略同一のコンポーネントとすることができる。実施形態では、ハウジング8、第1のハウジング10、または第2のハウジング12のうちの少なくとも1つは、軸方向長さに沿って第1の軸方向端部8a、10a、12aから第2の軸方向端部8b、10b、12bまでの内孔16を含むことができる。
【0011】
実施形態では、ハウジング8は、これらに限定されるものではないが、金属もしくは金属合金、ポリマー、または複合材料など、当該技術分野における従来の材料から作製されることができる。ハウジング8は、鋼、アルミニウム、青銅、ステンレス鋼、ニッケル、銅、スズ、チタン、白金、タングステンを含む金属であってもよく、または別の種類であってもよい。ハウジング8は、炭素ベースの化合物を含んでもよい。実施形態では、ハウジング8は、これらに限定されるものではないが、金属加工、形成、鍛造、押出、成形、印刷など、当該技術分野における従来の方法によって製造されてもよく、または別の種類であってもよい。
【0012】
実施形態では、トルク供給入力およびトルク受け出力は、動作可能に一体に結合されてもよい。トルク供給入力は、トルク生成装置(図示せず)に結合されることができるとともに、トルク受け出力は、トルクを必要とする機械(図示せず)に結合されることができる。実施形態では、トルク受け出力は、シャフト4の形態であるかまたはシャフトに動作可能に接続されてもよく、トルク供給入力は、ハウジング8の形態であるかまたはハウジングに動作可能に接続されてもよい。別の実施形態では、トルク受け出力は、ハウジング8の形態であるかまたはハウジングに動作可能に接続されてもよく、トルク供給入力は、シャフト4の形態であるかまたはシャフトに動作可能に接続されてもよい。
【0013】
図1および
図3~
図5をさらに参照すると、実施形態では、シャフト4は、ハウジング8に形成された孔16内に受け入れられることができる。シャフト4およびハウジング8は、シャフト4を孔16に挿入することにより、少なくとも部分的に互いに嵌合することができる。実施形態では、シャフト4の外径部103は、ハウジング8の内径部105と相補的な形状であってもよい。実施形態では、シャフト4の内径部101は、ハウジング8の外径部107と相補的な形状であってもよい。実施形態では、シャフト4のテーパ面4’は、ハウジング8’のテーパ面8と相補的な形状である。実施形態では、第1のシャフト5のテーパ面5’は、第1のハウジング10’のテーパ面10’と相補的な形状であってもよい。実施形態では、第2のシャフト7のテーパ面7’は、第2のハウジング12’のテーパ面12’と相補的な形状であってもよい。
【0014】
実施形態では、シャフト4の外径部103のテーパ面4’は、ハウジング8の内径部105のテーパ面8’と相補的な形状である。実施形態では、第1のシャフト5の外径部103のテーパ面5’は、第1のハウジング10’の内径部105のテーパ面10’と相補的な形状であってもよい。実施形態では、第2のシャフト7の外径部103のテーパ面7’は、第2のハウジング12’の内径部105のテーパ面12’と相補的な形状であってもよい。実施形態では、シャフト4の内径部101のテーパ面4’は、ハウジング8の外径部107のテーパ面8’と相補的な形状である。実施形態では、第1のシャフト5の内径部101のテーパ面5’は、第1のハウジング10’の外径部107のテーパ面10’と相補的な形状であってもよい。実施形態では、第2のシャフト7の内径部101のテーパ面7’は、第2のハウジング12’の外径部107のテーパ面12’と相補的な形状であってもよい。いくつかの実施形態では、シャフト4は、ジョイントアセンブリ2内のハウジング8に対して回転することができる。いくつかの実施形態では、ハウジング8は、ジョイントアセンブリ2内でシャフト4に対して回転することができる。
【0015】
実施形態では、シャフト4のテーパ面4’、第1のシャフト5のテーパ面5’、または第2のシャフト7のテーパ面7’のうちの少なくとも1つは、外面に沿って軸方向に傾斜していてもよい。シャフト4のテーパ面4’、第1のシャフト5のテーパ面5’、または第2のシャフト7のテーパ面7’は、中心軸100に平行な線に対して角度αを形成するように軸方向に傾斜していてもよい。角度αは、5°≦α≦45°、5°≦α≦30°、10°≦α≦30°など、1°≦α≦89°とすることができる。実施形態では、シャフト8のテーパ面8’、第1のハウジング10のテーパ面10’、または第2のハウジング12のテーパ面12’のうちの少なくとも1つは、外面に沿って軸方向に傾斜していてもよい。シャフト8のテーパ面8’、第1のハウジング10のテーパ面10’、または第2のハウジング12のテーパ面12’は、中心軸100に平行な線に対して角度αを形成するように軸方向に傾斜していてもよい。角度αは、5°≦α≦45°、5°≦α≦30°、10°≦α≦30°など、1°≦α≦89°とすることができる。
【0016】
実施形態では、シャフト4(またはそのサブコンポーネントのいずれか)の軸方向端部4aは、フレアエッジ114を含むことができる。フレアエッジ114の断面は、円形、多角形、丸みを帯びた形状、楕円形、または修正された丸みを帯びた形状を含むことができる。実施形態では、ハウジング8(またはそのサブコンポーネントのいずれか)の軸方向端部8aは、フレアエッジ116を含むことができる。フレアエッジ116の断面は、円形、多角形、丸みを帯びた形状、楕円形、または修正された丸みを帯びた形状を含むことができる。
【0017】
実施形態では、シャフト4のテーパ面4’またはハウジング8のテーパ面8’(またはそれらの各サブコンポーネントのいずれか)は、シャフト4とハウジング8との間の軸方向位置間を変更してジョイントアセンブリ2のトルク値を変更または設定することにより、シャフト4とハウジング8(またはそれらの各サブコンポーネントのいずれか)との間のトルクまたは摩擦嵌合を調整または変更するように適合されることができる。ポリマー層20は、シャフト4またはハウジング8(またはそれらの各サブコンポーネントのいずれか)のうちの少なくとも一方に摩擦結合されることができる。すなわち、ポリマー層20とシャフト4またはハウジング8(またはそれらの各サブコンポーネントのいずれか)のうちの一方との間の係合は、摩擦抵抗を介して生じることができる。いくつかの変形例では、シャフト4(またはそのサブコンポーネントのいずれか)のテーパ面4’は、外径部103に形成された径方向段差22を含むことができる。いくつかの変形例では、径方向段差22は、シャフト4をハウジング8にしっかりとまたは固定的に結合することができる。いくつかの変形例では、ハウジング8(またはそのサブコンポーネントのいずれか)のテーパ面8’は、内径部105に形成された径方向段差24を含むことができる。いくつかの変形例では、径方向段差24は、シャフト4をハウジング8にしっかりとまたは固定的に結合することができる。
【0018】
図1および
図3~5をさらに参照すると、ジョイントアセンブリ2は、さらに、ポリマー層20を含むことができる。実施形態では、ポリマー層20は、ハウジング8の内径部105(またはその各サブコンポーネントのいずれか)に結合されてもよい。実施形態では、ポリマー層20は、シャフト4の外径部101(またはその各サブコンポーネントのいずれか)に結合されてもよい。ポリマー層20は、シャフト4とハウジング8との間に設けられてもよい。ポリマー層20は、シャフト4のテーパ面4’上に設けられてもよい。ポリマー層20は、第1のシャフト5のテーパ面5’または第2のシャフト7のテーパ面7’のうちの少なくとも一方に設けられてもよい。ポリマー層20は、ハウジング8のテーパ面8’上に設けられてもよい。ポリマー層20は、第1のハウジング10のテーパ面10’または第2のハウジング12のテーパ面12’のうちの少なくとも一方に設けられてもよい。実施形態では、第1のシャフト5とハウジング10との間に第1のポリマー層20aが設けられてもよい。実施形態では、第2のシャフト7と第2のハウジング12との間に第2のポリマー層20bが設けられてもよい。実施形態では、ポリマー層20は、少なくとも0.05mm、少なくとも0.10mm、少なくとも0.15mm、少なくとも0.20mm、少なくとも0.30mm、少なくとも0.40mmの厚さT
