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(19)【発行国】日本国特許庁(JP)
(12)【公報種別】公開特許公報(A)
(11)【公開番号】P2022039948
(43)【公開日】2022-03-10
(54)【発明の名称】画像形成装置
(51)【国際特許分類】
   G03G 21/18 20060101AFI20220303BHJP
   G03G 21/16 20060101ALI20220303BHJP
   G03G 15/00 20060101ALI20220303BHJP
   G03G 21/10 20060101ALI20220303BHJP
【FI】
G03G21/18 153
G03G21/16 120
G03G21/16 171
G03G15/00 651
G03G21/10
【審査請求】未請求
【請求項の数】37
【出願形態】OL
(21)【出願番号】P 2021082141
(22)【出願日】2021-05-14
(31)【優先権主張番号】P 2020144725
(32)【優先日】2020-08-28
(33)【優先権主張国・地域又は機関】JP
(71)【出願人】
【識別番号】000005267
【氏名又は名称】ブラザー工業株式会社
(74)【代理人】
【識別番号】100103517
【弁理士】
【氏名又は名称】岡本 寛之
(72)【発明者】
【氏名】佐藤 正吾
【テーマコード(参考)】
2H035
2H134
2H171
【Fターム(参考)】
2H035CA07
2H035CD02
2H035CD05
2H035CD09
2H035CD11
2H035CD14
2H134GA01
2H134JA02
2H134KF03
2H134KF05
2H134KH16
2H171FA02
2H171FA03
2H171FA09
2H171FA17
2H171FA28
2H171GA12
2H171JA06
2H171JA23
2H171JA27
2H171JA31
2H171KA05
2H171KA17
2H171KA22
2H171KA23
2H171KA25
2H171KA27
2H171QA04
2H171QA08
2H171QA11
2H171QB03
2H171QB15
2H171QB32
2H171QB35
2H171QC03
2H171QC05
2H171QC22
2H171QC26
2H171QC36
2H171SA10
2H171SA12
2H171SA18
2H171SA22
2H171SA26
2H171SA31
2H171SA32
2H171WA02
2H171WA10
2H171WA21
(57)【要約】
【課題】第1感光ドラムおよび第2感光ドラムを容易に交換できる画像形成装置を提供する。
【解決手段】
画像形成装置1は、ドロワ5と、ドラムユニット6とを備える。ドラムユニット6は、複数の感光ドラム61Y、61M、61C、61Kと、廃トナー管65とを有する。廃トナー管65は、感光ドラム61Y、61M、61C、61Kのそれぞれからの廃トナーの通過を許容する。ドロワ5が引出位置に位置した状態で、ドラムユニット6は、ドロワ5に装着可能である。
【選択図】図3
【特許請求の範囲】
【請求項1】
本体筐体と、
前記本体筐体に収容された収容位置と、前記本体筐体から引き出された引出位置との間を移動可能なドロワと、
第1感光ドラムと、第2感光ドラムと、前記第1感光ドラムからの廃トナー、および、前記第2感光ドラムからの廃トナーの通過を許容する廃トナー管とを有するドラムユニットであって、前記ドロワが前記引出位置に位置した状態で、前記ドロワに装着可能なドラムユニットと、
を備えることを特徴とする、画像形成装置。
【請求項2】
前記第1感光ドラムは、第1方向に延びる第1軸について回転可能であり、
前記ドラムユニットは、
前記第1方向における前記第1感光ドラムの一端部を支持する第1ドラム側板と、
前記第1方向における前記第1感光ドラムの他端部を支持する第2ドラム側板と、
を有し、
前記廃トナー管は、前記第1方向において、前記第1ドラム側板と前記第2ドラム側板との間に位置することを特徴とする、請求項1に記載の画像形成装置。
【請求項3】
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着された状態で、前記廃トナー管の一部は、前記第1ドラム側板よりも下方に位置することを特徴とする、請求項2に記載の画像形成装置。
【請求項4】
前記第1感光ドラムは、第1方向に延びる第1軸について回転可能であり、
