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特開2022-37059グループベースコミュニケーションシステムにおいて共通メッセージユーザーインターフェイスを維持及びアップデートするためのシステム、方法、及び装置
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  • 特開-グループベースコミュニケーションシステムにおいて共通メッセージユーザーインターフェイスを維持及びアップデートするためのシステム、方法、及び装置 図1
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022037059
(43)【公開日】2022-03-08
(54)【発明の名称】グループベースコミュニケーションシステムにおいて共通メッセージユーザーインターフェイスを維持及びアップデートするためのシステム、方法、及び装置
(51)【国際特許分類】
   G06F 3/0481 20220101AFI20220301BHJP
   H04L 51/21 20220101ALI20220301BHJP
【FI】
G06F3/0481
H04L51/21
【審査請求】有
【請求項の数】20
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021198174
(22)【出願日】2021-12-07
(62)【分割の表示】P 2020561031の分割
【原出願日】2019-05-08
(31)【優先権主張番号】15/988,787
(32)【優先日】2018-05-24
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】322001222
【氏名又は名称】スラック テクノロジーズ, エルエルシー
(74)【代理人】
【識別番号】110001427
【氏名又は名称】特許業務法人前田特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】ガーティン リザ
(72)【発明者】
【氏名】ハーン マイケル
(57)【要約】      (修正有)
【課題】グループベースコミュニケーションシステム内の複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスの間で共有される共通メッセージユーザーインターフェイス(UI)を維持及びアップデートするための方法、システム、装置及びコンピュータプログラム製品を提供する。
【解決手段】共通メッセージUIは、複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスのうちの1つに関連付けられたクライアントデバイスによってアクセスされる時、共通メッセージUIのアップデートされたバージョン又は最も最近の状態に基づいてレンダリングされる。
【選択図】図6
【特許請求の範囲】
【請求項1】
グループベースコミュニケーションシステムにおける複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントの中で共有される共通メッセージユーザーインターフェイス(UI)を維持及びアップデートする装置であって、前記装置は、少なくとも1つのプロセッサ及びコンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリを備え、前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記装置に
前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちの選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内でレンダリングされるべき前記共通メッセージUIに関連付けられたグループベースメッセージ生成リクエストを外部アプリケーションから受け取ること、
プロセッサを用いて、共通メッセージUI識別子及び共通メッセージUIペイロードを生成することであって、前記共通メッセージUI識別子は、前記共通メッセージUIペイロードと関連させて共通メッセージUIリポジトリに記憶される、生成すること、
前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちの追加のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに関連付けられたユーザーインタラクションデータをクライアントデバイスから受け取ること、
前記プロセッサを用いて、前記ユーザーインタラクションデータをパースすることによって、共通メッセージUIアクセスイベントを特定することであって、前記共通メッセージUIアクセスイベントは、前記外部アプリケーション及び前記共通メッセージUI識別子と関連付けられる、パースすること、
前記共通メッセージUIアクセスイベントが前記ユーザーインタラクションデータの中で特定される場合には、
前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUI識別子を用いて前記共通メッセージUIリポジトリから前記共通メッセージUIペイロードを取得すること、及び
前記共通メッセージUIペイロードに基づいて前記追加のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で前記共通メッセージUIを前記クライアントデバイスに対してレンダリングすること
をさせるよう構成された装置。
【請求項2】
前記グループベースメッセージ生成リクエストに応答して、グループベースメッセージ生成レスポンスを前記外部アプリケーションに送信することであって、前記グループベースメッセージ生成レスポンスは、前記共通メッセージUI識別子を含む、送信すること、
前記共通メッセージUI識別子に関連付けられた共通メッセージUIアップデートイベントを前記外部アプリケーション又は前記クライアントデバイスから受け取ること、及び
アップデートされた共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子に関連させて前記共通メッセージUIリポジトリに記憶すること
をさらにさせるよう構成された請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUI識別子を含む共通メッセージUIアップデート通知を、前記共通メッセージUI識別子に関連付けられた前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに並列に又は選択された順序で送信すること
をさらにさせるよう構成された請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUIアップデート通知が受け取られたかを判断すること、
前記ユーザーインタラクションデータの中に前記共通メッセージUIアクセスイベントが特定され、及び前記共通メッセージUIアップデート通知が受け取られている場合は、
前記プロセッサを用いて、前記アップデートされた共通メッセージUIペイロードを共通メッセージUI識別子を用いて前記共通メッセージUIリポジトリから取得すること、及び
前記クライアントデバイスに対して、前記アップデートされた共通メッセージUIペイロードに基づいて、前記追加のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で前記共通メッセージUIをレンダリングすること
をさらにさせるよう構成された請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記選択された順序は、それぞれのグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントについての前記共通メッセージUIの最も最近のアクセス時刻に関連付けられている
請求項3に記載の装置。
【請求項6】
前記外部アプリケーション又は前記クライアントデバイスから、前記共通メッセージUI識別子に関連付けられた共通メッセージUI除去イベントを受け取ること、及び
前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子に関連させて前記共通メッセージUIリポジトリから除去すること
をさらにさせるよう構成された請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUI識別子が前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちの少なくとも1つに関連付けられているかを判断すること、及び
前記共通メッセージUI識別子が前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのいずれとも関連付けられていないと判断される場合には、
前記プロセッサを用いて、ある期間の後で、前記共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子と関連させて前記共通メッセージUIリポジトリから除去すること
をさらにさせるよう構成された請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUI識別子を用いて前記共通メッセージUIリポジトリから前記共通メッセージUIペイロードを取得する前に、
前記プロセッサを用いて、前記クライアントデバイスが前記共通メッセージUIペイロードにアクセスすることを許可されているかを検証すること、及び
前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUIペイロードに関連付けられた前記共通メッセージUI識別子が生成されているかを判断すること
をさらにさせるよう構成された請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちのそれぞれは、チャンネルリストペイン、チャンネルメッセージングペイン、フレックスペイン、メッセージ、チャンネル、又はダッシュボードである
請求項1に記載の装置。
【請求項10】
グループベースコミュニケーションシステムにおける複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントの中で共有される共通メッセージユーザーインターフェイス(UI)を維持及びアップデートする方法であって、
前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちの選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内でレンダリングされるべき前記共通メッセージUIに関連付けられたグループベースメッセージ生成リクエストを外部アプリケーションから受け取ること、
プロセッサを用いて、共通メッセージUI識別子及び共通メッセージUIペイロードを
生成することであって、前記共通メッセージUI識別子は、前記共通メッセージUIペイロードと関連させて共通メッセージUIリポジトリに記憶される、生成すること、
前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちの追加のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに関連付けられたユーザーインタラクションデータをクライアントデバイスから受け取ること、
前記プロセッサを用いて、前記ユーザーインタラクションデータをパースすることによって、共通メッセージUIアクセスイベントを特定することであって、前記共通メッセージUIアクセスイベントは、前記外部アプリケーション及び前記共通メッセージUI識別子と関連付けられる、パースすること、
前記共通メッセージUIアクセスイベントが前記ユーザーインタラクションデータの中で特定される場合には、
前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUI識別子を用いて前記共通メッセージUIリポジトリから前記共通メッセージUIペイロードを取得すること、及び
前記共通メッセージUIペイロードに基づいて前記追加のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で前記共通メッセージUIを前記クライアントデバイスに対してレンダリングすること
を含む方法。
【請求項11】
前記グループベースメッセージ生成リクエストに応答して、グループベースメッセージ生成レスポンスを前記外部アプリケーションに送信することであって、前記グループベースメッセージ生成レスポンスは、前記共通メッセージUI識別子を含む、送信すること、
前記共通メッセージUI識別子に関連付けられた共通メッセージUIアップデートイベントを前記外部アプリケーション又は前記クライアントデバイスから受け取ること、及び
アップデートされた共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子に関連させて前記共通メッセージUIリポジトリに記憶すること
をさらに含む請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUI識別子を含む共通メッセージUIアップデート通知を、前記共通メッセージUI識別子に関連付けられた前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに並列に又は選択された順序で送信すること
をさらに含む請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUIアップデート通知が受け取られたかを判断すること、
前記ユーザーインタラクションデータの中に前記共通メッセージUIアクセスイベントが特定され、及び前記共通メッセージUIアップデート通知が受け取られている場合は、
前記プロセッサを用いて、前記アップデートされた共通メッセージUIペイロードを、前記アップデートされた共通メッセージUIに関連付けられた共通メッセージUI識別子を用いて前記共通メッセージUIリポジトリから取得すること、及び
前記クライアントデバイスに対して、前記アップデートされた共通メッセージUIペイロードに基づいて、前記追加のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で前記共通メッセージUIをレンダリングすること
をさらに含む請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記選択された順序は、それぞれのグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントについての前記共通メッセージUIの最も最近のアクセス時刻に関連付けられている
請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記外部アプリケーション又は前記クライアントデバイスから、前記共通メッセージUI識別子に関連付けられた共通メッセージUI除去イベントを受け取ること、及び
前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子に関連させて前記共通メッセージUIリポジトリから除去すること
をさらに含む請求項10に記載の方法。
【請求項16】
前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUI識別子が前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちの少なくとも1つに関連付けられているかを判断すること、及び
前記共通メッセージUI識別子が前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのいずれとも関連付けられていないと判断される場合には、
前記プロセッサを用いて、ある期間の後で、前記共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子と関連させて前記共通メッセージUIリポジトリから除去すること
をさらに含む請求項10に記載の方法。
【請求項17】
前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUI識別子を用いて前記共通メッセージUIリポジトリから前記共通メッセージUIペイロードを取得する前に、
前記プロセッサを用いて、前記クライアントデバイスが前記共通メッセージUIペイロードにアクセスすることを許可されているかを検証すること、及び
前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUIペイロードに関連付けられた前記共通メッセージUI識別子が生成されているかを判断すること
をさらに含む請求項10に記載の方法。
【請求項18】
前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちのそれぞれは、チャンネルリストペイン、チャンネルメッセージングペイン、フレックスペイン、メッセージ、チャンネル、又はダッシュボードである
請求項10に記載の方法。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本願は、2018年5月24日に出願された「SYSTEM, METHOD, AND APPARATUS FOR MAINTAINING AND UPDATING A COMMON MESSAGE USER INTERFACE IN A GROUP BASED COMMUNICATION SYSTEM」と題された米国非仮出願第15/988,787号の優先権を主張し、その内容の全てがここで参照により援用される。
【背景技術】
【0002】
デバイスによって可能にされる連続した会話を行うためにメッセージのやりとりをユーザーができるようにする、さまざまなメッセージングシステムが利用可能である。出願人は、従来のメッセージ交換システムに関連付けられたいくつかの瑕疵及び問題を特定した。投入された努力、独創性、及び革新を通じて、これら特定された問題の多くは、本開示の実施形態に含まれる解決策を開発することによって解決されており、そのうちの多くの例がここに詳細に記載されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本明細書は、グループベースコミュニケーションシステムにおける複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントの中で共有される共通メッセージユーザーインターフェイス(UI)を維持及びアップデートすることに関する。ある実施形態では、コンピューティングエンティティ又は装置は、グループベースメッセージ生成リクエストを外部アプリケーションから受け取るよう構成されている。当該実施形態では、グループベースメッセージ生成リクエストは、前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちの選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内でレンダリングされるべき前記共通メッセージUIに関連付けられている。本装置は、プロセッサを用いて、共通メッセージUI識別子及び共通メッセージUIペイロードを生成するようさらに構成されている。本実施形態では、前記共通メッセージUI識別子は、前記共通メッセージUIペイロードと関連する共通メッセージUIリポジトリに記憶される。本装置は、前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちの追加のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに関連付けられたユーザーインタラクションデータをクライアントデバイスから受け取るようさらに構成される。本装置は、前記プロセッサを用いて、前記ユーザーインタラクションデータをパースすることによって、共通メッセージUIアクセスイベントを特定するようさらに構成される。本実施形態では、前記共通メッセージUIアクセスイベントは、前記外部アプリケーション及び前記共通メッセージUI識別子に関連付けられる。
【0004】
前記共通メッセージUIアクセスイベントが前記ユーザーインタラクションデータの中で特定される場合には、本装置は、前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUI識別子を用いて前記共通メッセージUIリポジトリから前記共通メッセージUIペイロードを取得するようさらに構成される。最後に本装置は、前記共通メッセージUIペイロードに基づいて前記追加のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で前記共通メッセージUIを前記クライアントデバイスに対してレンダリングするようさらに構成される。
【0005】
他の実施形態では、本装置は、前記グループベースメッセージ生成リクエストに応答して、グループベースメッセージ生成レスポンスを前記外部アプリケーションに送信するよ
う構成される。本実施形態では、前記グループベースメッセージ生成レスポンスは、前記共通メッセージUI識別子を含む。本装置は、前記共通メッセージUI識別子に関連付けられた共通メッセージUIアップデートイベントを前記外部アプリケーション又は前記クライアントデバイスから受け取るようオプションとして構成される。本装置は、前記共通メッセージUI識別子に関連する前記共通メッセージUIリポジトリに、アップデートされた共通メッセージUIペイロードを記憶するようオプションとして構成される。
