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  • 特開-着用便利なヘアキャップ 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022032001
(43)【公開日】2022-02-24
(54)【発明の名称】着用便利なヘアキャップ
(51)【国際特許分類】
   A45D 20/18 20060101AFI20220216BHJP
   A42B 1/008 20210101ALN20220216BHJP
【FI】
A45D20/18
A42B1/24 J
【審査請求】有
【請求項の数】4
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2019091757
(22)【出願日】2019-05-15
(31)【優先権主張番号】201910296147.2
(32)【優先日】2019-04-13
(33)【優先権主張国・地域又は機関】CN
(71)【出願人】
【識別番号】518092883
【氏名又は名称】王磊
(74)【代理人】
【識別番号】718003500
【氏名又は名称】鄒 静文
(72)【発明者】
【氏名】姚▲り▼萍
(57)【要約】
【課題】本発明は着用便利なヘアキャップを開示した。
【解決手段】本体と吸水面とを含み、前記本体には包み装置が設置され、前記包み装置は包み面と、エアバッグと、左固定ブロックとを含み、前記左固定ブロックが前記本体の一端に連結され、本発明は構造が簡単で、使用が便利で、使用時に本発明を頭に被り、ヘアを本発明の中に置けばよく、ヘアを結う必要がなく、伝統的なヘアキャップより、本発明は使用時に操作が少なく、着用が便利である上に、使用者の頭型によって調整でき、ヘアを充分に包み、速乾を実現する。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体と吸水面とを含み、前記本体には包み装置が設置され、前記包み装置は包み面と、エアバッグと、左固定ブロックとを含み、前記左固定ブロックが前記本体の一端に連結され、前記本体のもう一端には右固定ブロックが連結され、前記包み面は一端が前記左固定ブロックの上端面に連結され、もう一端が前記右固定ブロックの上端面に連結され、前記左固定ブロックと前記右固定ブロックとのうち対向した端面の間が連結ベルトによって連結され、前記連結ベルトが弾性材料から作られ、前記包み面と前記本体との間には空気詰めチャンバが設置され、前記包み面は軟性で伸縮可能な材料から作られ、前記左固定ブロックの中には前記空気詰めチャンバに連通した中間穴が設置され、前記左固定ブロックの中には一端が外部に連通した吸気穴が設置され、前記吸気穴と前記中間穴との間がスライドチャンバによって連通され、前記スライドチャンバの中にはスライドブロックがスライド可能に設置され、前記スライドブロックの下端面と前記スライドチャンバの底壁との間がばねによって連結され、前記スライドチャンバの中には左右貫通の第一通気穴が設置され、前記スライドチャンバの中には一端が前記第一通気穴に連通し、且つもう一端が下方に開口した第二通気穴が設置されていることで、気体が前記吸気穴と、前記第二通気穴と、前記第一通気穴と、前記中間穴とによって前記空気詰めチャンバの中に入り、それによって前記包み面をサポートし頭部とヘアを包むことができ、前記包み面が囲んで下に開口した空チャンバを形成し、前記空チャンバの中に吸水装置を設置されることでヘアの水分を吸収し、前記空気詰めチャンバの中には加熱装置が設置されていることで前記空気詰めチャンバの中の気体を加熱し、前記本体の外側には固定装置が設置されていることを特徴とする着用便利なヘアキャップ。
【請求項2】