前記本体筐体は、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着され、前記ドロワが前記収容位置に位置した状態で、前記第1方向における前記第1感光ドラムの一端部を前記本体筐体に対して位置決めする第1位置決め板と、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着され、前記ドロワが前記収容位置に位置した状態で、前記第1方向における前記第1感光ドラムの他端部を前記本体筐体に対して位置決めする第2位置決め板と、を有し、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着され、前記ドロワが前記収容位置に位置した状態で、前記廃トナー管は、前記第1方向において、前記第1位置決め板と前記第2位置決め板との間に位置することを特徴とする、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項5】
本体筐体と、
前記本体筐体に収容された収容位置と、前記本体筐体から引き出された引出位置との間を移動可能なドロワと、
第1感光ドラムと、第2感光ドラムとを有するドラムユニットであって、前記ドロワが前記引出位置に位置した状態で、前記ドロワに装着可能なドラムユニットと、
を備え、
前記ドロワは、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着された状態で前記第1感光ドラムおよび前記第2感光ドラムを前記ドロワに対して位置決めするための位置決め板を備える、画像形成装置。
【請求項6】
前記ドラムユニットは、
前記第1感光ドラムを支持する第1フレームと、
前記第2感光ドラムを支持する第2フレームと、
前記第1フレームおよび前記第2フレームを支持するドラム側板と、
を有し、
前記第1フレームおよび前記第2フレームのそれぞれは、前記ドラム側板に対して移動可能である、請求項5に記載の画像形成装置。
【請求項7】
前記第1感光ドラムは、第1方向に延びる第1軸について回転可能であり、
前記第2感光ドラムは、前記第1方向に延びる第2軸について回転可能であり、
前記第1フレームは、前記第1方向における前記第1感光ドラムの一端部を支持する第1支持部を有し、
前記第2フレームは、前記第1方向における前記第2感光ドラムの一端部を支持する第2支持部を有し、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着された状態で、前記位置決め板は、前記第1支持部および前記第2支持部と接触することで、前記第1支持部および前記第2支持部を前記ドロワに対して位置決めする、請求項6に記載の画像形成装置。
【請求項8】
前記ドラム側板は、前記第1支持部が通る第1貫通穴と、前記第2支持部が通る第2貫通穴とを有し、
前記ドラムユニットは、
前記第1支持部の外周面と前記第1貫通穴の内周面との間に位置する第1弾性部材と、
前記第2支持部の外周面と前記第2貫通穴の内周面との間に位置する第2弾性部材と、
を有する、請求項7に記載の画像形成装置。
【請求項9】
前記ドロワは、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着された状態で、前記ドラムユニットを前記ドロワにロックするロック位置と、前記ドロワに対する前記ドラムユニットのロックを解除するロック解除位置との間を移動可能なロック部材を、さらに備え、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着され、前記ロック部材が前記ロック位置に位置した状態で、前記ロック部材は、前記第1支持部および前記第2支持部を前記位置決め板に向けて押圧する、請求項7または請求項8に記載の画像形成装置。
【請求項10】
前記ロック部材は、前記ロック位置と前記ロック解除位置との間を、前記ドロワの前記収容位置から前記引出位置に向かう方向に延びる軸について回動可能である、請求項9に記載の画像形成装置。
【請求項11】
前記ロック部材は、板形状を有する、請求項9または請求項10に記載の画像形成装置。
【請求項12】
前記ロック部材は、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着され、前記ロック部材が前記ロック位置に位置した状態で、前記第1支持部を前記位置決め板に向けて押圧する第1ドラム押圧部材と、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着され、前記ロック部材が前記ロック位置に位置した状態で、前記第2支持部を前記位置決め板に向けて押圧する第2ドラム押圧部材と、
を有する、請求項9から請求項11のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項13】
前記第1ドラム押圧部材および前記第2ドラム押圧部材は、バネである、請求項12に記載の画像形成装置。
【請求項14】
前記ロック部材は、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着され、前記ロック部材が前記ロック位置に位置した状態で、前記第1支持部が嵌まる第1穴と、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着され、前記ロック部材が前記ロック位置に位置した状態で、前記第2支持部が嵌まる第2穴と、