【0006】
本装置は、前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUI識別子を含む共通メッセージUIアップデート通知を、前記共通メッセージUI識別子に関連付けられた前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに送信するようオプションとして構成される。本実施形態では、共通メッセージUIアップデート通知は、前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに並列に又は選択された順序で送信される。前記選択された順序は、それぞれのグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントについての前記共通メッセージUIの最も最近のアクセス時刻に関連付けられている。
【0007】
本装置は、前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUIアップデート通知が受け取られたかを判断するようオプションとして構成される。前記ユーザーインタラクションデータの中に前記共通メッセージUIアクセスイベントが特定され、及び前記共通メッセージUIアップデート通知が受け取られている場合は、本装置は、前記プロセッサを用いて、前記アップデートされた共通メッセージUIペイロードを共通メッセージUI識別子を用いて前記共通メッセージUIリポジトリから取得するようオプションとして構成される。最後に本装置は、前記クライアントデバイスに対して、前記アップデートされた共通メッセージUIペイロードに基づいて、前記追加のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で前記共通メッセージUIをレンダリングするようオプションとして構成される。
【0008】
他の実施形態では、本装置は、前記外部アプリケーション又は前記クライアントデバイスから、前記共通メッセージUI識別子に関連付けられた共通メッセージUI除去イベントを受け取るようオプションとして構成されている。本装置は、前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUI識別子に関連する前記共通メッセージUIリポジトリから前記共通メッセージUIペイロードを除去するようオプションとして構成されている。
【0009】
本装置は、前記共通メッセージUI識別子が前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちの少なくとも1つに関連付けられているかを判断するようオプションとして構成されている。前記共通メッセージUI識別子が前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのいずれとも関連付けられていないと判断される場合には、ある期間の後で、前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUIペイロードを、前記共通メッセージUI識別子と関連する前記共通メッセージUIリポジトリから除去するようオプションとして構成されている。
【0010】
他の実施形態では、前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUI識別子を用いて前記共通メッセージUIリポジトリから前記共通メッセージUIペイロードを取得する前に、本装置は、前記プロセッサを用いて、前記クライアントデバイスが前記共通メッセージUIペイロードにアクセスすることを許可されているかを検証するようオプションとして構成されている。本装置は、前記プロセッサを用いて、前記共通メッセージUIペイロードに関連付けられた前記共通メッセージUI識別子が生成されているかを判断するようオプションとして構成されている。
【0011】
実施形態においては、前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイス
エレメントのうちのそれぞれは、チャンネルリストペイン、チャンネルメッセージングペイン、フレックスペイン、メッセージ、チャンネル、又はダッシュボードである。
【0012】
他の実施形態は、対応するシステム、方法、及び前記装置の操作を実行するよう構成され、コンピュータ記憶デバイス上にエンコードされたコンピュータプログラムを含む。本明細書に記載された主題の1つ以上の実施形態の詳細は、添付の図面及び以下の記載で述べられる。本主題の他の特徴、局面、及び優位性は、記載、図面、及び特許請求の範囲から明らかになろう。
【図面の簡単な説明】
【0013】
以上、一般的な語で本開示が記載されてきたが、ここで添付図面が参照されるが、これらは必ずしも縮尺通りに描かれてはいない。
図1図1は、本開示の実施形態を実施するよう構成されたグループベースコミュニケーションシステムのシステムアーキテクチャ図である。
図2図2は、本開示のある実施形態によるグループベースコミュニケーションサーバーの例示的概略図である。
図3図3は、本開示のある実施形態によるグループベースコミュニケーションチャンネル及びフレックスペインの間で共有される例示的共通メッセージUIを示す。
図4図4は、本開示のある実施形態による他のグループベースコミュニケーションチャンネル及び他のフレックスペインに共有又は転送される例示的共通メッセージUIを示す。
図5図5は、本開示のある実施形態による複数のグループベースコミュニケーションチャンネル及びフレックスペインの中で共有される例示的なアップデートされた共通メッセージUIを示す。
図6図6は、本開示のある実施形態による追加のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で共通メッセージUIを生成及びレンダリングするための例示的フロー図を示す。
図7図7は、本開示のある実施形態による追加のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内でアップデートされた共通メッセージUIを維持及びレンダリングするための例示的フロー図を示す。
図8図8は、本開示のある実施形態による共通メッセージUI除去イベントの後に、共通メッセージUIリポジトリから共通メッセージUIペイロードを除去するための例示的フロー図を示す。
図9図9は、本開示のある実施形態による一定期間の後に、共通メッセージUIリポジトリから共通メッセージUIペイロードを除去するための例示的フロー図を示す。
【発明を実施するための形態】
【0014】
本開示のさまざまな実施形態は、添付の図面を参照してこれから以下においてより完全に説明され、ここで本開示の実施形態のうちの一部は示されるが、その全てが示されるわけではない。実際、本開示は、多くの異なる形態で実現され得るのであって、ここで記載される実施形態に限定されるように解釈されるべきではない。むしろ、これら実施形態は、本開示が適用される法的要件を充足するように提供される。「又は」という語は、そうではないと明示されない限り、代替的及び接続的意味の両方でここでは用いられている。「説明的(illustrative)」及び「例示的(exemplary)」という語は、質的なレベルを
問わない例であるとして用いられている。全体を通して、同様の番号は、同様の要素を表す。
【0015】
[概観]
本開示のさまざまな実施形態は、グループベースコミュニケーションシステムにおいてグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントの間で共有される共通メ
ッセージUIを維持及びアップデートする方法に大まかには関する。本開示によれば、共通メッセージUI識別子及び共通メッセージUIペイロードが、外部アプリケーションに関連付けられた複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で、共通メッセージUIを表示するために生成される。実施形態では、共通メッセージUI識別子に関連する共通メッセージUIペイロードが変更されると(新しいバージョンにアップデートされるか又は共通メッセージUIリポジトリから削除されるのような)、その共通メッセージUIを共有している全てのグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントは、それに従って変更され得る。
【0016】
アップデートされた共通メッセージUIペイロードを、そのアップデートイベントを開始した選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに関連付けられたメモリ又はデータベースに記憶する代わりに、本開示においては、アップデートされた共通メッセージUIペイロードは、共通メッセージUIリポジトリに維持され、アップデートされ、及び記憶され得る。本開示によれば、共通メッセージUIのグローバル又は共通状態は、共通メッセージUI識別子及び共通メッセージUIペイロードに基づいて、複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントの間で共有され得る。実施形態においては、共通メッセージUI識別子は、後のアクセスのために、共通メッセージUIリポジトリに記憶された現在の又は最もアップトゥデートな共通メッセージUIペイロードを位置特定するためのポインタとして導入され、使用される。共通メッセージUIペイロードの現在のバージョンを記憶するための共通メッセージUI識別子及び実際のメモリアドレスの関係を利用することによって、本開示の実施形態は、選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内の共通メッセージUIをアップデートしつつ、同じ共通メッセージUI識別子に関連付けられた複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で共通メッセージUIを自動的にアップデートする問題を解決する。
【0017】
[定義]
ここで用いられるように「データ」、「コンテンツ」、「デジタルコンテンツ」、「デジタルコンテンツコンテンツオブジェクト」、「情報」という語、及び同様の語は、本開示の実施形態に従って送信、受信、及び/又は記憶されることが可能なデータを表すために相互交換的に用いられ得る。よって、任意のそのような語の使用は、本開示の実施形態の精神及び範囲を限定するように解釈されるべきではない。さらに、データを他の計算デバイスから受け取るための計算デバイスがここで記載されるが、このデータは、他の計算デバイスから直接に受け取られてもよく、又は、例えば、1つ以上のサーバー、リレー、ルータ、ネットワークアクセスポイント、基地局、ホスト、及び/又は同様のもののような、「ネットワーク」とここで呼ばれることもある、1つ以上の媒介する計算デバイスを介して間接的に受け取られてもよいことが理解されよう。同様に、計算デバイスは、他の計算デバイスにデータを送るようここでは記載されるが、このデータは、他の計算デバイスに直接に送られてもよく、又は1つ以上の中間計算デバイスを介して、例えば1つ以上のサーバー、リレー、ルータ、ネットワークアクセスポイント、基地局、ホスト及び/又はその他を介して、間接的に送られてもよいことが理解されるだろう。
【0018】
「クライアントデバイス」という語は、サーバーによって利用可能にされたサービスにアクセスするよう構成されたコンピュータハードウェア及び/又はソフトウェアを表す。サーバーは、しばしば(いつもではないが)他のコンピュータシステム上にあり、その場合、クライアントデバイスは、ネットワークによってサービスにアクセスする。クライアントデバイスは、限定としてではなく、スマートフォン、タブレットコンピュータ、ラップトップコンピュータ、ウェラブル機器、パーソナルコンピュータ、エンタープライズコンピュータ等を含み得る。
【0019】
「グループベース」は、規定されたグループのユーザー群にだけアクセス可能であるのに十分なセキュリティを有するシステム、チャンネル、メッセージ、又は仮想環境を表すためにここでは用いられている。このグループは、オーガナイゼーション又は商業エンタープライズのもののようなコモンアクセス信任状によって定義され得る。アクセスは、参加するための認証された要求又はあるグループメンバーユーザーから他の非メンバーユーザーに送信された参加するための招待によってさらに促進され得る。グループ識別子(以下に定義される)は、データ、情報、メッセージ等を特定のグループと関連付けるために用いられる。
【0020】
「グループベースコミュニケーションシステム」という語は、コミュニケーションソフトウェアプラットフォームと、複数のグループベースコミュニケーションインターフェイス及び全ての関連付けられた機能をサポートし維持するよう構成された関連付けられたハードウェアとを表す。グループベースコミュニケーションシステムユーザーは、オーガナイゼーショングループに組織化され(例えば、異なる会社の従業員は、別のオーガナイゼーショングループ群であり得る)、それぞれのグループは、それぞれのグループベースコミュニケーションインターフェイスを介してシステムとインタラクトする。例えば、そのグループベースコミュニケーションシステムは、とりわけ、Slack Corporationのグルー
プベースコミュニケーションインターフェイス及びACME Corporationのグループベースコミュニケーションインターフェイスをサポートするかもしれない。例示的グループベースコミュニケーションシステムは、サポーティングサーバー、クライアントデバイス、及びサードパーティーリソースを備える。
【0021】
「グループベースコミュニケーションインターフェイス」という語は、グループベースコミュニケーションシステムとのユーザーインタラクションを促進するよう構成された仮想コミュニケーション環境を表す。それぞれのグループベースコミュニケーションインターフェイスは、企業又はオーガナイゼーションの従業員のグループのような、ユーザーの選ばれたグループがアクセス可能であり、閲覧可能である(例えばSlack Corp.のインタ
ーフェイスは、Slackの従業員がアクセス可能であり、閲覧可能であるが、ACME Corporationのグループベースコミュニケーションインターフェイスは、Slackの従業員にはアクセス可能及び閲覧可能ではない)。グループベースコミュニケーションインターフェイスは、以下で定義される複数のグループベースコミュニケーションチャンネル(例えばマーケティングチャンネル、セールスチャンネル、アカウンティングチャンネル等)を含む。
【0022】
「グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント」という語は、情報が表示される、グループベースコミュニケーションインターフェイスにおける定義された領域を表す。グループベースコミュニケーションインターフェイスは、チャンネルリストペイン、チャンネルメッセージングペイン、フレックスペイン、メッセージ、チャンネル、又はダッシュボードのような、複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントによって構成され得る。「チャンネルリストペイン」は、対応するスレッド及び/又はグループベースコミュニケーションチャンネルにおいて新しいメッセージングコミュニケーションが受け取られた時を示すよう構成された、グループベースコミュニケーションチャンネル及び/又はスレッドのリストを表示するよう構成されたディスプレイペインである。チャンネルリストペインは、選択されたグループベースコミュニケーションチャンネル及び/又は選択されたスレッドのサマリを見たいというリクエストを開始するためのアクチュエータを含み得る。チャンネルリストペインは、メッセージングコミュニケーション情報、通知、グループの名前、インターフェイスを見ている特定のメンバーの名前等のような、さらなる情報を含み得る。「チャンネルメッセージングペイン」は、選択されたグループベースコミュニケーションチャンネルを表示するよう構成されたディスプレイペインであり、メッセージUI、通知、アクチュエータ、及びインジケータ/表示に関連付けられた、さまざまな情報及びさまざまなメッセージを表示し得る。「フレ
ックスペイン」は、選択されたスレッドのようなチャンネルメッセージングペインに関連付けられたデジタルコンテンツを表示するよう構成されたディスプレイペインである。フレックスペインは、メッセージングコミュニケーション情報のようなさまざまな情報を含み得て、リクエストを開始するためのさまざまなアクチュエータを含み得る。「選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント」という語は、選択されたグループ、選択されたチャンネル、又は選択されたオーガナイゼーション内で通信されたグループベースメッセージ(以下に定義される)に関連付けられた又は添付されたメッセージUI(以下に定義される)を表示するために選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントを表す。「追加グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント」という語は、追加のグループ、追加のチャンネル、又は追加のオーガナイゼーション内で通信された他のグループベースメッセージ(以下に定義される)に関連付けられた又は添付された同じメッセージUI(以下に定義される)を表示するために選択され追加された他のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントを表す。
【0023】
「グループベースコミュニケーションチャンネル」という語は、当該グループのメンバーだけに閲覧可能である、チャンネルメンバー(例えばクライアントデバイスを用いて環境にアクセスする認証されたユーザー)によってポストされたグループベースのメッセージを表示するよう構成された仮想的な通信環境つまりフィードを表す。グループベースコミュニケーションチャンネルのフォーマットは、グループベースコミュニケーションチャンネルの異なるメンバーには異なるように見えるかもしれない。しかし、グループベースコミュニケーションのチャンネルのコンテンツ(すなわちグループベースメッセージ)は、そのグループベースコミュニケーションチャンネルのそれぞれのメンバーに表示される。例えば、グループベースメッセージの共通セット(common set)は、それぞれのグループベースコミュニケーションチャンネルのそれぞれのメンバーに表示されて、グループベースコミュニケーションチャンネルのコンテンツ(すなわちグループベースメッセージ)がグループベースコミュニケーションチャンネルのメンバーごとに変わらないようにする。
【0024】
「グループベースコミュニケーションチャンネル識別子」又は「チャンネル識別子」という語は、グループベースコミュニケーションチャンネルが特定され得る、データの1つ以上のアイテムを表す。例えば、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子は、ASCIIテキスト、ポインタ、メモリアドレス、及びこれらの類似物を含み得る。
【0025】
「グループ識別子」又は「チーム識別子」という語は、グループベースコミュニケーションシステム内のグループが特定され得る、データの1つ以上のアイテムを表す。例えば、グループ識別子は、ASCIIテキスト、ポインタ、メモリアドレス、及びこれらの類似物を含み得る。
【0026】
「オーガナイゼーション識別子」又は「企業識別子」という語は、グループベースコミュニケーションシステム内でオーガナイゼーションエンティティ又は企業エンティティ(例えばそれぞれの会社の従業員は、別個のオーガナイゼーション/企業であり得る)が特定され得る、データの1つ以上のアイテムを表す。例えば、オーガナイゼーション識別子は、ASCIIテキスト、ポインタ、メモリアドレス、及びこれらの類似物を含み得る。
【0027】
「送信ユーザー識別子」は、特定のユーザー(すなわち特定のユーザーに関連付けられたクライアントデバイス)によって送信されたメッセージ群の集合体に関連付けられている。これらメッセージは、ユーザーに関するコンテキストを求めるために分析され得る(例えばあるトピックにおけるそのユーザーの専門又は関心は、そのようなメッセージ群の中におけるそのトピックの言及又はそのトピックに関連付けられたキーワードの頻度に基
づいて求められ得る)。
【0028】
「ユーザー」という語は、個人、企業、オーガナイゼーション、及びこれらの類似物の個人、グループを表すと理解されるべきであり、ここで参照されるユーザー群は、クライアントデバイスを用いてグループベースコミュニケーション又はメッセージングシステムにアクセスしている。
【0029】
「ユーザープロフィール」、「ユーザーアカウント」、及び「ユーザーアカウント詳細」という語は、ユーザーと関連付けられた情報を表し、これには、例えば、ユーザー識別子、そのユーザーがアクセスを認められているグループベースコミュニケーションチャンネルと関連付けられた1つ以上のグループベースコミュニケーションチャンネル識別子、そのユーザーが関連付けられているグループの1つ以上のグループ識別子、そのユーザーが関連付けられている1つ以上のオーガナイゼーション識別子、そのユーザープロフィールに関連付けられたクライアントデバイスが、対応する1つ以上のサードパーティーリソースにアクセスすることを許可されているかを示す1つ以上のサードパーティーリソースプロバイダー識別子、そのユーザーがいずれかのグループベースコミュニケーションチャンネルのオーナーであるかについての表示、ユーザーがいずれかのグループベースコミュニケーションチャンネルの制限を有するかについての表示、複数のメッセージ、絵文字、複数の会話、複数の会話トピックス、アバター、電子メールアドレス、実名(例えばJohn
