(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022025505
(43)【公開日】2022-02-10
(54)【発明の名称】ウェブ会議上でのお土産授受システム
(51)【国際特許分類】
G06Q 30/06 20120101AFI20220203BHJP
G06F 13/00 20060101ALI20220203BHJP
G06Q 50/10 20120101ALI20220203BHJP
【FI】
G06Q30/06 300
G06F13/00 650A
G06Q50/10
【審査請求】有
【請求項の数】9
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020128364
(22)【出願日】2020-07-29
(71)【出願人】
【識別番号】518255592
【氏名又は名称】ゼアーウィンスリーサービス株式会社
(71)【出願人】
【識別番号】518255606
【氏名又は名称】MSM株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110000855
【氏名又は名称】特許業務法人浅村特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】前澤 周平
(72)【発明者】
【氏名】一戸 翼
【テーマコード(参考)】
5B084
5L049
【Fターム(参考)】
5B084AA01
5B084AA02
5B084AA12
5B084AA16
5B084AB30
5B084AB50
5B084BA08
5B084DC02
5B084DC03
5B084EA47
5L049BB22
5L049CC11
(57)【要約】
【課題】ウェブ会議であっても、従来の面談型の会議と同様にお土産の授受を行うことが出来るシステムを提供すること
【解決手段】ウェブ会議用アプリケーション上から、ネットワークを介してお土産を受注及び配送するシステムであって、上記ウェブ会議用のアプリケーションの画面上に設けられた、前記お土産を受注及び配送するシステムに誘導するリンクから、上記お土産を受注及び配送するシステムの操作画面が表示されるようになっており、上記操作画面で、お土産及び配送日時を指定することにより、お土産を受注及び配送する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ウェブ会議用アプリケーション上から、ネットワークを介してお土産を受注及び配送するシステムであって、
前記ウェブ会議用のアプリケーションの画面上に設けられた、前記お土産を受注及び配送するシステムに誘導するリンクから、該お土産を受注及び配送するシステムの操作画面が表示されるようになっており、
前記操作画面で、お土産及び配送日時を指定することにより、お土産を受注及び配送するシステム。
【請求項2】
前記お土産及び日時の指定は、ウェブ会議の日時を前記ウェブ会議用のアプリケーションから設定するときである、請求項1に記載のシステム。
【請求項3】
前記お土産及び日時の指定は、ウェブ会議中であって、お土産を指定すると、相手方のウェブ会議用の画面にお土産が表示される、請求項1に記載のシステム。
【請求項4】
前記お土産及び日時の指定は、ウェブ会議中であって、複数のお土産を指定すると、相手方のウェブ会議用の画面に、複数のお土産が表示され、相手方が選択した1以上のお土産を相手方に届ける、請求項3に記載のシステム。
【請求項5】
ウェブ会議用アプリケーション上から、ネットワークを介してお土産を受注及び配送する方法であって、
前記ウェブ会議用のアプリケーションの画面上に設けられた、前記お土産を受注及び配送するシステムに誘導するリンクから、該お土産を受注及び配送する方法の操作画面が表示されるようになっており、
前記操作画面で、お土産及び配送日時を指定することにより、お土産を受注及び配送する方法。
【請求項6】
前記お土産及び配送日時の指定は、ウェブ会議の日時を前記ウェブ会議用のアプリケーションから設定するときである、請求項5に記載の方法。
【請求項7】
前記お土産及び配送日時の指定は、ウェブ会議中であって、お土産を指定すると、相手方のウェブ会議用の画面にお土産が表示される、請求項5に記載の方法。
【請求項8】
前記お土産及び配送日時の指定は、ウェブ会議中であって、複数のお土産を指定すると、相手方のウェブ会議用の画面に、複数のお土産が表示され、相手方が選択した1以上のお土産を相手方に届ける、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
請求項5~9のいずれか一項の方法をコンピュータに実行させるプログラム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、ウェブ会議用アプリケーション上から、ネットワークを介してお土産を受注及び配送するシステム、その方法、及びそのプログラムに関する。
