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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022030349
(43)【公開日】2022-02-18
(54)【発明の名称】音声入力装置
(51)【国際特許分類】
   H04R 1/02 20060101AFI20220210BHJP
   A62B 18/02 20060101ALI20220210BHJP
   H04R 1/08 20060101ALI20220210BHJP
   H04R 1/06 20060101ALI20220210BHJP
【FI】
H04R1/02 107
A62B18/02 Z
H04R1/08
H04R1/06 320
【審査請求】有
【請求項の数】6
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020134317
(22)【出願日】2020-08-07
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-05-12
【新規性喪失の例外の表示】特許法第30条第2項適用申請有り 株式会社日本工業新聞社、フジサンケイビジネスアイ(Fuji Sankei Business i.)、令和2年6月29日発行 ニューヨーク・タイムズ・カンパニー(The New York Times Company)、ニューヨーク・タイムズ(The New York Times)、令和2年7月28日発行
(71)【出願人】
【識別番号】520248667
【氏名又は名称】ドーナッツロボティクス株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100160990
【弁理士】
【氏名又は名称】亀崎 伸宏
(74)【代理人】
【識別番号】100200713
【弁理士】
【氏名又は名称】前田 健一
(72)【発明者】
【氏名】小野 泰助
【テーマコード(参考)】
2E185
5D017
【Fターム(参考)】
2E185AA07
5D017BC05
(57)【要約】
【課題】プリーツの有無に関係なくマスクに取付け可能で、かつ、マスクへの取付け及びマスクからの取外しが容易な音声入力装置を提供する。
【解決手段】音声入力装置1は、顔への装着時に口及び鼻を覆うマスク本体M1と、このマスク本体M1の左右の両脇のそれぞれに設けられ、顔への装着時に左右の両耳のそれぞれに引っ掛けられる左右一対の紐S1,S2と、を備えているマスクMSに取り付けられ、スマートフォンと無線で通信することでスマートフォンに音声信号を入力する。この音声入力装置1は、マスク本体M1を覆う装置本体2を備え、この装置本体2は、当該装置本体2の左右の両脇のそれぞれに、左右一対の紐S1,S2のそれぞれが挿通される挿通部40,50を有している。
【選択図】図4

【特許請求の範囲】
【請求項1】
顔への装着時に口及び鼻を覆うマスク本体と、前記マスク本体の左右の両脇のそれぞれに設けられ、顔への装着時に左右の両耳のそれぞれに引っ掛けられる左右一対の引掛け部と、を備えているマスクに取り付けられた上で顔に装着され、電子機器と無線で通信することで前記電子機器に音声信号を入力する音声入力装置であって、
前記マスク本体を覆う装置本体を備え、
前記装置本体は、該装置本体の左右の両脇のそれぞれに、前記左右一対の引掛け部のそれぞれが挿通される挿通部を有していることを特徴とする
音声入力装置。
【請求項2】
前記装置本体は、前記マスク本体を模した形状を有していることを特徴とする
請求項1に記載の音声入力装置。
【請求項3】
前記装置本体は、顔を包み込むような、厚みを有している曲面を含んでいることを特徴とする
請求項1又は2に記載の音声入力装置。
【請求項4】
前記装置本体は、少なくとも一部が湾曲可能であることを特徴とする
請求項1~3のいずれかに記載の音声入力装置。
【請求項5】
前記装置本体は、前記マスク本体を介して口に面する位置に通気孔を有していることを特徴とする
請求項1~4のいずれかに記載の音声入力装置。
【請求項6】
前記装置本体は、
それぞれが、マイクロフォン及び無線通信部を収容可能とする筐体からなり、前記左右一対の挿通部を有している左右一対の本体側方部材と、
湾曲可能で、かつ、厚みを有している曲面からなり、前記左右一対の本体側方部材を互いに連結している本体中央部材と、を備えていることを特徴とする
請求項1~5のいずれかに記載の音声入力装置。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マスクに取り付けられる音声入力装置に関する。
