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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022035941
(43)【公開日】2022-03-04
(54)【発明の名称】マウス装置及びマウスケーシング
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0354 20130101AFI20220225BHJP
【FI】
G06F3/0354 441
【審査請求】有
【請求項の数】11
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021003632
(22)【出願日】2021-01-13
(31)【優先権主張番号】109128222
(32)【優先日】2020-08-19
(33)【優先権主張国・地域又は機関】TW
(71)【出願人】
【識別番号】506195295
【氏名又は名称】寶トク科技股フン有限公司
(74)【代理人】
【識別番号】100104215
【弁理士】
【氏名又は名称】大森 純一
(74)【代理人】
【識別番号】100196575
【弁理士】
【氏名又は名称】高橋 満
(74)【代理人】
【識別番号】100168181
【弁理士】
【氏名又は名称】中村 哲平
(74)【代理人】
【識別番号】100160989
【弁理士】
【氏名又は名称】関根 正好
(74)【代理人】
【識別番号】100117330
【弁理士】
【氏名又は名称】折居 章
(74)【代理人】
【識別番号】100168745
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 彩子
(74)【代理人】
【識別番号】100176131
【弁理士】
【氏名又は名称】金山 慎太郎
(74)【代理人】
【識別番号】100197398
【弁理士】
【氏名又は名称】千葉 絢子
(74)【代理人】
【識別番号】100197619
【弁理士】
【氏名又は名称】白鹿 智久
(72)【発明者】
【氏名】盧賀隆
(72)【発明者】
【氏名】陳冠伶
【テーマコード(参考)】
5B087
【Fターム(参考)】
5B087AB02
5B087BB11
(57)【要約】      (修正有)
【課題】既存の技術の不足に対してマウス装置を提供する。
【解決手段】マウス装置は、上部ケーシング11、下部ケーシン12グ、回路基板13、及び発光素子14を含む。上部ケーシングは、下部ケーシングに配置される。上部ケーシング及び下部ケーシングは、それぞれサイズが一種以上となる複数の中空ポリゴンを含む。発光素子は、回路基板に配置される。回路基板及び発光素子は、上部ケーシングと下部ケーシングとの間の収容空間に配置される。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
サイズが一種以上となる複数の中空ポリゴンを含む下部ケーシングと、
前記下部ケーシングに設けられると共に、サイズが一種以上となる複数の中空ポリゴンを含む上部ケーシングと、
前記上部ケーシングと前記下部ケーシングとの間にある収容空間に配置される回路基板と、
前記上部ケーシングと前記下部ケーシングとの間にある前記収容空間に、前記回路基板に配置される発光素子と、
を備える、ことを特徴とするマウス装置。
【請求項2】
前記上部ケーシングは、第1のケーシングユニット、及び第2のケーシングユニットを含み、前記第1のケーシングユニットが前記第2のケーシングユニットに固接され、前記第1のケーシングユニット及び前記第2のケーシングユニットはいずれも、湾曲板状体に構成され、前記第1のケーシングユニット及び前記第2のケーシングユニットはそれぞれ、サイズが一種以上となる複数の中空ポリゴンを含む、請求項1に記載のマウス装置。
【請求項3】
前記上部ケーシングは、固定用ユニットを含み、前記第1のケーシングユニットは、前記固定用ユニットを介して前記第2のケーシングユニットに固接される、請求項2に記載のマウス装置。
【請求項4】