を有する、請求項9から請求項13のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項15】
前記第1感光ドラムは、第1方向に延びる第1軸について回転可能であり、
前記ドロワは、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着された状態で、前記第1方向において前記第1感光ドラムおよび前記第2感光ドラムに対して前記位置決め板と反対側に位置する第2位置決め板であって、前記位置決め板とともに、前記第1感光ドラムおよび前記第2感光ドラムを前記ドロワに対して位置決めするための第2位置決め板を備え
前記第1フレームは、前記第1方向における前記第1感光ドラムの他端部を支持する第3支持部を有し、
前記第2フレームは、前記第1方向における前記第2感光ドラムの他端部を支持する第4支持部を有し、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着された状態で、前記第2位置決め板は、前記第3支持部および前記第4支持部を前記ドロワに対して位置決めし、
前記ドロワは、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着された状態で、前記ドラムユニットを前記ドロワにロックする第2ロック位置と、前記ドロワに対する前記ドラムユニットのロックを解除する第2ロック解除位置との間を移動可能な第2ロック部材を、さらに備え、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着され、前記第2ロック部材が前記第2ロック位置に位置した状態で、前記第2ロック部材は、前記第3支持部および前記第4支持部を前記第2位置決め板に向けて押圧する、請求項6から請求項14のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項16】
前記第2ロック部材は、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着され、前記第2ロック部材が前記第2ロック位置に位置した状態で、前記第3支持部を前記第2位置決め板に向けて押圧する第3ドラム押圧部材と、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着され、前記第2ロック部材が前記第2ロック位置に位置した状態で、前記第4支持部を前記第2位置決め板に向けて押圧する第4ドラム押圧部材と、
を有する、請求項15に記載の画像形成装置。
【請求項17】
前記第2ロック部材は、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着され、前記第2ロック部材が前記第2ロック位置に位置した状態で、前記第3支持部が嵌まる第3穴と、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着され、前記第2ロック部材が前記第2ロック位置に位置した状態で、前記第4支持部が嵌まる第4穴と、
を有する、請求項15または請求項16に記載の画像形成装置。
【請求項18】
前記ドラムユニットは、
前記第1感光ドラムからの廃トナー、および、前記第2感光ドラムからの廃トナーの通過を許容する廃トナー管を、さらに有し、
前記ドラム側板は、前記廃トナー管を支持する、請求項6から請求項17のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項19】
前記第1フレームは、
前記第1感光ドラムからの廃トナーを収容する第1廃トナー収容部と、
前記第1廃トナー収容部内の廃トナーを排出可能な第1排出口を有する第1排出部と、を有し、
前記第2フレームは、
前記第2感光ドラムからの廃トナーを収容する第2廃トナー収容部と、
前記第2廃トナー収容部内の廃トナーを排出可能な第2排出口を有する第2排出部と、を有し、
前記廃トナー管は、
前記第1排出口から排出された廃トナーを受け入れ可能な第1受入口と、
前記第2排出口から排出された廃トナーを受け入れ可能な第2受入口と、
を有し、
前記ドラムユニットは、
前記第1排出口および前記第1受入口と通じる貫通穴を有し、前記第1フレームと前記廃トナー管との間をシールする第1シール部材と、
前記第2排出口および前記第2受入口と通じる貫通穴を有し、前記第2フレームと前記廃トナー管との間をシールする第2シール部材と、
を有する、請求項18に記載の画像形成装置。
【請求項20】
前記ドラムユニットは、
前記第1廃トナー収容部内に位置し、前記第1廃トナー収容部内の廃トナーを前記第1排出口に向けて搬送する第1搬送部材と、
前記第2廃トナー収容部内に位置し、前記第2廃トナー収容部内の廃トナーを前記第2排出口に向けて搬送する第2搬送部材と、
