(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022025345
(43)【公開日】2022-02-10
(54)【発明の名称】光モジュール
(51)【国際特許分類】
H01S 5/022 20210101AFI20220203BHJP
【FI】
H01S5/022
【審査請求】未請求
【請求項の数】8
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020128117
(22)【出願日】2020-07-29
(71)【出願人】
【識別番号】519283819
【氏名又は名称】CIG Photonics Japan株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000154
【氏名又は名称】特許業務法人はるか国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】野口 大輔
(72)【発明者】
【氏名】中雄 隆之
【テーマコード(参考)】
5F173
【Fターム(参考)】
5F173MA02
5F173MB01
5F173MC20
5F173ME25
5F173ME48
5F173ME90
(57)【要約】
【課題】良好な高周波特性の実現を目的とする。
【解決手段】光モジュール100は、一対の差動信号を出力可能な集積回路チップ60と、第1差動配線62及び第2差動配線64を備えるプリント基板56と、第1信号配線22及び第2信号配線24並びにグランドプレーン42及びグランド配線36を備えるフレキシブル基板16と、第2信号配線24及びグランド配線36の間に直列接続されて集積回路チップ60の差動インピーダンスの45%以上55%以下のインピーダンスを有する終端抵抗器40と、シングルエンド方式で電気信号を光信号に変換する機能を備えて第1信号配線22に接続された光サブアセンブリ10と、を有する。フレキシブル基板16は、光サブアセンブリ10との重畳及び固定によって屈曲が制限された規制領域54を含む。終端抵抗器40は、フレキシブル基板16の規制領域54に搭載されている。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
一対の差動信号を出力可能な集積回路チップと、
前記集積回路チップが搭載されて前記一対の差動信号をそれぞれ伝送するための第1差動配線及び第2差動配線を備えるプリント基板と、
前記第1差動配線に一端で接続された第1信号配線を備え、前記第2差動配線に一端で接続された第2信号配線を備え、グランドプレーン及び前記グランドプレーンに接続されたグランド配線を備えるフレキシブル基板と、
前記フレキシブル基板に搭載されて前記第2信号配線及び前記グランド配線の間に直列接続され、前記集積回路チップの差動信号出力部の差動インピーダンスの45%以上55%以下のインピーダンスを有する終端抵抗器と、
シングルエンド方式で電気信号を光信号に変換する機能を備え、前記第1信号配線に接続されて前記一対の差動信号の一方が入力可能な光サブアセンブリと、
を有し、
前記フレキシブル基板は、前記光サブアセンブリとの重畳及び固定によって屈曲が制限された規制領域を含み、
前記終端抵抗器は、前記フレキシブル基板の前記規制領域に搭載されていることを特徴とする光モジュール。
【請求項2】
請求項1に記載された光モジュールであって、
前記フレキシブル基板及び前記光サブアセンブリは、複数箇所で固定材によって固定され、
前記規制領域は、前記複数箇所の間の領域を含むことを特徴とする光モジュール。
【請求項3】
請求項2に記載された光モジュールであって、
前記固定材は、前記グランドプレーン及び前記光サブアセンブリの間に介在することを特徴とする光モジュール。
【請求項4】
請求項3に記載された光モジュールであって、
前記固定材は、はんだであり、前記グランドプレーン及び前記光サブアセンブリを電気的に接続していることを特徴とする光モジュール。
【請求項5】
請求項1から4のいずれか1項に記載された光モジュールであって、
前記フレキシブル基板は、絶縁フィルムを有し、
前記第1信号配線、前記第2信号配線及び前記グランド配線は、前記絶縁フィルムの第1面にあり、
前記グランドプレーンは、前記第1面とは反対の第2面にあり、
前記グランド配線及び前記グランドプレーンは、前記絶縁フィルムを貫通して接続されていることを特徴とする光モジュール。
【請求項6】
請求項1から5のいずれか1項に記載された光モジュールであって、
前記フレキシブル基板は、前記グランドプレーンに接続された一対のグランド端子と、前記一対のグランド端子の間であって前記第1信号配線及び前記第2信号配線のそれぞれの前記一端にある信号端子と、を含むことを特徴とする光モジュール。
【請求項7】
請求項1から6のいずれか1項に記載された光モジュールであって、
前記第2信号配線は、前記第1信号配線から離れる方向に屈曲して終端し、前記終端抵抗器に接続されていることを特徴とする光モジュール。
【請求項8】
請求項1から7のいずれか1項に記載された光モジュールであって、
