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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022029355
(43)【公開日】2022-02-17
(54)【発明の名称】サンシェード装置及び建設機械
(51)【国際特許分類】
   B60J 3/00 20060101AFI20220209BHJP
   E02F 9/16 20060101ALI20220209BHJP
【FI】
B60J3/00 G
B60J3/00 H
E02F9/16 E
【審査請求】未請求
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020132660
(22)【出願日】2020-08-04
(71)【出願人】
【識別番号】000140719
【氏名又は名称】株式会社加藤製作所
(71)【出願人】
【識別番号】000169879
【氏名又は名称】高田工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100103034
【弁理士】
【氏名又は名称】野河 信久
(74)【代理人】
【識別番号】100179062
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 正
(74)【代理人】
【識別番号】100153051
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100199565
【弁理士】
【氏名又は名称】飯野 茂
(74)【代理人】
【識別番号】100162570
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 早苗
(72)【発明者】
【氏名】加納 稔大
(72)【発明者】
【氏名】伊藤 秀一
【テーマコード(参考)】
2D015
【Fターム(参考)】
2D015EA02
(57)【要約】      (修正有)
【課題】スクリーンの伸縮がスムーズになされるとともに、レールから外れにくくなり、スクリーンの伸縮に伴う作業効率を向上させるサンシェード装置及び建設機械を提供する。
【解決手段】サンシェード装置20は、スクリーン部21と、スクリーン部の繰り出し方向側の端が接続され、スクリーン部の繰り出し方向に交差する幅方向に沿って延設されるフレーム部22と、幅方向についてフレーム部の外端が接続される係合ブロック24と、繰り出し方向に沿って延設され、係合ブロックが移動可能に係合するレール部26と、係合ブロックを幅方向の外側へ押圧し、係合ブロックの凹部の内側面をレール部の挿入片に当接させる押圧部材27,28と、を具備する。
【選択図】図4
【特許請求の範囲】
【請求項1】
スクリーン部と、
前記スクリーン部の繰り出し方向側の端が接続され、前記スクリーン部の前記繰り出し方向に交差する幅方向に沿って延設されるフレーム部と、
前記幅方向について前記フレーム部の外端が接続される係合ブロックであって、前記繰り出し方向及び前記幅方向の両方に交差する前記フレーム部の厚さ方向について内側へ凹む凹部を備え、前記凹部は、前記幅方向について外側の外側面、及び、前記幅方向について内側の内側面を備える係合ブロックと、
前記繰り出し方向に沿って延設され、前記係合ブロックが移動可能に係合するレール部であって、前記幅方向について前記内側面と前記外側面との間に位置する状態で前記係合ブロックの前記凹部に挿入される挿入片を備えるレール部と、
前記係合ブロックを前記幅方向の外側へ押圧し、前記係合ブロックの前記凹部の前記内側面を前記レール部の前記挿入片に当接させる押圧部材と、
を具備するサンシェード装置。
【請求項2】
前記係合ブロックの前記繰り出し方向に沿う寸法が、前記フレーム部の前記繰り出し方向に沿う寸法より大きい、
請求項1に記載のサンシェード装置。
【請求項3】
前記レール部は、前記幅方向について、前記フレーム部の外側に配置される一対の前記レール部であり、
前記係合ブロックは、一対の前記レール部の対応する一方にそれぞれが係合する一対の係合ブロックであり、
前記スクリーン部は、前記幅方向について一対の前記レール部の間で延設される支持線を備える、
請求項1又は2に記載のサンシェード装置。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか1項に記載の前記サンシェード装置と、
前記サンシェード装置が内部に配置されるクレーン操作室と、
を具備する、建設機械。
【請求項5】
前記クレーン操作室は、前記クレーン操作室の前後方向の前方側に配置される前窓部と、前記クレーン操作室の高さ方向の上側に配置される天窓部と、を備え、
前記スクリーン部が前記繰り出し方向について最も繰り出された状態では、前記スクリーン部が前記天窓部を覆うとともに、前記前窓部の上部を覆う、