を有する、請求項19に記載の画像形成装置。
【請求項21】
前記本体筐体は、
前記ドロワが前記収容位置に位置した状態で、前記ドロワの移動方向における前記ドロワの一端部を前記本体筐体に位置決めする第1位置決め部材を有し、
前記ドロワは、
前記ドロワが前記収容位置に位置した状態で前記第1位置決め部材に位置決めされる第1被位置決め部を有する、請求項5から請求項20のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項22】
前記第1位置決め部材は、円柱形状を有し、
前記第1被位置決め部は、前記ドロワが前記収容位置に位置した状態で前記第1位置決め部材が嵌まる切欠きである、請求項21に記載の画像形成装置。
【請求項23】
前記本体筐体は、
前記ドロワが前記収容位置に位置した状態で、前記ドロワの移動方向における前記ドロワの他端部を前記本体筐体に位置決めする第2位置決め部材を有し、
前記ドロワは、
前記ドロワが前記収容位置に位置した状態で前記第2位置決め部材に位置決めされる第2被位置決め部を有する、請求項21または請求項22に記載の画像形成装置。
【請求項24】
前記第2被位置決め部は、円柱形状を有し、
前記第2位置決め部材は、前記ドロワが前記収容位置に位置した状態で前記第2被位置決め部が嵌まる切欠きである、請求項23に記載の画像形成装置。
【請求項25】
前記第1感光ドラムに供給されるトナーを収容可能な第1カートリッジであって、前記ドロワが前記引出位置に位置した状態で、前記ドロワに装着可能な第1カートリッジと、
前記第2感光ドラムに供給されるトナーを収容可能な第2カートリッジであって、前記ドロワが前記引出位置に位置した状態で、前記ドロワに装着可能な第2カートリッジと、
をさらに備える、請求項1から請求項24のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項26】
前記ドラムユニットは、
前記第1カートリッジをガイドする第1カートリッジガイドと、
前記第2カートリッジをガイドする第2カートリッジガイドと、
を有することを特徴とする、請求項25に記載の画像形成装置。
【請求項27】
前記ドロワは、前記ドラムユニットをガイドするドラムガイドを有することを特徴とする、請求項25または請求項26に記載の画像形成装置。
【請求項28】
前記第1感光ドラムは、第1方向に延びる第1軸について回転可能であり、
前記ドロワは、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着された状態で、前記第1方向における前記ドラムユニットの一端部を支持する第1ドロワ側板と、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着された状態で、前記第1方向における前記ドラムユニットの他端部を支持する第2ドロワ側板と、を有し、
前記第1ドロワ側板は、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着された状態で、前記第1方向における前記ドラムユニットの一端部と向かい合う第1内面と、
前記第1カートリッジが前記ドロワに装着された状態で、前記第1方向における前記第1カートリッジの一端部と向かい合う第2内面と、を有し、
前記第2ドロワ側板は、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着された状態で、前記第1方向における前記ドラムユニットの他端部と向かい合う第3内面と、
前記第1カートリッジが前記ドロワに装着された状態で、前記第1方向における前記第1カートリッジの他端部と向かい合う第4内面と、を有することを特徴とする、請求項25から請求項27のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項29】
前記第1方向における前記第2内面と前記第4内面との距離は、前記第1方向における前記第1内面と前記第3内面との距離よりも長いことを特徴とする、請求項28に記載の画像形成装置。
【請求項30】
前記ドロワは、
前記第1ドロワ側板の前記第2内面に位置する第1リブであって、前記第1カートリッジが前記ドロワに装着された状態で、前記第1方向における前記第1カートリッジの一端部を支持する第1リブと、
前記第2ドロワ側板の前記第4内面に位置する第2リブであって、前記第1カートリッジが前記ドロワに装着された状態で、前記第1方向における前記第1カートリッジの他端部を支持する第2リブと、を有することを特徴とする、請求項28または請求項29に記載の画像形成装置。
【請求項31】
前記ドラムユニットは、
前記第1方向における前記第1感光ドラムの一端部を支持する第1ドラム側板と、
前記第1方向における前記第1感光ドラムの他端部を支持する第2ドラム側板と、
を有し、
