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特開2022-31601ポーターブル・エアーカーテン隔壁生成器。
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022031601
(43)【公開日】2022-02-21
(54)【発明の名称】ポーターブル・エアーカーテン隔壁生成器。
(51)【国際特許分類】
   F24F 9/00 20060101AFI20220214BHJP
【FI】
F24F9/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020145052
(22)【出願日】2020-08-08
(71)【出願人】
【識別番号】515077113
【氏名又は名称】竹中 伸太郎
(72)【発明者】
【氏名】箱田 康司
(57)【要約】      (修正有)
【課題】新型コロナウイルス感染症防止策の透明硬質アクリル板、或は透明ビニールフイルムでは、気流完全停止は皆無で、上下開口部位からのエアロビクス的微細粒子混入ウイルスの漏洩による感染の危険性があり、ポーターブル・エアーカーテン隔壁生成器を提供する。
【解決手段】ポーターブル・エアーカーテン隔壁生成器の回転駆動機2の軸とフィン回転軸3が結合された横長回転フィン5は、送風機本体1の壁との間隙は加圧送風有効距離をとって、半円周形状で加圧送風開口部7を上面に一定開口部面積で設置し、上面残余間隙を狭隘として、上部面の残余面積は平面封鎖、上向きの加圧送風開口部7の開口端末は矩形箱状送風板8で囲って噴出し空気のカーテン形状維持を図り、垂直面の吸気開口部9には加圧送風開口部7と共に、安全網10が夫々装着され、又、送風機本体1の下部底板部位11の左右両端には、前後左右の傾斜維持可能な傾斜維持板12が装着される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアーカーテン造成の送風機本体(1)は、回転駆動機(2)の回転軸に直結のフィン回転軸(3)は、駆動機直結同期回転する。
フィン回転軸(3)に直結で複数のフィン装着円盤(4)には、一定角度と一定間隔で固着された複数の横長回転フィン(5)は、回転重力バランス調整されて、フィン回転軸(3)の一端を回転駆動機(2)の軸に、他の端は軸回転ベアリング(6)によって保持される。
回転駆動機(2)の軸とフィン回転軸(3)が結合された横長回転フィン(5)は、送風機本体(1)の壁との間隙は加圧送風有効距離をとって、半円周形状で加圧送風開口部(7)を上面に一定開口部面積で設置し、上面残余間隙も可能な限り狭隘として、上部面の残余面積は平面封鎖、上向きの加圧送風開口部(7)の開口端末は矩形箱状送風板(8)で囲って噴出し空気のカーテン形状維持を図り、垂直面の吸気開口部(9)には加圧送風開口部(7)と共に、危険防止で安全網(10)が夫々装着され、又、送風機本体(1)の下部底板部位(11)の左右両端には、前後左右の傾斜維持可能な傾斜維持板(12)が装着される。
エアーカーテン造成の送風機本体(1)には、回転駆動機(2)の動力電源電圧のコンセント(13)を設置することもあり、複数の送風機本体(1)設置の左右、或は直角等の連結電源に利用可能とし、電源種類は直流電源12V、24V、或は交流電源100V、200V、其の他、国別規定電圧等で、種々使用可能な機種保有の動力仕様として、回転駆動機(2)のON・OFFスイッチ(14)は、単独1基毎に装着の場合と、別途複数の一括でのON,OFF操作も可能な電源配線機種も保有とする。
エアーカーテンの送風機本体(1)の長さは300mm前後から500mm前後を標準寸法とし、其の他各種保有とし、可搬を容易に、設置、撤去、位置変え等々、多種多様な用途として使用可能として、エアーカーテンの種類も、吹上げエアーカーテン(15)のカーテン形状維持高さは実験的には最低1.5m以上で、吹き出し風両は1分間に2立方メートル前後であった。
