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特開2022-27969アラート統合を伴う薬局ワークフロー管理
(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022027969
(43)【公開日】2022-02-14
(54)【発明の名称】アラート統合を伴う薬局ワークフロー管理
(51)【国際特許分類】
   G06Q 10/10 20120101AFI20220203BHJP
   G16H 20/10 20180101ALI20220203BHJP
【FI】
G06Q10/10 310
G16H20/10
【審査請求】有
【請求項の数】12
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2021204870
(22)【出願日】2021-12-17
(62)【分割の表示】P 2019165983の分割
【原出願日】2016-03-03
(31)【優先権主張番号】62/127,580
(32)【優先日】2015-03-03
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】514000967
【氏名又は名称】バクスター・コーポレーション・イングルウッド
【氏名又は名称原語表記】BAXTER CORPORATION ENGLEWOOD
【住所又は居所原語表記】9540 S.Maroon Circle,Suite 400,Englewood,CO 80112 U.S.A.
(74)【代理人】
【識別番号】100078282
【弁理士】
【氏名又は名称】山本 秀策
(74)【代理人】
【識別番号】100113413
【弁理士】
【氏名又は名称】森下 夏樹
(74)【代理人】
【識別番号】100181674
【弁理士】
【氏名又は名称】飯田 貴敏
(74)【代理人】
【識別番号】100181641
【弁理士】
【氏名又は名称】石川 大輔
(74)【代理人】
【識別番号】230113332
【弁護士】
【氏名又は名称】山本 健策
(72)【発明者】
【氏名】マシュー クルックス
(72)【発明者】
【氏名】ロバート ハモンド
(72)【発明者】
【氏名】ポール ランダル
(72)【発明者】
【氏名】ジョン ヘインズ
(57)【要約】
【課題】好適なアラート統合を伴う薬局ワークフロー管理を提供すること。
【解決手段】アラート統合を伴う薬局ワークフロー管理。薬局ワークフロー管理アプリケーションはアラート生成プラットフォームからアラートデータを取得し得る。次に、アラート情報がアプリケーションの使用から外れる必要なしにアプリケーション内でワークフロー管理アプリケーションのユーザに提供され得る。ユーザはさらにアラート生成プラットフォームにアクセスするために薬局ワークフローアプリケーションを利用し得る。この点に関して、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザは例えばアラートに関して解決情報を交換するためにアラート生成プラットフォームと双方向通信し得る。アラートデータは薬局ワークフロー管理アプリケーションによって管理される薬局アクティビティに関連する任意の関連データを含み得、特に感染制御または抗菌管理に関連するデータを含み得る。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
薬局ワークフロー管理アプリケーションの実行に関連する使用のための薬局ワークステーションであって、前記薬局ワークステーションは、
前記薬局ワークフロー管理アプリケーションを記憶しているメモリと、
前記メモリに記憶された前記薬局ワークフロー管理アプリケーションにアクセスして前記薬局ワークフロー管理アプリケーションを実行するように構成されているプロセッサと、
前記プロセッサおよびアラート生成プラットフォームと動作通信するインターフェースと
を備え、
前記メモリは、前記プロセッサによってアクセス可能であるアラート処理ルールを備え、前記アラート処理ルールは、1つ以上のトリガ条件を含み、
前記プロセッサは、
患者において識別される微生物を示す感染情報を受信するステップと、
データソースから、患者のための用量注文を示す薬剤データを受信するステップと
を実行するように構成され、
前記アラート生成プラットフォームは、前記受信された感染情報および前記薬剤データに基づいてアラートデータを生成し、前記アラートデータは、前記用量注文が前記微生物の指示とコンフリクトすることを示し、
前記プロセッサは、さらに、前記アラートデータが生成される場合に、前記受信された感染情報および前記薬剤データに基づいて介入オプションを決定するステップを実行するように構成され、
前記プロセッサは、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連する前記薬局ワークステーションにおいて、前記介入オプションおよび前記アラートデータの少なくとも一部に対応するアラート指示を前記ユーザに提示するようにディスプレイを構成するように動作可能であり、
前記ユーザインターフェースは、前記1つ以上のアラート指示に対応する双方向部分を備え、
前記薬局ワークステーションはさらに、
受注システムの用量注文データの受信のための用量処理インターフェースを備え、
前記用量注文データは、医療の提供に関連する投与のための少なくとも1つの用量注文に関する薬剤データを備え、
前記少なくとも1つの用量注文は、前記薬局ワークステーションの前記ユーザインターフェースの前記ディスプレイにおいて表示される用量注文一覧表の中に投入され、
前記インターフェースからの前記アラート生成プラットフォームの前記1つ以上のアラートデータは、前記1つ以上のアラート指示を前記用量注文一覧表の中の1つ以上の対応するそれぞれの用量注文に関連付けるように前記用量注文一覧表に関連しており、
前記1つ以上のアラートデータは、前記1つ以上のアラートデータが適用される患者に対応する第1の患者識別子を備え、前記用量注文データは、前記用量注文が投与されるべき患者に対応する第2の患者識別子を備え、前記第1の患者識別子と前記第2の患者識別子との対応は、前記1つ以上のアラートデータが前記用量注文に関連付けられることをもたらし、
前記アラート処理ルールは、前記アラート指示に応答して所与の用量注文に関してとられるべき1つ以上のアクションを定義する、薬局ワークステーション。
【請求項2】
前記1つ以上のアラート指示は、前記ディスプレイ上に提示される前記薬局ワークステーションのユーザインターフェースにおいて表示される、請求項1に記載の薬局ワークステーション。
【請求項3】
前記ユーザインターフェースは、入力デバイスをさらに備えている、請求項2に記載の薬局ワークステーション。
【請求項4】
前記双方向部分は、前記入力デバイスを使用して提供される入力を介したユーザによる選択に応じて、前記薬局ワークステーションにおいて前記アラート生成プラットフォームの実行を起動するように前記プロセッサを構成する、請求項1に記載の薬局ワークステーション。
【請求項5】
前記用量注文一覧表は、少なくとも1つの患者特定の注文を備え、前記ユーザインターフェースは、患者リンクを備え、前記患者リンクは、前記入力デバイスを使用して提供される入力を介したユーザによる選択に応じて、前記薬局ワークステーションにおいて前記アラート生成プラットフォームの実行を起動し、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連して、前記アラート生成プラットフォームからの前記少なくとも1つの患者特定の用量注文に関連付けられた前記患者に対応する患者レポートを表示するように前記プロセッサを構成する、請求項1に記載の薬局ワークステーション。
【請求項6】
前記1つ以上のアラート指示は、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションにおいて前記用量注文に対応する関係で提供される、請求項1に記載の薬局ワークステーション。
【請求項7】
前記入力デバイスは、前記1つ以上のアラート指示への応答に対応する前記薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザからの応答入力を受信するように構成されている、請求項1に記載の薬局ワークステーション。
【請求項8】
前記応答入力は、前記1つ以上のアラート指示に関連付けられた対応する用量注文の修正のための命令を備えている、請求項7に記載の薬局ワークステーション。
【請求項9】
前記インターフェースは、前記アラート生成プラットフォームと双方向通信し、前記プロセッサは、前記アラート生成プラットフォームから受信されたレポートデータを前記薬局ワークステーションからの前記レポートデータの要求に応答して前記薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連して提示するように、前記ディスプレイを構成するように動作する、請求項1に記載の薬局ワークステーション。
【請求項10】
前記薬局ワークステーションは、前記薬局ワークステーションから遠隔にあるサーバと動作通信し、前記プロセッサは、前記サーバへの前記1つ以上のアラートデータの通信のために前記サーバと動作通信し、前記サーバは、前記サーバに位置するサーバメモリに前記1つ以上のアラートデータのコピーを記憶する、請求項1に記載の薬局ワークステーション。
【請求項11】
所与の用量注文に関してとられるべき前記1つ以上のアクションは、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文一覧表における前記所与の用量注文のステータスの修正を含む、請求項1に記載の薬局ワークステーション。
【請求項12】
所与の用量注文に関してとられるべき前記1つ以上のアクションは、
前記用量注文が、例えば、保留にされること、またはSTAT(または、昇格させられた)優先順位に昇格させられることを含む、請求項1に記載の薬局ワークステーション。
【発明の詳細な説明】
【背景技術】
【0001】
(関連出願)
本願は、共有に係る米国仮出願第62/127,580号(2015年3月3日出願、Crooks、他、名称「PHARMACY WORKFLOW MANAGEMENT WITH INTEGRATED ALERTS」)に関連し、上記出願は、参照により組み込まれる。
【0002】
薬局は、多くの場合、患者への健康管理の提供に関連して配合無菌製剤(CSP)を提供するために頼りにされる。そのようなCSPは、健康管理の提供に関連して使用される薬剤用量(本明細書では単に用量と称されることもある)を備え得る。この点に関して、薬局(例えば、病院薬局、外来薬局、配合センター等を含む)は、多くの場合、健康管理提供者に送達するためのCSPまたは用量を調製する。そのようなCSPは、患者特定の用量であり得るか、または使用を予想して配合される薬局内の備蓄もしくは在庫用量のために提供され得る。故に、薬局技術者は、多くの場合、免許薬剤師等の指導および監視の下でCSPの調製の任務を負う。例えば、薬局技術者は、薬剤師の監視の下で、薬物を再構成し、特定の薬物量を引き出し、製品を収集し、製品を組み立て、再構成された薬物、製品等を使用して特定のCSPを作成し得る。
【0003】
CSPの調製に関連して、薬局は、配合プロセスを支援するために、ますます多様な技術を導入し始めている。技術支援型配合システムの1つのそのような例は、CSPの調製で使用するために薬局ワークステーションにおいて実行され得る薬局ワークフロー管理アプリケーションを含む。そのような薬局ワークフロー管理アプリケーションは、用量の管理および調製に関連する多数の分野で支援を薬剤師および薬局技術者に提供し得る。例えば、薬局ワークフロー管理アプリケーションは、用量の効率的かつ適時な調製のために、CSPまたは用量の注文(本明細書では「用量注文」と称される)を編成して管理することを支援し得る。さらに、そのような薬局ワークフロー管理アプリケーションは、用量の調製の文書化を促進し得る。そのような文書化は、例えば、薬剤師の精査のために、または規制の順守の追跡に関連して、事後に調製ステップを監査するために使用され得る。そのような薬局ワークフロー管理アプリケーションはまた、薬局内の用量の移動、薬局からの調剤、または投与現場等への施設を通した移動にさえも関して、用量を追跡することを支援し得る。
【0004】
薬局ワークフロー管理アプリケーションまたは配合への他の技術支援型アプローチは、薬局内の過失の低減という潜在的利益を提供する。例えば、過失が起こる前にそれを認識すること、または薬局の調剤に先立って過失を捕捉することは、薬局内で起こり得る人為的過失に関連付けられる患者危険性の低減につながり得る。薬局アクティビティに関連して患者安全性を向上させる可能性を考慮すると、薬局業務への技術支援型アプローチによって提供される施設が、有利なこととして、追加の能力によって拡張され得ることが理解され得る。
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
【0005】
前述を考慮して、薬局ワークフロー管理アプリケーション等の技術支援型配合ツールの改良は、追加のソース(例えば、潜在的に薬局の外部のソースを含む)からの医療情報を組み込むことによって、患者への危険性の低減を支援し得ることが本明細書では認識されている。すなわち、薬局ワークフロー管理アプリケーションは、薬局で起こる過失を低減させる可能性に関連付けられているが、(例えば、薬局の外部にあり得る)追加の医療ソースからのデータを統合することが以前にできなかったこと、または限定された能力は、次に、そのようなアプリケーションが薬局アクティビティの状況外で有意義な支援を提供する能力を限定し得る。データ統合のより広い観点に由来する潜在的利点を考慮すると、薬局中心の情報の限定された観点とのデータソースを超えた追加のデータソースの統合に関連して、利益が提供され得ることが、現在認識されている。
【0006】
具体的には、複数のソースから集約されるデータは、例えば、用量を調製するときにユーザに、または用量を精査するときに薬剤師に、有用な情報を提供するために、薬局ワークフロー管理アプリケーションにおいて有益にアクセスおよび/もしくは利用され得ることが、現在認識されている。例えば、データソースの集約は、アラートデータが1つ以上のアラート生成プラットフォームによって生成されることを可能にし得る。このアラートデータは、少なくとも部分的に、薬局の外部のデータソースを考慮して生成され得る。例えば、1つのそのような考慮されるアラート生成プラットフォームは、ICNet International Limitedによって提供されるアラート製品のICNetTM Suiteを備えている。具体的には、そのようなアラートプラットフォームは、いくつかのデータソースと動作通信し得るソフトウェア、ファームウェア、および/またはハードウェア構成要素を備え得る。次に、アラート生成プラットフォームは、1つ以上の状況でアラートデータを生成するように、下層データソースから有意義かつ実施可能なデータを抽出し得る。すなわち、アラート生成プラットフォームは、アラートデータを生成するように1つ以上のソースからのデータを処理するための論理を含み得る。例えば、アラートデータは、感染制御、抗菌管理、または他の分野の状況で提供され得る。任意の点に関して、このアラートデータは、薬局業務に関して(例えば、用量、CSP等の管理および/もしくは調製に関して)薬剤師または薬局技術者を支援し得る、有意義かつ実施可能なデータを提供し得る。他の実施形態では、(例えば、アラートデータがない場合に)薬局ワークフロー管理アプリケーションによる使用、またはそこでの提示のために、1つ以上の医療情報ソースから情報を集約する情報アグリゲータが提供され得る。
【0007】
この点に関して、本開示は、技術支援型配合技法の中のアラートデータの統合を考慮する。具体的には、(例えば、薬局ワークフロー管理アプリケーションを実行し得る)薬局ワークステーションとアラート生成プラットフォームとの間の動作通信を提供し得るインターフェースが考慮される。次に、薬局ワークステーションは、薬局ワークステーションにおいて実行され得る薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連して使用するためのアラート生成プラットフォームのアラートデータを処理するように動作し得る。例えば、アラートデータは、アラート指示を薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザに提供するために使用され得る。加えて、アラート指示は、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザに提供される機能性を促進し得る双方向特徴を提供し得る。例えば、アラートデータ統合を有する薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザは、薬局ワークフロー管理アプリケーションからアラート生成プラットフォームのインスタンスにアクセスすることが可能であり得る。次に、薬剤師または薬局技術者のワークフローは、薬局ワークフロー管理アプリケーションを介して直接アクセスを提供することによって、アラートデータおよび/またはアラート生成プラットフォームへのアクセスが、より効率的にされ得るように、簡略化され得る。
【0008】
加えて、インターフェースは、薬局ワークステーションとアラート生成プラットフォームとの間の双方向通信を促進し得る。次に、情報が、薬局ワークステーションとアラート生成プラットフォームとの間で交換され得る。1つのそのような例は、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザから受信される応答入力をアラート生成プラットフォームに提供することを含み得る。故に、アラート生成プラットフォームは、例えば、適切な人員によるアラートへの応答および/またはアラートへの応答の成果の指示を提供し得る解決情報ならびに/もしくは介入情報を含み得る。したがって、そのような応答入力を提供するために、または複数のプラットフォームにおいてそのような入力のうちの入力を複製するために、アラート生成プラットフォームに別個にアクセスする必要があるのではなく、入力は、次に、応答入力がアラートプラットフォームに提供されるように、薬局ワークステーション上で実行する薬局ワークフロー管理アプリケーションに直接提供され得る。次に、アラート介入等の応答入力は、薬局ワークステーションとアラート生成プラットフォームとの間の双方向様式で通信され得る。
【0009】
加えて、薬局ワークフロー管理アプリケーションは、アラート生成プラットフォームのアラートデータに応答して、薬局ワークフロー管理アプリケーション内で用量注文記録操作を可能にする論理を含み得る。この点に関して、薬局において受信される用量注文は、薬局ワークフロー管理アプリケーションで反映され得る用量注文記録を生成するように処理され得る。例えば、用量注文記録は、薬局ワークフロー管理アプリケーションによってステータスを割り当てられ得、用量注文一覧表の中でユーザに提示され得る。故に、アラートデータの受信に応じて、薬局ワークフロー管理アプリケーションは、アラートデータに基づいて用量注文記録に関してアクションをとるように、1つ以上の用量注文記録に関連してアラートデータを処理することが可能であり得る。例えば、用量注文記録は、変更されたステータスを有し得るか、異なる様式で表示され得るか、薬局ワークフロー管理アプリケーションの異なるインターフェース部分内で表示され得るか、またはアラートデータに応答して、用量注文記録に関してとられるいくつかの他の適切なアクションを有し得る。
【0010】