前記第1リブは、前記第1方向において、前記第1ドラム側板に対して前記第2ドラム側板の反対側に位置し、
前記第2リブは、前記第1方向において、前記第2ドラム側板に対して前記第1ドラム側板の反対側に位置することを特徴とする、請求項30に記載の画像形成装置。
【請求項32】
前記第1カートリッジは、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着され、かつ、前記第1カートリッジが前記ドロワに装着された状態で、前記第1感光ドラムと接触する第1現像ローラを有し、
前記ドロワは、
前記第1方向における前記第1カートリッジの一端部を前記第1感光ドラムに向けて押圧する第1現像押圧部材と、
前記第1方向における前記第1カートリッジの他端部を前記第1感光ドラムに向けて押圧する第2現像押圧部材と、を有することを特徴とする、請求項30または請求項31に記載の画像形成装置。
【請求項33】
前記第1現像押圧部材は、前記第1リブに取り付けられており、
前記第2現像押圧部材は、前記第2リブに取り付けられていることを特徴とする、請求項32に記載の画像形成装置。
【請求項34】
前記ドラムユニットは、
前記第1方向における前記第1感光ドラムの一端部を支持する第1ドラム側板と、
前記第1方向における前記第1感光ドラムの他端部を支持する第2ドラム側板と、
を有し、
前記第1現像押圧部材は、前記第1方向において、前記第1ドラム側板に対して前記第2ドラム側板の反対側に位置し、
前記第2現像押圧部材は、前記第1方向において、前記第2ドラム側板に対して前記第1ドラム側板の反対側に位置することを特徴とする、請求項33に記載の画像形成装置。
【請求項35】
前記第1リブは、前記第1カートリッジが前記ドロワに装着された状態で、前記第1方向における前記第1カートリッジの一端部と接触する第1突起を有し、
前記第2リブは、前記第1カートリッジが前記ドロワに装着された状態で、前記第1方向における前記第1カートリッジの他端部と接触する第2突起を有することを特徴とする、請求項30から請求項34のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項36】
前記ドロワは、
前記ドラムユニットが前記ドロワに装着され、前記ドロワが前記収容位置に位置した状態で、前記第1感光ドラムに向けて搬送されるシートをガイドするシートガイドを有することを特徴とする、請求項1から請求項35のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【請求項37】
前記ドラムユニットは、前記第1感光ドラムからの廃トナー、および、前記第2感光ドラムからの廃トナーの通過を許容する廃トナー管を有し、
前記廃トナーを収容可能な廃トナー収容部を、さらに備え、
前記廃トナー管は、前記ドロワが前記収容位置に位置した状態で、前記廃トナー収容部と接続され、前記ドロワが前記引出位置に位置した状態で、前記廃トナー収容部から離れることを特徴とする、請求項1から請求項36のいずれか一項に記載の画像形成装置。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本開示は、画像形成装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置は、本体筐体と、ドロワとを備える。ドロワは、収容位置と引出位置との間を移動可能である。ドロワが収容位置に位置した状態で、ドロワは、本体筐体に収容される。ドロワが引出位置に位置した状態で、ドロワは、本体筐体から引き出される。ドロワは、第1感光ドラムと、第2感光ドラムとを有する(下記特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2016-194583号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1に記載されるような画像形成装置では、ドロワが、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムを有している。
【0005】
そのため、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムを交換したい場合、ドロワ全体を交換する必要があり、扱いにくい。
【0006】
そこで、本開示の目的は、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムを容易に交換できる画像形成装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本開示の画像形成装置は、本体筐体と、ドロワと、ドラムユニットとを備える。
【0008】
ドロワは、収容位置と引出位置との間を移動可能である。ドロワが収容位置に位置した状態で、ドロワは、本体筐体に収容される。ドロワが引出位置に位置した状態で、ドロワは、本体筐体から引き出される。