エアーカーテンの種類は、加圧送風開口部(7)を上向きに設置して設置面から上に向かって吹き上げる吹上げエアーカーテン(15)の前後左右への面状傾斜角度は、傾斜維持板(12)の調整で傾斜エアーカーテン(16)を成形維持し、上部空間設置の送風機本体(1)から床に向かって吹き降ろす吹き降ろしエアーカーテン(17)も、又、加圧送風開口部(7)を水平に向ければ一定距離では水平方向への水平エアーカーテン(18)も自由に可能であり、同時に、水平テーブル面上設置では、直列設置と直角設置で対面及び左右両側の気流遮断等々が自由自在に可能な無障害隔壁で、時には従来の透明アクリル板隔壁開口部の気流遮断で合同設置も可能で、如何なる用途にも、設置、撤去、位置変え等、無障害物、可視可聴透視で使用可能な、ポーターブル・エアーカーテン隔壁生成器。
【請求項2】
吸気開口部(9)の開口部位に、活性炭素繊維を含む、各種濾過吸着材(19)等、高度不純物吸着濾過材装着の、クリーン・エアーカーテン隔壁造成器。
【請求項3】
吸気開口部(9)の開口部に、各種濾過吸着材(19)と共に、超極細純銅繊維ワイヤー(20)を一定量併設した、クリーン・エアーカーテン隔壁造成器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
新型コロナウイルス感染症の拡散防止で、発症前無症状感染者による咳、クシャミ、会話等々によるウイルス拡散防止目的で、常時マスク着用で飲食時での密接・密集・密閉の回避、室内換気、ソシアルディスタンス維持を含めて、対人面接等接近場所には透明アクリル板隔壁或はフイルムによる各個人間の気流遮断維持を、これらは各業界及び政府によってガイダンスで種々指示しているが、今後における新型コロナウイルス感染防止策を含めて、今後発生しうる他の感染疾病防護においても、唾液飛散、或はエアリブクス的気中感染等の防止に係わる、隣接対人防護隔壁に関するものである。
【背景技術】
【0002】
世界的蔓延の新型コロナウイルス感染症防止で、各種会議、対面折衝業種、飲食業種等々で、正面、両側に透明とは言えアクリル板等の障害物で隔壁遮断しての新型コロナウイルス感染症拡散防止を図るガイダンスは、感染拡散防止には形式的で効果は薄い。
【0003】
何故ならば、新型コロナウイルス感染症の感染拡大要素は、感染者発症前2日前後を含めたウイルス飛散による感染者急増の要因から、「貴方も私も感染者」的観点で、「ウイルス飛散防止のみ」に重点を置き、咳・クシャミによる唾液の加圧飛散の一定限度量を布マスクで吸着しても、布マスクの正面や上下左右端末から相当量ウイルスが加圧飛散しており、同時に布マスク着用で小声会話でもウイルス気中飛散は常識であり、同時に、布マスク着用でも気中飛散ウイルスは呼吸吸引通過の現状で、ソシアルディスタンス保持でも室内外共に無風状態は皆無で意味が無く、透明アクリル板等の隔壁上下左右からウイルスは気流で気中遊泳的行き来し、健常未感染者の布マスクはウイルス通過阻止効果は薄く、未感染者の呼吸吸引で感染することは歴然としており、罹患防止には程遠い。
【0004】
つまり、自己管理可能な身体消毒や布マスク着用は当然履行しても、発症前の自覚症状無き感染者によるウイルス拡散の現状から、官庁規定ガイダンスの完全履行を行っても、実験室と異なる一般生活社会環境における気流の方向性によっては気中遊泳ウイルスの阻止は不可能であり、ましてや、一般布マスク着用の未感染健常者着用の布マスクによる「ウイルス呼吸吸引阻止率」は低く、そのために、ソシアルディスタンス保持や透明アクリル板或は透明フイルムの隔壁設置を推奨しているが、実験室と異なり、一般生活環境空間で無風状態など無く、遊泳ウイルスによる感染防止効果は乏しい。
【0005】
特に、飲食業における顧客のマスク脱着行動規制履行は困難で、しかも会話は小声で、会食は4人以下でと言う自治体のガイダンスも違和感があり、健康維持と日常経済社会の両立を望むのであれば、前後左右の透明アクリル等の固体隔壁は生活的違和感から、種々問題を躍起しており、改善すべきである。