Pを有することができる。ポリマー層20は、0.5mm以下、0.10mm以下、0.15mm以下、0.20mm以下、0.30mm以下、0.40mm以下とすることができる厚さT
Pを有することができる。厚さT
Pは、軸方向長さL
Pに沿って変化してもよい。実施形態では、ポリマー層20は、5mm以下、10mm以下、15mm以下、20mm以下、30mm以下、40mm以下の軸方向端部21、23の間で測定される軸方向長さL
Pを有することができる。ポリマー層20は、少なくとも5mm、少なくとも10mm、少なくとも15mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、少なくとも40mmの軸方向端部21、23の間で測定される軸方向長さL
Pを有することができる。厚さT
Pは、軸方向長さL
Pに沿って変化してもよい。
【0019】
実施形態では、ポリマー層20は、シャフト4とハウジング8(またはそれらの各サブコンポーネントのいずれか)との間の軸方向位置間を変更してジョイントアセンブリ2のトルク値を変更または設定することにより、シャフト4とハウジング8(またはそれらの各サブコンポーネントのいずれか)との間のトルクまたは摩擦嵌合を調整または変更するように適合される ポリマー層20は、シャフト4またはハウジング8(またはそれらの各サブコンポーネントのいずれか)のうちの少なくとも一方に摩擦結合されることができる。すなわち、ポリマー層20とシャフト4またはハウジング8(またはそれらの各サブコンポーネントのいずれか)のうちの一方との間の係合は、摩擦抵抗を介して生じることができる。このようにして、シャフト4またはハウジング8(またはそれらの各サブコンポーネントのいずれか)の一方の間に摩擦嵌合が提供されることができる。
【0020】
実施形態では、ポリマー層20は、ベアリング200の形態で提供されてもよく、ベアリング200は、基材210と、基材210上に設けられる二次ポリマー層220とを含む。例示的な実施形態では、基材210は、非限定的な例として、アルミニウム、鋼、青銅、銅またはそれらの合金などの金属を含むことができる。実施形態では、ポリマー層20または二次ポリマー層220は、ポリケトン、ポリアラミド、ポリイミド、ポリエーテルイミド、ポリアミドイミド、ポリフェニレンスルフィド、ポリフェニレンスルホン、フルオロポリマー、ポリベンズイミダゾール、それらの誘導体、またはそれらの組み合わせを含むことができる。実施形態では、ポリマー層20または二次ポリマー層220は、フルオロポリマーを含むことができる。実施形態では、ポリマー層20または二次ポリマー層220は、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、変性ポリテトラフルオロエチレン(mPTFE)、エチレンテトラフルオロエチレン(ETFE)、パーフルオロアルコキシエチレン(PFA)、テトラフルオロエチレン-ヘキサフルオロプロピレン(FEP)、テトラフルオロエチレン-パーフルオロ(メチルビニルエーテル)(MFA)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、エチレン-クロロトリフルオロエチレン(ECTFE)、ポリイミド(PI)、ポリアミドイミド(PAI)、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリエーテルスルホン(PES)、ポリフェニレンスルホン(PPSO2)、液晶ポリマー(LCP)、ポリエーテルケトン(PEK)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、芳香族ポリエステル(エコノール)、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエーテルケトン(PEK)、液晶ポリマー(LCP)、ポリアミド(PA)、ポリオキシメチレン(POM)、ポリエチレン(PE)/UHMPE、ポリプロピレン(PP)、ポリスチレン、スチレンブタジエン共重合体、ポリエステル、ポリカーボネート、ポリアクリロニトリル、ポリアミド、スチレンブロック共重合体、エチレンビニルアルコール共重合体、エチレンビニルアセテート共重合体、無水マレイン酸でグラフトされたポリエステル、ポリ塩化ビニリデン、脂肪族ポリケトン、液晶ポリマー、エチレンメチルアクリレート共重合体、エチレン-ノルボルネン共重合体、ポリメチルペンテンおよびエチレンアクリル酸共重合体、それらの混合物、共重合体および任意の組み合わせを含むことができる。実施形態では、シャフト4またはハウジング8(またはそれらの各サブコンポーネントのいずれか)の間の摩擦嵌合を提供するために、シャフト4およびハウジング88(またはそれらの各サブコンポーネントのいずれか)を一体に嵌合するようにポリマー層20が設けられることができる。
【0021】
特定の態様では、ポリマー層20または二次ポリマー層220は、グラファイト、ガラス、芳香族ポリエステル(EKONOL(登録商標))、青銅、亜鉛、窒化ホウ素、炭素および/またはポリイミドなどの1つ以上のフィラーを含むことができる。さらに、一態様では、ポリマー層20または二次ポリマー層220は、グラファイトおよびポリエステルフィラーの両方を含む。PTFEなどのポリマー中のこれらのフィラーのそれぞれの濃度は、重量で1%超、5%超、10%超、20%超、または25%超とすることができる。金属とフルオロポリマーとの間の青銅メッシュなどの追加の層、またはフルオロポリマーに埋め込まれた層も使用されることができる。そのような材料の例は、Saint-Gobain Performance Plastics Incから入手可能なNORGLIDE(登録商標)製品ラインを含むことができる。NORGLIDE製品の適切な例は、NORGLIDE PRO、M、SM、TおよびSMTLを含む。
【0022】
実施形態では、シャフト4、第1のシャフト5、または第2のシャフト7は、少なくとも2.5mm、少なくとも5mm、少なくとも10mm、少なくとも15mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、少なくとも40mmの内側半径RS1を有することができる。内側半径RS1は、5mm以下、10mm以下、15mm以下、20mm以下、30mm以下、40mm以下とすることができる。実施形態では、シャフト4、第1のシャフト5、または第2のシャフト7は、少なくとも5mm、少なくとも10mm、少なくとも15mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、少なくとも40mmの外側半径RS2を有することができる。外側半径RS2は、5mm以下、10mm以下、15mm以下、20mm以下、30mm以下、40mm以下とすることができる。実施形態では、シャフト4、第1のシャフト5、または第2のシャフト7は、5mm以下、10mm以下、15mm以下、20mm以下、30mm以下、40mm以下の軸方向端部(シャフト4については4a、4b;第1のシャフト5については5a、5b;第2のシャフトについては7a、7b)間で測定される軸方向長さLSを有することができる。シャフト4、第1のシャフト5、または第2のシャフト7は、少なくとも5mm、少なくとも10mm、少なくとも15mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、少なくとも40mmの軸方向端部(シャフト4については4a、4b;第1のシャフト5については5a、5b;第2のシャフトについては7a、7b)間で測定される軸方向長さLSを有することができる。内側半径RS1は、軸方向長さLSに沿って変化してもよい。外側半径RS2は、軸方向長さLSに沿って変化してもよい。