請求項4に記載の建設機械。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、サンシェード装置及び建設機械に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1及び2には、スクリーンを手動で繰り出す又は引き戻すことにより、スクリーンを任意の位置に止めることができるサンシェード装置が開示されている。特許文献1及び2のサンシェード装置では、スクリーンを繰り出す又は引き戻す場合、スクリーンの固定を解除した後に、スクリーンを適切な位置まで繰り出す又は引き戻す。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】実開平6-85109号公報
【特許文献2】特開2009-298291号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
サンシェード装置では、スクリーンの繰り出し及び引き戻しがスムーズになされることが求められている。また、スクリーンの繰り出し及び引き戻しに伴う作業効率が向上することが求められている。
【0005】
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、スクリーンの繰り出し及び引き戻しがスムーズになされるとともに、レールから外れにくくなり、スクリーンの繰り出し及び引き戻しに伴う作業効率を向上させるサンシェード装置及び建設機械を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、実施形態のサンシェード装置は、スクリーン部と、スクリーン部の繰り出し方向側の端が接続され、スクリーン部の繰り出し方向に交差する幅方向に沿って延設されるフレーム部と、幅方向についてフレーム部の外端が接続される係合ブロックであって、繰り出し方向及び幅方向の両方に交差するフレーム部の厚さ方向について内側へ凹む凹部を備え、凹部は、幅方向について外側の外側面、及び、幅方向について内側の内側面を備える係合ブロックと、繰り出し方向に沿って延設され、係合ブロックが移動可能に係合するレール部であって、幅方向について内側面と外側面との間に位置する状態で係合ブロックの凹部に挿入される挿入片を備えるレール部と、係合ブロックを幅方向の外側へ押圧し、係合ブロックの凹部の内側面をレール部の挿入片に当接させる押圧部材と、を具備する。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、スクリーンの繰り出し及び引き戻しがスムーズになされるとともに、レールから外れにくくなり、スクリーンの繰り出し及び引き戻しに伴う作業効率を向上させるサンシェード装置及び建設機械を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、実施形態に係る建設機械の一例を示す概略図である。
図2図2は、実施形態に係る建設機械に備えられる操作室を概略的に示す斜視図である。
図3図3は、実施形態に係る建設機械に備えられるサンシェード装置を、操作室の幅方向に垂直又は略垂直な断面で示す概略図である。
図4図4は、実施形態に係る建設機械に備えられるサンシェード装置を、フレーム部の厚さ方向に垂直又は略垂直な断面で示す概略図である。
図5図5は、実施形態に係る建設機械に備えられるサンシェード装置を、スクリーン部の繰り出し方向に垂直又は略垂直な断面で示す概略図である。
図6図6は、図5のサンシェード装置の一部を拡大した状態で示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明のある実施形態について、図面を参照して説明する。
【0010】
図1は、実施形態に係る建設機械を示す概略図である。図1では、建設機械の一例としてクレーン1が示される。図1に示すように、クレーン1は、走行車体2と、走行車体2の上に設けられる旋回体3と、を具備する。また、クレーン1には、カウンタウエイト4が装着可能である。
【0011】
走行車体2は、運転室5と、複数の車輪(ホイール)6と、アウトリガ7と、を備える。運転室5は、走行車体2において前方側部位に設けられる。複数の車輪(ホイール)6は、走行車体2の幅方向の両側に設けられる。アウトリガ7は、走行車体の前方側の部位の幅方向の両側に一対設けられる。また、アウトリガ7は、走行車体の後方側部位の幅方向の両側に一対設けられる。作業時には、アウトリガ7を走行車体2の幅方向に張り出すとともに、アウトリガ7を地盤に設置させることにより、走行車体2が支持される。
【0012】
旋回体3は、伸縮ブーム8と、建設機械の操作室でもあるクレーン操作室(キャブ)10と、アクチュエータ(図示しない)と、を備える。伸縮ブーム8の基端部は、旋回体3に連結される。伸縮ブーム8は、旋回体3に対して起伏可能である。旋回体3、伸縮ブーム8及びクレーン操作室10は、旋回軸Pを中心として、走行車体2に対して一緒に旋回する。また、カウンタウエイト4は、走行車体2上に設置された状態から、旋回体3の後方側部位にアクチュエータにより装着される。そして、カウンタウエイト4が旋回体3に装着された状態では、カウンタウエイト4は、旋回軸Pに対して伸縮ブーム8の先端部が位置する側と反対側に位置し、旋回体3と一緒に旋回する。