前記下部ケーシングは、主体ユニット、及び翼ユニットを含み、前記主体ユニットは、敷板、第1の側壁、及び第2の側壁を含み、前記第1の側壁及び前記第2の側壁は、前記敷板の正反対側に配置され、前記主体ユニットにおける前記第1の側壁及び前記第2の側壁はそれぞれ、サイズが一種以上となる複数の中空ポリゴンを含み、前記翼ユニットは、少なくとも1つの湾曲板状体を含み、前記翼ユニットの前記湾曲板状体は、サイズが一種以上となる複数の中空ポリゴンを含む、請求項1に記載のマウス装置。
【請求項5】
前記翼ユニットは着脱可能に前記主体ユニットにおける前記第1の側壁の側縁、或いは、前記主体ユニットにおける前記第2の側壁の側縁に配置され、前記翼ユニットが前記主体ユニットにおける前記第1の側壁の側縁または前記主体ユニットにおける前記第2の側壁の側縁に配置されたとき、前記翼ユニットと前記主体ユニットの前記第1の側壁との間、或いは、前記翼ユニットと前記主体ユニットの前記第2の側壁との間には、所定の距離が設けられる、請求項4に記載のマウス装置。
【請求項6】
前記発光素子は、発光ダイオードユニットまたは有機発光ダイオードユニットである、請求項1に記載のマウス装置。
【請求項7】
上部ケーシング及び下部ケーシングを備えるマウスケーシングであって、
前記上部ケーシングが前記下部ケーシングに配置され、前記上部ケーシング及び前記下部ケーシングはそれぞれサイズが一種以上となる複数の中空ポリゴンを含み、前記複数の中空ポリゴンは不規則的に前記上部ケーシング及び前記下部ケーシングに配置される、ことを特徴とする、マウスケーシング。
【請求項8】
前記上部ケーシングは、第1のケーシングユニット、及び第2のケーシングユニットを含み、前記第1のケーシングユニットが前記第2のケーシングユニットに固接され、前記第1のケーシングユニット及び前記第2のケーシングユニットはいずれも、湾曲板状体に構成され、前記第1のケーシングユニット及び前記第2のケーシングユニットはそれぞれ、サイズが一種以上となる複数の中空ポリゴンを含む、請求項7に記載のマウスケーシング。
【請求項9】
前記上部ケーシングは、固定用ユニットを含み、前記第1のケーシングユニットは、前記固定用ユニットを介して前記第2のケーシングユニットに固接される、請求項8に記載のマウスケーシング。
【請求項10】
前記下部ケーシングは、主体ユニット、及び翼ユニットを含み、前記主体ユニットは、敷板、第1の側壁、及び第2の側壁を含み、前記第1の側壁及び前記第2の側壁は、前記敷板の正反対側に配置され、前記主体ユニットにおける前記第1の側壁及び前記第2の側壁はそれぞれ、サイズが一種以上となる複数の中空ポリゴンを含み、前記翼ユニットは、少なくとも1つの湾曲板状体を含み、前記翼ユニットの前記湾曲板状体は、サイズが一種以上となる複数の中空ポリゴンを含む、請求項7に記載のマウスケーシング。
【請求項11】
前記翼ユニットは着脱可能に前記主体ユニットにおける前記第1の側壁の側縁、或いは、前記主体ユニットにおける前記第2の側壁の側縁に配置され、前記翼ユニットが前記主体ユニットにおける前記第1の側壁の側縁または前記主体ユニットにおける前記第2の側壁の側縁に配置されたとき、前記翼ユニットと前記主体ユニットの前記第1の側壁との間、或いは、前記翼ユニットと前記主体ユニットの前記第2の側壁との間には、所定の距離が設けられる、請求項10に記載のマウスケーシング。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、マウス装置及びマウスケーシングに関し、特に、中空パターンをなす構成を有するマウス装置及びマウスケーシングに関する。
【背景技術】
【0002】
マウス装置は一般的な周辺機器だが、現在のマウス装置は見た目の多様化が進んでおり、重量もいまだに少し重く、キーボード装置などのRGB装置に比べて視覚的な体験が乏しくなってきている。
【0003】
そのため、より軽量で視覚効果の高いマウス装置を提供することは、重要な課題の一つとなっている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明が解決しようとする課題は、既存の技術の不足に対してマウス装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
マウス装置は、上部ケーシング、下部ケーシング、回路基板、及び発光素子を含む。前記上部ケーシングは、前記下部ケーシングに配置される。前記上部ケーシング及び前記下部ケーシングはそれぞれサイズが一種以上となる複数の中空ポリゴンを含む。前記発光素子は前記回路基板に配置され、前記回路基板及び前記発光素子は、前記上部ケーシングと前記下部ケーシングとの間にある収容空間に配置される
