(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022039871
(43)【公開日】2022-03-10
(54)【発明の名称】立体型太陽光発電機
(51)【国際特許分類】
H02S 40/22 20140101AFI20220303BHJP
H02S 40/44 20140101ALI20220303BHJP
H02S 20/32 20140101ALI20220303BHJP
【FI】
H02S40/22
H02S40/44
H02S20/32
【審査請求】未請求
【請求項の数】2
【出願形態】書面
(21)【出願番号】P 2020156760
(22)【出願日】2020-08-28
(71)【出願人】
【識別番号】500549353
【氏名又は名称】鈴木 国男
(72)【発明者】
【氏名】鈴木 国男
【テーマコード(参考)】
5F151
【Fターム(参考)】
5F151JA14
5F151JA23
5F151JA29
(57)【要約】 (修正有)
【課題】設置面積が少なく効率よく発電量が大きく得られ、平面型より長時間太陽光の照射を受けることができる太陽光発電システムを提供する。
【解決手段】立体型太陽光発電システムを設け、立体型太陽光発電機として独立させた器機であり、立体型太陽電池モジュール3を立体型に設置し、太陽光照射角矯正装置を設け、太陽光照射角矯正センサー5から可動軸6に伝え、太陽光を時々刻々立体型太陽電池モジュール3の全体面に長時間照射できる。
【選択図】
図1
【特許請求の範囲】
【請求項1】
立体型太陽光発電システム(1)の立体型太陽光発電システムは、立体型太陽光発電機(2)で、立体型太陽電池モジュール(3)を配置する。また、立体型太陽電池モジュールに、太陽光が長時間効率良く照射できるよう、立体型太陽光発電機の、立体型太陽電池モジュールが太陽光照射角の中心に可動できるよう、太陽光照射角矯正装置(4)を設け、太陽光照射角矯正センサー(5)が可動軸(6)に伝え、時々刻々太陽光を太陽電池モジュール全体に、長時間照射できることを特徴とする。
【請求項2】
立体型太陽光発電機(2)の内面に、発電量をより有効に得られるよう、内面に太陽電池モジュール(7)を取り付けることを特徴とする。内面底部に反射板(8)を設け、光の反射により内面の太陽電池モジュールに万遍なく太陽光が照射できる。太陽光照射角矯正装置(4)により、立体型太陽電池モジュール(3)の表面と及び内面の太陽電池モジュールに長時間太陽光を太陽電池モジュールに照射でき、大きな発電量が得られることを特徴とする。
また、用度によっては 内面に太陽熱を利用して太陽熱温水器パネル(9)を取り付けることにより太陽熱温水を得る事もできることを特徴とする。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は立体型太陽光発電システム(1)を図った立体型太陽光発電システムに関するものである。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0002】
従来の太陽光発電システムは、太陽電池モジュールを1枚ずつ平面に並べ、平らな土地に設置していた。また屋根に太陽電池モジュールを乗せる場合、屋根の方位等屋根面積に合わせて、平置きで設置していた為、土地の広さや屋根の面積が限られ、電力量等、設置者の希望に沿わないことがあった。電力量を大きく得るには、平らな土地とか、日当たりのよい傾斜地で広い土地が必要であった。いずれにしても土地面積で、太陽電池モジュール枚数が決まり、必要電力量が得られなかった。
【課題を解決するための手段】
【0003】
そこで本発明は上記課題を解決するため、立体型太陽光発電システム(1)を設け、従来になかった、立体型太陽光発電機(2)として独立させた器機である。太陽電池モジュールを立体型(円錐型)太陽電池モジュール(3)にした事により、太陽電池モジュールを円周かつ高さに設置することができ、機器の大きさにより電力量を有効に得る事が出来る。また発電電力量によって機種を選択できるようバリエーションを増やすこともできる。そのため従来のように太陽電池モジュールを平面に設置するより、設置面積を取らない立体型太陽光発電機(2)で、必要電力量が大きく得られることを特徴とした。
【0004】
太陽電池モジュール面を円錐型に固定設置すると、太陽光の角度により、太陽電池モジュール面の1部分に日影ができ有効な電力が得られない、それを解消するため、太陽光が全体の立体型太陽電池モジュール(3)を有効に照射させるため、太陽が時期と時間により方位が変わるため、それを的確にとらえ、常に立体型太陽電池モジュールの中心に太陽が来るよう、立体型太陽光発電機(2)に、太陽光照射角矯正装置(4)を設け、太陽光照射角矯正センサー(5)から可動軸(6)に伝え、太陽光を時々刻々立体型太陽電池モジュール(3)の全体面に長時間照射できることを特徴とした。
【発明の効果】
【0005】
本発明を使用することにより、設置面積が少なく効率よく発電量が大きく得られる。
発電容量で、希望の立体型太陽光発電機が選択できる。
平面型より長時間太陽光の照射を受けることができるため、効率的に発電量が大きく得られる。
【図面の簡単な説明】
【0006】
【符号の説明】
3 立体型太陽電池モジュール
5 太陽光照射角矯正センサー
6 可動軸
7 立体型太陽電池モジュール
8 反射板
【手続補正書】
【提出日】2020-10-20
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0006
【補正方法】変更
【補正の内容】
【0006】