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特開2022-33402デジタルサイネージ取付装置及びその方法
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  • 特開-デジタルサイネージ取付装置及びその方法 図1
  • 特開-デジタルサイネージ取付装置及びその方法 図2
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  • 特開-デジタルサイネージ取付装置及びその方法 図6
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022033402
(43)【公開日】2022-03-02
(54)【発明の名称】デジタルサイネージ取付装置及びその方法
(51)【国際特許分類】
   A63F 7/02 20060101AFI20220222BHJP
   A63F 5/04 20060101ALI20220222BHJP
【FI】
A63F7/02 349B
A63F5/04 680
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020137252
(22)【出願日】2020-08-17
【公序良俗違反の表示】
特許法第64条第2項第4号の規定により図面の一部または全部を不掲載とする。
(71)【出願人】
【識別番号】520309359
【氏名又は名称】株式会社加藤商会
(74)【代理人】
【識別番号】100154014
【弁理士】
【氏名又は名称】正木 裕士
(74)【代理人】
【識別番号】100154520
【弁理士】
【氏名又は名称】三上 祐子
(72)【発明者】
【氏名】加藤 誠一
【テーマコード(参考)】
2C088
2C182
【Fターム(参考)】
2C088EA45
2C088FA01
2C182EB20
(57)【要約】      (修正有)
【課題】遊技島のある箇所だけ、空洞ができてしまうという事態を防止することができるデジタルサイネージ取付装置を提供する。
【解決手段】所定の動画像を表示可能なデジタルサイネージDSを支持する支持枠2と、遊技島YSに設けられている枠体WTに取り付けられる取付部3と、支持枠2と、取付部3とを連結するビスB3と、を有し、枠体WTは、遊技機を遊技島YSに設置するため、該遊技島YSに設けられている。これにより、新たな遊技規則に対応した遊技機が供給されなかったとしても、デジタルサイネージDSを設置することができ、もって、遊技島YSのある箇所だけ、空洞ができてしまうという事態を防止することができる。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の動画像を表示可能なデジタルサイネージを支持する支持枠と、
遊技島に設けられている枠体に取り付けられる取付部と、
前記支持枠と、前記取付部とを連結する連結部と、を有し、
前記枠体は、遊技機を前記遊技島に設置するため、該遊技島に設けられているデジタルサイネージ取付装置。
【請求項2】
前記支持枠には、所定箇所に第1ビス孔が設けられ、
前記取付部は、所定箇所に第2ビス孔が設けられ、該第2ビス孔には、ナットが取り付け固定されており、
前記連結部は、ビスで形成され、前記支持枠と、前記取付部とを連結するにあたって、該ビスを、前記第1ビス孔と前記第2ビス孔内に挿入することにより、前記支持枠と、前記取付部とを連結してなる請求項1に記載のデジタルサイネージ取付装置。
【請求項3】
遊技島に設けられている枠体に取付部を取り付け、
前記取付部に、連結部を用いて、所定の動画像を表示可能なデジタルサイネージを支持している支持枠を連結してなり、
前記枠体は、遊技機を前記遊技島に設置するため、該遊技島に設けられているデジタルサイネージ取付方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、デジタルサイネージ取付装置及びその方法に関する。
【背景技術】
【0002】
