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  • 特開-流台に於ける貯水槽 図1
  • 特開-流台に於ける貯水槽 図2
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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022037836
(43)【公開日】2022-03-09
(54)【発明の名称】流台に於ける貯水槽
(51)【国際特許分類】
   E03B 11/00 20060101AFI20220302BHJP
【FI】
E03B11/00 Z
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020152401
(22)【出願日】2020-08-25
(71)【出願人】
【識別番号】520049983
【氏名又は名称】山田 正
(71)【出願人】
【識別番号】595110210
【氏名又は名称】小野瀬 一
(72)【発明者】
【氏名】小野瀬 一
(72)【発明者】
【氏名】山田 正
(57)【要約】
【課題】従来より高層ビル内の一般住宅には配置できる用地がなく、又繁華街の密集地には用地を収得することが、難しいという問題があった。
【解決手段】一般住宅の流台の1隅に入る程のものに形成して設置できる貯水槽において、空気を抜いて満水に充満できる満水孔とともに、水質を替え得る和水口を設けた3枚の強化板を、水槽内に等間隔に縦設して4槽に設けたれ1水槽の上部入水口より水道水が道入して下部の和水口を通水して、上流水して、次いで中央強化板の上部の和水口を通水して、下流水して更に下部の和水口を通水して、上部の出水口より排出されるように構成した。これにより、水道水攪拌されながら軟水となって、各水槽内に満水になって常時、充満されてあるので、常時には蛇口より用水でき、非常時にあっては水槽より飲水、用水することができると言う常時、非常時に係らず用水することができ、用水度の高い貯水槽を提供できるとともに、高層ビル内の一般住宅や繁華密集地街の一般住宅においても容易に設置できるものである。
【選択図】図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
洗台の1隅底部に固着した水滴受皿上に支持板を介して据置した貯水槽本体(以下本体)に、上内面部に空気を抜いて満水を全うできる満水孔を有して、その下面部に水質を替え得る和水口を有する強化板を満水口を有する上端部を本体の中央上面部において、その和水口を底板とにおいて一面に縦設して、そして左右に分槽された各水槽の中央部に満水孔を有する端部を底部において各和水口を本体の上内面部において各縦設して、更に分槽された各水槽に水道水が常時満水の状態で充満されてあり、常時、非常時に係らず飲水、用水できるように設けた流台に於ける貯水槽。
【請求項2】
高層ビル内の一般住宅、繁華街蜜集地街の一般住宅の流台に設置できるように構成して設けた請求項1記載の流台おける貯水槽。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、繁華密集地街の一般家庭や高層ビル内の一般家庭の貯水化を図った貯水槽に関する。
【背景技術】
【0002】
従来の都市の密集地街や高層ビル内の各一般家庭に於いては、水害時に備えるための貯水槽の設置には殆ど無理であるとゆうことであった。
【先行技術分野】
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
以上に述べたように、従来より繁華な密集地街ビル内の一般家庭では、その貯水槽の設置場所の確保には全く望み得ない状況であった。
【0004】
本発明は、このような従来の状況を有していた問題を解決しようとするものであり、この諦めを効果的に解消し、確かな貯水槽を実現することを目的とするものである。
【課題と解決するための手段】
【0005】
そして、本発明は上記目的を達成するために、上面部に水槽内の空気を抜いて満水を全うするための満水孔を有し水質を替える和水口を有して備えた貯水槽で、先ず1枚の該強化板を中央部にして、その下端部を底面部とに、水門を設けるとともに、2室に分槽された両槽をその各槽の中央部の上面部とに、各強化板の上端部を取付けして下端部を底面とに和水口を設けて、それぞれ継設して設けたものである。
【0006】