【0013】
図2は、実施形態に係る建設機械に設けられるクレーン操作室を概略的に示す斜視図である。ここで、クレーン操作室10の前後方向(矢印X1及びX2で示す方向)、前後方向に交差する(垂直又は略垂直である)幅方向(矢印W1及びW2で示す方向)、及び前後方向及び幅方向の両方に交差する(垂直又は略垂直である)高さ方向(矢印H1及びH2で示す方向)を規定する。クレーン操作室10の前後方向は、旋回体3の前後方向と一致又は略一致し、クレーン操作室10の幅方向は、旋回体3の幅方向と一致又は略一致する。クレーン操作室10は、クレーン操作室10の高さ方向が鉛直方向と一致又は略一致する状態で、旋回体3に配置される。
【0014】
クレーン操作室10は、一対の側壁11と、天壁12と、前壁13と、乗降部14と、天窓部15と、前窓部16と、サンシェード装置20を備える。クレーン操作室10の室内(内部空間)には、複数の操作レバーや座席(図示しない)が設けられる。作業者は、操作レバー等を操作することにより、旋回体3の旋回、伸縮ブーム8の起伏、吊り荷の吊り上げ作業等を行うことができる。なお、クレーン操作室10が運転室5の機能を備えていてもよく、クレーン操作室10と運転室5とが同一であってもよい。
【0015】
一対の側壁11は、クレーン操作室10の幅方向の両側に配置され、クレーン操作室10の内部空間を挟んで互いに対して対向する。天壁12は、クレーン操作室10の高さ方向の上側(矢印H1で示す方向側)に設けられる。天壁12は、クレーン操作室10の高さ方向の上側から一対の側壁11の端部に接続される。前壁13は、クレーン操作室10の前方側(矢印X1で示す方向側)に設けられ、クレーン操作室10の幅方向に沿って一対の側壁11の間で延設される。前壁13は、クレーン操作室10の前後方向の前方側から、一対の側壁11の前方側の端部に接続される。乗降部14は、一対の側壁11の少なくとも一方に設けられる。乗降部14は、図示しないスライドドアを移動させることにより開閉可能である。天窓部15は天壁12に設けられ、前窓部16は前壁13に設けられる。作業者は、天窓部15及び前窓部16を通して周囲を確認しながら、旋回体3の旋回、伸縮ブーム8の起伏、吊り荷の吊り上げ等の作業を実施する。サンシェード装置20は、クレーン操作室10の高さ方向の上側に設けられる。
【0016】
図3は、実施形態に係る建設機械に備えられるサンシェード装置を、運転室の幅方向に垂直又は略垂直な断面で示す概略図である。図4及び図5は、実施形態に係る建設機械に備えられるサンシェード装置を示す概略図である。ここで、スクリーン部21の繰り出し方向、繰り出し方向に交差する(垂直又は略垂直である)幅方向(符号W3及びW4で示す方向)、及び繰り出し方向及び幅方向の両方に交差する(垂直又は略垂直である)フレーム部22の厚さ方向(矢印D1及びD2で示す方向)を規定する。サンシェード装置20は、スクリーン部21の幅方向が、クレーン操作室10の幅方向と一致又は略一致する状態で、クレーン操作室10に設けられる。図4は、フレーム部22の厚さ方向に垂直又は略垂直な断面を示し、図5は、スクリーン部21の繰り出し方向に垂直又は略垂直な断面を示す。また、サンシェード装置20では、スクリーン部21の繰り出し方向とは反対方向として、スクリーン部21の引き戻し方向が規定される。
【0017】
図3及び図4に示すように、サンシェード装置20は、スクリーン部21と、フレーム部22と、一対の係合ブロック23,24と、一対のレール部25,26と、一対の押圧部材27,28と、を備える。スクリーン部21の先端部(クレーン操作室10の前方側に位置する端部)は、フレーム部22及び一対の係合ブロック23,24に接続される。すなわち、スクリーン部21は、繰り出し方向側の端が、フレーム部22に接続される。スクリーン部21は、クレーン操作室10の後方側(矢印X2で示す方向側)に配置されるスクリーン収納部29に収納可能である。スクリーン部21の後端部(先端部とは反対側の端部)は、スクリーン収納部29の内部に配置される。図3に示すある一例では、スクリーン収納部29は、スクリーン部21を巻き取ることにより、スクリーン部21をスクリーン収納部29に引き戻し、スクリーン部21をスクリーン収納部29の内部に収納する。図4に示すように、スクリーン部21は、クレーン操作室10の幅方向に沿って延設される。
【0018】