前記第1信号配線及び前記第2信号配線は、相互に平行に延びる平行伝送部と、前記平行伝送部よりも相互に離れた屈曲伝送部と、を有し、
前記屈曲伝送部は、前記平行伝送部よりも幅において大きいことを特徴とする光モジュール。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、光モジュールに関する。
【背景技術】
【0002】
光モジュールは、近年のブロードバンドネットワークの普及に伴って、高速化、小型化及び低コスト化されてきた。高速化に応えるためには、50Gbit/s級の高速電気信号を伝送する必要がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2004-247980号公報
【特許文献2】特開2012-244229号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
シングルエンド方式による電気信号の伝送では、良好な高周波特性の実現が難しいが、それでもシングルエンド信号の入力が要求されることがある。特許文献1は、PCB(Printed Circuit Board)とFPC(Flexible Printed Circuits)の接続部の改良によるグランド強化が開示されているが、複雑なグランド設計が要求される。特許文献2は、低クロストーク特性を実現することが開示されているが、回路のみの開示である。
【0005】
本発明は、良好な高周波特性の実現を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係る光モジュールは、一対の差動信号を出力可能な集積回路チップと、前記集積回路チップが搭載されて前記一対の差動信号をそれぞれ伝送するための第1差動配線及び第2差動配線を備えるプリント基板と、前記第1差動配線に一端で接続された第1信号配線を備え、前記第2差動配線に一端で接続された第2信号配線を備え、グランドプレーン及び前記グランドプレーンに接続されたグランド配線を備えるフレキシブル基板と、前記フレキシブル基板に搭載されて前記第2信号配線及び前記グランド配線の間に直列接続され、前記集積回路チップの差動信号出力部の差動インピーダンスの45%以上55%以下のインピーダンスを有する終端抵抗器と、シングルエンド方式で電気信号を光信号に変換する機能を備え、前記第1信号配線に接続されて前記一対の差動信号の一方が入力可能な光サブアセンブリと、を有し、前記フレキシブル基板は、前記光サブアセンブリとの重畳及び固定によって屈曲が制限された規制領域を含み、前記終端抵抗器は、前記フレキシブル基板の前記規制領域に搭載されていることを特徴とする。
【0007】
本発明によれば、光サブアセンブリに入力される電気信号は、一対の差動信号の一方であり、フレキシブル基板では一対の差動信号が伝送される。したがって、ノイズに強く信号の減衰も少ないため、良好な高周波特性の実現が可能になる。
【0008】
(2)(1)に記載された光モジュールであって、前記フレキシブル基板及び前記光サブアセンブリは、複数箇所で固定材によって固定され、前記規制領域は、前記複数箇所の間の領域を含むことを特徴としてもよい。
【0009】
(3)(2)に記載された光モジュールであって、前記固定材は、前記グランドプレーン及び前記光サブアセンブリの間に介在することを特徴としてもよい。
【0010】
(4)(3)に記載された光モジュールであって、前記固定材は、はんだであり、前記グランドプレーン及び前記光サブアセンブリを電気的に接続していることを特徴としてもよい。
【0011】
(5)(1)から(4)のいずれか1項に記載された光モジュールであって、前記フレキシブル基板は、絶縁フィルムを有し、前記第1信号配線、前記第2信号配線及び前記グランド配線は、前記絶縁フィルムの第1面にあり、前記グランドプレーンは、前記第1面とは反対の第2面にあり、前記グランド配線及び前記グランドプレーンは、前記絶縁フィルムを貫通して接続されていることを特徴としてもよい。
【0012】
(6)(1)から(5)のいずれか1項に記載された光モジュールであって、前記フレキシブル基板は、前記グランドプレーンに接続された一対のグランド端子と、前記一対のグランド端子の間であって前記第1信号配線及び前記第2信号配線のそれぞれの前記一端にある信号端子と、を含むことを特徴としてもよい。
【0013】
(7)(1)から(6)のいずれか1項に記載された光モジュールであって、前記第2信号配線は、前記第1信号配線から離れる方向に屈曲して終端し、前記終端抵抗器に接続されていることを特徴としてもよい。
【0014】
(8)(1)から(7)のいずれか1項に記載された光モジュールであって、前記第1信号配線及び前記第2信号配線は、相互に平行に延びる平行伝送部と、前記平行伝送部よりも相互に離れた屈曲伝送部と、を有し、前記屈曲伝送部は、前記平行伝送部よりも幅において大きいことを特徴としてもよい。
【図面の簡単な説明】
【0015】
【
図1】実施形態に係る光モジュールの斜視図である。
【
図2】光サブアセンブリが搭載されたフレキシブル基板を
図1の右から見た平面図である。
【
図3】光サブアセンブリが搭載されたフレキシブル基板を
図1の左から見た平面図である。
