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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022036420
(43)【公開日】2022-03-08
(54)【発明の名称】レーザノズル及びレーザ加工ヘッド
(51)【国際特許分類】
   B23K 26/14 20140101AFI20220301BHJP
【FI】
B23K26/14
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020140619
(22)【出願日】2020-08-24
(71)【出願人】
【識別番号】000150981
【氏名又は名称】日酸TANAKA株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】110001634
【氏名又は名称】特許業務法人 志賀国際特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】佐野 義美
(72)【発明者】
【氏名】上木原 洋丘
【テーマコード(参考)】
4E168
【Fターム(参考)】
4E168CB03
4E168DA23
4E168DA28
4E168EA24
4E168FA03
4E168FB02
4E168FB03
4E168FC04
4E168KB03
(57)【要約】
【課題】本発明は、内周面にエネルギーの大きなレーザが当たっても溶損しにくいレーザノズル及びレーザノズルを用いたレーザ加工ヘッドを提供する。
【解決手段】レーザノズル10Aは、軸方向に沿ってレーザLAの内部通路OPが形成され、基端開口部POから先端Tに向かって内径が小さくなるテーパ部10Tと、略円筒形状であり、前記テーパ部10Tの前記先端Tに設けられ、前記内部通路OPを前記テーパ部10Tの前記先端Tから先端開口部TOまで延在させるストレート部10Sと、を備え、少なくとも前記ストレート部10Sの前記内部通路OPの内周面Sに高反射加工部10Rを有し、前記高反射加工部10Rは銀を含む材料により形成され、前記内部通路OPの内周面Sに施されたメッキであることを特徴とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
軸方向に沿ってレーザの内部通路が形成され、基端開口部から先端に向かって内径が小さくなるテーパ部と、
略円筒形状であり、前記テーパ部の前記先端に設けられ、前記内部通路を前記テーパ部の前記先端から先端開口部まで延在させるストレート部と、を備え、
少なくとも前記ストレート部の前記内部通路の内周面に高反射加工部を有し、
前記高反射加工部は、銀を含む材料により形成され、前記内部通路の内周面に施されたメッキである、
レーザノズル。
【請求項2】
軸方向に沿ってレーザの内部通路が形成され、基端開口部から先端に向かって内径が小さくなるテーパ部と、
略円筒形状であり、前記テーパ部の前記先端に設けられ、前記内部通路を前記テーパ部の前記先端から先端開口部まで延在させるストレート部と、を備え、
少なくとも前記ストレート部が銀を含む材料により形成されている、
レーザノズル。
【請求項3】
鉛直方向と水平方向とに位置制御される支持体と、
略円筒形状であり、基端が前記支持体に接続され、軸方向にレーザの内部通路が形成されるトーチと、
前記支持体の内周面と前記トーチの外周面との接触を検出する接触検出器と、を備え、
前記トーチは前記基端を支点として回転可能に接続されており、
前記回転の軸は、前記支点を通り前記水平方向と同一平面内で直交する軸であり、
前記トーチの先端と請求項1又は2に記載のレーザノズルの基端開口部とが接続された、
レーザ加工ヘッド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、レーザノズル及びレーザ加工ヘッドに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、加工対象物を溶接、切断、穴あけ又は熱処理するためのレーザ加工装置が知られている。レーザ加工装置のレーザ加工ヘッドの先端に設けられるレーザノズルは、使用時は加工対象物に近接し、加工対象物から反射したレーザが当たり高温となるため、高い冷却効率を持つように、熱伝導率の高い銅で形成されることが多い。
【0003】
特許文献1には、切断面のR面取りを効率よく行う方法及びレーザ加工ヘッドについて記載されている。また、加工対象物から反射したレーザが当たり高温となることを抑制するために、ノズル等に反射率の高い金やニッケルクロムのメッキを施すことが記載されている。
