特開2022-35967IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

ワクチンの遺伝子工学の分野であり、具体的には、耐熱性ニューカッスル病ウイルス突然変異株rTS-HN-NU4に関する。より具体的には、本発明は、逆遺伝子操作技術を用いて、点突然変異の方法で、ニューカッスル病ウイルスに耐熱性改変を行って得られた、耐熱性改変された新規突然変異ウイルス株、及びワクチン製造におけるこのウイルス株の使用

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】常用のワクチン株よりはるかに高い耐熱特性を有するニューカッスル病ウイルス突然変異株、その製造方法、及び使用を提供する。
【解決手段】ニューカッスル病ウイルスTS09-C株を母株として、そのHNタンパク質に、3番目のアルギニンからセリンへ、197番目のアルギニンからイソロイシンへ、203番目のヒスチジンからアスパラギンへ、495番目のリジンからバリンへ突然変異する4つのアミノ酸突然変異を導入した、耐熱性ニューカッスル病ウイルス突然変異株rTS-HN-PU4を提供する。
【選択図】図1

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明は、技術的課題を解決するために、より熱安定性の高いニューカッスル病ウイルスの耐熱性突然変異株、その製造方法及び使用を提供する。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

発明の目的を達成するために、本発明の技術案は以下の通りである。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明の有益な効果は次の通りである。

1)本発明は、ニューカッスル病ウイルスの耐熱性TS09-C株の転写プラスミドに基づき、TS09-C株の転写プラスミドにおけるHN遺伝子の3番目、197番目、203番目、及び495番目のアミノ酸を、それぞれセリン、イソロイシン、アスパラギン酸、及びバリンに突然変異させ、点突然変異した転写プラスミドを構築するものであり、ウイルスレスキューの方法により、新しいウイルス突然変異株を得る。耐熱性試験の結果から明らかなように、ウイルス突然変異株の耐熱特性は母株より明らかに高く、さらに常用のワクチン株よりはるかに高く、それは、本発明が既存の耐熱性株の熱安定性をさらに高めることを示した。

2)他のニューカッスル病ウイルス弱毒株と比較して、耐熱性改変された弱毒株は熱安定性がより高く、これにより製造された生ワクチンは、保存や輸送過程において低温やコールドチェーン輸送設備に過度に依存することがなく、耐熱性保護剤を添加することなく、ワクチンの有効期限を延長することができ、コストを削減することができるとともに、高温地域や冷蔵設備が完備していない地域におけるワクチンの大規模な普及・応用に有利である。熱安定性に優れた生ワクチンは、噴霧や飲水などの簡便な免疫方法で使用することができる。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 ニューカッスル病ウイルス突然変異株のゲノムの構造模式図である。
【図2】 ニューカッスル病ウイルス突然変異株の細胞増殖曲線である。

選択図 図1出願人が指定した本件の代表的な図

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