さらなる特徴が、薬局ワークフロー管理アプリケーションにおけるアラートデータの統合によって促進され得る。例えば、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザは、薬局ワークフロー管理アプリケーションのインターフェースから直接、アラート生成プラットフォームのローカルインスタンスにアクセスすることが可能であり得る。したがって、アラート生成プラットフォームのローカルインスタンスは、薬局ワークフロー管理アプリケーションも実行される薬局ワークステーション上で実行され得る。さらに理解され得るように、アラート生成プラットフォームのローカルインスタンスは、薬局ワークフロー管理アプリケーションが実行される薬局ワークステーションから遠隔にあるアラート生成プラットフォームへのアクセスが、シンクライアントを介して提供され得るように、インターネットブラウザ等のシンクライアントに関連して実行され得る。さらに、(例えば、報告機能性を含む)アラート生成プラットフォームの特徴へのアクセスは、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザによって直接アクセスされ得る。さらになお、薬局ワークフロー管理アプリケーションのある構成によって提供される追加の能力は、統合に関して追加の機能性を促進し得る。例えば、薬局ワークフロー管理アプリケーションは、複数の薬局ワークステーションが薬局ワークフロー管理アプリケーションを実行するように動作し得る分散環境内で実行され得る。この場合、分散薬局ワークステーションの各々は、アラート生成プラットフォームから受信されると処理されるアラートデータへのアクセスを有し得る。さらに、少なくともいくつかの実施形態では、薬局ワークフロー管理アプリケーションによって使用される中央サーバ通信も、アラートデータに関連して機能性を提供するために使用され得る。例えば、アラートデータ、アラート指示、アラート応答、アラート介入、または他の情報が、中央サーバに関連して提供されるバックアップ、データ分析ツール、および/またはレポート生成ツールに関連して、中央サーバに提供され得る。この点に関して、中央サーバは、各々が薬局ワークフロー管理アプリケーションを実行する複数のローカル施設と通信し得る。したがって、複数のローカル施設から受信されるデータは、アラートデータに関する大規模動向(例えば、広範囲における薬物耐性または感染制御等の広範囲における抗菌挙動を含む)が識別され得るように、集約され得る。
【0011】
さらになお、集約された医療情報が薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザに提示され得る実施形態が、本明細書で考慮される。例えば、集約された医療情報は、(例えば、アラート生成能力を提供する場合もあり、また、提供しない場合もある)情報アグリゲータにおいて収集され得る。すなわち、アラート生成モジュールは、未加工形態で提示するため、およびそこからアラートデータを生成するように処理するための両方で、データを集約し得る。任意の点に関して、集約された医療情報は、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザに提示され得る。例えば、集約された情報は、用量の調製に先立って、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザに提示され得る。さらになお、集約された医療情報は、用量の調製に関連して提示され得る。加えて、または代替として、集約された医療情報は、調製された用量の承認および/もしくは精査中、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザに提示され得る。この点に関して、集約された医療情報は、薬局ワークフロー管理アプリケーションに提供されるアラートデータに関連して提供され得るか、またはアラートがない場合に提供され得る。
【0012】
故に、第1の側面は、薬局ワークフロー管理アプリケーションの実行に関連する使用のための薬局ワークステーションを備えている。薬局ワークステーションは、薬局ワークフロー管理アプリケーションを記憶しているメモリと、メモリに記憶された薬局ワークフロー管理アプリケーションにアクセスして薬局ワークフロー管理アプリケーションを実行するように構成されているプロセッサとを含む。薬局ワークステーションはまた、プロセッサおよびアラート生成プラットフォームと動作通信するインターフェースも含む。プロセッサは、インターフェースからのアラート生成プラットフォームのアラートデータを処理するように動作し、薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連する薬局管理ワークステーションにおいて、アラートデータの少なくとも一部に対応するアラート指示をユーザに提示するようにディスプレイを構成するように動作可能である。
【0013】
いくつかの特徴精緻化および追加の特徴が、第1の側面に適用可能である。これらの特徴精緻化および追加の特徴は、個々に、または任意の組み合わせで使用され得る。したがって、議論されるであろう以下の特徴の各々は、第1の側面の任意の他の特徴または特徴の組み合わせと一緒に使用され得るが、そのように要求されない。
【0014】
例えば、一実施形態では、アラート指示が、ディスプレイ上に提示される薬局ワークステーションのユーザインターフェースにおいて表示され得る。さらに、薬局ワークステーションのユーザインターフェースはさらに、入力デバイスを含み得る。したがって、ユーザインターフェースは、アラート指示に対応する双方向部分を含み得る。一実施形態では、アラート指示は、双方向部分を含み得る。アラート指示は、薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文の一覧表を備えている薬剤師ワークスペースに対応する、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザインターフェース画面上で提供され得る。加えて、または代替として、アラート指示は、用量注文の薬剤師検証のためのインターフェースに対応する、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザインターフェース画面上で提供され得る。アラート指示は、アラートおよび/またはアラート指示に応答してとられるアクションアイテムの性質に関する情報を提供し得る。アラートは、アラートの性質に基づいて、ユーザインターフェース内で強調表示され得る(例えば、重要、緊急、または臨界アラート指示が、より低い優先順位のアラートに対してアラートを強調表示するように異なる色で出現する)。
【0015】
双方向部分は、薬局ワークフロー管理アプリケーション内でいくつかの機能性を促進し得る。例えば、双方向部分は、入力デバイスを使用して提供される入力を介したユーザによる選択に応じて、薬局ワークステーションにおいてアラート生成プラットフォームの実行を起動するように薬局ワークステーションにおけるプロセッサを構成し得る。例えば、双方向部分の選択は、薬局ワークフロー管理アプリケーションを実行する薬局ワークステーションにおいてアラート生成プラットフォームのローカルインスタンスを起動し得る。ローカルインスタンスは、アラート生成プラットフォームのローカルインスタンスであり得るか、または遠隔で実行されるアラート生成プラットフォームに関するインターフェースを提示するように動作するシンクライアントであり得る。
【0016】
薬局ワークステーションはまた、受注システムの用量注文データの受信のための用量処理インターフェースを含み得る。受注システムは、病院情報システム、薬局情報システム、または他の適切な電子診療記録システムの一部を備え得る。用量注文データは、医療の提供に関連する投与のための少なくとも1つの用量注文に関する薬剤データを含み得る。少なくともいくつかの用量注文に関して、用量注文データは、患者データまたは他のEMRデータも含み得る。少なくとも1つの用量注文は、薬局ワークステーションのユーザインターフェースのディスプレイにおいて表示される用量注文一覧表に投入され得る。次に、プロセッサは、用量注文一覧表に関してインターフェースからのアラート生成プラットフォームのアラートデータを処理し、アラート指示を用量注文一覧表の中の1つ以上の対応するそれぞれの用量注文に関連付けるように動作し得る。
【0017】
例えば、一実施形態では、アラートデータは、患者特定のアラートデータを含み得る。例えば、アラートデータは、所与の患者のための具体的検査結果、特定の患者のために行われる具体的治療、特定の患者アレルギー、または他の患者関連情報に関し得る。したがって、アラートデータは、アラートデータが適用される患者に対応する第1の患者識別子を含み得る。用量注文データは、用量注文が投与されるべき患者に対応する第2の患者識別子を含み得る。第1の患者識別子と第2の患者識別子との対応は、アラートデータを用量注文に関連付けさせ得る。次に、アラート指示は、アラートデータが関連付けられる患者のための用量注文に関連して、薬局ワークステーションにおいてユーザインターフェース上で表示され得る。例えば、第1の患者識別子と第2の患者識別子とは、同一であり得るか、またはアラート指示を患者特定の用量注文に関連付けるように、ある様式(例えば、ルックアップテーブル等)で相関性があり得る。したがって、アラート指示は、薬局ワークフロー管理アプリケーション内で、用量注文に対応する関係で提供され得る。
【0018】
薬局ワークフロー管理アプリケーションにおいて提供されるアラート生成プラットフォーム機能性にさらに関して、用量注文一覧表は、少なくとも1つの患者特定の注文を含み得、ユーザインターフェースは、入力デバイスを使用して提供される入力を介したユーザによる選択に応じて、薬局ワークステーションにおいてアラート生成プラットフォームのローカルインスタンスの実行を起動し、薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連してアラート生成プラットフォームからの少なくとも1つの患者特定の用量注文に関連付けられる患者に対応する患者レポートを表示するようにプロセッサを構成し得る患者リンクを備えている。患者レポートは、例えば、医療デバイスの使用、薬物の注文または投与、検査結果、手技、生命徴候、もしくは他の患者関連情報等の患者のケアに関する主要な事象を反映する、時系列形式で提示され得る、患者に関する詳細を提供し得る。
【0019】
さらになお、入力デバイスは、アラート指示への応答に対応して、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザから応答入力を受信するように構成され得る。例えば、応答入力は、薬局ワークステーションにおいて提示されるアラート指示に関連する介入および/または成果を備え得る。インターフェースは、応答入力をアラート生成プラットフォームに提供するようにアラート生成プラットフォームと双方向通信し得る。応答入力は、アラート指示に関連付けられた対応する用量注文の修正のための命令を含み得る。
【0020】
一実施形態では、メモリは、プロセッサによってインターフェースにおいて受信されるアラートデータを処理するためにプロセッサによってアクセス可能なアラート処理ルールを含み得る。例えば、アラート処理ルールは、薬局ワークフロー管理アプリケーション内のアラート指示の提示のための1つ以上のトリガ条件を定義し得る。故に、1つ以上のトリガ条件を満たすことに応じて(例えば、1つ以上のトリガ条件を満たすことのみに応じて)、アラート指示は、薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文一覧表において1つ以上の用量注文に対応する関係で表示され得る。
【0021】
加えて、または代替として、アラート処理ルールは、アラート指示に応答して所与の用量注文に関してとられるべき1つ以上のアクションを定義し得る。1つ以上のトリガ条件を満たすことに応じて、プロセッサは、アラート指示に応答して、所与の用量注文に関して1つ以上のアクションを実行するように動作し得る。プロセッサによるアクションは、用量注文のためのアクションを完了するためにユーザ入力が必要とされないように、トリガ条件を満たすことに応じて自動的に起こり得る。所与の用量注文に関してとられる1つ以上のアクションは、薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文一覧表の中の所与の用量注文のステータスの修正を含み得る。加えて、薬局ワークフロー管理アプリケーションは、1つ以上の対応するアラート指示に応答して1つ以上のアクションがとられた1つ以上の所与の用量注文を表示するためのユーザインターフェース画面を含み得る。例えば、アラート指示によってトリガ条件を満たすことに応答して、特定のアクションがとられたこれらの用量注文のみを示すように、用量注文一覧表をフィルタ処理する用量注文一覧表フィルタが提供され得る。
【0022】
一実施形態では、インターフェースは、アラート生成プラットフォームと双方向通信し得る。したがって、薬局ワークステーションは、アラート生成プラットフォームからの情報を薬局ワークステーションにおいてローカルで提示し得る。プロセッサは、(例えば、薬局ワークステーションからのレポートデータの要求に応答して)アラート生成プラットフォームから受信される薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連してレポートデータを提示するように、ディスプレイを構成するように動作し得る。加えて、一実施形態では、薬局ワークステーションは、薬局ワークステーションから遠隔にあるサーバと動作通信し得る。故に、プロセッサは、サーバが、サーバに位置するサーバメモリにアラートデータのコピーを記憶し得るように、サーバへのアラートデータの通信のためにサーバと動作通信し得る。薬局ワークステーションから遠隔にあるサーバは、薬局ワークフロー管理アプリケーションが実行される施設に特定の薬局ワークフロー管理サーバであり得るか、または異なるそれぞれの施設における複数の薬局ワークフロー管理アプリケーションが情報を通信する施設から遠隔にある中央サーバであり得る。
【0023】
アラート生成プラットフォームは、複数の医療情報ソースからデータを獲得および/または処理し、いくつかの状況でアラートデータを提供するように動作し得るが、薬局という特定の状況では、いくつかの特定のアラートタイプが、特に着目され得る。例えば、アラートデータは、感染制御または抗菌管理のうちの少なくとも1つに関連する情報を含み得る。例えば、患者において識別される所与の微生物に関連付けられるアラートは、アラートをトリガし得るか、または患者のために注文される特定の薬剤に関してアラートをトリガし得る。さらに、特定の感染症の識別が、薬局内でアラートデータを提供し得る。
【0024】
さらに、薬局ワークステーションのプロセッサは、プロセッサが、薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連する薬局ワークステーションにおいて、集約された医療情報の少なくとも一部をユーザに提示するようにディスプレイを構成し得るように、情報アグリゲータから受信される集約された医療情報を処理するように動作し得る。例えば、集約された医療情報は、特定の患者(例えば、用量注文が薬局ワークフロー管理アプリケーションにおいて受信された患者)に関する集約された情報に対応し得る。加えて、または代替として、集約された医療情報は、複数の患者に関する情報を含み得る。集約された医療情報はまた、所与の施設もしくは施設の集合に関し得る。集約された医療情報は、用量注文記録一覧表に関連して、または用量注文の精査および/もしくは承認中に提示される精査画面に関連して、(例えば、レポート等の形態で)薬局ワークフロー管理アプリケーションにおいて独立して表示され得る。
【0025】
第2の側面は、薬局ワークフロー管理アプリケーションを実行し、アラート生成プラットフォームのアラートデータを処理するように、プロセッサを構成するためのコンピュータ読み取り可能な命令を備えている非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体を含む。コンピュータ読み取り可能な命令はさらに、アラートデータの少なくとも一部に対応するアラート指示を、薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連する薬局管理ワークステーションのユーザに提示するようにディスプレイを構成するようにプロセッサを構成し得る。
【0026】
いくつかの特徴精緻化および追加の特徴が、第2の側面に適用可能である。これらの特徴精緻化および追加の特徴は、個々に、または任意の組み合わせで使用され得る。したがって、議論されるであろう以下の特徴の各々は、第2の側面の任意の他の特徴または特徴の組み合わせと一緒に使用され得るが、そのように要求されない。加えて、第1の側面に関して上記で議論される特徴または特徴精緻化のうちのいずれかは、第2の側面の任意の他の特徴もしくは特徴の組み合わせと一緒に使用され得るが、そのように要求されない。
【0027】
一実施形態では、コンピュータ読み取り可能な命令は、ディスプレイ上で薬局ワークステーションのユーザインターフェースにおいてアラート指示を表示するようにプロセッサを構成し得る。加えて、コンピュータ読み取り可能な命令は、アラート指示に対応する双方向部分をユーザインターフェース上で表示するようにプロセッサを構成し得る。一実施形態では、アラート指示は、双方向部分を含み得る。したがって、コンピュータ読み取り可能な命令は、(例えば、薬局ワークステーションにおけるユーザ入力を介した)ユーザによる双方向部分の選択の受信に応じて、薬局ワークステーションにおいてアラート生成プラットフォームの実行を起動するようにプロセッサを構成し得る。
【0028】
一実施形態では、コンピュータ読み取り可能な命令は、薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文の一覧表を備えている薬剤師ワークスペースに対応する、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザインターフェース画面上でアラート指示を提供するようにプロセッサを構成し得る。加えて、または代替として、コンピュータ読み取り可能な命令は、用量注文の薬剤師検証のためのインターフェースに対応する、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザインターフェース画面上でアラート指示を提供するようにプロセッサを構成する。
【0029】
一実施形態では、非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体はさらに、受注システムの用量注文データの受信のための用量処理インターフェースを実行するようにプロセッサを構成するためのコンピュータ読み取り可能な命令を含み得る。用量注文データは、医療の提供に関連する投与のための少なくとも1つの用量注文に関する薬剤データを含み得る。したがって、コンピュータ読み取り可能な命令は、薬局ワークステーションのユーザインターフェースのディスプレイにおいて表示される用量注文一覧表に少なくとも1つの用量注文を投入するようにプロセッサを構成し得る。具体的には、コンピュータ読み取り可能な命令は、用量注文一覧表に関してインターフェースからのアラート生成プラットフォームのアラートデータを処理し、アラート指示を用量注文一覧表の中の1つ以上の対応するそれぞれの用量注文に関連付けるようにプロセッサを構成し得る。
【0030】