図4に示すように、フレーム部22は、スクリーン部21の幅方向に沿って延設される。フレーム部22の幅方向について外側の端(外端)のそれぞれは、一対の係合ブロック23,24の対応する一方に接続される。フレーム部22は、スクリーン部21の幅方向について、一対の係合ブロック23,24に対して内側に配置される。すなわち、フレーム部22は、スクリーン部21の幅方向に沿って、一対の係合ブロック23,24の間において延設される。一対の係合ブロック23,24のそれぞれは、スクリーン部21の幅方向について内側から、一対のレール部25,26の対応する一方に取り付けられる。一対の係合ブロック23,24は、レール部25,26に対して、スクリーン部21の繰り出し方向に沿って移動可能である。一対の押圧部材の一方である押圧部材27は、スクリーン部21の幅方向について、一対の係合ブロックの一方である係合ブロック23よりも内側に設けられ、フレーム部22と係合ブロック23との間に配置される。一対の押圧部材の他方である押圧部材28は、スクリーン部21の幅方向について、一対の係合ブロックの他方である係合ブロック24よりも内側に設けられ、フレーム部22と係合ブロック24との間に配置される。押圧部材27は、スクリーン部21の幅方向の外側に向かって、係合ブロック23をレール部25に押圧する。押圧部材28は、スクリーン部21の幅方向の外側に向かって、係合ブロック24をレール部26に押圧する。ある一例では、押圧部材27,28は、バネを備える部材である。
【0019】
一対のレール部25,26は、スクリーン部21の繰り出し方向に沿って延設される。一対のレール部25,26は、スクリーン部21の幅方向について、互いに対して離れて設けられる。一対のレール部25,26のそれぞれは、クレーン操作室10の側壁11の対応する一方に設けられる。一対のレール部25,26は、スクリーン部21の幅方向について、互いに対して対向する。図3に示すように、一対のレール部25,26は、クレーン操作室10の前方側(矢印X1の示す方向側)に向かうにつれて、クレーン操作室10の高さ方向について下側(矢印H2の示す方向側)に向かう状態で配置される。一対のレール部25,26の先端部(クレーン操作室10の前方側に位置する端部)は、クレーン操作室10の前壁13の近傍に設けられる。そのため、一対のレール部25,26は、クレーン操作室10の側壁11に沿って、前壁13の近傍まで延設される。図3に示す一例では、一対のレール部25,26の先端部は、クレーン操作室10の前後方向について、天壁12の前側の端よりも前方側に設けられる。
【0020】
図4に示すように、スクリーン部21は、スクリーン部21の幅方向に沿って延設される支持線30を備える。支持線30は、一対の端部31を備える。一対の端部31のそれぞれは、スクリーン部21の幅方向について支持線30の外側の端に設けられる。一対の端部31のそれぞれは、一対のレール部25,26の対応する一方に配置される。図4の一例では、一対の端部31のそれぞれは、後述する一対のレール部25,26の内部空洞Vの対応する一方に配置される。また、スクリーン部21には、複数の支持線30が備えられる。ある一例では、スクリーン部21は、繰り出し方向に沿って最も繰り出された状態で、支持線30が以下のように配置される。すなわち、最も繰り出された状態において、スクリーン部21の繰り出し方向側(クレーン操作室10の前方側)の部位における隣り合う支持線30同士の間隔は、スクリーン部21の繰り出し方向とは反対側(クレーン操作室10の後方側)の部位における隣り合う支持線30同士の間隔と比べて小さい。
【0021】
図5に示すように、一対のレール部25,26のそれぞれは、上壁32と、下壁33と、側壁34と、一対の挿入片35,36と、を備える。上壁32は、フレーム部22の厚さ方向の一方側(矢印D1で示す方向側)に設けられる。下壁33は、フレーム部22の厚さ方向について上壁32とは離れた状態で、フレーム部22の厚さ方向について上壁32とは反対側(矢印D2で示す方向側)に設けられる。側壁34は、スクリーン部21の幅方向について、上壁32及び下壁33に対して外側に設けられる。側壁34は、スクリーン部21の幅方向の外側から、上壁32及び下壁33に接続される。側壁34は、フレーム部22の厚さ方向について、上壁32から下壁33まで延設される。上壁32、下壁33及び側壁34は、スクリーン部21の繰り出し方向(引き戻し方向)に沿って、一対のレール部25,26の対応する一方の先端部と、一対のレール部25,26の対応する一方の先端部とは反対側の後端部との間で、延設される。
【0022】
一対のレール部25,26のそれぞれでは、上壁32、下壁33及び側壁34により、対応する内部空洞Vが既定される。一対のレール部25,26のそれぞれでは、上壁32が、フレーム部22の厚さ方向について、内部空洞Vを間に挟んで下壁33と対向する。内部空洞Vは、スクリーン部21の繰り出し方向に沿って、一対のレール部25,26の対応する一方の先端部と、一対のレール部25,26の対応する一方の後端部との間に形成される。
【0023】