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、スマートフォンやタブレット等の携帯情報端末に対して音声信号の入力を行ういくつかの音声入力装置が開示されている。これらの音声入力装置は、「装着者の口を覆うように装着された、可撓性を備えるマスクに沿って延在し、前記マスクを前記装着者の口から離間させるフレームと、前記フレームに支持され、前記装着者の発する音声を検出し音声信号に変換して出力する音声検出装置と、前記フレームに支持され、前記音声検出装置から出力された音声信号を外部に送信する送信装置とを有し、前記フレームは、前記音声検出装置を前記装着者の口から離間した位置に支持する」ものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2017-050594号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に開示されている多くの音声入力装置は、不織布マスクのようにプリーツを有するマスクにのみ取付け可能であり、布マスクのようにプリーツを有さないマスクには取付け不能である。また、特許文献1には、布マスクのようにプリーツを有さないマスクに取付け可能な音声入力装置も開示されているが、当該音声入力装置は、留め具や固定具を必要とするものであり、マスクへの取付け及びマスクからの取外しが容易ではない。さらに、特許文献1には、マスクに取り付けずにマスクと一緒に使用する音声入力装置も開示されているが、当該音声入力装置は、両耳に掛けるフレームを必要とするものであり、マスクと一体に取り扱うことができない。
【0005】
本発明は、上記課題を鑑みてなされたものであり、プリーツの有無に関係なくマスクに取付け可能で、かつ、マスクへの取付け及びマスクからの取外しが容易な音声入力装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明は、顔への装着時に口及び鼻を覆うマスク本体と、前記マスク本体の左右の両脇のそれぞれに設けられ、顔への装着時に左右の両耳のそれぞれに引っ掛けられる左右一対の引掛け部と、を備えているマスクに取り付けられた上で顔に装着され、電子機器と無線で通信することで前記電子機器に音声信号を入力する音声入力装置であって、前記マスク本体を覆う装置本体を備え、該装置本体の左右の両脇のそれぞれに、前記左右一対の引掛け部のそれぞれが挿通される挿通部を有していることを特徴とする音声入力装置である。
【0007】
上記発明によれば、マスクにおける左右一対の引掛け部のそれぞれを左右一対の挿通部に挿通するだけで、プリーツの有無に関係なくマスクに取付け可能であり、マスクへの取付けが容易である。そして、上記発明によれば、マスクへ取り付けられている音声入力装置は、マスクにおける左右一対の引掛け部のそれぞれが左右一対の挿通部に挿通されているだけであるので、マスクからの取外しが容易である。また、上記発明によれば、マスクに取り付けた上で顔に装着した時に、装置本体がマスク本体を覆うことになるので、傍から見て、音声入力装置を装着していることが容易に把握することができる。
【0008】
(2)本発明はまた、前記装置本体は、前記マスク本体を模した形状を有していることを特徴とする上記(1)に記載の音声入力装置である。
【0009】
上記発明によれば、装置本体が、マスク本体を模した形状を有しているので、マスクに取り付けた上で顔に装着した時に、傍から見て、違和感がない。
【0010】
(3)本発明はまた、前記装置本体は、顔を包み込むような、厚みを有している曲面を含んでいることを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の音声入力装置である。
【0011】
上記発明によれば、装置本体が、顔を包み込むような、厚みを有している曲面を含んでいるので、マスクに取り付けた上で顔に装着した時に、マスク及び顔にフィットさせることができる。
【0012】
(4)本発明はまた、前記装置本体は、少なくとも一部が湾曲可能であることを特徴とする上記(1)~(3)のいずれかに記載の音声入力装置である。
【0013】
上記発明によれば、装置本体が、少なくとも一部が湾曲可能であるので、マスクに取り付けた上で顔に装着した時に、マスク及び顔にフィットさせることができる。
【0014】
(5)本発明はまた、前記装置本体は、前記マスク本体を介して口に面する位置に通気孔を有していることを特徴とする上記(1)~(4)のいずれかに記載の音声入力装置である。
【0015】
上記発明によれば、装置本体が、マスク本体を介して口に面する位置に通気孔を有しているので、呼吸を阻害せず、かつ、声を遮断することがない。
【0016】
(6)本発明はまた、前記装置本体は、それぞれが、マイクロフォン及び無線通信部を収容可能とする筐体からなり、前記左右一対の挿通部を有している左右一対の本体側方部材と、湾曲可能で、かつ、厚みを有している曲面からなり、前記左右一対の本体側方部材を互いに連結している本体中央部材と、を備えていることを特徴とする上記(1)~(5)のいずれかに記載の音声入力装置である。
【0017】
上記発明によれば、装置本体が、湾曲可能で、かつ、厚みを有している曲面からなる本体中央部材を備えているので、マスクに取り付けた上で顔に装着した時に、マスク及び顔にフィットさせることができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明の上記(1)~(6)に記載の音声入力装置によれば、プリーツの有無に関係なくマスクに取付け可能で、かつ、マスクへの取付け及びマスクからの取外しが容易である。