Doe)、ユーザー名(例えばjdoe)、パスワード、実名、時間帯、ステータス等が含まれる。ユーザーアカウント詳細は、例えば、そのユーザーのユーザー名及びパスワードを含むそのユーザーのログイン情報のようなユーザー資格情報(user credentials)のサブセット指定を含み得る。
【0030】
ここで用いられるように、「グループベースメッセージ」及び「メッセージ」という語は、クライアントデバイスを用いてユーザーによって提供され、グループベースコミュニケーションチャンネル内で表示されるよう構成された任意の電子的に生成されたデータ又はデジタルコンテンツオブジェクトを表す。メッセージコミュニケーションは、ユーザーによって提供される(クライアントデバイスを用いて)任意のテキスト、画像、動画、オーディオ又はそれらの組み合わせを含み得る。例えば、ユーザーは、メッセージコンテンツとしてグループベースメッセージの中に、テキストと共に画像及び動画も含むグループベースメッセージを提供し得る。そのような場合、テキスト、画像、及び動画は、グループベースメッセージ又はデジタルコンテンツオブジェクトを構成し得る。グループベースコミュニケーションシステムのグループベースコミュニケーションチャンネルに送信又はポストされたそれぞれのメッセージは、以下を含むメタデータを含み、すなわちこのメタデータは、送信するユーザーの識別子、メッセージ識別子、メッセージコンテンツ、グループ識別子、及びグループベースコミュニケーションチャンネルの識別子を含む。上述の識別子のそれぞれは、ASCIIテキスト、ポインタ、メモリアドレス等を含み得る。
【0031】
グループベースコミュニケーションシステムユーザーは、オーガナイゼーショングループに組織化され(organized)(例えばそれぞれの会社の従業員は、別々のオーガナイゼ
ーショングループであり得る)、それぞれのオーガナイゼーショングループは、ユーザーが割当され得る又はユーザーが参加し得る(例えばグループベースコミュニケーションチャンネルは、部署、オフィスのような地理的位置、製品ライン、ユーザーの関心、トピック、問題、及び/又はこれらの類似物)1つ以上のグループベースコミュニケーションチャンネル(以下で説明される)を有するグループベースコミュニケーションインターフェイスにアクセスし得る。グループ識別子は、メッセージのためのアクセス制御を促進するのに用いられ得る(例えばサーチクエリに応答してサーチ結果の一部としてメッセージリターンを持つようなメッセージへのアクセスは、それらのユーザープロフィールに関連付けられたグループ識別子を有するそれらユーザーに制限され得る)。グループ識別子は、
メッセージについてのコンテキストを決定するのに用いられ得る(例えばオーガナイゼーションの名称及び/又はオーガナイゼーションの簡単な説明のようなグループの記述がグループ識別子に関連付けられ得る)。
【0032】
グループベースコミュニケーションシステムユーザーは、グループベースコミュニケーションチャンネルに参加し得る。一部のグループベースコミュニケーションチャンネルは、それらのユーザープロフィールに関連付けられた特定のオーガナイゼーションのグループ識別子を有するそれらユーザーにとってはグローバルにアクセス可能であり得る(すなわちそのオーガナイゼーションのメンバーであるユーザー)。一部のグループベースコミュニケーションチャンネルへのアクセスは、特定のグループのメンバーに制限され得て、それによってグループベースコミュニケーションチャンネルは、それらのユーザープロフィールに関連付けられた特定のグループ識別子を有するそれらユーザーにアクセス可能である。グループベースコミュニケーションチャンネル識別子は、メッセージについてのアクセス制御を促進するために用いられ得る(例えば、サーチクエリに応答してサーチ結果の一部としてメッセージリターンを持つようなメッセージへのアクセスは、それらのユーザープロフィールに関連付けられたグループ識別子を有し、又はグループベースコミュニケーションチャンネルに参加する能力を有するそれらユーザーに制限され得る)。グループベースコミュニケーションチャンネル識別子は、メッセージのコンテキストを決定するのに用いられ得る(例えば、グループベースコミュニケーションチャンネルで議論されるプロジェクトの説明のような、グループベースコミュニケーションチャンネルの説明は、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子に関連付けられ得る)。
【0033】
「プライベートグループベースコミュニケーションチャンネル」という語は、制限されたアクセスを持つことによって、グループベースコミュニケーションシステムの他のメンバーによって一般にはアクセス可能ではなく及び/又はサーチ可能ではないグループベースコミュニケーションチャンネルを表す。例えば、プライベートグループベースコミュニケーションチャンネルへのアクセスについての知識及び許可を有する(例えば、ユーザーが許可/認証された後に、プライベートグループベースコミュニケーションチャンネルについてのグループベースコミュニケーションチャンネル識別子がそれらのユーザープロフィールに関連付けられる)ユーザー又は管理者だけが、プライベートグループベースコミュニケーションチャンネルのコンテンツを見ることができる。
【0034】
「ユーザーインタラクションデータ」という語は、1つ以上のクライアントデバイスとのユーザーインタラクションに基づいて生成されたデータを表す。例えば、ユーザーインタラクションデータは、グループベースのメッセージ、入力、アップロード、又はグループベースコミュニケーションインターフェイスの他のユーザー関与に基づいて生成され得る。
【0035】
「外部アプリケーション」という語は、グループベースコミュニケーションインターフェイスを介してクライアントデバイスにサービスを提供するためにグループベースコミュニケーションシステムと通信するよう構成されたソフトウェアプログラム、プラットフォーム、又はサービスを表す。外部アプリケーションは、グループベースコミュニケーションシステムをサポートするものとは別個で異なる、コンパイルされたコードベース又はリポジトリ上で動作する。ある実施形態では、外部アプリケーションは、1つ以上のアプリケーションプログラムインターフェイス(API)を通してグループベースコミュニケーションシステムと通信し得て、又はその逆も可能である。ある実施形態では、外部アプリケーションは、グループベースコミュニケーションシステムネットワークセキュリティレイヤ又はプロトコル(例えばネットワークファイアーウォールプロトコル)を鑑みて外部アプリケーションとグループベースコミュニケーションシステムとの間のセキュアな通信を促進するために用いられるトークン又は他の認証資格情報(authentication credentia
ls)を受け取る。いったんリモートネットワークデバイス(remote network device)と
接続されたら、外部アプリケーションは、ターゲットクライアントデバイスにグループベースコミュニケーションシステムを通してメッセージを送信し得る。
【0036】
ここで用いられ得るように「メッセージユーザーインターフェイス(UI)」という語は、クライアントデバイス上で表示のためにレンダリングされる時に、グループベースコミュニケーションシステム内で通信されたメッセージに関連付けられた情報を提供する電子的に生成されたプラットフォームを表す。メッセージUIは、クライアントデバイスを操作するユーザーが、グループベースコミュニケーションシステムのグループベースコミュニケーションユーザーインターフェイスエレメントについて提供されたサーバー、処理デバイス、プログラム、又は外部アプリケーションとインタラクト又は通信することを可能にする。例えば、メッセージUIは、グループベースコミュニケーションチャンネル内で通信されるメッセージに添付された添付ファイルの形態であり得る。そのような例では、メッセージUIは、クライアントデバイスを操作するユーザーが、そのメッセージに関連付けられたサーバー、処理デバイス、プログラム、又は外部アプリケーションとインタラクト又は通信できるようにするメッセージのもとで表示され得る。他の例では、メッセージUIは、トピックスレッドに付された、スレッド化されたメッセージ群の形態であり得る。他の例では、メッセージUIは、ユーザープロフィール又はユーザーアカウント詳細をレンダリングするためのユーザーダッシュボード内にマウントされ得る。
【0037】
「共通メッセージUI」という語は、複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントの間で共有されるメッセージUIを表す。例えば、共通メッセージUIは、第1グループベースコミュニケーションチャンネルに関連付けられた第1グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で示され得る。そのような例では、同じ共通メッセージUIは、第2グループベースコミュニケーションチャンネルに関連付けられた第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに後で転送されそこで共有され得る。
【0038】
「共通メッセージUIペイロード」という語は、クライアントデバイスにレンダリングされる時、共通メッセージUIを生成する、共通メッセージUIに関連付けられた任意のデータ又はデジタルコンテンツを表す。共通メッセージUIペイロードは、共通メッセージUIの意図されたデジタルコンテンツに関連付けられた任意のデータ、又は共通メッセージUIに関連付けられたテンプレート又は命令であり得る。「アップデートされた共通メッセージUIペイロード」という語は、共通メッセージUI識別子(以下に定義される)に関連させて外部アプリケーション又はクライアントデバイスによってアップデートされた共通メッセージUIペイロードを表す。アップデートされた共通メッセージUIペイロードは、オリジナルの共通メッセージUIペイロードに基づいたデジタルコンテンツの新しい又は変更されたバージョンを含む。
【0039】
ここで用いられるように「グループベースメッセージ生成リクエスト」という語は、チャンネルメッセージングペイン又はフレックスペインのような複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内でレンダリングされるべき共通メッセージUIに関連付けられたグループベースメッセージを生成するための、外部アプリケーションからの電子的に生成されたリクエストを表す。実施形態においては、生成されたグループベースメッセージは、複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントの間で共有される同じ共通メッセージUIに関連付けられ得る。
【0040】
ここで用いられるように「共通メッセージUI識別子」という語は、共通メッセージUIリポジトリ(以下で定義される)の共通メッセージUIメモリアドレスがそれによって特定され得るデータの1つ以上のアイテムを表す。共通メッセージUIリポジトリは、複
数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントの間で共有される共通メッセージUIに関連付けられた共通メッセージUIペイロードを記憶するよう構成されている。例えば、共通メッセージUI識別子は、ASCIIテキスト、ポインタ、メモリアドレス等を含み得る。
【0041】
ここで用いられるように「共通メッセージUIリポジトリ」という語は、共通メッセージUIペイロードを記憶するメモリ又はデータベースの電子的に生成された共通メッセージUIメモリアドレスを特定又は追跡するために用いられる共通メッセージUI識別子に関連付けられたメモリ又はデータベースを表す。共通メッセージUIメモリアドレスは、バイト単位で定義され得る。例えば、共通メッセージUIメモリアドレスは、1バイトまで表現する2進数の順序付けられ有限の数列によって定義される2進アドレスであり得る。そのような例においては、共通メッセージUI識別子は、2進数の1バイト数列に基づいて、共通メッセージUIペイロードが記憶されている共通メッセージUIメモリアドレスをプロセッサが追跡することを可能にする。
【0042】
ここで用いられるように「グループベースメッセージ生成レスポンス」という語は、グループベースメッセージに関連付けられたデータをグループベースメッセージ生成リクエストを開始する外部アプリケーションに提供し得るグループベースコミュニケーションサーバーから、電子的に生成されたレスポンスを表す。グループベースメッセージ生成レスポンスは、共通メッセージUIリポジトリ内の共通メッセージUIメモリアドレスを位置特定するために生成される共通メッセージUI識別子を含み得る。
【0043】
「共通メッセージUIアクセスイベント」という語は、サーバーによって特定可能であり、1つ以上の外部アプリケーションに関連させられ得る共通メッセージUIにアクセスするための、グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに関連付けられたユーザーによって、クライアントデバイスを介して実行されるアクション、インシデント、ステップ群の集合体、又はプロセス群を表す。アクセスイベントは、予め定義されてもよく、又は機械学習モデル又は他の同様の手法を用いて、グループベースコミュニケーションシステムによって経時的に学習されてもよい。例示的実施形態では、いったん共通メッセージUIアクセスイベントが特定されると、グループベースコミュニケーションサーバーは、アクセスされるべき共通メッセージUIに関連付けられた共通メッセージUI識別子を取得し、取得された共通メッセージUI識別子に基づいて、共通メッセージUIリポジトリに記憶された共通メッセージUIペイロードを位置特定し、及び共通メッセージUIリポジトリ内に記憶された共通メッセージUIペイロードを表示のために取得及びレンダリングするよう構成される。
【0044】
「共通メッセージUIアップデートイベント」という語は、サーバーによって特定可能であり、1つ以上の外部アプリケーションに関連させられ得る共通メッセージUIをアップデートするための、グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに関連付けられたユーザーによって、クライアントデバイスを介して実行されるアクション、インシデント、ステップ群の集合体、又はプロセス群を表す。この語は、サーバーによって特定可能であり、グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントの間で共有され得る共通メッセージUIをアップデートするために、外部アプリケーションプロバイダーによって外部アプリケーションサーバーを介して実行されるアクション、インシデント、ステップ群の集合体、又はプロセス群も表し得る。アップデートイベントは、予め定義されてもよく(例えばボタンクリック、スラッシュコマンド等)、又は機械学習モデル又は他の同様の手法を用いて、グループベースコミュニケーションシステムによって経時的に学習されてもよい。例示的実施形態では、いったん共通メッセージUIアップデートイベントが特定されると、グループベースコミュニケーションサーバーは、共通メッセージUI識別子を含む共通メッセージUIアップデート通知(以下に定義される)
を、同じ共通メッセージUI識別子に関連付けられた複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに送信するよう構成される。実施形態においては、共通メッセージUIアップデート通知は、並列に、又はそれぞれのグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに関連付けられた最も最近のアクセス時刻に基づいて選ばれた順序で送信され得る。
【0045】
「並列に」という語は、もしそのようなイベントが順次につまり直列に起こった場合に必要とされる期間よりも小さい、しばしば大幅に小さい期間内で、2つ以上のイベントが起こる状況を表すことが理解されるべきである。「並列に」という語は、絶対的な意味では用いられておらず、そのイベント又はタスクが同一の又は正確に同期した期間内で起こることを要求していない。例えば、もし2つのメッセージが2つのコンピューティングエンティティによって並列に生成されたなら、そのようなメッセージは、もしそのようなメッセージが順次に生成された場合に必要とされるであろう期間よりも短い期間で生成される。換言すれば、第1メッセージを生成するのに必要とされる期間は、第2メッセージを生成するのに必要とされる期間と、少なくとも部分的には同じ範囲を有する(しばしば実質的に重なる)。
【0046】
「アクセス時刻」という語は、グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに関連付けられたクライアントデバイスが、共通メッセージUIにアクセスするためにユーザーインタラクションデータをグループベースコミュニケーションサーバーに送信することによって、共通メッセージUIアクセスイベントを開始した時刻を表現する時刻の電子的な記録(例えばタイムスタンプ)を表す。グループベースコミュニケーションサーバーは、ユーザーインタラクションデータを受け取った時、そのユーザーインタラクションデータをパースすることで、グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントについて共通メッセージUIに関連付けられた共通メッセージUIアクセスイベント及びアクセス時刻を特定し得る。「最も最近のアクセス時刻」という語は、グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに関連付けられたクライアントデバイスが、共通メッセージUIにアクセスするために、共通メッセージUIアクセスイベントを開始した、最新のアクセス時刻を表現する時刻の電子的な記録(例えばタイムスタンプ)を表す。
【0047】
「共通メッセージUIアップデート通知」という語は、アップデートされた共通メッセージUIペイロードに関連付けられた共通メッセージUI識別子を提供し得るグループベースコミュニケーションサーバーからの、共通メッセージUI識別子に関連付けられた全てのグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントへの、クライアントデバイスによって開始される将来のアクセスイベントのためにオリジナルの共通メッセージUIペイロードを現在のバージョンにアップデートするための電子的に生成された通知を表す。
【0048】
「共通メッセージUI除去イベント」という語は、サーバーによって特定可能であり、1つ以上の外部アプリケーションに関連させられ得る共通メッセージUIを除去つまり削除するための、グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに関連付けられたユーザーによって、クライアントデバイスを介して実行されるアクション、インシデント、ステップ群の集合体、又はプロセス群を表す。この語は、サーバーによって特定可能であり、グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントの間で共有される共通メッセージUIを除去するために、外部アプリケーションプロバイダーによって外部アプリケーションサーバーを介して実行されるアクション、インシデント、ステップ群の集合体、又はプロセス群も表し得る。除去イベントは、予め定義されてもよく(例えばボタンクリック、スラッシュコマンド等)、又は機械学習モデル又は他の同様の手法を用いて、グループベースコミュニケーションシステムによって経時的に学習されても
よい。例示的実施形態では、いったん共通メッセージUI除去イベントが特定されると、グループベースコミュニケーションサーバーは、共通メッセージUI識別子に関連付けられた共通メッセージUIリポジトリから、現在の共通メッセージUIペイロードを除去するよう構成される。
【0049】
[例示的システムアーキテクチャ]
本開示の方法、装置、及びコンピュータプログラム製品は、さまざまなデバイスの任意のものによって実現され得る。例えば、例示的実施形態の方法、装置、及びコンピュータプログラム製品は、1つ以上のクライアントデバイスのような1つ以上のデバイスと通信するよう構成されるサーバー又は他のネットワークエンティティのようなネットワーク接続されたデバイス(例えばエンタープライズプラットフォーム)によって実現され得る。追加として又は代替として、計算デバイスは、パーソナルコンピュータ又はコンピュータワークステーションのような固定された計算デバイスを含み得る。さらに例示的実施形態は、携帯デジタルアシスタント(PDA)、携帯電話、スマートフォン、ラップトップコンピュータ、タブレットコンピュータ、ウェアラブルデバイス、又は前述のデバイスの任意の組合せのような、さまざまなモバイルデバイスの任意のものによって実現され得る。
【0050】
図1は、本開示の実施形態が動作し得る例示的計算システム100を示す。ユーザーは、クライアントデバイス101A-101Nを用いて通信ネットワーク104を介してグループベースコミュニケーションシステム105にアクセスし得る。外部アプリケーションサーバー108は、通信ネットワーク104を介してグループベースコミュニケーションシステム105とインタラクトし得る。グループベースコミュニケーションシステム105は、少なくとも1つのグループベースコミュニケーションリポジトリ107と通信するグループベースコミュニケーションサーバ106を備え得る。