前記包み装置の中には前記左固定ブロックの左端面に固定的に設置された前記エアバッグを含み、前記エアバッグの中には前記吸気穴と連通した押しチャンバが設置され、前記押しチャンバの中には逆止弁が固定的に設置され、前記右固定ブロックの中には一端が前記空気詰めチャンバに連通し、且つもう一端が外部に連通した空気抜き穴が設置され、前記右固定ブロックの中には一端が右方に開口し、且つもう一端が前記空気抜き穴に連通したスライド溝が設置され、前記スライド溝の中には制御ロッドがスライド可能に設置され、前記制御ロッドの中には上下貫通の連通穴が設置され、前記制御ロッドの左端と前記スライド溝の左壁との間が復帰ばねによって連結され、前記制御ロッドの右端には押し釦が固定的に設置されていることで、使用後に前記押し釦を押して前記空気詰めチャンバの中の気体を放出できることを特徴とする請求項1に記載の着用便利なヘアキャップ。
【請求項3】
前記吸水装置は前記空チャンバの内壁に固定的に設置された面ファスナーフック面を含み、前記面ファスナーフック面と面ファスナーループ面とがお互いにひっかかったり外れたりすることができ、前記面ファスナーループ面が前記吸水面に設置され、前記吸水面はマイクロファイバー材質又はその他の吸水材質であることを特徴とする請求項1に記載の着用便利なヘアキャップ。
【請求項4】
前記固定装置は前記本体の外表面に左右対称のように回転可能に設置された旋転軸を含み、左右の前記旋転軸の間にはゴム製ひもが固定的に設置され、前記ゴム製ひもには敷が固定的に設置され、使用時に前記ゴム製ひもを回し、前記敷を使用者の顎の下側に置けばよく、
前記加熱装置は前記左固定ブロックの中に設置された電池溝を含み、前記空気詰めチャンバの内壁には電熱線が設置され、前記電池溝の中に電池すれば前記電熱線に給電できることを特徴とする請求項1に記載の着用便利なヘアキャップ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はヘアキャップ技術分野に関し、具体的には着用便利なヘアキャップである。
【背景技術】
【0002】
ヘアキャップは速乾性を有し、伝統的なドライバーによる輻射を回避でき、健康によく、しかも便利である。伝統的なヘアキャップは一般的にタオルの形にボタンが固定され、使用時に螺旋状に巻き込む必要があり、着用がややこしい。上記不足をめぐって、本装置を提供する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103504770号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は着用便利なヘアキャップを提供し、既存の技術にある上記の欠陥を補うことにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の着用便利なヘアキャップは、本体と吸水面とを含み、前記本体には包み装置が設置され、前記包み装置は包み面と、エアバッグと、左固定ブロックとを含み、前記左固定ブロックが前記本体の一端に連結され、前記本体のもう一端には右固定ブロックが連結され、前記包み面は一端が前記左固定ブロックの上端面に連結され、もう一端が前記右固定ブロックの上端面に連結され、前記左固定ブロックと前記右固定ブロックとのうち対向した端面の間が連結ベルトによって連結され、前記連結ベルトが弾性材料から作られ、前記包み面と前記本体との間には空気詰めチャンバが設置され、前記包み面は軟性で伸縮可能な材料から作られ、前記左固定ブロックの中には前記空気詰めチャンバに連通した中間穴が設置され、前記左固定ブロックの中には一端が外部に連通した吸気穴が設置され、前記吸気穴と前記中間穴との間がスライドチャンバによって連通され、前記スライドチャンバの中にはスライドブロックがスライド可能に設置され、前記スライドブロックの下端面と前記スライドチャンバの底壁との間がばねによって連結され、前記スライドチャンバの中には左右貫通の第一通気穴が設置され、前記スライドチャンバの中には一端が前記第一通気穴に連通し、且つもう一端が下方に開口した第二通気穴が設置されていることで、気体が前記吸気穴と、前記第二通気穴と、前記第一通気穴と、前記中間穴とによって前記空気詰めチャンバの中に入り、それによって前記包み面をサポートし頭部とヘアを包むことができ、前記包み面が囲んで下に開口した空チャンバを形成し、前記空チャンバの中に吸水装置を設置されることでヘアの水分を吸収し、前記空気詰めチャンバの中には加熱装置が設置されていることで前記空気詰めチャンバの中の気体を加熱し、前記本体の外側には固定装置が設置されている。
