(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022033673
(43)【公開日】2022-03-02
(54)【発明の名称】エアーカーテン隔壁生成器装着のテーブル等。
(51)【国際特許分類】
F24F 9/00 20060101AFI20220222BHJP
F24F 13/28 20060101ALI20220222BHJP
F24F 7/003 20210101ALI20220222BHJP
F24F 13/072 20060101ALI20220222BHJP
A61L 9/01 20060101ALI20220222BHJP
A61L 9/014 20060101ALI20220222BHJP
A61L 9/00 20060101ALI20220222BHJP
【FI】
F24F9/00 A
F24F13/28
F24F7/00 A
F24F13/072 Z
A61L9/01 B
A61L9/014
A61L9/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020149437
(22)【出願日】2020-08-17
(71)【出願人】
【識別番号】515077113
【氏名又は名称】竹中 伸太郎
(72)【発明者】
【氏名】箱田 康司
【テーマコード(参考)】
4C180
【Fターム(参考)】
4C180AA07
4C180CC01
4C180CC04
4C180CC16
4C180EA07X
4C180EA14X
4C180HH05
4C180MM10
(57)【要約】 (修正有)
【課題】新型コロナウイルス感染症防止のためのエアーカーテン隔壁生成機器を提供する。
【解決手段】各種長さのエアーカーテン隔壁生成器を、単数から複数機をテーブル天板の裏側に設置する。テーブル天板の表面はフラットで物理的障害物も無く、自由形状でエアーカーテン隔壁が生成されるよう、天井等上部位置に向かってエアーカーテンを形成する。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
エアーカーテン造成の送風機本体(1)は、回転駆動機(2)の回転軸に直結のフィン回転軸(3)は、駆動機軸直結同期回転する。
フィン回転軸(3)に直結で複数のフィン装着円盤(4)には、一定角度と一定間隔で固着された複数の横長回転フィン(5)は、回転重力バランス調整されて、フィン回転軸(3)の一端を回転駆動機(2)の軸に、他の端は軸回転ベアリング(6)によって保持される。
回転駆動機(2)の軸とフィン回転軸(3)が結合された横長回転フィン(5)は、送風機本体(1)の壁との間隙は加圧送風有効距離をとって、半円周形状で加圧送風開口部(7)を上面に一定開口部面積で設置し、上面残余間隙も可能な限り狭隘として、上部面の残余面積は平面封鎖、上向きの加圧送風開口部(7)の開口端末は矩形箱状送風板(8)で囲って噴出し、空気のカーテン形状維持を図り、垂直面の吸気開口部(9)には加圧送風開口部(7)等、全ての開口部位には、危険防止で安全網(10)が夫々装着される。
エアーカーテン造成の送風機本体(1)には、回転駆動機(2)の動力電源電圧のコンセント(11)を設置することもあり、複数の送風機本体(1)設置の左右、或は直角等の連結電源に利用可能とし、電源種類は直流電源12V、24V、或は交流電源100V、200V、其の他、国別規定電圧等で、種々使用可能な機種保有の動力仕様として、回転駆動機(2)のON・OFFスイッチ(12)は、単独1基毎に装着の場合と、別途複数の一括でのON,OFF操作も可能な電源配線機種も保有とする。
エアーカーテンの送風機本体(1)の長さは300mm前後から500mm前後を標準寸法とし、其の他各種保有とし、可搬を容易に、設置、撤去、位置変え等々、多種多様な用途として使用可能として、エアーカーテンの種類も、吹上げエアーカーテン(13)のカーテン形状維持高さは実験的には最低1.5m以上で、吹き出し風両は1分間に3立方メートル前後であったが、回転駆動機(2)の強力化と、フィン装着円盤(4)の拡大によるフィン増大等で、吹上げエアーカーテン(13)の厚みや高さの増大も可能である。
