(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022036026
(43)【公開日】2022-03-04
(54)【発明の名称】伴侶動物の飼料体及びその製造方法
(51)【国際特許分類】
A23K 40/10 20160101AFI20220225BHJP
A23K 40/00 20160101ALI20220225BHJP
A23K 10/20 20160101ALI20220225BHJP
【FI】
A23K40/10
A23K40/00
A23K10/20
【審査請求】有
【請求項の数】5
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021131669
(22)【出願日】2021-08-12
(31)【優先権主張番号】10-2020-0104665
(32)【優先日】2020-08-20
(33)【優先権主張国・地域又は機関】KR
(71)【出願人】
【識別番号】521356909
【氏名又は名称】デジュ インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】Daejoo Inc.
(74)【代理人】
【識別番号】100114627
【弁理士】
【氏名又は名称】有吉 修一朗
(74)【代理人】
【識別番号】100182501
【弁理士】
【氏名又は名称】森田 靖之
(74)【代理人】
【識別番号】100175271
【弁理士】
【氏名又は名称】筒井 宣圭
(74)【代理人】
【識別番号】100190975
【弁理士】
【氏名又は名称】遠藤 聡子
(72)【発明者】
【氏名】チョン ソグォン
【テーマコード(参考)】
2B150
【Fターム(参考)】
2B150AA06
2B150AE09
2B150AE15
2B150AE17
2B150AE26
2B150AE28
2B150BA01
2B150BA04
2B150CD05
(57)【要約】
【課題】人間にも楽しいし、音の敏感な伴侶動物が音に反応して飼料をやることを認知して飼い主に進んで近づき、食前に食欲が向上して飼い主との親密感を向上させることができて、缶の中にスペースが確保され、飼料と粉末とを均等に混ぜることができる伴侶動物の飼料体及びその製造方法を提供する。
【解決手段】本発明の伴侶動物の飼料体は、缶状を有する保存ボディーと;保存ボディーの上端部を密閉して、使い捨てで提供される内キャップと;内キャップをかぶせるように保存ボディーに着脱結合する外キャップ;及び保存ボディーに保存される複数の飼料ボディーとを含み、保存ボディーには複数の粉末部材が混入されていて、伴侶動物に飼料をやる前に、保存ボディーを揺すると、複数の飼料ボディーに複数の粉末部材が塗布されることを特徴とする。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
缶状を有する保存ボディーと;
前記保存ボディーの上端部を密閉して、使い捨てで提供される内キャップと;
前記内キャップをかぶせるように前記保存ボディーに着脱結合する外キャップ;及び
前記保存ボディーに保存される複数の飼料ボディーとを含み、
前記保存ボディーには複数の粉末部材が混入されていて、伴侶動物に飼料をやる前に、前記保存ボディーを揺すると、前記複数の飼料ボディーに前記複数の粉末部材が塗布される
伴侶動物の飼料体。
【請求項2】
前記粉末部材は、凍結乾燥で設けられて、
前記粉末部材は、馬のレバー、鶏のレバー、鶏ささみ及び干しメンタイのうち、少なくとも一つの材料を含む
請求項1に記載の伴侶動物の飼料体。
【請求項3】
飼料ボディー搬送部を介して、飼料ボディーを組合せ計量機に搬送する段階と;
前記組合せ計量機で計量した飼料ボディーをインデックステーブルに配置された保存ボディーに投入させる段階と;
前記飼料ボディーが投入された前記保存ボディーを粉末部材供給部に搬送させた後、前記粉末部材供給部で前記保存ボディーに粉末部材を投入させる段階と;
粉末部材が投入された前記保存ボディーに内キャップを設けて、密封させるシーミング段階;及び
内キャップが設けられた前記保存ボディーに外キャップを設けさせる段階とを含む
伴侶動物飼料体の製造方法。
【請求項4】
前記飼料ボディー搬送部は、
地面に設けられる第1水平フレームと;
前記第1水平フレームに垂直的に結合する垂直フレームと;
前記垂直フレームの上端部に結合し、端部が前記組合せ計量機の上部に配置される第2水平フレームと;
前記第1水平フレームに結合し、前記飼料ボディーが保存される保存ホッパーと;
