(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022039885
(43)【公開日】2022-03-10
(54)【発明の名称】歯科用バンドデバイス
(51)【国際特許分類】
A61C 5/85 20170101AFI20220303BHJP
A61C 5/00 20170101ALI20220303BHJP
【FI】
A61C5/85
A61C5/00
【審査請求】未請求
【請求項の数】12
【出願形態】OL
【外国語出願】
(21)【出願番号】P 2020181733
(22)【出願日】2020-10-29
(31)【優先権主張番号】17/005,543
(32)【優先日】2020-08-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】US
(71)【出願人】
【識別番号】520399970
【氏名又は名称】メディコム・グループ・インコーポレイテッド
【氏名又は名称原語表記】Medicom Group Inc.
【住所又は居所原語表記】2555 Chemin de l‘Aviation,Pointe-Claire,Quebec,Canada
(74)【代理人】
【識別番号】100108855
【弁理士】
【氏名又は名称】蔵田 昌俊
(74)【代理人】
【識別番号】100103034
【弁理士】
【氏名又は名称】野河 信久
(74)【代理人】
【識別番号】100179062
【弁理士】
【氏名又は名称】井上 正
(74)【代理人】
【識別番号】100199565
【弁理士】
【氏名又は名称】飯野 茂
(74)【代理人】
【識別番号】100219542
【弁理士】
【氏名又は名称】大宅 郁治
(74)【代理人】
【識別番号】100153051
【弁理士】
【氏名又は名称】河野 直樹
(74)【代理人】
【識別番号】100162570
【弁理士】
【氏名又は名称】金子 早苗
(72)【発明者】
【氏名】ブライアン・ロー
(72)【発明者】
【氏名】リチャード・パレ
(72)【発明者】
【氏名】ガブリエル・ポワリエ
(72)【発明者】
【氏名】ベノワ・オーバン
(72)【発明者】
【氏名】ジェイソン・ランダル・ルドビグ
(72)【発明者】
【氏名】ショーン・ジョーダン・フライド
(72)【発明者】
【氏名】ネクタリア・マーコグロー
【テーマコード(参考)】
4C052
4C159
【Fターム(参考)】
4C052AA17
4C052HH10
4C159RR19
(57)【要約】 (修正有)
【課題】新規でより効率的な使いやすい歯科用バンドデバイスを提供する。
【解決手段】バンド5を有するハウジングと、ハウジングの外部の制御ノブ4によって制御可能な張力調整機構8のためのコントロールを有するバンドのための張力調整デバイスと、少なくとも1つのディフレクタ押しボタンとを含む歯科用マトリックスバンドデバイス。ディフレクタ押しボタンは、バンドの上側部分または下側部分に対して圧力を加え、バンドの幾何形状を変化させる。得られたバンド幾何形状は、歯の構成によりよく一致する円錐ループを形成する。1つの実施形態では、2つのディフレクタ押しボタンが提供され、どのディフレクタ押しボタンがハウジング内に押下されるかに応じてバンドの上側部分または下側部分に対して圧力を加えるように配置される。別の実施形態では、単一のディフレクタ押しボタンユニットが各端部にて押しボタンを備える。
【選択図】
図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
上部、底部、前端、および後端を有するハウジングと、
前記ハウジング内に装着された2つの端部を有するバンドと、ここにおいて、前記バンドの一部分は、前記ハウジングの前記前端を越えて延び、歯を取り囲むように設計されたループを形成する、
