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  • 特開-文書管理システム 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022035117
(43)【公開日】2022-03-04
(54)【発明の名称】文書管理システム
(51)【国際特許分類】
   G06F 16/33 20190101AFI20220225BHJP
   G06F 16/953 20190101ALI20220225BHJP
   G06F 16/93 20190101ALI20220225BHJP
【FI】
G06F16/33
G06F16/953
G06F16/93
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020139216
(22)【出願日】2020-08-20
(71)【出願人】
【識別番号】519388701
【氏名又は名称】立花 良一
(74)【代理人】
【識別番号】100149836
【弁理士】
【氏名又は名称】森定 勇二
(72)【発明者】
【氏名】立花 良一
【テーマコード(参考)】
5B175
【Fターム(参考)】
5B175AA01
5B175BA01
5B175DA01
(57)【要約】
【課題】利便性に優れた文書管理システムを提供すること。
【解決手段】文書管理システム1は、インターネットを介してアクセス可能なサーバ11を少なくとも備える。サーバ11は、WEBサーバ12と、JSPサーバ13と、データベース14と、を少なくとも包含する。サーバ11へのアクセスは、クライアント端末21のインターネット閲覧ソフト22を利用して行われる。公開文書の検索は、インターネット上の検索エンジン30を利用して行う。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
クライアント端末上のインターネット閲覧ソフトから文書の検索操作を行う文書管理システムであって、
インターネット上のサーバを介して、非公開用の文書も公開用の文書も検索可能な文書管理システム。
【請求項2】
前記公開用の文書の検索は検索エンジンを用いて行う請求項1の文書管理システム。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願発明はインターネットを介して、かつ、インターネット閲覧ソフトにて利用可能な文書管理システムに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来から様々な文書管理システムが存在し、インターネット閲覧ソフトであるウェブ・ブラウザにて利用可能な文書管理システムも存在する(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000-112927号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上述した文書管理システムは、ネットワーク(例えば、LAN等)上にサーバと任意の複数のクライアントを配置して、前記サーバにて保管及び管理された文書を前記クライアント側のウェブ・ブラウザを利用して検索するシステムであり、それぞれのクライアントに専用の文書検索用ソフトが不要である点で優れている。
【0005】
しかしながら、設備コストやその検索機能(検索方法)などに関して更なる改良の余地が存在し得るものと考える。
【0006】
そこで、自社でサーバを所有することなく、インターネット上の検索エンジンなども一部利用可能な文書管理システムを提供することを課題とした。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本願発明は、上述の課題を解決するために、クライアント端末上のインターネット閲覧ソフトから文書の検索操作を行う文書管理システムであって、インターネット上のサーバを介して、非公開用の文書も公開用の文書も検索可能な文書管理システムを提供する。
【0008】
本願発明は、上述の課題を解決するために、前記公開用の文書の検索は検索エンジンを用いて行う文書管理システムを提供する。
【発明の効果】
【0009】
本願発明の文書管理システムは、クライアント端末上のインターネット閲覧ソフトから文書の検索操作を行う文書管理システムであって、インターネット上のサーバを介して、非公開用の文書も公開用の文書も検索可能な文書管理システムであるため、利便性が飛躍的に向上する。
【0010】
本願発明の文書管理システムは、前記公開用の文書の検索は検索エンジンを用いて行う文書管理システムであるため、コストを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1図1は文書管理システムの全体構成を示す図である。