前記保存ホッパーに一側部が連結されて、前記保存ホッパーに保存された飼料ボディーを搬送させる搬送チャンネルと;
前記搬送チャンネルの端部に設けられて、前記搬送チャンネルを介して搬送される飼料ボディーを前記第1水平フレームの方向に下降させる下降ホッパーと;
前記第1水平フレームと前記垂直フレームと前記第2水平フレームとに沿って、逐次的に移動するように設けられて、前記飼料ボディーを前記組合せ計量機の方向に搬送させる複数の搬送ホッパーと;
前記第1水平フレームと前記垂直フレームと前記第2水平フレームとに回転するように設けられて、前記複数の搬送ホッパーと連結されたチェーンを回転させる複数の駆動軸;及び
前記第2水平フレームの端部に設けられて、前記複数の搬送ホッパーを介して供給される前記飼料ボディーを前記組合せ計量機へ落下させる落下ホッパーとを含む
請求項3に記載の伴侶動物飼料体の製造方法。
【請求項5】
前記粉末部材供給部は、
ベースボディーと;
前記ベースボディーに結合し、前記粉末部材が保存される粉末保存ホッパーと;
前記ベースボディーに設けられて、前記粉末保存ホッパーに保存された前記粉末部材を搬送させる動力を提供する粉末駆動モーターと;
前記粉末駆動モーターに一側部が結合され、回転力で前記粉末部材を上部方向に搬送させる粉末供給スクリューと;
前記粉末供給スクリューの上部に設けられて、搬送された前記粉末部材の落下をガイドする粉末落下ガイドボディーと;
前記粉末落下ガイドボディーの下部に設けられて、前記粉末部材を下部方向に落下させる粉末落下ホッパーと;
前記粉末落下ホッパーの下部に設けられて、前記粉末部材を前記保存ボディーへ投入させる充填スクリュー;及び
一側部は、前記充填スクリューの端部に設けられて、他側部は、前記保存ボディーの上端部に配置され、前記粉末の投入をガイドする充填漏斗とを含み、
一対が横方向に互いに対称に設けられる
請求項4に記載の伴侶動物飼料体の製造方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、伴侶動物の飼料に関する。より詳しくは、飼料に粉末を混入包装し、伴侶動物にやる前に揺することによって、飼料に粉末が均等に塗布されることができる伴侶動物の飼料体及びその製造方法に関する。
【背景技術】
【0002】
最近、家庭の核家族化が進み、ペットを家の外ではなく、家の中で家族と一緒に交わって飼うことが増加している。
故に、ペットをただの動物ではなく、人間と一緒に暮らす家族の成員として受け入れている所、このようなペットを伴侶動物と称することにする。
特に、ペットを家庭内で飼うことが次第に増加することによって、多くのペットフードが開発され市販されている。
【0003】
このようなペットフードは、通常飼料の原料に動物の好む添加剤を添加して製造する。
即ち、飼料の原料を製造する装置を用いて飼料の原料を製造し、製造した飼料の原料に添加剤を混ぜてペットの飼料を製造することになる。
【0004】
しかし、既存の飼料は、添加剤がちゃんと混ぜられておらず、伴侶動物に好感を持たせたり、親密感を向上させたりするのに足らない部分があるため、これに関する改善策が要求されている。
【0005】
前述の技術構成は、本発明の理解を助けるための背景技術であり、本発明の属する技術分野で広く知られた従来技術を意味することではない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
【特許文献1】韓国登録特許公報第10-1721729号(株式会社アルファベット)2017年03月24日
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
従って、本発明が解決しようとする技術的課題は、飼料をやる前に缶を揺らして、人間にも楽しいし、音の敏感な伴侶動物が音に反応して飼料をやることを認知して飼い主に進んで近づき、食前に食欲が向上して飼い主との親密感を向上させることができて、缶の中にスペースが確保され、飼料と粉末とを均等に混ぜることができる伴侶動物の飼料体及びその製造方法を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の一側面によると、缶状を有する保存ボディーと;前記保存ボディーの上端部を密閉して、使い捨てで提供される内キャップと;前記内キャップをかぶせるように前記保存ボディーに着脱結合する外キャップ;及び前記保存ボディーに保存される複数の飼料ボディーとを含み、前記保存ボディーには複数の粉末部材が混入されていて、伴侶動物に飼料をやる前に、前記保存ボディーを揺すると、前記複数の飼料ボディーに前記複数の粉末部材が塗布される伴侶動物の飼料体を提供することができる。