前記ハウジングの長手方向の長さに対して横切るように装着された上側ディフレクタ押しボタンと、ここにおいて、前記上側ディフレクタ押しボタンの一部分は、前記ハウジングの前記上部を越えて延び、前記上側ディフレクタ押しボタンの一部分は、前記バンドに隣接して配置され、前記バンドの一部分に圧力を加えることによって前記バンドの幾何形状を変化させるように設計される、
前記ハウジングの長手方向の長さに対して横切るように装着された下側ディフレクタ押しボタンと、ここにおいて、前記下側ディフレクタ押しボタンの一部分は、前記ハウジングの前記底部を越えて延び、前記下側ディフレクタ押しボタンの一部分は、前記バンドに隣接して配置され、前記バンドの一部分に圧力を加えることによって前記バンドの幾何形状を変化させるように設計される、
前記バンドに取り付けられ、前記ハウジングの前記前端を越えて延びる前記バンドの前記一部分の長さを制御するように設計された張力調整機構と
を備える歯科用マトリックスバンド。
【請求項2】
前記張力調整機構が、前記バンドの少なくとも一端に取り付けられ、前記バンドの長さを調整および固定するためのバンド固定機構を含む、請求項1に記載の歯科用マトリックスバンド。
【請求項3】
前記張力調整機構がねじタイプデバイスであり、前記バンド固定機構が、前記ハウジングの前記後端を越えて延びる制御ノブであり、前記ねじタイプデバイスを移動することによって前記バンドの前記長さを制御するために前記制御ノブを回すことを可能にする、請求項2に記載の歯科用マトリックスバンド。
【請求項4】
前記上側ディフレクタ押しボタンを前記ハウジングに向かって押すことにより、前記バンドの上側部分に圧力が加えられ、歯の周りで前記バンドの円錐形状を生み出し、前記下側ディフレクタ押しボタンを前記ハウジングに向かって押すことにより、前記バンドの下側部分に圧力が加えられ、前記歯の周りで前記バンドの円錐形状を生み出す、請求項2に記載の歯科用マトリックスバンド。
【請求項5】
前記上側ディフレクタ押しボタンおよび前記下側ディフレクタ押しボタンは、共にかみ合わされる、請求項4に記載の歯科用マトリックスバンド。
【請求項6】
前記上側ディフレクタ押しボタンを前記ハウジングに向かって押すことにより、前記バンドの上側部分に圧力が加えられ、歯の周りで前記バンドの円錐形状を生み出し、前記下側ディフレクタ押しボタンを前記ハウジングに向かって押すことにより、前記バンドの下側部分に圧力が加えられ、前記歯の周りで前記バンドの円錐形状を生み出す、請求項1に記載の歯科用マトリックスバンド。
【請求項7】
前記上側ディフレクタ押しボタンおよび前記下側ディフレクタ押しボタンは、共にかみ合わされる、請求項6に記載の歯科用マトリックスバンド。
【請求項8】
上部、底部、前端、および後端を有するハウジングと、
前記ハウジング内に装着された2つの端部を有するバンドと、ここにおいて、前記バンドの一部分は、前記ハウジングの前記前端を越えて延び、歯を取り囲むように設計されたループを形成する、
前記ハウジングの長手方向の長さに対して横切るように装着された、第1の端部および第2の端部を有する単一のディフレクタ押しボタンと、ここにおいて、前記単一のディフレクタ押しボタンの前記第1の端部は、前記ハウジングの前記上部を越えて延び、前記単一のディフレクタ押しボタンの前記第2の端部は、前記ハウジングの前記底部を越えて延び、前記単一のディフレクタ押しボタンの一部分は、前記バンドに隣接して配置され、前記バンドの一部分に圧力を加えることによって前記バンドの幾何形状を変化させるように設計される、
前記バンドに取り付けられ、前記ハウジングの前記前端を越えて延びる前記ループの直径の長さを制御するように設計された張力調整機構と
を備える歯科用マトリックスバンド。
【請求項9】
前記張力調整機構が、少なくとも一端に取り付けられ、前記バンドの前記長さを調整および固定するためのバンド固定機構を含む、請求項8に記載の歯科用マトリックスバンド。
【請求項10】
前記張力調整機構がねじタイプデバイスであり、前記バンド固定機構が、前記ハウジングの前記後端を越えて延びるバンド制御ノブであり、前記ねじタイプ機構を移動することによって前記バンドの前記長さを制御するために前記バンド制御ノブを回すことを可能にする、請求項9に記載の歯科用マトリックスバンド。