【0006】
更の技術プランとして、前記包み装置の中には前記左固定ブロックの左端面に固定的に設置された前記エアバッグを含み、前記エアバッグの中には前記吸気穴と連通した押しチャンバが設置され、前記押しチャンバの中には逆止弁が固定的に設置され、前記右固定ブロックの中には一端が前記空気詰めチャンバに連通し、且つもう一端が外部に連通した空気抜き穴が設置され、前記右固定ブロックの中には一端が右方に開口し、且つもう一端が前記空気抜き穴に連通したスライド溝が設置され、前記スライド溝の中には制御ロッドがスライド可能に設置され、前記制御ロッドの中には上下貫通の連通穴が設置され、前記制御ロッドの左端と前記スライド溝の左壁との間が復帰ばねによって連結され、前記制御ロッドの右端には押し釦が固定的に設置されていることで、使用後に前記押し釦を押して前記空気詰めチャンバの中の気体を放出できる。
【0007】
優先的には、前記吸水装置は前記空チャンバの内壁に固定的に設置された面ファスナーフック面を含み、前記面ファスナーフック面と面ファスナーループ面とがお互いにひっかかったり外れたりすることができ、前記面ファスナーループ面が前記吸水面に設置され、前記吸水面はマイクロファイバー材質又はその他の吸水材質である。
【0008】
優先的には、前記固定装置は前記本体の外表面に左右対称のように回転可能に設置された旋転軸を含み、左右の前記旋転軸の間にはゴム製ひもが固定的に設置され、前記ゴム製ひもには敷が固定的に設置され、使用時に前記ゴム製ひもを回し、前記敷を使用者の顎の下側に置く。
【0009】
前記加熱装置は前記左固定ブロックの中に設置された電池溝を含み、前記空気詰めチャンバの内壁には電熱線が設置され、前記電池溝の中に電池すれば前記電熱線に給電できる。
【発明の効果】
【0010】
上記により、本発明は構造が簡単で、使用が便利で、使用時に本発明を頭に被り、ヘアを本発明の中に置けばよく、ヘアを結う必要がなく、伝統的なヘアキャップより、本発明は使用時に操作が少なく、着用が便利である上に、使用者の頭型によって調整でき、ヘアを充分に包み、速乾を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に図1-4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
図1図1は本発明の着用便利なヘアキャップの全体構造略図
図2図2図1における吸水面23の構造略図
図3図3図1におけるA―Aの構造略図
図4図4図1におけるBの構造略図
【発明を実施するための形態】
【0013】
下記に図面と実施例を合わせて本発明について更に説明し、本発明の方式は下記の実施例に限らない。
【0014】
図1~4の示すように、本装置の着用便利なヘアキャップは、本体19と吸水面23とを含み、前記本体19には包み装置100が設置され、前記包み装置100は包み面18と、エアバッグ12と、左固定ブロック14とを含み、前記左固定ブロック14が前記本体19の一端に連結され、前記本体19のもう一端には右固定ブロック26が連結され、前記包み面18は一端が前記左固定ブロック14の上端面に連結され、もう一端が前記右固定ブロック26の上端面に連結され、前記左固定ブロック14と前記右固定ブロック26とのうち対向した端面の間が連結ベルト33によって連結され、前記連結ベルト33が弾性材料から作られ、前記包み面18と前記本体19との間には空気詰めチャンバ17が設置され、前記包み面18は軟性で伸縮可能な材料から作られ、前記左固定ブロック14の中には前記空気詰めチャンバ17に連通した中間穴35が設置され、前記左固定ブロック14の中には一端が外部に連通した吸気穴13が設置され、前記吸気穴13と前記中間穴35との間がスライドチャンバ36によって連通され、前記スライドチャンバ36の中にはスライドブロック38がスライド可能に設置され、前記スライドブロック38の下端面と前記スライドチャンバ36の底壁との間がばね39によって連結され、前記スライドチャンバ36の中には左右貫通の第一通気穴37が設置され、前記スライドチャンバ36の中には一端が前記第一通気穴37に連通し、且つもう一端が下方に開口した第二通気穴34が設置されていることで、気体が前記吸気穴13と、前記第二通気穴34と、前記第一通気穴37と、前記中間穴35とによって前記空気詰めチャンバ17の中に入り、それによって前記包み面18をサポートし頭部とヘアを包むことができ、前記包み面18が囲んで下に開口した空チャンバ40を形成し、前記空チャンバ40の中に吸水装置200を設置されることでヘアの水分を吸収し、前記空気詰めチャンバ17の中には加熱装置400が設置されていることで前記空気詰めチャンバ17の中の気体を加熱し、前記本体19の外側には固定装置300が設置されている。
【0015】
有益的には、前記包み装置100の中には前記左固定ブロック14の左端面に固定的に設置された前記エアバッグ12を含み、前記エアバッグ12の中には前記吸気穴13と連通した押しチャンバ11が設置され、前記押しチャンバ11の中には逆止弁10が固定的に設置され、前記右固定ブロック26の中には一端が前記空気詰めチャンバ17に連通し、且つもう一端が外部に連通した空気抜き穴25が設置され、前記右固定ブロック26の中には一端が右方に開口し、且つもう一端が前記空気抜き穴25に連通したスライド溝29が設置され、前記スライド溝29の中には制御ロッド27がスライド可能に設置され、前記制御ロッド27の中には上下貫通の連通穴30が設置され、前記制御ロッド27の左端と前記スライド溝29の左壁との間が復帰ばね31によって連結され、前記制御ロッド27の右端には押し釦28が固定的に設置されていることで、使用後に前記押し釦28を押して前記空気詰めチャンバ17の中の気体を放出できる。
【0016】
有益的には、前記吸水装置200は前記空チャンバ40の内壁に固定的に設置された面ファスナーフック面20を含み、前記面ファスナーフック面20と面ファスナーループ面21とがお互いにひっかかったり外れたりすることができ、前記面ファスナーループ面21が前記吸水面23に設置され、前記吸水面23はマイクロファイバー材質又はその他の吸水材質である。
【0017】
有益的には、前記固定装置300は前記本体19の外表面に左右対称のように回転可能に設置された旋転軸15を含み、左右の前記旋転軸15の間にはゴム製ひも16が固定的に設置され、前記ゴム製ひも16には敷22が固定的に設置され、使用時に前記ゴム製ひも16を回し、前記敷22を使用者の顎の下側に置く。
【0018】
前記加熱装置400は前記左固定ブロック14の中に設置された電池溝32を含み、前記空気詰めチャンバ17の内壁には電熱線24が設置され、前記電池溝32の中に電池すれば前記電熱線24に給電できる。
【0019】
前記着用便利なヘアキャップの実現方法は下記のプロセスを含む:
【0020】
使用する時、吸水面23を面ファスナーループ面21によって面ファスナーフック面20に固定し、本発明の着用便利なヘアキャップを頭にかぶってヘアを空チャンバ40の中に置き、ゴム製ひも16をくるくる巻き、敷22を顎の下側に置き、エアバッグ12を握って押し、押しチャンバ11の中の気体を吸気穴13からスライドチャンバ36の中に入ってスライドブロック38を突き上げ、第一通気穴37と、第二通気穴34とによって中間穴35とスライドチャンバ36とを連通し、気体が空気詰めチャンバ17の中に入って包み面18をサポートし、包み面18が吸水面23を連動させてヘアを包み、外部気体が逆止弁10によって押しチャンバ11の中に入り、空気詰めの繰り返しを実現し、吸水面23がヘアを充分に包んだ後、エアバッグ12を放し、電池を電池溝32の中に装着して電熱線24に給電し、電熱線24が発熱して空気詰めチャンバ17の中に気体を加熱し、ヘアの温度を上げ、本発明を外すと、ヘアの余熱によって水分の蒸発を加速できる。