一実施形態では、アラートデータは、患者特定のアラートデータを含み得る。例えば、アラートデータは、アラートデータが適用される患者に対応する第1の患者識別子を含み得、用量注文データは、用量注文が投与されるべき患者に対応する第2の患者識別子を備え得る。コンピュータ読み取り可能な命令は、第1の患者識別子と第2の患者識別子との対応を決定し、対応に基づいてアラートデータを用量注文に関連付けるようにプロセッサを構成し得る。上で説明されるように、第1および第2の患者識別子は、同一であり得るか、または(例えば、相関表等において)関連付けられ得る。したがって、用量注文一覧表は、少なくとも1つの患者特定の注文を含み得、コンピュータ読み取り可能な命令は、入力デバイスを使用して提供される入力を介したユーザによる選択に応じて、薬局ワークステーションにおいてアラート生成プラットフォーム(例えば、アラート生成プラットフォームのローカルインスタンス)の実行を起動し、薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連してアラート生成プラットフォームからの少なくとも1つの患者特定の用量注文に関連付けられる患者に対応する患者レポートを表示するようにプロセッサをさらに構成する患者リンクをユーザインターフェースにおいて提供するようにプロセッサを構成し得る。
【0031】
一実施形態では、コンピュータ読み取り可能な命令は、薬局ワークフロー管理アプリケーションにおいて、用量注文に対応する関係でアラート指示を提供するようにプロセッサを構成し得る。加えて、コンピュータ読み取り可能な命令は、アラート指示への応答に対応して、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザから応答入力を受信するようにプロセッサを構成し得る。コンピュータ読み取り可能な命令は、アラート生成プラットフォームと通信して応答入力をアラート生成プラットフォームに提供するようにプロセッサを構成し得る。一実施形態では、応答入力は、アラート指示に関連付けられた対応する用量注文の修正のための命令を備えている。
【0032】
コンピュータ読み取り可能な命令は、インターフェースにおいて受信されるアラートデータを処理するためにプロセッサによってアクセス可能なアラート処理ルールを含み得る。アラート処理ルールは、薬局ワークフロー管理アプリケーションにおけるアラート指示の提示のための1つ以上のトリガ条件を定義し得る。1つ以上のトリガ条件を満たすことに応じて、コンピュータ読み取り可能な命令は、薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文一覧表の中の1つ以上の用量注文に対応する関係でアラート指示を表示するようにプロセッサを構成し得る。アラート処理ルールは、アラート指示に応答して所与の用量注文に関してとられるべき1つ以上のアクションを定義し得る。したがって、1つ以上のトリガ条件を満たすことに応じて、コンピュータ読み取り可能な命令は、アラート指示に応答して、所与の用量注文に関して1つ以上のアクションを実行するようにプロセッサを構成し得る。例えば、所与の用量注文に関してとられる1つ以上のアクションは、薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文一覧表の中の所与の用量注文のステータスの修正を含み得る。さらになお、コンピュータ読み取り可能な命令は、薬局ワークフロー管理アプリケーションによって、1つ以上の対応するアラート指示に応答して1つ以上のアクションがとられた1つ以上の所与の用量注文を表示するためのユーザインターフェース画面を表示するようにプロセッサを構成し得る。
【0033】
一実施形態では、コンピュータ読み取り可能な命令は、アラート生成プラットフォームと通信するようにプロセッサを構成し得る。したがって、プロセッサは、薬局ワークステーションからのレポートデータの要求に応答して、アラート生成プラットフォームから受信される薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連するレポートデータを提示するようにディスプレイを構成するように動作し得る。レポートデータは、コンピュータ読み取り可能な命令を実行する薬局ワークステーションにおいてローカルで提示され得る。コンピュータ読み取り可能な命令はまた、薬局ワークステーションから遠隔にあるサーバと通信するように薬局ワークステーションのプロセッサを構成し得る。コンピュータ読み取り可能な命令は、サーバへのアラートデータの通信のためにサーバと通信するようにプロセッサを構成し得る。次に、サーバは、サーバに位置するサーバメモリにアラートデータのコピーを記憶し得る。
【0034】
一実施形態では、アラートデータは、感染制御または抗菌管理のうちの少なくとも1つに関連する情報を含み得る。上で説明されるように、アラートデータは、いくつかの医療情報ソースに基づいて、アラート生成プラットフォームによって生成され得る。特に、アラート生成プラットフォームは、抗菌管理および/または感染制御に関するデータから動向、パターン、等を識別するように、論理を種々のソースから受信される医療情報に適用し得る。
【0035】
第3の側面は、薬局ワークフロー管理のための方法を含む。方法は、薬局ワークフロー管理アプリケーションを実行することと、アラート生成プラットフォームのアラートデータを処理することとを含む。方法はさらに、アラートデータの少なくとも一部に対応するアラート指示を、薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連する薬局管理ワークステーションのユーザに提示するようにディスプレイを構成することを含む。
【0036】
いくつかの特徴精緻化および追加の特徴が、第3の側面に適用可能である。これらの特徴精緻化および追加の特徴は、個々に、または任意の組み合わせで使用され得る。したがって、議論されるであろう以下の特徴の各々は、第3の側面の任意の他の特徴または特徴の組み合わせと一緒に使用され得るが、そのように要求されない。加えて、第1および/または第2の側面に関連して説明される前述の特徴のうちのいずれかは、第3の側面の任意の他の特徴もしくは特徴の組み合わせと一緒に使用され得るが、そのように要求されない。
【0037】
例えば、一実施形態では、方法は、ディスプレイ上で提示される薬局ワークステーションのユーザインターフェースにおいてアラート指示を表示することを含む。ユーザインターフェースはさらに、入力デバイスを含み得る。したがって、ユーザインターフェースはまた、アラート指示に対応する双方向部分を含み得る。例えば、アラート指示は、双方向部分を含み得る。
【0038】
一実施形態では、方法は、薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文の一覧表を備えている薬剤師ワークスペースに対応する、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザインターフェース画面上でアラート指示を提供することを含み得る。加えて、または代替として、方法は、用量注文の薬剤師検証のためのインターフェースに対応する、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザインターフェース画面上でアラート指示を提供することを含み得る。
【0039】
方法は、双方向部分に関するいくつかのアクションを含み得る。例えば、方法は、入力デバイスを使用して提供される入力を介したユーザによる双方向部分の選択に応じて、プロセッサによって、薬局ワークステーションにおいてアラート生成プラットフォームの実行を起動することを含み得る。
【0040】
一実施形態では、方法は、受注システムの用量注文データの受信のための用量処理インターフェースを実行することを含み得る。用量注文データは、医療の提供に関連する投与のための少なくとも1つの用量注文に関する薬剤データを含み得る。方法はさらに、薬局ワークステーションのユーザインターフェースのディスプレイに表示される用量注文一覧表に少なくとも1つの用量注文を投入することを含み得る。方法はまた、プロセッサを使用して、用量注文一覧表に関してインターフェースからのアラート生成プラットフォームのアラートデータを処理し、アラート指示を用量注文一覧表の中の1つ以上の対応するそれぞれの用量注文に関連付けることを含み得る。
【0041】
例えば、一実施形態では、アラートデータは、患者特定のアラートデータを含み得る。したがって、アラートデータは、アラートデータが適用される患者に対応する第1の患者識別子を含み得、用量注文データは、用量注文が投与されるべき患者に対応する第2の患者識別子を含み得る。次に、第1の患者識別子と第2の患者識別子との対応は、アラートデータを用量注文に関連付けさせ得る。対応は、所与の患者を識別する同一の患者識別子または別様に関連付け可能な患者識別子であり得る。
【0042】
この点に関して、用量注文一覧表は、少なくとも1つの患者特定の注文を含み得、ユーザインターフェースは、患者リンクを含み得る。方法はさらに、入力デバイスを使用して提供される入力を介したユーザによる選択に応じて、薬局ワークステーションにおいてアラート生成プラットフォームを起動し、薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連してアラート生成プラットフォームからの少なくとも1つの患者特定の用量注文に関連付けられる患者に対応する患者レポートを表示することを含み得る。
【0043】
一実施形態では、方法は、薬局ワークフロー管理アプリケーションにおいて、用量注文に対応する関係でアラート指示を提供することを含み得る。方法はさらに、アラート指示への応答に対応して、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザから応答入力を受信することを含み得る。例えば、応答入力は、アラートに対する介入または成果を備え得る。方法はさらに、アラート生成プラットフォームと通信して応答入力をアラート生成プラットフォームに提供することを含み得る。一実施形態では、応答入力は、アラート指示に関連付けられた対応する用量注文の修正のための命令を備えている。
【0044】
一実施形態では、方法は、インターフェースにおいて受信されるアラートデータを処理するためにプロセッサによってアクセス可能なアラート処理ルールを適用することを含み得る。アラート処理ルールは、薬局ワークフロー管理アプリケーション内のアラート指示の提示のための1つ以上のトリガ条件を定義し得る。したがって、1つ以上のトリガ条件を満たすことに応じて、方法はさらに、薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文一覧表の中の1つ以上の用量注文に対応する関係でアラート指示を表示することを含み得る。アラート処理ルールは、アラート指示に応答して所与の用量注文に関してとられるべき1つ以上のアクションを定義し得る。したがって、1つ以上のトリガ条件を満たすことに応じて、方法はさらに、アラート指示に応答して、所与の用量注文に関して1つ以上のアクションを実行することを含み得る。したがって、方法は、アラート指示に基づいて、薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文一覧表の中の所与の用量注文のステータスを修正することを含み得る。方法はまた、加えて、薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザインターフェース画面において、1つ以上の対応するアラート指示に応答して1つ以上のアクションがとられた1つ以上の所与の用量注文を表示することを含み得る。
【0045】
一実施形態では、方法は、薬局ワークステーションからのレポートデータの要求に応答して、アラート生成プラットフォームから受信される薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連するレポートデータを提示するように、ディスプレイを構成することを含み得る。さらになお、方法は、薬局ワークステーションから遠隔にあるサーバにアラートデータを通信することを含み得、サーバは、サーバに位置するサーバメモリにアラートデータのコピーを記憶する。また、上で説明されるように、アラートデータは、感染制御または抗菌管理のうちの少なくとも1つに関連する情報を含み得る。
【0046】
第4の側面は、薬局ワークフロー管理アプリケーションの実行に関連する使用のための薬局ワークステーションを含む。薬局ワークステーションは、薬局ワークフロー管理アプリケーションを記憶しているメモリと、メモリに記憶された薬局ワークフロー管理アプリケーションにアクセスして薬局ワークフロー管理アプリケーションを実行するように構成されているプロセッサとを含む。薬局ワークステーションはさらに、1つ以上の健康管理情報ソースと通信し、少なくとも部分的に1つ以上の健康管理情報ソースの健康管理データに基づいてアラートデータを生成するようにプロセッサを構成するために、プロセッサによって実行可能であるアラート生成モジュールを含み得る。アラート生成モジュールは、アラートデータを処理し、薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連する薬局管理ワークステーションにおいて、アラートデータの少なくとも一部に対応するアラート指示をユーザに提示するようにディスプレイを構成するように動作し得る。
【0047】
いくつかの特徴精緻化および追加の特徴が、第4の側面に適用可能である。これらの特徴精緻化および追加の特徴は、個々に、または任意の組み合わせで使用され得る。したがって、前述の側面のうちのいずれかであるが、特に第1の側面に関連して上記で議論される特徴の各々は、第4の側面の任意の他の特徴または特徴の組み合わせと一緒に使用され得るが、そのように要求されない。
【0048】
第5の側面は、医療情報の交換のための医療情報処理システムを含む。医療情報処理システムは、医療情報の受信および配信のために構成されている少なくとも1つのプロセッサを備えている医療情報処理プラットフォームを含み得る。医療情報処理システムはさらに、それぞれ、デジタル医療情報を記憶するように構成され、1つ以上の交換インターフェースを介してデジタル医療情報を医療情報処理プラットフォームと通信するように動作可能である、複数の医療情報ソースと動作通信する、医療情報処理プラットフォームによって実行される1つ以上の交換インターフェースを含み得る。医療情報処理システムはさらに、複数の医療情報ソースから受信されるデジタル医療情報の記憶のために構成されている医療情報処理プラットフォームにおけるメモリを含み得る。メモリは、医療の提供における使用のための処方集を含み得、処方集は、複数の薬剤情報ソースから受信されるデジタル医療情報に関する情報を反映する。
【0049】
いくつかの特徴精緻化および追加の特徴が、第5の側面に適用可能である。これらの特徴精緻化および追加の特徴は、個々に、または任意の組み合わせで使用され得る。したがって、以下の特徴は、第1の側面の任意の他の特徴または特徴の組み合わせとともに使用され得るが、そのように要求されない。例えば、医療情報処理システムの一実施形態では、複数の医療情報ソースのうちの第1のものは、アラート生成プラットフォームを含み得、複数の医療情報ソースのうちの第2のものは、薬局ワークステーションを含み得る。システムの本実施形態では、上記の側面に関連して説明される前述の特徴のうちのいずれかは、任意の他の特徴または第5の側面との特徴の組み合わせとともに使用され得るが、そのように要求されない。
本発明はさらに、例えば、以下を提供する。
(項目1)
薬局ワークフロー管理アプリケーションの実行に関連する使用のための薬局ワークステーションであって、前記薬局ワークステーションは、
前記薬局ワークフロー管理アプリケーションを記憶しているメモリと、
前記メモリに記憶された前記薬局ワークフロー管理アプリケーションにアクセスして前記薬局ワークフロー管理アプリケーションを実行するように構成されているプロセッサと、
前記プロセッサおよびアラート生成プラットフォームと動作通信するインターフェースと
を備え、
前記プロセッサは、前記インターフェースからの前記アラート生成プラットフォームのアラートデータを処理するように動作し、前記プロセッサは、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連する前記薬局管理ワークステーションにおいて、前記アラートデータの少なくとも一部に対応するアラート指示をユーザに提示するようにディスプレイを構成するように動作可能である、薬局ワークステーション。
(項目2)
前記アラート指示は、前記ディスプレイ上に提示される前記薬局ワークステーションのユーザインターフェースにおいて表示される、項目1に記載の薬局ワークステーション。
(項目3)
前記ユーザインターフェースは、入力デバイスをさらに備えている、項目2に記載の薬局ワークステーション。
(項目4)
前記ユーザインターフェースは、前記アラート指示に対応する双方向部分を備えている、項目3に記載の薬局ワークステーション。
(項目5)
前記アラート指示は、前記双方向部分を備えている、項目4に記載の薬局ワークステーション。
(項目6)
前記双方向部分は、前記入力デバイスを使用して提供される入力を介したユーザによる選択に応じて、前記薬局ワークステーションにおいて前記アラート生成プラットフォームの実行を起動するように前記プロセッサを構成する、項目4に記載の薬局ワークステーション。
(項目7)
前記アラート指示は、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文の一覧表を備えている薬剤師ワークスペースに対応する、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザインターフェース画面上で提供される、項目6に記載の薬局ワークステーション。
(項目8)
前記アラート指示は、用量注文の薬剤師検証のためのインターフェースに対応する、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザインターフェース画面上で提供される、項目6に記載の薬局ワークステーション。
(項目9)
受注システムの用量注文データの受信のための用量処理インターフェースをさらに備え、前記用量注文データは、医療の提供に関連する投与のための少なくとも1つの用量注文に関する薬剤データを備えている、項目3に記載の薬局ワークステーション。
(項目10)
前記少なくとも1つの用量注文は、前記薬局ワークステーションの前記ユーザインターフェースの前記ディスプレイにおいて表示される用量注文一覧表の中に投入される、項目9に記載の薬局ワークステーション。
(項目11)
前記プロセッサは、前記用量注文一覧表に関して前記インターフェースからの前記アラート生成プラットフォームの前記アラートデータを処理し、前記アラート指示を前記用量注文一覧表の中の1つ以上の対応するそれぞれの用量注文に関連付けるように動作する、項目10に記載の薬局ワークステーション。
(項目12)
前記アラートデータは、患者特定のアラートデータを備えている、項目11に記載の薬局ワークステーション。
(項目13)
前記アラートデータは、前記アラートデータが適用される患者に対応する第1の患者識別子を備え、前記用量注文データは、前記用量注文が投与されるべき患者に対応する第2の患者識別子を備え、前記第1の患者識別子と前記第2の患者識別子との対応は、前記アラートデータが前記用量注文に関連付けられることをもたらす、項目12に記載の薬局ワークステーション。
(項目14)
前記用量注文一覧表は、少なくとも1つの患者特定の注文を備え、前記ユーザインターフェースは、患者リンクを備え、前記患者リンクは、前記入力デバイスを使用して提供される入力を介したユーザによる選択に応じて、前記薬局ワークステーションにおいて前記アラート生成プラットフォームの実行を起動し、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連して、前記アラート生成プラットフォームからの前記少なくとも1つの患者特定の用量注文に関連付けられた前記患者に対応する患者レポートを表示するように前記プロセッサを構成する、項目13に記載の薬局ワークステーション。
