(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022037307
(43)【公開日】2022-03-09
(54)【発明の名称】シートスライド装置
(51)【国際特許分類】
B60N 2/08 20060101AFI20220302BHJP
【FI】
B60N2/08
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2020141367
(22)【出願日】2020-08-25
(71)【出願人】
【識別番号】000143639
【氏名又は名称】株式会社今仙電機製作所
(74)【代理人】
【識別番号】110000659
【氏名又は名称】特許業務法人広江アソシエイツ特許事務所
(72)【発明者】
【氏名】三好 健介
(72)【発明者】
【氏名】平松 龍一
【テーマコード(参考)】
3B087
【Fターム(参考)】
3B087BA02
3B087BB02
3B087BC04
3B087BC05
3B087BC07
(57)【要約】
【課題】ガタつきを低減したシートスライド装置を提供する。
【解決手段】シートスライド装置1は、ロアレール2と、アッパーレール3と、ロック部材4と、を備える。アッパーレール3の側壁32には、切欠き32cが設けられている。ロック部材4は、切欠き32cの前面及び後面にそれぞれ接触した状態で、切欠き32c内に配置される凸部441を備える。
【選択図】
図2
【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の床に固定されるロアレールと、
シートに固定されると共に、前記ロアレールに対して相対移動可能なアッパーレールと、
前記ロアレールと前記アッパーレールとが相対移動不能となるようにロックするロック部材と、
を備え、
前記アッパーレールは、切欠きを有する壁部を備え、
前記ロック部材は、前記切欠き内へ圧入されると共に前記切欠きの車両前方側の面及び車両後方側の面にそれぞれ接触して前記切欠き内に配置される凸部を備える、
シートスライド装置。
【請求項2】
前記切欠きは車両上下方向に延びており、
前記凸部は、前記切欠きの延出方向に対して傾斜して延びている、
請求項1に記載のシートスライド装置。
【請求項3】
前記凸部は、その上部が下部よりも車両後方に位置するように傾斜している、
請求項1又は2に記載のシートスライド装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両のシートの前後位置を調節するためのシートスライド装置に関する。
【背景技術】
【0002】
車両のシートの前後位置が調節可能で、且つ所定の位置でシートをロックできるシートスライド装置が知られている。
図8は、従来のシートスライド装置の一例を示す断面図である。従来のシートスライド装置100は、主として、ロアレール110と、アッパーレール120と、ロック装置130と、レバー機構140とを備える。ロアレール110とアッパーレール120とは、ロック装置130によるロック時には前後方向に相対移動不能であり、ロック解除時には前後方向に相対移動可能になる。ロック装置130は、レバー機構140によりロック解除される。
【0003】
レバー機構140は、レバー141と、レバーブラケット142と、バネブラケット143とを備える。レバーブラケット142は、第一端部側(前方側)においてレバー141と接続されている。レバーブラケット142の第二端部側(後方側)には、ロック装置130を作動させる押圧部142aが設けられている。レバーブラケット142は、第一端部と第二端部との間に突起状の軸部142bを有している。バネブラケット143は、板バネから成り、貫通穴143aを有する。レバーブラケット142の軸部142bは、バネブラケットの貫通穴143aに挿入されると共に、アッパーレール120の側壁に設けられた貫通穴に軸支される。
【0004】
搭乗者がレバー141を持ち上げることにより、レバーブラケット142が軸部142bを中心として回転し、押圧部142a側が下がる。押圧部142aがロック装置130に力を及ぼすことにより、ロック装置130がロック解除される。
【0005】
ここで、
図9を参照して、従来のロック装置130についてさらに詳しく説明する。
図9(a)はロック装置130の分解斜視図、
図9(b)はロック装置130の組立斜視図である。ロック装置130は、ロック体131と、軸部材132と、ロックブラケット133と、付勢部材134と、固定部材135と、を備えている。
【0006】
ロック体131は、複数のロック歯131aを備える。ロック歯131aがロアレール110及びアッパーレール120の係合部(不図示)に係合しているとき、ロアレール110とアッパーレール120とはロックされた状態となる。ロック体131は、ロック体131が回転可能なようにロックブラケット133との間に隙間Gをあけて軸部材132によってロックブラケット133に接続される。付勢部材134は軸部材132に取り付けられ、ロック体131をロック状態に付勢している。ロックブラケット133は、ピン等の固定部材135によってアッパーレール120に固定される。