【0009】
ドラムユニットは、第1感光ドラムと、第2感光ドラムと、廃トナー管とを有する。廃トナー管は、第1感光ドラムからの廃トナー、および、第2感光ドラムからの廃トナーの通過を許容する。ドロワが引出位置に位置した状態で、ドラムユニットは、ドロワに装着可能である。
【0010】
このような構成によれば、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムを有するドラムユニットを、ドロワに対して交換できる。
【0011】
そのため、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムを容易に交換できる。
【0012】
また、ドラムユニットは、廃トナー管を有している。
【0013】
そのため、ドラムユニットをドロワから取り外すときに、廃トナー管がドラムユニットから分離しない。
【0014】
これにより、ドラムユニットの交換中に廃トナーが漏れることを抑制できる。
【0015】
(2)第1感光ドラムは、第1方向に延びる第1軸について回転可能である。
【0016】
ドラムユニットは、第1ドラム側板と、第2ドラム側板と、を有してもよい。第1ドラム側板は、第1方向における第1感光ドラムの一端部を支持する。第2ドラム側板は、第1方向における第1感光ドラムの他端部を支持する。
【0017】
廃トナー管は、第1方向において、第1ドラム側板と第2ドラム側板との間に位置してもよい。
【0018】
(3)ドラムユニットがドロワに装着された状態で、廃トナー管の一部は、第1ドラム側板よりも下方に位置してもよい。
【0019】
(4)本体筐体は、第1位置決め板と、第2位置決め板とを有してもよい。ドラムユニットがドロワに装着され、ドロワが収容位置に位置した状態で、第1位置決め板は、第1方向における第1感光ドラムの一端部を本体筐体に対して位置決めする。ドラムユニットがドロワに装着され、ドロワが収容位置に位置した状態で、第2位置決め板は、第1方向における第1感光ドラムの他端部を本体筐体に対して位置決めする。ドラムユニットがドロワに装着され、ドロワが収容位置に位置した状態で、廃トナー管は、第1方向において、第1位置決め板と第2位置決め板との間に位置してもよい。
【0020】
(5)ドロワは、位置決め板を備えてもよい。ドラムユニットがドロワに装着された状態で、位置決め板は、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムをドロワに対して位置決めする。
【0021】
このような構成によれば、ドロワが引出位置に位置し、ドラムユニットがドロワに装着された状態で、位置決め板により、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムの位置を決めることができる。
【0022】
そして、ドロワを引出位置から収容位置に移動させることにより、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムの位置を決めた状態で、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムを本体筐体内に収容できる。
【0023】
そのため、ドロワを収容位置に位置させるときに第1感光ドラムおよび第2感光ドラムを本体筐体内の位置決め板に対して位置決めする構成と比べて、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムを、本体筐体に対して円滑に位置決めできる。
【0024】
(6)ドラムユニットは、第1フレームと、第2フレームと、ドラム側板と、を有してもよい。第1フレームは、第1感光ドラムを支持する。第2フレームは、第2感光ドラムを支持する。ドラム側板は、第1フレームおよび第2フレームを支持する。第1フレームおよび第2フレームのそれぞれは、ドラム側板に対して移動可能である。
【0025】
(7)第2感光ドラムは、第1方向に延びる第2軸について回転可能である。
【0026】
第1フレームは、第1支持部を有してもよい。第1支持部は、第1方向における第1感光ドラムの一端部を支持する。
【0027】
第2フレームは、第2支持部を有してもよい。第2支持部は、第1方向における第2感光ドラムの一端部を支持する。
【0028】
ドラムユニットがドロワに装着された状態で、位置決め板は、第1支持部および第2支持部と接触することで、第1支持部および第2支持部をドロワに対して位置決めする。
【0029】
(8)ドラム側板は、第1貫通穴と、第2貫通穴とを有してもよい。
【0030】
第1支持部は、第1貫通穴を通る。第2支持部は、第2貫通穴を通る。ドラムユニットは、第1弾性部材と、第2弾性部材と、を有してもよい。第1弾性部材は、第1支持部の外周面と第1貫通穴の内周面との間に位置する。第2弾性部材は、第2支持部の外周面と第2貫通穴の内周面との間に位置する。
【0031】