一対の挿入片の一方である挿入片35は、スクリーン部21の幅方向の内側から、上壁32に接続される。挿入片35は、フレーム部22の厚さ方向について下壁33が位置する側(矢印D2で示す方向側)へ、上壁32に対して折り曲げられる。挿入片35では、スクリーン部21の厚さ方向について上壁32に接続される側とは反対側の端に、突出部37が形成される。突出部37は、スクリーン部21の幅方向の外側へ挿入片35から突出する。すなわち、突出部37は、側壁34に向かって突出する。挿入片35は、スクリーン部21の繰り出し方向から視て、L字状又は略L字状に形成される。
【0024】
一対の挿入片の他方である挿入片36は、スクリーン部21の幅方向の内側から、下壁33に接続される。挿入片36は、フレーム部22の厚さ方向について上壁32が位置する側(矢印D1で示す方向側)へ、下壁33に対して折り曲げられる。挿入片36では、スクリーン部21の厚さ方向について下壁33に接続される側とは反対側の端に、突出部38が形成される。突出部38は、スクリーン部21の幅方向の外側へ挿入片36から突出する。すなわち、突出部38は、側壁34に向かって突出する。挿入片36は、スクリーン部21の繰り出し方向から視て、L字状又は略L字状に形成される。
【0025】
一対の挿入片35,36は、フレーム部22の厚さ方向について、互いに対して接触しない。すなわち、一対の挿入片35,36の間には、隙間Sが形成される。隙間Sは、スクリーン部21の繰り出し方向に沿って、一対のレール部25,26の対応する一方の先端部と、一対のレール部25,26の対応する一方の後端部との間に形成される。内部空洞Vは、隙間Sにより内部空洞Vの外部と連通する。すなわち、内部空洞Vは、隙間Sを介して、スクリーン部21の幅方向の内側へ開口する。
【0026】
図5に示すように、一対の係合ブロック23,24のそれぞれは、第1のブロック部39、第2のブロック部40、中継部41を備える。第1のブロック部39は、内部空洞Vに移動できる状態で配置される。第2のブロック部40は、スクリーン部21の幅方向について、一対の挿入片35,36に対して第1のブロック部39とは反対側に配置される。中継部41は、スクリーン部21の幅方向について、第1のブロック部39と第2のブロック部40との間に配置される。中継部41は、第1のブロック部39と第2のブロック部40とを、一緒に移動できる状態で中継する。中継部41は、フレーム部22の厚さ方向について、一対の挿入片35,36の間、すなわち隙間Sに配置される。
【0027】
スクリーン部21の幅方向について、第1のブロック部39と第2のブロック部40との間には、一対の凹部42,43が形成される。一対の凹部42,43は、スクリーン部21の繰り出し方向に沿って形成される。一対の凹部42,43は、フレーム部22の厚さ方向について内側へ凹むとともに、互いに対して離れて形成される。一対の凹部の一方である凹部42は、フレーム部22の厚さ方向の一方側(矢印D2で示す方向側)へ凹む。一対の凹部の他方である凹部43は、フレーム部22の厚さ方向について凹部42が凹む側とは反対側(矢印D1で示す方向側)へ凹む。そのため、フレーム部22の厚さ方向について、中継部41の寸法は、第1のブロック部39の寸法より小さいとともに、第2のブロック部40の寸法より小さい。一対の係合ブロック23,24のそれぞれは、スクリーン部21の繰り出し方向から視て、H字状又は略H字状に形成される。一対のレール部25,26のそれぞれでは、挿入片35が、一対の係合ブロック23,24の対応する一方の凹部42に配置されるとともに、挿入片36が、一対の係合ブロック23,24の対応する一方の凹部43に配置される。そして、挿入片35が凹部42と係合するとともに、挿入片36が凹部43と係合する。
【0028】
図6は、図5に示すサンシェード装置の一部を拡大して示す概略図である。図6においても図3~5と同様に、スクリーン部21の繰り出し方向(引き戻し方向)、スクリーン部21の幅方向、及びフレーム部22の厚さ方向が規定される。
【0029】
一対のレール部25,26のそれぞれにおいて、挿入片35は、側面44及び内端面45を備える。側面44は、スクリーン部21の幅方向について内側を向く。挿入片35では、側面44により、スクリーン部21の幅方向について内側の端が形成される。内端面45は、フレーム部22の厚さ方向について内側を向く。挿入片35では、内端面45により、フレーム部22の厚さ方向について内側の端が形成される。また、挿入片36は、側面46及び内端面47を備える。側面46は、スクリーン部21の幅方向について内側を向く。挿入片36では、側面46により、スクリーン部21の幅方向について内側の端が形成される。内端面47は、フレーム部22の厚さ方向について内側を向く。挿入片36では、内端面47により、フレーム部22の厚さ方向について内側の端が形成される。
【0030】