【0009】
前記粉末部材は、凍結乾燥で設けられて、前記粉末部材は、馬のレバー、鶏のレバー、鶏ささみ及び干しメンタイのうち、少なくとも一つの材料を含む。
【0010】
また、本発明の他側面によると飼料ボディー搬送部を介して、飼料ボディーを組合せ計量機に搬送する段階と;前記組合せ計量機で計量した飼料ボディーをインデックステーブルに配置された保存ボディーに投入させる段階と;前記飼料ボディーが投入された前記保存ボディーを粉末部材供給部に搬送させた後、前記粉末部材供給部で前記保存ボディーに粉末部材を投入させる段階と;粉末部材が投入された前記保存ボディーに内キャップを設けて、密封させるシーミング段階;及び内キャップが設けられた前記保存ボディーに外キャップを設けさせる段階とを含む伴侶動物飼料体の製造方法を提供することができる。
【0011】
前記飼料ボディー搬送部は、地面に設けられる第1水平フレームと;前記第1水平フレームに垂直的に結合する垂直フレームと;前記垂直フレームの上端部に結合し、端部が前記組合せ計量機の上部に配置される第2水平フレームと;前記第1水平フレームに結合し、前記飼料ボディーが保存される保存ホッパーと;前記保存ホッパーに一側部が連結されて、前記保存ホッパーに保存された飼料ボディーを搬送させる搬送チャンネルと;前記搬送チャンネルの端部に設けられて、前記搬送チャンネルを介して搬送される飼料ボディーを前記第1水平フレームの方向に下降させる下降ホッパーと;前記第1水平フレームと前記垂直フレームと前記第2水平フレームとに沿って、逐次的に移動するように設けられて、前記飼料ボディーを前記組合せ計量機の方向に搬送させる複数の搬送ホッパーと;前記第1水平フレームと前記垂直フレームと前記第2水平フレームに回転するように設けられて、前記複数の搬送ホッパーと連結されたチェーンを回転させる複数の駆動軸;及び前記第2水平フレームの端部に設けられて、前記複数の搬送ホッパーを介して供給される前記飼料ボディーを前記組合せ計量機へ落下させる落下ホッパーとを含む。
【0012】
前記粉末部材供給部は、ベースボディーと;前記ベースボディーに結合し、前記粉末部材が保存される粉末保存ホッパーと;前記ベースボディーに設けられて、前記粉末保存ホッパーに保存された前記粉末部材を搬送させる動力を提供する粉末駆動モーターと;前記粉末駆動モーターに一側部が結合され、回転力で前記粉末部材を上部方向に搬送させる粉末供給スクリューと;前記粉末供給スクリューの上部に設けられて、搬送された前記粉末部材の落下をガイドする粉末落下ガイドボディーと;前記粉末落下ガイドボディーの下部に設けられて、前記粉末部材を下部方向に落下させる粉末落下ホッパーと;前記粉末落下ホッパーの下部に設けられて、前記粉末部材を前記保存ボディーへ投入させる充填スクリュー;及び一側部は、前記充填スクリューの端部に設けられて、他側部は、前記保存ボディーの上端部に配置され、前記粉末の投入をガイドする充填漏斗とを含み、一対が横方向に互いに対称に設けることができる。
【発明の効果】
【0013】
本発明の実施例らは、保存ボディーに飼料ボディーと粉末部材とを混入して保管するため、飼料をやる前に缶を揺らして、人間にも楽しいし、音の敏感な伴侶動物が音に反応して飼料をやることを認知して飼い主に進んで近づき、食前に食欲が向上して飼い主との親密感を向上させることができて、缶の中にスペースが確保され、飼料と粉末とを均等に混ぜることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】本発明の一実施例による伴侶動物の飼料体を概略的に図示した図面である。
【
図2】
図1に図示の保存ボディーを揺らして飼料ボディーに粉末部材が付着したことを概略的に図示した図面である。
【
図3】
図1に図示の伴侶動物飼料体の製造システムを概略的に図示した図面である。
【
図4】
図3に図示の飼料ボディー搬送部と保存ボディー搬送部と組合せ計量機とインデックステーブルと粉末部材供給部とシーミング装置を概略的に図示した図面である。
【
図5】
図4に図示の飼料ボディー搬送部と保存ボディー搬送部と組合せ計量機とインデックステーブルを概略的に図示した図面である。
【
図6】
図4に図示の一対の粉末部材供給部と保存ボディー搬送部を概略的に図示した図面である。
【
図7】本実施例の製造方法の概略的な流れ図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明と本発明の動作上のメリット及び本発明の実施によって達成される目的を十分に理解するためには、本発明の好ましい実施例を例示する添付図面及び添付図面に記載の内容を参照するべきである。