パチンコ機やスロット機等の遊技機が設置された遊技場は、一般的に、複数の遊技機が群を形成した遊技島を複数備えた構成とされている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平8-066548号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、近年、遊技規則の法改正が行われ、遊技島に設置された遊技機を、旧遊技規則に対応した遊技機から、新たな遊技規則に対応した遊技機に入れ替える必要がある。しかしながら、近年発生したコロナ禍の影響により、新たな遊技規則に対応した遊技機の供給体制が機能していないという問題があった。そのため、遊技島のある箇所だけ、新たな遊技規則に対応した遊技機を設置することができず、もって、その箇所だけ、遊技機を設置することが出来ないことから、空洞ができてしまう可能性があるという問題があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記問題に鑑み、遊技島のある箇所だけ、空洞ができてしまうという事態を防止することができるデジタルサイネージ取付装置及びその方法を提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記本発明の目的は、以下の手段によって達成される。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0007】
請求項1の発明によれば、所定の動画像を表示可能なデジタルサイネージ(DS)を支持する支持枠(2)と、
遊技島(YS)に設けられている枠体(WT)に取り付けられる取付部(3)と、
前記支持枠(2)と、前記取付部(3)とを連結する連結部(例えば、図6に示すビスB3)と、を有し、
前記枠体(WT)は、遊技機を前記遊技島(YS)に設置するため、該遊技島(YS)に設けられていることを特徴としている。
【0008】
また、請求項2の発明によれば、上記請求項1に記載のデジタルサイネージ取付装置(1)において、前記支持枠(2)には、所定箇所に第1ビス孔(例えば、上部ビス孔20a1,下部ビス孔20d1)が設けられ、
前記取付部(3)は、所定箇所に第2ビス孔(例えば、ビス孔31a)が設けられ、該第2ビス孔(例えば、ビス孔31a)には、ナット(31b)が取り付け固定されており、
前記連結部は、ビス(B3)で形成され、前記支持枠(2)と、前記取付部(3)とを連結するにあたって、該ビス(B3)を、前記第1ビス孔(例えば、上部ビス孔20a1,下部ビス孔20d1)と前記第2ビス孔(例えば、ビス孔31a)内に挿入することにより、前記支持枠(2)と、前記取付部(3)とを連結してなることを特徴としている。
【0009】
一方、請求項3の発明によれば、遊技島(YS)に設けられている枠体(WT)に取付部(3)を取り付け、
前記取付部(3)に、連結部(例えば、図6に示すビスB3)を用いて、所定の動画像を表示可能なデジタルサイネージ(DS)を支持している支持枠(2)を連結してなり、
前記枠体(WT)は、遊技機を前記遊技島(YS)に設置するため、該遊技島(YS)に設けられていることを特徴としている。
【発明の効果】
【0010】
次に、本発明の効果について、図面の参照符号を付して説明する。なお、括弧内は、後述する実施形態の参照符号を付したものであるが、本発明はこれに限定されるものではない。
【0011】
請求項1,3に係る発明によれば、遊技島(YS)に設けられている枠体(WT)に取付部(3)を取り付け、その取付部(3)に、所定の動画像を表示可能なデジタルサイネージ(DS)を支持する支持枠(2)を、連結部(例えば、図6に示すビスB3)を用いて連結しているから、遊技島(YS)にデジタルサイネージ(DS)を設置することが可能となる。これにより、新たな遊技規則に対応した遊技機が供給されなかったとしても、デジタルサイネージ(DS)を設置することができ、もって、遊技島(YS)のある箇所だけ、空洞ができてしまうという事態を防止することができる。
【0012】
