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特開2022-36509ガス循環利用オゾン臭低減可能なプラズマ美容機器
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  • 特開-ガス循環利用オゾン臭低減可能なプラズマ美容機器 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022036509
(43)【公開日】2022-03-08
(54)【発明の名称】ガス循環利用オゾン臭低減可能なプラズマ美容機器
(51)【国際特許分類】
   A61N 1/44 20060101AFI20220301BHJP
【FI】
A61N1/44
【審査請求】有
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020140754
(22)【出願日】2020-08-24
(11)【特許番号】
(45)【特許公報発行日】2021-11-24
(71)【出願人】
【識別番号】520193666
【氏名又は名称】株式会社傳心堂
(74)【代理人】
【識別番号】110001564
【氏名又は名称】フェリシテ特許業務法人
(72)【発明者】
【氏名】野村 京
【テーマコード(参考)】
4C053
【Fターム(参考)】
4C053MM02
4C053MM05
(57)【要約】
【課題】オゾン臭を低減すること。
【解決手段】一実施形態に係る美容機器1は、モータ11の照射側Aに設けられており遠心方向Wに風を送る遠心ファン12と、遠心ファン12の遠心方向Wの外側及び非照射側Bを覆う第1カバー13と、遠心ファン12の照射側Aを覆う第2カバー14と、第2カバー14の照射側Aに設けられているメインハウジング20とを内部に備えており、メインハウジング20にプラズマを発生するように構成されているプラズマ発生層30が収容されており、負電極25は、パンチングメタルによって構成されており、外側貫通孔14Bのそれぞれは、貫通孔20Aのそれぞれに対して垂直方向Hにおいて対向しない。
【選択図】図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
人の肌にプラズマを照射するように構成されている美容機器であって、
垂直方向と、前記垂直方向に直交する遠心方向とを有し、
前記垂直方向において前記プラズマを照射する側である照射側と、前記垂直方向において前記照射側の反対側である非照射側とを有し、
モータと、
前記モータの前記照射側に設けられており、前記遠心方向に風を送る遠心ファンと、
前記遠心ファンの前記遠心方向の外側及び前記非照射側を覆う第1カバーと、
前記遠心ファンの前記照射側を覆う第2カバーと、
前記第2カバーの前記照射側に設けられているメインハウジングと、を内部に備えており、
前記第2カバーにおいて、中央部に中央貫通孔が形成されており、前記中央貫通孔より前記遠心方向の外側に2つの外側貫通孔が形成されており、
前記メインハウジングにおいて、中央部より前記遠心方向の外側に2つの貫通孔が形成されており、
前記メインハウジングに、前記プラズマを発生するように構成されているプラズマ発生層が収容されており、
前記プラズマ発生層は、正電極と負電極との間に誘電体を挟み込むことによって構成されており、
前記負電極は、パンチングメタルによって構成されており、
前記外側貫通孔のそれぞれは、前記貫通孔のそれぞれに対して、前記垂直方向において対向しないことを特徴とする美容機器。
【請求項2】
前記メインハウジングと前記第2カバーとの間に、フィルタが設けられており、
前記フィルタを収容するトレイの中央部に、フィルタ貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の美容機器。
【請求項3】
前記負電極と前記誘電体との間に、スペーサが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の美容機器。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、美容機器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、人の肌にプラズマを照射するように構成されている美容機器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特許第6180016号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、従来の美容機器では、人の肌に照射されるプラズマを含むガス中にオゾンが含まれているため、かかるガスをそのまま放置しておくことによりオゾン臭が発生してしまうという問題点があった。
【0005】
そこで、本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、オゾン臭を低減することができる美容機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