【図面の簡単な説明】
【0019】
図1】本発明の実施形態に係る音声入力装置の正面図である。
図2図1に示す音声入力装置の外観斜視図である。
図3図1に示す音声入力装置及びスマートフォンの機能ブロック図である。
図4図1に示す音声入力装置がマスクに取り付けられた状態を表す使用状態図である。
図5図1に示す音声入力装置がマスクに取り付けられた上で顔に装着された状態を表す使用状態図である。
【発明を実施するための形態】
【0020】
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る音声入力装置について詳細に説明する。
【0021】
まず、図1図5を用いて、音声入力装置1の構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係る音声入力装置1の正面図である。図2は、図1に示す音声入力装置1の外観斜視図である。図3は、図1に示す音声入力装置1及びスマートフォンSPの機能ブロック図である。図4は、図1に示す音声入力装置1がマスクMSに取り付けられた状態を表す使用状態図である。図5は、図1に示す音声入力装置1がマスクMSに取り付けられた上で顔に装着された状態を表す使用状態図である。
【0022】
図1図5に示す音声入力装置1は、オンライン化及びデジタル化が急速に進む世界における新しいコミュニケーションデバイスである。この音声入力装置1は、マスク型のデバイスであり、マスクMSに取り付けられた上で顔に装着され、外部の電子機器と無線で通信することで当該電子機器に音声信号を入力する。
【0023】
マスクMSとしては、家庭用マスクが想定されるが、医療用マスク及び産業用マスク等、他のマスクが除外されることはない。家庭用マスクとしては、ガーゼマスクと呼ばれる平型マスク、及び不織布マスクと呼ばれるプリーツ型マスクが想定されるが、いわゆる立体型マスク等、他のマスクが除外されることはない。具体的に、マスクMSは、マスク本体M1と、左右一対の紐(引掛け部)S1,S2と、を備えている。マスク本体M1は、顔への装着時に口及び鼻を覆う。左右一対の紐S1,S2は、マスク本体M1の左右の両脇のそれぞれに設けられ、顔への装着時に左右の両耳のそれぞれに引っ掛けられる。
【0024】
外部の電子機器としては、スマートフォンSP及びタブレット端末等が想定されるが、ゲーム端末及びテレビ受像機等、他の電子機器が除外されることはない。また、外部の電子機器としては、音声入力装置1を装着した者が使用する電子機器であってもよいし、音声入力装置1を装着した者とコミュニケーションをとる相手が使用する電子機器であってもよい。無線通信の規格としては、Bluetooth(登録商標)が想定されるが、赤外線通信等、他の無線通信の規格が除外されることはない。
【0025】
音声信号が入力された外部の電子機器では、例えば、音声を文字にすること、別の言語(例えば、音声が日本語の場合、次の8か国語(英語、中国語、フランス語、韓国語、インドネシア語、タイ語、スペイン語、ベトナム語))に翻訳すること、議事録を作成すること等、音声に関するあらゆることを実現する。当然のこととして、音声入力装置1によれば、本出願人が開発したロボットに音声信号を入力することで、当該ロボットに指示を出すことができる。現在の音声入力装置1及び外部の電子機器においては、音と文字のみが取り扱われるが、今後は、画像系(AR及びVR等)への発展が見込まれる。
【0026】
具体的に、音声入力装置1は、装置本体2と、マイクロフォン6と、無線通信部7と、電源8と、を備えている。
【0027】
装置本体2は、マスク本体M1を模した形状を有していて、マスク本体M1の全体を外側(前方側)から覆うものであり、当該装置本体2の左右の両脇のそれぞれに、左右一対の紐S1,S2のそれぞれが挿通される挿通部40,50を有している。具体的に、装置本体2は、本体中央部材3と、左右一対の本体側方部材4,5と、を備えている。
【0028】
本体中央部材3は、湾曲可能で、かつ、顔を包み込むような、厚みを有している曲面からなり、左右一対の本体側方部材4,5を互いに連結している。この本体中央部材3は、マスク本体M1を介して口に面する位置に多数の通気孔30を有している。このような本体中央部材3は、例えば、シリコーン製である。
【0029】
左右一対の本体側方部材4,5は、それぞれが、マイクロフォン6、無線通信部7及び電源8を収容可能とする筐体からなり、左右一対の挿通部40,50を有している。左右一対の挿通部40,50は、それぞれ、縁に沿って縦に延びているスリットであり、当該左右一対の挿通部40,50には、左右一対の紐S1,S2のそれぞれが挿通される。なお、スリットである左右一対の挿通部40,50は、それらの中間部分のそれぞれに切欠き部(図示省略)を設け、それらの切欠き部から左右一対の紐S1,S2が左右一対の挿通部40,50に装着されたり、それらの切欠き部から、左右一対の挿通部40,50に挿通されている左右一対の紐S1,S2が脱離されたりするようにしてもよい。右側の本体側方部材4は、外側の上方に電源ボタン41を有していると共に、マイクロフォン6、無線通信部7及び電源8を収容している。左側の本体側方部材5は、中が空である。このような左右一対の本体側方部材4,5は、例えば、プラスチック製である。