【0051】
通信ネットワーク104は、例えば、それを実現するのに要求される任意のハードウェア、ソフトウェア及び/又はファームウェア(例えばネットワークルータ等のような)と共に、有線又は無線ローカルエリアネットワーク(LAN)、パーソナルエリアネットワーク(PAN)、メトロポリタンエリアネットワーク(MAN)、ワイドエリアネットワーク(WAN)等を含む任意の有線又は無線通信ネットワークを含み得る。例えば、通信ネットワーク104は、セルラー式電話、802.11、802.16、802.20、及び/又はWiMaxネットワークを含み得る。さらに、通信ネットワーク104は、インターネットのような公衆ネットワーク、イントラネットのようなプライベートネットワーク、又はそれらの組合せを含み得て、TCP/IPベースのネットワーキングプロトコルを含むがこれには限定されない、現在利用可能な又は将来開発されるさまざまなネットワーキングプロトコルを利用し得る。例えば、ネットワーキングプロトコルは、グループベースコミュニケーションシステムの要求に合うようにカスタマイズされ得る。ある実施形態では、プロトコルは、ウェブソケットチャンネルを介して送られるJSONオブジェクトのカスタムプロトコルである。ある実施形態では、プロトコルは、JSON-RPC、JSON-REST/HTTP、及びこれらの類似物である。
【0052】
グループベースコミュニケーションサーバ106は、この技術分野で知られるようにコンピュータ又はコンピュータ群として実現され得る。グループベースコミュニケーションサーバ106は、クライアントデバイス101A-101N又は外部アプリケーションサーバー108には必ずしも限定されないがこれらを含むさまざまなソースからの電子データの受信のために設けられ得る。例えば、グループベースコミュニケーションサーバ106は、クライアントデバイス101A-101N又は外部アプリケーションサーバー108によって提供されたグループベースメッセージを受信及びポスト又は送信するよう動作可能であり得る。
【0053】
グループベースコミュニケーションリポジトリ107は、ネットワークアタッチトストレージ(NAS)装置又は装置群のようなデータ記憶装置として、又は別個のデータベースサーバ又はサーバー群として実現され得る。グループベースコミュニケーションリポジトリ107は、グループベースコミュニケーションシステム105の動作を促進するためにグループベースコミュニケーションサーバ106によってアクセスされ記憶される情報を含む。例えば、グループベースコミュニケーションリポジトリ107は、複数のグループベースコミュニケーションチャンネル、及び/又はこれらの類似物の間で組織化された複数のメッセージングコミュニケーションを限定ではなく含み得る。
【0054】
クライアントデバイス101A-101Nは、上で定義されたような任意の計算デバイスであり得る。クライアントデバイス101A-101Nからグループベースコミュニケーションサーバ106によって受信された電子データは、さまざまな形態で、かつさまざまな方法を介して提供され得る。例えば、クライアントデバイス101A-101Nは、デスクトップコンピュータ、ラップトップコンピュータ、スマートフォン、ネットブック、タブレットコンピュータ、ウェアラブルデバイス、及びこれらの類似物を含み得る。
【0055】
クライアントデバイス101A-101Nが、スマートフォン又はタブレットのようなモバイルデバイスである実施形態においては、クライアントデバイス101A-101Nは、グループベースコミュニケーションシステム105と相互作用するために「アプリ」を実行し得る。そのようなアプリは、タブレット又はスマートフォンのようなモバイルデバイス上で動作するように典型的には設計される。例えば、アプリは、iOS(登録商標)
、Android(登録商標)、又はWindows(登録商標)のようなモバイルデバイスオペレーティングシステム上で動作するよう提供され得る。これらプラットフォームは、アプリが互いに、及びモバイルデバイスの特定のハードウェア及びソフトウェア要素と通信することを可能にするフレームワークを典型的には提供する。例えば、上で挙げられたモバイルデバイスオペレーティングシステムは、それぞれ、位置サービス回路、有線及び無線ネットワークインターフェイス、ユーザコンタクト、及び他のアプリケーションと相互作用するためのフレームワークを提供する。アプリの外で動作するハードウェア及びソフトウェアモジュールとの通信は、モバイルデバイスオペレーティングシステムによって提供されるアプリケーションプログラミングインターフェイス(API)を介して典型的には提供される。
【0056】
追加として又は代替として、クライアントデバイス101A-101Nは、ウェブブラウザを介してグループベースコミュニケーションシステム105と相互作用し得る。さらに他の例として、クライアントデバイス101A-101Nは、グループベースコミュニケーションシステム105とインターフェイスするよう設計されたさまざまなハードウェア又はファームウェアを含み得る。
【0057】
例示的グループベースコミュニケーションシステム105のある実施形態では、メッセージつまりグループベースメッセージは、クライアントデバイス101A-101Nからグループベースコミュニケーションシステム105に送られ得る。さまざまな実現例において、メッセージは、クライアントデバイス101A-101Nによって直接に、通信ネットワーク104を通じてグループベースコミュニケーションシステム105に送られてもよく、メッセージは、メッセージサーバ及び/又はその他のような媒介を介してグループベースコミュニケーションシステム105に送られてもよい。例えば、クライアントデバイス101A-101Aは、デスクトップ、ラップトップ、タブレット、スマートフォン、及び/又はクライアントアプリケーションを実行しているもの(例えばグループベースコミュニケーションアプリ)であり得る。ある実現例では、メッセージは、メッセージ識別子、送信ユーザー識別子、グループ識別子、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子、メッセージコンテンツ(例えばテキスト、絵文字、画像、リンク)、添付
物(例えばファイル)、メッセージ階層データ(例えばそのメッセージは、他のメッセージの応答であり得る)、サードパーティメタデータ、及び/又はその他のようなデータを含み得る。ある実施形態では、クライアントデバイス101A-101Nは、以下に示されるような、エクステンシブルマークアップランゲージ(「XML」)でフォーマットされたデータを含む、(セキュア)ハイパーテキストトランスファプロトコル(「HTTP(S)」)POSTメッセージの形態を実質的にとる、以下の例示的メッセージを提供し得る。
【0058】
POST /authrequest.php HTTP/1.1
Host: www.server.com
Content-Type: Application/XML
Content-Length: 667
<?XML version = “1.0” encoding = “UTF-8”?>
<auth_request>
<timestamp>2020-12-31 23:59:59</timestamp>
<user_accounts_details>
<user_account_credentials>
<user_name>ID_user_1</user_name>
<password>abc123</password>
//OPTIONAL <cookie>cookieID</cookie>
//OPTIONAL <digital_cert_link>www.mydigitalcertificate.com/ JohnDoeDaDoeDoe@gmail.com/mycertifcate.dc</digital_cert_link>
//OPTIONAL <digital_certificate>_DATA_</digital_certificate>
</user_account_credentials>
</user_accounts_details>
<client_details> //iOS Client with App and Webkit
//it should be noted that although several client details
//sections are provided to show example variants of client
//sources, further messages will include only on to save
//space
<client_IP>10.0.0.123</client_IP>
<user_agent_string>Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 7_1_1 like Mac OS X)
AppleWebKit/537.51.2 (KHTML, like Gecko) Version/7.0 Mobile/11D201 Safari/9537.53</user_agent_string>
<client_product_type>iPhone6,1</client_product_type>
<client_serial_number>DNXXX1X1XXXX</client_serial_number>
<client_UDID>3XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXD</client_UDID>
<client_OS>iOS</client_OS>
<client_OS_version>7.1.1</client_OS_version>
<client_app_type>app with webkit</client_app_type>
<app_installed_flag>true</app_installed_flag>
<app_name>NickName.app</app_name>
<app_version>1.0 </app_version>
<app_webkit_name>Mobile Safari</client_webkit_name>
<client_version>537.51.2</client_version>
</client_details>
<client_details> //iOS Client with Webbrowser
<client_IP>10.0.0.123</client_IP>
<user_agent_string>Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 7_1_1 like Mac OS X)
AppleWebKit/537.51.2 (KHTML, like Gecko) Version/7.0 Mobile/11D201 Safari/9537.
53</user_agent_string>
<client_product_type>iPhone6,1</client_product_type>
<client_serial_number>DNXXX1X1XXXX</client_serial_number>
<client_UDID>3XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXD</client_UDID>
<client_OS>iOS</client_OS>
<client_OS_version>7.1.1</client_OS_version>
<client_app_type>web browser</client_app_type>
<client_name>Mobile Safari</client_name>
<client_version>9537.53</client_version>
</client_details>
<client_details> //Android Client with Webbrowser
<client_IP>10.0.0.123</client_IP>
<user_agent_string>Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 4.0.4; en-us; Nexus S Build/IMM76D) AppleWebKit/534.30 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/534.30</user_agent_string>
<client_product_type>Nexus S</client_product_type>
<client_serial_number>YXXXXXXXXZ</client_serial_number>
<client_UDID>FXXXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXXX</client_UDID>
<client_OS>Android</client_OS>
<client_OS_version>4.0.4</client_OS_version>
<client_app_type>web browser</client_app_type>
<client_name>Mobile Safari</client_name>
<client_version>534.30</client_version>
</client_details>
<client_details> //Mac Desktop with Webbrowser
<client_IP>10.0.0.123</client_IP>
<user_agent_string>Mozilla/5.0 (Macintosh; Intel Mac OS X 10_9_3) AppleWebKit/537.75.14 (KHTML, like Gecko) Version/7.0.3 Safari/537.75.14</user_agent_string>
<client_product_type>MacPro5,1</client_product_type>
<client_serial_number>YXXXXXXXXZ</client_serial_number>
<client_UDID>FXXXXXXXXX-XXXX-XXXX-XXXX-XXXXXXXXXXXXX</client_UDID>
<client_OS>Mac OS X</client_OS>
<client_OS_version>10.9.3</client_OS_version>
<client_app_type>web browser</client_app_type>
<client_name>Mobile Safari</client_name>
<client_version>537.75.14</client_version>
</client_details>
<message>
<message_identifier>ID_message_10</message_identifier>
<team_identifier>ID_team_1</team_identifier>
<channel_identifier>ID_channel_1</channel_identifier>
<contents>That is an interesting invention. I have attached a copy our patent policy.</contents>
<attachments>patent_policy.pdf</attachments>
</message>
</auth_request>
グループベースコミュニケーションシステム105は、グループベースコミュニケーションリポジトリ107におけるメッセージのインデキシング及び記憶を促進するために、受信されたメッセージに基づいて記憶メッセージを作成し得る少なくとも1つのグループ
ベースコミュニケーションサーバ106を備える。ある実施形態では、記憶メッセージは、メッセージ識別子、グループ識別子、グループベースコミュニケーションチャンネル識別子、送信ユーザー識別子、トピックス、レスポンス、メッセージコンテンツ、添付物、メッセージ階層データ、サードパーティメタデータ、会話プリミティブデータ及び/又はその他のようなデータを含み得る。例えば、グループベースコミュニケーションサーバ106は、以下に示すような、XMLでフォーマットされたデータを含む、HTTP(S)
POSTメッセージの形態を実質的にとる、以下の例示的記憶メッセージを提供し得る。
【0059】
POST /storage_message.php HTTP/1.1
Host: www.server.com
Content-Type: Application/XML
Content-Length: 667
<?XML version = “1.0” encoding = “UTF-8”?>
<storage_message>
<message_identifier>ID_message_10</message_identifier>
<team_identifier>ID_team_1</team_identifier>
<channel_identifier>ID_channel_1</channel_identifier>
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<topics>
<topic>inventions</topic>
<topic>patents</topic>
<topic>policies</topic>
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<responses>
<response>liked by ID_user_2</response>
<response>starred by ID_user_3</response>
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<contents>That is an interesting invention. I have attached a copy our patent policy.</contents>
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<conversation_primitive>
conversation includes messages: ID_message_8, ID_message_9, ID_message_10,
ID_message_11, ID_message_12
</conversation_primitive>
</storage_message>
実施形態において、上で定義されたグループ識別子は、メッセージと関連付けられ得る。
【0060】
実施形態において、上で定義されたグループベースコミュニケーションチャンネル識別子は、メッセージと関連付けられ得る。
【0061】
実施形態において、上で定義された送信ユーザー識別子は、メッセージと関連付けられ得る。ある実現例では、メッセージは、そのメッセージを送ったユーザーの送信ユーザー識別子を決定するためにパースされ(parsed)得る(例えばPHPコマンドを用いて)。
【0062】
実施形態において、トピックスは、メッセージと関連付けられ得る。ある実現例では、メッセージコンテンツは、そのメッセージで議論されているトピックスを決定するためにパースされ得る(例えばPHPコマンドを用いて)。例えば、メッセージ中のハッシュタグは、そのメッセージに関連付けられたチャンネルを示し得る。他の例では、メッセージ
は、メッセージに関連付けられたトピックスを決定するために、分析され(例えば、それ自身で、会話プリミティブ中の他のメッセージと共に)、又はトピックモデリングのような機械学習技術を用いてパースされ得る。
【0063】
ある実施形態では、応答を示すデータは、そのメッセージと関連付けられ得る。例えば、他のユーザーによるメッセージへの応答は、反応(例えばメッセージに関連付けられた絵文字の選択、メッセージに関連付けられた「いいね」ボタンの選択)、メッセージに埋め込まれたハイパーリンクをクリックすること、メッセージへ応答すること(例えばメッセージに応答してグループベースコミュニケーションチャンネルにメッセージをポストすること)、メッセージに関連付けられたファイルをダウンロードすること、あるグループベースコミュニケーションチャンネルから他のグループベースコミュニケーションチャンネルへメッセージをシェアすること、メッセージをピン留めすること、メッセージに星を付けること、及び/又はその他を含み得る。ある実施形態では、他のユーザーによるメッセージへの応答に関するデータは、メッセージに含まれ得て、そのメッセージは、応答を決定するためにパースされ得る(例えばPHPコマンドを用いて)。他の実現例では、メッセージへの応答に関するデータは、データベースから取り出され得る。例えば、メッセージに対する応答に関するデータは、以下のようなMySQLデータベースコマンドを介して
取得され得る。
【0064】
SELECT messageResponses
FROM MSM_Message
WHERE messageID = ID_message_10.