また、請求項2に係る発明によれば、支持枠(2)に、第1ビス孔(例えば、上部ビス孔20a1,下部ビス孔20d1)を設け、取付部(3)に、ナット(31b)が取り付け固定されている第2ビス孔(例えば、ビス孔31a)を設け、この第1ビス孔(例えば、上部ビス孔20a1,下部ビス孔20d1)及び第2ビス孔(例えば、ビス孔31a)内に、ビス(B3)を挿入することにより、支持枠(2)と、取付部(3)とを連結するようにしている。これにより、簡単容易に、支持枠(2)と、取付部(3)とを連結することができる。
【図面の簡単な説明】
【0013】
図1】本発明の一実施形態に係るデジタルサイネージ取付装置を用いて、遊技島にデジタルサイネージを設置した状態を示す正面図である。
図2】(a)は同実施形態に係る支持枠の正面図、(b)は同実施形態に係る支持枠の平面図及び底面図、(c)は同実施形態に係る支持枠の側面図である。
図3】同実施形態に係る支持枠の背面図である。
図4】(a)は同実施形態に係る取付部の正面図、(b)は同実施形態に係る取付部の平面図、(c)は(a)に示すX-X線断面図である。
図5】遊技島に設けられている枠体に取付部を取り付け固定した状態を示す正面図である。
図6】遊技島に設けられている枠体に取り付け固定した取付部に、デジタルサイネージを支持している支持枠を取り付けようとしている状態を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0014】
以下、本発明に係るデジタルサイネージ取付装置の一実施形態を、図面を参照して具体的に説明する。なお、以下の説明において、上下左右の方向を示す場合は、図示正面から見た場合の上下左右をいうものとする。
【0015】
<本実施形態の概要>
図1に示すように、遊技場に設けられている遊技島YSの一部には、本実施形態に係るデジタルサイネージ取付装置1を用いて、デジタルサイネージDSが設置されている。より詳しく説明すると、このデジタルサイネージDSは、図1に示すように、LCD(Liquid Crystal Display)等からなる液晶表示部DSaを備えている。そして、この液晶表示部DSaは、様々な動画像を表示可能であり、例えば、図1に示すような動画像Pを表示させることができる。
【0016】
一方、遊技島YSには、図示はしていないが、従来と同様、横並びに、複数の遊技機が設置されている。そして、これら遊技機の上部には、夫々、図1に示すような呼出装置YDが設けられ、さらに、図示左側には、図1に示すような台間装置DKが設けられている。この呼出装置YDは、図1に示すような表示部YDaを備えており、この表示部YDaには、遊技機から入力される信号に基づき集計した遊技情報等、各種の情報が表示される。そしてさらに、この呼出装置YDは、図1に示すような呼出ボタンYDbを備えており、遊技者が遊技場の従業員を呼出すときに操作される
【0017】
かくして、本実施形態においては、このように構成される遊技島YSに設置される複数の遊技機の一部に代え、デジタルサイネージDSを設置するというものである。しかして、このようにすれば、新たな遊技規則に対応した遊技機が供給されなかったとしても、デジタルサイネージDSを設置することができ、もって、遊技島YSのある箇所だけ、空洞ができてしまうという事態を防止することができる。以下では、デジタルサイネージ取付装置1を用いて、デジタルサイネージDSを、遊技島YSに設置する方法を詳しく説明する。
【0018】
<デジタルサイネージ取付装置の説明>
まず、デジタルサイネージ取付装置について詳しく説明する。
【0019】
図1に示すデジタルサイネージ取付装置1は、支持枠2(図1図3参照)と、取付部3(図4参照)と、で主に構成されている。以下、各構成について詳しく説明する。
【0020】
<支持枠の説明>
支持枠2は、図2(a)に示すように、支持枠本体20を有している。支持枠本体20は、図2(a),(c)に示すように、側面視逆C字状に形成されると共に、正面視矩形状に形成されており、内部には、矩形状の空間Sが形成されている。そして、この空間S内には、図1に示すように、デジタルサイネージDSが設置される。
【0021】
また、図2(a)に示すように、支持枠本体20の上面20a(図2(b)参照)側には、支持枠本体20の左側面20b側、右側面20c側に、夫々、一対の上部ビス孔20a1が、表面20eから裏面20f(図3参照)に向かって、貫通して設けられている。
【0022】
