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▶ 石田 栄一の特許一覧

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  • 特開-竿ピンチ 図1
  • 特開-竿ピンチ 図2
  • 特開-竿ピンチ 図3
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022033093
(43)【公開日】2022-02-28
(54)【発明の名称】竿ピンチ
(51)【国際特許分類】
   D06F 55/00 20060101AFI20220218BHJP
   A47G 29/00 20060101ALI20220218BHJP
【FI】
D06F55/00 B
A47G29/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020147882
(22)【出願日】2020-08-15
(71)【出願人】
【識別番号】000198503
【氏名又は名称】石田 栄一
(72)【発明者】
【氏名】石田 榮一
【テーマコード(参考)】
3K100
【Fターム(参考)】
3K100AA15
3K100AJ04
(57)【要約】      (修正有)
【課題】強風により針金ハンガーが大きく揺動されるのを制限して、針金ハンガーの頭部が竿ピンチに絡まるのを防止して針金ハンガーが竿から外れて落下するのを防止できる竿ピンチを提供する。
【解決手段】竿ピンチ1に針金ハンガーの揺れを制限するストッパー3を設ける。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
竿に掛けるハンガー等の揺動を制限するストッパーを設けた竿ピンチ。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、物干し竿で使用するピンチに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来の竿ピンチは洗濯物の固定に使用されている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2014-180420号 公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の竿ピンチは、強風により、特に針金ハンガーが大きく揺動され、針金ハンガーの頭部が竿ピンチに絡まり、竿ピンチを動かし針金ハンガーが竿から外れ落下することがある。(図3参照)
【0005】
本発明は、従来の構造が持つ問題を解決しようとするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記の課題を解決するため、本発明では竿ピンチに、針金ハンガーの動きを制限するストッパーを設ける。
【0007】
上記の課題解決手段による作用は次のとおりである。すなわち、強風で針金ハンガーが大きく揺動されようとすると、針金ハンガーの頭部がストッパーに当たり動きが制限され、竿ピンチに絡まるのを防止する。
【発明の効果】
【0008】
上述したように、本発明の竿ピンチは、強風により針金ハンガーが大きく揺動されるのを制限して、針金ハンガーの頭部が竿ピンチに絡まるのを防止して針金ハンガーが竿から外れて落下するのを防止する。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】第1の実施形態の側面図である。
図2】第1の実施形態の正面図である。
図3】従来の竿ピンチの使用状態を説明する斜視図である。
【0010】
【発明を実施するための形態】
【0011】
以下、本発明を発明の実施形態に基づいて詳細に説明する
【0012】
実施例について、図面を参照して説明すると、図1図2のように、挟持部材2の挟持部21にストッパー部3を設ける。図3に示す従来の竿ピンチでは竿4に掛けられた針金ハンガー5に吊るされた洗濯物6が強風で揺動されると、針金ハンガー5の頭部51が大きく揺らされ挟持部21を乗り越えるが、図1図2の本実施例ではストッパー3に当たり動きが制限され、針金ハンガー5の頭部51が竿ピンチ1に絡みつくのを防止する。
【0013】
なを、ストッパー3は放射状のフィン形状でも、又、挟持部21を大きくしてストッパー3を挟持部21に一体化することも、又、挟持部21の先端を延長してストッパー3とすることも可能であり、ストッパー3の形状、及び、設定位置を限定するものではない。
【符号の説明】
【0014】
1 竿ピンチ
2 挟持部材
21 挟持部
3 ストッパー
4 竿
5 針針金ハンガー
51 針金ハンガーの頭部
6 洗濯物
図1
図2
図3
【手続補正書】
【提出日】2020-10-08
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0012】
実施例について図面を参照して説明する。図1図2のように挟持部材2の挟持部21にストッパー3を設ける。図3に示す従来の竿ピンチ1では竿4に掛けられた針金ハンガー5に吊るした洗濯物6が強風で揺らされると、針金ハンガーの頭部51が大きく揺れて挟持部21を乗り越えて竿ピンチ1に絡まって竿ピンチ1を動かして、竿ピンチ1が竿4から外れてハンガー5も落下することが起こる。図1図2の本実施例では針金ハンガーの頭部51がストッパー3に当たり針金ハンガーの頭部51が挟持部21を乗り越えられなくすることにより、針金ハンガーの頭部51と竿ピンチ1が絡むことを防いで、竿ピンチ1と針金ハンガー5が竿4から外れて落下しにくくする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0013】
なを、ストッパー3は放射状のフィン形状でも、又、挟持部21を大きくしてストッパー3を挟持部21に一体化することも、又、挟持部21の先端を延長してストッパー3とすることも可能であり、ストッパー3の形状、及び、設定位置を限定するものではない。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0014
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0014】
1 竿ピンチ
2 挟持部材
21 挟持部
3 ストッパー
4 竿
5 針金ハンガー
51 針金ハンガーの頭部
6 洗濯物
【手続補正5】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
図2
図3