【0007】
ロック体131は、レバーブラケット142の押圧部142aによって下方に押圧されることで、軸部材132を中心として回転する。これにより、ロック歯131aが、ロアレール110及びアッパーレール120の係合部から離脱する。こうして、アレール110とアッパーレール120とのロックが解除され、アレール110とアッパーレール120とは相対移動可能になる。押圧部142aによるロック体131への力が除荷されると、付勢部材134の復元力により、ロック体131は自動的に逆回転し、ロック状態に戻る。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
ところで、従来のシートスライド装置では、ロック体131とロックブラケット133との間には、ロック体131の回転を阻害しないために隙間Gが設けられている。そのため、車両前後方向の入力に対して前後のガタつきが生じ、搭乗者に不快感を与える懸念がある。しかしながら、従来のシートスライド装置では隙間Gを無くす(すなわち、G=0にする)と、ロック体131が摩擦により作動が出来なくなり、ロック不能となることから、ガタつきなくすことは困難であった。
【0009】
上記課題に鑑み、本発明は、前後方向におけるガタつきを低減したシートスライド装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
(項目1)
車両の床に固定されるロアレールと、
シートに固定されると共に、前記ロアレールに対して相対移動可能なアッパーレールと、
前記ロアレールと前記アッパーレールとが相対移動不能となるようにロックするロック部材と、
を備え、
前記アッパーレールは、切欠きを有する壁部を備え、
前記ロック部材は、前記切欠き内へ圧入されると共に前記切欠きの車両前方側の面及び車両後方側の面にそれぞれ接触して配置される凸部を備える、
シートスライド装置。
【0011】
(項目2)
前記切欠きは車両上下方向に延びており、
前記凸部は、前記切欠きの延出方向に対して傾斜して延びている、
項目1に記載のシートスライド装置。
【0012】
(項目3)
前記凸部は、その上部が下部よりも車両後方に位置するように傾斜している、
項目1又は2に記載のシートスライド装置。
【発明の効果】
【0013】
本発明のシートスライド装置では、ロック部材の凸部がアッパーレールの切欠き内に圧入されて切欠きの前面及び後面に接触し、且つ切欠きに対して隙間が発生しないように荷重を与えているため、シートスライド装置の車両前後方向へのガタつきを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【
図1】シート及びシートスライド装置の概略側面図である。
【
図3】
図2における、アッパーレールのIII-III線断面図である。
【
図4】(a)ロック部材の斜視図、(b)ロック部材の側面図、(c)ロック部材の部分平面図である。
【
図5】(a)シートスライド装置の組立斜視図(ロアレールは省略)、(b)(a)のVb部分概略拡大図である。
【
図6】
図5(a)のVI-VI線断面図(ロアレール有り)である。
【
図8】(a)従来のシートスライド装置の一例を示す断面図である。
【
図9】(a)従来のロック装置の一例を示す分解斜視図、(b)従来のロック装置の一例を示す組立斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
本発明のシートスライド装置1について図面を参照しながら説明する。なお、明確性のため、断面図において、一部の構成要素及びハッチングを省略することがある。
【0016】
<1 シートスライド装置の全体構造>
図1は、車両のシートS及びシートスライド装置1の概略側面図である。以下では、「車両上下方向」、「車両前後方向」、「車両左右方向(車幅方向)」をそれぞれ単に「上下方向」、「前後方向」、「左右方向」と表記する。
【0017】
シートスライド装置1は、ロアレール2と、アッパーレール3と、ロック部材4と、レバー5と、を備える。シートスライド装置1は、後述するレバー51の操作部511を除いて、一つのシートSに対し、左右一対設けられている。
【0018】
ロアレール2は、ブラケットBを介して車両のフロアに固定される。アッパーレール3は、シートSに固定されると共に、ロアレール2に組み付けられている。ロアレール2とアッパーレール3とは、ロック部材4によって解除可能にロックされている。ロック部材4がロック位置にあるとき、ロアレール2とアッパーレール3とは、前後方向に相対移動不能である。ロック部材4がロック解除位置にあるとき、ロアレール2とアッパーレール3とは、前後方向に相対移動可能になる。レバー5は、ロック部材4のロック状態とロック解除状態とを切り替える。以下、各構成要素について詳述する。
【0019】
<1-1 ロアレール及びアッパーレール>
図2は、シートスライド装置1の分解斜視図である。
図3は、
図2における、アッパーレール3のIII-III線断面図である。
【0020】
主に