【0006】
本発明は、上部ケーシング及び下部ケーシングを含むマウスケーシングを開示する。前記上部ケーシングは、前記下部ケーシングに配置され、前記上部ケーシング及び前記下部ケーシングはそれぞれ、サイズが一種以上となる複数の中空ポリゴンを含み、前記複数の中空ポリゴンは、不規則的に前記上部ケーシング及び前記下部ケーシングに配置される。
【発明の効果】
【0007】
本発明による有益な効果の1つとしては、本発明が提供するマウス装置及びマウスケーシングでは、ケーシングにサイズが一種以上となる複数の中空ポリゴンが含まれることにある。発光素子及び複数の中空ポリゴンを含むマウス装置では、使用する時に視覚的な効果が向上する。また、複数の中空ポリゴンを含むマウスケーシングは軽くて、使用者体験を効果的に増加できる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1】本発明に係る第1の実施形態のマウス装置を示す模式図である。
図2】本発明に係る第1の実施形態のマウス装置を示す分解図である。
図3】本発明に係る第1の実施形態の翼ユニット、及び主体ユニットの第1の側壁を示す模式図である。
図4】本発明に係る第2の実施形態のマウスケーシングを示す模式図である。
図5】本発明に係る第2の実施形態のマウスケーシングを示す分解図である。
図6】本発明に係る第2の実施形態の翼ユニット、及び主体ユニットの第1の側壁を示す模式図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
発明の特徴及び技術内容がより一層分かるように、以下本発明に関する詳細な説明と添付図面を参照する。しかし、提供される添付図面は参考と説明のために提供するものに過ぎず、本発明の特許請求の範囲を制限するためのものではない。
【0010】
下記より、具体的な実施例で本発明が開示する「マウス装置及びマウスケーシング」の実施形態を説明する。当業者は本明細書の公開内容により本発明のメリット及び効果を理解し得る。本発明は他の異なる実施形態により実行又は応用できる。本明細書における各細節も様々な観点又は応用に基づいて、本発明の精神逸脱しない限りに、均等の変形と変更を行うことができる。また、本発明の図面は簡単で模式的に説明するためのものであり、実際的な寸法を示すものではない。以下の実施形態において、さらに本発明に係る技術事項を説明するが、公開された内容は本発明を限定するものではない。
[第1の実施形態]
【0011】
図1図2及び図3を参照されたい。図1は、本発明に係る第1の実施形態のマウス装置を示す模式図である。図2は、本発明に係る第1の実施形態のマウス装置を示す分解図である。図3は、本発明に係る第1の実施形態の翼ユニット、及び主体ユニットの第1の側壁を示す模式図である。
【0012】
マウス装置1は、上部ケーシング11、下部ケーシング12、回路基板13、及び発光素子14を含む。
【0013】
上部ケーシング11は、下部ケーシング12に配置され、上部ケーシング11及び下部ケーシング12はそれぞれ、サイズが一種以上となる複数の中空ポリゴンを含む。即ち、外側からマウス装置1内部の素子を見ることができる。また、発光素子14は回路基板13に配置される。回路基板13及び発光素子14は、上部ケーシング11と下部ケーシング12との間にある収容空間に配置される。本実施形態において、上部ケーシング11及び下部ケーシング12に設けられた中空ポリゴンは中空三角形である。別の実施形態において、中空ポリゴンとしては、三角形、菱形、長方形、五角形、五芒星形、又は六芒星形が挙げられる。
【0014】
また、マウス装置1は、回路基板13及び発光素子14に給電するために、回路基板13及び発光素子14に接続される給電モジュール(図示されない)を含む。
【0015】
即ち、発光素子14は、回路基板13の制御モジュール(図示されない)及び給電モジュール(図示されない)の給電によって、発光できる。なかでも、発光素子14としては、一発光ダイオード(LED)、有機発光ダイオード(OLED)、発光ダイオードアレイ、又は有機発光ダイオードアレイが挙げられる。また、発光素子14が発する光は、白色、赤色、緑色、青色、橙色、様々な色を有する光であってもよいし、色が変化できる光であってもよい。