【請求項11】
前記ディフレクタ押しボタンの前記第1の端部を前記ハウジングに向かって押すことにより、前記バンドの上側部分に圧力が加えられ、歯の周りで前記バンドの円錐形状を生み出し、前記ディフレクタ押しボタンの前記第2の端部を前記ハウジングに向かって押すことにより、前記バンドの下側部分に圧力が加えられ、歯の周りで前記バンドの円錐形状を生み出す、請求項10に記載の歯科用マトリックスバンド。
【請求項12】
前記ディフレクタ押しボタンの前記第1の端部を前記ハウジングに向かって押すことにより、前記バンドの上側部分に圧力が加えられ、歯の周りで前記バンドの円錐形状を生み出し、前記ディフレクタ押しボタンの前記第2の端部を前記ハウジングに向かって押すことにより、前記バンドの下側部分に圧力が加えられ、歯の周りで前記バンドの円錐形状を生み出す、請求項8に記載の歯科用マトリックスバンド。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
歯の側部の窩洞を充填する間、歯科医が歯の周りにマトリックスバンドを留めることを可能にするために、様々な歯科用バンドデバイスが知られている。これらの知られているデバイスは、異なる形で構成され、動作する。開示され特許請求されるデバイスは、新規でより効率的な使いやすい歯科用バンドデバイスを提供する。
【発明の概要】
【0002】
患者の特定の歯形状に適合された円錐形状を生み出すようにバンド幾何形状を変化させるためのディフレクタ機構を含む歯科用マトリックスバンドデバイスが開示される。バンドの幾何形状を変化させるための2つの異なるディフレクタ機構が開示されている。第1の実施形態は、デバイスのハウジングの外部からアクセスされる押しボタンによってそのそれぞれが制御される2つのディフレクタ押しボタンを含む。第2の実施形態は、各端部に押しボタンを有し、ハウジングの外部部分の両側でアクセスされる単一のディフレクタを提供する。どちらの実施形態の場合も、どの押しボタンが押されるかという選択により、圧力が与えられるバンドの部分が決定され、したがって、歯の周りでバンドの幾何形状/構成を変化させる。
【0003】
本明細書に記載の実施形態をよりよく理解するために、また、それらがどのように実施され得るか、より明確に示すために、次に、例としてのみ以下の図面を参照する。
【図面の簡単な説明】
【0004】
【
図2】2つのディフレクタ押しボタンを有する歯科用マトリックスバンドの主要部の分解斜視図。
【
図3】1つのディフレクタ押しボタンを有する歯科用マトリックスバンドの第2の実施形態についての主要部の分解斜視図。
【発明を実施するための形態】
【0005】
例示を簡潔に見やすくするために、図に示されている要素は、必ずしも原寸に比例して示されていないことを理解されたい。たとえば、それらの要素のうちのいくつかの寸法は、見やすくするために他の要素に対して誇張されていることがある。
【0006】
例示を簡潔に見やすくするために、適切と考えられる場合、参照番号は、対応する、または類似の要素またはステップを示すために図間で繰り返されることがあることを理解されたい。さらに、本明細書に記載の例示的な実施形態の完全な理解をもたらすために、多数の特定の詳細が記載されている。しかし、本明細書に記載の実施形態は、それらの特定の詳細がなくても実施され得ることが当業者には理解されるであろう。他の場合には、本明細書に記載の実施形態を曖昧にしないように、周知の方法、手順、および構成要素は詳細に記載されていない。さらに、この説明は、決して本明細書に記載の実施形態の範囲を限定するものと考えられるべきでなく、むしろ、本明細書に記載の様々な実施形態の実装について記載しているにすぎない。
【0007】
