(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022039862
(43)【公開日】2022-03-10
(54)【発明の名称】健康学習台
(51)【国際特許分類】
A47B 23/00 20060101AFI20220303BHJP
【FI】
A47B23/00 A
【審査請求】未請求
【請求項の数】3
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020154159
(22)【出願日】2020-08-27
(71)【出願人】
【識別番号】519356906
【氏名又は名称】浅井 兼三
(72)【発明者】
【氏名】浅井 兼三
【テーマコード(参考)】
3B053
【Fターム(参考)】
3B053TB02
3B053TB07
3B053TC01
3B053TC05
(57)【要約】
【課題】常日頃の学習にあたり、学習時、どうしても前かがみになりそうになり、猫背の姿勢になりがちです。又、話を聞いている時の姿勢も学習台に手(腕)をたずさえているだけで、姿勢は正しくなり楽な姿勢で話を聞くことができます。
【解決手段】そうならない為に学習台はその解決方法として、学習台の天板(パネル)の角度が2段階と4段階に(別型)変えられるように致しました。
そうする事により前かがみの状態による学習をさける事が出来ます。
さらに読書時において・・・読書をする場合、本を垂直に持つか、若干斜めにして読む姿勢になります。図面1(側面図)の8のパネルのB操作により
本を垂直、ないし斜め状態にする事が出来ます。本を持たなくて、軽く支える事により読書が可能になります。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
図番1の側面
図5のアームコントロールゲージ(ブロック)について
アームコントロールゲージ(ブロック)は4段階ある学習台の角度を設定する操作部分で成り立っています(各年齢・身長・体格に応じて最も楽な正しい対面姿勢で学習できる角度を設定できます)。角度設定は低学年生にも素早く行えるような構成になっていますし、その都度角度を即座に変えることができます。
印の数字と 印のアルファベットで明細書にてご説明させていただきます。
【請求項2】
図番1の▲7▼。図番3のノートスライドストッパーについてメインパネル(天板配置図)の正面図に基づきご説明させていただきます。
ノートスライドストッパーは角度設定により対面学習ができる他、ノート及び本の位置を身長・体格に応じて最も学習しやすい位置の即座に設定できるようになっています。
▲5▼、▲6▼、▲7▼の直定規をスライドし、設定させることにより、B5、A4のノート・本を目線(視線)に合わせた位置に設定できます。▲8▼は縦線の目盛り盤を▲5▼の直定規の位置により、1cm間隔と5mm間隔で目印線が付けてあります。▲5▼、▲6▼、▲7▼の直定規の左・右の平行線が定めやすいようになっています。
操作方法図番3と照合方法をご説明させていただきます。
【請求項3】
補助パネル&アームスタンド
アームスタンドの差し替えとノードブックスライドストッパーとの使用により低学年からの読書時、ノートを持たず軽く手を添えるだけで読書ができます。又、ノートパソコン&スマートフォンのスタンドとして使用ができます。操作方々メモを取ることもできます。アームの位置を変え、更にノートスライドストッパーの短尺直定規(厚み)を上下にスライドさせ見やすい角度(点線による)に調整することができます。
【発明の詳細な説明】
〔請求項1〕
アームコントロールゲージ(ブロック)について図番2の側面図・正面図・立面図に基づいてご説明させていただきます。
▲1▼のコントロールゲージ(ブロック)はベースに固定され▲2▼の主軸に▲3▼のアームが接続されています。そのアームは主軸に取り付けられた状態で前後左右に動きます。正面図は左・右のアームの動き、側面図はアームの4点の動き(4角度)。Aは1段目の角度、A1は3段目の角度。Bは2段目の角度、B1は4段目の角度(矢印の方向にアームは動きます)。
正面図によるアームの動きを2段目の角度設定を行う参考例としてご説明させていただきます。
ブロックの中心にあるアームを右側に(B面)動かしアームがブロックにあたった処でアームをBの位置に収めることにより角度が簡単に設定できます。
側面図左面のアームコントロールブロックの▲5▼のショートアームの操作について