上述の送風機本体(1)の加圧送風開口部(7)とほぼ同等形状面積で、テーブル天板(14)上でエアーカーテン設定位置に、天板貫通送風開口(15)を単数又は複数設け、テーブル天板(14)の裏側には、加圧送風開口部(7)と天板貫通送風開口(15)の合致で送風機本体(1)が装着される、エアーカーテン隔壁生成機器。
【請求項2】
吸気開口部(9)の開口部位に、活性炭素繊維を含む、各種濾過吸着材(19)等、高度不純物吸着濾過材装着の、エアーカーテン隔壁造成器。
【請求項3】
吸気開口部(9)の開口部に、各種濾過吸着材(19)と共に、超極細純銅繊維ワイヤー(20)を一定量併設した、エアーカーテン隔壁造成器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
新型コロナウイルス感染症の拡散防止で、発症前無症状感染者による咳、クシャミ、会話等々によるウイルス拡散防止目的で、常時マスク着用で飲食時での密接・密集・密閉の回避、室内換気、ソシアルディスタンス維持を含めて、対人面接等接近場所には透明アクリル板隔壁或はフイルムによる各個人間の気流遮断維持を、これらは各業界及び政府によってガイダンスで種々指示しているが、今後における新型コロナウイルス感染防止策を含めて、今後発生しうる他の感染疾病防護においても、唾液飛散、或はエアリブクス的気中感染等の防止に係わる、隣接対人防護隔壁に関するものである。
【背景技術】
【0002】
世界的蔓延の新型コロナウイルス感染症防止で、各種会議、対面折衝業種、飲食業種等々で、正面、両側に透明とは言えアクリル板等の隙害物で隔壁遮断しての新型コロナウイルス感染症拡散防止を図るガイダンスは、感染拡散防止には形式的で効果は薄い。
【0003】
何故ならば、新型コロナウイルス感染症の感染拡大要素は、感染者発症前2日前後を含めたウイルス飛散による感染者急増の要因から、「貴方も私も感染者」的観点で、「ウイルス飛散防止のみ」に重点を置き、咳・クシャミによる唾液の加圧飛散の一定限度量を布マスクで吸着しても、布マスクの正面や上下左右端末から相当量ウイルスが加圧飛散しており、同時に布マスク着用で小声会話でもウイルス気中飛散は常識であり、同時に、布マスク着用でも気中飛散ウイルスは呼吸吸引通過の現状で、ソシアルディスタンス保持でも室内外共に無風状態は皆無で意味が無く、透明アクリル板等の隔壁上下左右からウイルスは気流で気中遊泳的行き来し、健常未感染者の布マスクはウイルス通過阻止効果は薄く、未感染者の呼吸吸引で感染することは歴然としており、罹患防止には程遠い。
【0004】
つまり、自己管理可能な身体消毒や布マスク着用は当然履行しても、発症前の自覚症状無き感染者によるウイルス拡散の現状から、官庁規定ガイダンスの完全履行を行っても、実験室と異なる一般生活社会環境における気流の方向性によっては気中遊泳ウイルスの阻止は不可能であり、ましてや、一般布マスク着用の未感染健常者着用の布マスクによる「ウイルス呼吸吸引阻止率」は低く、そのために、ソシアルディスタンス保持や透明アクリル板或は透明フイルムの隔壁設置を推奨しているが、実験室と異なり、一般生活環境空間で無風状態など無く、遊泳ウイルスによる感染防止効果は乏しい。
【0005】
特に、飲食業における顧客のマスク脱着行動規制履行は困難で、しかも会話は小声で、会食は4人以下でと言う自治体のガイダンスも違和感があり、健康維持と日常経済社会の両立を望むのであれば、前後左右の透明アクリル等の固体隔壁は生活的違和感から、種々問題を躍起しており、改善すべきである。
【特許文献】
【非特許文献】
【発明の表示】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