【0023】
実施形態では、ハウジング8、第1のハウジング10、または第2のハウジング12は、少なくとも2.5mm、少なくとも5mm、少なくとも10mm、少なくとも15mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、少なくとも40mmの内側半径RH1を有することができる。内側半径RH1は、5mm以下、10mm以下、15mm以下、20mm以下、30mm以下、40mm以下とすることができる。実施形態では、ハウジング8、第1のハウジング10、または第2のハウジング12は、少なくとも5mm、少なくとも10mm、少なくとも15mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、少なくとも40mmの外側半径RH2を有することができる。外側半径RH2は、5mm以下、10mm以下、15mm以下、20mm以下、30mm以下、40mm以下とすることができる。実施形態では、ハウジング8、第1のハウジング10、または第2のハウジング12は、5mm以下、10mm以下、15mm以下、20mm以下、30mm以下、40mm以下の軸方向端部(ハウジング8については8a、8b;第1のハウジング10については10a、10b;第2のハウジング12については12a、12b)間で測定される軸方向長さLHを有することができる。ハウジング8、第1のハウジング10、または第2のハウジング12は、少なくとも5mm、少なくとも10mm、少なくとも15mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、少なくとも40mmの軸方向端部(ハウジング8については8a、8b;第1のハウジング10については10a、10b;第2のハウジング12については12a、12b)間で測定される軸方向長さLHを有することができる。内側半径RH1は、軸方向長さLSに沿って変化してもよい。外側半径RH2は、軸方向長さLSに沿って変化してもよい。
【0024】
図1および
図3~
図5をさらに参照すると、実施形態では、ジョイントアセンブリ2は、接続コンポーネント50を含むことができる。接続コンポーネント50は、軸方向長さに沿って第1の軸方向端部51および第2の軸方向端部53を有することができる。接続コンポーネント50は、第1のシャフト5を第2のシャフト7に接続することができる。実施形態では、接続コンポーネント50は、第1のハウジング10を第2のハウジング12に接続することができる。実施形態では、接続コンポーネント50は、ネジ山または他の形態のスレッド、ボルト、バッテン、バックル、クランプ、クリップ、フランジ、剣山、グロメット、ホック、ラッチ、ペグ、釘、リベット、ネジアンカー、スナップファスナー、ステッチ、スレッドファスナー、タイ、トグルボルト、ウェッジアンカー、孔とネジの組み合わせを含むことができるか、または他の方法で結合されることができる。実施形態では、第1のシャフト5または第2のシャフト7のうちの少なくとも一方の内径部101または外径部103は、ネジ山または他の形態のスレッド、ボルト、バッテン、バックル、クランプ、クリップ、フランジ、剣山、グロメット、ホック、ラッチ、ペグ、釘、リベット、ネジアンカー、スナップファスナー、ステッチ、スレッドファスナー、タイ、トグルボルト、ウェッジアンカー、孔とネジの組み合わせを介して接続コンポーネント50に結合することができるか、または他の方法で結合されることができる。実施形態では、第1のハウジング10または第2のハウジング12のうちの少なくとも一方の内径部105または外径部107は、ネジ山または他の形態のスレッド、ボルト、バッテン、バックル、クランプ、クリップ、フランジ、剣山、グロメット、ホック、ラッチ、ペグ、釘、リベット、ネジアンカー、スナップファスナー、ステッチ、スレッドファスナー、タイ、トグルボルト、ウェッジアンカー、孔とネジの組み合わせを介して接続コンポーネント50に結合することができるか、または他の方法で結合されることができる。実施形態では、接続コンポーネント50のネジ山は、孔13を介して第1のシャフト5および第2のシャフト7の内径部101のネジ山に結合することができる。実施形態では、接続コンポーネント50のネジ山は、第1のシャフト5および第2のシャフト7の外径部103のネジ山に結合することができる。実施形態では、接続コンポーネント50のネジ山は、孔16を介して第1のハウジング10および第2のハウジング12の内径部105のネジ山に結合することができる。実施形態では、接続コンポーネント50のネジ山は、第1のハウジング10および第2のハウジング12の外径部107のネジ山に結合することができる。いくつかの実施形態では、接続コンポーネント50は、第1のシャフト5および第2のシャフト7のそれぞれを通って延びることができ、第1のハウジング10および第2のハウジング12に対してそれぞれ第1のシャフト5および第2のシャフト8の軸方向位置を固定するための付勢力を提供するように適合されることができる。実施形態では、接続コンポーネント50は、頭部52およびネジ部54を有するネジを含むことができる。
【0025】
実施形態では、接続コンポーネント50は、少なくとも1.5mm、少なくとも2.5mm、少なくとも5mm、少なくとも10mm、少なくとも15mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、少なくとも40mmの半径RCを有することができる。半径RCは、5mm以下、10mm以下、15mm以下、20mm以下、30mm以下、40mm以下とすることができる。実施形態では、接続コンポーネント50は、5mm以下、10mm以下、15mm以下、20mm以下、30mm以下、40mm以下の軸方向端部51、53間で測定される軸方向長さLCを有することができる。接続コンポーネント50は、少なくとも5mm、少なくとも10mm、少なくとも15mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、少なくとも40mmの軸方向端部51、53間で測定される軸方向長さLCを有することができる。半径RCは、軸方向長さLCに沿って変化してもよい。
【0026】
図3を参照すると、実施形態では、ジョイントアセンブリ2は、少なくとも1つのキャップコンポーネント60を含むことができる。キャップコンポーネント60は、軸方向長さに沿って第1の軸方向端部61aおよび第2の軸方向端部61bを有することができる。キャップコンポーネント60は、軸方向長さに沿って第1の軸方向端部61aから第2の軸方向端部61bまで内孔67を有することができる。内孔67は、別のコンポーネント(図示せず)と対になるように、第1の軸方向端部61aにおいてネジ切りされてもよい。内孔67は、別のコンポーネント(図示せず)と対になるように、多角形または非円形の断面を有してもよい。キャップコンポーネント60は、第1のシャフト5または第2のシャフト7をキャップすることができる。実施形態では、キャップコンポーネント60は、第1のハウジング10または第2のハウジング12をキャップすることができる。実施形態では、キャップコンポーネント60は、ネジ山または他の形態のスレッド、ボルト、バッテン、バックル、クランプ、クリップ、フランジ、剣山、グロメット、ホック、ラッチ、ペグ、釘、リベット、ネジアンカー、スナップファスナー、ステッチ、スレッドファスナー、タイ、トグルボルト、ウェッジアンカー、孔とネジの組み合わせを含むことができるか、または他の方法で結合されることができる。実施形態では、第1のシャフト5または第2のシャフト7のうちの少なくとも一方の内径部101または外径部103は、ネジ山または他の形態のスレッド、ボルト、バッテン、バックル、クランプ、クリップ、フランジ、剣山、グロメット、ホック、ラッチ、ペグ、釘、リベット、ネジアンカー、スナップファスナー、ステッチ、スレッドファスナー、タイ、トグルボルト、ウェッジアンカー、孔とネジの組み合わせを介してキャップコンポーネント60に結合することができるか、または他の方法で結合されることができる。