【0030】
マイクロフォン6は、音声を音声信号(電気信号)に変換して、その音声信号を無線通信部7に送信する。無線通信部7は、スマートフォンSPと無線で通信することで、当該スマートフォンSPに音声信号を入力する。電源8は、電源ボタン41の操作でオン及びオフが切り換えられ、オンの場合に、マイクロフォン6及び無線通信部7に電力を与える。この電源8は、ボタン電池等の交換可能な電池でもよいし、充電可能なバッテリでもよい。
【0031】
このように、上述した音声入力装置1は、顔への装着時に口及び鼻を覆うマスク本体M1と、マスク本体M1の左右の両脇のそれぞれに設けられ、顔への装着時に左右の両耳のそれぞれに引っ掛けられる左右一対の紐S1,S2と、を備えているマスクMSに取り付けられた上で顔に装着され、スマートフォンSPと無線で通信することでスマートフォンSPに音声信号を入力する。この音声入力装置1は、マスク本体M1を覆う装置本体2を備え、装置本体2は、当該装置本体2の左右の両脇のそれぞれに、左右一対の紐S1,S2のそれぞれが挿通される挿通部40,50を有している。
【0032】
したがって、上述した音声入力装置1によれば、マスクMSにおける左右一対の紐S1,S2のそれぞれを左右一対の挿通部40,50に挿通するだけで、プリーツの有無に関係なくマスクMSに取付け可能であり、マスクMSへの取付けが容易である。そして、上記発明によれば、マスクMSへ取り付けられている音声入力装置1は、マスクMSにおける左右一対の紐S1,S2のそれぞれが左右一対の挿通部40,50に挿通されているだけであるので、マスクMSからの取外しが容易である。また、上記発明によれば、マスクMSに取り付けた上で顔に装着した時に、装置本体2がマスク本体M1を覆うことになるので、傍から見て、音声入力装置1を装着していることが容易に把握することができる。
【0033】
また、上述した音声入力装置1において、装置本体2は、マスク本体M1を模した形状を有している。
【0034】
したがって、上述した音声入力装置1によれば、装置本体2が、マスク本体M1を模した形状を有しているので、マスクMSに取り付けた上で顔に装着した時に、傍から見て、違和感がない。
【0035】
また、上述した音声入力装置1において、装置本体2は、顔を包み込むような、厚みを有している曲面を含んでいる。
【0036】
したがって、上述した音声入力装置1によれば、装置本体2が、顔を包み込むような、厚みを有している曲面を含んでいるので、マスクMSに取り付けた上で顔に装着した時に、マスクMS及び顔にフィットさせることができる。
【0037】
また、上述した音声入力装置1において、装置本体2は、少なくとも一部が湾曲可能である。
【0038】
したがって、上述した音声入力装置1によれば、装置本体2が、少なくとも一部が湾曲可能であるので、マスクMSに取り付けた上で顔に装着した時に、マスクMS及び顔にフィットさせることができる。
【0039】
また、上述した音声入力装置1において、装置本体2は、マスク本体M1を介して口に面する位置に通気孔30を有している。
【0040】
したがって、上述した音声入力装置1によれば、装置本体2が、マスク本体M1を介して口に面する位置に通気孔30を有しているので、呼吸を阻害せず、かつ、声を遮断することがない。
【0041】
また、上述した音声入力装置1において、装置本体2は、それぞれが、マイクロフォン6及び無線通信部7を収容可能とする筐体からなり、左右一対の挿通部40,50を有している左右一対の本体側方部材4,5と、湾曲可能で、かつ、厚みを有している曲面からなり、左右一対の本体側方部材4,5を互いに連結している本体中央部材3と、を備えている。
【0042】
したがって、上述した音声入力装置1によれば、装置本体2が、湾曲可能で、かつ、厚みを有している曲面からなる本体中央部材3を備えているので、マスクMSに取り付けた上で顔に装着した時に、マスクMS及び顔にフィットさせることができる。
【0043】
要するに、上述した音声入力装置1によれば、プリーツの有無に関係なくマスクに取付け可能で、かつ、マスクへの取付け及びマスクからの取外しが容易である。
【0044】
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、その趣旨及び技術思想を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
【符号の説明】
【0045】
1 音声入力装置
2 装置本体
3 本体中央部材
4 本体側方部材(筐体)
40 挿通部
41 電源ボタン
5 本体側方部材(筐体)
50 挿通部
6 マイクロフォン
7 無線通信部
8 電源
SP スマートフォン(電子機器)
MS マスク
M1 マスク本体
S1,S2 紐(引掛け部)
図1
図2
図3
図4
図5