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▶ 鈴木 裕の特許一覧

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  • 特開-傘 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022035539
(43)【公開日】2022-03-04
(54)【発明の名称】傘
(51)【国際特許分類】
   A45B 25/02 20060101AFI20220225BHJP
【FI】
A45B25/02 A
【審査請求】有
【請求項の数】2
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020139945
(22)【出願日】2020-08-21
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-12-15
(71)【出願人】
【識別番号】518201371
【氏名又は名称】鈴木 裕
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 裕
【テーマコード(参考)】
3B104
【Fターム(参考)】
3B104AA07
3B104NA03
(57)【要約】      (修正有)
【課題】傘を使用時に突然の風などにより、傘が飛ばされたり、きのこ状になったりして正常に使用するのには困難であった。このような危険性を解消する傘を提供する。
【解決手段】主軸9に複数の骨1が枢着されている傘で有って前記骨1間と補助骨2に並列に介在させ、傘を開いた時に前記枢着された骨1に重なって風圧に対して強度を増し、前記傘を閉じた時に前記骨1の枢着方向に折りたたまれ収納される。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
主軸に複数の骨が枢着されている傘で有って前記骨間に補助骨が並列に介在させ、傘を開いた時に前記枢着された骨に重なり、風圧に対して強度を増し、前記傘を閉じた時に前記骨の枢着方向に折りたたまれ収納されることを特徴とする傘。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
従来の日傘、雨傘やその他の傘を使用中に傘の下方から上方に向かって突風や強風などを受けると、その突風の逃げ場がなく、その風圧によって傘がきのこ状になったりして、雨除けや日除けの機能を阻害し、正常な状態で傘を使用することが出来なくなっていたので、このような不具合を解消する傘に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に傘の使用中に傘の下方から上方に向かって突風や強風を受けるとその風圧で傘が飛ばされたり、きのこ状になったりするので、子供や女性たちにとっては大変危険であり、このような危険性を解消する傘を提供する。
【0003】
従来の傘であればきのこ状になってしまった傘は通常粗大ゴミとなり、環境にも悪影響があり、それを解消することもできる傘である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実登3226371
【特許文献2】特開2020-065905
【特許文献3】実登3225636
【特許文献4】特開2017-023211
【特許文献5】特開2011-92557(P2011-92557A)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は傘使用時の晴天時、降雨時にかかわらず、突風や強風のために飛ばされたり、きのこ状になったりしていたので、特に子供や女性の使用には大変危険であるという問題があった。
【0006】
本発明は傘内に集中する空気の圧力によってきのこ状になった傘は回数を重ねると使用に耐えられなくなり粗大ゴミとして処理されるのでゴミを減らす環境の一助になる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は傘内に集中する空気の流れによってきのこ状にならないように骨を補強した。
【発明の効果】
【0008】
突風や強風時に使用してもきのこ状にならず、安定した状態で使用する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は本発明の実施形態を示す傘本体を開いた図である。
図2図2は前記傘の骨と補助骨間との間に枢着された図である。
図3図3は本発明の傘が収納時に骨と補助骨にある骨が折りたたまれる 骨間の収納図である。
図4図4は傘本体の収納時の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
図 1 は傘本体に設けられた骨組みの斜視図である。
図 2 は傘を開いたときの内部の複数の前記骨と補助骨に並列に介在する骨組みの図で
ある。骨(1)と補助骨(2)間に並列に介在した骨(3)は骨(1)と並列に介在されており、傘を開いた時には直すぐに(4)から(7)に介在される。
【0011】
図3は傘収納時における前記骨と補助骨の複数に収納される時の図であり、骨(1)と補
助骨(2)に介在する骨(3)の収納時は複数の支点(5)、(6)となる軸受とで継ながれる。
【0012】
図4は前記傘収納時の断面図である。
【符号の説明】
【0013】
1 骨
2 補助骨
3 骨
4 軸受
5 軸受
6 軸受
7 軸受
8 軸受
9 中棒
10 把手部
11 石突き
12 カバー布
図1
図2
図3
図4
【手続補正書】
【提出日】2021-04-28
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
新たに設置される補助骨は親骨と受け骨との間に位置し、前記親骨を支えると共にヒンジ部を介して前記親骨と受け骨に接続され、補助骨は第1ヒンジ部と第2ヒンジ部で構成されており、
傘を閉じた時には受け骨側に形成された補助骨の第1ヒンジ部は前記傘の把持部方向に向かって集結し、第2ヒンジ部は石突きに向かって集結し、収納時の形はジャバラの形式で収納され、
前記傘を開いた時には、前記傘の複数の親骨が外方向に向かって広がる事を特徴とした傘。
【請求項2】