実施形態では、第1のハウジング10または第2のハウジング12のうちの少なくとも一方の内径部105または外径部107は、ネジ山または他の形態のスレッド、ボルト、バッテン、バックル、クランプ、クリップ、フランジ、剣山、グロメット、ホック、ラッチ、ペグ、釘、リベット、ネジアンカー、スナップファスナー、ステッチ、スレッドファスナー、タイ、トグルボルト、ウェッジアンカー、孔とネジの組み合わせを介してキャップコンポーネント60に結合することができるか、または他の方法で結合されることができる。実施形態では、キャップコンポーネント60のネジ山は、第1のシャフト5および第2のシャフト7の内径部101のネジ山に結合することができる。実施形態では、キャップコンポーネント60のネジ山は、第1のシャフト5および第2のシャフト7の外径部103のネジ山に結合することができる。実施形態では、キャップコンポーネント60のネジ山は、第1のハウジング10および第2のハウジング12の内径部105のネジ山に結合することができる。実施形態では、キャップコンポーネント60のネジ山は、第1のハウジング10および第2のハウジング12の外径部107のネジ山に結合することができる。いくつかの実施形態では、キャップコンポーネント60は、シャフト4(または第1のシャフト5または第2のシャフト7のうちの少なくとも一方)の軸方向端部4a、4bをキャップすることができる。いくつかの実施形態では、キャップコンポーネント60は、ハウジング8(または第1のハウジング10または第2のハウジング12のうちの少なくとも一方)の軸方向端部8a、8bをキャップすることができる。実施形態では、キャップコンポーネント60は、頭部62およびネジ部64を有するネジを含むことができる。いくつかの実施形態では、第1のキャップコンポーネント60aは、第1のシャフト5の孔13の外孔80aに結合することができる。第1のキャップコンポーネント60aは、適合するネジ山133を介して第1のシャフト5に結合されることができる。いくつかの実施形態では、第2のキャップコンポーネント60bは、第2のシャフト7の孔13の外孔80bに結合することができる。第2のキャップコンポーネント60bは、適合するネジ山135を介して第2のシャフト7に結合されることができる。
【0027】
実施形態では、キャップコンポーネント60は、少なくとも2.5mm、少なくとも5mm、少なくとも10mm、少なくとも15mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、少なくとも40mmの半径RCCを有することができる。半径RCCは、5mm以下、10mm以下、15mm以下、20mm以下、30mm以下、40mm以下とすることができる。実施形態では、キャップコンポーネント60は、5mm以下、10mm以下、15mm以下、20mm以下、30mm以下、40mm以下の軸方向端部51、53間で測定される軸方向長さLCCを有することができる。キャップコンポーネント60は、少なくとも5mm、少なくとも10mm、少なくとも15mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、少なくとも40mmの軸方向端部51、53間で測定される軸方向長さLCCを有することができる。半径RCCは、軸方向長さLCCに沿って変化してもよい。
【0028】
実施形態では、シャフト4のテーパ部4’(またはそのサブコンポーネント5’、7’のいずれか)は、シャフト8のテーパ部8’(またはそのサブコンポーネント10’、12’のいずれか)とのインターフェース300のためとすることができる。実施形態では、シャフト4のテーパ部4’の第1の軸方向端部4’a(またはそのサブコンポーネント5’a、7’aのいずれか)は、ハウジング8のテーパ部8’の第1の軸方向端部8’a(またはそのサブコンポーネント11’a、12’aのいずれか)との外側インターフェース300aを形成することができる。実施形態では、シャフト4のテーパ部4’の第2の軸方向端部4’b(またはそのサブコンポーネント5’b、7’bのいずれか)は、ハウジング8のテーパ部8’の第2の軸方向端部8’b(またはそのサブコンポーネント11’b、12’bのいずれか)との内側インターフェース300bを形成することができる。実施形態では、インターフェース300、外側インターフェース300a、または内側インターフェース300bのうちの少なくとも1つは、密封されることができる。実施形態では、インターフェース300、外側インターフェース300a、または内側インターフェース300bのうちの少なくとも1つは、環状シールによって密封されることができる。実施形態では、インターフェース300、外側インターフェース300a、または内側インターフェース300bのうちの少なくとも1つは、インターフェース300、300a、300bの実質的な周囲に沿って環状シールによって密封されることができる。
【0029】
実施形態では、トルクアセンブリ2は、そのコンポーネントのいずれかに潤滑剤を含むことができる。潤滑剤は、リチウム石けん、二硫化リチウム、グラファイト、鉱油または植物油、シリコーングリース、フルオロエーテルベースのグリース、アピエゾン、食品グレードのグリース、石油化学グリースのうちの少なくとも1つを含むグリースを含むことができ、または異なる種類とすることができる。潤滑剤は、グループI-グループIII+油、パラフィン油、ナフテン油、芳香油、バイオ潤滑油、ヒマシ油、キャノーラ油、パーム油、ヒマワリ種子油、菜種油、トール油、ラノリン、合成油、ポリアルファオレフィン、合成エステル、ポリアルキレングリコール、リン酸エステル、アルキル化ナフタレン、ケイ酸エステル、イオン液体、多重アルキル化シクロペンタン、石油化学ベースのうちの少なくとも1つを含む油を含むことができ、または異なる種類とすることができる。潤滑剤は、リチウム石けん、グラファイト、窒化ホウ素、二硫化モリブデン、二硫化タングステン、ポリテトラフルオロエチレン、金属、金属合金のうちの少なくとも1つを含む固体ベースの潤滑剤を含むことができ、または異なる種類とすることができる。
【0030】
実施形態では、
図4、
図5、
図6A~
図6Bに示すように、ジョイントアセンブリ2は、さらに、少なくとも1つのバネ要素202を含むことができる。バネ要素202は、シャフト4(またはそのサブコンポーネントのいずれか)とハウジング8(およびそのサブコンポーネントのいずれか)との間に設けられることができる。実施形態では、
図3に示すように、バネ要素202は、接続コンポーネント50と第1のシャフト5または第2のシャフト7との間に配置されることができる。バネ要素202は、第1または第2のシャフト5、7と接続コンポーネント50との間のジョイントアセンブリ2の寿命にわたってトルクの低下を補償することができる。さらに、バネ要素202は、接続コンポーネント50とキャップアセンブリ60a、60bとの間に配置されてもよい。バネ要素202は、キャップアセンブリ60a、60bと接続コンポーネント50との間のジョイントアセンブリ2の寿命にわたるトルクの低下を補償することができる。実施形態では、バネ要素202は、その上に複合層212を有することができる。バネ要素202は、シャフト4(またはそのサブコンポーネントのいずれか)とハウジング8(およびそのサブコンポーネントのいずれか)との間のトルクを修正するように適合されることができる。バネ要素202は、シャフト4(またはそのサブコンポーネントのいずれか)がハウジング8(およびそのサブコンポーネントのいずれか)に対して付勢されることができるように、付勢力を提供するように適合されることができる。バネ要素202は、少なくとも0.1N、少なくとも1N、少なくとも5N、少なくとも10N、少なくとも1000N、少なくとも1000N、少なくとも10000Nのバネ力を有することができる。バネ要素202は、少なくとも約1N/mm、約10N/mm、約25N/mm、約50N/mm、約100N/mm、約200N/mm、約500N/mm、約1000N/mm、約2000N/mm、約5000N/mm、約10000N/mmのバネ定数を有することができる。