【背景技術】
【0002】
ウェブにより会議を行うことが従来から行われている。ウェブにより会議は、相手方への往訪や、相手方の来訪を不要とすることができ、効率的に打ち合わせることができるというメリットがある。昨今の新型コロナウィルスの流行により、従来の面接型の会議よりウェブ会議が好まれるようになってきている。
【0003】
ウェブ会議では、その場の雰囲気などがなかなか伝わりにくいため、例えば、特許文献1のような映像通信システムが提案されている。このシステムでは、所定の場所での会議等に、あたかもその場所にいるかのように遠隔地から参加することが可能な映像通信システムを提供している。また、ウェブを介した商取引に関して、特許文献2は、動産または不動産の有体物か、データ、所有権、無体財産権または仮想通貨の無体物のいずれか、またはそれらの利用区画の利用対象について、権限者が利用者に対して利用対象を利用させる利用支援システムを開示している。
【0004】
さらに、ウェブを介した商取引に関して、特許文献3は、近距離通信デバイスであって、透過近眼式ディスプレイを開示している。接眼鏡にはめ込まれたカメラレンズ等の拡張現実対応デバイスの使用で、贈答品の買い物が利益を得ることができる。また、特許文献4では、様々なポータル(パーソナルコンピュータ、「ウェブテレビ」、キオスク、画面電話)を通じて「ShopLive」にアクセスし、品物又はサービスを分類、価格、及び、色彩などによって検索するサービスを開示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
【特許文献1】特開2005-278147号公報
【特許文献2】特許第6700532号明細書
【特許文献3】特表2015-504616号公報
【特許文献4】特表2004-507803号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、ウェブ上での会議では、従来の面談型の会議で行うことが可能であった、お土産の手渡しをすることが出来ないという問題があった。特許文献1では、タブレット65 とモニタ66を使用した筆記による意思の疎通や、スキャナ57とプリンタ5 8 を使用したお土産の注文なども可能となる(〔0107〕段参照)。また、特許文献2の
図15の例では、座席の予約処理、座席に装備されたTVの利用、座席を受け取り先とする物品の配送サービス利用、レンタル枕利用、レンタルアイマスク利用、マッサージサービス利用などの項目があり、配送サービスの物品として、お弁当、お土産、セレクトショップ商品などのカテゴリがあり、多種多様なものが含まれている(〔0089〕段参照)。
【0007】
さらに、特許文献3では、装着者は、テキストコマンドや音声コマンドを通じて、何らかの行事のための贈答品の要求を出すことができる。接眼鏡は、贈答品の種類、贈答品を受け取る人の年代、贈答品の価格範囲等の好みを教えるように装着者を促す。受け取られた好みに基づいて、各種の選択肢をユーザに提示することができる(〔0528〕段参照)。また、特許文献4では、希望リスト及び贈答品レジストリ更新モジュール5 1 6 は、買物客が希望リスト又は様々な贈答品レジストリを維持することを可能にする。このサブシステム内では、次の機能が利用可能である。すなわち、本人又は家族グループ会員用希望リストの維持管理、希望リストからの項目の追加、更新、又は削除、自分の家族グループ内の他の「ShopLive」会員への希望リストの送付、結婚式又は特別祝日用の贈答品レジストリの作成及び維持、所有する贈答品レジストリからの項目の追加、更新、又は削除、及び、電子メールによる他の「Shop Live」会員との贈答品レジストリリストの共有である(〔0082〕段参照)。
しかしながら、特許文献1~4には、ウェブ会議上でのお土産の授受については、何ら開示も示唆もされていない。
【0008】
したがって、本発明の目的は、ウェブ会議であっても、従来の面談型の会議と同様にお土産の授受を行うことが出来るシステムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
第一の観点では、ウェブ会議用アプリケーション上から、ネットワークを介してお土産を受注及び配送するシステムであって、上記ウェブ会議用のアプリケーションの画面上に設けられた、上記お土産を受注及び配送するシステムに誘導するリンクから、上記お土産を受注及び配送するシステムの操作画面が表示されるようになっており、上記操作画面で、お土産及び配送日時を指定する。これにより、ウェブ会議に合わせて、ウェブ会議の相手方にお土産を届けることが出来る。
【0010】