(項目15)
前記アラート指示は、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションにおいて前記用量注文に対応する関係で提供される、項目11に記載の薬局ワークステーション。
(項目16)
前記入力デバイスは、前記アラート指示への応答に対応する前記薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザからの応答入力を受信するように構成されている、項目11に記載の薬局ワークステーション。
(項目17)
前記インターフェースは、前記アラート生成プラットフォームと双方向通信し、前記応答入力を前記アラート生成プラットフォームに提供する、項目16に記載の薬局ワークステーション。
(項目18)
前記応答入力は、前記アラート指示に関連付けられた対応する用量注文の修正のための命令を備えている、項目17に記載の薬局ワークステーション。
(項目19)
前記メモリは、アラート処理ルールを備え、前記アラート処理ルールは、前記インターフェースにおいて受信される前記アラートデータを処理するために前記プロセッサによってアクセス可能である、項目1に記載の薬局ワークステーション。
(項目20)
前記アラート処理ルールは、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションにおける前記アラート指示の提示のための1つ以上のトリガ条件を定義する、項目19に記載の薬局ワークステーション。
(項目21)
前記1つ以上のトリガ条件を満たすことに応じて、前記アラート指示は、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文一覧表において1つ以上の用量注文に対応する関係で表示される、項目20に記載の薬局ワークステーション。
(項目22)
前記アラート処理ルールは、前記アラート指示に応答して所与の用量注文に関してとられるべき1つ以上のアクションを定義する、項目20に記載の薬局ワークステーション。
(項目23)
前記1つ以上のトリガ条件を満たすことに応じて、前記プロセッサは、前記アラート指示に応答して、前記所与の用量注文に関して前記1つ以上のアクションを実行するように動作する、項目22に記載の薬局ワークステーション。
(項目24)
所与の用量注文に関してとられるべき前記1つ以上のアクションは、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションの前記用量注文一覧表における前記所与の用量注文のステータスの修正を含む、項目23に記載の薬局ワークステーション。
(項目25)
前記薬局ワークフロー管理アプリケーションは、1つ以上の対応するアラート指示に応答して1つ以上のアクションがとられた1つ以上の所与の用量注文を表示するためのユーザインターフェース画面を備えている、項目24に記載の薬局ワークステーション。
(項目26)
前記インターフェースは、前記アラート生成プラットフォームと双方向通信し、前記プロセッサは、前記薬局ワークステーションからのレポートデータの要求に応答して前記アラート生成プラットフォームから受信された前記レポートデータを前記薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連して提示するように、前記ディスプレイを構成するように動作する、項目1に記載の薬局ワークステーション。
(項目27)
前記薬局ワークステーションは、前記薬局ワークステーションから遠隔にあるサーバと動作通信し、前記プロセッサは、前記サーバへの前記アラートデータの通信のために前記サーバと動作通信し、前記サーバは、前記サーバに位置するサーバメモリに前記アラートデータのコピーを記憶する、項目1に記載の薬局ワークステーション。
(項目28)
前記アラートデータは、感染制御または抗菌管理のうちの少なくとも1つに関連する情報を備えている、項目1に記載の薬局ワークステーション。
(項目29)
コンピュータ読み取り可能な命令を備えている非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体であって、前記命令は、
薬局ワークフロー管理アプリケーションを実行することと、
アラート生成プラットフォームのアラートデータを処理することと、
前記アラートデータの少なくとも一部に対応するアラート指示を前記薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連する前記薬局管理ワークステーションのユーザに提示するようにディスプレイを構成することと
を行うようにプロセッサを構成する、
非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目30)
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、前記ディスプレイ上で前記薬局ワークステーションのユーザインターフェースにおいて前記アラート指示を表示するように前記プロセッサを構成する、項目29に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目31)
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、前記アラート指示に対応する双方向部分を前記ユーザインターフェース上で表示するように前記プロセッサを構成する、項目30に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目32)
前記アラート指示は、前記双方向部分を備えている、項目31に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目33)
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、ユーザによる前記双方向部分の選択の受信に応じて、薬局ワークステーションにおいて前記アラート生成プラットフォームの実行を起動するように前記プロセッサを構成する、項目32に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目34)
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文の一覧表を備えている薬剤師ワークスペースに対応する、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザインターフェース画面上で前記アラート指示を提供するように前記プロセッサを構成する、項目30に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目35)
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、用量注文の薬剤師検証のためのインターフェースに対応する、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザインターフェース画面上で前記アラート指示を提供するように前記プロセッサを構成する、項目30に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目36)
受注システムの用量注文データの受信のための用量処理インターフェースを実行するように前記プロセッサを構成するためのコンピュータ読み取り可能な命令をさらに備え、前記用量注文データは、医療の提供に関連する投与のための少なくとも1つの用量注文に関する薬剤データを備えている、項目30に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目37)
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、前記薬局ワークステーションの前記ユーザインターフェースの前記ディスプレイにおいて表示される用量注文一覧表に少なくとも1つの用量注文を投入するように前記プロセッサを構成する、項目36に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目38)
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、前記用量注文一覧表に関して前記インターフェースからの前記アラート生成プラットフォームの前記アラートデータを処理し、前記アラート指示を前記用量注文一覧表の中の1つ以上の対応するそれぞれの用量注文に関連付けるように前記プロセッサを構成する、項目37に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目39)
前記アラートデータは、患者特定のアラートデータを備えている、項目38に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目40)
前記アラートデータは、前記アラートデータが適用される患者に対応する第1の患者識別子を備え、前記用量注文データは、前記用量注文が投与されるべき患者に対応する第2の患者識別子を備え、前記コンピュータ読み取り可能な命令は、前記第1の患者識別子と前記第2の患者識別子との対応を決定し、前記対応に基づいて前記アラートデータを前記用量注文に関連付けるように前記プロセッサを構成する、項目39に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目41)
前記用量注文一覧表は、少なくとも1つの患者特定の注文を備え、前記コンピュータ読み取り可能な命令は、患者リンクを前記ユーザインターフェースにおいて提供するように前記プロセッサを構成し、前記患者リンクは、前記入力デバイスを使用して提供される入力を介したユーザによる選択に応じて、前記薬局ワークステーションにおいて前記アラート生成プラットフォームの実行を起動し、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連して前記アラート生成プラットフォームからの前記少なくとも1つの患者特定の用量注文に関連付けられた前記患者に対応する患者レポートを表示するように前記プロセッサをさらに構成する、項目40に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目42)
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションにおいて、前記用量注文に対応する関係で前記アラート指示を提供するように前記プロセッサを構成する、項目40に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目43)
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、前記アラート指示への応答に対応する前記薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザからの応答入力を受信するように前記プロセッサを構成する、項目40に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目44)
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、前記アラート生成プラットフォームと通信し、前記応答入力を前記アラート生成プラットフォームに提供するように前記プロセッサを構成する、項目43に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目45)
前記応答入力は、前記アラート指示に関連付けられた対応する用量注文の修正のための命令を備えている、項目44に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目46)
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、前記インターフェースにおいて受信される前記アラートデータを処理するために前記プロセッサによってアクセス可能なアラート処理ルールを備えている、項目29に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目47)
前記アラート処理ルールは、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションにおける前記アラート指示の提示のための1つ以上のトリガ条件を定義する、項目46に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目48)
前記1つ以上のトリガ条件を満たすことに応じて、前記コンピュータ読み取り可能な命令は、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文一覧表において1つ以上の用量注文に対応する関係で前記アラート指示を表示するように前記プロセッサを構成する、項目47に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目49)
前記アラート処理ルールは、前記アラート指示に応答して所与の用量注文に関してとられるべき1つ以上のアクションを定義する、項目48に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目50)
前記1つ以上のトリガ条件を満たすことに応じて、前記コンピュータ読み取り可能な命令は、前記アラート指示に応答して、前記所与の用量注文に関して前記1つ以上のアクションを実行するように前記プロセッサを構成する、項目49に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目51)
所与の用量注文に関してとられるべき前記1つ以上のアクションは、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションの前記用量注文一覧表における前記所与の用量注文のステータスの修正を含む、項目50に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目52)
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションによって、1つ以上の対応するアラート指示に応答して1つ以上のアクションがとられた1つ以上の所与の用量注文を表示するためのユーザインターフェース画面を表示するように前記プロセッサを構成する、項目51に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目53)
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、前記アラート生成プラットフォームと通信するように前記プロセッサを構成し、前記プロセッサは、前記薬局ワークステーションからのレポートデータの要求に応答して前記アラート生成プラットフォームから受信された前記レポートデータを前記薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連して提示するように前記ディスプレイを構成するように動作する、項目29に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目54)
前記コンピュータ読み取り可能な命令は、前記薬局ワークステーションから遠隔にあるサーバと通信するように前記薬局ワークステーションの前記プロセッサを構成し、前記コンピュータ読み取り可能な命令は、前記サーバへの前記アラートデータの通信のために前記サーバと通信するように前記プロセッサを構成し、前記サーバは、前記サーバに位置するサーバメモリに前記アラートデータのコピーを記憶する、項目29に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目55)
前記アラートデータは、感染制御または抗菌管理のうちの少なくとも1つに関連する情報を備えている、項目29に記載の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体。
(項目56)
薬局ワークフロー管理のための方法であって、前記方法は、
薬局ワークフロー管理アプリケーションを実行することと、
アラート生成プラットフォームのアラートデータを処理することと、
前記アラートデータの少なくとも一部に対応するアラート指示を前記薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連する前記薬局管理アプリケーションのユーザに提示するようにディスプレイを構成することと
を含む、方法。
(項目57)
前記ディスプレイ上で提示される前記薬局ワークステーションのユーザインターフェースにおいて前記アラート指示を表示することをさらに含む、項目56に記載の方法。
(項目58)
前記ユーザインターフェースは、入力デバイスをさらに備えている、項目57に記載の方法。
(項目59)
前記ユーザインターフェースは、前記アラート指示に対応する双方向部分を備えている、項目58に記載の方法。
(項目60)
前記アラート指示は、前記双方向部分を備えている、項目59に記載の方法。
(項目61)
前記入力デバイスを使用して提供される入力を介したユーザによる前記双方向部分の選択に応じて、前記プロセッサによって、前記薬局ワークステーションにおいて前記アラート生成プラットフォームの実行を起動することをさらに含む、項目59に記載の方法。
(項目62)
前記薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文の一覧表を備えている薬剤師ワークスペースに対応する、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザインターフェース画面上で前記アラート指示を提供することをさらに含む、項目61に記載の方法。
(項目63)
用量注文の薬剤師検証のためのインターフェースに対応する、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザインターフェース画面上で前記アラート指示を提供することをさらに含む、項目61に記載の方法。
(項目64)
受注システムの用量注文データの受信のための用量処理インターフェースを実行することをさらに含み、前記用量注文データは、医療の提供に関連する投与のための少なくとも1つの用量注文に関する薬剤データを備えている、項目58に記載の方法。
(項目65)
前記薬局ワークステーションの前記ユーザインターフェースの前記ディスプレイにおいて表示される用量注文一覧表に前記少なくとも1つの用量注文を投入することをさらに含む、項目64に記載の方法。
(項目66)
前記プロセッサを使用して、前記用量注文一覧表に関して前記インターフェースからの前記アラート生成プラットフォームの前記アラートデータを処理し、前記アラート指示を前記用量注文一覧表の中の1つ以上の対応するそれぞれの用量注文に関連付けることをさらに含む、項目65に記載の方法。
(項目67)
前記アラートデータは、患者特定のアラートデータを備えている、項目66に記載の方法。
(項目68)
前記アラートデータは、前記アラートデータが適用される患者に対応する第1の患者識別子を備え、前記用量注文データは、前記用量注文が投与されるべき患者に対応する第2の患者識別子を備え、前記第1の患者識別子と前記第2の患者識別子との対応は、前記アラートデータが前記用量注文に関連付けられることをもたらす、項目67に記載の方法。
(項目69)
前記用量注文一覧表は、少なくとも1つの患者特定の注文を備え、前記ユーザインターフェースは、患者リンクを備え、前記方法は、