一対の係合ブロック23,24のそれぞれにおいて、第1のブロック部39は、外端面48,49及び側面50,51を備える。第1のブロック部39では、外端面48により、フレーム部22の厚さ方向の一方側(矢印D1の示す方向側)の端が形成されるとともに、外端面49により、フレーム部22の厚さ方向について外端面48とは反対側(矢印D2の示す方向側)の端が形成される。側面50,51は、スクリーン部21の幅方向について内側を向く。第1のブロック部39では、側面50,51により、スクリーン部21の幅方向について内側の端が形成される。側面50では、フレーム部22の厚さ方向について外側の端が、スクリーン部21の幅方向について外端面48の内側の端と接続される。側面51では、フレーム部22の厚さ方向について外側の端が、スクリーン部21の幅方向について外端面49の内側の端と接続される。
【0031】
一対の係合ブロック23,24のそれぞれにおいて、第2のブロック部40は、外端面52,53及び側面54,55を備える。第2のブロック部40では、外端面52により、フレーム部22の厚さ方向の一方側(矢印D1の示す方向側)の端が形成されるとともに、外端面53により、フレーム部22の厚さ方向について外端面52とは反対側(矢印D2の示す方向側)の端が形成される。側面54,55は、スクリーン部21の幅方向について外側を向く。第2のブロック部40では、側面54,55により、スクリーン部21の幅方向について外側の端が形成される。側面54では、フレーム部22の厚さ方向について外側の端が、スクリーン部21の幅方向について外端面52の外側の端と接続される。側面55では、フレーム部22の厚さ方向について外側の端が、スクリーン部21の幅方向について外端面53の外側の端と接続される。
【0032】
一対の係合ブロック23,24のそれぞれにおいて、中継部41は、外端面56,57を備える。中継部41では、外端面56により、フレーム部22の厚さ方向の一方側(矢印D1の示す方向側)の端が形成される。外端面56は、スクリーン部21の幅方向について、第1のブロック部39の側面50から第2のブロック部40の側面54まで延設される。外端面56では、スクリーン部21の幅方向について外側の端が、フレーム部22の厚さ方向についての側面50の内側の端と接続される。外端面56では、スクリーン部21の幅方向について内側の端が、フレーム部22の厚さ方向について側面54の内側の端と接続される。すなわち、側面50、外端面56及び側面54がこの順に接続される。そして、側面50、外端面56及び側面54が、凹部42を形成する。言い換えると、スクリーン部21の幅方向について側面50と側面54との間には、凹部42が形成される。ここで、外端面56が、凹部42の底面となる。そして、凹部42では、側面50が、スクリーン部21の幅方向について外側の外側面となり、側面54が、スクリーン部21の幅方向について内側の内側面となる。
【0033】
中継部41では、外端面57により、フレーム部22の厚さ方向について外端面56とは反対側(矢印D2で示す方向側)の端が形成される。外端面57は、スクリーン部21の幅方向について、第1のブロック部39の側面51から第2のブロック部40の側面55まで延設される。外端面57では、スクリーン部21の幅方向について外側の端が、フレーム部22の厚さ方向について側面51の内側の端と接続される。外端面57では、スクリーン部21の幅方向について内側の端が、フレーム部22の厚さ方向について側面55の内側の端と接続される。すなわち、側面51、外端面57及び側面55がこの順に接続される。そして、側面51、外端面57及び側面55が、凹部43を形成する。言い換えると、スクリーン部21の幅方向について側面51と側面55との間には、凹部43が形成される。ここで、外端面57が、凹部43の底面となる。そして、凹部43では、側面51が、スクリーン部21の幅方向について外側の外側面となり、側面55が、スクリーン部21の幅方向について内側の内側面となる。
【0034】
本実施形態のサンシェード装置20では、挿入片35が凹部42に配置され、挿入片36が凹部43に配置される。この状態において、スクリーン部21の幅方向の内側に向かう力が係合ブロック23(24)に加えられると、第1のブロック部39と、挿入片35の突出部37及び/又は挿入片36の突出部38とが接触する。すなわち、側面(凹部42の外側面)50がスクリーン部21の幅方向の外側から突出部37に接触するか、及び/又は、側面(凹部43の外側面)51がスクリーン部21の幅方向の外側から突出部38に接触する。また、スクリーン部21の幅方向の外側に向かう力が係合ブロック23(24)に加えられると、第2のブロック部40と、挿入片35及び/又は挿入片36が接触する。すなわち、側面(凹部42の内側面)54がスクリーン部21の幅方向の内側から挿入片35の側面44に接触するか、及び/又は、側面(凹部43の内側面)55がスクリーン部21の幅方向の内側から挿入片36の側面46に接触する。このように接触すると、係合ブロック23(24)は、前述の接触箇所から、スクリーン部21の幅方向について外側又は内側へ向かう力(抗力)を受ける。これにより、スクリーン部21の幅方向について、係合ブロック23(24)の移動範囲が最小限に制限される。このように、側面50及び側面54は挿入片35と協働して、係合ブロック23(24)のスクリーン部21の幅方向についての移動範囲を制限する。また、側面51及び側面55は挿入片36と協働して、係合ブロック23(24)のスクリーン部21の幅方向についての移動範囲を制限する。