一実施形態に係る美容機器は、人の肌にプラズマを照射するように構成されている美容機器であって、垂直方向と、前記垂直方向に直交する遠心方向とを有し、前記垂直方向において前記プラズマを照射する側である照射側と、前記垂直方向において前記照射側の反対側である非照射側とを有し、モータと、前記モータの前記照射側に設けられており、前記遠心方向に風を送る遠心ファンと、前記遠心ファンの前記遠心方向の外側及び前記非照射側を覆う第1カバーと、前記遠心ファンの前記照射側を覆う第2カバーと、前記第2カバーの前記照射側に設けられているメインハウジングと、を内部に備えており、前記第2カバーにおいて、中央部に中央貫通孔が形成されており、前記中央貫通孔より前記遠心方向の外側に2つの外側貫通孔が形成されており、前記メインハウジングにおいて、中央部より前記遠心方向の外側に2つの貫通孔が形成されており、前記メインハウジングに、前記プラズマを発生するように構成されているプラズマ発生層が収容されており、前記プラズマ発生層は、正電極と負電極との間に誘電体を挟み込むことによって構成されており、前記負電極は、パンチングメタルによって構成されており、前記外側貫通孔のそれぞれは、前記貫通孔のそれぞれに対して、前記垂直方向において対向しないことを要旨とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、オゾン臭を低減することができる美容機器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1図1は、一実施形態に係る美容機器1の外観の一例を示す図である。
図2図2は、一実施形態に係る美容機器1の内部構成の一例を示す図である。
図3図3は、一実施形態に係る美容機器1において、プラズマを含むガスが吹き出される様子を説明するための図である。
図4図4は、一実施形態に係る美容機器1において、上述のガスが回収される様子を説明するための図である。
図5図5は、一実施形態に係る美容機器1において、上述のガスが回収される様子を説明するための図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、以下の図面の記載において、同一又は類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、各寸法の比率等は現実のものとは異なることに留意すべきである。したがって、具体的な寸法等は、以下の説明を参酌して判断すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれ得る。本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
【0010】
(第1実施形態)
以下、図1図5を参照して、本発明の第1実施形態に係る美容機器1について説明する。図1は、一実施形態に係る美容機器1の外観の一例を示す図であり、図2は、一実施形態に係る美容機器1の内部構成の一例を示す図であり、図3は、一実施形態に係る美容機器1において、プラズマを含むガスが吹き出される様子を説明するための図であり、図4は、一実施形態に係る美容機器1において、上述のガスが回収される様子を説明するための図であり、図5は、一実施形態に係る美容機器1において、上述のガスが回収される様子を説明するための図である。
【0011】
本実施形態に係る美容機器1は、人の肌にプラズマを照射するように構成されている。具体的には、本実施形態に係る美容機器1は、人の顔にプラズマを照射するように構成されている美顔器であってもよい。
【0012】
具体的には、図1に示すように、本実施形態に係る美容機器1は、後述する負電極25を構成するパンチングメタルの孔から、プラズマを含むガス100を吹き出すように構成されている。
【0013】
本実施形態に係る美容機器1は、垂直方向H(図1等を参照)と、垂直方向Hに直交する遠心方向W(図3等を参照)とを有している。また、図1に示すように、本実施形態に係る美容機器1は、垂直方向Hにおいてプラズマを照射する側である照射側Aと、垂直方向Hにおいて照射側Aの反対側である非照射側Bとを有している。
【0014】
図2に示すように、本実施形態に係る美容機器1は、内部に、モータ11と、遠心モータ12と、第1カバー13と、第2カバー14と、フィルタ15と、メインハウジング20と、第3カバー26とを備えている。
【0015】
遠心ファン12は、図2に示すように、モータ11の照射側Aに設けられており、遠心方向Wに風を送るように構成されている。ここで、遠心ファン12は、モータ11の駆動によって作動する。例えば、遠心ファン12は、超小型ターボファンであってもよい。
【0016】
第1カバー13は、図2に示すように、遠心ファン12の遠心方向Wの外側及び非照射側Bを覆うように構成されている。
【0017】
第2カバー14は、図2に示すように、遠心ファン12の照射側Aを覆うように構成されている。ここで、第2カバー14は、図2に示すように、遠心ファン12の非照射側Bの一部を覆うように構成されている。
【0018】
図2に示すように、第2カバー14において、中央部14Oに中央貫通孔14Aが形成