さらに、図2(a)に示すように、支持枠本体20の下面20d(図2(b)参照)側には、支持枠本体20の左側面20b側、右側面20c側に、夫々、一対の下部ビス孔20d1が、表面20eから裏面20f(図3参照)に向かって、貫通して設けられている。
【0023】
一方、支持枠本体20の左側面20b及び右側面20cには、図2(c)に示すような取付枠21が取り付けられている。この取付枠21は、図2(c)に示すように、縦長矩形状に形成されており、上面21a側には、取付枠21の左側面21b側、右側面21c側に、夫々、一対の上部ビス孔21a1が、貫通して設けられている。そして、図2(c)に示すように、取付枠21の下面21d側には、取付枠21の左側面21b側、右側面21c側に、夫々、一対の下部ビス孔21d1が、貫通して設けられている。
【0024】
かくして、この上部ビス孔21a1及び下部ビス孔21d1を介して、図示しないビスにて、支持枠本体20の左側面20b及び右側面20cに、図2(c)に示す取付枠21が取り付けられることとなる。
【0025】
一方、図3に示すように、支持枠本体20の裏面20fにも、矩形状の空間Sが形成されている。これにより、この空間S内に、支持枠本体20の表面20e(図2(a)参照)に、液晶表示部DSaが来るようにデジタルサイネージDSを挿入することができ、もって、挿入されたデジタルサイネージDSを、図2(c)に示す側面視逆C字状内に載置することができる。そして、デジタルサイネージDSが空間S内に載置されると、図3に示す、第1横桟22及び第2横桟23が、取付枠21に取り付けられることとなる。この第1横桟22は、図3に示すように、横長矩形状に形成されている。そして、図2(c)に示すように、取付枠21の上面21a左側面21b側に、一対のビス孔21b1が貫通して設けられている。これにより、このビス孔21b1を介して、図示しないビスにて、第1横桟22は、取付枠21に取り付けられることとなる。また、第2横桟23は、図3に示すように、横長矩形状に形成されている。そして、図2(c)に示すように、取付枠21の下面21d左側面21b側に、一対のビス孔21b2が貫通して設けられている。これにより、このビス孔21b2を介して、図示しないビスにて、第2横桟23は、取付枠21に取り付けられることとなる。
【0026】
かくして、このようにして、デジタルサイネージDSは支持枠2にて支持されることとなる。
【0027】
<取付部の説明>
取付部3は、図4(c)に示すように、断面視L字状の金具で形成されており、一体的に形成された水平部30と垂直部31とによって構成されている。
【0028】
水平部30は、図4(b)に示すように、横長矩形状に形成され、所定間隔置きに、複数のビス孔30a(図示では、3個)が、貫通(図4(c)参照)して設けられている。なお、水平部30には、図4(b)に示すように、複数の矩形状の切欠部30b(図示では、2個)が、貫通して設けられている。
【0029】
垂直部31は、図4(b)に示すように、横長矩形状に形成され、水平部30と同じ幅に形成されている。そして、この垂直部31には、所定間隔を置いて、複数のビス孔31a(図示では、2個)が、貫通(図4(c)参照)して設けられている。これらビス孔31aには、一方の面31c(図4(c)では、図示左側の面)に、ビス孔31aを閉止しないように、ナット31bが溶接等により取り付け固定されている。
【0030】
<デジタルサイネージを、遊技島に設置する方法の説明>
次に、上記のように構成されるデジタルサイネージ取付装置1を用いて、デジタルサイネージDSを、遊技島YSに設置する方法を説明する。
【0031】
図5に示すように、遊技島YSに遊技機が設置されていない状態にあっては、矩形状の空洞S1を備えた矩形状の枠体WTが存在する。それゆえ、この枠体WTにデジタルサイネージ取付装置1を用いて、デジタルサイネージDSを取り付けるようにする。すなわち、図5に示すように、この枠体WTの上部WTaに、取付部3を取り付け固定する。より詳しく説明すると、枠体WTの上部WTaに、水平部30を密着させ、複数のビス孔30aに、それぞれビスB1を挿入することにより、枠体WTの上部WTaに水平部30を取り付け固定する。これにより、ナット31bが取り付け固定されていないビス孔31aの面31d(図4(c)も参照)が、呼出装置YDの表示部YDa側に向いた状態で、垂直部31が鉛直下向きの状態で固定されることとなる。しかして、このようにして、枠体WTの上部WTaに、取付部3が取り付け固定されることとなる。なお、この際、図5に示すように、取付部3と、枠体WTの右側部WTc及び左側部WTdとの間には、僅かな隙間S1aが形成される。