図2を参照して、ロアレール2について説明する。ロアレール2は、底壁21と、側壁22と、上壁23と、フランジ部24と、を備えた、前後方向に延びる長尺な部材から成る。側壁22、上壁23及びフランジ部24はそれぞれ一対設けられている。ロアレール2は、例えば金属製であり、プレス加工によって一体成形される。
【0021】
底壁21は、前後方向に延びる略平板状である。側壁22は、底壁21の左右両端から、底壁21と略直角を成して上方に延びている。上壁23は、側壁22の上端から他方側の側壁22に向けて、底壁22と略平行に延びている。フランジ部24は、連結部22の端部から下方に、側壁22と略平行に延びている。
【0022】
フランジ部24の下端には、複数の切欠き24aが前後方向に間隔をあけて形成されている。複数の切欠き24aを設けることによって、フランジ部24の下端には複数のロック歯24bが形成される。ロック部材4がロック位置に配置されているとき、ロック歯24bは、後述するロック部材4の貫通穴41a内に配置される。
【0023】
次に、
図2及び
図3を参照して、アッパーレール3について説明する。
【0024】
図2及び
図3に示すように、アッパーレール3は、上壁31と、側壁32と、底壁33と、フランジ部34と、を備えた、前後方向に延びる長尺な部材から成る。側壁32、底壁33、フランジ部34はそれぞれ一対設けられている。アッパーレール3は、例えば金属製であり、プレス加工によって一体成形される。
【0025】
上壁31は、前後方向に延びる略平板状である。上壁31には、ロック部材4を装着するための保持ピン6用の貫通穴31aが設けられている。側壁32は、上壁31の左右両端から、上壁31と略直角を成して下方に延びている。底壁33は、側壁32から離れるように、側壁32の下端から斜め上方に向けて延びている。フランジ部34は、側壁32に近づくように底壁33から斜め上方に向けて延びると共に、屈曲して、側壁32から離れるように斜め上方に向けて延びている。
【0026】
図3に示すように、各側壁32には、複数の切欠き32aが、前後方向に、ロアレール2の切欠き24aと同じ間隔で形成されている。複数の切欠き32aを設けることにより、側壁32の下端には、複数のロック歯32bが形成される。ロック部材4がロック位置に配置されているとき、ロック歯32bは、後述するロック部材4の貫通穴41a内に配置される。
【0027】
また、各側壁32には、切欠き32aよりも前方の位置に、上下方向に延びるスリット状の切欠き32cが設けられている。この切欠き32c内には、後述するロック部材4の凸部441が挿入される。
【0028】
ロアレール2とアッパーレール3とは、ロアレール2の一対のフランジ部24間の空間にアッパーレール3の側壁32が配置され、ロアレール2の側壁22とフランジ部24との間の空間に、アッパーレール3のフランジ部34が配置されるように組み立てられる。
【0029】
ロアレール2の底壁21と側壁22との間のコーナ部と、アッパーレール3の底壁33との間には、ボール等の転動手段(不図示)が配置される。また、ロアレール2の側壁22の上端と、アッパーレール3のフランジ部34の上端との間には、ボール等の転動手段(不図示)が配置される。この転動手段により、ロアレール2とアッパーレール3とは、前後方向に円滑に摺動できるようになっている。
【0030】
<1-2 ロック部材>
主に
図4及び
図5を参照して、ロック部材4について説明する。
図4(a)は、ロック部材4の斜視図、
図4(b)は、ロック部材4の側面図、
図4(c)は、ロック部材4の部分平面図である。
図5(a)は、シートスライド装置1の組立斜視図であり、
図5(b)は
図5(a)のVb部分概略拡大図である。なお、
図5(a)では、明確性のため、ロアレール2を省略している。
【0031】
ロック部材4は、バネ鋼などの弾性変形可能な一枚の板材を、例えばプレス加工することにより製造される。ロック部材4は、ロック片41と、接続部42と、一対の延出部43と、立ち上がり部44と、装着部45と、を備える。ロック部材4は、ロック片41が後方側、装着部45が前方側となるように配置される。一実施形態において、
図4(b)に示すように、延出部43、立ち上がり部44及び装着部45は、それらがZ字形を成すように折り曲げられている。
【0032】
ロック片41には、複数の貫通穴41aが前後方向に間隔をあけて設けられている。ロック片41のうち、前後方向において複数の貫通穴41aに隣接する部分は、ロック歯41bとして機能する。ロック部材4がロック位置に配置されているとき、ロアレール2のロック歯24b及びアッパーレール3のロック歯32bは、貫通穴41a内に挿入され、ロック部材4のロック歯41bは、ロアレール2の切欠き24a及びアッパーレール3の切欠き32a内に挿入される。こうして、ロアレール2とアッパーレール3とは前後方向にスライド不能にロックされる。
【0033】
接続部42は、ロック片41と延出部43との間に位置し、ロック片41と延出部43とを接続する部分である。一対の延出部43は、左右方向に離隔しており、接続部42と立ち上がり部44との間にわたって延びている。