【0031】
実施形態では、
図4、
図5、および
図6A~
図6Bに示すように、少なくとも1つのバネ要素202は、第1のバネ要素202Aおよび第1のバネ要素202Bを含むことができる。バネ要素202は、バネ要素202の孔206を含むことができる。実施形態では、バネ要素202(またはそのサブコンポーネント202A、202Bのいずれか)のうちの少なくとも1つは、少なくとも0.5mm、少なくとも2mm、少なくとも5mm、少なくとも10mm、少なくとも15mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、少なくとも40mmの半径R
SEを有することができる。半径R
SEは、5mm以下、10mm以下、15mm以下、20mm以下、30mm以下、40mm以下とすることができる。バネ要素202(またはそのサブコンポーネント202A、202Bのいずれか)は、少なくとも0.5mm、少なくとも1mm、少なくとも5mm、少なくとも10mm、少なくとも15mm、少なくとも20mm、少なくとも30mm、少なくとも40mmの軸方向厚さT
SEを有することができる。軸方向厚さT
SEは、5mm以下、10mm以下、15mm以下、20mm以下、30mm以下、40mm以下とすることができる。半径R
SEは、軸方向長さT
SEに沿って変化してもよい。
【0032】
実施形態では、バネ要素202(またはそのサブコンポーネント202A、202Bのいずれか)は、その上に複合層208を含むことができる。複合層208は、バネ要素202の外面205上に2つ以上の層を含むことができる。複合層208は、第1の層229および第2の層231を含むことができる。複合層208は、少なくとも1つのポリマーを含むことができる。例示的なポリマーは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、フッ素化エチレン-プロピレン(FEP)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリクロロトリフルオロエチレン(PCTFE)、エチレンクロロトリフルオロエチレン(ECTFE)、ペルフルオロアルコキシアルカン(PFA)、ポリアセタール、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリイミド(PI)、ポリエーテルイミド、ポリエーテルエーテルケトン(PEEK)、ポリエチレン(PE)、ポリスルホン、ポリアミド(PA)、ポリフェニレンオキシド、ポリフェニレンスルフィド(PPS)、ポリウレタン、ポリエステル、液晶ポリマー(LCP)、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。複合層22は、2つ以上のポリマーを含むことができる。
【0033】
実施形態では、複合層208は、少なくとも1つのフィラーをさらに含む。フィラーは、複合層208の滑り界面を強化することができる。例示的なフィラーは、ガラス繊維、炭素繊維、シリコン、PEEK、芳香族ポリエステル、炭素粒子、青銅、フルオロポリマー、熱可塑性フィラー、酸化アルミニウム、ポリアミドイミド(PAI)、PPS、ポリフェニレンスルホン(PPSO2)、LCP、芳香族ポリエステル、二硫化モリブデン、二硫化タングステン、グラファイト、グラフェン、膨張グラファイト、窒化ホウ素、タルク、フッ化カルシウム、またはそれらの任意の組み合わせを含む。さらに、フィラーは、アルミナ、シリカ、二酸化チタン、フッ化カルシウム、窒化ホウ素、雲母、ウォラストナイト、炭化ケイ素、窒化ケイ素、ジルコニア、カーボンブラック、顔料、またはそれらの任意の組み合わせを含むことができる。
【0034】
実施形態では、複合層208は、剛性および構造的支持を高めるために、バッキング層(図示せず)または基材に結合されることができるか、またはバネ要素202(またはそのサブコンポーネント202A、202Bのいずれか)の表面上にあることができる。複合層208は、例えば、物理堆積もしくは気相堆積、噴霧、めっき、粉末コーティングなどのコーティング技術により、または他の化学的もしくは電気化学的技術により、バッキング層に塗布されることができる。特定の実施形態において、複合層208は、バッキング層に焼結されることができる。特定の実施形態では、複合層208は、例えば押出コーティングを含むロールツーロールコーティングプロセスによって塗布されることができる。複合層208は、溶融状態または半溶融状態に加熱され、スロットダイを通してバッキング層の主表面上に押し出されることができる。別の実施形態では、複合層208は、鋳造または成形されることができる。実施形態では、複合層208は、バッキング層にプレスされるかまたは圧延されることができる。特定の実施形態では、プレスまたは圧延は、高温で起こることができる、すなわち、複合層208は、ホットプレスされるかまたは熱間圧延されることができる。いくつかの実施形態では、複合層208とバッキング層との間に接着層(図示せず)が配置されることができる。
【0035】
図1および
図3~
図5を再度参照すると、実施形態では、ジョイントアセンブリ2は、ロック機構70を含むことができる。ロック機構70は、シャフト4(またはそのサブコンポーネントのいずれか)に対して所定位置にハウジング8(またはそのサブコンポーネントのいずれか)をロックすることができる。実施形態では、ロック機構70は、ピン、溝および止め具、ナットおよびボルト、ナットおよびネジ、ラッチ、ハンドル、ロックナット、タイリベットを含むことができ、または別の方法でロックされてもよい。
図1に示すように、少なくとも1つの実施形態では、ロック機構70は、ジョイントアセンブリ2をロックするために径方向段差22、24を含むことができる。いくつかの変形例では、径方向段差24、22は、シャフト4をハウジング8にしっかりとまたは固定的に結合することができる。
【0036】
実施形態では、
図3に示すように、ジョイントアセンブリ2は、車両サブアセンブリ800内のコンポーネントとすることができる。車両サブアセンブリ800は、フレーム802を含むことができる。フレームは、サブコンポーネントとして複数のセグメント804、804’を含むことができる。フレーム802は、孔850を含むことができる。実施形態では、孔850は、2つのセグメント804の交差地点に配置されることができる。実施形態では、ジョイントアセンブリ2は、孔850内に配置されることができる。ジョイントアセンブリ2は、ジョイントアセンブリ2内のハウジング8に対するシャフト4の軸方向位置および摩擦嵌合に基づいて、2つの隣接するセグメント804間の相対移動を制御、制限、または可能にするように孔850内に配置されることができる。いくつかの実施形態では、ジョイントアセンブリ2は、フレーム802に対して回転することができる。
【0037】
実施形態では、
図2に示すように、ジョイントアセンブリ2、2、2’’、2’’、2’’’’は、自転車アセンブリ900内のコンポーネントとすることができる。自転車アセンブリ900は、フレーム902を含むことができる。実施形態では、フレーム902は、サブコンポーネントとして主構造904および支持構造906を含むことができる。実施形態では、主構造904は、主三角形908を含むことができる。実施形態では、支持構造906は、一対の後部三角形910を含むことができる。いくつかの実施形態では、主構造904または主三角形908は、ホイールアセンブリ912を含むことができる。いくつかの実施形態では、支持構造906または一対の後部三角形910は、ホイールアセンブリ912を含むことができる。実施形態では、ホイールアセンブリ912は、車軸914およびホイール916を含むことができる。いくつかの実施形態では、フレーム902は、孔950を含むことができる。ジョイントアセンブリ2は、ジョイントアセンブリ2内のハウジング8に対するシャフト4の軸方向位置および摩擦嵌合に基づいて、主構造906と支持構造906との間の相対移動を制御、制限、または可能にするように孔950内に配置されることができる。実施形態では、ジョイントアセンブリ2は、ジョイントアセンブリ2内のハウジング8に対するシャフト4の軸方向位置および摩擦嵌合に基づいて、主三角形908と一対の後部三角形910との間の相対移動を制御、制限、または可能にするように孔950内に配置されることができる。いくつかの実施形態では、ジョイントアセンブリ2は、フレーム902に対して回転することができる。