以下、添付の図面を参照して、本発明の好ましい実施例を説明することによって、本発明を詳しく説明する。各々の図面に提示された同一参照符号は同一部材を示す。
【0016】
図1は、本発明の一実施例による伴侶動物の飼料体を概略的に図示した図面であり、
図2は、
図1に図示の保存ボディーを揺らして飼料ボディーに粉末部材が付着したことを概略的に図示した図面である。
なお、
図2の内容は、参考
図1を参照することでさらに明確に判るものである。
【0017】
これら図面に図示のように、本実施例による伴侶動物の飼料体は、保存ボディー(10)と、保存ボディー(10)の上端部を密閉して、使い捨てで提供される内キャップ(20)と、内キャップ(20)をかぶせるように保存ボディー(10)に着脱結合する外キャップ(30)と、保存ボディー(10)に保存される複数の飼料ボディー(40)と、保存ボディー(10)に保存される複数の粉末部材(50)とを備える。
【0018】
保存ボディー(10)は、
図1に図示のように、缶状を有することができて、その内部には、飼料ボディー(40)と粉末部材(50)がスペースを置いて満たされることができる。
その結果、飼料をやる前に缶を揺らして、人間にも楽しいし、音の敏感な伴侶動物が音に反応して飼料をやることを認知して飼い主に進んで近づき、食前に食欲が向上して飼い主との親密感を向上する効果がある。
【0019】
また、保存ボディー(10)の内部にスペースが確保されて、保存ボディー(10)を揺する場合、飼料ボディー(40)と粉末部材(50)とを均等に混ぜることができる。
【0020】
本実施例の保存ボディー(10)と内キャップ(20)は、アルミニウムを含む材質で設けることができる。
【0021】
内キャップ(20)は、
図1に図示のように、保存ボディー(10)の上端部を密閉して、この内キャップ(20)は、最初に飼料を供給する時に除去することができる。
【0022】
外キャップ(30)は、
図1に図示のように、内キャップ(20)をかぶせるように保存ボディー(10)に結合されて、伴侶動物に飼料を一回やった後、保管することができるように、保存ボディー(10)に着脱できるようにはめあい結合されることができる。
【0023】
本実施例の外キャップ(30)は、透明な材質で設けることができて、プラスチックを含む材質で設けることができる。
【0024】
飼料ボディー(40)は、一般の伴侶動物に提供される公知の材料で製造することができて、四角形、または、円形の形状を含む形状で設けることができる。
【0025】
粉末部材(50)は、凍結乾燥で設けることができて、馬のレバー、鶏のレバー、鶏ささみ及び干しメンタイのうち、少なくとも一つの材料を含む。
【0026】
図3は、
図1に図示の伴侶動物飼料体の製造システムを概略的に図示した図面であり、
図4は、
図3に図示の飼料ボディー搬送部(100)と保存ボディー搬送部(200)と組合せ計量機(300)とインデックステーブル(400)と粉末部材供給部(500)とシーミング装置とを概略的に図示した図面であり、
図5は、
図4に図示の飼料ボディー搬送部(100)と保存ボディー搬送部(200)と組合せ計量機(300)とインデックステーブル(400)を概略的に図示した図面であり、
図6は、
図4に図示の一対の粉末部材供給部(500)と保存ボディー搬送部(200)を概略的に図示した図面であり、
図7は、本実施例の製造方法の概略的流れ図である。
【0027】
以下、本実施例の製造方法を説明する。
本実施例による伴侶動物飼料体の製造方法は、飼料ボディー搬送部(100)を介して、飼料ボディー(40)を組合せ計量機(300)へ搬送する段階と、組合せ計量機(300)で計量された飼料ボディー(40)をインデックステーブル(400)に配置された保存ボディー(10)に投入させる段階と、飼料ボディー(40)が投入された保存ボディー(10)を粉末部材供給部(500)へ搬送させた後、粉末部材供給部(500)で保存ボディー(10)に粉末部材(50)を投入させる段階と、粉末部材(50)が投入された保存ボディー(10)に内キャップ(20)を設けて密封させるシーミング段階と、内キャップ(20)が設けられた保存ボディー(10)に外キャップ(30)を設けさせる段階とを含む。
【0028】
飼料ボディー搬送部(100)は、飼料ボディー(40)を組合せ計量機(300)へ搬送させるものであり、