前記入力デバイスを使用して提供される入力を介したユーザによる選択に応じて、前記薬局ワークステーションにおいてアラート生成プラットフォームを起動し、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連して前記アラート生成プラットフォームからの前記少なくとも1つの患者特定の用量注文に関連付けられた前記患者に対応する患者レポートを表示することをさらに含む、項目68に記載の方法。
(項目70)
前記薬局ワークフロー管理アプリケーションにおいて、前記用量注文に対応する関係で前記アラート指示を提供することをさらに含む、項目66に記載の方法。
(項目71)
前記アラート指示への応答に対応する前記薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザからの応答入力を受信することをさらに含む、項目66に記載の方法。
(項目72)
前記アラート生成プラットフォームと通信し、前記応答入力を前記アラート生成プラットフォームに提供することをさらに含む、項目71に記載の方法。
(項目73)
前記応答入力は、前記アラート指示に関連付けられた対応する用量注文の修正のための命令を備えている、項目72に記載の方法。
(項目74)
前記インターフェースにおいて受信される前記アラートデータを処理するために前記プロセッサによってアクセス可能なアラート処理ルールを適用することをさらに含む、項目56に記載の方法。
(項目75)
前記アラート処理ルールは、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションにおける前記アラート指示の提示のための1つ以上のトリガ条件を定義する、項目74に記載の方法。
(項目76)
前記1つ以上のトリガ条件を満たすことに応じて、前記方法は、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文一覧表において1つ以上の用量注文に対応する関係で前記アラート指示を表示することをさらに含む、項目75に記載の方法。
(項目77)
前記アラート処理ルールは、前記アラート指示に応答して所与の用量注文に関してとられるべき1つ以上のアクションを定義する、項目76に記載の方法。
(項目78)
前記1つ以上のトリガ条件を満たすことに応じて、前記方法は、前記アラート指示に応答して、前記所与の用量注文に関して前記1つ以上のアクションを実行することをさらに含む、項目77に記載の方法。
(項目79)
前記アラート指示に基づいて、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションの前記用量注文一覧表において前記所与の用量注文のステータスを修正することをさらに含む、項目78に記載の方法。
(項目80)
前記方法は、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザインターフェース画面において、1つ以上の対応するアラート指示に応答して1つ以上のアクションがとられた1つ以上の所与の用量注文を表示することをさらに含む、項目79に記載の方法。
(項目81)
前記薬局ワークステーションからのレポートデータの要求に応答して前記アラート生成プラットフォームから受信された前記レポートデータを前記薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連して提示するように、前記ディスプレイを構成することをさらに含む、項目56に記載の方法。
(項目82)
前記薬局ワークステーションから遠隔にあるサーバにアラートデータを通信することをさらに含み、前記サーバは、前記サーバに位置するサーバメモリに前記アラートデータのコピーを記憶する、項目56に記載の方法。
(項目83)
前記アラートデータは、感染制御または抗菌管理のうちの少なくとも1つに関連する情報を備えている、項目56に記載の方法。
(項目84)
薬局ワークフロー管理アプリケーションの実行に関連する使用のための薬局ワークステーションであって、前記薬局ワークステーションは、
前記薬局ワークフロー管理アプリケーションを記憶しているメモリと、
前記メモリに記憶された前記薬局ワークフロー管理アプリケーションにアクセスして前記薬局ワークフロー管理アプリケーションを実行するように構成されているプロセッサと、
前記プロセッサによって実行可能なアラート生成モジュールと
を備え、
前記アラート生成モジュールは、1つ以上の健康管理情報ソースと通信し、前記1つ以上の健康管理情報ソースの健康管理データに少なくとも部分的に基づいてアラートデータを生成するように前記プロセッサを構成し、前記アラート生成モジュールは、前記アラートデータを処理し、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連する前記薬局管理ワークステーションにおいて、前記アラートデータの少なくとも一部に対応するアラート指示をユーザに提示するようにディスプレイを構成するように動作する、
薬局ワークステーション。
(項目85)
前記アラート指示は、前記ディスプレイ上に提示される前記薬局ワークステーションのユーザインターフェースにおいて表示される、項目84に記載の薬局ワークステーション。
(項目86)
前記ユーザインターフェースは、入力デバイスをさらに備えている、項目85に記載の薬局ワークステーション。
(項目87)
前記ユーザインターフェースは、前記アラート指示に対応する双方向部分を備えている、項目86に記載の薬局ワークステーション。
(項目88)
前記アラート指示は、前記双方向部分を備えている、項目87に記載の薬局ワークステーション。
(項目89)
前記双方向部分は、前記入力デバイスを使用して提供される入力を介したユーザによる選択に応じて、前記薬局ワークステーションにおいて前記アラート生成プラットフォームの実行を起動するように前記プロセッサを構成する、項目87に記載の薬局ワークステーション。
(項目90)
前記アラート指示は、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文の一覧表を備えている薬剤師ワークスペースに対応する、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザインターフェース画面上で提供される、項目89に記載の薬局ワークステーション。
(項目91)
前記アラート指示は、用量注文の薬剤師検証のためのインターフェースに対応する、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザインターフェース画面上で提供される、項目89に記載の薬局ワークステーション。
(項目92)
受注システムの用量注文データの受信のための用量処理インターフェースをさらに備え、前記用量注文データは、医療の提供に関連する投与のための少なくとも1つの用量注文に関する薬剤データを備えている、項目86に記載の薬局ワークステーション。
(項目93)
前記少なくとも1つの用量注文は、前記薬局ワークステーションの前記ユーザインターフェースの前記ディスプレイにおいて表示される用量注文一覧表の中に投入される、項目92に記載の薬局ワークステーション。
(項目94)
前記プロセッサは、前記用量注文一覧表に関して前記インターフェースからの前記アラート生成プラットフォームの前記アラートデータを処理し、前記アラート指示を前記用量注文一覧表の中の1つ以上の対応するそれぞれの用量注文に関連付けるように動作する、項目93に記載の薬局ワークステーション。
(項目95)
前記アラートデータは、患者特定のアラートデータを備えている、項目94に記載の薬局ワークステーション。
(項目96)
前記アラートデータは、前記アラートデータが適用される患者に対応する第1の患者識別子を備え、前記用量注文データは、前記用量注文が投与されるべき患者に対応する第2の患者識別子を備え、前記第1の患者識別子と前記第2の患者識別子との対応は、前記アラートデータが前記用量注文に関連付けられることをもたらす、項目95に記載の薬局ワークステーション。
(項目97)
前記用量注文一覧表は、少なくとも1つの患者特定の注文を備え、前記ユーザインターフェースは、患者リンクを備え、前記患者リンクは、前記入力デバイスを使用して提供される入力を介したユーザによる選択に応じて、前記薬局ワークステーションにおいて前記アラート生成プラットフォームの実行を起動し、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連して前記アラート生成プラットフォームからの前記少なくとも1つの患者特定の用量注文に関連付けられた前記患者に対応する患者レポートを表示するように前記プロセッサを構成する、項目96に記載の薬局ワークステーション。
(項目98)
前記アラート指示は、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションにおいて前記用量注文に対応する関係で提供される、項目94に記載の薬局ワークステーション。
(項目99)
前記入力デバイスは、前記アラート指示への応答に対応する前記薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザからの応答入力を受信するように構成されている、項目94に記載の薬局ワークステーション。
(項目100)
前記応答入力は、前記アラート生成プラットフォームに提供される、項目99に記載の薬局ワークステーション。
(項目101)
前記応答入力は、前記アラート指示に関連付けられた対応する用量注文の修正のための命令を備えている、項目100に記載の薬局ワークステーション。
(項目102)
前記メモリは、前記アラートデータを処理するために前記プロセッサによってアクセス可能なアラート処理ルールを備えている、項目84に記載の薬局ワークステーション。
(項目103)
前記アラート処理ルールは、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションにおける前記アラート指示の提示のための1つ以上のトリガ条件を定義する、項目102に記載の薬局ワークステーション。
(項目104)
前記1つ以上のトリガ条件を満たすことに応じて、前記アラート指示は、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションの用量注文一覧表において1つ以上の用量注文に対応する関係で表示される、項目103に記載の薬局ワークステーション。
(項目105)
前記アラート処理ルールは、前記アラート指示に応答して所与の用量注文に関してとられるべき1つ以上のアクションを定義する、項目103に記載の薬局ワークステーション。
(項目106)
前記1つ以上のトリガ条件を満たすことに応じて、前記プロセッサは、前記アラート指示に応答して、前記所与の用量注文に関して前記1つ以上のアクションを実行するように動作する、項目105に記載の薬局ワークステーション。
(項目107)
所与の用量注文に関してとられるべき前記1つ以上のアクションは、前記薬局ワークフロー管理アプリケーションの前記用量注文一覧表における前記所与の用量注文のステータスの修正を含む、項目106に記載の薬局ワークステーション。
(項目108)
前記薬局ワークフロー管理アプリケーションは、1つ以上の対応するアラート指示に応答して1つ以上のアクションがとられた1つ以上の所与の用量注文を表示するためのユーザインターフェース画面を備えている、項目107に記載の薬局ワークステーション。
(項目109)
前記プロセッサは、前記薬局ワークステーションからのレポートデータの要求に応答して前記アラート生成プラットフォームから受信された前記レポートデータを前記薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連して提示するように、前記ディスプレイを構成するように動作する、項目84に記載の薬局ワークステーション。
(項目110)
前記薬局ワークステーションは、前記薬局ワークステーションから遠隔にあるサーバと動作通信し、前記プロセッサは、前記サーバへの前記アラートデータの通信のために前記サーバと動作通信し、前記サーバは、前記サーバに位置するサーバメモリに前記アラートデータのコピーを記憶する、項目84に記載の薬局ワークステーション。
(項目111)
前記アラートデータは、感染制御または抗菌管理のうちの少なくとも1つに関連する情報を備えている、項目84に記載の薬局ワークステーション。
(項目112)
医療情報の交換のための医療情報処理システムであって、前記医療情報処理システムは、
医療情報の受信および配信のために構成されている少なくとも1つのプロセッサを備えている医療情報処理プラットフォームと、
前記医療情報処理プラットフォームによって実行される1つ以上の交換インターフェースであって、前記1つ以上の交換インターフェースは、複数の医療情報ソースと動作通信し、前記複数の医療情報ソースの各々は、デジタル医療情報を記憶するように構成され、前記1つ以上の交換インターフェースを介して前記デジタル医療情報を前記医療情報処理プラットフォームと通信するように動作可能である、1つ以上の交換インターフェースと、
前記複数の医療情報ソースから受信される前記デジタル医療情報の記憶のために構成されている前記医療情報処理プラットフォームにおけるメモリと
を備え、
前記メモリは、医療の提供における使用のための処方集を備え、前記処方集は、前記複数の薬剤情報ソースから受信される前記デジタル医療情報に関する情報を反映する、
医療情報処理システム。
(項目113)
前記複数の医療情報ソースのうちの第1のものは、アラート生成プラットフォームを備え、前記複数の医療情報ソースのうちの第2のものは、薬局ワークステーションを備えている、項目112に記載の医療情報処理システム。
【図面の簡単な説明】
【0050】
図1図1は、医療情報交換のためのアプローチの概略図を描写する。
図2図2は、医療情報処理プラットフォームを使用する医療情報交換のためのアプローチの概略図を描写する。
図3図3は、医療情報ソースの具体的例とともに医療情報処理プラットフォームを使用する医療情報交換のためのアプローチの実施形態を描写する。
図4図4は、アラート生成プラットフォームと薬局ワークフロー管理アプリケーションとの間の情報の交換を促進する医療情報処理システムの実施形態を描写する。
図5図5は、薬局ワークフロー管理アプリケーションにアクセスするためのインターフェースの実施形態を描写する。
図6図6は、薬局ワークフロー管理アプリケーションのナビゲーションインターフェース画面の実施形態を描写する。
図7図7は、薬局ワークフロー管理アプリケーションのアラートインターフェース画面の実施形態を描写する。
図8図8は、アラート指示を提示させる、用量検証インターフェースを描写する。
図9A図9A-9Bは、薬局ワークフロー管理アプリケーションおよびアラート生成プラットフォームのローカルインスタンスを表示させる、薬局ワークステーションのインターフェースの実施形態を描写する。
図9B図9A-9Bは、薬局ワークフロー管理アプリケーションおよびアラート生成プラットフォームのローカルインスタンスを表示させる、薬局ワークステーションのインターフェースの実施形態を描写する。
図10A図10A-12Bは、情報交換のために双方向通信するアラート生成プラットフォームインターフェースに関連して示される、薬局ワークフロー管理アプリケーションインターフェースの実施形態を描写する。
図10B図10A-12Bは、情報交換のために双方向通信するアラート生成プラットフォームインターフェースに関連して示される、薬局ワークフロー管理アプリケーションインターフェースの実施形態を描写する。
図11図10A-12Bは、情報交換のために双方向通信するアラート生成プラットフォームインターフェースに関連して示される、薬局ワークフロー管理アプリケーションインターフェースの実施形態を描写する。
図12A図10A-12Bは、情報交換のために双方向通信するアラート生成プラットフォームインターフェースに関連して示される、薬局ワークフロー管理アプリケーションインターフェースの実施形態を描写する。
図12B図10A-12Bは、情報交換のために双方向通信するアラート生成プラットフォームインターフェースに関連して示される、薬局ワークフロー管理アプリケーションインターフェースの実施形態を描写する。
図13図13は、薬局ワークフロー管理アプリケーションにおけるアラートデータ処理の構成のための薬局ワークフロー管理アプリケーションのインターフェースを描写する。
図14図14は、フィルタ処理されたアラート指示一覧表を表示するためのインターフェースの実施形態を描写する。
図15図15は、用量注文に応答してアクション履歴を描写する、用量注文詳細画面を描写する。
図16図16-17Bは、アラート生成プラットフォームからのレポート情報を提示することが可能である、薬局ワークフロー管理アプリケーションインターフェースの実施形態を描写する。
図17A図16-17Bは、アラート生成プラットフォームからのレポート情報を提示することが可能である、薬局ワークフロー管理アプリケーションインターフェースの実施形態を描写する。
図17B図16-17Bは、アラート生成プラットフォームからのレポート情報を提示することが可能である、薬局ワークフロー管理アプリケーションインターフェースの実施形態を描写する。
【発明を実施するための形態】
【0051】
本発明は、種々の修正および代替的形態の影響を受けやすいが、その具体的実施形態が、一例として図面に示されており、本明細書で詳細に説明される。しかしながら、それは、本発明を開示される特定の形態に限定することを意図しておらず、むしろ、本発明は、請求項によって定義されるような本発明の範囲内に入る全ての修正、均等物、および代替物を網羅するものであることを理解されたい。
【0052】
上で説明されるように、用量の技術支援型調製の使用が、薬局等内の用量の配合中に過失を犯す危険性を低減させることに役立つ機構として使用されている。この点に関して、薬局ワークフロー管理アプリケーション等の使用等のそのような技術支援型アプローチは、過失および患者への危険性を識別することを支援するために、情報を活用し得る。例えば、処方集情報は、用量注文情報および調製中に走査された製品ならびに薬物に関連する情報と組み合わせて、用量を調製するときに有用である洞察を薬剤師または薬局技術者に提供し得る。しかしながら、現在まで、利用され得る情報は、概して、他のソースからのデータを統合する能力が限定されているか、または能力がない状態で、(例えば、薬局ワークフロー管理アプリケーション等によって完全に記憶される)薬局内で維持される情報に主に限定されている。
【0053】
次に、医療情報のソース間の医療情報の交換は、有利なこととして、患者危険性を低減させるために活用され得、それによって、潜在的に患者転帰を改善することが、本明細書では認識される。しかしながら、医療情報を交換することを所望すると、交換に関連付けられる複雑な事態が生じる。1つのそのような問題が、図1に図示されている。図1は、第1の医療情報ソース10、第2の医療情報ソース20、第3の医療情報ソース30、および第4の医療情報ソース40を描写する。医療情報ソース10-40の間でデータの交換に取り組むことにおいて、1つの潜在的範例は、医療情報ソース10-40のうちの各それぞれのもの間で(ソースを接続する矢印付きの線として図1で表される)個々の交換経路を提供することであろう。しかしながら、そのようなアプローチは、全ての所与の医療ソース間の各個々のデータ交換が個々に管理されなければならないという点で、追加の複雑性を提供する。例えば、所与のソース(例えば、医療情報ソース40)のための交換プロトコルが改変される場合、各他のソース(例えば、ソース10、ソース20、およびソース40)の各々は、プロトコルの変更を考慮しなければならない。すなわち、各個々の交換経路は、修正されなければならず、したがって、情報交換に関連する追加の複雑性およびコストにつながる。例えば、医療情報ソース10-40の各々は、異なるそれぞれのエンティティによって提供され得、結果として、変化に関する協調は、困難であり得る。