新型コロナウイルス感染症等は、接触感染と、感染者のウイルス混入唾液飛散による感染であるが、その防止策でテレワークの促進、ステイホーム、ソシアルディスタンス確保、室内換気、密閉・密接・密集の排除等々が、業界、自治体、政府関係のガイダンスで当初から変わらず、全国民が全ての環境下で常時完全履行が可能であれば感染拡大の防止もできるが、ガイダンスの全てを常時維持すれば、感染者減少しても経済社会的な崩壊も有り得ることで、医療と経済の両立遂行を熟考すれば、マスクと透明樹脂製フェイスシールドの両者の機能性向上と共に、本特許申請の「透明硬質アクリル板隔壁や透明フイルム隔壁による、咳クシャミや会話によるウイルス混入唾液の飛散防止機能性で、必要場所によっては透明であっても物理的通過不能障害性の改善を図るべきである。
【0007】
通常の透明硬質アクリル板及び透明フイルムの隔壁は、公的私的各機関の受付窓口、各種店舗のレジカウンターから会議室テーブルまで種々設置されているが、全ての透明隔壁物設置目的が、対面顔部位置での咳、クシャミ、対面会話によるウイルス混入唾液飛散防止策のみで、重要なエアロビクスウイルス飛散による感染防止には無頓着であり、冷暖房気流を含めて種々の気流変化は必然的存在しており、透明アクリル板等隔壁端の上下左右端部位が有る限り、超微細気中遊泳ウイルスの対応処置がなされず、透明隔壁による感染防止効果は半減し、効果は薄い。
【0008】
感染力が最も大きな環境は、飲食を含む会食である事は歴然としており、マスク撤去で飲食は常識で、無言の会食など有る筈が無く、アルコールが入れば生理的に声も大きくなり、近距離会話でウイルス飛散度も多く、飲食料理食器等の設置や撤去でテーブル中央に透明アクリル板隔壁設置などあるはずが無く、対面着席を避けて斜め向かいに着席しても当人同氏会話は顔を見ての会話も常識、その会話は透明フイルム隔壁でも上下下部開口部位からの飛散ウイルス流動による感染も常識で、透明アクリル板隔壁や透明フイルム吊り下げの隔壁では設置意味が無く、又、設置対応も不能である。
【0009】
人間生活社会で、特に経済的生活で、ステイホームやソシアルディスタンスの実行は種々限界が有り、対面座席禁止も他所を向いての会話など有り得ず意味が無く、透明物質とは言え、物理的遮断隔壁環境も職種と環境によっては大きな課題である。、
【0010】
行政機関トップの記者発表会談、自治体・宗教団体・其の他諸団体行事での屋内講和、小劇場での舞台と観客の距離的問題で、仮に透明隔壁であっても光線乱反射で透明度喪失、講演者と出席者との司会遮断と同時にエアロウイルス飛散、客席マスク装着も意味が無くウイルス吸引感染、この大きな問題点は論議されず、ただ単にソシアルディスタンス保持のみを優先する監督官庁の真意は何処にあるのだろうか。
【課題を解決するための手段】
【0011】
新型コロナウイルスをはじめ、今後頻繁に起きうる種種の気中感染症防御で、消毒、手洗いうがいや身の回り装着のマスクやフェイスシールド等の感染防止装備と共に重要なことは、人間生活周辺環境の感染防止設備であり、それがデイタイムの自宅家事から、オフィス事務や会議、或は飲食を伴う種々会合と共に、私的公的飲食のクラブからレストランに至るまで、無限に近い気中感染症防護策が、単なる理論形式的ガイダンスで行われており、下記の通り改善すべきである。
【0012】
複数の人間が集う屋内会合で、それが官庁から企業まで、又、飲食集会でのテーブル着座やカウンター着座での前後左右人間同士の間隙の全面的遮断が必要である場合、物理的なアクリル板等の全面遮断隔壁では、食品、食器、其の他種々の物品移動等、必要な場所での物品移動阻止や小声言語の聴取不能、乱反射で表情不明、数え切れない現状を解消して、その上で視界を遮る事無く、音声も広域から低域周波数が自由に通過到達が可能でなければならない。
【0013】