このウェブ会議用アプリケーション上から、お土産を受注及び配送するシステムにおいては、上記お土産及び日時の指定は、ウェブ会議の日時を上記ウェブ会議用のアプリケーションから設定するときである。これにより、ウェブ会議の直前、ウェブ会議中、ウェブ会議直後など、任意の日時にお土産をウェブ会議相手に届けることが出来る。
【0011】
このウェブ会議用アプリケーション上から、お土産を受注配送するシステムにおいては、お土産の指定は、上記お土産及び日時の指定は、ウェブ会議中であって、お土産を指定すると、相手方のウェブ会議用の画面にお土産が表示される。これにより、ウェブ会議の画面上でお土産を相手方に届けることができる。
【0012】
このウェブ会議用アプリケーション上から、お土産を受注配送するシステムにおいては、上記お土産及び日時の指定は、ウェブ会議中であって、複数のお土産を指定すると、相手方のウェブ会議用の画面に、複数のお土産が表示され、相手方が選択した1以上のお土産を相手方に届ける。これにより、ウェブ会議の相手方に、好みのお土産を届けることが出来る。
【0013】
第二の観点では、ウェブ会議用アプリケーション上から、ネットワークを介してお土産を受注及び配送する方法であって、上記ウェブ会議用のアプリケーションの画面上に設けられた、上記お土産を受注及び配送するシステムに誘導するリンクから、上記お土産を受注配送する方法の操作画面が表示されるようになっており。上記操作画面で、お土産及び配送日時を指定する。ウェブ会議に合わせて、ウェブ会議の相手方にお土産を届けることが出来る。
【0014】
このウェブ会議用アプリケーション上から、ネットワークを介してお土産を受注及び配送する方法においては、上記お土産及び配送日時の指定は、ウェブ会議の日時を上記ウェブ会議用のアプリケーションから設定するときである。これにより、ウェブ会議の直前、ウェブ会議中、ウェブ会議直後など、任意の日時にお土産をウェブ会議相手に届けることが出来る。
【0015】
このウェブ会議用アプリケーション上から、ネットワークを介してお土産を受注及び配送する方法においては、上記お土産及び配送日時の指定は、ウェブ会議中であって、お土産を指定すると、相手方のウェブ会議用の画面にお土産が表示される。これにより、ウェブ会議の画面上でお土産を相手方に届けることができる。これにより、ウェブ会議の相手方に、好みのお土産を届けることが出来る。
【0016】
このウェブ会議用アプリケーション上から、ネットワークを介してお土産を受注及び配送する方法においては、上記お土産及び配送日時の指定は、ウェブ会議中であって、複数のお土産を指定すると、相手方のウェブ会議用の画面に、複数のお土産が表示され、相手方が選択した1以上のお土産を相手方に届ける。これにより、ウェブ会議の相手方に、好みのお土産を届けることが出来る。
【0017】
第三の観点では、第二の観点の方法をコンピュータに実行させるプログラムを提供できる。これにより、この方法を様々なサーバ等で使用することができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、ウェブ会議であっても、ウェブ会議の相手方にお土産を届けることができ、その届けるタイミングも自由に設定出来る。また、ウェブ会議上にてお土産を画面上で渡すことや、画面上で複数のお土産を提示して、好みのお土産を相手方に選択してもらうことも可能である。
【0019】
本発明を用いるさらなる有利性、特徴、及び態様は、非限定的な実例として与えられる以下の本発明の実施例の詳細な説明から明らかになるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0020】
【
図1】
図1は、本発明の実施形態に係る、お土産を受注及び配送するシステムの構成例を示す図である。
【
図2】
図2は、本発明の実施形態に係る、お土産を受注及び配送するシステムの別の構成例を示す図である。
【
図3】
図2は、本発明の実施形態に係る、お土産を受注及び配送するシステムのサーバのハードウェア構成例を示す図である。
【
図4】
図4は、本発明の実施形態に係る、お土産を受注及び配送するシステムのサーバのソフトウェア構成例を示す図である。
【
図5】
図5は、本発明の実施形態に係る、お土産を受注及び配送するシステムにアクセスするウェブ会議用端末、又は配送指示を受ける端末のハードウェア構成例を示す図である。
【
図6】
図6は、本発明の実施形態に係る、お土産を受注及び配送するシステムにアクセスするウェブ会議用端末、又は配送指示を受ける端末のソフトウェア構成例を示す図である。
【
図7】
図7は、本発明の実施形態に係る、お土産を受注及び配送するシステムのフローチャート図である。
【
図8】
図8は、本発明の実施形態に係る、お土産を受注及び配送する別のシステムのフローチャート図である。
【
図9】