【0021】
使用後に、押し釦28を押し、連通穴30と空気抜き穴25が連通し、空気詰めチャンバ17の中の気体が空気抜き穴25によって放出される。
【0022】
上記により、本発明は構造が簡単で、使用が便利で、使用時に本発明を頭に被り、ヘアを本発明の中に置けばよく、ヘアを結う必要がなく、伝統的なヘアキャップより、本発明は使用時に操作が少なく、着用が便利である上に、使用者の頭型によって調整でき、ヘアを充分に包み、速乾を実現する。
【0023】
以上に述べたのはただ本実用新型のより良い実施例で、本実用新型を限定することに使わないである。本実用新型の意義と原則のもとで行う全ての修正、同等の入れ替えと改善などは本実用新型の保護範囲に含まれる。
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2020-03-17
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体と吸水面とを含み、前記本体には包み装置が設置され、前記包み装置は包み面と、エアバッグと、左固定ブロックとを含み、前記左固定ブロックが前記本体の一端に連結され、前記本体のもう一端には右固定ブロックが連結され、前記包み面は一端が前記左固定ブロックの上端面に連結され、もう一端が前記右固定ブロックの上端面に連結され、前記左固定ブロックと前記右固定ブロックとのうち対向した端面の間が連結ベルトによって連結され、前記連結ベルトが弾性材料から作られ、前記包み面と前記本体との間には空気詰めチャンバが設置され、前記包み面は軟性で伸縮可能な材料から作られ、前記左固定ブロックの中には前記空気詰めチャンバに連通した中間穴が設置され、前記左固定ブロックの中には一端が外部に連通した吸気穴が設置され、前記吸気穴と前記中間穴との間がスライドチャンバによって連通され、前記スライドチャンバの中にはスライドブロックがスライド可能に設置され、前記スライドブロックの下端面と前記スライドチャンバの底壁との間がばねによって連結され、前記スライドブロックの中には左右貫通の第一通気穴が設置され、前記スライドブロックの中には一端が前記第一通気穴に連通し、且つもう一端が下方に開口した第二通気穴が設置されていることで、気体が前記吸気穴と、前記第二通気穴と、前記第一通気穴と、前記中間穴とによって前記空気詰めチャンバの中に入り、それによって前記包み面をサポートし頭部とヘアを包むことができ、前記包み面が囲んで下に開口した空チャンバを形成し、前記空チャンバの中に吸水装置を設置されることでヘアの水分を吸収し、前記空気詰めチャンバの中には加熱装置が設置されていることで前記空気詰めチャンバの中の気体を加熱し、前記本体の外側には固定装置が設置されていることを特徴とする着用便利なヘアキャップ。
【請求項2】
前記包み装置の中には前記左固定ブロックの左端面に固定的に設置された前記エアバッグを含み、前記エアバッグの中には前記吸気穴と連通した押しチャンバが設置され、前記押しチャンバの中には逆止弁が固定的に設置され、前記右固定ブロックの中には一端が前記空気詰めチャンバに連通し、且つもう一端が外部に連通した空気抜き穴が設置され、前記右固定ブロックの中には一端が右方に開口し、且つもう一端が前記空気抜き穴に連通したスライド溝が設置され、前記スライド溝の中には制御ロッドがスライド可能に設置され、前記制御ロッドの中には上下貫通の連通穴が設置され、前記制御ロッドの左端と前記スライド溝の左壁との間が復帰ばねによって連結され、前記制御ロッドの右端には押し釦が固定的に設置されていることで、使用後に前記押し釦を押して前記空気詰めチャンバの中の気体を放出できることを特徴とする請求項1に記載の着用便利なヘアキャップ。
【請求項3】
前記吸水装置は前記空チャンバの内壁に固定的に設置された面ファスナーフック面を含み、前記面ファスナーフック面と面ファスナーループ面とがお互いにひっかかったり外れたりすることができ、前記面ファスナーループ面が前記吸水面に設置され、前記吸水面はマイクロファイバー材質又はその他の吸水材質であることを特徴とする請求項1に記載の着用便利なヘアキャップ。