【0038】
トルクアセンブリ2を組み立てて使用する方法が記載される。実施形態では、シャフト4は、ハウジング8に形成された孔16内に配置されることができる。実施形態では、第1のシャフト5は、第1のハウジング10に形成された孔16内に配置されることができる。実施形態では、第2のシャフト7は、第2のハウジング12に形成された孔16内に配置されることができる。実施形態では、接続コンポーネント50は、第1のシャフト5を第2のシャフト7と対にすることができる。接続コンポーネント50は、第1のシャフト5および第2のシャフト7の孔13内のネジ切り(または他の手段)を介して第1のシャフト5を第2のシャフト7と対にすることができる。実施形態では、接続コンポーネント50は、第2のシャフト7に対する第1のシャフト5の軸方向位置を調整するために使用されることができる。実施形態では、接続コンポーネント50は、第2のハウジング12に対する第1のハウジング10の軸方向位置を調整するために使用されることができる。
【0039】
このようにして、ジョイントアセンブリ2から提供されるトルクは、ジョイントアセンブリ2の所望の用途に基づいて、その所望のトルクレベルまたはトルク値に調整されることができる。実施形態では、第1のシャフト5(および第1のハウジング10)および第2のシャフト7(および第2のハウジング12)を互いに軸方向に近付けるために接続コンポーネント50を締め付け、緩め、あるいはその他の方法で係合することは、第1のシャフト5(および第1のハウジング10)と第2のシャフト7(および第2のハウジング12)との間の伝達可能なトルクをジョイントアセンブリ2内の所望のトルクレベルまたは値に変えることができる。実施形態では、第1のハウジング10および第2のハウジング12を互いに軸方向に近付けるために接続コンポーネント50を締め付け、緩め、あるいはその他の方法で係合することは、所望の用途に基づいて第1のハウジング10と第2のハウジング12との間の伝達可能なトルクをジョイントアセンブリ2内の所望のトルクレベルまたは値に変えることができる。トルクレベルまたは値は、第1のシャフト5(および第1のハウジング10)および第2のシャフト7(および第2のハウジング12)の軸方向位置を動かす接続コンポーネント50をさらに回転させないことによって一定に設定されることができる。実施形態では、接続コンポーネント50は、必要なトルクレベルまたは値に手動で締め付けられることができる。実施形態では、ハウジング8(またはそのサブコンポーネントのいずれか)に対するシャフト4(またはそのサブコンポーネントのいずれか)の軸方向間隔は、ジョイントアセンブリ2のコンポーネント間のトルク値を変更または調整することができる。実施形態では、ハウジング8(またはそのサブコンポーネントのいずれか)に対するシャフト4(またはそのサブコンポーネントのいずれか)の軸方向間隔は、ジョイントアセンブリ2のコンポーネント間の摩擦嵌合を変更または調整することができる。
【0040】
実施形態では、ハウジング8は、ハウジング8’に結合されたシャフト4’のテーパ面の対を介して、シャフト4に対する調整可能なトルク値または摩擦嵌合を有するように適合されることができる。実施形態では、第1のハウジング10は、第1のハウジング10’に結合された第1のシャフト5’のテーパ面の対を介して第1のシャフト5に対する調整可能なトルク値または摩擦嵌合を有することができる。実施形態では、第2のハウジング12は、第2のハウジング12’に結合された第2のシャフト7’のテーパ面の対を介して第2のシャフト7に対する調整可能なトルク値または摩擦嵌合を有することができる。実施形態では、ポリマー層20は、シャフト4(またはそのサブコンポーネントのいずれか)とハウジング8(またはそのサブコンポーネントのいずれか)との間の摩擦嵌合を提供することができる。実施形態では、この摩擦嵌合は、シャフト4(またはそのサブコンポーネントのいずれか)とハウジング8(またはそのサブコンポーネントのいずれか)との間にシールを提供することができる。このシールは、研磨粒子をジョイントアセンブリ2(またはそのサブコンポーネントのいずれか)から遠ざけることができる。このシールは、潤滑剤がジョイントアセンブリ2(またはそのサブコンポーネントのいずれか)から漏れないようにすることができる。実施形態では、摩擦嵌合は、第1のハウジング10との第1のシャフト7の段差22におけるロックにより、第1のシャフト5と第1のハウジング10との間の相対定数に設定されることができる。実施形態では、摩擦嵌合は、第2のハウジング12との第2のシャフト7の段差24におけるロックにより、第2のシャフト7と第2のハウジング12との間の相対定数に設定されることができる。実施形態では、ハウジング8(またはそのサブコンポーネントのいずれか)に対するシャフト4(またはそのサブコンポーネントのいずれか)のテーパ面の対は、ジョイントアセンブリ2のコンポーネント間のトルク値を変更または調整することができる。実施形態では、ハウジング8(またはそのサブコンポーネントのいずれか)に対するシャフト4(またはそのサブコンポーネントのいずれか)のテーパ面の対は、ジョイントアセンブリ2のコンポーネント間の摩擦嵌合を変更または調整することができる。
【0041】
実施形態では、キャップコンポーネント60は、シャフト4における孔13を介してシャフト4に結合されることができる。実施形態では、キャップコンポーネント60におけるネジ切りは、シャフトの孔13内の適合するトレッドに結合することができる。実施形態では、キャップコンポーネント60は、第1のシャフト5に結合されることができるとともに、第2のキャップコンポーネント60’は、第2のシャフト7に結合されることができる。実施形態では、ジョイントアセンブリ2は、車両サブアセンブリ800のフレーム802における孔850内に組み立てられるかまたは設置されることができる。実施形態では、ジョイントアセンブリ2は、自転車アセンブリ900のフレーム902における孔950内に組み立てられるかまたは設置されることができる。
【0042】
実施形態では、ジョイントアセンブリ2は、少なくとも2kgf、少なくとも3kgf、少なくとも4kgf、少なくとも5kgf、少なくとも10kgf、または少なくとも15kgfなど、シャフト4またはハウジング8に対して長手方向に少なくとも1kgfのアセンブリ力によって設置されるかまたは組み立てられることができる。さらなる実施形態では、トルクアセンブリ2は、19kgf以下、18kgf以下、17kgf以下、または16kgf以下など、ハウジング8に対して長手方向に20kg以下のアセンブリ力によって設置されるかまたは組み立てられることができる。
【0043】
提供されたジョイントアセンブリ2は、ジョイントアセンブリ2、フレーム802、902、またはいずれかのサブコンポーネントの低摩擦、シーリング、および耐久性を維持しながら、ロータリージョイントが用途内でより小さなパッケージング、高い剛性、および簡素化されたサービスを有することを可能にすることができる。ジョイントアセンブリは、フレーム802、902のより長い寿命、より容易な嵌合を提供することができ、騒音をなくすことができ、自転車アセンブリ900または車両サブアセンブリ800内の空間および重量の節約を提供することができる。