また、第2の課題解決手段は、流台の1隅に水滴を受けられるようにして固着した大皿状板に蛇口を有し溜まる水を排出する管を有する本貯水槽に支持板を介して据置して、入水口及び出水口を水道管に継設するとともに、蛇口に継設して非常時の時は速やかに飲用、用水できるように設けて構成としたものである。
【0007】
上記第1の課題解決手段による作用は次の通りである。すなわち、貯水槽の流水は常時、第1の強化板の下端部の軟水口を通水する前後にあって、先ず攪拌され続いて第2の強化板の軟水口、更に第3の強化板の下端部の和水口によって、それぞれ攪拌されて水道水は真味水となって貯水され充満されてある。
【0008】
また、第2の課題解決手段による作用は、通常は流台の蛇口より飲用しているものであるが非常時に例えば水害により水道が断水すれば、貯水槽の蛇口より羅災中直ちに飲用また用水できるという効果を発揮する。
【発明の効果】
【0009】
上述したように、本発明の貯水槽は、流台に設置することができて、通常時には流台より受水、飲用できてあり、非常時には例えば水害に遭って断水すれば、直ちに貯水槽より受水し飲用できるという、常時非常時に係らず而も真味水が飲用できるという用水度の高い貯水槽を提供できる。
【0010】
また、本発明の貯水槽は、繁華密集地街や高層ビル内などの、各一般家庭などで設置する場所を得ることが出来ないという所に容易に設置できるという効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【0011】
図1】 本発明の実施形態を示す部分断面側面図
図2】 同発明の強化板の正面図
【発明を実施するための形態】
【0012】
以下、本発明の実施形態を図1に基づいて説明する。
【0013】
図において、1は貯水槽で、強化板2で上面部に空気を抜いて、満水を全し得るう満水孔3を穿設するとともに、その下端内部に水質を替え得る和水口4を設けて、これを貯水槽1の中央面部にして満水孔3の端部を上位にし1面に縦設して水門状に設けるとともに、分槽された貯水槽5、貯水槽5Aの各中央部に満水孔3の各端部を下位にして、1面に縦設して底板6とに水門状の和水口4を設けて、更に4槽の水槽8を設けて、貯水槽1の上端部に取水口9を開口して10蓋を螺着して形成され設けられてある。
【0014】
状で両端部を翼状に張出して、緩やかな発条で設けた支持板13を介して両端部を支持して据置されてあり、水道水を水槽8より入水14して水槽8Aより出水13して蛇口16へと継水されて設けられてある。
【0015】
この際、水槽8に蛇口16Aを設けたるとともに、また水滴受皿12に水滴排水管17が設けられてある。
【0016】
そして、本発明の貯水槽1は、上述のように何処のところに於いても、容易に設置し得ることができるので、高層ビル内の土地を有し得ない一般住宅においては流台の1隅に設置されてあれば、非常時の際には直ちに飲用、用水できるものであり、又繁華街の密集地帯の一般住宅の土地の収得が難しいところでも、流台の1隅に設置してあれば非常時の際には同じく直ちに飲用、用水できるものである。
【0017】
以下、上記構成の動作を説明する。水道より入水した水道水は、水槽8の上部入水口14より流入して、第1の強化板2に当水すれば、下流水して底面部より和水口4を流水して水槽8A内に上流水して、次いで強水板2Aの上面部の和水口4Aを流水して水槽8B内を下流水して、底面部より更に強化板4Bを流水して、水槽8C内を上流水して上面部より出水口15に排水されて水道管に継設されたものであるが、このとき、各和水口4は水門状に開口されてあるので流水は各水槽8内を攪拌された状態で通水するので、流水は満水孔3の作用で各水槽7内に常時充満されてあり、又水道水は真味水となって常時、非常時に係らず速やかに飲用、用水できるという効果を発揮する。
【0018】
また、貯水槽1は、1槽にして個々に設置できるものであるが、連設して広く有用に活用できるものである。
【0019】
また、貯水槽は、高層ビル内や密集街地の一般住宅に係らず、総ての住宅や施設においても容易に設置できて用水でき活用し得る効果を発揮する。以上のように本実施形態によれば、飲用、用水効果が得られるものである。
【符号の説明】
【0020】
1 貯水槽
2 強化板
3 満水孔
4 和水口
5 貯水槽
6 底
8 水槽
9 取水口
10 蓋
11 流台
12 受皿
13 支持板
14 流台
15 出水口
16 蛇口
17 排水管
図1
図2
【手続補正書】
【提出日】2020-08-31
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正の内容】
図1
図2