【請求項4】
前記固定装置は前記本体の外表面に左右対称のように回転可能に設置された旋転軸を含み、左右の前記旋転軸の間にはゴム製ひもが固定的に設置され、前記ゴム製ひもには敷が固定的に設置され、使用時に前記ゴム製ひもを回し、前記敷を使用者の顎の下側に置けばよく、
前記加熱装置は前記左固定ブロックの中に設置された電池溝を含み、前記空気詰めチャンバの内壁には電熱線が設置され、前記電池溝の中に電池すれば前記電熱線に給電できることを特徴とする請求項1に記載の着用便利なヘアキャップ。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明はヘアキャップ技術分野に関し、具体的には着用便利なヘアキャップである。
【背景技術】
【0002】
ヘアキャップは速乾性を有し、伝統的なドライバーによる輻射を回避でき、健康によく、しかも便利である。伝統的なヘアキャップは一般的にタオルの形にボタンが固定され、使用時に螺旋状に巻き込む必要があり、着用がややこしい。上記不足をめぐって、本装置を提供する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】中国特許出願公開第103504770号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明の目的は着用便利なヘアキャップを提供し、既存の技術にある上記の欠陥を補うことにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本発明の着用便利なヘアキャップは、本体と吸水面とを含み、前記本体には包み装置が設置され、前記包み装置は包み面と、エアバッグと、左固定ブロックとを含み、前記左固定ブロックが前記本体の一端に連結され、前記本体のもう一端には右固定ブロックが連結され、前記包み面は一端が前記左固定ブロックの上端面に連結され、もう一端が前記右固定ブロックの上端面に連結され、前記左固定ブロックと前記右固定ブロックとのうち対向した端面の間が連結ベルトによって連結され、前記連結ベルトが弾性材料から作られ、前記包み面と前記本体との間には空気詰めチャンバが設置され、前記包み面は軟性で伸縮可能な材料から作られ、前記左固定ブロックの中には前記空気詰めチャンバに連通した中間穴が設置され、前記左固定ブロックの中には一端が外部に連通した吸気穴が設置され、前記吸気穴と前記中間穴との間がスライドチャンバによって連通され、前記スライドチャンバの中にはスライドブロックがスライド可能に設置され、前記スライドブロックの下端面と前記スライドチャンバの底壁との間がばねによって連結され、前記スライドブロックの中には左右貫通の第一通気穴が設置され、前記スライドブロックの中には一端が前記第一通気穴に連通し、且つもう一端が下方に開口した第二通気穴が設置されていることで、気体が前記吸気穴と、前記第二通気穴と、前記第一通気穴と、前記中間穴とによって前記空気詰めチャンバの中に入り、それによって前記包み面をサポートし頭部とヘアを包むことができ、前記包み面が囲んで下に開口した空チャンバを形成し、前記空チャンバの中に吸水装置を設置されることでヘアの水分を吸収し、前記空気詰めチャンバの中には加熱装置が設置されていることで前記空気詰めチャンバの中の気体を加熱し、前記本体の外側には固定装置が設置されている。
【0006】
更の技術プランとして、前記包み装置の中には前記左固定ブロックの左端面に固定的に設置された前記エアバッグを含み、前記エアバッグの中には前記吸気穴と連通した押しチャンバが設置され、前記押しチャンバの中には逆止弁が固定的に設置され、前記右固定ブロックの中には一端が前記空気詰めチャンバに連通し、且つもう一端が外部に連通した空気抜き穴が設置され、前記右固定ブロックの中には一端が右方に開口し、且つもう一端が前記空気抜き穴に連通したスライド溝が設置され、前記スライド溝の中には制御ロッドがスライド可能に設置され、前記制御ロッドの中には上下貫通の連通穴が設置され、前記制御ロッドの左端と前記スライド溝の左壁との間が復帰ばねによって連結され、前記制御ロッドの右端には押し釦が固定的に設置されていることで、使用後に前記押し釦を押して前記空気詰めチャンバの中の気体を放出できる。