【0054】
対照的に、図2は、各々が医療情報処理プラットフォーム100と通信する、いくつかの医療情報ソース(すなわち、第1の医療情報ソース10、第2の医療情報ソース20、第3の医療情報ソース30、および第4の医療情報ソース40)を示す。医療情報処理プラットフォーム100は、次に、医療情報ソース10-40のうちの種々のもの間の情報の交換を管理し得る。故に、医療情報処理プラットフォーム100は、種々のソース10-40のうちのいずれかまたは全ての間のデータの交換が、より効率的に行われ得るように、ソース間データ交換を促進し得る。例えば、ソース(例えば、医療情報ソース40)のための交換プロトコルが改変される場合、医療情報処理プラットフォーム100の間の交換のみが、変更に適応するように修正され得る一方で、残りのソースは、不変である。次に、医療情報処理プラットフォーム100は、データ形式および交換プロトコルが種々のソース間で異なるときでさえも、ソース間のデータの交換のためのロバスト、効率的、かつ拡張可能な交換プラットフォームを提供し得る。
【0055】
故に、医療情報処理プラットフォーム100を介して促進されるアーキテクチャを考慮すると、種々の医療情報ソースは、情報の交換のために動作可能に従事させられる可能性を有する。この点に関して、改良型データ交換を用いると、追加の患者保護、生産効率、生産最適化、または他の利益が、以下の継続的議論から理解されるであろうように実現され得る。図3は、データ交換を促進するために医療情報処理プラットフォーム100を採用するという潜在的利益を実証する、薬剤情報処理システム105の1つの環境を描写する。
【0056】
例えば、図3は、医療情報の交換を促進するように医療情報処理プラットフォーム100と通信し得る、潜在的医療情報ソースのいくつかの例を提供する。この点に関して、図3は、医療情報処理プラットフォーム100と動作通信し得る、1つ以上の診療地点(point of care)デバイス102を描写する。診療地点デバイス102は、例えば、患者および/または投与パラメータについての情報を医療情報処理プラットフォーム100に提供し得る、注入ポンプ等の投与デバイスを含み得る。診療地点デバイス102はさらに、情報を医療情報処理プラットフォーム102に提供し得る診療地点におけるワークステーション(例えば、ベッドサイド端末等)を含み得る。
【0057】
医療情報処理プラットフォーム100はまた、1人以上の製品または薬物提供者104と動作通信し得る。例えば、製品または薬物提供者104は、例えば、全米医薬品コード(NDC)に関する情報、リコール情報、新製品情報等を含む、利用可能な薬物および製品に関する情報を提供し得る。
【0058】
1つ以上の電子診療記録(EMR)システム106も、医療情報処理プラットフォーム100と動作通信し得る。EMRシステム106は、病院情報システム(HIS)または薬局情報システム(PhIS)を備え得る。例えば、EMRシステム106は、患者入院/退院情報、患者識別子情報、施設リソースに関する情報、医師受注システム(OES)からの注文情報、在庫情報、クレーム処理情報、請求書情報、またはEMRシステム106によって管理もしくは記憶される任意の他の情報を提供し得る。
【0059】
医療情報処理プラットフォーム100はまた、分析ツール108と動作通信し得る。分析ツール108は、医療情報処理プラットフォーム100と動作通信する他の医療情報ソースのうちのいずれか1つ以上のものに関するデータ分析に関する情報を提供し得る。分析ツール108はまた、測定基準、パラメータ、データ次元、ピボットテーブル、値、尺度、または任意の他の適切なデータ分析ツールに関する情報を医療情報処理プラットフォーム100に提供し得る。
【0060】
さらになお、医療情報処理プラットフォーム100は、臨床監視ツール110と動作通信し得る。臨床監視ツール110は、例えば、施設内の抗菌管理、感染制御、または他の適切なデータに関するアラートデータを提供し得るアラート生成プラットフォームを備え得る。以下で提示される議論で理解されるであろうように、臨床監視ツール110は、処理される情報に関して提供される論理に基づいてアラートデータを生成するために、(例えば、医療情報処理プラットフォームを通して、またはプラットフォーム100の外側の直接通信によってのいずれかで)他の医療情報ソースから取得される情報を利用し得る。潜在的アラートデータの具体的例が、以下でさらに詳細に記述される。
【0061】
医療情報処理プラットフォーム100はまた、1つ以上の医療調剤装置112と動作通信し得る。医療調剤装置112は、薬物調剤キャビネット、看護師がアクセス可能な薬剤キャビネット、または薬剤および/もしくは医薬品が調剤のために利用可能にされ得る任意の他の適切な場所を含み得る。医療調剤装置112は、在庫、アクセス要求、調剤事象に関する情報、または他の適切な情報を提供し得る。
【0062】
1つ以上の薬局自動化デバイス114も、医療情報処理プラットフォーム100と動作通信し得る。そのような薬局自動化デバイス114は、例えば、自動注射器処理デバイス、自動錠剤ディスペンサ/カウンタデバイス、自動配合デバイス、用量調製ロボット、または薬局で利用される他の適切な自動デバイスを含み得る。
【0063】
加えて、医療情報処理プラットフォーム100は、薬局ワークフロー管理アプリケーション116と動作通信し得る。薬局ワークフロー管理アプリケーション116は、用量注文に関する情報、用量のための文書化された調製ステップ、用量検証情報、製品使用量、薬物使用量、薬物ロット/有効期限情報、技術者ワークフロー情報、処方集情報、または薬局ワークフロー管理に関連する他の情報を提供し得る。
【0064】
上で説明される医療情報処理プラットフォーム100と医療情報ソース102-116との間の情報の交換では、異なるそれぞれの交換プロトコルおよび/またはデータ形式が情報を交換するために使用され得ることが理解され得る。例えば、ソース102-116のうちのいずれかと医療情報処理プラットフォーム100との間のデータの交換は、Health Level 7(HL7)インターフェース、印刷フィードインターフェース、XMLインターフェース、http形式、html形式、テキスト形式、コンマ区切り値(CSV)形式、SQL形式、またはデータの交換のための任意の他の適切な形式もしくはプロトコルを介し得る。そのような多様なプロトコルおよび形式を処理する医療情報処理プラットフォーム100の潜在的能力を考慮すると、医療情報処理プラットフォーム100は、任意の数の異なるソースと通信するように拡張可能であり得る。例えば、医療情報処理プラットフォーム100は、第1の医療情報ソース(例えば、HL7)に関連付けられる第1の形式または交換プロトコルでデータを受信し、次に、第2の形式または交換プロトコル(例えば、XML形式)を使用して、データを第2のソースに提供し得る。
【0065】
図4を参照すると、医療情報処理システム105の1つの特定の実施形態が示されている。概要として、EMRシステム106、臨床監視ツール110(例えば、特定の実施形態ではアラート生成プラットフォーム110とも称される)、および薬局ワークフロー管理アプリケーション116と動作通信する、医療情報処理プラットフォーム100が提供され得る。理解され得るように、医療情報処理プラットフォーム100はまた、受注システム118(例えば、注文生成/受注機能性も含み得る、EMRシステム106とは別個に提供される受注システム118等)と動作通信し得る。
【0066】
医療情報処理プラットフォーム100は、アラート生成プラットフォーム100からアラートデータを受信するようにアラート生成プラットフォーム110と動作通信する、アラート処理インターフェース200を含み得る。アラート生成プラットフォーム110は、EMRシステム106、研究室システム120、および/または手術室情報システム122とさらに通信し得る。EMRシステム106、研究室システム120、および手術室情報システム122は、アラート生成プラットフォーム110が、EMRシステム106、研究室システム120、および手術室情報システム122のそれぞれと直接通信し得る、可能な実施形態を表すように、図4において想像線で示されている。しかしながら、アラート生成プラットフォーム110は、代替として、医療情報処理プラットフォーム100を介して、EMRシステム106、研究室システム120、および/または手術室情報システム122と動作通信し得る。すなわち、EMRシステム106、研究室システム120、および/または手術室情報システム122は、EMRシステム106、研究室システム120、ならびに/もしくは手術室情報システム122のうちのいずれか1つ以上のものからアラート生成プラットフォーム110への情報の交換を促進するように、医療情報処理プラットフォーム100と動作通信し得る、図3に説明されるような医療情報ソースを備え得る。
【0067】
アラート生成プラットフォーム110は、研究室システム120、EMRシステム106、手術室情報システム122、および/または任意の他の適切な医療情報ソースのうちのいずれか1つ以上のものから受信される情報に基づいて、アラートデータを生成するように動作し得る。アラートデータは、ある実施形態では、感染制御または抗菌管理に関連するアラートを備え得る。
【0068】
代替実施形態では、医療情報処理プラットフォーム100は、情報アグリゲータと動作通信し、および/またはそれを備え得る。情報アグリゲータは、上で説明されるような複数の医療情報ソースと動作通信し得る。この点に関して、医療情報処理プラットフォーム100は、それ自体が情報アグリゲータと見なされ得る。加えて、または代替として、アラート生成プラットフォーム110は、情報アグリゲータを備え得る。この点に関して、医療情報処理プラットフォーム100は、集約された医療情報を維持し、および/または、薬局ワークフロー管理アプリケーションに関連してアクセスならびに/もしくは表示するために、集約された医療情報にアクセスするための情報アグリゲータ(例えば、アラート生成プラットフォーム110)と動作通信し得る。集約された医療情報は、アラートデータの生成と併せて使用され得る。この点に関して、集約された医療情報の少なくとも一部が、アラート生成プラットフォーム110によって生成されるアラートデータと併せて提供され得る。別の実施形態では、集約された医療情報は、いかなるアラートデータからも独立してアクセスおよび/または表示され得る。例えば、薬局ワークフロー管理アプリケーションは、薬局ワークフロー管理アプリケーションのいくつかの異なる潜在的画面または状況で、集約された情報を薬局ワークフロー管理アプリケーションのユーザに表示し得る。以下で説明されるであろうように、そのような集約された情報は、とりわけ、用量注文記録一覧表、用量注文精査画面、またはレポート選択画面に関連して提供され得る。
【0069】
任意の点に関して、アラート生成プラットフォーム110は、医療情報処理プラットフォーム100のアラート処理インターフェース200と動作通信し得る。理解され得るように、医療情報処理プラットフォーム100は、メモリ202と、プロセッサ204とを含み得る。この点に関して、医療情報処理プラットフォーム100は、以下でさらに詳細に説明されるであろうように、所定の様式で動作するように構成された特に構成された構成要素を備え得る。したがって、特に構成された医療情報処理プラットフォームは、本明細書に説明される医療情報交換に関連付けられる、あるタスクを行うために特に設計されたソフトウェア、ファームウェア、および/またはハードウェアを備え得る。例えば、メモリ202は、医療情報処理プラットフォーム100に関連付けられる機能性を果たすようにプロセッサ204を構成するためにプロセッサ204によってアクセス可能である、具体的命令を記憶し得る。メモリ202は、例えば、光ディスク、ハードドライブディスク等の不揮発性記憶装置、フラッシュメモリ、EEPROMメモリ、または他の適切なコンピュータメモリ等の非一過性のコンピュータ読み取り可能な媒体を備え得る。メモリ202は、次に、医療情報処理プラットフォーム100に関連付けられる機能性を実行するようにプロセッサ204を具体的に構成するために事前定義される、コンピュータ読み取り可能な命令の1つ以上の部分、構成要素、もしくはモジュールを記憶し得る。プロセッサ204は、本明細書では単数で参照されるが、特に構成された様式で処理を行うように集合的に実行し得る複数のプロセッサコアまたはデバイスを備え得る。さらに、メモリ202は、単数で参照されるが、メモリ202はまた、複数の個別のメモリデバイスを備え得る。
【0070】
医療情報処理プラットフォーム100はまた、複数のデータ記憶部を備え得る。データ記憶部は、情報の効率的なアクセスおよび記憶を促進する形式で記憶された情報のデータベースを備え得る。例えば、データベースは、SQLデータベース等を備え得る。例えば、医療情報処理プラットフォーム100は、施設データのデータベース206と、処方集データベース208とを備え得る。施設データベース206は、以下でさらに詳細に議論されるであろうように、薬局ワークフロー管理アプリケーション116に関連する薬局運営に関する情報を記憶し得る。しかしながら、施設データベース206はまた、図3に示されるソースのうちのいずれか等の医療情報処理プラットフォーム100が通信する、任意の他の医療情報ソースからの情報を記憶し得る。処方集データベース208は、薬局ワークフロー管理アプリケーション116に関連付けられる薬局の処方集情報を維持し得る。この点に関して、処方集データベース208は、用量または他のCSPの調製に関連して薬局で利用され得る、薬物および製品に関連する情報を含み得る。
【0071】
任意の点に関して、プロセッサ204は、アラート処理インターフェース200を介してアラート生成プラットフォーム110から受信されるアラートデータを処理するように構成され得る。例えば、プロセッサ204は、論理をアラート生成プラットフォーム110のアラートデータに適用するように構成され得る。いくつかの実施形態では、プロセッサ204によってアラートデータに適用される論理は、以下でさらに詳細に説明されるであろうように、少なくとも部分的に、施設データのデータベース206および/または処方集データベース208に含まれる情報に基づき得る。
【0072】
医療情報処理プラットフォーム100はさらに、薬局ワークフロー管理アプリケーション116と動作通信し得る。この点に関して、アラートデータは、情報を薬局ワークフロー管理アプリケーション116に提供するように、医療情報処理プラットフォーム100のプロセッサ204によって処理され得る。薬局ワークフロー管理アプリケーション116は、薬局ワークフロー管理アプリケーション116の実行のために薬局内に複数の潜在的システム構成を包含することを意図されている。例えば、一実施形態では、メモリと、プロセッサとを備えている、単一の薬局ワークステーションが、薬局ワークフロー管理アプリケーション116を実行するために提供され得る。この点に関して、メモリは、プロセッサによってアクセスされると、薬局ワークフロー管理アプリケーション116を実行するようにプロセッサを具体的に構成し得るコンピュータ読み取り可能な命令を非一過性のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶し得る。
【0073】
図4で描写される別の実施形態では、薬局ワークフロー管理アプリケーション116は、複数の薬局ワークステーションを含み得る、分散薬局環境内で実行され得る。例えば、薬局ワークフロー管理サーバ210が、薬局に関連して提供され得る。薬局ワークフロー管理サーバ210は、メモリ212と、プロセッサ214とを備え得る。この点に関して、メモリ212は、プロセッサ214によってアクセスされると、薬局ワークフロー管理サーバ210を実行するようにプロセッサを具体的に構成し得るコンピュータ読み取り可能な命令を非一過性のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶し得る。具体的には、薬局ワークフロー管理サーバ210は、1つ以上の他の薬局ワークステーションと動作通信し得る。例えば、1つ以上の薬剤調製ワークステーション216は、薬局ワークフロー管理サーバ210と動作通信し得る。再度、薬剤調製ワークステーション216の各々は、メモリ218が、プロセッサ220によってアクセスされると、薬剤調製ワークステーション216に関連付けられる機能性を実行するようにプロセッサ220を具体的に構成し得るコンピュータ読み取り可能な命令を非一過性のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に記憶し得るという点で、薬剤調製ワークステーションに関連付けられる機能性の実行のために、メモリ218と、プロセッサ220とを備え得る。薬剤調製ワークステーション216は、薬剤調製ワークステーション216とのユーザによる相互作用のために、ディスプレイと、入力とを備えている、ユーザインターフェースを伴うワークステーションを備え得る。薬剤調製ワークステーション216はさらに、例えば、機械読み取り可能な印(例えば、機械読み取り可能なバーコード形式のNDCコードを含む)を読み取るためのスキャナ、用量の調製に関連する画像を獲得するためのカメラ、ワークステーション216との相互作用のためのフットペダル、または他のデバイス等の用量の調製で使用するための入力デバイスを含み得る。薬剤調製ワークステーション216はまた、ワークステーションにおいて、用量の調製に関連して標識等を印刷するためのプリンタを含み得る。
【0074】
任意の点に関して、薬局ワークフロー管理サーバ210、薬剤調製ワークステーション210、または任意の他の適切なワークステーションは、薬局ワークフロー管理アプリケーション116を個々にもしくは集合的に実行し得る、薬局ワークステーションを個々にもしくは集合的に定義し得る。さらに、医療情報処理プラットフォーム100は、薬局ワークフロー管理アプリケーション116から分離したものとして示されているが、医療情報処理プラットフォーム100および薬局ワークフロー管理アプリケーション116は、集合的メモリおよびプロセッサ能力を有する単一のコンピューティングデバイス上で実行し得ることが理解され得る。
【0075】
したがって、薬局ワークフロー管理アプリケーション116を実行する1つ以上の薬局ワークステーションは、医療情報処理プラットフォーム100において処理されるアラートデータに関する情報を医療情報処理プラットフォーム100から受信するように動作し得る。例えば、アラートデータは、薬局ワークフロー管理アプリケーション116に提供されるアラート指示を生成するように、医療情報処理プラットフォーム100によって処理され得る。次に、アラート指示は、薬局ワークフロー管理アプリケーション116に関連付けられる1つ以上のワークステーションにおいて表示され得る。上で説明されるように、薬局ワークステーション(例えば、薬剤調製ワークステーション216等の薬局ワークフロー管理サーバ210と動作通信するワークステーション)は、ディスプレイを有するユーザインターフェースを提供し得る。したがって、アラート指示は、薬局ワークフロー管理アプリケーション116に関連してディスプレイ上で提供され得る。以下に続く議論でさらに詳細に理解されるであろうように、薬局ワークステーションのユーザインターフェースはまた、ユーザがアラート生成プラットフォーム110に関連する種々の特徴にアクセスし、および/またはそれを動作させることを可能にし得る双方向部分をユーザに提示し得る。例えば、ユーザは、アラート指示に対応する双方向部分を選択し、ユーザがアラート指示と相互作用している薬局ワークステーション上でアラート生成プラットフォーム110の実行を起動するように、薬局ワークステーションのユーザインターフェースと相互作用し得る。すなわち、アラート生成プラットフォーム110のローカルインスタンスが、薬局ワークフロー管理アプリケーション116において実行され得る。故に、アラート生成プラットフォーム110は、薬局ワークステーションを介して(例えば、直接、または医療情報処理プラットフォーム100を介して)アクセスされ得る。例えば、アラート生成プラットフォーム110のローカルインスタンスは、アラート生成プラットフォーム110が、薬局ワークステーション上でアラート生成プラットフォーム110から提供される情報を表示するためにアクセスされ得るように、ウェブブラウザ等のシンクライアントであり得る。以下でさらに詳細に議論されるであろうように、ユーザはさらに、例えば、応答入力をアラート生成プラットフォーム110に提供する、アラート生成プラットフォーム110の報告機能性にアクセスするか、または別様にアラート生成プラットフォーム110に関与するように、薬局ワークステーションを介してアラート生成プラットフォーム110と相互作用し得る。