【0032】
一方、図5に示すように、枠体WTの下部WTbにも、取付部3を取り付け固定する。より詳しく説明すると、枠体WTの下部WTbに、水平部30を密着させ、複数のビス孔30aに、それぞれビスB2を挿入することにより、枠体WTの下部WTbに水平部30を取り付け固定する。これにより、ナット31bが取り付け固定されていないビス孔31aの面31d(図4(c)も参照)が、呼出装置YDの表示部YDa側に向いた状態で、垂直部31が鉛直上向きの状態で固定されることとなる。しかして、このようにして、枠体WTの下部WTbに、取付部3が取り付け固定されることとなる。なお、この際、図5に示すように、取付部3と、枠体WTの右側部WTc及び左側部WTdとの間には、僅かな隙間S1aが形成される。
【0033】
次いで、図6に示すように、支持枠本体20の表面20eに、液晶表示部DSaが来るようにデジタルサイネージDSを支持している支持枠2と、枠体WTの上部WTa及び下部WTbに取り付け固定されている取付部3を対向配置させる。すなわち、図6に示すように、垂直部31のビス孔31aと、支持枠2の上部ビス孔20a1及び支持枠2の下部ビス孔20d1が対向するように、支持枠2と取付部3を対向配置させる。そして、取付部3の垂直部31の面31dに支持枠2の支持枠本体20の裏面20fを密着させ、垂直部31のビス孔31aと、支持枠2の上部ビス孔20a1及び支持枠2の下部ビス孔20d1とを連通させる。この際、取付部3と、枠体WTの右側部WTc及び左側部WTdとの間に形成されている僅かな隙間S1aに、取付枠21が挿入されることとなる。しかして、この状態で、垂直部31のビス孔31aと、支持枠2の上部ビス孔20a1及び支持枠2の下部ビス孔20d1に、図6に示すビスB3を挿入するようにすれば、ビスB3がナット31bにより止着される。これにより、デジタルサイネージDSを支持している支持枠2と取付部3とが連結されることとなる。
【0034】
かくして、このようにすれば、図1に示すように、デジタルサイネージDSが、遊技機に代わって、遊技島YSに設置されることとなる。
【0035】
しかして、以上説明した本実施形態によれば、遊技島YSに設けられている枠体WTに取付部3を取り付け、その取付部3に、デジタルサイネージDSを支持する支持枠2を、ビスB3を用いて連結しているから、遊技島YSにデジタルサイネージDSを設置することが可能となる。これにより、新たな遊技規則に対応した遊技機が供給されなかったとしても、デジタルサイネージDSを設置することができ、もって、遊技島YSのある箇所だけ、空洞ができてしまうという事態を防止することができる。
【0036】
また、本実施形態によれば、支持枠2に上部ビス孔20a1及び下部ビス孔20d1を設け、取付部3にナット31bが取り付けられているビス孔31aを設け、この上部ビス孔20a1及び下部ビス孔20d1並びにビス孔31aにビスB3を挿入することにより、支持枠2と取付部3とを連結するようにしている。これにより、簡単容易に、支持枠2と取付部3とを連結することができる。
【0037】
なお、本実施形態において示した形状等はあくまで一例であり、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。例えば、本実施形態にて説明した支持枠2、取付部3は、あくまで一例であり、上記説明した機能と同様の機能を備えるものであれば、どのような形状、構成でも良い。
【符号の説明】
【0038】
1 デジタルサイネージ取付装置
2 支持枠
20a1 上部ビス孔(第1ビス孔)
20d1 下部ビス孔(第1ビス孔)
3 取付部
31a ビス孔(第2ビス孔)
31b ナット
YS 遊技島
DS デジタルサイネージ
WT 枠体
B3 ビス(連結部)
図1
図2
図3
図4
図5
図6