側面図▲5▼の1高角度、▲5▼の2低角度の位置に、▲5▼の3の差し込みピン(ストッパーピン)を差し込むことにより角度設定ができます。主としてパソコンの低角度設置台としてご使用いただけます(使用後はそのままでも、又、矢印に収めることができます)。
〔請求項2〕のノートスライドストッパーについて
(出願番号2019-182523)(認別番号519356906)のノートスライドストッパー〔請求項3〕の課題による説明
前回と基本的にはあまり異なってはいません。再度ノートスライドストッパーの説明をさせていただきますと、図番1の側面図▲7▼と図番3の正面図(メインパネル天板)に基づき、側面図より前回の図面は長尺直定規の一帯がノートのサイズの大きさにより、低面(パネル)より、50mm~100mm~150mmと移動させることにより、B5・A4等のノートの設置場所を身長・体格に応じて変えられるようになっていましたが、今回改良(変更)させていただくことと致しました。以前の特許項目3(2019-182523)はそのまま進めていただいて結構です。今回の〔請求項2〕につきましては▲5▼▲6▼▲7▼の直定規の動き方による、ノート・本の最も使いやすい位置決めを行うことができるようになっています。▲5▼に関して直定規は本とノートを同じ直線上に定めて読み書きができます(いずれの直定規の上下動はパネルの両サイドのつまみにより、動き・止めを行うことができます)。▲6▼の短尺直定規は特に本の設置用に、ノートパソコン・スマホ等のご利用に適しています。▲7▼の短尺直定規はノートの設置用にて▲6▼の本の見やすい位置、あるいは本とノートのサイズの大きさに合わせて少しでも見やすく、書きやすく調整することができます。又、左右得手不得手のある場合、▲6▼と▲7▼の位置を差し替えることもできます。▲8▼の縦線目盛りにより直定規の位置決めが素早く行えるようになっています。
〔請求項3〕
図番1の側面図▲8▼の▲8▼-1の補助パネル、▲8▼-2のアームスタンドの説明をさせていただいます。
図番3の▲11▼の補助パネル▲12▼のアームスタンドの取り付け位置になります。補助パネルは通常取り扱いとなります。
アームスタンドについて図番1の▲8▼-2、▲8▼-3、▲8▼-4・5についてご説明させていだだきます。▲8▼-2と▲8▼-3は1体のアームで天板面に対して60度の角度で▲8▼-2を差し替えることにより、▲8▼-3の位置なり、変更することにより、▲8▼-4の本・ノートパソコン・スマートフォンが取り扱いやすい位置、角度に設定することができます。更に▲8▼-5の上下のスライドにより低学年生から高学年生、パネルの高さ角度スライド等により身長・体格に見合った操作(位置)にてご使用いただけます。
【手続補正書】
【提出日】2020-11-19
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正の内容】
【発明の詳細な説明】
【技術の分野】
【0001】
児童・生徒が学習する台。
1.本発明は机上に置いて使用するもので、学習台は学習時において、読み書き時に姿勢が自然に正しくなります。
【背景の技術】
【0002】
図1の側面図の番号順の取り扱い説明。
1のベースは学習台を机に固定することにより安定させます。(1は4と5とも関連します。)
2はベースと3のパネルとを接続する為の中間部品です。3のパネルは角度の切り替えができ、側面
図8のパネルも3のパネルの動きに応じて角度調整ができます。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
学習時の児童・生徒はどうしても前かがみの姿勢になりがちです。そうならないようにできる限り正面パネルと対面姿勢で学習ができる事が理想なので、正しい姿勢で、向き合って学習できるように致しました。
【課題を解決する為の手段】
【0004】
学習時できる限り、背筋を伸ばし猫背の姿勢にならない学習姿勢が理想ですが、身長に適した机、成長につれ机上と目線との間隔等により適切な姿勢での学習がなかなか難しいように見受けられます。学習台は体形にできる限り合わせる為に数段の角度設定が行え、正面パネルとの対面により近い状態で学習できます。(2段階角度設定はそれに準ずる)
【発明の効果】
【0005】
新しい分野での発明につき、従来の技術との違いをどのように比較、表現したら良いか?(図面上で学習台の縦の高さと角度の関係、目線と身長、体格との対比はある程度の説明はできます。)
ただ従来の学習の姿勢を少しでも正しい姿勢で学習出来ればと!!