【0076】
図4はまた、用量注文処理インターフェース222を介してEMRシステム106と動作通信している医療情報処理プラットフォーム100も図示する。加えて、または代替として、医療情報処理プラットフォーム100は、用量処理インターフェース222を介して受注システム118と動作通信し得る。任意の点に関して、医療情報処理プラットフォーム100は、用量処理インターフェース222を介して、医療の提供に関連して投与される用量に対応する用量注文に関する情報を受信し得る。例えば、用量注文は、医療情報処理プラットフォーム100によって処理され得る少なくとも1つの用量注文に関する薬剤データを含み得る。具体的には、医療情報処理プラットフォーム100は、例えば、施設データのデータベース206に記憶され得る用量注文記録を生成するために用量注文情報を処理し得る。次に、薬局ワークフロー管理アプリケーション116は、用量注文記録を処理し、薬局ワークフロー管理アプリケーション116によって管理される用量注文に対応する用量注文一覧表を薬局ワークフロー管理アプリケーション116のユーザに提示するようにも動作し得る。
【0077】
アラート指示は、用量注文一覧表に関連して薬局ワークフロー管理アプリケーション116において提示され得る。加えて、または代替として、アラート指示は、用量注文の薬剤師検証のためのインターフェースに対応する、薬局ワークフロー管理アプリケーション116のユーザインターフェース画面に関連して薬局ワークフロー管理アプリケーション116において提示され得る。例えば、前述の点のいずれかに関して、薬局ワークフロー管理アプリケーション116に関連するプロセッサは、薬局ワークフロー管理アプリケーション116によって維持される用量注文一覧表に関してアラート生成プラットフォーム110のアラートデータを処理し、アラート指示を用量注文一覧表の中の1つ以上の対応するそれぞれの用量注文に関連付けるように動作し得る。
【0078】
1つの特定の例では、アラート生成プラットフォーム110のアラートデータは、患者特定のアラートデータであり得る。すなわち、アラートデータは、特定の患者を考慮し得る。この点に関して、アラートデータは、アラートデータが適用される患者に対応する患者識別子を備え得る。類似する点に関して、用量処理インターフェース222において受信される少なくとも1つの用量注文は、特定の患者に投与するための患者特定の用量注文であり得る。この点に関して、患者特定の用量注文はまた、患者識別子を備え得る。この点に関して、アラートデータの患者識別子と用量注文の患者識別子とを相関させると、患者特定のアラートデータは、アラートデータが適用される所与の患者のための用量注文に関連付けられ得る。アラートデータの患者識別子と用量注文の患者識別子との相関は、EMRシステム106およびアラート生成プラットフォーム110による同一の患者識別子の使用を含み得る。代替として、異なる患者識別子が、それぞれの医療情報ソースによって使用され得、それらは、(例えば、ルックアップテーブル等の中で)関連付けられ得る。
【0079】
加えて、薬局ワークフロー管理アプリケーション116および/または医療情報処理プラットフォーム100は、アラート処理インターフェース200において受信されるアラートデータの処理に関連して、アラートデータに関する論理を適用するように構成され得る。例えば、アラート処理ルールは、1つ以上のトリガ条件を定義し得、トリガ条件は、薬局ワークフロー管理アプリケーション116におけるアラート指示に関して、用量注文に関連する提示および/またはアクションに関連する。したがって、1つ以上のトリガ条件を満たすことに応じて、アラート指示は、薬局ワークフロー管理アプリケーション116に関連して表示され得る。この点に関して、アラートデータは、医療情報処理プラットフォーム100および/または薬局ワークフロー管理アプリケーション116で受信され得、アラートデータは、トリガ条件がアラートデータによって満たされない場合、薬局ワークフロー管理アプリケーション116に関連して表示されない。トリガ条件を含み得るアラート処理ルールは、薬局ワークフロー管理アプリケーション116のユーザへのアラートデータの提示の調整を可能にし得る。これは、薬局ワークフロー管理アプリケーション116のユーザに提供されるアラート指示の数を限定するために使用され得、したがって、それは、低重篤度アラートのアラート頻度が高すぎる場合にそれによってユーザが全てのアラートを無視する傾向があるアラート疲労の可能性を低減させる。
【0080】
加えて、アラート処理ルールは、アラート指示に関連して、所与の用量注文に関してとられるべき1つ以上のアクションを定義し得る。例えば、用量注文をアラート指示に関連付けると、対応する用量注文記録が、アラート処理ルールに従って薬局ワークフロー管理アプリケーション116によって処理され得る。例えば、アラート指示が提供されている用量注文記録のステータスは、所与のタイプのアラート指示が用量注文記録に対応する関係で受信された場合、例えば、用量注文が保留にされるか、またはSTAT(または、昇格させられた)優先順位に昇格させられるように、修正され得る。
【0081】
薬局ワークフロー管理アプリケーション116はさらに、中央サーバ224と動作通信し得る。薬局ワークフロー管理アプリケーション116は、データを中央サーバ224に通信し得る。例えば、施設データのデータベース206に記憶されたデータの少なくとも一部が、中央サーバ224に通信され得る。そのようなデータの通信は、医療情報処理プラットフォーム100から直接的であり得るか、または薬局ワークフロー管理アプリケーション116を介し得る。この点に関して、中央サーバ224は、医療情報処理プラットフォーム100および/または薬局ワークフロー管理アプリケーション116によって処理されるデータに関してバックアップサービスを提供し得る。この点に関して、アラート生成プラットフォーム110によって生成されるアラートデータも、中央サーバ224に通信され、アラート生成プラットフォーム110から受信されるアラートデータをバックアップする目的で提供され得る。さらになお、中央サーバ224は、データ集約点を提供し得、それによって、データは、データにデータ分析等を受けさせる目的で集約され得る。この点に関して、アラートデータが中央サーバ224に提供される場合、アラートデータも、アラートデータに関する潜在的データ分析の目的で集約を受け得る。
【0082】
中央サーバ224は、複数の薬局ワークフロー管理アプリケーション116および/または複数の医療情報処理プラットフォーム100と動作通信し得る。例えば、異なるそれぞれのエンティティは、医療情報処理プラットフォーム100および/または薬局ワークフロー管理アプリケーション116のうちのそれぞれのものを動作させ得る。医療情報処理プラットフォーム100および/または薬局ワークフロー管理アプリケーション116を動作させる異なるそれぞれのエンティティの各々は、無関係もしくは非提携当事者であり得る。しかしながら、中央サーバ224は、非提携インスタンスに関してバックアップデータサービスを提供するように、薬局ワークフロー管理アプリケーション116および/または医療情報処理プラットフォーム100の複数の非提携インスタンスと動作通信し得る。例えば、中央サーバ224は、薬局ワークフロー管理アプリケーション116を使用して、所与の施設によって処理されるデータをバックアップする目的で、薬局ワークフロー管理アプリケーション116の提供者によって動作させられ得る。
【0083】
前述の議論のうちのいずれも限定することなく、本開示による薬局ワークフロー管理アプリケーション116に関連するインターフェースの具体的実施形態が、図5-13で提示されている。この点に関して、図5-13に関連して描写されるインターフェース画面は、薬局ワークフロー管理アプリケーション116に関連付けられる1つ以上の薬局ワークステーションにおいて提示され、および/またはそれによって生成され得ることが理解され得る。したがって、図5-13で提示されるインターフェース画面に関連して説明される機能性は、代替として、インターフェース画面の異なる具体的構成を使用して提供され得る。すなわち、以下で説明される機能性は、前述に関連して上で説明される薬局ワークフロー管理アプリケーション116および医療情報処理プラットフォーム100の動作の前述の説明に加えて、またはその代替物として提供されることができる。理解され得るように、プロセッサ(例えば、薬局ワークフロー管理アプリケーション116に関連して上記で議論されるプロセッサ214またはプロセッサ220)は、図5-13で提示される種々のインターフェース画面を表示するように、上で説明されるような様式で構成され得る。加えて、以下で説明されるインターフェース画面に関連して受信されるユーザ入力の処理も、薬局ワークフロー管理アプリケーション116に関連付けられるプロセッサによって達成され得る。この点に関して、インターフェース画面に関連して以下で説明される機能性および処理は、プロセッサ薬局ワークフロー管理アプリケーション116によって提供され得る。
【0084】
図5を参照すると、ログイン画面230が、薬局ワークフロー管理アプリケーション116のユーザインターフェースの実施形態に対応して描写されている。ログイン画面230は、ユーザ名フィールド232と、パスワードフィールド234とを含み得る。薬局ワークフロー管理アプリケーション116のユーザは、薬局ワークフロー管理アプリケーション116へのアクセスを獲得するために、ユーザ名フィールド232の中でユーザ名を、パスワードフィールド234の中でパスワードを提供し得る。この点に関して、認証されたユーザ名とパスワードとの一致が、薬局ワークフロー管理アプリケーション116にアクセスするために要求され得る。
【0085】
(例えば、ユーザによるユーザ名とパスワードとの組み合わせの提供に応答した)薬局ワークフロー管理アプリケーション116によるユーザの認証成功時、ユーザは、ナビゲーションインターフェース画面236にリダイレクトされ得る。ナビゲーションインターフェース画面236は、ユーザが、薬局ワークフロー管理アプリケーション116に関連付けられる異なる機能性に対応する異なるインターフェース画面にナビゲートすることを可能にするように、いくつかのリンクまたは他の双方向要素を提供し得る。この議論に特に興味深いこととして、ナビゲーションインターフェース画面236は、アラートインターフェース画面240へのリンク238を含み得る(その実施形態が図7で描写されている)。アラートインターフェース画面240へのリンク238に加えて、ナビゲーションインターフェース画面236はさらに、ユーザが、用量注文一覧表、薬局検証ワークスペース、処方集管理ワークスペース、または薬局ワークフロー管理アプリケーション116に関連する機能性を提供するための他のインターフェース等の薬局ワークフロー管理アプリケーション116の種々の機能性にアクセスすることを可能にするように、双方向リンクを提供し得る。
【0086】
ここでアラートインターフェース画面240の実施形態を描写する図7を参照すると、アラートインターフェース画面240は、アラート生成プラットフォーム110から薬局ワークフロー管理アプリケーション116および/または医療情報処理プラットフォーム100によって受信されるアラートデータの少なくとも一部に対応する、1つ以上のアラート指示を表示し得る。アラートインターフェース画面240は、アラート指示246の一覧表242を含み得る。アラート指示246は、アラート指示246がユーザに表示するために適切な任意の様式で編成されるように、一覧表242の中で提供され得る。例えば、アラート指示246は、受信時間、優先順位、アルファベット順、重篤度、または任意の他の適切な測定基準のうちの1つ以上のものに従って列挙され得る。さらに、上で説明されるように、集約された医療情報が、いかなるアラート指示もない場合に提示され得る。
【0087】
図7で描写されるように、一覧表242は、アラート指示246が、アラート指示が対応する患者特定の用量注文記録244に対応する関係で表示されるように、提供される。この点に関して、一覧表242は、用量注文および/または用量注文に関連付けられる患者に関する指示を提供し得る用量注文記録244を含み得る。故に、用量注文記録244に対応するアラート指示246は、一覧表242の中の用量注文記録244に対応する関係で表示され得る。この点に関して、単一のアラート指示246のみが、図7で描写される用量注文記録244のうちのいずれか1つについて示されているが、複数のアラート指示246が、所与の用量注文記録244に対応する関係で表示され得ることが理解され得る。この場合、追加のアラート指示246は、所与の用量注文記録244に対するアラート指示246のネスト化リストとして表示され得る。ユーザは、用量注文記録244に対応するアラート指示246のネスト化リストを拡張するか、または折り畳むように、所与の用量注文記録244と相互作用し得る。
【0088】
図7で描写される実施形態では、一覧表242に示されるアラート指示246は、患者特定のアラート指示を備え得る。この点に関して、用量注文記録244は、患者情報の1つ以上の部分を含み得ることが理解され得る。例えば、患者名および患者識別子が、用量注文記録244に関連して提供される。アラート指示246が用量注文記録244に関連して識別される患者に対応する患者識別子も含み得ることが、理解され得る。この点に関して、患者識別子は、用量注文記録244およびアラート指示246に対して同一であり得る。代替として、アラート指示に関連して受信される患者識別子は、用量注文記録244の中のアラート指示246の異なるそれぞれの患者識別子が(例えば、相関表等の中で)相関させられ得るように、用量注文記録244の患者識別子に対応して関連付けられ得る。任意の点に関して、アラート指示246は、図7に示される様式で用量注文記録244に関連付けられ得る。
【0089】
アラートインターフェース画面240は、例えば、アラート名、アラート指示246に関連付けられる介入、アラート指示246の成果、アラートが精査されたときの指示、およびアラート指示246を精査するユーザの指示等のアラート指示246に関するある情報をユーザに提供し得る。加えて、各アラート指示246は、双方向部分248に対応する関係で提示され得る。以下でさらに詳細に説明されるであろうように、双方向部分248は、アラート生成プラットフォーム110に関連付けられる種々の機能性にアクセスするように、薬局ワークフロー管理アプリケーション116のユーザによって選択され得る。
【0090】
アラートインターフェース画面240はまた、薬局ワークフロー管理アプリケーションナビゲーションバー250を含み得る。ナビゲーションバー250は、ユーザが薬局ワークフロー管理アプリケーション116の異なるそれぞれのインターフェース画面にナビゲートすることを可能にするショートカットを提供し得る。例えば、ナビゲーションバー250は、包括的用量注文記録一覧表、薬剤師による検証を待つ用量注文記録によってフィルタ処理される用量注文記録一覧表、それに関連付けられる過失を有する用量注文記録によってフィルタ処理される用量注文記録一覧表、またはそれに関連付けられるアラート指示を有する用量注文記録によってフィルタ処理される用量注文記録一覧表に対応する選択可能な部分を有し得る。過失タブおよびアラートタブは、薬局ワークフロー管理アプリケーション116に関連して提示され得る過失が、アラート指示246と同様に処理され得るように、単一の一覧表に合併され得ることが理解され得る。
【0091】
ユーザは、用量注文記録244がアラート指示246に対応する関係で示されるように、アラート指示246を有するものによってフィルタ処理される用量注文記録244の一覧表242を提供し得るアラートインターフェース画面240にナビゲートするために、ナビゲーションバー250の適切な部分を選択し得る。アラートインターフェース画面240はさらに、ユーザがアラートインターフェース画面240内に表示される用量注文記録一覧表242をさらにフィルタ処理することを可能にし得る複数のナビゲーションタブ252を含み得る。例えば、アラート指示246が提供されている全ての用量注文記録一覧表244を表示するアラートタブが提供され得る。加えて、選択されたとき、選択されるそれぞれのタブに応じて、対応する用量注文記録244にステータスを保留またはSTATに変化させたアラート指示246を有する用量注文記録244のみを表示するように一覧表242をフィルタ処理する保留タブおよび/またはSTATタブが提供され得る。この点に関して、全てのアラート指示246が、用量注文記録244にステータスを変化させることをもたらし得るわけではない。さらになお、タブが、以下でさらに詳細に説明されるであろうように、薬局ワークフロー管理アプリケーション116に関連して表示するために、アラート生成プラットフォーム110において利用可能なレポートに対応する、レポート一覧表にアクセスするように提供され得る。
【0092】
アラートインターフェース画面240に加えて、アラート指示246が、薬局ワークフロー管理アプリケーション116の他の適切なインターフェース画面内で提供され得る。1つのそのような例は、用量検証画面254が示される図8で提供される。用量検証画面254は、薬局技術者によって調製される用量の薬剤師による検証の目的で、特定の用量注文記録244に対応する情報を示し得る。この点に関して、例えば、用量注文に関連して薬局技術者によって調製される用量の画像を含む用量情報が、薬剤師による精査のために提供され得る。加えて、用量検証画面254は、用量検証画面254のための所与の用量注文に対応するアラート指示246を含み得る。すなわち、アラート指示246が所与の用量注文記録244のために存在する場合、薬剤師は、薬剤師が用量の検証のために用量注文情報を精査しているとき、用量注文記録244に関連付けられる用量検証画面254上でアラート指示246を提示され得る。図8に示されていないが、用量検証画面254はさらに、用量を精査する薬剤師が、以下で説明される双方向部分248に関連付けられる種々の機能性にアクセスすることを可能にするように、双方向部分248を含み得る。
【0093】
また、図8で描写されていないが、用量検証画面254は、アラート指示がない場合でさえも、薬剤師による精査のために集約された医療情報を表示するように動作し得る。この点に関して、薬剤師は、用量注文の精査中、精査のために複数の医療情報ソースから有用な集約された医療情報を提供され得る。例えば、集約された医療情報は、用量検証画面254内で検証されている用量注文に特定であり得る。用量で使用される特定の薬物または製品に関する集約された医療情報(例えば、所与の時間枠内の特定の薬物または製品を含む注文の数、潜在的代替物、特定の薬物または製品に関連付けられる可能な危険性等)が表示され得る。集約された医療情報はまた、検証されている用量注文に関連付けられる所与の患者に関連し得る。例えば、手技、アレルギー、医療デバイス、他の注文された薬物/製品に関する情報、またはその患者に特定の他の情報が、用量検証画面254に関連して薬剤師に提示され得る。