図2図2はサーバ上のWEBサーバの詳細を示す図である。
図3図3は非公開文書の検索作動(メニュー画面表示)を示す図である。
図4図4は非公開文書の検索作動(検索結果表示)を示す図である。
図5図5は公開文書の検索作動(メニュー画面表示)を示す図である。
図6図6は公開文書の検索作動(検索結果表示)を示す図である。
図7図7は非公開文書の登録作動を示す図である。
図8図8は公開文書の登録作動を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0012】
インターネットを介して、かつ、インターネット閲覧ソフトにて利用可能な文書管理システムとして実施する。
【実施例0013】
まずは、文書管理システムの構成について、図1及び図2に従い説明する。
【0014】
文書管理システム(1)は、インターネット(10)を介してアクセス可能なサーバ(11)と、WEBサーバ(12)と、JSPサーバ(13)と、データベース(14)と、を少なくとも包含する(図1)。
【0015】
前記サーバ(11)上の前記WEBサーバ(12)には、当該サーバを運営する者(10)のホームページ(121)、本願の文書管理システムを利用するユーザ(20)が利用する公開用のホームページサイト(122)及び非公開用のホームページサイト(123)を
設ける(図1)。
【0016】
なお、本願の文書管理システムを利用するにあたっては、事前の準備として、前記利用ユーザ(20)は、前記サーバを運営する者(10)に対して電話などにより依頼をし、前記依頼を受けた前記サーバ運営をする者は、前記利用ユーザが利用可能な公開用のホームページサイト(122)及び非公開用のホームページサイト(123)を作成するとともに、前記利用ユーザ用のユーザアカウントを作成する。
【0017】
また、前記公開用のホームページサイト(122)をインターネット上の検索エンジン(30)に登録する。
【0018】
次に、文書の検索作動について図3から図6に従い説明する。
【0019】
(非公開文書の検索)
利用ユーザ(20)は、前記クライアント端末(21)のインターネット閲覧ソフト(22)を使用して、前記サーバ(11)にアクセスし、前記利用ユーザ用のユーザアカウントでログインし、文書管理システムのメニュー画面を表示させる(図3)。
【0020】
前記表示されたメニュー画面から、データベース(14)を介して検索結果を得て表示する(図4)。
【0021】
(公開文書の検索)
利用ユーザ(20)は、前記クライアント端末(21)のインターネット閲覧ソフト(22)を使用して、前記サーバ(11)にアクセスし、前記利用ユーザ用のユーザアカウントでログインし、文書管理システムのメニュー画面を表示させる(図5)。
【0022】
前記表示されたメニュー画面から、インターネット上の検索エンジン(30)を介して検索結果を得て表示する(図6)。
【0023】
なお、前述の文書の検索を行うに当たり、文書の登録を行う必要がある。以下、文書の登録作動について図7及び図8に従い説明する。
【0024】
(非公開文書の登録)
利用ユーザ(20)は、前記クライアント端末(21)のインターネット閲覧ソフト(22)を使用して、前記サーバ(11)にアクセスし、前記利用ユーザ用のユーザアカウントでログインし、非公開用のホームページサイト(123)に、HTML形式で保存した文書を、前記サーバ(11)上のWEBサーバ(12)、JSPサーバ(13)及びデータベース(14)を介してアップロードする。前述のアップロードに関し、具体的にはHTMLファイルの内容を前記サーバ上(11)の前記データベース(14)に挿入する。また、HTMLファイルは、非公開用のホームページサイト(123)に格納する(図7)。
【0025】
この際に、アップロード先に重複ファイルが存在する場合は登録できない。
【0026】
(公開文書の登録)
前記非公開のホームページサイト(123)に格納したHTMLファイルを公開ホームページサイト(122)に複写することにより、公開文書の登録となる(図8)。
【産業上の利用可能性】
【0027】
本願発明の文書管理システムは、非公開文書及び公開文書共に検索可能である優れた文書管理システムであるため、産業上の利用性可能性を有する。
【符号の説明】
【0028】
1 文書管理システム
10 サーバを運営する者
11 サーバ
12 WEBサーバ
121 運用者のホームページサイト
122 利用者の公開用のホームページサイト
123 利用者の非公開用のホームページサイト
13 JSPサーバ
14 データベース
20 利用ユーザ
21 クライアント端末
22 インターネット閲覧ソフト
30 検索エンジン
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8