【特許文献
【非特許文献
【発明の表示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
新型コロナウイルス感染症は、接触感染と、感染者のウイルス混入唾液飛散による感染であるが、その防止策でテレワークの促進、ステイホーム、ソシアルディスタンス確保、室内換気、密閉・密接・密集の排除等々が、業界、自治体、政府関係のガイダンスで当初から変わらず、全国民が全ての環境下で常時完全履行が可能であれば感染拡大の防止もできるが、ガイダンスの全てを常時維持すれば、感染者減少しても経済社会的な崩壊も有り得ることで、医療と経済の両立遂行を熟考すれば、マスクと透明樹脂製フェイスシールドの両者の機能性向上と共に、本特許申請の「透明硬質アクリル板隔壁や透明フイルム隔壁による、咳クシャミや会話によるウイルス混入唾液の飛散防止機能性の改善を図るべきである。
【0007】
通常の透明硬質アクリル板及び透明フイルムの隔壁は、公的私的各機関の受付窓口、各種店舗のレジカウンターから会議室テーブルまで種々設置されているが、全ての透明隔壁物設置目的が、対面顔部位置での咳、クシャミ、対面会話によるウイルス混入唾液飛散防止策のみで、重要なエアロビクスウイルス飛散による感染防止には無頓着であり、冷暖房気流を含めて、種々の気流変化は必然的存在しており、透明アクリル板等隔壁の下部、上部の開口部位が有る限り、超微細気中遊泳ウイルスの対応処置がなされず、隔壁による感染防止効果は半減し、効果は薄い。
【0008】
感染力が最も大きな環境は、飲食を含む会食である事は歴然としており、マスク撤去で飲食は常識で、無言の会食など有る筈が無く、アルコールが入れば生理的に声も大きくなり、近距離会話でウイルス飛散度も多く、テーブル中央に透明アクリル板隔壁設置などあるはずが無く、対面着席を避けて斜め向かいに着席しても当人同氏会話は顔を見ての会話は常識、その会話は透明フイルム隔壁でも上下下部開口部位からの飛散ウイルス流動による感染は常識で、透明アクリル板隔壁や透明フイルム吊り下げの隔壁では意味が無く、対応不能である。
【0009】
人間生活社会でステイホームやソシアルディスタンスの実行は限界が有り、対面座席禁止も他所を向いての会話など有り得ず意味が無く、透明物質とは言え、物理的遮断環境も職種と環境によっては大きな課題である。、
【0010】
一人でテーブルワーク中に、急遽参入者が有る場合、既存設置の透明隔壁が無い場合、如何なる面積形状でも、瞬時に防護隔壁のセットが困難な現状も、大きな課題である。
【課題を解決するための手段】
【0011】
新型コロナウイルスをはじめ、今後頻繁に起きうる種種の気中感染症防御で、消毒、手洗いうがいや身の回り装着のマスクやフェイスシールド等の感染防止装備と共に重要なことは周辺環境の感染防止設備であり、それがデイタイムの自宅家事から、オフィス事務や会議、或は飲食を伴う種々会合と共に、私的飲食のクラブからレストランに至るまで、時にはタクシー運転席の隔離まで、無限に近い気中感染症防護策が、単なる理論形式的ガイダンスで行われており、下記の通り改善すべきである。
【0012】
複数の人間が集う屋内会合で、それが飲食集会でのテーブル着座やカウンター着座での前後左右人間同士の間隙の全面的遮断が必要であるが、物理的なアクリル板等の全面遮断隔壁では、食品、食器、其の他種々の物品移動等、必要な場所での物品移動阻止の現状を解消して、その上で視界を遮る事無く、音声も広域から低域周波数が自由に通過到達が可能でなければならない。
【0013】
夜の飲食街店舗に限らず、レストラン、コンビニエンスストアー、スーパーショップ、DIY等々の店舗のレジ・カウンターから、薬局、郵便局、銀行、其の他無数の全ての対人接触業界と共に、全ての宗教団体における定例会合の信者と僧侶、及び小規模劇場での参加者と役者演技の発声等々の環境下で、団体・業界・政府の「安全ガイダンス」で種々の気中感染防御が可能とは思えない理由は、千差万別な生活環境で、全ての人間が感染者と看做しての「現状の安全ガイダンス」を変える必要性が山ほど存在しており、現状の単に他人に移さないガイダンスから、「他人から写されないガイダンス」で自己防衛策に専念しない限り、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止は永久に困難であろう。