本明細書で使用される「結合された(coupled)」、「結合(coupling)」、「取り付けられた(attached)」、「取付け(attachment)」という用語、またはそれらの変形形態は、これらの用語が使用される文脈に応じていくつかの異なる意味を有することができる。たとえば、結合された、結合、取り付けられた、または取付けという用語は、機械的な含意を有することができる。たとえば、本明細書で使用されるとき、結合された、結合、取り付けられた、または取付けという用語は、特定の文脈に応じて、2つの要素またはデバイスが、互いに直接接続される、または機械的な要素を介して1つもしくは複数の中間要素もしくはデバイスを通じて互いに接続されることを示すことができる。
【0008】
図1に示されている組み立てられた歯科用マトリックスバンドデバイスは、細長いハウジング(1)と、上側押しボタンディフレクタ(2)と、バンド(5)と、バンド制御ノブ(4)とを示す。
図2に示されているように、ハウジング(1)は、典型的には、内部部品が装着された後、共に接続される上部(6)および底部(7)を含む。ハウジング(1)内には、バンド(5)と、上側ディフレクタ押しボタン(2)と、下側ディフレクタ押しボタン(3)と、張力調整機構(8)とを含む内部部品が装着される。バンド(5)の一部分は、ハウジング(1)の前端(11)を越えて延び、歯を取り囲むように設計されたループ(9)を形成する。
【0009】
図2に示されているデバイスでは、ディフレクタ押しボタン(2)、(3)は、ハウジングの前端(11)にてハウジング(1)の縦方向の長さに対して横切るように装着される。各ディフレクタ押しボタン(2、3、および17)の一部分はハウジング(1)を越えて延び、各ディフレクタ押しボタンの残りの部分は、ハウジング(1)内でバンド(5)の一部分に隣接する。ディフレクタ押しボタンは、どの押しボタンがハウジング(1)内に押し込まれるかに応じてバンド(5)の異なる部分に圧力を加えることができるように装着される。バンド(5)の上側部分(18)または下側部分(19)(
図6)に圧力を加えることにより、歯の幾何形状によりよく一致するようにバンドの幾何形状が変化する。
【0010】
ディフレクタ押しボタンは、ディフレクタ押しボタンの一体の部分として押しボタンと共に構成することができ、または押しボタンは、ディフレクタに取り付けられた別々の部分とすることができる。
図6および
図7は、上側ディフレクタ押しボタンおよび下側ディフレクタ押しボタンの1つの可能な構成と、ハウジング(1)内のそれらのアセンブリとを示す。
図6および
図7に示されているように、上側ディフレクタ押しボタンおよび下側ディフレクタ押しボタンは、かみ合わせることができる。
【0011】
バンド(5)のループ(9)のサイズを制御するために、張力調整機構(8)が提供される。バンド固定機構(20)もまた提供される。
図2は、張力調整機構(8)の1つの例として張力調整機構(8)の後端(14)の一部として取り付けられた、または構成されたねじタイプデバイス(10)を示す。バンド(5)は、
図5に示されているように2つの端部を備え、バンド(5)の1つまたは両方の端部が張力調整機構(8)の前端(13)に接続されている。バンド(5)の一端だけが張力調整機構(8)に接続される場合、バンド(5)の他端は、ハウジング(1)に固定して取り付けられる。張力調整機構(8)の後端(14)は、ハウジング(1)の後端(12)内の開口から延び、バンド制御ノブ(4)に取り付けられる。バンド制御ノブの回転により、バンドループ(9)の直径の長さを制御する。
【0012】
上側ディフレクタ押しボタン(2)を押下することにより、ディフレクタがバンド(5)の上側部分(18)に対して圧力を加える。ディフレクタ(2)の下側ディフレクタ押しボタン(3)がハウジング(1)内に押し込まれた場合、それによりディフレクタはバンド(5)の下側部分(19)に対して圧力を加える。したがって、ディフレクタ押しボタン(2)、(3)、(17)の移動は、バンド(5)の上側(16)部分または下側(15)部分だけに対する圧力により、歯の周りで円錐形状を生み出す。
【0013】
図3および