されており、中央貫通孔14Aより遠心方向Wの外側に2つの外側貫通孔14Bが形成されている。なお、2つの外側貫通孔14Bは、第2カバーの中央部14Oに関して点対称の位置(或いは、第2カバーの中央部14Oを通る直線に関して線対称の位置)に配置されていてもよい。ここで、外側貫通孔14Bの数は、2つに限定されるものではなく、2以外の数であってもよい。
【0019】
図3に示すように、第1カバー13内において、外側貫通孔14Bの非照射側Bで、遠心ファン12の遠心方向Wの外側で且つ照射側に、遠心ファン12からの静圧を溜め込むための空間Sが設置されていてもよい。かかる構成によれば、外側貫通孔14Bを介して吹き出されるガスの流れを安定させることができる。
【0020】
また、図3に示すように、第1カバー13と遠心ファン12の遠心方向Wの最外部との間の空間において、導風板12Aが設けられていてもよい。かかる導風板12Aは、非照射側Bに向かうにつれて、遠心方向Wの内側に向かうように傾斜している。かかる導風板によって、遠心方向Wの風圧を照射側Aに導くことで、より高い静圧を与えることができる。
【0021】
フィルタ15は、メインハウジング20と第2カバー14との間に設けられている。フィルタ15は、少なくともオゾン臭を分解することができるように構成されている。かかるフィルタ15は、トレイ15Bに収容されるように構成されていてもよい。
【0022】
図2に示すように、トレイ15Bの中央部15Oに、フィルタ貫通孔15Aが設けられていてもよい。ここで、フィルタ貫通孔15Aは、上述の中央貫通孔14Aに対して、垂直方向Hにおいて対向するように配置されていてもよい。
【0023】
かかるトレイ15Bは、縦長の形状を有している。ここで、トレイ15Bは、第2カバー14に設けられている縦長の形状のスロットにスライド式に挿入されて、第2カバー14に収容されるように構成されていてもよい。かかる構成によれば、フィルタ15を収容するトレイ15Bの交換が容易になる。
【0024】
メインハウジング20は、図2に示すように、第2カバー14の照射側Aに設けられている。
【0025】
図2に示すように、メインハウジング20において、中央部20Oより遠心方向Wの外側に2つの貫通孔20Aが形成されている。なお、2つの貫通孔20Aは、メインハウジング20の中央部20Oに関して点対称の位置(或いは、メインハウジング20の中央部20Oを通る直線に関して線対称の位置)に配置されていてもよい。ここで、貫通孔20Aの数は、2つに限定されるものではなく、2以外の数であってもよい。
【0026】
なお、2つの外側貫通孔14Bのそれぞれは、2つの貫通孔20Aのそれぞれに対して、垂直方向Hにおいて対向しないように配置されている。
【0027】
また、図2に示すように、メインハウジング20に、プラズマを発生するように構成されているプラズマ発生層30が収容されている。
【0028】
ここで、プラズマ発生層30は、正電極22と負電極25との間に誘電体23を挟み込むことによって構成されている。
【0029】
例えば、正電極22は、銅板によって構成されており、負電極25は、パンチングメタルによって構成されていてもよい。また、誘電体23は、ガラス板によって構成されてい
てもよい。
【0030】
また、図2に示すように、負電極25と誘電体23との間に、スペーサ24が設けられていてもよい。
【0031】
さらに、図2に示すように、正電極22とメインハウジング20との間に、浸水防止のためのシーリング部材が設けられていてもよい。
【0032】
第3カバー26は、プラズマ発生層30の照射側Aに設けられており、メインハウジング20に嵌めこまれるように構成されていてもよい。
【0033】
以下、図3を参照して、本実施形態に係る美容機器1において、プラズマを含むガス100が吹き出される様子について説明し、図4及び図5を参照して、本実施形態に係る美容機器1において、上述のガス100が回収される様子について説明する。
【0034】
図3に示すように、第1に、遠心ファン12によって遠心方向Wの外側に向けて送られたガスの流れは、導風板12Aによって照射側Aに導かれる。
【0035】
第2に、かかるガスの流れは、上述の空間Sに溜め込まれた後、外側貫通孔14Bを介して照射側Aに向かう。
【0036】
第3に、照射側Aに向かっていたガスの流れは、第3カバー26に衝突後、遠心方向Wの内側に向かい、プラズマ発生層30を通過する。具体的には、図2に示すように、かかるガスの流れは、スペーサ25によって負電極25と誘電体23との間に形成されている空間に向かう。
【0037】
第4に、プラズマ発生層30において発生されたプラズマを含むガス100は、負電極25を構成するパンチングメタルの孔から、美容機器1の外部に吹き出される。
【0038】
ここで、負電極25自体に触媒の処理を施せば、プラズマを含むガス100のオゾンを分解し、かかるガス100が吹き出される時点でオゾン臭を低減することもできる。
【0039】
図4及び図5に示すように、第1に、人の肌に照射され、プラズマが消失した後のガスは、メインハウジング20の貫通孔20Aを介して、美容機器1の内部に入り込む。
【0040】