【図面の簡単な説明】
【0006】
【
図1】図番1の側面図は▲1▼~▲8▼は健康学習台の角度の変更(▲1▼、▲2▼による)▲3▼のメインパネルの両側面には▲7▼のノート・ブックスライドストッパーを取り付けてあります。上下に動かすことができます。▲8▼のアームスタンドは差し込み式にて読書時に▲7▼のストッパーが本止めを行い、▲7▼と▲8▼により最も読みやすい位置に設定することができます。▲5▼と▲6▼は図番2の▲2▼(主軸)に連結されていて、パネルの角度を変えることができます。
【
図2】図番2 アームコントロールゲージ(ブロック) ▲1▼のベースに取り付けてあり、▲2▼の主軸に▲3▼のアームが接続してあります。▲5▼と▲3▼(アーム=図番1の側面図による▲6▼のことです) 平面図・側面図・立面図による、アームの動きによる4段階あるパネルの角度の操作手順を簡単に説明致します。(パネルの角度を2段目にしたい場合) まず、アームを起こします(立面図)正面図によるBの位置まで右側の矢印方向までアームを動かし、側面図の斜めのBのようにアームを倒して止まった状態でパネルを下げれば2段目の角度が定まります。
【
図3】〔図番3〕ノート・ブックスライドストッパー 正面図の▲5▼、▲6▼、▲7▼は本・ノートの滑り止めの直定規です。それぞれスライドでき、身長・体格に合わせて読みやすい位置、書きやすい位置にスライドできます。左利きの場合は▲6▼と▲7▼の位置(▲13▼のブックラックも同様です)を変えることができます。また、▲12▼のアームスタンドとの活用もできます。
図1番 側面図▲8▼のアームスタンドについて
▲3▼のメインパネルの上部に差し込み式になっています(アームスタンドの角度を変える為に)アームスタンドは主として読書時に(本を机上にて読書)最も読みやすい位置に▲7▼のスライド直定規を設置することにより、本を机上に置いて読書、あるいは本を目線の位置まで持たなくてもスライド直定規とアームスタンドにより、軽く本を支えるだけで読書できます。
【0007】
図面の簡単な説明
〔請求項1〕
図2のアームコントロールゲージ(ブロック)▲5▼について
アームコントロールゲージ(ブロック)によって4段階あるパネルの角度の設定が行えます。
図2の正面図・立面図・側面図にてご説明させていただきます。
正面図・側面図のアルファベットの部分で4段階ある角度の位置を定めることができます(又、側面図にてAの斜めの点線B1の斜めの点線等は▲3▼のアームを倒して止まった位置でそれぞれの角度が定まります)。
その操作の手順をご説明させていただきます。
正面図▲3▼のアームを立面図のように起こします。側面図▲6▼の取っ手にて、次に右側へ2cm移動させるとB B1に位置に定まります。そしてアームをBの位置に下げれば、側面
図1の▲3▼のメインパネルの2段目の角度となります。
図2-1につきましては、
図2と同一図面になっていまして角度の変更をご説明しやすいように色分けにて説明させていただいた図面です。
〔請求項2〕
図番3の正面図の▲1▼図番1の▲3▼のメインパネルが健康学習台の天板部分です。
正面
図3の天板の両側面に主軸があり▲3▼。その主軸に▲5▼、▲6▼、▲7▼の直定規が取り付けてあり、前後にスライドできるようになっています。▲6▼の直定規は本の設置用厚板に▲7▼の直定規は薄板にノートの設置用にパネルの角度の変更と身長・体格に合わせた位置に設定し、つまみにより直定規は固定でき、▲6▼、▲7▼は得手不得手により直定規の位置を左・右と簡単に差し替えることもできます。
又、▲5▼の長尺直定規は厚板(本設置用)と薄板(ノート設置用)になっています。
〔請求項3〕
アームスタンドについてご説明させていただきます。
〔
図1〕の側面図の▲8▼〔
図3〕の正面図▲12▼がアームスタンドの取り付け位置になります。アームスタンドは丸棒のアーチ型で シンプルな仕様です。メインパネルに差し込み式(角度と位置変えの為)になっています。アームスタンドの角度変更とノートブック直定規をスライドさせることにより本の角度を身長・体格に最も適した位置に定めることができます。
▲8▼の2、▲8▼の3、▲8▼の4、▲8▼の5はアームスタンドとスライドストッパーの動きを点線にて表示した図です。