前記親骨と前記受け骨との間に配設された補助骨の一端は、新たに親骨の中間に設置されたダボに接続されており、もう一端は受け骨に設置された連結部に接続し、
補助骨の長さを維持するために、第1のヒンジと第2のヒンジを介して接続していることを特徴とした請求項1に記載の傘。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
従来より日傘、雨傘やその他の傘を使用中に傘の下方から上方に向かって突風や強風などを受けると、その突風の逃げ場がなく、その風圧によって傘がおちょこ状態になったり、雨除けや日除けの機能を阻害し、正常な状態で傘を使用することが出来なくなるので、このような不具合を解消する傘に関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に傘の使用中に傘の下方から上方に向かって突風や強風を受けるとその風圧で傘が飛ばされたり、おちょこ状態になったりするので、子供や女性たちにとっては大変危険であり、このような危険性を解消する傘を提供する。
【0003】
従来までの傘であればおちょこ状態になってしまった傘は通常粗大ゴミとなり、環境にも悪影響があり、それを解消することもできる傘である。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】実登3226371
【特許文献2】特開2020-065905
【特許文献3】実登3225636
【特許文献4】特開2017-023211
【公開番号】
特開2011-92557(P2011-92557A)
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的は傘使用時の晴天時、降雨時にかかわらず、突風や強風のために飛ばされたり、おちょこ状態になったりしていたので、特に子供や女性の使用には大変危険であるという問題があった。
【0006】
本発明は傘内に集中する空気の圧力によっておちょこ状態になった傘は回数を重ねると使用に耐えられなくなり粗大ゴミとして処理されるのでゴミを減らす環境の一助になる。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明は傘内に集中する空気の流れによっておちょこ状態にならないように骨を補強した。
【発明の効果】
【0008】
突風や強風時に使用してもおちょこ状態にならず、安定した状態で使用する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1図1は本発明の実施形態を示す傘本体を開いた図である。
図2図2は前記傘の受け骨と本骨との間に補助骨を連接の図である。
図3図3は本発明の傘が収納時に本骨と受け骨の隙間に補助骨が折りたたまれる時の骨の収納図である。
図4図4は傘が閉じる時の傘本体に収納される補助骨が収納される時の横図である。
図5図5は傘を収納時に補助骨が収納される時の断面である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
ここで各図についての解説をします。
図1は傘本体に設けられた補助骨と各連結部についての骨組みの斜視図であり、
補助骨は補助骨5-1と補助骨3と補助骨6-1の3つの骨組から構成され、補助骨5-1は第1ヒンジ部5に接続され、補助骨3は第2ヒンジ部に接続されており、補助骨6-1は親骨に新たに設けられたダボ7の部分に接続され、もう一端は受け骨に設けられた連結部4に接続される。
【0011】
図2は傘を開いた時、親骨1は受け骨2に支えられて外側に開くが、複数の前記親骨に補助骨が並列に介在する骨組みの図である。
受け骨は骨の中間に設置された連結部4が補助骨と連結されており、親骨1と受け骨2とを連接する形で補助骨3は並列に介在し、傘を開いた時には補助骨の第1ヒンジ部と第2ヒンジ部は互いに直列となり、本骨と受け骨との連接することにより三角形の形を成す。
【0012】
図3は傘収納時における前記親骨1と受け骨2に連接された補助骨3が第1ヒンジ部と第2ヒンジ部を介して収納される時の図であり、収納時は補助骨の第1ヒンジ部5と第2ヒンジ部6は互い違いの方向に折れ曲がり、第1ヒンジ部は把持部の方向へ、第2ヒンジ部は石突きの方向へ折れ曲がり収納される。
【0013】
図4は親骨1と受け骨2に連接された補助骨に連接される各ヒンジ部間の長さがそれぞれの比率を持つので、その説明をいたします。
親骨1と受け骨2に連接された補助骨は第1ヒンジ部と第2ヒンジ部を支点として収納時は互い違いに折れ曲がるが、受け骨に設けられた連結部4から第1ヒンジ部5までの長さは受け骨2の長さより短く、補助骨の5-1は把持部方向に収納され、第1ヒンジ部から第2ヒンジ部までの長さは、補助骨5-1の長さよりも長く、第2ヒンジ部6から親骨に新たに設置されたダボ7までの長さはより長くなる。
【0014】
図5は傘収納時に補助骨3は親骨1と受け骨2と並列に収納され、第1ヒンジ部と第2ヒンジ部は互い違いに折れ曲がり収納される。
【符号の説明】
【0015】
1 本骨
2 受け骨
2-1 連結部
2-2 受け骨
3 補助骨
4 連結部
5 第1ヒンジ部
5-1 補助骨
6 第2ヒンジ部
6-1 補助骨
7 ダボ
8 ダボ
9 中棒
10 把手部
11 石突き
12 カバー布
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2021-08-30
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
補助骨が親骨と受け骨との間に位置し、前記親骨を支えると共にヒンジ部を介して前記親骨と受け骨に接続され、補助骨は第1ヒンジ部と第2ヒンジ部で構成されており、
傘を閉じた時には受け骨側に形成された補助骨の第1ヒンジ部は前記傘の把持部方向に向かって集結し、第2ヒンジ部は石突きに向かって集結し、収納時の形はジャバラの形式で収納され、
前記第1ヒンジ部は前記傘の把持部に向かう方向にのみ集結するように回転し、前記第2ヒンジ部は前記石突きに向かう方向にのみ集結するように回転し、
前記傘を開いた時には、前記傘の複数の親骨が外方向に向かって広がる事を特徴とした傘。
【請求項2】
前記親骨と前記受け骨との間に配設された補助骨の一端は、新たに親骨の中間に設置されたダボに接続されており、もう一端は受け骨に設置された連結部に接続していることを特徴とした請求項1に記載の傘。