(9)ドロワは、ロック部材を、さらに備えてもよい。ドラムユニットがドロワに装着された状態で、ロック部材は、ロック位置と、ロック解除位置との間を移動可能である。ロック部材がロック位置に位置する状態で、ロック部材は、ドラムユニットをドロワにロックする。ロック部材がロック解除位置に位置する状態で、ロック部材は、ドロワに対するドラムユニットのロックを解除する。
【0032】
ドラムユニットがドロワに装着され、ロック部材がロック位置に位置した状態で、ロック部材は、第1支持部および第2支持部を位置決め板に向けて押圧する。
【0033】
(10)ロック部材は、ロック位置とロック解除位置との間を、軸について回動可能である。軸は、ドロワの収容位置から引出位置に向かう方向に延びる。
【0034】
(11)ロック部材は、板形状を有してもよい。
【0035】
(12)ロック部材は、第1ドラム押圧部材と、第2ドラム押圧部材と、を有してもよい。
【0036】
ドラムユニットがドロワに装着され、ロック部材がロック位置に位置した状態で、第1ドラム押圧部材は、第1支持部を位置決め板に向けて押圧する。
【0037】
ドラムユニットがドロワに装着され、ロック部材がロック位置に位置した状態で、第2ドラム押圧部材は、第2支持部を位置決め板に向けて押圧する。
【0038】
(13)第1ドラム押圧部材および第2ドラム押圧部材は、バネであってもよい。
【0039】
(14)ロック部材は、第1穴と、第2穴と、を有してもよい。
【0040】
ドラムユニットがドロワに装着され、ロック部材がロック位置に位置した状態で、第1支持部は、第1穴に嵌まる。ドラムユニットがドロワに装着され、ロック部材がロック位置に位置した状態で、第2支持部は、第2穴に嵌まる。
【0041】
(15)ドロワは、第2位置決め板を備えてもよい。第2位置決め板は、ドラムユニットがドロワに装着された状態で、第1方向において第1感光ドラムおよび第2感光ドラムに対して位置決め板と反対側に位置する。第2位置決め板は、位置決め板とともに、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムをドロワに対して位置決めする。第1フレームは、第3支持部を有する。第3支持部は、第1方向における第1感光ドラムの他端部を支持する。第2フレームは、第4支持部を有する。第4支持部は、第1方向における第2感光ドラムの他端部を支持する。ドラムユニットがドロワに装着された状態で、第2位置決め板は、第3支持部および第4支持部をドロワに対して位置決めする。
【0042】
ドロワは、第2ロック部材を、さらに備えてもよい。第2ロック部材は、ドラムユニットがドロワに装着された状態で、第2ロック位置と、第2ロック解除位置との間を移動可能である。第2ロック部材が第2ロック位置に位置する状態で、ドラムユニットをドロワにロックする。第2ロック部材が第2ロック解除位置に位置する状態で、ドロワに対するドラムユニットのロックを解除する。ドラムユニットがドロワに装着され、第2ロック部材が第2ロック位置に位置した状態で、第2ロック部材は、第3支持部および第4支持部を第2位置決め板に向けて押圧する。
【0043】
(16)第2ロック部材は、第3ドラム押圧部材と、第4ドラム押圧部材と、を有してもよい。
【0044】
ドラムユニットがドロワに装着され、第2ロック部材が第2ロック位置に位置した状態で、第3ドラム押圧部材は、第3支持部を第2位置決め板に向けて押圧する。
【0045】
ドラムユニットがドロワに装着され、第2ロック部材が第2ロック位置に位置した状態で、第4ドラム押圧部材は、第4支持部を第2位置決め板に向けて押圧する。
【0046】
(17)第2ロック部材は、第3穴と、第4穴と、を有してもよい。
【0047】
ドラムユニットがドロワに装着され、第2ロック部材が第2ロック位置に位置した状態で、第3支持部は、第3穴に嵌まる。
【0048】
ドラムユニットがドロワに装着され、第2ロック部材が第2ロック位置に位置した状態で、第4支持部は、第4穴に嵌まる。
【0049】
(18)ドラムユニットは、廃トナー管を、さらに有してもよい。
【0050】
廃トナー管は、第1感光ドラムからの廃トナー、および、第2感光ドラムからの廃トナーの通過を許容する。ドラム側板は、廃トナー管を支持する。
【0051】
このような構成では、ドラムユニットは、廃トナー管を有している。
【0052】
そのため、ドラムユニットをドロワから取り外すときに、廃トナー管がドラムユニットから分離しない。
【0053】
これにより、ドラムユニットの交換中に廃トナーが漏れることを抑制できる。
【0054】
(19)第1フレームは、第1廃トナー収容部と、第1排出部と、を有してもよい。第1廃トナー収容部は、第1感光ドラムからの廃トナーを収容する。第1排出部は、第1排出口を有してもよい。第1排出口は、第1廃トナー収容部内の廃トナーを排出可能である。
【0055】