夜の飲食街店舗に限らず、レストラン、コンビニエンスストアー、スーパーショップ、DIY等々の店舗のレジ・カウンターから、薬局、郵便局、銀行、其の他無数の全ての対人接触業界と共に、全ての宗教団体における定例会合の信者と僧侶、及び小規模劇場での参加者と役者演技の発声等々の環境下で、団体・業界・政府の「安全ガイダンス」で種々の気中感染防御が可能とは思えない理由は、千差万別な生活環境で、全ての人間が感染者と看做しての「現状の安全ガイダンス」を変える必要性が山ほど存在しており、現状の単に他人に移さないガイダンスから、「他人から写されないガイダンス」で自己防衛策にも専念しない限り、新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止は永久に困難であろう。
【0014】
その為には、自己安全装備で高度な機能性マスク装着と共に、濾過清浄化空気によるエアーカーテン・フェイスシールドの2点は既に特許申請済みであるが、官庁、企業、店舗を含む全ての施設で、ソシアルディスタンス維持不能な生活社会も多々あり、経営維持不可能な企業も多く、「対面隔壁」で透明硬質アクリル板、或は透明軟質フイルムによるカウンターでの設置が現状常識ガイダンスだが、この透明素材による隔壁は、感染者吐息唾液等は透明隔壁で一端遮断されるがテーブルトップに落下付着しても、エアロビクス等のウイルス混入微細唾液は落下して開口部位から相手側に気流で拡散する常識を無視しており、感染経路不明の感染者と成る事は明白である。
【0015】
又、透明隔壁設置は、障害物的存在で、会話音声や、光線乱反射で顔の表情確認不能もあり、レストラン等の飲食店舗では、料理や食器の設置回収と同時に、客交代時の透明隔壁消毒等々で労力的に継続困難で設置不能で、一端設置した場合の位置変更も毎日のことで、一考を要する。
【0016】
これらの全ての問題点を一挙に解決すべきで、現状の大小サイズで設置の透明硬質アクリル板等及び透明軟質樹脂フイルム等の両者隔壁を全面的撤去で、テーブル、講演机、カウンター、等々、必要個所の天板にエアーカーテン送風孔を貫通穴あけして、天板裏面に送風機本体装着で、天板貫通送風開口経由で吹き上げエアーカーテンを形成すれば、テーブル等の上面には障害物皆無で全ての目的が完遂される。
【発明の効果】
【0017】
新型コロナウイルスに限らず、今後必然的流行の各種気中飛散感染症防止で、会話、会談飲食、歌唱等々によるウイルス混入唾液飛散、或はエアロビクス期中遊泳ウイルス等を防止して、空気濾過吸着滅菌、濾過材通過ウイルス等室外排気、前後左右対人エアーカーテン隔壁で、現状の透明硬質アクリル板及び透明軟質フイルムによる上下左右ウイルス漏洩隔壁を「従来品」と称し、本特許申請のエアーカーテン隔壁テーブルを「本発明」と称して、両者の比較による本特許申請の効果を下記に列挙する。
【0018】
1、従来品は物理的に対面空間貫通不能障害物だが、本発明は自由に貫通可能である。
2、従来品は環境毎に工作設置作業が必要だが、本発明はテーブル等に既設されている。。
3、従来品は舞台と客席等広域で障害物存在だが、本発明は障害物皆無で感染防御である。
4、従来品は小幅卓上等に設置は困難だが、本発明は長短器選択で机等の大小問わず可能。
5、従来品は表裏全面を何回も滅菌が必要だが、本発明は小面積機器噴射消毒でよい。
6、従来品は照明乱反射で相手顔まで確認不能も多々あるが、本発明は全く関係なし。
7、従来品は遠距離小声会話聴取不能違和感だが、本発明は通常小声でも可能である。
8、従来品は上下開口部から室内気流で流動するが、本発明は全く漏洩皆無に等しい。
9、従来品は室内ウイルス飛散量累積増大だが、本発明は濾過吸着滅菌と室外排気流動可。
10、従来品は飲食店舗には物理的精神的障害物だが、本発明は従来日常飲食慣習と同様。
11、従来品は下部開口部位で手や物に接触で気分的疎意感が有るが、本発明は卓上皆無。
12、本発明は如何にも社会的分離境界感情があるが、本発明は精神的融合性の感染防止策。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