図9は、本発明の実施形態に係る、お土産を受注及び配送するさらに別のシステムのフローチャート図である。
【
図10】
図10は、本発明の実施形態に係る、お土産を受注及び配送するさらに別のシステムのフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0021】
本発明の実施形態を
図1~10を参照しながら、以下に詳細に説明する。
【0022】
図1は、本発明の実施形態に係る、お土産を受注及び配送するシステム構成例を示す図である。お土産を受注及び配送するシステム100は、2台のウェブ会議用端末10と、お土産を受注及び配送するサーバ20と、を備える。2台のウェブ会議用端末10とお土産を受注及び配送するサーバ20とはネットワーク30、例えばインターネットを介して接続されている。ウェブ会議用端末10は2台である必要はなく、ウェブ会議への参加者の人数に応じて増加することが可能である。サーバ20がウェブサーバであるときには、配信される操作画面はウェブページであり、ウェブ会議用端末10のウェブブラウザ上にウェブページが表示されることになる。ウェブ会議用端末10は、ウェブ会議利用者が利用するパーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレット端末などを含む、各種の情報端末である。ウェブブラウザや、専用のアプリケーションなど、操作画面を表示するためのアプリケーション・プログラムがあらかじめインストールされている。複数箇所のウェブ会議用端末10からの参加者とウェブ会議を行う場合には、複数箇所の参加者に対してそれぞれお土産を配送することも出来る。
【0023】
ネットワーク30は、有線、無線を含む通信ネットワークである。ネットワーク30は、例えば、インターネット、公衆回線網、WiFi(登録商標)などを含む。
【0024】
図2は、本発明の実施形態に係る、お土産を受注及び配送するシステムの別の構成図を示す図である。お土産を受注及び配送するシステム100は、2台のウェブ会議用端末10と、お土産を受注及び配送するサーバ20と、お土産を受注及び配送するサーバ20からの配送指示を受ける端末40と、を備える。2台のウェブ会議用端末10とお土産を受注及び配送するサーバ20と、お土産を受注及び配送するサーバ20からの配送指示を受ける端末40とはネットワーク30、例えばインターネットを介して接続されている。配信される操作画面はウェブページであり、ウェブ会議用端末10のウェブブラウザ上にウェブページが表示されることになる。配送指示は、メールなどで行われ、お土産と配送日時が明記されている。配送指示を受ける端末40は、お土産配送部署や、他の会社などに配置されている。関係する部署、会社の数に応じて、配送指示を受ける端末40の台数を増加することも出来る。
【0025】
図3は、本発明の実施形態に係る、お土産を受注及び配送するシステムのサーバ20のハードウェア構成例を示す図である。お土産を受注及び配送するシステムのサーバ20は、CPU(Central Processing Unit)21、ROM(Read Only Memory)22、RAM(Random Access Memory)23、HDD(Hard Disk Unit)24、及び通信手段25など、を備える。
【0026】
CPU21は各種のプログラムの実行や演算処理を行う。ROM22は起動時に必要なプログラムなどが保存されている。RAM23はCPU21での処理を一時的に記憶し、データを記憶する作業領域である。HDD24には各種データ及プログラムが格納されている。通信手段25はネットワーク30を介してウェブ会議用端末10等の装置と通信を行う。
【0027】
図4は、本発明の実施形態に係る、お土産を受注及び配送するシステムのサーバ20のソフトウェア構成例を示す図である。お土産を受注及び配送するシステムのサーバ20は、主な機能として、お土産用の商品のデータを保存するお土産データベースである保存部201と、ウェブ会議用端末10からの要求を受信したときに、お土産選択画面をウェブ会議用端末10に配信する、お土産を受注及び配送するシステムの操作画面送信部202と、ウェブ会議用端末10からのお土産受注/指定情報を登録する、お土産受注部/指定部203と、選択されたお土産を、相手方のウェブ会議用端末10に表示するお土産指定表示部204と、受注されたお土産を配送するお土産配送部205と、を有する。
【0028】
図5は、本発明の実施形態に係るウェブ会議用端末10及び配送指示を受ける端末40のハードウェア構成例を示す図である。ウェブ会議用端末10及び配送指示を受ける端末40は、CPU(Central Processing Unit)11、41、ROM(Read Only Memory)12、42、RAM(Random Access Memory)13、43、HDD(Hard Disk Unit)14、44、及び通信手段15、45など、を有備える。