特許文献2には、加工対象部からの溶融飛散物を付着しにくくしたレーザ加工トーチノズルについて記載されている。また、加工対象物から反射したレーザが当たり高温となっても溶融しないように、レーザ加工トーチノズルの外周とレーザ光の出口となる穴部の内周とを、耐熱性の優れたモリブデンでコーティングすることが記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特許第4812172号公報
【特許文献2】特開平5-228675号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載のレーザ加工ヘッド及び特許文献2に記載のレーザ加工トーチノズルにおいては、加工対象物から反射したレーザを想定してメッキやコーティングが行われている。これらには、レーザ加工ヘッドやレーザ加工トーチノズル先端のノズルの内周面にレーザが直接照射されることは想定されていない。
レーザノズルの内周面にレーザが直接照射され、溶損すると、レーザの媒質の気流を乱すなどして、加工性を悪化させる虞がある。
また、レーザノズルは、使用時は加工対象物に近接するため、レーザ加工装置の使用者が操作を誤るなどして、レーザノズルと加工対象物とが接触することがある。また、このような場合に加工対象物を損傷させないように、レーザノズルを、接触による力を逃がす方向に可動に取付けていることがある。特にこのような場合には、レーザノズルと加工対象物との接触により、レーザノズルが動くことによって、レーザノズルの先端の内周面が、レーザの照射線上に入ってしまい、エネルギーの大きなレーザが直接照射され、溶損してしまうことが考えられる。
【0006】
上記事情を踏まえ、本発明は、内周面にエネルギーの大きなレーザが当たっても溶損しにくいレーザノズル及びレーザノズルを用いたレーザ加工ヘッドを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明のレーザノズルは、軸方向に沿ってレーザの内部通路が形成され、基端開口部から先端に向かって内径が小さくなるテーパ部と、略円筒形状であり、前記テーパ部の前記先端に設けられ、前記内部通路を前記テーパ部の前記先端から先端開口部まで延在させるストレート部と、を備え、少なくとも前記ストレート部の前記内部通路の内周面に高反射加工部を有し、
前記高反射加工部は、銀を含む材料により形成され、前記内部通路の内周面に施されたメッキであることを特徴とする。
【発明の効果】
【0008】
本発明のレーザノズル及びレーザノズルを用いたレーザ加工ヘッドは、内周面にエネルギーの大きなレーザが当たっても溶損しにくい。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1】本発明の一実施形態に係るレーザノズルを含むレーザ加工装置の概略構成の一例を説明する概念図である。
図2図1のII-II線に沿う断面図である。
図3】同レーザノズルを先端開口部から見た図である。
図4】同レーザノズルを含むレーザ加工装置を用いた加工時のレーザ加工ヘッドまわりの断面図である。
図5】同レーザノズルと加工対象物との接触時のレーザ加工ヘッドまわりの断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について、図1から図5を参照しながら説明する。図1から図5において、互いに直交するx軸、y軸及びz軸を定義し、各図に示す。x軸は水平左右方向に、y軸は水平前後方向に、z軸は鉛直上下方向にそれぞれ対応する。
図1は、本実施形態に係るレーザノズル10Aを含むレーザ加工装置100のシステム構成図である。レーザ加工装置100は、レーザ加工ヘッド10と、レーザビーム照射部11と、コリメートレンズ13と、レーザ発振器20と、アシストガス供給部30と、サーボ制御部40と、制御部50と、を備える。
【0011】
レーザ加工ヘッド10は、レーザノズル10Aと、トーチ10Bと、支持体10Cと、接触検出器10DB及び接触検出器10DCと、集光レンズ14と、を備える。
【0012】
トーチ10Bは、略円筒形状であり、軸方向に形成された中空部分がレーザLAの内部通路OPとなっている。また、図示しない基端が支持体10Cに接続され、接続箇所を支点として回転可能となっている。トーチ10Bは、トーチ先端TTにはレーザノズル10Aが接続されている。
【0013】
レーザノズル10Aは、銅を含む材料で形成され、テーパ部10Tと、ストレート部10Sと、を備える。
【0014】
テーパ部10Tは、軸方向に沿って中空部分が形成され、テーパ部基端TPに形成された開口部(基端開口部PO)からテーパ部先端Tに向かって徐々に内径が小さくなっている。基端開口部POはトーチ先端TTの中空部分と接続される。
【0015】
ストレート部10Sは、略円筒形状であり、ストレート部基端Pがテーパ部先端Tに接続される。ストレート部10Sの先端には開口部(先端開口部TO)が形成されている。