図8に示されている実施形態では、歯科用マトリックスバンドデバイスにおいて、単一のディフレクタ押しボタン(17)を利用することができる。単一のディフレクタ(17)は、ハウジングを越えて延びるように設計されたディフレクタの各端部にて一体の押しボタンと共に構成することができ、または別々の押しボタン部片を、ディフレクタの各端部に取り付け、ハウジング(1)を越えて延びるように設計することができる。単一のディフレクタ押しボタンは、単一のディフレクタ押しボタン(17)のどの端部がハウジング(1)内に挿入されるかに応じて、バンドの上側部分に、またはバンドの下側部分に圧力を加える。単一の押しボタンディフレクタ(17)の実施形態と2つの押しボタンディフレクタ(2、3)の実施形態は共に、開示され、例示されているものと同じ機能を有する。
【0014】
歯科用マトリックスバンドの一実施形態は、
上部、底部、前端、および後端を有するハウジングを含み、2つの端部を有するバンドがハウジング内に装着され、バンドの一部分は、ハウジングの前端を越えて延び、歯を取り囲むように設計されたループを形成する。上側ディフレクタ押しボタンが、ハウジングの長手方向の長さに対して横切るように装着される。上側ディフレクタ押しボタンの一部分が、ハウジングの上部を越えて延び、上側ディフレクタ押しボタンの一部分が、バンドに隣接して配置され、バンドの一部分に圧力を加えることによってバンドの幾何形状を変化させるように設計される。
【0015】
下側ディフレクタ押しボタンが、ハウジングの長手方向の長さに対して横切るように装着される。下側ディフレクタ押しボタンの一部分が、ハウジングの底部を越えて延び、下側ディフレクタ押しボタンの一部分が、バンドに隣接して配置され、バンドの一部分に圧力を加えることによってバンドの幾何形状を変化させるように設計される。
【0016】
張力調整機構が、バンドに取り付けられ、ハウジングの前端を越えて延びるループの直径の長さを制御するように設計される。
【0017】
別の実施形態は、
上部、底部、前端、および後端を有するハウジングを含み、2つの端部を有するバンドがハウジング内に装着され、バンドの一部分は、ハウジングの前端を越えて延び、歯を取り囲むように設計されたループを形成する。第1の端部および第2の端部を有する単一のディフレクタ押しボタンが、ハウジングの長手方向の長さに対して横切るように装着される。ディフレクタ押しボタンの第1の端部は、ハウジングの上部を越えて延び、ディフレクタ押しボタンの第2の端部は、ハウジングの底部を越えて延びる。単一のディフレクタ押しボタンの一部分が、バンドに隣接して配置され、バンドの一部分に圧力を加えることによってバンドの幾何形状を変化させるように設計される。張力調整機構が、バンドに取り付けられ、ハウジングの前端を越えて延びるループの直径の長さを制御するように設計される。
【0018】
上記は、本発明の特定の実施形態の詳細な説明である。開示されている実施形態からの逸脱が本発明の範囲内でなされ得ること、および当業者には明らかな修正が思いつくであろうことを理解されたい。当業者なら、本開示に照らして、本明細書に開示されている特定の実施形態に多数の変更を加え、なお依然として本発明の精神および範囲から逸脱することなく同様の(like or similar)結果を得ることができることを理解すべきである。本明細書に開示され特許請求されているすべての実施形態は、本開示に照らして過度の実験なしに行い、実施することができる。
【符号の説明】
【0019】
1 ハウジング
2 上側ディフレクタ押しボタン
3 下側ディフレクタ押しボタン
4 バンド制御ノブ
5 バンド
6 ハウジングの上部
7 ハウジングの底部
8 張力調整機構
9 バンドループ
10 ねじタイプデバイス
11 ハウジングの前端
12 ハウジングの後端
13 張力調整機構の前端
14 張力調整機構の後端
15 第1のバンド端
16 第2のバンド端
17 単一のディフレクタ押しボタン
18 バンドの上側部分
19 バンドの下側部分
20 バンド固定機構
【外国語明細書】