例えば、メッセージへの応答に関するデータは、メッセージについてのコンテキスト(例えばメッセージについての、あるユーザーの視点からのソーシャルスコア)を決定するのに用いられ得る。他の例では、メッセージへの応答に関連するデータは、ユーザーに関するコンテキストを決定するために分析され得る(例えばあるトピックにおけるユーザーの経験は、そのトピックに関するユーザーのメッセージに対する応答に基づいて決定され得る)。
【0065】
実施形態において、添付物のようなメッセージUIは、メッセージに含まれ得る。もし添付物が存在するなら、ファイルは、メッセージと関連付けられ得る。ある実現例では、メッセージは、添付物のファイル名を決定するためにパースされ得る(例えばPHPコマンドを用いて)。例えば、ファイルコンテンツは、メッセージについてのコンテキストを決定するために分析され得る(例えば特許ポリシーの文書は、そのメッセージが「特許」というトピックに関連付けられていると表示し得る)。
【0066】
実施形態において、サードパーティメタデータは、メッセージに関連付けられ得る。例えば、サードパーティメタデータは、会社、グループ、グループベースコミュニケーションチャンネル、及び/又はその他に特有である、メッセージ又はユーザーについての追加のコンテキストを提供し得る。ある実現例では、メッセージは、サードパーティメタデータを決定するためにパースされ得る(例えばPHPコマンドを用いて)。例えば、サードパーティメタデータは、メッセージを送ったユーザーがグループベースコミュニケーションチャンネルの許可された代表者であるかを示し得る(例えば、許可された代表者は、グループベースコミュニケーションチャンネルにおける質問に応答するために会社によって許可され得る)。
【0067】
実施形態において、会話プリミティブ(conversation primitive)は、メッセージと関連付けられ得る。ある実施形態では、会話プリミティブは、メッセージを分析し、インデックス付けし、記憶し、及び/又はその他をするのに用いられる要素である。例えば、メッセージは、それ自身で分析され得て、それ自身の会話プリミティブを形成し得る。他の
例では、メッセージは、会話を構成する他のメッセージと共に分析され得て、会話を構成するメッセージは、会話プリミティブを形成し得る。ある実現例では、会話プリミティブは、当該メッセージ、特定の個数(例えば2)の先行するメッセージ及び特定の個数(例えば2)の後続するメッセージとして決定され得る。他の実現例では、会話プリミティブは、当該メッセージ及び他のメッセージ(例えばそのチャンネルにおける)で議論されているトピック及び/又はこれらメッセージの近接性(例えばメッセージ送信順序の近接性、メッセージ送信時刻の近接性)の分析に基づいて決定され得る。
【0068】
実施形態においては、上で説明されたように決定されたさまざまなメタデータ及び/又はメッセージのコンテンツは、メッセージをインデックス化する(例えば会話プリミティブを用いて)ことによって、サーチングのさまざまなファセット(すなわちグループベースコミュニケーションリポジトリ107から結果を返すサーチクエリ)を促進するために用いられ得る。ある実現例では、記憶メッセージ(storage message)は、グループベー
スコミュニケーションリポジトリ107におけるインデキシングを促進するために、グループベースコミュニケーションサーバ106から送信され得る。他の実現例において、メッセージに関連付けられたメタデータが決定され得て、このメッセージは、グループベースコミュニケーションリポジトリ107においてインデキシングされ得る。ある実施形態において、メッセージは、会社の又はグループのメッセージが別個にインデックス化されるようにインデックス化され得る(例えば他のグループ及び/又は会社とシェアされていないグループ及び/又は会社に関連付けられた別個のインデックスにおいて)。ある実現例では、メッセージは、別個の分散化されたリポジトリにおいてインデックス化され得る(例えばセキュリティの目的のためにデータ隔離を促進するために)。
【0069】
もしメッセージに関連付けられた添付物が存在するなら、その関連付けられたファイルのファイルコンテンツは、サーチングを促進するために、グループベースコミュニケーションリポジトリ107においてそのようなファイルをインデックス化するために用いられ得る。ある実施形態においては、ファイルは、別個の配信リポジトリにおいて会社の又はグループのファイルがインデックス化されるように、インデックス化され得る。
【0070】
[本開示の実施形態を実現する例示的装置]
図2は、1つ以上の計算システムによって実現され得るグループベースコミュニケーションサーバー200の例示的概略図を示す。グループベースコミュニケーションサーバー200は、プロセッサ202、メモリ201、入力/出力回路203、通信回路205、及び共通メッセージUI維持及びアップデート回路204を含み得る。グループベースコミュニケーションサーバー200は、ここで記載される操作を実行するよう構成され得る。これら要素は、機能的な限定について記載されているが、具体的な実現例は、特定のハードウェアの使用を必然的に含むことを理解されたい。ここで記載された要素のいくつかは、同様の又は共通のハードウェアも含み得ることも理解されたい。例えば、回路のうちの2つのセットが同じプロセッサ、ネットワークインターフェイス、記憶媒体等の使用を活用することで、それらの関連付けられた機能を実行し、重複するハードウェアが回路群のそれぞれのセットごとには必要がないようにしてもよい。装置の要素についてここで用いられるように「回路」という語の使用は、ここで説明されるように、特定の回路と関連付けられた機能を実行するよう構成された特定のハードウェアを含むように理解されなければならない。
【0071】
「回路」という語は、ハードウェア、及び実施形態によっては、そのハードウェアを設定するためのソフトウェアを含むように広く理解されるべきである。例えば、実施形態によっては、「回路」は、処理回路、記憶媒体、ネットワークインターフェイス、入力/出力装置等を含み得る。ある実施形態では、グループベースコミュニケーションサーバー200の他の要素は、特定の回路の機能を提供又は補完し得る。例えば、プロセッサ202
は、処理機能を提供し得て、メモリ201は、記憶機能を提供し得て、通信回路205は、ネットワークインターフェイス機能を提供し得る等である。
【0072】
ある実施形態においては、プロセッサ202(及び/又はコプロセッサ又はプロセッサを補助する又はそうでなければプロセッサに関連付けられた任意の他の処理回路)は、装置の要素の間で情報を受け渡しするためにバスを介してメモリ201と通信し得る。メモリ201は、非一時的であり、例えば1つ以上の揮発性及び/又は不揮発性メモリを含み得る。換言すれば、例えばこのメモリは、電子記憶装置(例えばコンピュータで読み取り可能な記憶媒体)であり得る。メモリ201は、この装置が、本開示の例示的実施形態に従ってさまざまな機能を実行できるようにするために、情報、データ、コンテンツ、アプリケーション、命令等を記憶するよう構成され得る。
【0073】
プロセッサ202は、いくつかの異なるやり方で実現され得て、例えば独立して実行するよう構成された1つ以上の処理装置を含み得る。追加として又は代替として、このプロセッサは、命令の独立した実行、パイプライン処理、及び/又はマルチスレッディングを可能にするようにバスを介して並列に構成された1つ以上のプロセッサを含み得る。「処理回路」という語の使用は、装置の内部にあるシングルコアプロセッサ、マルチコアプロセッサ、マルチプロセッサ、及び/又はリモートつまり「クラウド」プロセッサを含むと理解されよう。
【0074】
例示的な実施形態においては、プロセッサ202は、メモリ201に記憶された又はそうでなければプロセッサにアクセス可能である命令を実行するよう構成され得る。代替として又は追加として、このプロセッサは、ハードコードされた機能を実行するよう構成され得る。よってハードウェア又はソフトウェアのいずれの方法によって構成されようとも、又はそれらの組み合わせによって構成されようとも、プロセッサは、そのように構成されている間は、本開示の実施形態による操作を実行することができるエンティティ(例えば回路として物理的に実現される)を表し得る。代替として、他の例として、プロセッサがソフトウェア命令の実行者として実現される時、これら命令は、命令が実行される時に、プロセッサがここに記載されたアルゴリズム及び/又は操作を実行するようにプロセッサを具体的に構成し得る。
【0075】
ある実施形態においては、グループベースコミュニケーションサーバー200は、入力/出力回路203を含み得て、これが今度は、出力をユーザーに提供するために、またある実施形態では、ユーザー入力の表示を受け取るためにプロセッサ202と通信し得る。入力/出力回路203は、ユーザインターフェイスを備え得て、ディスプレイを含み得て、ウェブユーザインターフェイス、モバイルアプリケーション、クライアントデバイス、キオスク等を備え得る。ある実施形態では、入力/出力回路203は、キーボード、マウス、ジョイスティック、タッチスクリーン、タッチエリア、ソフトキー、マイクロホン、スピーカ、又は他の入力/出力機構を含み得る。プロセッサを備えるプロセッサ及び/又はユーザインターフェイス回路は、プロセッサにアクセス可能であるメモリ(例えばメモリ201、及び/又はこの類似物)上に記憶されたコンピュータプログラム命令(例えばソフトウェア及び/又はファームウェア)を通して1つ以上のユーザインターフェイス要素の1つ以上の機能を制御するよう構成され得る。
【0076】
通信回路205は、グループベースコミュニケーションサーバー200と通信するネットワーク及び/又は任意の他のデバイス、回路、又はモジュールから/へデータを受信及び/又は送信するよう構成される、ハードウェアか、ハードウェア及びソフトウェアの組み合わせかのいずれかで実現されるデバイス又は回路のような任意の手段であり得る。この点で、通信回路205は、例えば、有線又は無線の通信ネットワークとの通信を可能にするネットワークインターフェイスを含み得る。例えば、通信回路205は、1つ以上の
ネットワークインターフェイスカード、アンテナ、バス、スイッチ、ルータ、モデム、及びサポートするハードウェア及び/又はソフトウェア、又はネットワークを介した通信を可能にするのに適切な任意の他のデバイスを含み得る。追加として又は代替として、通信インターフェイスは、アンテナ(群)を介した信号の送信を行うために、又はアンテナ(群)を介して受け取られた信号の受信を扱うために、アンテナ(群)と相互作用する回路を含み得る。
【0077】
共通メッセージUI維持及びアップデート回路204は、グループベースコミュニケーションシステムをサポートするよう構成されたハードウェアを含む。共通メッセージUI維持及びアップデート回路204は、これらのアクションを実行するためにプロセッサ202のような処理回路を利用し得る。共通メッセージUI維持及びアップデート回路204は、グループベースコミュニケーションリポジトリ107にデータを送信及び/又はグループベースコミュニケーションリポジトリ107から受信し得る。ある実現例では、送信された及び/又は受信されたデータは、複数のグループベースコミュニケーションチャンネルの間で組織化されたエンタープライズベースデジタルコンテンツオブジェクトであり得る。ある実現例では、送信された及び/又は受信されたデータは、複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内でレンダリングされるべきエンタープライズベースのデジタルコンテンツオブジェクトのものであり得る。ある実施形態では、共通メッセージUI維持及びアップデート回路204は、別個のプロセッサ、特別に構成されたフィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、又は特定用途向け集積回路(ASIC)を含み得ることも理解されるべきである。
【0078】
上に説明されたように、及び本開示に基づいて理解されるように、本開示の実施形態は、方法、モバイルデバイス、バックエンドネットワークデバイス等として構成され得る。したがって実施形態は、ハードウェアだけを含む、又はソフトウェア及びハードウェアの任意の組み合わせを含むさまざまな手段を備え得る。さらに、実施形態は、記憶媒体内に実現されたコンピュータ読み取り可能なプログラム命令(例えばコンピュータソフトウェア)を有する、少なくとも1つの非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体上のコンピュータプログラム製品の形態をとり得る。任意の適切なコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、非一時的ハードディスク、CD-ROM、フラッシュメモリ、光学記憶デバイス、又は磁気記憶デバイスを含むようにして利用され得る。
【0079】
[グループベースコミュニケーションシステムにおいて共通メッセージユーザーインターフェイス(UI)を維持及びアップデートするための例示的プロセス]
図3は、本開示のある実施形態による、グループベースコミュニケーションチャンネル320及びフレックスペイン330の間で共有される例示的な共通メッセージUIを示す。実施形態においては、グループベースコミュニケーションインターフェイス300は、チャンネルリストペイン310、グループベースコミュニケーションチャンネル2に関連付けられたチャンネルメッセージングペイン320、選択されたスレッドに関連付けられたフレックスペイン330、グループベースメッセージ320A-320D、又はユーザープロフィールデータ(図3では不図示)を含むユーザーダッシュボードのようなダッシュボードのような、複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントを含み得る。グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのそれぞれは、クライアントデバイス101A-101N上に表示され得る。実施形態においては、ユーザーがグループベースコミュニケーションサーバー106とインタラクト又は通信できるように、及びグループベースコミュニケーションサーバー106とのユーザーのインタラクション又は通信に基づいてメッセージUIが生成され得るように、メッセージ入力フィールド303がチャンネルメッセージングペイン320又はフレックスペイン330内に提供され得る。実施形態においては、ユーザーが興味を持っている特定のスレッドをユーザーが選択してフォローできるように、フォローボタン304がフレックスペイン
330内に提供され得る。
【0080】
図3に示されるように、グループベースコミュニケーションインターフェイス300は、異なるグループベースコミュニケーションチャンネル(チャンネル1-チャンネル5)に関連付けられ得て、クライアントデバイス101A-101Nのディスプレイ上でチャンネルリストペイン310内に提示される。いったんユーザーのチャンネルリストペイン310とのインタラクションに基づいて特定のグループベースコミュニケーションチャンネルが選択されると、その特定のグループベースコミュニケーションチャンネルがチャンネルメッセージングペイン320内に表示され得る。例えば、ユーザーがチャンネル2ボタン310Aをクリックすることによってチャンネルリストペイン310とインタラクトしたときは、チャンネル2に関連付けられたグループベースメッセージ320A-320Cが、チャンネルメッセージングペイン320内にレンダリングされ得る。実施形態においては、選択されたグループベースメッセージに関連付けられたスレッドが、ユーザーのフレックスペイン330とのインタラクションに基づいてさらに表示され得る。例えば、ユーザーがグループベースメッセージ320Cをクリックすることによってチャンネルリストペイン310とインタラクトしたときには、グループベースメッセージ320Cに関連付けられたスレッドがフレックスペイン330内にレンダリングされ得る。
【0081】
チャンネルメッセージングペイン320内に表示されたそれぞれのグループベースメッセージは、グループベースメッセージ情報を含み得るが、この情報は、グループベースメッセージを送信したユーザーを特定するユーザー情報、そのグループベースメッセージが送信された時を示すタイムスタンプ、及び添付物の形態で生成され、そのメッセージに関連付けられた情報を提供するためにグループベースメッセージの下で表示されるメッセージUIを含む。例えば、グループベースメッセージ320Aは、ユーザー情報「John Doe」、タイムスタンプ「10:22 AM」、及びグループベースメッセージ320Aに付され、「プロジェクトAのWord文書を誰か持っていますか?」を示すテキストブロックを含むメッセージUI322Aを含む。他の例としては、グループベースメッセージ320Bは、ユーザー情報「Jane Doe」、タイムスタンプ「10:23 AM」、及びグループベースメッセージ320Bに付され、「持っています。」を示すテキストブロックを含むメッセージUI322Bを含む。他の例として、グループベースメッセージ320Cは、ユーザー情報「Jane Doe」、タイムスタンプ「10:25 AM」、及びグループベースメッセージ320Cに付され、「これがそのWordファイルです。」を示すテキストブロック及び「Project A_v1.doc」へのリンクを含むメッセージUI322C、及びグループベースメッセージ320Cへのリプライが1つ存在することを示すスレッドブロック324Cを含む。
【0082】
フレックスペイン330内に表示されたスレッドは、選択されたグループベースメッセージ及びその関連するリプライメッセージを含み得る。例えば、図3に示されるスレッドは、オリジナルのグループベースメッセージ320C及びその関連する1つのリプライメッセージ324Dに基づいて生成された、選択されたグループベースメッセージ320Dを含む。同様に、それぞれの選択されたグループベースメッセージ及びその関連するリプライメッセージは、選択されたグループベースメッセージ情報を含み得て、この情報は、そのグループベースメッセージを送信したユーザーを特定するユーザー情報、選択されたグループベースメッセージが送信された時を示すタイムスタンプ、及び添付物の形態で生成され、そのメッセージに関連付けられた情報を提供するためのグループベースメッセージの下で表示されるメッセージUIを含む。例えば、オリジナルのグループベースメッセージ320Cに基づいて生成された選択されたグループベースメッセージ320Dは、ユーザー情報「Jane Doe」、タイムスタンプ「10:25 AM」、及びグループベースメッセージ320Dに付され、「これがそのWordファイルです。」を示すテキストブロック及び「Project A_v1.doc」へのリンクを含むメッセージUI322Dを含む。さらに、関連するリプライメッセージが表示され、ユーザー情報「John Doe」、タイムスタンプ「10:27 AM」