【0007】
優先的には、前記吸水装置は前記空チャンバの内壁に固定的に設置された面ファスナーフック面を含み、前記面ファスナーフック面と面ファスナーループ面とがお互いにひっかかったり外れたりすることができ、前記面ファスナーループ面が前記吸水面に設置され、前記吸水面はマイクロファイバー材質又はその他の吸水材質である。
【0008】
優先的には、前記固定装置は前記本体の外表面に左右対称のように回転可能に設置された旋転軸を含み、左右の前記旋転軸の間にはゴム製ひもが固定的に設置され、前記ゴム製ひもには敷が固定的に設置され、使用時に前記ゴム製ひもを回し、前記敷を使用者の顎の下側に置く。
【0009】
前記加熱装置は前記左固定ブロックの中に設置された電池溝を含み、前記空気詰めチャンバの内壁には電熱線が設置され、前記電池溝の中に電池すれば前記電熱線に給電できる。
【発明の効果】
【0010】
上記により、本発明は構造が簡単で、使用が便利で、使用時に本発明を頭に被り、ヘアを本発明の中に置けばよく、ヘアを結う必要がなく、伝統的なヘアキャップより、本発明は使用時に操作が少なく、着用が便利である上に、使用者の頭型によって調整でき、ヘアを充分に包み、速乾を実現する。
【図面の簡単な説明】
【0011】
下記に図1-4をあわせて本発明について詳しく説明し、便利に説明するために、下記の方向を以下のように規定する:以下に述べる上下左右前後の方向と図1の自身投影関係の上下左右前後の方向とが一致である。
【0012】
図1図1は本発明の着用便利なヘアキャップの全体構造略図
図2図2図1における吸水面23の構造略図
図3図3図1におけるA―Aの構造略図
図4図4図1におけるBの構造略図
【発明を実施するための形態】
【0013】
下記に図面と実施例を合わせて本発明について更に説明し、本発明の方式は下記の実施例に限らない。
【0014】
図1~4の示すように、本装置の着用便利なヘアキャップは、本体19と吸水面23とを含み、前記本体19には包み装置100が設置され、前記包み装置100は包み面18と、エアバッグ12と、左固定ブロック14とを含み、前記左固定ブロック14が前記本体19の一端に連結され、前記本体19のもう一端には右固定ブロック26が連結され、前記包み面18は一端が前記左固定ブロック14の上端面に連結され、もう一端が前記右固定ブロック26の上端面に連結され、前記左固定ブロック14と前記右固定ブロック26とのうち対向した端面の間が連結ベルト33によって連結され、前記連結ベルト33が弾性材料から作られ、前記包み面18と前記本体19との間には空気詰めチャンバ17が設置され、前記包み面18は軟性で伸縮可能な材料から作られ、前記左固定ブロック14の中には前記空気詰めチャンバ17に連通した中間穴35が設置され、前記左固定ブロック14の中には一端が外部に連通した吸気穴13が設置され、前記吸気穴13と前記中間穴35との間がスライドチャンバ36によって連通され、前記スライドチャンバ36の中にはスライドブロック38がスライド可能に設置され、前記スライドブロック38の下端面と前記スライドチャンバ36の底壁との間がばね39によって連結され、前記スライドブロック38の中には左右貫通の第一通気穴37が設置され、前記スライドブロック38の中には一端が前記第一通気穴37に連通し、且つもう一端が下方に開口した第二通気穴34が設置されていることで、気体が前記吸気穴13と、前記第二通気穴34と、前記第一通気穴37と、前記中間穴35とによって前記空気詰めチャンバ17の中に入り、それによって前記包み面18をサポートし頭部とヘアを包むことができ、前記包み面18が囲んで下に開口した空チャンバ40を形成し、前記空チャンバ40の中に吸水装置200を設置されることでヘアの水分を吸収し、前記空気詰めチャンバ17の中には加熱装置400が設置されていることで前記空気詰めチャンバ17の中の気体を加熱し、前記本体19の