図5に図示のように、地面に設けられる第1水平フレーム(110)と、第1水平フレーム(110)に垂直にボルト、または、溶接結合する垂直フレーム(120)と、垂直フレーム(120)の上端部に結合し、端部が組合せ計量機(300)の上部に配置される第2水平フレーム(130)と、第1水平フレーム(110)にボルト、または、溶接結合して、飼料ボディー(40)が保存される保存ホッパー(140)と、保存ホッパー(140)に一側部が連結されて、保存ホッパー(140)に保存された飼料ボディー(40)を搬送させる搬送チャンネル(150)と、搬送チャンネル(150)の端部に設けられて、搬送チャンネル(150)を介して、搬送される飼料ボディー(40)を第1水平フレーム(110)の方向に下降させる下降ホッパー(160)と、第1水平フレーム(110)と垂直フレーム(120)と前記第2水平フレーム(130)に沿って逐次的に移動するように設けられて、飼料ボディー(40)を組合せ計量機(300)の方向に搬送させる複数の搬送ホッパー(170)と、第1水平フレーム(110)と前記垂直フレーム(120)と第2水平フレーム(130)に回転するように設けられて、複数の搬送ホッパー(170)と連結されたチェーンを回転させる複数の駆動軸(180)と、第2水平フレーム(130)の端部に設けられて、複数の搬送ホッパー(170)を介して、供給される飼料ボディー(40)を組合せ計量機(300)へ落下させる落下ホッパー(190)とを含む。
【0029】
以下、飼料ボディー搬送部(100)の作動を手短に説明する。
保存ホッパー(140)に保存された飼料ボディー(40)は、搬送チャンネル(150)を介して、下降ホッパー(160)に供給されることができる。その時、搬送チャンネル(150)に設けられたファンやスクリューなどの搬送手段を介して、飼料ボディー(40)は、搬送チャンネル(150)から下降ホッパー(160)に供給されることができる。
【0030】
下降ホッパー(160)から下降された飼料ボディー(40)は、第1水平フレーム(110)と垂直フレーム(120)と第2水平フレーム(130)に回転されるように設けられた複数の搬送ホッパー(170)を介して、落下ホッパー(190)に供給された後、組合せ計量機(300)に投入されることができる。
【0031】
本実施例の複数の搬送ホッパー(170)は、第1水平フレーム(110)と垂直フレーム(120)と第2水平フレーム(130)に設けられた複数の駆動軸(180)にチェーンやベルトで連結されて、第1水平フレーム(110)と垂直フレーム(120)と第2水平フレーム(130)上で連続的に回転することができる。
【0032】
保存ボディー搬送部(200)は、ベルトやチェーンを介して、支持板に置かれる保存ボディー(10)をインデックステーブル(400)の方向に搬送させることができる。
【0033】
本実施例の保存ボディー搬送部(200)は、
図6に図示のように、一対の粉末部材供給部(500)の間にも配置することができる。
【0034】
組合せ計量機(300)は、飼料ボディー(40)が定量に下回るとか超過するなど、包装する人の熟練度によってそれぞれになるという問題を解決するために用いられるものであり、公知の構成をそのまま適用することができる。
【0035】
本実施例の組合せ計量機(300)は、落下ホッパー(190)の下部に配置されて、下部方向に排出するガイドホッパー(Guide Hopper)と、ガイドホッパーの下部に配置されて、ガイドホッパーの中心部を基準として、円柱に沿って配列され、飼料ボディー(40)を分配する複数の分配パネルユニットを含むテーブルユニット(Table)と、各々の分配パネルユニットの下部外郭ごとに配置され、分配された飼料ボディー(40)が供給され充填されて、ドア開閉式で飼料ボディー(40)を下部方向に排出する供給バケット(Supply Bucket)と、供給バケットの下部に配置され、供給バケットから排出された飼料ボディー(40)が充填され、ドア開閉式で飼料ボディー(40)を下部方向に排出することになり、ロードセル(Load cell)を介して、充填された飼料ボディー(40)の重量を計量する重量バケット(Weight Bucket)と、重量バケットの下部に配置され、重量バケットから排出された飼料ボディー(40)を組合せてドア開閉式で外部排出するスライダー(Slider)とを含む。
【0036】
インデックステーブル(400)は、
図5に図示のように、組合せ計量機(300)の下部に配置され、飼料ボディー(40)が保存される底方ボディーの配置場所として提供されることができる。
【0037】