、及び選択されたグループベースメッセージ320Dに付され、及び「ありがとう。」を示すテキストブロックを含むメッセージUI326Dを含む324Dとして示される。
【0083】
例示的実施形態では、グループベースメッセージ320A-320Dは、選択されたチャンネル2に関連付けられたグループベースコミュニケーションインターフェイスを見ているそれぞれのユーザーに対して一様にレンダリングされる。ここで記載された目的のために、ユーザーは、メッセージ入力フィールド303を利用してグループベースコミュニケーションサーバー106とインタラクト又は通信し得る。そしてグループベースコミュニケーションサーバー106とのユーザーのインタラクション又は通信に基づいて、メッセージUIが生成され得る。例えば、クライアントデバイスを使用しているユーザーJohn
Doeは、「プロジェクトAのためのWord文書を誰か持っていますか?」とメッセージ入力フィールド303に入力又はエンターし得る。そしてJohn Doeがタイプした又は入力したコンテンツに基づいて、グループベースメッセージ320Aのユーザー情報又はタイムスタンプの下にテキストブロックを付着することによって、グループベースコミュニケーションインターフェイス300内にメッセージUI322Aが生成され、レンダリングされ得る。別のクライアントデバイスを使用している別のユーザーJane Doeは、John Doeによってポストされたグループベースメッセージ320Aを見た時、「持っています。」をメッセージ入力フィールド303に入力又はエンターし得る。さらにJane Doeは、メッセージ入力フィールド303を用いて、「これがそのWordファイルです。」を入力又はエンターし、Wordファイル「Project A_v1.doc」をアップロードし得る。そしてJane Doeがタイプ又は入力したコンテンツに基づいて、グループベースメッセージ320Cのユーザー情報又はタイムスタンプの下でテキストブロックにWordファイル「Project A_v1.doc」を添付することによって、チャンネル2に関連付けられたチャンネルメッセージングペイン320内にメッセージUI322Cが生成され、レンダリングされ得る。Jane Doeが同じWordファイルをチャンネル2からチャンネル5に共有したい場合には、Jane Doeは、グループベースメッセージ320Cを、チャンネル5に関連付けられた他のチャンネルメッセージングペイン320に転送することによって、図4に示されるようなグループベースメッセージ320Eを形成し得る。
【0084】
図4は、本開示のある実施形態による他のグループベースコミュニケーションチャンネルと共有又はそれに転送された例示的共通メッセージUI及び他のフレックスペインを示す。この実施形態では、共通メッセージUIに関連付けられたグループベースメッセージが異なるグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント群の間で共有され得る。例えば、「これがそのWordファイルです。」を示すテキストブロック及び「Project A_v1.doc」へのリンクを含む共通メッセージUIに関連付けられたグループベースメッセージは、チャンネル2及びチャンネル5に関連付けられたチャンネルメッセージングペイン群及びフレックスペイン群の間で共有され得る。そのような実施形態では、グループベースメッセージ320C及び320Dは、チャンネル2に関連付けられたクライアントデバイスのディスプレイ上で提示され得て、一方では、グループベースメッセージ320E及び320Fは、チャンネル5に関連付けられた別のクライアントデバイスのディスプレイ上で提示され得る。そのような実施形態では、グループベースメッセージ320C、320D、320E、及び320Fは、同じWordファイルProject A_v1.docを添付物として含む共通メッセージUI(322C、322D、322E、及び322Fのような)を共有し得る。
【0085】
図5は、本開示のある実施形態による、複数のグループベースコミュニケーションチャンネル及びフレックスペインの間で共有される例示的なアップデートされた共通メッセージUIを示す。実施形態においては、ユーザーJohn Doeは、チャンネル2に関連付けられたチャンネルメッセージングペイン320内のメッセージ入力フィールド303を用いて、「Project A_v2.doc」としてアップデートされたWordファイルの新しいバージョンをア
ップロードし得る。そしてJohn DoeがアップロードしたアップデートされたWordファイルに基づいて、オリジナルのメッセージUI322Cに関連付けられた、アップデートされたメッセージUI322Gは、アップデートされたWordファイル「Project A_v2.doc」を、グループベースメッセージ320Gのユーザー情報又はタイムスタンプの下のテキストブロックに付することによって、チャンネル2に関連付けられたチャンネルメッセージングペイン320内に生成され及びレンダリングされ得る。本開示の実施形態によれば、オリジナルの共通メッセージUI322Cに基づいて共有及び転送されるグループベースメッセージ320E及び320F(図4に示される)は、アップデートされたWordファイル「Project A_v2.doc」を含むアップデートされた共通メッセージUI322Gに自動的に関連付けられ得る。この実施形態では、チャンネル5に関連付けられたクライアントデバイスがWordファイルにアクセスしたいとき、グループベースコミュニケーションサーバー106は、アップデートされたWordファイル「Project A_v2.doc」を記憶する共通メッセージUIリポジトリ内のアップデートされた共通メッセージUIペイロードを自動的に取得し、アップデートされたWordファイル「Project A_v2.doc」をクライアントデバイス上で表示のためにさらにレンダリングし得る。
【0086】
図6は、本開示のある実施形態による、追加のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で共通メッセージUIを生成及びレンダリングするための例示的フロー図を示す。方法600は、外部アプリケーションからグループベースメッセージ生成リクエストを受け取ることから始まる(601)。グループベースメッセージ生成リクエストは、複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちの選択されたグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内でレンダリングされるべき共通メッセージUIに関連付けられている。実施形態においては、グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントは、ユーザープロフィール情報に関連付けられたチャンネルリストペイン、チャンネルメッセージングペイン、フレックスペイン、メッセージ、チャンネル、又はダッシュボードであり得る。
【0087】
方法600はさらに続いて、プロセッサ202を用いて、共通メッセージUI識別子及び共通メッセージUIペイロードを生成する(602)。実施形態においては、共通メッセージUI識別子は、共通メッセージUIペイロードと関連させて共通メッセージUIリポジトリに記憶される。例えば、図3に示されるように、グループベースメッセージ320C及び320Dは、共通メッセージUIに関連付けられる(例えばWordファイル「Project A_v1.doc」)。このような例では、共通メッセージUIに関連付けられた共通メッセージUI識別子及び共通メッセージUIペイロード(例えばWordファイル「Project A_v1.doc」)が生成される。実施形態においては、共通メッセージUI識別子は、共通メッセージUIペイロードを記憶するための共通メッセージUIリポジトリ内のメモリアドレスを特定するために生成される。共通メッセージUIペイロードは、Wordファイル「Project A_v1.doc」というデジタルコンテンツを含み得る。
【0088】
方法600はさらに続いて、複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちの追加のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに関連付けられたユーザーインタラクションデータをクライアントデバイス(例えば101A-101N)から受け取る(603)。方法600はさらに続いて、ユーザーインタラクションデータをプロセッサを用いてパースすることによって、共通メッセージUIアクセスイベントを特定する(604)。実施形態においては、共通メッセージUIアクセスイベントは、外部アプリケーション及び共通メッセージUI識別子に関連付けられる。共通メッセージUIアクセスイベントは、追加のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのユーザーの関与が、外部アプリケーション及び共通メッセージUI識別子に関連付けられた共通メッセージUIにアクセスすることであるかを決定するために、ユーザーインタラクションデータの中で特定され得る。
【0089】
ユーザーインタラクションデータの中で共通メッセージUIアクセスイベントが特定される場合(605)は、方法600はさらに続いて、共通メッセージUI識別子を用いて共通メッセージUIリポジトリから共通メッセージUIペイロードをプロセッサ202を用いて取得する(606)。例えば、図3に示されるように、プロセッサ202が用いられて、共通メッセージUIリポジトリに記憶された共通メッセージUIペイロード(例えばWordファイル「Project A_v1.doc」というデジタルコンテンツ)を取得するために生成された共通メッセージUI識別子を取得し得る。最後に、方法600はさらに続いて、共通メッセージUIペイロードに基づいて、追加のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内に共通メッセージUIをクライアントデバイス(例えば101A-101N)にレンダリングする(607)。例えば、図3に示されるように、共通メッセージUIペイロード(例えばWordファイル「Project A_v1.doc」というデジタルコンテンツ)は、共通メッセージUIアクセスイベントを開始した、及びチャンネル2及びチャンネル5に関連付けられたユーザーによって操作されるクライアントデバイスにレンダリングされ得る。
【0090】
実施形態においては、共通メッセージUI識別子を用いて共通メッセージUIリポジトリから共通メッセージUIペイロードをプロセッサ202を用いて取得する前に、方法600は続いてオプションとして、クライアントデバイスが共通メッセージUIペイロードにアクセスすることを許可されているかをプロセッサ202を用いて検証する。方法600は続いてオプションとして、共通メッセージUIペイロードに関連付けられた共通メッセージUI識別子が生成されているかをプロセッサ202を用いて決定する。
【0091】
図7は、本開示のある実施形態によって、追加のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で、アップデートされた共通メッセージUIを維持及びレンダリングするための例示的フロー図を示す。図6から引き続いて、方法700は、グループベースメッセージ生成リクエストに応答して、グループベースメッセージ生成レスポンスを外部アプリケーションに送信する(701)。実施形態においては、グループベースメッセージ生成レスポンスは、共通メッセージUI識別子を含み得る。
【0092】
方法700は続いて、共通メッセージUI識別子に関連付けられた共通メッセージUIアップデートイベントを外部アプリケーション108又はクライアントデバイス(例えば101A-101N)から受け取る(702)。例えば、図5に示されるように、アップデートされた共通メッセージUIペイロード(例えばWordファイル「Project A_v2.doc」というデジタルコンテンツ)に関連付けられた共通メッセージUIアップデートイベントは、クライアントデバイスから受け取られ得る。このような例では、共通メッセージUIアップデートイベントは、チャンネル2に関連付けられたチャンネルメッセージングペイン320内のメッセージ入力フィールド303を介して、アップデートされた共通メッセージUI(例えばWordファイル「Project A_v2.doc」)をアップロードすることのような、ユーザーのクライアントデバイスとのインタラクションによって開始され得る。
【0093】
方法700はさらに続いて、アップデートされた共通メッセージUIペイロードを共通メッセージUIリポジトリに記憶する(703)。例えば、図5に示されるように、アップデートされた共通メッセージUIペイロード(例えばWordファイル「Project A_v2.doc」というデジタルコンテンツ)は、オリジナルの共通メッセージUIペイロード(例えばWordファイル「Project A_v1.doc」というデジタルコンテンツ)が記憶されている共通メッセージUIリポジトリに記憶され得る。
【0094】
方法700はさらに続いて、プロセッサ202を用いて、共通メッセージUIアップデート通知を、共通メッセージUI識別子に関連付けられた複数のグループベースコミュニ
ケーションインターフェイスエレメントに、並列に又は選択された順序で送信する(704)。実施形態においては、共通メッセージUIアップデート通知は、共通メッセージUI識別子を含み得る。実施形態においては、選択された順序は、それぞれのグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントについての、共通メッセージUIの最も最近のアクセス時刻に関連付けられ得る。例えば、共通メッセージUI識別子(例えばアップデートされたWordファイル「Project A_v2.doc」を含むアップデートされた共通メッセージUI322Gに関連付けられた共通メッセージUI識別子)を含む共通メッセージUIアップデート通知は、チャンネル2及びチャンネル5に並列に又は選択された順序で送信され得る。このような例では、共通メッセージUIアップデート通知は、チャンネル2及びチャンネル5に実質的に同時にブロードキャストされ得る。このような例では、共通メッセージUIアップデート通知は、それぞれのチャンネルに関連付けられた共通メッセージUI(例えばWordファイル「Project A_v1.doc」)の最も最近のアクセス時刻に基づいてチャンネル2及びチャンネル5に送信されてもよい。例えば、グループベースメッセージ320Eが、チャンネル5に関連付けられた共通メッセージUI(例えばWordファイル「Project A_v1.doc」)の最も最近のアクセス時刻が、ユーザーがWordファイル「Project A_v1.doc」のリンクをクリックした午前10:30頃であることを示すタイムスタンプを有するので、共通メッセージUIアップデート通知は、チャンネル5にまず送信され得る。それから、グループベースメッセージ320Cは、チャンネル2に関連付けられた共通メッセージUI(例えばWordファイル「Project A_v1.doc」)の最も最近のアクセス時刻が、ユーザーがWordファイル「Project A_v1.doc」のリンクをクリックした午前10:25頃であることを示すタイムスタンプを有するので、共通メッセージUIアップデート通知は、後でチャンネル2に送信され得る。
【0095】
方法700はさらに続いて、共通メッセージUIアップデート通知が受け取られているかをプロセッサ202を用いて決定する(705)。共通メッセージUIアクセスイベントがユーザーインタラクションデータの中で特定され、及び共通メッセージUIアップデート通知が受け取られている場合(706)には、方法700はさらに続いて、共通メッセージUI識別子を用いて共通メッセージUIリポジトリからアップデートされた共通メッセージUIペイロードをプロセッサ202を用いて取得する(707)。例えば、図4に示されるように、チャンネル5に関連付けられたユーザーが、共通メッセージUI322E内に示されたリンクをクリックすることによって共通メッセージUIペイロード(例えばWordファイル「Project A_v1.doc」というデジタルコンテンツ)にアクセスするつもりであるとき、チャンネル2及びチャンネル5の間で共有される共通メッセージUI識別子に基づいて、共通メッセージUIリポジトリに記憶されるアップデートされた共通メッセージUIペイロード(例えばWordファイル「Project A_v2.doc」というデジタルコンテンツ)を取得するためにプロセッサ202が用いられ得る。
【0096】
方法700は最後に、クライアントデバイス(例えば101A-101N)に対して、アップデートされた共通メッセージUIペイロードに基づいて追加のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内に共通メッセージUIをレンダリングする(708)。例えば図4に示されるように、オリジナルの共通メッセージUIペイロードがアップデートされ及びアップロードされた後で、アップデートされた共通メッセージUIペイロード(例えばWordファイル「Project A_v2.doc」というデジタルコンテンツ)は、チャンネル2及びチャンネル5に関連付けられた、共通メッセージUIにアクセスするために共通メッセージUIアクセスイベントを開始したユーザーによって操作されるクライアントデバイスに対してレンダリングされ得る。
【0097】
図8は、本開示のある実施形態によって、共通メッセージUI除去イベントの後に、共通メッセージUIペイロードを共通メッセージUIリポジトリから除去するための例示的フロー図を示す。方法800は、外部アプリケーション108又はクライアントデバイス
(例えば101A-101N)から、共通メッセージUI識別子に関連付けられた共通メッセージUI除去イベントを受け取ることから始まる(801)。方法800はさらに続いて、プロセッサ202を用いて、共通メッセージUIペイロードを共通メッセージUI識別子に関連させて共通メッセージUIリポジトリから除去する(802)。
【0098】