【0044】
多くの異なる態様および実施形態が可能である。 それらの態様および実施形態のいくつかが以下に説明される。 本明細書を読んだ後、当業者は、それらの態様および実施形態が例示にすぎず、本発明の範囲を限定しないことを理解するであろう。 実施形態は、以下にリスト化される実施形態のうちのいずれか1つ以上にしたがうことができる。
【0045】
実施形態1:テーパ面を有する内径部を備えるハウジングと、ハウジングの内径部と相補的な形状のテーパ面を有する外径部を有する少なくとも1つのシャフトとを備え、シャフトまたはハウジングのうちの少なくとも一方が、他方に対して回転するように適合され、ハウジングに対するシャフトの軸方向位置を変更することによって摩擦嵌合が調整可能である、ジョイントアセンブリ。
【0046】
実施形態2:主構造と、ホイールアセンブリを備える支持構造とを備える自転車フレームと、主アセンブリに対するホイールアセンブリの位置を変更するように適合された、自転車フレーム内に配置されたジョイントアセンブリであって、ジョイントアセンブリが、テーパ面を有する内径部を備えるハウジングを備える、ジョイントアセンブリと、ハウジングの内径部と相補的な形状のテーパ面を有する外径部を有する少なくとも1つのシャフトとを備え、シャフトまたはハウジングのうちの少なくとも一方が、他方に対して回転するように適合され、ハウジングに対するシャフトの軸方向位置を変更することによって摩擦嵌合が調整可能である、自転車アセンブリ。
【0047】
実施形態3:フレームと、フレーム内に配置されたジョイントアセンブリによってフレームに回転可能に取り付けられたコンポーネントであって、ジョイントアセンブリが、テーパ面を有する内径部を備えるハウジングを備える、コンポーネントと、ハウジングの内径部と相補的な形状のテーパ面を有する外径部を有する少なくとも1つのシャフトとを備え、シャフトまたはハウジングのうちの少なくとも一方が、他方に対して回転するように適合され、ハウジングに対するシャフトの軸方向位置を変更することによって摩擦嵌合が調整可能である、車両アセンブリ。
【0048】
実施形態4:孔を有するフレームを備える接合装置を提供することと、フレームの孔内にジョイントアセンブリを嵌合することであって、ジョイントアセンブリが、テーパ面を有する内径部を備えるハウジングを備える、嵌合することと、ハウジングの内径部と相補的な形状のテーパ面を有する外径部を有する少なくとも1つのシャフトであって、シャフトまたはハウジングのうちの少なくとも一方が、他方に対して回転するように適合されるシャフトと、ハウジング内のシャフトの位置を調整してハウジングとシャフトとの間に摩擦嵌合を提供することとを備える、方法。
【0049】
実施形態5:シャフトとハウジングとの間にポリマー層をさらに備える、前述の実施形態のいずれかのジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0050】
実施形態6:ポリマー層がフッ素化ポリマーを含む、実施形態5のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0051】
実施形態7:ポリマー層がハウジングの内径部に結合されている、実施形態5~6のいずれかのジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0052】
実施形態8:ポリマー層がシャフトの外径部に結合されている、実施形態5~7のいずれかのジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0053】
実施形態9:ポリマー層がベアリングの形態で提供され、ポリマー層が設けられる基材をベアリングが含む、実施形態5~8のいずれかのジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0054】
実施形態10:ベアリングの軸方向移動を防止するためにシャフトのテーパ面またはハウジングのテーパ面に形成された段差をさらに備える、実施形態9のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0055】
実施形態11:少なくとも1つのハウジングが第1のハウジングおよび第2のハウジングを備える、実施形態1~10のいずれかのジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0056】
実施形態12:少なくとも1つのシャフトが第1のシャフトおよび第2のシャフトを備える、実施形態1~11のいずれかのジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0057】
実施形態13:シャフトが、第1のシャフトを第2のシャフトに接続する接続コンポーネントを備える、実施形態1~12のいずれかのジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0058】
実施形態14:接続コンポーネントが、第1および第2のシャフトのそれぞれを通って延び、第1および第2のハウジングに対してそれぞれ第1および第2のシャフトの軸方向位置を固定するために付勢力を提供するように適合された、実施形態13のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0059】
実施形態15:少なくとも1つのハウジングの内径部のテーパ面が、ハウジングの軸に対して角度αを有し、5°≦α≦45°、5°≦α≦30°、10°≦α≦30°など、1°≦α≦89°である、実施形態1~14のいずれかのジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0060】
実施形態16:少なくとも1つのシャフトの外径部のテーパ面が、ハウジングの軸に対して角度αを有し、5°≦α≦45°、5°≦α≦30°、10°≦α≦30°など、1°≦α≦89°である、実施形態1~15のいずれかのジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0061】
実施形態17:シャフトが金属を含む、実施形態1~16のいずれかのジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0062】
実施形態18:ハウジングが金属を含む、実施形態1~17のいずれかのジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0063】
実施形態19:少なくとも1つのハウジングまたは少なくとも1つのシャフトが、ハウジングとシャフトとの間の界面に配置された潤滑剤をさらに含む、実施形態1~18のいずれかのジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0064】
実施形態20:シャフトのテーパ部が内端および外端を有し、ハウジングが内端および外端と、シャフトのテーパ部と外端におけるハウジングとの間の外側インターフェースまたはシャフトのテーパ部と内端におけるハウジングとの間の内側インターフェースのうちの少なくとも一方とを有し、外側または内側インターフェースのうちの少なくとも一方が密封されている、実施形態1~19のいずれかのジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0065】
実施形態21:シャフトとハウジングとの間の外側インターフェースまたは内側インターフェースが環状シールによって密封されている、実施形態20のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0066】
実施形態22:ジョイントアセンブリが、自転車フレームアセンブリのロッカーピボット、メインピボット、チェーンステーピボット、またはプルテコピボットとして提供される、実施形態2および5~21の自転車フレームアセンブリ。