【0094】
図9A-Bはさらに、双方向部分248に関連付けられる機能性を図示する。例えば、図7に戻って参照すると、アラートインターフェース画面240は、それぞれ双方向部分248を含み得る、アラート指示246の一覧表242を提供し得る。この点に関して、ユーザは、薬局ワークフロー管理アプリケーション116のユーザインターフェースを介して、例えば、薬局ワークフロー管理アプリケーション116を実行する薬局ワークステーションにおいてアラート生成プラットフォーム110(例えば、アラート生成プラットフォーム110のローカルインスタンス)の実行を起動するために、双方向部分248を選択し得る。これは、図9A-Bに図示されている。図9A-Bでは、双方向部分248は、一覧表242の中の所与のアラート指示246のために選択されている。次に、アラート生成プラットフォーム110のローカルインスタンス256が、薬局ワークフロー管理アプリケーション116を実行する薬局ワークステーションにおいて起動され得る。
【0095】
上で説明されるように、アラート生成プラットフォーム110は、薬局ワークフロー管理アプリケーション116を実行する薬局ワークステーションから遠隔で実行され得る。この点に関して、アラート生成プラットフォーム110のローカルインスタンス256は、情報をアラート生成プラットフォーム110に関する薬局ワークステーションのユーザに表示するために、(例えば、医療情報処理プラットフォーム100を介して)アラート生成プラットフォーム110と動作通信する薬局ワークステーション上で実行するシンクライアントアプリケーションを備え得る。この点に関して、シンクライアントは、アラート生成プラットフォーム110のローカルインスタンス256を薬局ワークステーションのユーザに提示するために使用され得る。シンクライアントは、例えば、(例えば、html、http、または他の適切なインターネットプロトコルを使用して)アラート生成プラットフォーム110と通信し得る、インターネットブラウザ等であり得る。代替として、アラート生成プラットフォーム110は、少なくともいくつかの実施形態では、薬局ワークフロー管理アプリケーション116を実行する、同一の薬局ワークステーション上で実行され得る。アラート生成プラットフォーム110が、薬局ワークフロー管理アプリケーション116と同一の薬局ワークステーション上で実行される、そのような実施形態では、双方向部分248の選択は、薬局ワークステーションのユーザによるアラート生成プラットフォーム110との相互作用を可能にするために、薬局ワークステーションにおいてアラート生成プラットフォーム110のローカルネイティブインスタンスを起動し得る。
【0096】
任意の点に関して、図9A-Bで描写されるように、アラート生成プラットフォーム110のローカルインスタンス256は、ユーザによって利用される薬局ワークステーション上で薬局ワークフロー管理アプリケーション116のユーザに提示され得る。この点に関して、ユーザは、例えば、一覧表242の中で提示されるアラート指示246に関する追加の情報を取得するために、アラート生成プラットフォーム110と相互作用し得る。さらに、アラート指示246が患者特定のアラート指示である場合、対応する患者情報が、薬局ワークフロー管理アプリケーション116においてアラート生成プラットフォーム110のローカルインスタンス256の中でアクセスされ得る。
【0097】
いくつかの異なるタイプのアラートデータが、アラート生成プラットフォーム110によって生成され、医療情報処理プラットフォーム100において受信され得るが、アラートデータおよび対応するアラート指示のいくつかの具体的例が、以下で提供され、これらの例は、限定的ではなく論証的として意図される。アラートデータは、以下のようなアラートを含み得る。
【0098】
【表1-1】
【0099】
【表1-2】
【0100】
【表1-3】
【0101】
この点に関して、アラート生成プラットフォーム110は、アラート生成プラットフォーム110と提供されるデータ接続を介して受信される追加の情報を含み得る。例えば、ユーザは、検査結果、デバイス利用、薬剤情報、手技情報、治療情報、または、患者、アラート指示、用量注文、もしくは他のパラメータに関する他の関連情報を精査することが可能であり得る。さらに、ユーザは、アラート生成プラットフォーム110の中で直接提示されるアラートに関するアラートデータまたはレポートを精査するように動作し得る。例えば、アラートデータは、薬物が注文されていない微生物(例えば、菌、薬物なし)、微生物が存在しない薬物の注文(例えば、薬物、菌なし)、不適切な薬物の注文(例えば、菌、間違った薬物)、有害薬物事象、異常検査結果、または任意の他の適切なアラート状況に関し得る。
【0102】
加えて、アラート生成プラットフォーム110は、アラート生成プラットフォーム110によって提供されるアラート指示に関して応答入力を維持し得る。例えば、応答入力は、アラートに関連付けられる介入および/または成果に関する情報に対応し得る。アラート指示に対する介入は、任意のアクション、アクションの修正、またはアラートの受信に関してとられるアクションの変更を含み得る。介入の例は、監視、用量注文の修正、治療計画の修正、デバイス利用の修正、または患者に提供される治療に関連する任意の他の変更を含み得る。この点に関して、アラート生成プラットフォーム110は、アラート指示246に関して介入情報を提供し得る。さらに、アラート指示244に関連付けられる成果および/またはアラート指示244に関して提供される介入に関して、アラート生成プラットフォーム110によって維持される成果が提供され得る。成果情報は、診断の解決、さらなる検査結果、薬局アクション、または他の情報を含み得る。
【0103】
故に、図10A-Bで描写されるように、アラート生成プラットフォーム110は、介入詳細部分258を含み得る。アラート生成プラットフォーム110は、薬局ワークフロー管理アプリケーション116に対してローカルで実行されるローカルインスタンス256であり得る。代替として、アラート生成プラットフォーム110は、薬局ワークフロー管理アプリケーション116から遠隔で実行され得る。任意の点に関して、アラート生成プラットフォーム110は、アラート生成プラットフォーム110のユーザが介入詳細260を提供することを可能にし得る。この目的で、ユーザインターフェース要素が、介入詳細260が提供されることを可能にするために、アラート生成プラットフォーム110において提供され得る。例えば、介入詳細のリストが、ユーザによる介入詳細260の選択のために提供され得、介入詳細260に対応するテキストの自由入力のためのテキスト部分が、提供され得、レーダボタンが、介入詳細260の入力のために提供され得るか、または他の選択もしくは入力モダリティが、ユーザが介入詳細260をアラート生成プラットフォーム110に提供することを可能にするために提供され得る。さらに、成果詳細も、アラート生成プラットフォーム110における成果詳細の提供が薬局ワークフロー管理アプリケーション116において反映され得るように、対応する様式で提供され得る。
【0104】
図10A-Bはまた、アラートインターフェース画面240も描写する。理解され得るように、アラートインターフェース画面240は、ローカルインスタンス256または遠隔で実行されるアラート生成プラットフォーム110において提供される、介入詳細260を提供し得る。すなわち、アラート生成プラットフォーム110が、次に、(例えば、薬剤情報処理プラットフォーム100を介して)薬局ワークフロー管理アプリケーション116に提供され、介入詳細260が対応するアラート指示246に対応する関係で提供され得るという、介入詳細260が提供される。成果詳細はまた、アラートインターフェース画面240上で提供されるアラート一覧表242の中のアラート指示246に対応する関係で提供され得る。
【0105】
さらに図11を参照すると、薬局ワークフロー管理アプリケーション116はまた、ユーザが、薬局ワークフロー管理アプリケーション116によって提示されるアラート指示246に関して、介入詳細260および/または成果詳細266に関する情報を提供することを可能にし得る。アラートインターフェース画面240は、ユーザがアラート指示246を選択することを可能にし得る。アラート指示246の選択に応じて、選択に応じて介入/成果ダイアログボックス264をユーザに提供するボタン262が、アクティブになり得る。ダイアログボックス264の中で提供される入力を使用して、ユーザは、薬局ワークフロー管理アプリケーション116において、選択されたアラート指示246に関する介入詳細260および/または成果詳細266を提供することを可能にされ得る。
【0106】
したがって、薬局ワークフロー管理アプリケーション116は、薬局ワークフロー管理アプリケーション116のユーザによって提供される介入詳細260または成果詳細266をアラート生成プラットフォーム110に提供するために、医療情報処理プラットフォーム100と双方向通信し得る。すなわち、介入詳細260および/または成果詳細266は、薬局ワークフロー管理アプリケーション116もしくはアラート生成プラットフォーム110のうちの対応する他方が、介入詳細260または成果詳細266を反映し得るように、薬局ワークフロー管理アプリケーション116もしくはアラート生成プラットフォーム110のいずれかに提供され得る。
【0107】
例えば、図12A-Bは、アラートインターフェース画面240およびアラート生成プラットフォーム110の対応するインスタンス256を描写する。理解され得るように、成果詳細266は、アラート指示246のうちの所与のものに対して、薬局ワークフロー管理アプリケーション116において成果詳細266の選択のためにダイアログボックス264を利用して、薬局ワークフロー管理アプリケーション116のユーザによって提供されていることもある。アラート生成プラットフォームのインスタンス256は、成果詳細266がインスタンス256の介入詳細部分258の中で表示され得るように、成果詳細266を受信し得る。すなわち、薬局ワークフロー管理アプリケーション116においてアラート指示246に関して提供される情報は、アラート生成プラットフォーム110において反映され得る。
【0108】
薬局ワークフロー管理アプリケーション116はさらに、薬局ワークフロー管理アプリケーション116におけるアラート指示246の受信に応じてとられるアクションに関する機能性を含み得る。例えば、アラート生成プラットフォーム110は、アラートデータを薬局ワークフロー管理アプリケーション116に提供するように動作し得る。薬局ワークフロー管理アプリケーション116はさらに、受信に応じてアラートデータを処理するようにプロセッサを構成するために、薬局ワークフロー管理アプリケーション116に関連付けられるプロセッサによってアクセス可能である、薬局ワークフロー管理アプリケーション116に関連付けられるメモリに記憶されたアラート処理ルールを有し得る。具体的には、アラート処理ルールは、薬局ワークフロー管理アプリケーション116内のアラート指示246の提示のための1つ以上のトリガ条件を定義し得る。すなわち、薬局ワークフロー管理アプリケーション116において受信されるアラートデータが、アラート処理ルールの1つ以上のトリガ条件によって定義されるある事前定義された基準を満たす場合、対応するアラート指示246が、薬局ワークフロー管理アプリケーション116のユーザに提供され得る。しかしながら、アラートデータが、アラート処理ルールの1つ以上のトリガ条件によって定義される事前定義された基準を満たさない場合、薬局ワークフロー管理アプリケーション116は、アラートデータに対応するいかなるアラート指示も生成しないこともある。1つ以上のトリガ条件は、薬局ワークフロー管理アプリケーション116のユーザに提示されるアラート指示を特別に調整するために、薬局ワークフロー管理アプリケーション116のユーザによって選択可能もしくは構成可能であり得る。トリガ条件に使用されるパラメータは、アラートの患者情報、アラートの薬物情報、アラートに関連付けられる用量注文記録の詳細、または他のパラメータを含み得る。
【0109】
アラート処理ルールはまた、薬局ワークフロー管理アプリケーション116におけるアラートデータの受信に応答して、所与の用量注文記録244に関してとられるべき1つ以上のアクションを定義し得る。例えば、アラートデータが適切なアラート処理ルールを満たす場合、薬局ワークフロー管理アプリケーション116において維持される所与の用量注文記録244に対応するアラート指示246が、生成され得る。アラート指示246の生成に応じて、アラート指示が対応する用量注文記録244のうちの所与のものに関してとられるべきさらなるアクションをアラート指示246がもたらすべきか否かを決定するために、さらなるルールが提供され得る。例えば、1つ以上のトリガ条件を満たすことに応じて、薬局ワークフロー管理アプリケーション116のプロセッサは、アラート指示246に応答して、所与の用量注文記録244に関してアラート処理ルールによって定義される1つ以上のアクションを実行するように動作し得る。例えば、用量注文のステータスが、(例えば、保留ステータスまたはSTATステータスに)修正され得る。さらに、用量注文記録は、薬局ワークフロー管理アプリケーション116の特定のユーザインターフェース画面内で提供され得る。すなわち、薬局ワークフロー管理アプリケーション116は、アラート指示246に関連付けられる用量注文のために存在する所与のアラート指示246を有する用量注文記録244を分離するか、または別個に表示するように動作し得る。
【0110】
図13に関して、構成インターフェース268が示されている。構成インターフェース268は、所与のアラート指示244、介入260、および/または成果266がアラート生成プラットフォーム110から受信される、用量注文記録246に関してとられるアクションの構成を可能にする複数の選択を含み得る。例えば、第1のフィールド270は、受信されたとき、アラートデータが対応する、対応する用量注文記録244をもたらすどのアラート指示246、介入260、または成果266が、STATステータスに昇進させられる(または別様に昇格もしくは優先させられる)べきかという構成を可能にし得る。第2のフィールド272は、受信されたとき、アラートデータが対応する、対応する用量注文記録244をもたらすどのアラート指示246、介入260、または成果266が、保留させられる(例えば、用量注文の調製を遅延させる、または一時停止する)べきかという構成を可能にし得る。
【0111】
さらに、図14は、アラートデータに応答してアクションがとられた用量注文記録244の選択的表示を可能にするためのナビゲーションタブ252の利用を描写する。この点に関して、ナビゲーションタブ252の使用は、フィルタ処理されたアラート一覧表242の提示を可能にし得る。この点に関して、図14の左部分では、STAT用量ナビゲーションタブ252が選択されている。次に、アラート一覧表242は、アラート指示246、介入260、または成果266の受信に応答して、STATステータスに昇進させられた用量注文記録244のみが、一覧表242の中で表示されるように、フィルタ処理され得る。図14の右部分では、保留用量ナビゲーションタブ252が選択されている。次に、アラート一覧表242は、アラート指示246、介入260、または成果266の受信に応答して、保留ステータスに修正された用量注文記録244のみが、一覧表242の中で表示されるように、フィルタ処理され得る。さらに、図15は、用量注文記録244に関連付けられるアラートデータ、アラート指示244、介入260、または成果266の受信に基づいて、用量注文記録244に関してとられるアクションに関する情報を提供し得る、用量詳細画面274を描写する。
【0112】
図16をさらに参照すると、ナビゲーションタブ252は、アラート生成プラットフォームレポート一覧表276にナビゲートするために利用され得る。すなわち、適切なナビゲーションタブ252の選択に応じて、ユーザが、アラート生成プラットフォーム110を介して提供されるレポートに対応するレポートを選択することを可能にする薬局ワークフロー管理アプリケーション166インターフェース内にレポート一覧表276が提供され得る。すなわち、アラート生成プラットフォーム110は、レポート一覧表276の中で列挙されるレポートに対応する情報を提供し得る。この点に関して、薬局ワークフロー管理アプリケーション116のユーザは、レポート一覧表276の中のレポートのうちの所与のものを選択し、レポート実行ボタン278を選択し得る。
【0113】
レポート実行ボタン278の選択に応じて、アラート生成プラットフォーム110のローカルインスタンス256が、薬局ワークフロー管理アプリケーション116において実行され得る。ローカルインスタンス256内で、レポート280が、アラート生成プラットフォーム110によって提供され得、薬局ワークフロー管理アプリケーション116のユーザに表示され得る。理解され得るように、複数の異なるタイプのレポートが、ローカルインスタンス256内で表示するために、ユーザによるアクセスのために一覧表276内で提供され得る。例えば、所与の薬物のための処方箋の数、薬物が利用される方法、アラートの頻度、累積抗菌薬感受性情報、所与の施設内の活性薬剤の数、介入のための時系列、または他の情報に対応するレポートが、一覧表276の中で提供されるレポートのうちの種々のものの中で提供され得る。したがって、一覧表276の中で提供されるレポートは、アラートデータに関連するデータを備え得るか、またはいかなるアラートデータからも独立した集約された医療情報に関連し得る。
【0114】
さらに、ユーザは、アラートインターフェース画面240からアラート生成プラットフォーム110によって提供される特定の患者レポート284にアクセスすることが可能であり得る。この点に関して、アラート一覧表242からの所与のアラート指示246の選択は、アラートインターフェース画面240上で患者レポート印刷ボタン282を有効にし得る。患者レポート印刷ボタン282の選択に応じて、アラート生成プラットフォーム110のローカルインスタンス256が、薬局ワークフロー管理アプリケーション116を実行する薬局ワークステーション上で起動され得る。ローカルインスタンス256は、選択されたアラート指示246が対応する患者に関する詳細を提供し得る、患者レポート284を表示し得る。いくつかの異なるタイプの情報が、患者レポート284の中で提供され得る。その例は、微生物学結果、患者観察、患者生命徴候、患者チャート注記、患者に処方される薬剤、患者によって利用されているデバイス、および/または時系列上で種々の事象、リソースもしくは患者のケアに関連する他のパラメータを提示し得る監視動向を含み得る。
【0115】
本発明は、図面および前述の説明で詳細に図示ならびに説明されているが、そのような図示および説明は、性質が制限的ではなく例示的と見なされるものである。例えば、本明細書の上で説明される、ある実施形態は、他の説明される実施形態と組み合わせ可能であり得、および/または他の方法で配列され得る(例えば、プロセス要素が、他の順序で行われてもよい)。故に、好ましい実施形態およびその変形例が示されて説明されており、本発明の精神内に入る全ての変更および修正が保護されることが所望されると理解されたい。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9A
図9B
図10A
図10B
図11
図12A
図12B
図13
図14
図15
図16
図17A
図17B
【外国語明細書】