【
図4】フレキシブル基板及びプリント基板の接続部を示す斜視図である。
【
図5】三次元電界解析ツールを用いたシミュレーションによって得られた周波数特性を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0016】
以下に、図面を参照して、本発明の実施形態を具体的かつ詳細に説明する。全図において同一の符号を付した部材は同一又は同等の機能を有するものであり、その繰り返しの説明を省略する。なお、図形の大きさは倍率に必ずしも一致するものではない。
【0017】
図1は、実施形態に係る光モジュールの斜視図である。光モジュール100は、光サブアセンブリ10を有する。光サブアセンブリ10は、TO-CAN(Transistor Outline-Can)型パッケージであり、発光素子を内蔵する送信光サブアセンブリ(TOSA: Transmitter Optical Sub-Assembly)又は発光素子及び受光素子の両方を内蔵する双方向光サブアセンブリ(BOSA;Bidirectional Optical Sub-Assembly)のいずれであってもよい。
【0018】
光サブアセンブリ10は、変調方式にPAM4(4値パルス振幅変調)を採用し、50Gbit/sの変調速度で、100Gbit/sの通信速度を実現している。このような変調が可能な発光素子は、電界吸収型変調器(Electro-Absorption Modulator)が分布帰還型レ-ザー(Distributed Feedback Laser)に集積されたEA変調器集積型半導体レーザ(EML; Electro-absorption Modulator Integrated Laser Diode)に限られる。
【0019】
EMLは、レーザ(光源)及び変調器のカソード電極が共通であるため、変調器の駆動に差動信号を入力すると、高周波信号がカソード電極からレーザに入り、波形品質を劣化させてしまう。したがって、変調器にはシングルエンド信号の入力が要求される。光サブアセンブリ10は、シングルエンド方式で電気信号を光信号に変換する機能を備える。
【0020】
光サブアセンブリ10は、導電性ブロック12(例えばアイレット)を有する。導電性ブロック12は、グランド(基準電位)に接続される。光サブアセンブリ10は、導電性ブロック12を貫通する複数のリードピン14を有する。リードピン14は、電気信号が入力される信号リードピン14S、グランドに接続されるグランドリードピン14G、及び電源リードピン14Pを含む。光サブアセンブリ10は、フレキシブル基板16に搭載されている。
【0021】
図2は、光サブアセンブリ10が搭載されたフレキシブル基板16を
図1の右から見た平面図である。
図3は、光サブアセンブリ10が搭載されたフレキシブル基板16を
図1の左から見た平面図である。光モジュール100は、フレキシブル基板16を有する。
【0022】
フレキシブル基板16は、絶縁フィルム18を有する。フレキシブル基板16は、第1面20に、第1信号配線22及び第2信号配線24を備えている。第1信号配線22及び第2信号配線24は、相互に平行に延びる平行伝送部26を有する。第1信号配線22及び第2信号配線24は、平行伝送部26よりも相互に離れるように屈曲して延びる屈曲伝送部28を有する。
【0023】
一対の屈曲伝送部28は、一対の平行伝送部26よりも相互に離れている。一方で、屈曲伝送部28の幅(例えば95μm)は、平行伝送部26の幅(例えば80μm)よりも大きい。こうすることで、間隔の違いで生じる差動インピーダンスの不整合を、幅の違いによって補償している。つまり、第1信号配線22及び第2信号配線24は、平行伝送部26でも屈曲伝送部28でも、差動インピーダンスが均一である。
【0024】
第1信号配線22及び第2信号配線24のそれぞれは、信号端子30を一端に含む。信号端子30は、スルーホール30Tで接続されて第1面20及び第2面32の両面にある。第1信号配線22は、信号リードピン14Sが貫通して接合される信号パッド34を他端に含む。第2信号配線24は、第1信号配線22から離れる方向に屈曲して終端する。
【0025】
フレキシブル基板16には、第1面20に、グランド配線36を備えている。グランド配線36は、第2信号配線24から間隔をあけた位置に一端を有する。グランド配線36は、グランドリードピン14Gが貫通して接合されるグランドパッド38を他端に含む。グランド配線36は、第1信号配線22及び第2信号配線24よりも幅において大きい。
【0026】
第2信号配線24とグランド配線36の間に、終端抵抗器40が直列接続されている。終端抵抗器40の接合には、はんだを使用する。終端抵抗器40はフレキシブル基板16に搭載されている。終端抵抗器40は、集積回路チップ60の差動信号出力部の差動インピーダンス(例えば100Ω)の45%以上55%以下のインピーダンス(例えば45~55Ω)を有する。
【0027】