【0067】
実施形態23:シャフトが、ハウジングとシャフトとの間に摩擦嵌合および軸方向力を提供するようにハウジング内で再調整可能である、実施形態1~22のいずれかのジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0068】
実施形態24:シャフトがハウジングに対して付勢されるように付勢力を提供する少なくとも1つのバネ要素をさらに備える、実施形態1~23のいずれかのジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、車両サブアセンブリ、または方法。
【0069】
上記の全ての特徴が必要なわけではなく、特定の特徴の一部が必要でなくてもよく、説明したものに加えて1つ以上の特徴が提供されてもよいことに留意されたい。さらになお、特徴が説明される順序は、必ずしも特徴が設置される順序ではない。
【0070】
特定の特徴は、明確にするために、別個の実施形態の文脈で本明細書に記載されているが、単一の実施形態において組み合わせて提供されてもよい。逆に、簡潔にするために、単一の実施形態の文脈で説明される様々な特徴は、別個にまたは任意のサブコンビネーションで提供されてもよい。
【0071】
特定の実施形態に関して、利益、他の利点、および課題の解決策が上述されたが、利益、利点、課題の解決策、および任意の利益、利点、または解決策を発生させるまたはより明確にさせることができる任意の特徴は、任意または全ての請求項の重要な、必要な、または本質的な特徴として解釈されるべきではない。
【0072】
本明細書に記載された実施形態の明細書および例示は、様々な実施形態の構造の一般的な理解を提供することを意図している。明細書および例示は、本明細書に記載の構造または方法を使用する装置およびシステムの全ての要素および特徴の網羅的かつ包括的な説明として役立つことを意図するものではない。別個の実施形態はまた、単一の実施形態において組み合わせて提供されてもよく、逆に、簡潔にするために、単一の実施形態の文脈で説明されている様々な特徴もまた、別個にまたは任意のサブコンビネーションで提供されてもよい。さらに、範囲に記載されている値への言及は、言及された終了範囲の値を含む、その範囲内の全ての値を含む。本明細書を読んだ後であれば、他の多くの実施形態が当業者にとって明らかであろう。本開示の範囲から逸脱することなく、構造的置換、論理的置換、または任意の変更が行われることができるように、他の実施形態が使用され、本開示から導出されることができる。したがって、本開示は、限定的ではなく例示的とみなされるべきである。
【手続補正書】
【提出日】2021-11-22
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ジョイントアセンブリであって、
テーパ面を有する内径部を備えるハウジングと、
前記ハウジングの前記内径部と相補的な形状のテーパ面を有する外径部を有する少なくとも1つのシャフトと
を備え、
前記シャフトまたは前記ハウジングのうちの少なくとも一方が、他方に対して回転するように適合され、前記ハウジングに対する前記シャフトの軸方向位置を変更することによって摩擦嵌合が調整可能であり、前記シャフトと前記ハウジングの間に設けられたベアリングの軸方向移動を防止するために前記シャフトのテーパ面または前記ハウジングのテーパ面に形成された段差をさらに備える、ジョイントアセンブリ。
【請求項2】
自転車アセンブリであって、
主構造と、ホイールアセンブリを備える支持構造とを備える自転車フレームと、
前記ホイールアセンブリの位置を前記主構造に対して変更するように適合された、前記自転車フレーム内に配置されたジョイントアセンブリと
を備え、
前記ジョイントアセンブリが、
テーパ面を有する内径部を備えるハウジングと、
前記ハウジングの前記内径部と相補的な形状のテーパ面を有する外径部を有する少なくとも1つのシャフトと
を備え、
前記シャフトまたは前記ハウジングのうちの少なくとも一方が、他方に対して回転するように適合され、前記ハウジングに対する前記シャフトの軸方向位置を変更することによって摩擦嵌合が調整可能であり、前記シャフトと前記ハウジングの間に設けられたベアリングの軸方向移動を防止するために前記シャフトのテーパ面または前記ハウジングのテーパ面に形成された段差をさらに備える、自転車アセンブリ。
【請求項3】
車両サブアセンブリであって、
フレームと、
前記フレーム内に配置されたジョイントアセンブリによって前記フレームに回転可能に取り付けられたコンポーネントと
を備え、
前記ジョイントアセンブリが、
テーパ面を有する内径部を備えるハウジングと、
前記ハウジングの前記内径部と相補的な形状のテーパ面を有する外径部を有する少なくとも1つのシャフトと
を備え、
前記シャフトまたは前記ハウジングのうちの少なくとも一方が、他方に対して回転するように適合され、前記ハウジングに対する前記シャフトの軸方向位置を変更することによって摩擦嵌合が調整可能であり、前記シャフトと前記ハウジングの間に設けられたベアリングの軸方向移動を防止するために前記シャフトのテーパ面または前記ハウジングのテーパ面に形成された段差をさらに備える、車両サブアセンブリ。
【請求項4】
前記ベアリングがポリマー層を含む、請求項1~3のいずれか一項に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項5】
前記ポリマー層がフッ素化ポリマーを含む、請求項4に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項6】
前記ポリマー層が前記ハウジングの前記内径部に結合されている、請求項4に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項7】
前記ポリマー層が前記シャフトの前記外径部に結合されている、請求項4に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項8】
前記ベアリングは、前記ポリマー層が設けられる基材を含む、請求項4に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項9】
前記少なくとも1つのハウジングが第1のハウジングおよび第2のハウジングを備える、請求項1~3のいずれか一項に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項10】
前記少なくとも1つのシャフトが第1のシャフトおよび第2のシャフトを備える、請求項1~3のいずれか一項に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項11】
前記シャフトが、前記第1のシャフトを前記第2のシャフトに接続する接続コンポーネントを備える、請求項1~3のいずれか一項に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項12】
前記接続コンポーネントが、前記第1および第2のシャフトのそれぞれを通って延び、前記第1および第2のハウジングに対してそれぞれ前記第1および第2のシャフトの軸方向位置を固定するために付勢力を提供するように適合された、請求項11に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項13】
前記少なくとも1つのハウジングの前記内径部の前記テーパ面が、前記ハウジングの軸に対して角度αを有し、1°≦α≦89°である、請求項1~3のいずれか一項に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【請求項14】
前記シャフトが前記ハウジングに対して付勢されるように付勢力を提供する少なくとも1つのバネ要素をさらに備える、請求項1~3のいずれか一項に記載のジョイントアセンブリ、自転車フレームアセンブリ、または車両サブアセンブリ。
【外国語明細書】