外側には固定装置300が設置されている。
【0015】
有益的には、前記包み装置100の中には前記左固定ブロック14の左端面に固定的に設置された前記エアバッグ12を含み、前記エアバッグ12の中には前記吸気穴13と連通した押しチャンバ11が設置され、前記押しチャンバ11の中には逆止弁10が固定的に設置され、前記右固定ブロック26の中には一端が前記空気詰めチャンバ17に連通し、且つもう一端が外部に連通した空気抜き穴25が設置され、前記右固定ブロック26の中には一端が右方に開口し、且つもう一端が前記空気抜き穴25に連通したスライド溝29が設置され、前記スライド溝29の中には制御ロッド27がスライド可能に設置され、前記制御ロッド27の中には上下貫通の連通穴30が設置され、前記制御ロッド27の左端と前記スライド溝29の左壁との間が復帰ばね31によって連結され、前記制御ロッド27の右端には押し釦28が固定的に設置されていることで、使用後に前記押し釦28を押して前記空気詰めチャンバ17の中の気体を放出できる。
【0016】
有益的には、前記吸水装置200は前記空チャンバ40の内壁に固定的に設置された面ファスナーフック面20を含み、前記面ファスナーフック面20と面ファスナーループ面21とがお互いにひっかかったり外れたりすることができ、前記面ファスナーループ面21が前記吸水面23に設置され、前記吸水面23はマイクロファイバー材質又はその他の吸水材質である。
【0017】
有益的には、前記固定装置300は前記本体19の外表面に左右対称のように回転可能に設置された旋転軸15を含み、左右の前記旋転軸15の間にはゴム製ひも16が固定的に設置され、前記ゴム製ひも16には敷22が固定的に設置され、使用時に前記ゴム製ひも16を回し、前記敷22を使用者の顎の下側に置く。
【0018】
前記加熱装置400は前記左固定ブロック14の中に設置された電池溝32を含み、前記空気詰めチャンバ17の内壁には電熱線24が設置され、前記電池溝32の中に電池すれば前記電熱線24に給電できる。
【0019】
前記着用便利なヘアキャップの実現方法は下記のプロセスを含む:
【0020】
使用する時、吸水面23を面ファスナーループ面21によって面ファスナーフック面20に固定し、本発明の着用便利なヘアキャップを頭にかぶってヘアを空チャンバ40の中に置き、ゴム製ひも16をくるくる巻き、敷22を顎の下側に置き、エアバッグ12を握って押し、押しチャンバ11の中の気体を吸気穴13からスライドチャンバ36の中に入ってスライドブロック38を突き上げ、第一通気穴37と、第二通気穴34とによって中間穴35とスライドチャンバ36とを連通し、気体が空気詰めチャンバ17の中に入って包み面18をサポートし、包み面18が吸水面23を連動させてヘアを包み、外部気体が逆止弁10によって押しチャンバ11の中に入り、空気詰めの繰り返しを実現し、吸水面23がヘアを充分に包んだ後、エアバッグ12を放し、電池を電池溝32の中に装着して電熱線24に給電し、電熱線24が発熱して空気詰めチャンバ17の中に気体を加熱し、ヘアの温度を上げ、本発明を外すと、ヘアの余熱によって水分の蒸発を加速できる。
【0021】
使用後に、押し釦28を押し、連通穴30と空気抜き穴25が連通し、空気詰めチャンバ17の中の気体が空気抜き穴25によって放出される。
【0022】
上記により、本発明は構造が簡単で、使用が便利で、使用時に本発明を頭に被り、ヘアを本発明の中に置けばよく、ヘアを結う必要がなく、伝統的なヘアキャップより、本発明は使用時に操作が少なく、着用が便利である上に、使用者の頭型によって調整でき、ヘアを充分に包み、速乾を実現する。
【0023】
以上に述べたのはただ本実用新型のより良い実施例で、本実用新型を限定することに使わないである。本実用新型の意義と原則のもとで行う全ての修正、同等の入れ替えと改善などは本実用新型の保護範囲に含まれる。