フレキシブル基板16は、第1面20とは反対の第2面32に、グランドプレーン42を備えている。グランドプレーン42は、絶縁フィルム18を貫通して、グランド配線36に接続されている。接続にはスルーホール42Tが使用される。フレキシブル基板16は、グランドプレーン42に接続された一対のグランド端子44を備える。グランド端子44は、スルーホール44Tで接続されて第1面20及び第2面32の両面にある。第1面20及び第2面32のそれぞれで、一対のグランド端子44の間に、第1信号配線22及び第2信号配線24の信号端子30がある。
【0028】
フレキシブル基板16は、第1信号配線22及び第2信号配線24が延びる方向に直交する幅方向の両側のそれぞれに電源配線46を備えている。一対の電源配線46の間に、第1信号配線22及び第2信号配線24並びにグランドプレーン42がある。電源配線46は、高電位配線46A及び低電位配線46Bを含む。高電位配線46A及び低電位配線46Bは、それぞれ、一端に端子48A,48Bを有し、他端にパッド50A,50Bを有する。パッド50A,50Bのそれぞれには、電源リードピン14Pが貫通して接合されている。
【0029】
フレキシブル基板16及び光サブアセンブリ10は、複数箇所で固定材52によって固定されている。固定材52は、グランドプレーン42及び光サブアセンブリ10の間に介在する。固定材52は、はんだであり、グランドプレーン42及び光サブアセンブリ10を電気的に接続している。
【0030】
フレキシブル基板16は、光サブアセンブリ10との重畳及び固定によって屈曲が制限された規制領域54を含む。規制領域54は、固定材52によって固定される複数箇所の間の領域を含む。規制領域54には、リードピン14も位置する。リードピン14は、はんだによってフレキシブル基板16に固定されている。終端抵抗器40は、フレキシブル基板16の規制領域54に搭載されている。したがって、フレキシブル基板16の屈曲による、終端抵抗器40の破損や接合不良を防止することができる。
【0031】
図1に示すように、フレキシブル基板16は、プリント基板56に接続されている。光モジュール100は、プリント基板56を有する。プリント基板56には、集積回路チップ60が搭載されている。集積回路チップ60は、ディファレンシャル方式に対応して、一対の差動信号を出力可能になっている。
【0032】
図4は、フレキシブル基板16及びプリント基板56の接続部を示す斜視図である。プリント基板56は、一対の差動信号をそれぞれ伝送するための第1差動配線62及び第2差動配線64を備えている。プリント基板56は、第1差動配線62及び第2差動配線64を挟むように、一対のグランド電極55を備えている。プリント基板56は、一対のグランド電極55に接続された内層グランド58を有する。
【0033】
第1信号配線22の一端(信号端子30)は、第1差動配線62に接続されている。第2信号配線24の一端(信号端子30)は、第2差動配線64に接続されている。また、一対のグランド端子44は、一対のグランド電極55に接続されている。集積回路チップ60から出力された一対の差動信号は、フレキシブル基板16の第1信号配線22及び第2信号配線24を伝わる。集積回路チップ60から、第1差動配線62及び第2差動配線64を経て、第1信号配線22及び第2信号配線24までは、ディファレンシャル方式によって一対の差動信号が伝送される。
【0034】
図5は、三次元電界解析ツールを用いたシミュレーションによって得られた周波数特性を示す図である。伝送特性において、差動信号がシングルエンド信号よりも優れていることが明らかである。
【0035】
光サブアセンブリ10は、第1信号配線22から一方の差動信号が入力可能になっている。一方で、第2信号配線24を伝わる他方の差動信号のエネルギーは、終端抵抗器40で消費される。そのため、光サブアセンブリ10のカソード電極(図示せず)に高周波信号が入らない。
【0036】
本実施形態によれば、シングルエンド信号の入力が光サブアセンブリ10に要求されるが、フレキシブル基板16ではノイズに強くて減衰も少ない信号伝送が可能であるため、良好な高周波特性の実現が可能になる。
【0037】
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく種々の変形が可能である。例えば、実施形態で説明した構成は、実質的に同一の構成、同一の作用効果を奏する構成又は同一の目的を達成することができる構成で置き換えることができる。
【符号の説明】
【0038】
10 光サブアセンブリ、12 導電性ブロック、14 リードピン、14G グランドリードピン、14P 電源リードピン、14S 信号リードピン、16 フレキシブル基板、18 絶縁フィルム、20 第1面、22 第1信号配線、24 第2信号配線、26 平行伝送部、28 屈曲伝送部、30 信号端子、30T スルーホール、32 第2面、34 信号パッド、36 グランド配線、38 グランドパッド、40 終端抵抗器、42 グランドプレーン、42T スルーホール、44 グランド端子、44T スルーホール、46 電源配線、46A 高電位配線、46B 低電位配線、48A 端子、48B 端子、50A パッド、50B パッド、52 固定材、54 規制領域、55 グランド電極、56 プリント基板、58 内層グランド、60 集積回路チップ、62 第1差動配線、64 第2差動配線、100 光モジュール。