【0029】
CPU21は各種のプログラムの実行や演算処理を行う。ROM22は起動時に必要なプログラムなどが保存されている。RAM23はCPU21での処理を一時的に記憶し、データを記憶する作業領域である。HDD24には各種データ及プログラムが格納されている。通信手段25はネットワーク30を介してサーバ20等の装置と通信を行う。
【0030】
図6は、本発明の実施形態に係るウェブ会議用端末10及び配送指示を受ける端末40のソフトウェア構成例を示す図である。ウェブ会議用端末10及び配送指示を受ける端末40は、主な機能として、ウェブ会議用アプリケーション画面、お土産選択画面示、お土産配送指示メールなどを表示する画面表示部101、401と、お土産を受注及び配送するシステムのサーバ20と通信するための通信部102、402、とを有する。
【0031】
なお、各機能部は、サーバ20、ウェブ会議用端末10、及び配送指示を受ける端末40を構成するコンピュータのCPU,ROM、RAM、HDD、通信手段等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラムにより実現されるものである。したがって、これらの機能部は、「手段」、「モジュール」、「ユニット」又は「回路」と読み替えてもよい。
【0032】
さらに、お土産を受注及び配送するサーバの各機能部の配置は一例であり、システムの構成上、お土産を受注及び配送するサーバ全体として各機能を有していればよい。たとえば、お土産を受注及び配送するサーバ20の保存部201を別のサーバに移してもよい。
【0033】
本発明の実施形態に係るお土産を受注及び配送するシステム100の情報処理について説明する。
【0034】
図7は、本発明の実施形態に係る、お土産を受注及び配送するシステムのフローチャートである。
【0035】
図1で示す、ウェブ会議用端末10からウェブ会議用アプリケーションを起動する(S1)。そのウェブ会議用のアプリケーションの画面上に設けられた、お土産を受注及び配送するシステムに誘導するリンク、例えばURL、ポップアップなどをクリックすることにより、お土産を受注及び配送するサーバ20にアクセスする(S2)。
図4で示す、お土産を受注及び配送するシステムの操作画面送信部202から操作画面が送られて、ウェブ会議用端末10の画面表示部101(
図6参照)に表示されるようになっている。操作画面で、お土産及び配送日時を指定する(S3)ことにより、お土産受注部/指定部203(
図4参照)に受注情報が送られて、お土産配送部205が、指定された配送日時にお土産を配送する手配をする(S4)。お土産の配送手配を、配送部署に依頼、又は他の会社に委託することも出来、その場合には、お土産配送部205から、
図2で示す、配送指示を受ける端末40に、受注したお土産及び配送日時の情報が送られ、配送部署、又は他の会社が指定された配送日時にお土産を配送する手配をする。その後手配されたお土産が指定日時に配送される(S5)。
【0036】
図8は、本願の別の実施形態に係る、お土産を受注及び配送するシステムのフローチャートである。
【0037】
図1で示す、ウェブ会議用端末10からウェブ会議用アプリケーションを起動する(S11)。ウェブ会議用アプリケーションから会議日時を設定する(S12)。そのウェブ会議用のアプリケーションの画面上に設けられた、お土産を受注及び配送するシステムに誘導するリンク、例えばURL、ポップアップなどをクリックすることにより、お土産を受注及び配送するサーバ20にアクセスする(S13)。
図4で示す、お土産を受注及び配送するシステムの操作画面送信部202から操作画面が送られて、ウェブ会議用端末10の画面表示部101(
図6参照)に表示されるようになっている。操作画面で、お土産及び配送日時を指定する(S14)ことにより、お土産受注部/指定部203(
図4参照)に受注情報が送られて、お土産配送部205が、指定された配送日時にお土産を配送する手配をする(S15)。お土産の配送手配を、配送部署に依頼、又は他の会社に委託することも出来、その場合には、お土産配送部205から、
図2で示す、配送指示を受ける端末40に、受注したお土産及び配送日時の情報が送られ、配送部署、又は他の会社が指定された配送日時にお土産を配送する手配をする。その後手配されたお土産が指定日時に配送される(S16)。お土産の配送をウェブ会議前に配送したり、ウェブ会議中に配送したり、ウェブ会議後に配送したりすることができるため、ウェブ会議を行う相手との関係に応じて、自由に配送タイミングを設定することができる。
【0038】
図9は、本願のさらに別の実施形態に係る、お土産を受注及び配送するシステムのフローチャートである。
【0039】