第2に、かかるガスは、トレイ15Bに収容されているフィルタ15に向かう。ここで、フィルタ15は、かかるガスに含まれているオゾンを分解する。
【0041】
第3に、オゾンが分解されて除去されたガスは、フィルタ貫通孔15A及び第2カバー14の中央貫通孔14Aを介して、第1カバー13内に向かう。
【0042】
第4に、かかる第1カバー13内のガスは、遠心ファン12によって遠心方向Wの外側に送られることによって再利用される。
【0043】
本実施形態に係る美容機器1によれば、人の肌に照射されてプラズマが消去したガスについて、上述のように回収して再利用することで、美容機器1の外部におけるオゾン臭を低減することができる。
【0044】
また、本実施形態に係る美容機器1によれば、オゾンを分解して除去したガスを再利用することで、効率的に、人の肌にプラズマを照射することができる。
【0045】
さらに、本実施形態に係る美容機器1によれば、プラズマ発生層30の遠心方向Wの外側から内側に向けてガスを流すため、ガス内に含まれるプラズマの濃度を濃くすることができる。
【0046】
本発明は、既存の美容技術、例えば、LED光に関する技術や、イオンの導入/導出に
関する技術や、RF高周波に関する技術や、超音波に関する技術等と組み合わせた多機能な美容機器にも適用可能である。
【0047】
上述の実施形態を用いて本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
【符号の説明】
【0048】
1…美容機器
11…モータ
12…遠心ファン
12A…導風板
13…第1カバー
14…第2カバー
14A…中央貫通孔
14B…外側貫通孔
15…フィルタ
15A…フィルタ貫通孔
15B…トレイ
20…メインハウジング
20A…貫通孔
21…シーリング部材
22…正電極
23…誘電体
24…スペーサ
25…負電極
26…第3カバー
30…プラズマ発生層
100…ガス
H…垂直方向
A…照射側
B…非照射側
W…遠心方向
図1
図2
図3
図4
図5
【手続補正書】
【提出日】2021-09-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
人の肌にプラズマを照射するように構成されている美容機器であって、
垂直方向と、前記垂直方向に直交する遠心方向とを有し、
前記垂直方向において前記プラズマを照射する側である照射側と、前記垂直方向において前記照射側の反対側である非照射側とを有し、
モータと、
前記モータの前記照射側に設けられており、前記遠心方向に風を送る遠心ファンと、
前記遠心ファンの前記遠心方向の外側及び前記非照射側を覆う第1カバーと、
前記遠心ファンの前記照射側を覆う第2カバーと、
前記第2カバーの前記照射側に設けられているメインハウジングと、を内部に備えており、
前記第2カバーにおいて、中央部に中央貫通孔が形成されており、前記中央貫通孔より前記遠心方向の外側に2つの外側貫通孔が形成されており、
前記メインハウジングにおいて、中央部より前記遠心方向の外側に2つの貫通孔が形成されており、
前記メインハウジングに、前記プラズマを発生するように構成されているプラズマ発生層が収容されており、
前記プラズマ発生層は、正電極と負電極との間に誘電体を挟み込むことによって構成されており、
前記負電極は、パンチングメタルによって構成されており、
前記外側貫通孔のそれぞれは、前記貫通孔のそれぞれに対して、前記垂直方向において対向せず、
前記メインハウジングと前記第2カバーとの間に、オゾン臭を分解することができるように構成されているフィルタが設けられており、
前記フィルタを収容するトレイの中央部に、フィルタ貫通孔が設けられていることを特徴とする美容機器。
【請求項2】
人の肌にプラズマを照射するように構成されている美容機器であって、
垂直方向と、前記垂直方向に直交する遠心方向とを有し、
前記垂直方向において前記プラズマを照射する側である照射側と、前記垂直方向において前記照射側の反対側である非照射側とを有し、
モータと、
前記モータの前記照射側に設けられており、前記遠心方向に風を送る遠心ファンと、
前記遠心ファンの前記遠心方向の外側及び前記非照射側を覆う第1カバーと、
前記遠心ファンの前記照射側を覆う第2カバーと、
前記第2カバーの前記照射側に設けられているメインハウジングと、を内部に備えており、
前記第2カバーにおいて、中央部に中央貫通孔が形成されており、前記中央貫通孔より前記遠心方向の外側に2つの外側貫通孔が形成されており、
前記メインハウジングにおいて、中央部より前記遠心方向の外側に2つの貫通孔が形成されており、
前記メインハウジングに、前記プラズマを発生するように構成されているプラズマ発生層が収容されており、
前記プラズマ発生層は、正電極と負電極との間に誘電体を挟み込むことによって構成されており、
前記負電極は、パンチングメタルによって構成されており、
前記外側貫通孔のそれぞれは、前記貫通孔のそれぞれに対して、前記垂直方向において対向せず、
前記負電極自体に触媒の処理が施されていることを特徴とする美容機器。
【請求項3】
前記負電極と前記誘電体との間に、スペーサが設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の美容機器。