【0035】
本実施形態では、クレーン操作室10の室内において、サンシェード装置20は、一対のレール部25,26により、クレーン操作室10の高さ方向の上側に取り付けられる。サンシェード装置20では、スクリーン部21の繰り出し方向に向かう力がフレーム部22に加えられると、フレーム部22はスクリーン部21の繰り出し方向側へ移動する。すなわち、フレーム部22は、外力が加えられる取手として機能する。外力は、例えば、クレーン1を使用する作業者が加える。フレーム部22は、前述のように第2のブロック部40に接続される。係合ブロック23,24は、レール部25,26をフレーム部22とともに移動できる状態で取り付けられる。これにより、フレーム部22に対して前述のように外力が加えられると、係合ブロック23,24は、フレーム部22と一緒にレール部25,26に沿って移動する。すなわち、係合ブロック23,24及びフレーム部22は、クレーン操作室10の前後方向へ移動する。
【0036】
本実施形態では、係合ブロック23(24)は、押圧部材27(28)により、レール部25(26)の挿入片35,36に押圧される状態で、レール部25(26)に係合される。係合ブロック23(24)は、押圧部材27(28)から、スクリーン部21の幅方向の外側に向かう力を受ける。これにより、第2のブロック部の側面54が挿入片35の側面44に当接し、第2のブロック部の側面55が挿入片36の側面46に当接する。このような状態では、例えば、前述のようにスクリーン部21の繰り出し方向に沿ってフレーム部22に加えられる外力がなくなると、係合ブロック23,24及びフレーム部22は、レール部25,26に対して停止する。そのため係合ブロック23,24及びフレーム部22は、レール部25,26のいずれの位置においても停止できる。そして、再びスクリーン部21の繰り出し方向に沿ってフレーム部22に外力が加えられると、係合ブロック23,24及びフレーム部22は、レール部25,26に対して移動する。そのため、係合ブロック23,24及びフレーム部22は、レール部25,26のいずれの位置においても移動を開始できる。
【0037】
本実施形態のサンシェード装置20では、スクリーン部21の繰り出し方向に沿う外力がフレーム部22に加えられると、フレーム部22はクレーン操作室10の前方側へ移動する。係合ブロック23,24は、前述のようにして移動することで、レール部25,26の先端部まで移動することができる。係合ブロック23,24がレール部25,26の先端部に位置する状態では、スクリーン部21は、スクリーン部21の繰り出し方向に沿ってスクリーン収納部29から最も引き出された状態である。また、サンシェード装置20では、スクリーン部21の引き戻し方向(巻き取り方向)に沿う外力がフレーム部22に加えられると、係合ブロック23,24及びフレーム部22はクレーン操作室10の後方側へ移動する。係合ブロック23,24は、前述のようにして移動することで、レール部25,26の後端部まで移動することができる。係合ブロック23,24がレール部25,26の後端部に位置する状態では、スクリーン部21は、スクリーン収納部29にほとんど収納されている。このようにして、サンシェード装置20では、スクリーン部21の繰り出し量(引き戻し量)を調整する。
【0038】
本実施形態のサンシェード装置20では、前述のようにしてスクリーン部21の繰り出し量を調整することで、スクリーン部21が、クレーン操作室10の室内において、天窓部15を覆う。天窓部15は、スクリーン部21によって完全に覆われてもよく、天窓部15の一部が覆われてもよい。また、レール部25,26の先端部が、クレーン操作室10の前後方向について天壁12の前側の端よりも、前方側に配置される。そのため、係合ブロック23,24がレール部25,26の先端部に位置する場合、スクリーン部21は、前壁13に設けられる前窓部16の一部を覆う。この状態では、スクリーン部21は、天壁12の天窓部15を覆うサンシェードとして機能するとともに、前壁13に設けられる前窓部16の一部(上部)を覆うサンバイザとして機能する。
【0039】