【0016】
上記のように、マウス装置1の発光素子14が発光する光線では、上部ケーシング11及び下部ケーシング12に設けられる複数の中空三角形を通してマウス装置1から外部へ透けており、より優れた視覚的体験を提供し得る。
【0017】
上部ケーシング11は、第1のケーシングユニット111、及び第2のケーシングユニット112を含む。第1のケーシングユニット111は、第2のケーシングユニット112に固着される。本実施形態において、第1のケーシングユニット111及び第2のケーシングユニットはそれぞれ、マウス装置1の前側及び後ろ側に配置される。かつ、第1のケーシングユニット111及び第2のケーシングユニット112のいずれも湾曲板状体に構成される。また、第1のケーシングユニット111及び第2のケーシングユニット112にはそれぞれ、少なくとも一種以上のサイズとなった複数の中空三角形が設けられる。本実施形態において、中空三角形としては、平面状又は曲面上に設けられた中空三角形が挙げられる。本実施形態において、上部ケーシング11及び下部ケーシング12における中空パターンは、不規則的な長方形、菱形、正方形、三角形、五角形、多辺形に形成されてもよいが、本発明はこれらの例に制限されない。また、それらの中空ポリゴンは平面構造又は曲面構造に設けられる中空ポリゴンであってもよい。上部ケーシング11及び下部ケーシング12に設けられる中空ポリゴンは、多種のポリゴンの組み合わせであってもよいし、単一種類のポリゴンであってもよい、本発明はこれらの例に制限されない。
【0018】
また、上部ケーシング11は、第1のケーシングユニット111と第2のケーシングユニット112とを固定して連結するための固定用ユニット113を含む。即ち、第1のケーシングユニット111は、固定用ユニット113を介して、第2のケーシングユニット112に固接される。
【0019】
下部ケーシング12は、主体ユニット121及び翼ユニット122を含む。主体ユニット121は、敷板121A、第1の側壁121B、及び第2の側壁121Cを含む。第1の側壁121B及び第2の側壁121Cは、敷板A1の正反対側に配置される。主体ユニット121における第1の側壁121B及び第2の側壁121Cも、それぞれサイズが一種以上となる複数の中空三角形を含む。翼ユニット122は少なくとも1つの湾曲板状体を含む。翼ユニット122の湾曲板状体は、サイズが一種以上となる複数の中空三角形を含む。翼ユニット122が湾曲した板状の形状にされたのは、マウスを持ったときの人間の手の曲率に合わせるようにするからである。
【0020】
翼ユニット122は、着脱可能に主体ユニット121における第1の側壁121Bの側縁、または主体ユニット121における第2の側壁121Cの側縁に配置される。本実施形態において、翼ユニット122は、主体ユニット121における第1の側壁121Bの側縁(右利きの使用者に向いている)に配置される。他の実施形態において、翼ユニット122は、主体ユニット121における第2の側壁121Cの側縁(左利きの使用者に向いている)に配置されてもよい。
【0021】
翼ユニット122が主体ユニット121における第1の側壁121Bの側縁、又は主体ユニット121における第2の側壁121Cの側縁に配置されたとき、翼ユニット122と主体ユニット121の第1の側壁121Bとの間に、或いは、翼ユニット122と主体ユニット121の第2の側壁121Cとの間に所定の距離が設けられる。即ち、翼ユニット122と主体ユニット121との間により大きい隙間がある。そのように、発光素子14による光線が主体ユニット121の複数の中空三角形、及び翼ユニット122の複数の中空三角形から透けた時、光線はより変化が多くになる。
[第2の実施形態]
【0022】
図4図5及び図6を参照されたい。図4は、本発明に係る第2の実施形態のマウスケーシングを示す模式図である。図5は、本発明に係る第2の実施形態のマウスケーシングを示す分解図である。図6は、本発明に係る第2の実施形態の翼ユニット、及び主体ユニットの第1の側壁を示す模式図である。
【0023】
マウスケーシング2は、上部ケーシング21、及び下部ケーシング22を含む。上部ケーシング21は下部ケーシング22に配置される。
【0024】