図9は、本開示のある実施形態によって、ある期間の後に、共通メッセージUIペイロードを共通メッセージUIリポジトリから除去するための例示的フロー図を示す。方法900は、プロセッサ202を用いて、共通メッセージUI識別子が、複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちの少なくとも1つに関連付けられているかを決定することから始まる(901)。共通メッセージUIが複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちのどれにも関連付けられていない場合は(902)、方法900はさらに続いて、プロセッサ202を用いて、ある期間の後に、共通メッセージUIペイロードを、共通メッセージUI識別子に関連させて共通メッセージUIリポジトリから除去する(903)。
【0099】
[追加の実装の詳細]
例示的処理システムは図2において記載されてきたが、ここで記載されている本主題及び機能的動作の実装は、本明細書において開示された構造及びそれらの構造的等価物を含む、他のタイプのデジタル電子回路において、又はコンピュータソフトウェア、ファームウェア、又はハードウェアにおいて、又はそれらの1つ以上の組合せにおいて、実現化され得る。
【0100】
ここで記載された主題の実施形態及び動作は、本明細書において開示された構造及びそれらの構造的等価物を含む、デジタル電子回路において、又はコンピュータソフトウェア、ファームウェア、又はハードウェアにおいて、又はそれらの1つ以上の組合せにおいて、実現化され得る。ここで記載された主題の実施形態は、情報/データ処理装置による実行のために、又は情報/データ処理装置の動作を制御するために、コンピュータ記憶媒体上にエンコードされた、1つ以上のコンピュータプログラム、すなわちコンピュータプログラム命令の1つ以上のモジュールとして実現化され得る。代替として、又は追加として、プログラム命令は、人工的に生成され搬送される信号、例えば機械生成された電気的、光学的、又は電磁的信号の上にエンコードされ得て、そのような信号は、情報/データ処理装置による実行のために適切な受信機装置への送信のために情報/データをエンコードするために生成されている。コンピュータ記憶媒体は、コンピュータで読み取り可能な記憶装置、コンピュータで読み取り可能な記憶基板、ランダム又はシリアルアクセスメモリアレイ又はデバイス、又はそれらの1つ以上の組合せであり得るか、又はそれらに含まれ得る。さらに、コンピュータ記憶媒体は、搬送される信号ではない一方で、コンピュータ記憶媒体は、人工的に生成された搬送される信号中にエンコードされたコンピュータプログラム命令のソース又は宛先であり得る。コンピュータ記憶媒体は、1つ以上の別個の物理的要素又は媒体(例えば複数のCD、ディスク、又は他の記憶装置)であり得て、又はそれに含まれ得る。
【0101】
ここで記載された動作は、1つ以上のコンピュータ読み取り可能な記憶装置上に記憶された、又は他のソースから受信された情報/データに対して、情報/データ処理装置によって実行される動作として実現化され得る。
【0102】
「データ処理装置」という語は、例示として、プログラム可能なプロセッサ、コンピュータ、システムオンチップ、又は複数のプロセッサ、又は前記の組合せを含む、データを処理する全ての種類の装置、デバイス、及び機械を包含する。装置は、例えば、FPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)又はASIC(特定用途向け集積回路)のような専用の論理回路を含み得る。この装置は、ハードウェアに加えて、対象となるコンピ
ュータプログラムのための実行環境を作るコード、例えば、プロセッサのファームウェア、プロトコルスタック、データベース管理システム、オペレーティングシステム、クロスプラットフォームランタイム環境、仮想機械、又はこれらの1つ以上の組合せも含み得る。この装置及び実行環境は、ウェブサービス、分散化コンピューティング、及びグリッドコンピューティングインフラストラクチャのような、さまざまな異なるコンピューティングモデルインフラストラクチャを実現し得る。
【0103】
コンピュータプログラム(プログラム、ソフトウェア、ソフトウェアアプリケーション、スクリプト、又はコードとしても知られている)は、コンパイラ型言語又はインタープリタ型言語、宣言型言語又は手続き型言語、を含む任意の形態のプログラミング言語で記述され得て、それは、スタンドアローンプログラムとして、又はモジュール、要素、サブルーチン、オブジェクト、又はコンピューティング環境における使用に適した他のユニットとしてのものを含む任意の形態に展開され得る。コンピュータプログラムは、そうである必要はないが、ファイルシステム中のファイルに対応してもよい。プログラムは、他のプログラム又は情報/データを保持するファイルの一部の中に(例えば、マークアップ言語文書内に記憶された1つ以上のスクリプト)、当該プログラムの専用の単一のファイルの中に、又は複数の連携されたファイルの中に(例えば、1つ以上のモジュール、サブプログラム、又はコードの一部を記憶するファイル群)記憶され得る。コンピュータプログラムは、1つのコンピュータ上で、又は1つのサイトに位置する又は複数のサイトにわたって分散化され通信ネットワークによって相互接続されている複数のコンピュータ群上で、実行されるように展開され得る。
【0104】
ここで記載されている処理及びロジックフローは、入力情報/データに対して操作を行い、出力を生成することによって、アクションを実行するために、1つ以上のコンピュータプログラムを実行する1つ以上のプログラム可能なプロセッサによって実行され得る。コンピュータプログラムの実行に適したプロセッサは、例として、汎用及び特定用途向けの両方のマイクロプロセッサ、及び任意の種類のデジタルコンピュータの任意の1つ以上のプロセッサを含む。一般に、プロセッサは、リードオンリーメモリ又はランダムアクセスメモリ又はそれら両方から命令及び情報/データを受け取る。コンピュータの本質的な要素は、命令に従ってアクションを実行するプロセッサ、及び命令及びデータを記憶する1つ以上のメモリデバイスである。一般に、コンピュータは、情報/データをそれから受け取る、又は情報/データをそれに転送する、又はそれら両方を行う、データを記憶する1つ以上のマスストレージデバイス、例えば、磁気的、磁気光学的ディスク、又は光学ディスクも含むか、又はそれに動作可能に結合される。しかし、コンピュータは、そのようなデバイスを有する必要はない。コンピュータプログラム命令及び情報/データを記憶するのに適するデバイスは、例として、半導体メモリデバイス、例えば、EPROM、EEPROM、及びフラッシュメモリデバイス、磁気ディスク、例えば、内部ハードディスク又は取り外し可能なディスク、磁気光学ディスク、及びCD ROM及びDVD-ROMディスクを含む、全ての形態の不揮発性メモリ、媒体及びメモリデバイスを含む。プロセッサ及びメモリは、特定用途向け論理回路によって補足され得て、又は、特定用途向け論理回路の中に組み込まれ得る。
【0105】
ユーザーとの相互作用を提供するために、ここで記載された主題の実施形態は、情報/データをユーザーに表示するディスプレイデバイス、例えばCRT(陰極線管)又はLCD(液晶ディスプレイ)モニタ及びキーボード及びポインティングデバイス、例えばマウス又はトラックボールを有するコンピュータ上で実現化され得て、キーボード及びポインティングデバイスは、ユーザーがコンピュータに入力を提供し得る。ユーザーとの相互作用を提供するために他の種類のデバイスも用いられ得て、例えば、ユーザーに提供されるフィードバックは、任意の形態の感覚的フィードバック、例えば、視覚的フィードバック、聴覚的フィードバック、又は触覚的フィードバックであり得て、ユーザーからの入力は
、音響、音声、又は触覚の入力を含む任意の形態で受け取られ得る。加えて、コンピュータは、ユーザーによって用いられるデバイスへ文書を送り、及びそのようなデバイスから文書を受け取ることによって、ユーザーと相互作用をし得る。例えば、ウェブブラウザから受け取られた要求に応答して、ウェブページをユーザーのクライアントデバイス上のウェブブラウザに送信することによって、ユーザーと相互作用をし得る。
【0106】
ここで記載された主題の実施形態は、バックエンドのコンポーネントを、例えば情報/データサーバとして含む、又はミドルウェアコンポーネントを含むサーバー、例えばアプリケーションサーバー、又はフロントエンドコンポーネント、例えばそれによってここで開示された主題の実現化によってユーザーが相互作用できるグラフィカルユーザインターフェイス又はウェブブラウザを有するクライアントコンピュータを含む、又は1つ以上のそのようなバックエンド、ミドルウェア、又はフロントエンドコンポーネントの任意の組合せを含む、コンピューティングシステムにおいて実現され得る。システムのコンポーネントは、デジタル情報/データ通信の任意の形態又は媒体、例えば通信ネットワークによって相互接続され得る。通信ネットワークの例としては、ローカルエリアネットワーク(「LAN」)及びワイドエリアネットワーク(「WAN」)、インターネットワーク(例えばインターネット)、及びピアツーピアネットワーク(例えばアドホックピアツーピアネットワーク)が含まれる。
【0107】
コンピューティングシステムは、クライアント及びサーバーを含み得る。クライアント及びサーバーは、一般に互いに離れており、典型的には通信ネットワークを通して相互作用する。クライアント及びサーバーの関係は、それぞれのコンピュータ上で走るコンピュータプログラムによって、及び互いにクライアント・サーバ関係を有することによって、生じる。ある実施形態では、サーバーは、情報/データ(例えばHTMLページ)をクライアントデバイスに送信する(例えばクライアントデバイスで情報/データを表示し、かつユーザーの相互作用からユーザー入力を受け取るために)。クライアントデバイスにおいて生成された情報/データ(例えばユーザの相互作用の結果)は、クライアントデバイスからサーバーにおいて受け取られ得る。
【0108】
本明細書は、多くの具体的な実現例についての詳細を含むが、これらは、任意の開示内容の、又はクレームされ得る内容の範囲に対する限定として解釈されるべきではなく、むしろ特定の開示内容の特定の実施形態に特有の特徴についての記載として解釈されるべきである。別個の実施形態群の文脈においてここで記載されているある特徴群は、単一の実施形態において組み合わせられて実現され得る。逆に、単一の実施形態の文脈で記載されているさまざまな特徴は、複数の実施形態において別個に、又は任意の適切なサブコンビネーションにおいて実現されてもよい。さらに、特徴は、ある組合せで機能するとして上では記載され、出願当初においてはそのようにクレームされてさえいるが、クレームされた組合せからの1つ以上の特徴は、場合によっては、その組合せから削除され得て、クレームされた組合せは、サブコンビネーション又はサブコンビネーションの変化形に関するものであり得る。
【0109】
同様に、操作は、特定の順序で図面において示されているが、これは、所望の結果を達成するために、そのような操作が示された特定の順序で、又は順次的なやり方で実行されること、又は全ての図示された操作が実行されることを要求するものとしては理解されるべきではない。ある状況においては、マルチタスキング及びパラレル処理が優位性を持ち得る。さらに上で記載された実施形態におけるさまざまなシステムコンポーネントの分離は、そのような分離を全ての実施形態において要求するものとしては理解されるべきではなく、記載されたプログラムコンポーネント及びシステムは、一般に、単一のソフトウェアプロダクトに互いに統合され、又は複数のソフトウェアプロダクトにパッケージングされ得ることが理解されるべきである。
【0110】
よって、本主題の特定の実施形態が記載されてきた。他の実施形態も以下の請求項の範囲内である。場合によっては、請求項中で記載されたアクションは、異なる順序で実行され得るが、依然として、所望の結果を達成し得る。加えて、添付の図で示されたプロセスは、所望の結果を得るためには、示された特定の順序、又は順次的なやり方であることを必ずしも要求しない。ある実施形態では、マルチタスキング及びパラレル処理が優位性を用い得る。
【0111】
結論
多くの改変及び他の実施形態には、本開示が関連する技術における当業者なら、前述の記載及び関連する図面において提示された教示を利用し、想到することができよう。したがって、本開示は、開示された特定の実施形態に限定されるべきではなく、改変及び他の実施形態は、添付の特許請求の範囲の範囲内に含まれるよう意図されていると理解されるべきである。ここでは特定の語が採用されているが、それらは一般的な叙述的な意味で用いられているのに過ぎず、限定を目的としたものではない。
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
【手続補正書】
【提出日】2021-12-07
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
グループベースコミュニケーションシステムにおいて共通メッセージユーザーインターフェイス(UI)を維持する装置であって、前記装置は、少なくとも1つのプロセッサ、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリを備え、前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記装置に
前記グループベースコミュニケーションシステムのうちの第1グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内でレンダリングされるメッセージに関連付けられたリクエストを受け取ることによって前記共通メッセージUIを生成すること
前記メッセージに対応する共通メッセージUI識別子及び共通メッセージUIペイロードを生成することであって、前記共通メッセージUI識別子は、前記共通メッセージUIペイロードと関連させて共通メッセージUIリポジトリに記憶される、生成すること、
前記グループベースコミュニケーションシステムの第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに関連付けられたリクエストをクライアントデバイスから受け取ることによって、前記共通メッセージUI識別子にアクセスすること、及び
記共通メッセージUIペイロードに基づいて前記第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で前記共通メッセージUIを前記クライアントデバイスに対してレンダリングすること
をさせるよう構成された装置。
【請求項2】
記共通メッセージUI識別子に関連付けられたUIアップデートイベントを受け取ること、及び
前記UIアップデートイベントに基づいて、アップデートされた共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子に関連させて前記共通メッセージUIリポジトリに記憶すること
をさらに行うよう構成された請求項1に記載の装置。
【請求項3】
記共通メッセージUI識別子を含むUIアップデート通知を、前記共通メッセージUI識別子に関連付けられた複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに並列に又は選択された順序で送信すること
をさらに行うよう構成された請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記アップデートされた共通メッセージUIペイロードに基づいて、前記第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で前記共通メッセージUIを前記クライアントデバイスに対してレンダリングすること
をさらに行うよう構成された請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記選択された順序は、前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのそれぞれのグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントについての前記共通メッセージUIの最も最近のアクセス時刻に関連付けられている
請求項3に記載の装置。
【請求項6】
記共通メッセージUI識別子に関連付けられたUI除去イベントを受け取ること、及び
記共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子に関連させて前記共通メッセージUIリポジトリから除去すること
をさらに行うよう構成された請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記共通メッセージUI識別子が、前記グループベースコミュニケーションシステムにおけるいずれのグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントにも関連付けられていないという判断に従って、
る期間の後で、前記共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子と関連させて前記共通メッセージUIリポジトリから除去すること
をさらに行うよう構成された請求項1に記載の装置。
【請求項8】
記共通メッセージUI識別子を用いて前記共通メッセージUIリポジトリから前記共通メッセージUIペイロードを取得する前に、
記クライアントデバイスが前記共通メッセージUIペイロードにアクセスすることを許可されているかを検証するこ
さらに行うよう構成された請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記第1及び第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちのそれぞれは、チャンネルリストペイン、チャンネルメッセージングペイン、フレックスペイン、メッセージ、チャンネル、又はダッシュボードである
請求項1に記載の装置。
【請求項10】
グループベースコミュニケーションシステムにおいて共通メッセージユーザーインターフェイス(UI)を維持する方法であって、前記方法は、
前記グループベースコミュニケーションシステムの第1グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内でレンダリングされるメッセージに関連付けられたリクエストを受け取ることによって前記共通メッセージUIを生成すること