【0034】
立ち上がり部44は、延出部43の前端から、後方に向けて傾斜しながら立ち上がる部分である。すなわち、立ち上がり部44は、その上部が下部よりも後方に位置するよう、上下方向に対して傾斜して延びている。立ち上がり部44は、その左右両端からそれぞれ外方に向けて突出する一対の凸部441を備える。前記の通り、立ち上がり部44は後方に向けて傾斜しながら立ち上がっているため、凸部441もその上部が下部よりも後方に位置するように傾斜している。
図5(b)に示すように、凸部441は、アッパーレール3の側壁32に設けられた切欠き32cに挿入される。凸部441の前後方向における幅(すなわち、凸部441の上部後端と下部前端との間の距離)は、切欠き32cの幅よりも大きくなっているため、凸部441は切欠き32c内に圧入されることになる。凸部441が切欠き32cに圧入されると、凸部441の上部は切欠き32cの後方側の内面に接触し、凸部441の下部は切欠き32cの前方側の内面に接触する。そして、凸部441は、切欠き32cの前方及び後方の内面に接触した時点で弾性変形し、前後方向に保持荷重を発生させる。凸部441はこの保持荷重によって切欠き32c内で固定され、負荷が入力されても、ロック部材4が前後に変形することはない。
【0035】
装着部45は、立ち上がり部44から前方に延びる部分である。装着部45は、保持ピン6を挿入するための貫通穴45aを有している。ロック部材4は、装着部45をアッパーレール3の上壁31の下面に接触させた状態で、装着部45の貫通穴45a、及びアッパーレール3の上壁31の貫通穴31aに保持ピン6を挿入し、保持ピン6の両端をそれぞれアッパーレール3及びロック部材4にカシメることで、アッパーレール3に固定される。
【0036】
<1-3 レバー>
主に
図2、
図5(a)及び
図6を参照して、レバー5について説明する。
図6は、
図5(a)のVI-VI線断面図(ロアレール2有り)である。レバー5は、ロック部材4によるロックを解除するために、搭乗者が操作する部材である。
【0037】
図2及び
図6に示すように、レバー5は、操作部51と、アーム部52と、押圧部53と、を備える。操作部51は、搭乗者が掴んでレバー5を操作する部分である。アーム部52は左右一対設けられており、一対のアーム部52は操作部51によって連結されている。アーム部52は、ロック部材4の立ち上がり部44の空間を通って、接続部42まで延びている。アーム部52には、付勢部材7が取り付けられている。付勢部材7は、例えば線状のバネである。押圧部53は、アーム部52の先端に設けられており、接続部42上に配置されている。
【0038】
<2 ロック部材及びレバーの動作>
主に、
図5(a)及び
図6を参照して、ロック部材4及びレバー5の動作について説明する。
【0039】
搭乗者がレバー51を持ち上げることにより、押圧部53が下がり、接続部42を下方に押圧する。これにより、ロック部材4は弾性変形し、ロック片41、接続部42及び延出部43が下方に撓む。そして、ロック歯41bが、ロアレール2の切欠き24a内、及びアッパーレール3の切欠き32a内から離脱する。こうして、ロアレール2とアッパーレール3とのロックが解除され、ロアレール2とアッパーレール3とは前後方向にスライド可能になる。
【0040】
レバー5の操作部51に印加された力を除荷すると、レバー5の自重及び付勢部材7の復元力によりレバー5が下がる。これにより、押圧部53は上昇し、ロック部材4を押圧しなくなる。その結果、ロック部材4はその弾性力により元の位置に戻り、ロック歯41bは、切欠き24a及び切欠き32a内に挿入され、ロック歯24b及びロック歯32bは、貫通穴41a内に挿入される。こうして、ロアレール2とアッパーレール3とが前後方向にスライド不能となるようにロックされる。
【0041】
<3 特徴>
本発明では、凸部441が、圧入により切欠き32c内に挿入されて切欠き32cの前面及び後面の両方に接触し、且つ切欠き32cに対して隙間が発生しないように荷重を与えていることにより、ロック部材4(すなわち、シートスライド装置1)の前後方向へのガタつきを抑えることができる。
【0042】
凸部441が、その上部が下部よりも後方に位置するように傾斜していることにより、凸部441が前後方向に突っ張り、切欠き32cの前方側及び後方側の内面に確実に接触した状態で、凸部441が切欠き32c内に固定されることになる。したがって、ロック部材4の前後方向へのガタつきをより抑えることができる。
【0043】
<4 変形例>
上記実施形態は、シートスライド装置1の好ましい一実施形態を説明するものである。本発明は、上記実施形態に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
【0044】
図7に示すように、立ち上がり部44及び凸部441は、その上部が下部よりも前方に位置するように、上下方向に対し傾斜して延びていてもよい。
【符号の説明】
【0045】
1 シートスライド装置
2 ロアレール
3 アッパーレール
32 側壁(壁部)
32c 切欠き
4 ロック部材
441 凸部
S シート