【0016】
テーパ部10Tの中空部分がストレート部10Sの中空部分と連通し、先端開口部TOまで延在されており、基端開口部POから先端開口部TOに向けてレーザLAが通過する内部通路OPを形成している。レーザノズル10Aの内部通路OPの内周面Sは、反射率の高い材料である銀のメッキが施され、高反射加工部10Rを形成している。
【0017】
図2は、図1のII-II線に沿う断面図である。図1及び図2に示すように、高反射加工部10Rは、テーパ部基端TPからテーパ部先端Tに向かって徐々に内径が小さくなっているテーパ部10Tの内周面S全体を覆っている。
【0018】
図3は、レーザノズル10Aを、先端開口部TOの側から見た図である。図3に示すように、高反射加工部10Rは、先端開口部TOの内周面S全体を覆っている。
【0019】
次に、レーザ加工装置100を使用して加工を行う方法について説明する。使用者は、制御部50を用いて、レーザ発振器20、アシストガス供給部30及びサーボ制御部40に指令を伝送し、各々を制御して、所望のレーザ加工を実行する。
【0020】
レーザ発振器20は、制御部50から伝送された指令により、所定の出力のレーザを生成し、レーザビーム照射部11に送出する。レーザビーム照射部11は、レーザ発振器20と接続している端と反対側の端までレーザを運搬し、コリメートレンズ13にレーザを放射する。コリメートレンズ13は、レーザビーム照射部11から放射されたレーザの進行方向を、鉛直方向に修正し、レーザの進行方向においてレーザ加工ヘッド10のよりも手前に設けられた集光レンズ14に照射する。集光レンズ14は、コリメートレンズ13から照射されたレーザの進行方向を修正し、レーザ加工ヘッド10のトーチ10Bの内部通路OPを通してレーザノズル10Aから放出し、加工対象箇所Hに収束させ、加工対象箇所Hを熱する。レーザの光路のうち集光レンズ14から加工対象箇所Hまでの間には、保護ガラス15が配置されている。保護ガラス15は、加工時に加工対象から飛散するヒュームやスパッタから集光レンズ14を保護するために配置されている。保護ガラス15は、集光レンズ14からのレーザを透過させる。
【0021】
アシストガス供給部30は、制御部50から伝送された指令により、所定の圧力、流量及び濃度の酸素ガスや不活性ガスを、レーザ加工ヘッド10を介して加工対象箇所に供給する。酸素ガスや不活性ガスは、切断加工時は溶融物を燃焼させたり、溶融物を吹き飛ばすため等に供給され、溶接加工時は接合箇所が酸化しないように不活性雰囲気をつくり出すため等に供給される。
【0022】
サーボ制御部40は、レーザ加工ヘッド10の支持体10Cと接続しており、制御部50から伝送された指令により、支持体10Cの鉛直方向の位置、及び水平方向の直交する2方向の位置を制御する。トーチ10Bの回転軸は、支持体10Cが移動可能な水平方向と同一平面内で直交する軸である。
【0023】
図4は、制御部50からサーボ制御部40に指令を伝送し、レーザ加工ヘッド10の支持体10Cをx軸方向に送りながら穴あけ加工を行っている場合の、レーザ加工ヘッド10付近の拡大を示す図である。この場合、レーザ加工ヘッド10は、レーザノズル10Aを通してレーザLAを加工対象箇所Hに照射して溶融させ、図示しないアシストガスによって溶融物を燃焼させ、吹き飛ばして除去しながら、x軸方向に送られる。
【0024】
図5は、レーザ加工ヘッド10のレーザノズル10Aと加工対象物Wとの接触時の、レーザ加工ヘッド10付近の拡大を示す図である。レーザ加工ヘッド10がx軸方向に送られながら加工を行っている時に、レーザノズル10Aと加工対象物Wの凸部Cとが接触した場合を想定している。
【0025】
レーザ加工ヘッド10のレーザノズル10Aと加工対象物Wとが接触すると、トーチ10Bが支持体10Cに回転可能に接続されていることにより、トーチ10Bの外周面OSと支持体10Cの内周面ISとが接触する。
【0026】
トーチ10Bの外周面OSと支持体10Cの内周面ISとが接触すると、各々に設けられた接触検出器10DBと接触検出器10DCとが接触するようになっている。接触検出器10DBと接触検出器10DCとが接触すると、電気的に接続され、制御部50に接触信号52が伝送される。制御部50は、接触信号52を受け取ると、レーザ発振器20、アシストガス供給部30およびサーボ制御部40を停止させる。
【0027】
また、レーザノズル10Aと加工対象物Wとが接触すると、トーチ10Bが支持体10Cに対して回転することで、レーザノズル10Aの内部通路OPの内周面SがレーザLAの照射線上に入ってしまう場合がある。レーザLAがレーザノズル10Aの内部通路OPの内周面Sに照射される前にレーザ発振器20を停止させることが好ましいが、レーザノズル10Aのストレート部10Sの内径は、1mm(ミリメートル)程度であり、非常に小さい。そのため、レーザLAがレーザノズル10Aの内部通路OPの内周面Sに照射される前に、接触検出器10DBと接触検出器10DCとを接触させ、レーザ発振器20を停止することは困難である。