本実施例のインデックステーブル(400)から飼料ボディー(40)が投入された保存ボディー(10)は、
図4に図示の保存ボディー搬送部(200)を介して、一対の粉末部材供給部(500)に供給されることができる。
【0038】
粉末部材供給部(500)は、飼料ボディー(40)が保存された保存ボディー(10)に粉末部材(50)を投入させるものであり、
図6に図示のように、ベースボディー(510)と、ベースボディー(510)に結合されて、前記粉末部材(50)が保存される粉末保存ホッパー(520)と、ベースボディー(510)に設けられて、粉末保存ホッパー(520)に保存された粉末部材(50)を搬送させる動力を提供する粉末駆動モーター(530)と、粉末駆動モーター(530)に一側部が結合され、回転力で粉末部材(50)を上部方向に搬送させる粉末供給スクリュー(540)と、粉末供給スクリュー(540)の上部に設けられて、搬送された粉末部材(50)の落下をガイドする粉末落下ガイドボディー(550)と、粉末落下ガイドボディー(550)の下部に設けられて、粉末部材(50)を下部方向に落下させる粉末落下ホッパー(560)と、粉末落下ホッパー(560)の下部に設けられて、粉末部材(50)を保存ボディー(10)へ投入させる充填スクリュー(570)と、一側部は、充填スクリュー(570)の端部に設けられて、他側部は、保存ボディー(10)の上端部に配置され、粉末の投入をガイドする充填漏斗(580)とを含む。
【0039】
以下、粉末部材供給部(500)の作動を手短に説明する。
粉末保存ホッパー(520)に保存された粉末部材(50)は、粉末駆動モーター(530)の作動によって回転される粉末供給スクリュー(540)を介して、
図6に図示の上端部まで搬送されて、搬送された粉末部材(50)は、粉末落下ガイドボディー(550)を介して、粉末落下ホッパー(560)に供給されることができる。
【0040】
粉末落下ホッパー(560)に供給された粉末部材(50)は、粉末落下ホッパー(560)の下部に配置される充填スクリュー(570)の回転によって均等に充填漏斗(580)に供給されることができる。
【0041】
充填漏斗(580)に供給された粉末部材(50)は、保存ボディー搬送部(200)によって搬送された保存ボディー(10)へ充填漏斗(580)によってもれなく安定的に投入されることができる。
【0042】
シーミング装置(600)は、保存ボディー(10)の上部に内キャップ(20)を設けるものであり、公知のシーミング装置をそのまま適用することができる。
【0043】
X線部(700)と重量選別機(900)と荷重チェック部(800)と賞味期限を捺印するラベラー(910)は、公知の技術をそのまま適用することができる。
【0044】
外部キャップ結合装置(930)は、内部キャップが設けられた保存ボディー(10)にプラスチック材質の外部キャップを結合させるものであり、公知の技術をそのまま適用することができる。
【0045】
以上のように、本実施例は、保存ボディーに飼料ボディーと粉末部材を混入して保管するため、飼料をやる前に缶を揺らして、人間にも楽しいし、音の敏感な伴侶動物が音に反応して飼料をやることを認知して飼い主に進んで近づき、食前に食欲が向上して飼い主との親密感を向上させることができて、缶の中にスペースが確保され、飼料と粉末とを均等に混ぜることができる。
【0046】
このように、本発明は、記載の実施例に限定されることではなく、本発明の事象及び範囲を外さないでさまざまな修正及び変形ができることは、この技術分野で通常の知識を有する者には明確である。従って、そういった修正例、または、変形例は、本発明の特許請求の範囲に属するというべきである。
【符号の説明】
【0047】
10:保存ボディー
20:内キャップ
30:外キャップ
40:飼料ボディー
50:粉末部材
100:飼料ボディー搬送部
110:第1水平フレーム
120:垂直フレーム
130:第2水平フレーム
140:保存ホッパー
150:搬送チャンネル
160:下降ホッパー
170:搬送ホッパー
180:駆動軸
190:落下ホッパー
200:保存ボディー搬送部
300:組合せ計量機
400:インデックステーブル
500:粉末部材供給部
510:ベースボディー
520:粉末保存ホッパー
530:粉末駆動モーター
540:粉末供給スクリュー
550:粉末落下ガイドボディー
560:粉末落下ホッパー
570:充填スクリュー
580:充填漏斗
600:シーミング装置
700:X線部
800:荷重チェック部
900:重量選別機
910:ラベラー
930:外部キャップ結合装置