【0014】
その為には、自己安全装備で一般的布マスクの改善で活性炭素繊維で呼吸吸引抵抗微弱で5千平方メートル前後の吸着面積で機能性向上と共に、濾過空気によるエアーカーテン・フェイスシールドの2点は、既に特許申請済みであるが、店舗を含む全ての施設で、ソシアルディスタンスで経営維持は不可能であり、「対面隔壁」で透明硬質アクリル板、或は透明軟質フイルムでカウンター或はテーブルトップ設置で必要開口部を設けて設置が現状常識ガイダンスだが、この透明素材による隔壁は、感染者吐息唾液等は透明隔壁で一端遮断されるがテーブルトップに落下付着、エアロビクス等のウイルス混入微細唾液は落下して開口部位から相手側に気流で拡散する常識を無視しており、感染経路不明の感染者と成る事は明白である。
【0015】
又、透明隔壁設置は、障害物的存在で、会話音声や、光線乱反射で顔の表情確認不能もあり、レストラン等の飲食店舗では、料理や食器の設置回収と同時に、客交代時の透明隔壁消毒等々で労力的に継続困難で、一端設置した場合の位置変更も毎日のことで、一考を要する。
【0016】
これらの全ての問題点を一挙に解決すべきで、現状の大小サイズで設置の透明硬質アクリル板等及び透明軟質樹脂フイルム等の両者隔壁を、各人の正面、及び左右の隔壁は、都度位置が変わっても良い様な、又、設置と撤去が瞬時に可能にするには、ポーターブル・エアーカーテン隔壁造成器の創生しかない。
【発明の効果】
【0017】
新型コロナウイルスに限らず、今後必然的流行の各種気中飛散感染症防止で、会話、会談飲食、歌唱等々によるウイルス混入唾液飛散を防止して室外排気、現状の安全ガイダンス指定の前後左右対人隔壁で、現状の透明硬質アクリル板及び透明軟質フイルムによる隔壁を従来品とし、本特許申請のポーターブル・エアーカーテン隔壁を本発明と称して、両者の比較による本特許申請の効果を下記に列挙する。
【0018】
1、従来品は物理的に対面空間貫通不能障害物だが、本発明は自由に貫通可能である。
2、従来品は環境毎に工作設置作業が必要だが、本発明は必要場所に設置するだけ。
3、従来品は舞台と客席等広域で障害物存在だが、本発明は境界線上に機器設置のみ。
4、従来品は小幅卓上カウンターに設置は困難だが、本発明は長短器選択で可能。
5、従来品は日毎替わる位置設定は困難だが、本発明は直線斜線クロス線等設置自由。
6、従来品は表裏全面を何回も滅菌が必要だが、本発明は小面積機器噴射消毒でよい。
7、従来品は照明乱反射で相手顔まで確認不能も多々あるが、本発明は全く関係なし。
8、従来品は遠距離小声会話聴取不能違和感だが、本発明は通常小声でも可能である。
9、従来品は上下開口部から室内気流で流動するが、本発明は全く漏洩皆無に等しい。
10、従来品は室内ウイルス飛散量累積増大だが、本発明は濾過吸着滅菌機能付きである。
11、従来品は飲食店舗には物理的精神的障害だが、本発明は従来飲食慣習と同様である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
市販の横長クロスフローファンは、各種製作機器内蔵の部品的構成であることから、本発明に単独機器としての使用は、設計上からファン吐出風圧風量のみに重点を置き、吐出風の到達距離や流風形状は留意されず、又、回転フィン暴露形状で安全性を含めて種々問題が有り、種々機能性の追加と各種ユーザーの安全性で、加工修正製作をしなければならない。
【0020】
送風機本体(1)の左右どちらかに装着の回転駆動機(2)の軸と、フィン回転軸(3)は直結されて回転駆動機と同期回転し、フィン回転軸(3)の左右及び中間には複数装填のフィン装着円盤(4)の円周上に一定間隔設置の横長回転フィン(5)が回転バランスをとって固定装着される。