本実施形態のサンシェード装置20では、スクリーン部21の先端部が、フレーム部22に接続される。係合ブロック23,24は、スクリーン部21の幅方向についてフレーム部22の外端に接続され、フレーム部22の厚さ方向について内側へ凹む凹部42,43を備える。レール部25,26は、係合ブロック23,24の凹部42,43に挿入される挿入片35,36を備え、挿入片35,36が凹部42,43に挿入されることにより、レール部25,26は係合ブロック23,24と係合する。押圧部材27,28は、係合ブロック23,24をスクリーン部21の幅方向の外側へ押圧し、凹部42,43の側面(内側面)54,55をレール部25,26の挿入片35,36に当接させる。このように構成されるため、フレーム部22に外力が加えられると、前述のようにして、係合ブロック23,24がスクリーン部21の繰り出し方向に沿って移動する。また、フレーム部22に外力が加えられなくなると、前述のようにして、係合ブロック23,24がレール部25,26に対して移動を停止する。そのため、フレーム部22に外力を加えることで係合ブロック23,24の位置を調整できるとともに、スクリーン部21の繰り出し量(引き戻し量)を適切に調整することができる。よって、スクリーンの繰り出し及び引き戻しがスムーズになされるとともに、レールから外れにくくなり、スクリーンの繰り出し及び引き戻しに伴う作業効率を向上させることができる。
【0040】
本実施形態のサンシェード装置20では、レール部25,26の内部空洞Vに第1のブロック部39が配置される。第2のブロック部40は、スクリーン部21の幅方向について、挿入片35,36に対して第1のブロック部39とは反対側に配置される。中継部41は、第1のブロック部39及び第2のブロック部40が一緒に移動できる状態で接続する。これにより、前述のようにスクリーン部21の繰り出し方向を向く力がフレーム部22に加えられた場合、係合ブロック23,24がレール部25,26から外れることが抑制される。
【0041】
本実施形態のサンシェード装置20では、係合ブロック23,24のスクリーン部21の繰り出し方向に沿う寸法が、フレーム部22のスクリーン部21の繰り出し方向に沿う寸法より大きいことが好ましい。これにより、前述のように外力を加えてフレーム部22を移動させる場合、フレーム部22のどの位置に外力を加えても、フレーム部22はスクリーン部21の幅方向に対してずれにくくなる。よって、スクリーンの繰り出し及び引き戻しがスムーズになされるとともに、レールから外れにくくなり、スクリーンの繰り出し及び引き戻しに伴う作業効率をさらに向上させることができる。
【0042】
本実施形態のサンシェード装置20では、レール部25,26が、スクリーン部21の幅方向について、フレーム部22の外側に配置される一対のレール部25,26であってもよい。また、スクリーン部21は、一対のレール部25,26の間で延設される支持線30を備えてもよい。これによりスクリーン部21が、フレーム部22の厚さ方向について支持線30により支持される。そのため、スクリーン部21が、クレーン操作室10の高さ方向について垂れ下がる量を減少させることができる。よって、スクリーンの繰り出し及び引き戻しがスムーズになされるとともに、レールから外れにくくなり、スクリーンの繰り出し及び引き戻しに伴う作業効率を一層向上させることができる。
【0043】
本実施形態のサンシェード装置20では、支持線30の端部31は、レール部25,26の隙間Sに挿入されていることが好ましい。これにより、スクリーン部21が、クレーン操作室10の高さ方向について下側に垂れ下がる量をさらに減少させることができる。よって、スクリーンの繰り出し及び引き戻しがスムーズになされるとともに、レールから外れにくくなり、スクリーンの繰り出し及び引き戻しに伴う作業効率をさらに向上させることができる。
【0044】
なお、変形例として、サンシェード装置20では、押圧部材が片側のみ設けられもよい。また、係合構成は片側だけであってもよい。
【0045】
本実施形態のサンシェード装置20では、スクリーン部21が最も繰り出された状態では、スクリーン部21の繰り出し方向側の部位における隣り合う支持線30同士の間隔は、スクリーン部21の繰り出し方向と反対側の部位における隣り合う支持線30同士の間隔と比べて小さいことが好ましい。これにより、クレーン操作室10の前方側に配置されるスクリーン部21の部位が、クレーン操作室10の高さ方向について下側に垂れ下がる量をさらに減少させることができる。よって、スクリーンの位置調整がさらにスムーズになされるとともに、レールから外れにくくなり、スクリーンの繰り出し及び引き戻しに伴う作業効率をさらに一層向上させることができる。
【0046】
なお、本願発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々に変形することが可能である。また、各実施形態は可能な限り適宜組み合わせて実施してもよく、その場合組み合わせた効果が得られる。更に、上記実施形態には種々の段階の発明が含まれており、開示される複数の構成要件における適当な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。
【符号の説明】
【0047】
10…クレーン操作室、16…前窓部、20…サンシェード装置、21…スクリーン部、21…スクリーン部、22…フレーム部、23,24…係合ブロック、25,26…レール部、27,28…押圧部材、30…支持線、35,36…挿入片、42,43…凹部、44,46,54,55…側面。
図1
図2
図3
図4
図5
図6