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▶ 依田 岳大の特許一覧

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  • 特開-ストローなどの中を洗うもの 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022036878
(43)【公開日】2022-03-08
(54)【発明の名称】ストローなどの中を洗うもの
(51)【国際特許分類】
   A47G 23/00 20060101AFI20220301BHJP
【FI】
A47G23/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】1
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020168072
(22)【出願日】2020-08-24
(71)【出願人】
【識別番号】519334960
【氏名又は名称】依田 岳大
(72)【発明者】
【氏名】依田 岳大
【テーマコード(参考)】
3B115
【Fターム(参考)】
3B115AA00
3B115DC23
(57)【要約】
【課題】 ストローなどの中を洗うとき、ストローなどの内側をきずつけたり、また、十分に力をかけられず汚れをおとしきれない、ということがないように、両端にゴム風船のようなものをそれぞれ設けた筒を提供する。
【解決手段】 両端にゴム風船のようなもの(2)、(3)をそれぞれ設けた筒(1)を特徴とする。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ゴム風船のようなもの(2)を片端に、ゴム風船のようなもの(3)をもう一方の片端にそれぞれ設けた筒(1)。ゴム風船のようなもの(2)とゴム風船のようなもの(3)は合体させてひとつながりのゴム風船のようなもの(8)にしてもよい。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、筒の両端にゴム風船のようなものを設けたストローなどの中を洗うものに関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、ストローなどの中を洗うものは、棒にブラシやクロスをとりつけただけのものが多かった。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
これは、次のような欠点があった。
従来のストローなどの中を洗うものは、棒にブラシをとりつけたものはストローなどの内側をきずつけてしまうことがあり、クロスをとりつけたものはストローなどの内側に十分な力をかけて洗うことがむずかしかった。
本発明は、以上のような欠点をなくすためになされたものである。
【課題を解決するための手段】
【0004】
筒(1)の両端にゴム風船のようなもの(2)、(3)を設ける。
本発明は、主に以上の構成よりなるストローなどの中を洗うものである。
【発明の効果】
【0005】
筒の両端に設けたゴム風船のようなものの一方を強くにぎると、もう一方のストローなどの中に入れた方のゴム風船のようなものがふくらみ、ストローなどの内側に強い力で接するので、その状態で本発明を動かすとストローなどの中をきれいに洗える。
【図面の簡単な説明】
【0006】
図1】 本発明の正面図、平面図、底面図、背面図である。
図2】 筒(1)である。
図3図1に示すものの左側面図である。
図4】 A-A断面図である。
図5】 クロスなどを片端を閉じた筒状に加工したものである。
図6】 ゴム風船のようなもの(8)である。
図7】 ゴム風船のようなもの(8)である。
図8図1のゴム風船のようなもの(3)をいくつかに分けた様子を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【0007】
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
ストローなど、その内側を洗いたいものの中に入れられる位の大きさの筒(1)の両端に、その中の空気圧に応じて形状を変えられるもの、例えるならゴム風船のようなもの(2)、(3)をそれぞれ設ける。この様子を図1に示す。
ゴム風船のようなもの(2)の一部分と筒(1)の一部分の間、そしてゴム風船のようなもの(3)の一部分と筒(1)の一部分の間にはすきまができないようにして、図1に示すものの中の空気がもれないようにする。
一般的なゴム風船よりも厚い方がおそらく本発明には適している。そして素材としては、ゴム以外にも、シリコン、エラストマー、プラスチックなどが考えられる。
図1に示すものの、ゴム風船のようなもの(2)を設けた側を持ち、ゴム風船のようなもの(3)を設けた側をストローなどの中に入れる。それからゴム風船のようなもの(2)を強くにぎると、ゴム風船のようなもの(3)がふくらみ、ストローなどの内側に強い力で接するようになる。その状態で図1に示すものをうごかすと、ストローなどの内側をきれいに洗うことができる。
図2に示すように、筒(1)の中とつながる穴(4)や切りこみ(5)を設けると、筒(1)の片端からもう一方の片端へと、より空気が行き来しやすくなる。
ゴム風船のようなもの(3)に突起を設けると汚れをおとしやすくなる。さらに汚れをおとしやすくするには、汚れをおとすのに適したクロスなどをゴム風船のようなもの(3)に貼り合わせるとよい。
あるいは、図5に示すように、そうしたクロスなどを片端を閉じた筒状に加工したもの(6)をゴム風船のようなもの(3)にかぶせて使用してもよい。これには指を入れられるわっか(7)を設けると使いやすい。
吸水性が高い素材を、同じように片端を閉じた筒状に加工してゴム風船のようなもの(3)にかぶせると、洗ったあとのストローなどの中の水分をふきとることができる。
ゴム風船のようなもの(2)とゴム風船のようなもの(3)を合体させてひとつながりにしてもよい。こうしてできたものをゴム風船のようなもの(8)とする。
にぎる部分の体積も、ストローなどの中に入れてふくらませる部分の体積も限定した方が、ストローなどの内側に接する力を強くすることができる。
そこで、図6に示すようにゴム風船のようなもの(8)の一部分に伸びにくい素材(9)をぬる、貼るなどして、その部分がふくらんだり伸びたりしないようにする。熱収縮チューブなどを巻いてもよい。
あるいは、図7に示すように図6における伸びにくい素材(9)に相当する部分を厚くして、その部分がふくらんだり伸びたりしないようにする。
あるいは、ゴム風船のようなもの(8)の内側の両端以外の全部分または数か所と、筒(1)の外側の両端以外の全部分または数か所を結合させることで、ゴム風船のようなもの(8)の両端以外の部分がふくらんだり伸びたりしないようにする。
図8に示すように、ゴム風船のようなもの(3)はいくつかに分けてもよい。この場合、筒(1)の適所に穴(4)や切りこみ(5)をいくつか設けて、それぞれのゴム風船のようなもの(3)の中に空気が送られるようにする。
全てのゴム風船のようなもの(3)を合体させてひとつながりにしてもよい。この場合、先述したような方法でそれぞれのゴム風船のようなもの(3)の間の部分がふくらんだり伸びたりしないようにするとよい。
筒(1)をやわらかめの素材でつくれば、曲がったものの中もきれいに洗うことができる。
本発明は大きさを変えれば、シャンパングラスなどの中もきれいに洗うことができる。
【符合の説明】
【0008】
1 筒
2 ゴム風船のようなもの
3 ゴム風船のようなもの
4 穴
5 切りこみ
6 クロスなどを片端を閉じた筒状に加工したもの
7 わっか
8 ゴム風船のようなもの
9 伸びにくい素材
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8