前記メッセージに対応する共通メッセージUI識別子及び共通メッセージUIペイロードを生成することであって、前記共通メッセージUI識別子は、前記共通メッセージUIペイロードと関連させて共通メッセージUIリポジトリに記憶される、生成すること、
前記グループベースコミュニケーションシステム第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに関連付けられたリクエストをクライアントデバイスから受け取ることによって、前記共通メッセージUI識別子にアクセスすること
記共通メッセージUIペイロードに基づいて前記第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で前記共通メッセージUIを前記クライアントデバイスに対してレンダリングすること
を含む方法。
【請求項11】
前記共通メッセージUI識別子に関連付けられたUIアップデートイベントを受け取ること、及び
前記UIアップデートイベントに基づいて、アップデートされた共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子に関連させて前記共通メッセージUIリポジトリに記憶すること
をさらに含む請求項10に記載の方法。
【請求項12】
記共通メッセージUI識別子を含むUIアップデート通知を、前記共通メッセージUI識別子に関連付けられた複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに並列に又は選択された順序で送信すること
をさらに含む請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記アップデートされた共通メッセージUIペイロードに基づいて、前記第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で前記共通メッセージUIを前記クライアントデバイスに対してレンダリングすること
をさらに含む請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記選択された順序は、前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのそれぞれのグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントについての前記共通メッセージUIの最も最近のアクセス時刻に関連付けられている
請求項12に記載の方法。
【請求項15】
記共通メッセージUI識別子に関連付けられたUI除去イベントを受け取ること、及び
記共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子に関連させて前記共通メッセージUIリポジトリから除去すること
をさらに含む請求項10に記載の方法。
【請求項16】
記共通メッセージUI識別子が前記グループベースコミュニケーションシステムにおけるいずれのグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントにも関連付けられていないという判断に従って
る期間の後で、前記共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子と関連させて前記共通メッセージUIリポジトリから除去すること
をさらに含む請求項10に記載の方法。
【請求項17】
記共通メッセージUI識別子を用いて前記共通メッセージUIリポジトリから前記共通メッセージUIペイロードを取得する前に、
記クライアントデバイスが前記共通メッセージUIペイロードにアクセスすることを許可されているかを検証するこ
さらに含む請求項10に記載の方法。
【請求項18】
前記第1及び第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちのそれぞれは、チャンネルリストペイン、チャンネルメッセージングペイン、フレックスペイン、メッセージ、チャンネル、又はダッシュボードである
請求項10に記載の方法。
【請求項19】
1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは命令群を含み、前記命令群は、電子装置の1つ以上のプロセッサによって実行される時に前記電子装置に
グループベースコミュニケーションシステムの第1グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内でレンダリングされるメッセージに関連付けられたリクエストを受け取ることによって共通メッセージUIを生成すること、
前記メッセージに対応する共通メッセージUI識別子及び共通メッセージUIペイロードを生成することであって、前記共通メッセージUI識別子は、前記共通メッセージUIペイロードと関連させて共通メッセージUIリポジトリに記憶される、生成すること、
前記グループベースコミュニケーションシステムの第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに関連付けられたリクエストをクライアントデバイスから受け取ることによって、前記共通メッセージUI識別子にアクセスすること、
前記共通メッセージUI識別子を用いて、前記共通メッセージUIリポジトリから前記共通メッセージUIペイロードを取得すること、及び
前記共通メッセージUIペイロードに基づいて前記第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で前記共通メッセージUIを前記クライアントデバイスに対してレンダリングすること
をさせる、非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項20】
前記電子装置に
前記共通メッセージUI識別子に関連付けられたUIアップデートイベントを受け取ること、及び
前記UIアップデートイベントに基づいて、アップデートされた共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子に関連させて前記共通メッセージUIリポジトリに記憶すること
をさせる命令をさらに含む、請求項19に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【手続補正書】
【提出日】2022-02-24
【手続補正1】
【補正対象書類名】特許請求の範囲
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
【請求項1】
グループベースコミュニケーションシステムにおいて共通メッセージユーザーインターフェイス(UI)を維持する装置であって、前記装置は、少なくとも1つのプロセッサと、コンピュータプログラムコードを含む少なくとも1つのメモリとを備え、前記少なくとも1つのメモリ及び前記コンピュータプログラムコードは、前記少なくとも1つのプロセッサによって、前記装置に
前記グループベースコミュニケーションシステムのうちの第1グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内でレンダリングされるメッセージに関連付けられたリクエストを受け取ることによって前記共通メッセージUIを生成すること、
前記メッセージに対応する共通メッセージUI識別子及び共通メッセージUIペイロードを生成することであって、前記共通メッセージUI識別子は、前記共通メッセージUIペイロードと関連させて共通メッセージUIリポジトリに記憶される、生成すること、
前記グループベースコミュニケーションシステムの第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに関連付けられたリクエストをクライアントデバイスから受け取ることによって、前記共通メッセージUI識別子にアクセスすること、
前記共通メッセージUI識別子を用いて、前記共通メッセージUIリポジトリから前記共通メッセージUIペイロードを取得すること、及び
前記共通メッセージUIペイロードに基づいて前記第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で前記共通メッセージUIを前記クライアントデバイスに対してレンダリングすること
をさせるよう構成された装置。
【請求項2】
前記共通メッセージUI識別子に関連付けられたUIアップデートイベントを受け取ること、及び
前記UIアップデートイベントに基づいて、アップデートされた共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子に関連させて前記共通メッセージUIリポジトリに記憶すること
をさらに行うよう構成された請求項1に記載の装置。
【請求項3】
前記共通メッセージUI識別子を含むUIアップデート通知を、前記共通メッセージUI識別子に関連付けられた複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに並列に又は選択された順序で送信すること
をさらに行うよう構成された請求項2に記載の装置。
【請求項4】
前記アップデートされた共通メッセージUIペイロードに基づいて、前記第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で前記共通メッセージUIを前記クライアントデバイスに対してレンダリングすること
をさらに行うよう構成された請求項3に記載の装置。
【請求項5】
前記選択された順序は、前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのそれぞれのグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントについての前記共通メッセージUIの最も最近のアクセス時刻に関連付けられている
請求項3に記載の装置。
【請求項6】
前記共通メッセージUI識別子に関連付けられたUI除去イベントを受け取ること、及び
前記共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子に関連させて前記共通メッセージUIリポジトリから除去すること
をさらに行うよう構成された請求項1に記載の装置。
【請求項7】
前記共通メッセージUI識別子が、前記グループベースコミュニケーションシステムにおけるいずれのグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントにも関連付けられていないという判断に従って、
ある期間の後で、前記共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子と関連させて前記共通メッセージUIリポジトリから除去すること
をさらに行うよう構成された請求項1に記載の装置。
【請求項8】
前記共通メッセージUI識別子を用いて前記共通メッセージUIリポジトリから前記共通メッセージUIペイロードを取得する前に、
前記クライアントデバイスが前記共通メッセージUIペイロードにアクセスすることを許可されているかを検証すること
をさらに行うよう構成された請求項1に記載の装置。
【請求項9】
前記第1及び第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちのそれぞれは、チャンネルリストペイン、チャンネルメッセージングペイン、フレックスペイン、メッセージ、チャンネル、又はダッシュボードである
請求項1に記載の装置。
【請求項10】
グループベースコミュニケーションシステムにおいて共通メッセージユーザーインターフェイス(UI)を維持する方法であって、前記方法は、
前記グループベースコミュニケーションシステムの第1グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内でレンダリングされるメッセージに関連付けられたリクエストを受け取ることによって前記共通メッセージUIを生成すること、
前記メッセージに対応する共通メッセージUI識別子及び共通メッセージUIペイロードを生成することであって、前記共通メッセージUI識別子は、前記共通メッセージUIペイロードと関連させて共通メッセージUIリポジトリに記憶される、生成すること、
前記グループベースコミュニケーションシステムの第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに関連付けられたリクエストをクライアントデバイスから受け取ることによって、前記共通メッセージUI識別子にアクセスすること、
前記共通メッセージUI識別子を用いて、前記共通メッセージUIリポジトリから前記共通メッセージUIペイロードを取得すること、及び
前記共通メッセージUIペイロードに基づいて前記第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で前記共通メッセージUIを前記クライアントデバイスに対してレンダリングすること
を含む方法。
【請求項11】
前記共通メッセージUI識別子に関連付けられたUIアップデートイベントを受け取ること、及び
前記UIアップデートイベントに基づいて、アップデートされた共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子に関連させて前記共通メッセージUIリポジトリに記憶すること
をさらに含む請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記共通メッセージUI識別子を含むUIアップデート通知を、前記共通メッセージUI識別子に関連付けられた複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに並列に又は選択された順序で送信すること
をさらに含む請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記アップデートされた共通メッセージUIペイロードに基づいて、前記第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で前記共通メッセージUIを前記クライアントデバイスに対してレンダリングすること
をさらに含む請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記選択された順序は、前記複数のグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのそれぞれのグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントについての前記共通メッセージUIの最も最近のアクセス時刻に関連付けられている
請求項12に記載の方法。
【請求項15】
前記共通メッセージUI識別子に関連付けられたUI除去イベントを受け取ること、及び
前記共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子に関連させて前記共通メッセージUIリポジトリから除去すること
をさらに含む請求項10に記載の方法。
【請求項16】
前記共通メッセージUI識別子が前記グループベースコミュニケーションシステムにおけるいずれのグループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントにも関連付けられていないという判断に従って、
ある期間の後で、前記共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子と関連させて前記共通メッセージUIリポジトリから除去すること
をさらに含む請求項10に記載の方法。
【請求項17】
前記共通メッセージUI識別子を用いて前記共通メッセージUIリポジトリから前記共通メッセージUIペイロードを取得する前に、
前記クライアントデバイスが前記共通メッセージUIペイロードにアクセスすることを許可されているかを検証すること
をさらに含む請求項10に記載の方法。
【請求項18】
前記第1及び第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントのうちのそれぞれは、チャンネルリストペイン、チャンネルメッセージングペイン、フレックスペイン、メッセージ、チャンネル、又はダッシュボードである
請求項10に記載の方法。
【請求項19】
1つ以上のプログラムを記憶する非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体であって、前記1つ以上のプログラムは命令群を含み、前記命令群は、電子装置の1つ以上のプロセッサによって実行される時に前記電子装置に
グループベースコミュニケーションシステムの第1グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内でレンダリングされるメッセージに関連付けられたリクエストを受け取ることによって共通メッセージUIを生成すること、
前記メッセージに対応する共通メッセージUI識別子及び共通メッセージUIペイロードを生成することであって、前記共通メッセージUI識別子は、前記共通メッセージUIペイロードと関連させて共通メッセージUIリポジトリに記憶される、生成すること、
前記グループベースコミュニケーションシステムの第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメントに関連付けられたリクエストをクライアントデバイスから受け取ることによって、前記共通メッセージUI識別子にアクセスすること、
前記共通メッセージUI識別子を用いて、前記共通メッセージUIリポジトリから前記共通メッセージUIペイロードを取得すること、及び
前記共通メッセージUIペイロードに基づいて前記第2グループベースコミュニケーションインターフェイスエレメント内で前記共通メッセージUIを前記クライアントデバイスに対してレンダリングすること
をさせる、非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
【請求項20】
前記電子装置に
前記共通メッセージUI識別子に関連付けられたUIアップデートイベントを受け取ること、及び
前記UIアップデートイベントに基づいて、アップデートされた共通メッセージUIペイロードを前記共通メッセージUI識別子に関連させて前記共通メッセージUIリポジトリに記憶すること
をさせる命令をさらに含む、請求項19に記載の非一時的コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。