市販の横長クロスフローファンは、各種製作機器内蔵の部品的構成であることから、本発明に単独機器としての使用は、設計上からファン吐出風圧風量のみに重点を置き、吐出風の到達距離や流風形状は留意されず、又、回転フィン暴露形状で安全性を含めて種々問題が有り、テーブル天板(14)の裏側に設置とは言え、種々機能性の追加と各種ユーザーの安全性で、加工修正製作をしなければならない。
【0020】
送風機本体(1)の左右どちらかに装着の回転駆動機(2)の軸と、フィン回転軸(3)は直結されて回転駆動機と同期回転し、フィン回転軸(3)の左右及び中間には複数装填のフィン装着円盤(4)の円周上に一定間隔設置の横長回転フィン(5)が回転バランスをとって固定装着される。
【0021】
送風機本体(1)の左右何れかの外部に装着された回転駆動機(2)の軸と、送風機本体(1)内部装填のフィン回転軸(4)は、送風機本体(1)の隔壁貫通で結続され、フィン回転軸(3)の他端は送風機本体(1)の他方隔壁で、回転ベアリング(6)によって、高速回転可能な状態で装填される。
【0022】
送風機本体(1)のケーシング形状は円筒形横置きタイプと、四角形一部半円筒形の2種あるが、何れも機能性は同じであるので、四角形一部半円筒形の送風機本体(1)で説明する、
【0023】
送風機本体(1)の断面的四角形一辺の長さは、横長回転フィン(5)の最大円直径の2mm前後以内として、加圧送風開口部(7)の開口部位は、回転駆動機(2)の軸回転方向によって決まるが、加圧送風開口部(7)の面積は、横長回転フィン(5)の形状と数、及び回転数によって変わるが、直系の30パーセント前後の幅で、横長フィン全長で開口し、送風機本体(1)の一部の半円形壁と横長回転フィン(5)との間隙等は、従来市販のファンと同様である。
【0024】
吸気開口部(9)の位置寸法は、加圧送風開口部(7)の上部平面設置端の反対側垂直面全域とし、加圧送風開口部(7)と吸気開口部(9)の外部は、危険防止の為に安全網(10)で覆う。
【0025】
回転駆動機(2)の電力種は直流及び交流両者共に可能だが、一般的に交流電源とし、仮にテーブル上で向かい合って4~5人の会議の場合、対面者中間に仕切り直線エアーカーテン、左右隣人境界に直角設置エアーカーテン創設も、事前に位置決定して、テーブル天板(14)等に、送風機本体(1)の加圧送風開口部(7)同様面積等で天板貫通送風開口(15)を加工してテーブル天板(14)裏側に送風機本体(1)を設置、送風機本体(1)数台の場合でも、1台毎に電源コードを接続する煩わしさから、個々の送風機本体(1)に受電コンセント(13)を設置し、隣接機器の受電に供することも可能である。
【0026】
回転駆動機(2)駆動のON・OFFスイッチ(14)は、各機器毎に送風機本体(1)に設置される場合と、複数機を同時にON・OFF操作可能な別途スイッチも作成する。
【0027】
送風機本体(1)の吸気開口部(9)の安全網(10)の外部には、活性炭素繊維フエルト等の各種濾過吸着材(16)を装着し、新型コロナウイルス感染防止等で、付着ウイルス滅菌目的で超極細純銅繊維ワイヤー(17)も併用装着する。
【0028】
最後に、送風機本体(1)に結続の回転駆動機(2)を含む、機能的開口部以外の全てを、体裁良く、一体化して化粧板で覆う場合もある。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【
図2】 テーブル天板裏に送風機本体装着の断面図である。
【
図3】 テーブル天板裏に複数の送風機本体装着の斜視図、一部透視図である。
【符号の説明】
【0030】
1 送風機本体
2 回転駆動機
3 フィン回転軸
4 フィン装着円板
5 横長回転フィン
6 回転ベアリング
7 加圧送風開口部
8 矩形箱状送風板
9 吸気開口部
10 安全網
11 コンセント
12 ON・OFFスイッチ
13 吹き上げエアーカーテン
14、テーブル天板
15、天板貫通送風開口
16 各種濾過吸着材
17 超極細純銅繊維ワイヤー