【0028】
したがって、レーザノズル10Aと加工対象物Wとが接触すると、接触検出器10DBと接触検出器10DCとが接触し制御部50に接触信号52が伝送されレーザ発振器20を停止させるまでの間、レーザLAがレーザノズル10Aの高反射加工部10Rに照射される。
【0029】
以上のような構成をとり運用される本実施形態のレーザノズル10Aは、内部通路OPの内周面Sに、反射率の高い材料である銀のメッキが施され、高反射加工部10Rを形成していることにより、内周面SにレーザLAが直接照射されても溶損しにくい。
【0030】
また、レーザ加工ヘッド10のトーチ10Bが支持体10Cに対して回転可能に取付けられていることにより、トーチ先端TTに設けられたレーザノズル10Aの内部通路OPの内周面Sに、レーザLAが直接照射される場合がある。しかし、レーザノズル10Aは、内部通路OPの内周面Sに反射率の高い材料である銀による高反射加工部10Rを形成していることにより、直接照射されたレーザLAのエネルギーの多くを反射し、溶損が抑制される。
【0031】
なお、高反射加工部10Rは、少なくともレーザノズル10Aのストレート部10Sの内部通路OPの内周面Sに有していればよい。
【0032】
レーザノズル10Aの内部通路OPの内周面Sと高反射加工部10Rとの間に、ニッケル等を用いて下地処理を施してもよい。
下地処理を施すことで、高反射加工部10Rの表面粗さを小さくすることができる。高反射加工部10Rの表面粗さが小さければ、加工によるヒュームやスパッタのメッキ層10Pの表面への付着が抑制でき、付着したヒュームやスパッタがレーザを吸収することによりその箇所が溶損する事象を抑制できる。
【0033】
レーザノズル10Aの内部通路OPの内周面Sに、メッキを施さず、スリーブを装着することにより、高反射加工部10Rを設けてもよい。
【0034】
レーザノズル10Aの内部通路OPの内周面Sに、メッキを施さず、レーザノズル10A自体を銀で形成してもよい。
【0035】
上記高反射加工部10Rとなるメッキ及びスリーブ、並びにレーザノズル10Aを形成する材料はいずれも、純粋な銀でなく、銀を含む種々の材料でもよい。
【0036】
本実施形態ではファイバーレーザによるレーザ加工装置について説明したが、COレーザ等他の媒質を用いたレーザ加工装置についても適用できる。
【0037】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の技術範囲は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成要素の組み合わせを変えたり、各構成要素に種々の変更を加えたり、削除したりすることが可能である。
【0038】
本発明のレーザノズルについて、実施例を用いてさらに説明する。本発明の技術的範囲は、実施例の内容によって何ら制限されない。
【0039】
各実施例について、レーザノズルのテーパ部とストレート部との境界にレーザを照射し、レーザの出力と照射時間の条件を変え、各例が溶損する条件を評価した。なお、レーザの照射は、0.1MPaのアシストガスを供給しながら行った。
表1は、一回のレーザ照射時間を10ms(ミリ秒)で一定とし、レーザ出力を6から9kW(キロワット)の範囲で一回毎に1kWずつ大きくしていき、レーザノズルが溶損するレーザ出力を評価した結果を示す。
【0040】
【表1】
【0041】
表2は、レーザ出力を6kWで一定とし、レーザ照射時間を10msから250msの範囲で段階的に大きくしていき、レーザノズルが溶損するレーザ照射時間を評価した結果を示す。
【0042】
【表2】
【0043】
表1、表2から、ニッケル下地も含めたメッキの厚みの増加につれてレーザ照射に対する耐久性も向上することが分かった。しかし、銀メッキ厚みが20μm以上では耐久性は変わらないという結果だった。これはノズルの表面粗度と同じ傾向を示している。
【符号の説明】
【0044】
10 レーザ加工ヘッド
10A レーザノズル
10B トーチ
10DB 接触検出器
10DC 接触検出器
10C 支持体
10R 高反射加工部
10S ストレート部
10T テーパ部
11 レーザビーム照射部
13 コリメートレンズ
14 集光レンズ
20 レーザ発振器
30 アシストガス供給部
40 サーボ制御部
50 制御部
OP 内部通路
P ストレート部基端
PO 基端開口部
T 先端
TO 先端開口部
TP テーパ部基端
TT トーチ先端
S 内周面
図1
図2
図3
図4
図5