上部ケーシング21及び下部ケーシング22はそれぞれ、サイズが一種以上となる複数の中空三角形を含む。即ち、外側からマウスケーシング2の内部を見えるようになる。なお、複数の中空三角形は、不規則的に上部ケーシング21及び下部ケーシング22に配置される。
【0025】
上部ケーシング21は、第1のケーシングユニット211、及び第2のケーシングユニット212を含む。第1のケーシングユニット211は、第2のケーシングユニット212に固接される。第1のケーシングユニット211及び第2のケーシングユニット212はいずれも湾曲板状体である。また、第1のケーシングユニット211及び第2のケーシングユニット212はそれぞれ、サイズが少なくとも一種以上となる複数の中空三角形を含む。本実施形態において、中空三角形は平面構造または曲面構造に設けられた中空三角形であってもよい。
【0026】
さらに、上部ケーシング21は、第1のケーシングユニット211及び第2のケーシングユニット212を固接する固定用ユニット213を含む。即ち、第1のケーシングユニット211は、固定用ユニット213を介して、第2のケーシングユニット212に固接される。
【0027】
下部ケーシング22は、主体ユニット221及び翼ユニット222を含む。主体ユニット221は、敷板221A、第1の側壁221B、及び第2の側壁221Cを含む。第1の側壁221B及び第2の側壁221Cは、敷板221Aの正反対側に配置される。主体ユニット221における第1の側壁221B及び第2の側壁221Cはそれぞれ、サイズが一種以上となる複数の中空三角形を含む。翼ユニット222は少なくとも1つの湾曲板状体を含む。翼ユニット222の湾曲板状体に、サイズが一種以上となる複数の中空三角形を含む。翼ユニット222が湾曲した板状の形状にされたのは、マウスを持ったときの人間の手の曲率に合わせるようにするからである。本実施形態において、上部ケーシング21及び下部ケーシング22に設けられた中空ポリゴンはそれぞれ中空三角形である。他の実施形態において、中空ポリゴンとしては、三角形、菱形、長方形、五角形、五芒星形、又は六芒星形が挙げられる。
【0028】
翼ユニット222は、着脱可能に主体ユニット221における第1の側壁221Bの側縁、又は主体ユニット221における第2の側壁221Cの側縁に配置されてもよい。本実施形態において、翼ユニット222は、主体ユニット221における第1の側壁221Bの側縁(右利きの使用者に向いている)に配置される。他の実施形態において、翼ユニット222は、主体ユニット221の第2の側壁221Cの側縁(左利きの使用者に向いている)に配置されてもよい。
【0029】
翼ユニット222が主体ユニット221の第1の側壁221Bの側縁、或いは、主体ユニット221の第2の側壁221Cの側縁に設けられた時、翼ユニット222と主体ユニット221の第1の側壁221B、或いは、翼ユニット222と主体ユニット221の第2の側壁221Cとの間に所定の距離が設けられる。即ち、翼ユニット222と主体ユニット221との間により大きい隙間が設けられる。
[実施形態による有益な効果]
【0030】
本発明による有益な効果の1つとしては、本発明が提供するマウス装置及びマウスケーシングでは、いずれもケーシングにサイズが一種以上となる複数の中空三角形が設けられることにある。発光素子及び複数の中空ポリゴンを含むマウス装置では、使用する時に視覚的な効果が向上する。また、複数の中空ポリゴンを含むマウスケーシングは軽くて、使用者体験を効果的に増加できる。
【0031】
以上に開示された内容は本発明の好ましい実施形態に過ぎず、これにより本発明の特許請求の範囲を制限するものではない。そのため、本発明の明細書及び添付図面の内容に基づき為された等価の技術変形は、全て本発明の特許請求の範囲に含まれるものとする。
【符号の説明】
【0032】
1 マウス装置
2 マウスケーシング
11、21 上部ケーシング
12、22 下部ケーシング
13 回路基板
14 発光素子
111、211 第1のケーシングユニット
112、212 第2のケーシングユニット
113、213 固定用ユニット
121、221 主体ユニット
122、222 翼ユニット
121A、221A 敷板
121B、221B 第1の側壁
121C、221C 第2の側壁
図1
図2
図3
図4
図5
図6