図1で示す、ウェブ会議用端末10からウェブ会議用アプリケーションを起動する(S21)。ウェブ会議用アプリケーションよりウェブ会議を開始する(S22)。そのウェブ会議用のアプリケーションの画面上に設けられた、お土産を受注及び配送するシステムに誘導するリンク、例えばURL、ポップアップなどをクリックすることにより、お土産を受注及び配送するサーバ20にアクセスする(S23)。
図4で示す、お土産を受注及び配送するシステムの操作画面送信部202から操作画面が送られて、ウェブ会議用端末10の画面表示部101(
図6参照)に表示されるようになっている。操作画面で、お土産及び配送日時を指定する(S24)ことにより、お土産受注部/指定部203(
図4参照)が、指定したお土産を相手方のウェブ会議用端末10に表示する(S25)。この際に、お土産を手渡しする動画と共にお土産を表示することも可能である。また、実際のお土産配送日時をウェブ会議上で相手方と打ち合わせてから設定することも可能である。お土産受注部/指定部203(
図4参照)に受注情報が送られて、お土産配送部205が、指定された配送日時にお土産を配送する手配をする(S26)。お土産の配送手配を、配送部署に依頼、又は他の会社に委託することも出来、その場合には、お土産配送部205から、
図2で示す、配送指示を受ける端末40に、受注したお土産及び配送日時の情報が送られ、配送部署、又は他の会社が指定された配送日時にお土産を配送する手配をする。その後手配されたお土産が指定日時に配送される(S27)。お土産の指定及び/又は日時の指定をウェブ会議の開始前に事前に行っておき、ウェブ会議中に事前に指定されたお土産を指定することにより、相手方のウェブ会議用端末10に表示することも可能である。
【0040】
図10は、本願のさらに別の実施形態に係る、お土産を受注及び配送するシステムのフローチャートである。
【0041】
図1で示す、ウェブ会議用端末10からウェブ会議用アプリケーションを起動する(S31)。ウェブ会議用アプリケーションよりウェブ会議を開始する(S32)。そのウェブ会議用のアプリケーションの画面上に設けられた、お土産を受注及び配送するシステムに誘導するリンク、例えばURL、ポップアップなどをクリックすることにより、お土産を受注及び配送するサーバ20にアクセスする(S33)。
図4で示す、お土産を受注及び配送するシステムの操作画面送信部202から操作画面が送られて、ウェブ会議用端末10の画面表示部101(
図6参照)に表示されるようになっている。操作画面で、複数のお土産及び配送日時を指定する(S34)ことにより、お土産受注部/指定部203(
図4参照)が、指定した複数のお土産を相手方のウェブ会議用端末10に表示する(S35)。この際に、お土産を手渡しする動画と共にお土産を表示することも可能である。相手方は、ウェブ会議用端末10から好みのお土産を複数選択可能である。また、実際のお土産配送日時をウェブ会議上で相手方と打ち合わせてから設定することも可能である。お土産が選択されると、お土産受注部/指定部203(
図4参照)に受注情報が送られて、お土産配送部205が、指定された配送日時にお土産を配送する手配をする(S36)。お土産の配送手配を、配送部署に依頼、又は他の会社に委託することも出来、その場合には、お土産配送部205から、
図2で示す、配送指示を受ける端末40に、受注したお土産及び配送日時の情報が送られ、配送部署、又は他の会社が指定された配送日時にお土産を配送する手配をする。その後手配されたお土産が指定日時に配送される(S37)。お土産の指定及び/又は日時の指定をウェブ会議の開始前に事前に行っておき、ウェブ会議中に事前に指定されたお土産を指定することにより、相手方のウェブ会議用端末10に表示することも可能である。
【0042】
様々なサーバ等で使用するために、上記のお土産を受注及び配送するシステム100の情報処理のプログラムを提供することも可能である。
【0043】
以上、図面を参照して、本発明の実施例を詳述してきたが、具体的な構成は、この実施例に限らず、本発明の要旨を逸脱しない程度の設計的変更は、本発明に含まれる。
【符号の説明】
【0044】
10 ウェブ会議用端末
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 HDD
15 通信装置
20 サーバ
21 CPU
22 ROM
23 RAM
24 HDD
25 通信装置
30 ネットワーク
40 配送指示を受ける端末
41 CPU
42 ROM
43 RAM
44 HDD
45 通信装置
100 お土産を受注及び配送するシステム
101 画像表示部
102 通信部
201 保存部
202 お土産を受注及び配送するシステムの操作画面送信部
203 お土産受注部/指定部
204 お土産指定表示部
205 お土産配送部
401 画像表示部
402 通信部