(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022036870
(43)【公開日】2022-03-08
(54)【発明の名称】ウイルス飛沫飛散防止吸換気パネル
(51)【国際特許分類】
A62B 15/00 20060101AFI20220301BHJP
A62B 29/00 20060101ALI20220301BHJP
A47F 10/06 20060101ALI20220301BHJP
【FI】
A62B15/00
A62B29/00
A47F10/06
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020152388
(22)【出願日】2020-08-24
(71)【出願人】
【識別番号】520351347
【氏名又は名称】加井 誠司
(72)【発明者】
【氏名】加井 誠司
【テーマコード(参考)】
2E185
【Fターム(参考)】
2E185AA09
2E185BA19
2E185CA09
(57)【要約】
【課題】既存のテ-ブル席はウイルス飛散防止対策がほとんどありません、テ-ブルは様々な種類、寸法がありパネル設置が難しく又客席が対面になる為ウイルスが直接飛沫し又隣接客の飛沫も浴びることになり感染確立が高い、飛散したウイルスが店内に充満する為換気が必要、この発明は飛沫飛散防止と換気を同時に解決できる発明である。
【解決手段】
図1で示すように正面、側面のお客様が会食の際正面、側面のパネルで飛沫したウイルスをブロックし、天蓋パネルを設置することで飛散したウイルスを吸引し外部に排出する装置である。
図1で示すようにパネルの高さ及びテ-ブルの長さに応じ正面パネルで調整できる。又有効広さを確保する為部材をスリム化して(符号の説明参照)対応、又パネルを消毒しやすい素材を使用し
図1.2で示すように部材をコンパクトにまとめ簡単に設置できる装置である。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
厚みの異なる既存のテ-ブルの中央に飛散防止パネルを垂直に取り付け正面に飛散したウイルスを受け止め、舞い上がるウイルスを天蓋パネルで阻止して給気口にてウイルスを吸い込み吸気パイプで一ヶ所に集め除菌フィルタ-を通し外部に排気する装置
【請求項2】
座席横面の飛散防止対策として、正面パネル(アクリル板)をサンドイッチに挟み込み、金物をボルトで正面パネルに締め付、ゴム製の吸盤でテ-ブルに固定するその金物に丁番で袖パネルを取り付ける、隣接客がいないときは回転させて正面パネルに寄せる事ができ、又袖パネルをボックス型にする事で引き出しパネルを収納できる、客席数に応じ多数設置できる装置
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は飲食店で会食時に飛沫したウイルスを直接浴びない様に、又飛散して店内に充満しない為の装置である。
【背景技術】
【0002】
既存の飲食店はウイルス感染対策に配慮されたテ-ブル席はほとんど無く、この装置は既存のテ-ブルを傷つける事なく簡単に設置でき、ウイルス飛沫、飛散防止と店内換気を同時に解決できる装置である。コロナが終息時には簡単に撤去できる。
【0003】
特許文献1は、テ-ブルに間仕切りは設置されているがウイルス飛散防止対策にはならない。従って正面、側面のパネルでウイルス飛沫を防止し天蓋パネルに設けた吸気口で飛散したウイルスを吸引し外部に排出する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
既存のテ-ブル席はウイルス飛散防止対策がほとんどされてません、テ-ブルは様々な種類、寸法がありますがこの発明は全てのタイプのテ-ブルに簡単に設置可能である。長さ、高さの調整は正面パネルで行う、厚みの違うテ-ブルはアジャスターボルトで調整し取り付ける、吸気ファンでウイルスを吸引し吸気パイプで一ヶ所に集め除菌フィルターを通し外部に排気する装置である。
【発明の効果】
【0006】
既存のテ-ブルに簡単に設置でき、正面、側面のお客様のウイルス飛散防止の為正面、袖パネルでウイルスをブロックし天蓋パネルに設けた吸引パイプでウイルスを吸い込み除菌して外部に排気するので室内にウイルスが充満する事が無い、又換気効率も高まる。会食後はパネルを消毒することで感染防止が高まる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【発明を実施するための形態】
【0008】
1.2.3.の部材を一体化に作成し、テ-ブルの両端の中央に4のボルトで固定して正面パネル9をシールで固定する、正面パネル取り付け後13のゴムキャップを危険防止の為取り付ける次に5,14の部材を一体化してパネル9に挟み込み8のボルトでパネルに締付け15の吸盤でテ-ブルに固定して袖パネル(ボックス型10、11)を丁番6ボルト7で取り付る、天蓋パネル12を正面パネルの上端に接着剤で固定し吸引パイプ17を取付け18の横引きパイプで接続し16のバンドで14部材に固定する19の立管を介して20の吸気ファンでウイルスを吸い込み21の除菌フィルターを通過させて22の排気ファンで外部に放出させる装置である。
【産業上の利用可能性】
【0009】
昨今外食産業が新型コロナウイルス感染の影響で低迷している中感染防止対策を模索しているところで、この発明は少しでも社会貢献に寄与出来ると信じてます
【符号の説明】
【0010】
1-支持金物(角鋼管25*12*1.0)
2-パネル受け金物(角鋼管25*12*1.0)
3-締め付ボルト受け金物(角鋼管30*30*1.2)
4-アジャスター付ボルト(sus¢6)
5-袖パネル取付金物(角鋼管25*25*1.0
6-丁番
7-袖パネル取付ボルト
8-袖パネル取付金物締め付けボルト
9-正面パネル(アクリル板t3~t8)
10-袖パネル(アクリル板t1.0両面張り、ボックス型厚24)
11-引き出しパネル(アクリル板t1.0)
12-天蓋パネル(アクリル板t1.0)
13-支持金物ゴムキャップ
14-吸気パイプ受け金物(角鋼管25*12*1.0)
15-吸盤(強化ゴム製)
16-パイプ止めバンド
17-吸引パイプ(塩化ビ二-ルVU管¢50)
18-吸気配管横パイプ(塩化ビニールVU管¢50)
19-吸気配管横パイプ(塩化ビニールVU管¢65)
20-吸気ファン
21-除菌フィルター
22-排気ファン
23-既存テ-ブル
24-既存椅子