特開2022-39869IP Force 特許公報全文掲載

技術分野

擦弦楽器の運弓の習得を安全かつ効果的に補助する装置

要約特許出願時に添付された[要約書]

【課題】擦弦楽器の運弓を習得するためには弓が楽器に対してどのような状態にあるかを演奏者が把握し正しい状態との差異を認識することが重要であるが、鏡を用いるなどの従来の方法は理想的とはいえず、また矯正器具には改善の余地があるため、それらの欠点を解消し、弓の状態を安全でより直感的かつ分かりやすい方法で把握できるようにし運弓の習得を補助する。
【解決手段】装置は軸2の両側に発光部1を有する構造になっていて、楽器本体9を挟むように取り付けると発光部が低音弦側と高温弦側とで対を成し位置する。正しい位置に取り付けられた発光部の光源3からは運弓でたどるべき正しい軌道上7に向けて光5が発せられ、そこに弓8が位置するときには毛(馬毛)に光が照射される6。正しくない場合は弓の毛に光が照射されない。このことにより、正しい軌道上を運弓できているか否かの認識が容易になり、演奏者は弓の状態を直感的に把握することができる。
【選択図】図2

発明が解決しようとする課題[発明の詳細な説明]から抜粋

擦弦楽器の正しい運弓を習得するためには、演奏者が演奏中に自分の弓の軌道と正しい軌道との差異を認識することが重要であるが、容易ではない。その一因は、演奏時の視点では弓が駒に平行で正しい軌道上にあるかを正しく直感的に把握するのが困難なことにある。

課題を解決するための手段[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明に係る装置は、光源(3)を内蔵した発光部(1)とそれを点灯させる回路類(4)、軸(2)から成る。発光部は軸の両端に対を成し、光(5)を発する。

発明の効果[発明の詳細な説明]から抜粋

本発明により、演奏者は自身の弓の状態を自然な演奏姿勢のまま直感的に容易に把握することができるようになり、運弓の効率的な習得に役立てることができる。

光による補助は弓と物理的に触れる部位がない非接触の方式なので、それを傷つける恐れはない。激しく弓を動かして弾くような曲でも使用することが出来るため、対象となる層が初心者から上達者までと幅広い。

物理的に演奏者の視界を何ら邪魔するものではないため、運弓の練習時と楽曲演奏時との間の感覚の差異がごく小さいことも特長である。

第三者は、演奏者に対してどの位置に居ても照射部を見れば運弓の状態を把握できる。それが指導者の場合は、より正しい指導に役立てることが出来る。

この発明についての権利主張の範囲[特許請求の範囲]

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この特許公報に記載されている図面[図面の簡単な説明]から抜粋

【図1】 本発明に係る装置の概要図。
【図2】 本発明に係る装置の使用状況を示す図。

選択図 図2出願人が指定した本件の代表的な図

1 発光部 2 軸 3 光源 4 電気回路、電源、スイッチ 5 光 6 照射部 7 弓の正しい軌道 8 弓 9 楽器本体 10 低音弦側 11 高音弦側

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