【0021】
送風機本体(1)の左右何れかの外部に装着された回転駆動機(2)の軸と、送風機本体(1)内部装填のフィン回転軸(4)は、送風機本体(1)の隔壁貫通で結続され、フィン回転軸(3)の他端は送風機本体(1)の他方隔壁で回転ベアリング(6)によって、高速回転可能な状態で装填される。
【0022】
送風機本体(1)のケーシング形状は円筒形横置きタイプと、四角形一部半円筒形の2種あるが、何れも機能性は同じであるので、四角形一部半円筒形の送風機本体(1)で説明する、
【0023】
送風機本体(1)の断面的四角形一辺の長さは、横長回転フィン(5)の最大円直径の2mm前後以内として、加圧送風開口部(7)の開口部位は、回転駆動機(2)の軸回転方向によって決まるが、加圧送風開口部(7)の面積は、横長回転フィン(5)の形状と数、及び回転数によって変わるが、直系の30パーセント幅前後で、横長フィン全長で開口し、送風機本体(1)の一部の半円形壁と横長回転フィン(5)との間隙等は、従来市販のファンと同様である。
【0024】
送風機本体開口の加圧送風開口部(7)の平面切削開口部には、可能な限り矩形筒形状が面的加圧送風形状維持のまま、拡散乱流を防止のため、加圧送風開口部(7)に連結設置の矩形箱状送風板(8)が設置される。
【0025】
吸気開口部(9)の位置寸法は、加圧送風開口部(7)の上部平面設置端の反対側垂直面全域とし、加圧送風開口部(7)と吸気開口部(9)の外部は、危険防止の為に安全網(10)で覆う。
【0026】
エアーカーテンの全ては垂直と言う常識を打破し、新型コロナウイルス感染防止も、クラブ・レストラン飲食も、家庭内団欒焼肉テーブルでも、事務所会議でも、全てのエアーカーテン上昇方向は、室内壁換気扇による室内排気風道に向かって流動する傾斜面エアーカーテンも絶対的に必要で、仮に無症状感染者によるエアロビクス・ウイルス飛散者が居ても、室内ウイルス濃度上昇は回避される。
【0027】
その為には、加圧送風開口部(7)垂直上向きから、前後及び左右に傾斜可能とすればよく、送風機本体(1)の下部底板部位(11)の長さ方向左右両端に、傾斜維持板(12)を設置し、必要傾斜位置で蝶螺子等で止めで維持可能とする。
【0028】
回転駆動機(2)の電力種は、ポーターブルで何処でも使用可能とする為に、直流電源から交流電源の両者機種とし、仮にテーブル上で向かい合って4~5人の会議の場合、対面者中間に仕切り直線エアーカーテン、左右隣人境界に直角設置エアーカーテン創設も、送風機本体(1)の設置、或は並び替え等で瞬時に作業完了し、送風機本体(1)数台の電源も、1台毎に電源コードを接続する煩わしさから、個々の送風機本体(1)に受電コンセント(13)を設置し、隣接機器の受電に供することも可能である。
【0029】
回転駆動機(2)駆動のON・OFFスイッチ(14)は、各機器毎に送風機本体(1)に設置される場合と、複数機を同時にON・OFF操作可能な別途スイッチも作成する。
【0030】
最後に、送風機本体(1)に結続の回転駆動機(2)を含む、機能的開口部以外の全てを、体裁良く、一体化して化粧板で覆う。
【図面の簡単な説明】
【0031】
図1】 送風機本体の全体斜視図である。
図2】 送風機本体の裸斜視図である。
図3】 傾斜維持板による吹上げ縦傾斜エアーカーテンである。
図4】 傾斜維持板による吹上げ右横傾斜エアーカーテンである。
図5】 傾斜意地板による吹上げ左横傾斜エアーカーテンである。
【符号の説明】
【0032】
1 送風機本体
2 回転駆動機
3 フィン回転軸
4 フィン装着円板
5 横長回転フィン
6 回転ベアリング
7 加圧送風開口部
8 矩形箱状送風板
9 吸気開口部
10 安全網
11 下部底板部位
12 傾斜維持板
13 コンセント
14 ON・OFFスイッチ
15 吹き上げエアーカーテン
16 傾斜エアーカーテン
17 吹き降ろしエアーカーテン
18 水平エアーカーテン
19 各種濾過吸着材
20 超極細純銅繊維ワイヤー
図1
図2
図3
図4
図5