第2フレームは、第2廃トナー収容部と、第2排出部と、を有してもよい。第2廃トナー収容部は、第2感光ドラムからの廃トナーを収容する。第2排出部は、第2排出口を有してもよい。第2排出口は、第2廃トナー収容部内の廃トナーを排出可能である。
【0056】
廃トナー管は、第1受入口と、第2受入口と、を有してもよい。第1受入口は、第1排出口から排出された廃トナーを受け入れ可能である。第2受入口は、第2排出口から排出された廃トナーを受け入れ可能である。
【0057】
ドラムユニットは、第1シール部材と、第2シール部材と、を有してもよい。第1シール部材は、貫通穴を有する。貫通穴は、第1排出口および第1受入口と通じる。第1シール部材は、第1フレームと廃トナー管との間をシールする。第2シール部材は、貫通穴を有する。貫通穴は、第2排出口および第2受入口と通じる。第2シール部材は、第2フレームと廃トナー管との間をシールする。
【0058】
この構成によれば、ドロワが引出位置に位置した状態で、ドラムユニットをドロワから取り外すときに、第1シール部材および第2シール部材によって、廃トナーが第1フレームおよび第2フレームから漏れることを抑制できる。
【0059】
(20)ドラムユニットは、第1搬送部材と、第2搬送部材と、を有してもよい。
【0060】
第1搬送部材は、第1廃トナー収容部内に位置する。第1搬送部材は、第1廃トナー収容部内の廃トナーを第1排出口に向けて搬送する。
【0061】
第2搬送部材は、第2廃トナー収容部内に位置する。第2搬送部材は、第2廃トナー収容部内の廃トナーを第2排出口に向けて搬送する。
【0062】
(21)本体筐体は、第1位置決め部材を有してもよい。
【0063】
ドロワが収容位置に位置した状態で、第1位置決め部材は、ドロワの移動方向におけるドロワの一端部を本体筐体に位置決めする。
【0064】
ドロワは、第1被位置決め部を有してもよい。ドロワが収容位置に位置した状態で、第1被位置決め部は、第1位置決め部材に位置決めされる。
【0065】
(22)第1位置決め部材は、円柱形状を有してもよい。第1被位置決め部は、切欠きであってもよい。ドロワが収容位置に位置した状態で、第1位置決め部材は、第1被位置決め部に嵌まる。
【0066】
(23)本体筐体は、第2位置決め部材を有してもよい。ドロワが収容位置に位置した状態で、第2位置決め部材は、ドロワの移動方向におけるドロワの他端部を本体筐体に位置決めする。ドロワは、第2被位置決め部を有してもよい。第2被位置決め部は、ドロワが収容位置に位置した状態で第2位置決め部材に位置決めされる。
【0067】
(24)第2被位置決め部は、円柱形状を有してもよい。第2位置決め部材は、切欠きであってもよい。ドロワが収容位置に位置した状態で、第2被位置決め部は、第2位置決め部材に嵌まる。
【0068】
(25)画像形成装置は、第1カートリッジと、第2カートリッジと、をさらに備えてもよい。第1カートリッジは、第1感光ドラムに供給されるトナーを収容可能である。第1カートリッジは、ドロワが引出位置に位置した状態で、ドロワに装着可能である。
【0069】
第2カートリッジは、第2感光ドラムに供給されるトナーを収容可能である。第2カートリッジは、ドロワが引出位置に位置した状態で、ドロワに装着可能である。
【0070】
(26)ドラムユニットは、第1カートリッジガイドと第2カートリッジガイドとを有してもよい。第1カートリッジガイドは、第1カートリッジをガイドする。第2カートリッジガイドは、第2カートリッジをガイドする。
【0071】
(27)ドロワは、ドラムガイドを有してもよい。ドラムガイドは、ドラムユニットをガイドする。
【0072】
(28)第1感光ドラムは、第1軸について回転可能である。第1軸は、第1方向に延びる。ドロワは、第1ドロワ側板と第2ドロワ側板とを有してもよい。ドラムユニットがドロワに装着された状態で、第1ドロワ側板は、第1方向におけるドラムユニットの一端部を支持する。ドラムユニットがドロワに装着された状態で、第2ドロワ側板は、第1方向におけるドラムユニットの他端部を支持する。第1ドロワ側板は、第1内面と第2内面とを有してもよい。ドラムユニットがドロワに装着された状態で、第1内面は、第1方向におけるドラムユニットの一端部と向かい合う。第1カートリッジがドロワに装着された状態で、第2内面は、第1方向における第1カートリッジの一端部と向かい合う。第2ドロワ側板は、第3内面と第4内面とを有してもよい。ドラムユニットがドロワに装着された状態で、第3内面は、第1方向におけるドラムユニットの他端部と向かい合う。第1カートリッジがドロワに装着された状態で、第4内面は、第1方向における第1カートリッジの他端部と向かい合う。
【0073】
(29)第1方向における第2内面と第4内面との距離は、第1方向における第1内面と第3内面との距離よりも長くてもよい。
【0074】
このような構成によれば、ドラムユニットは、第2内面と第4内面との間を容易に通過できる。
【0075】
そのため、ドラムユニットを円滑に交換できる。
【0076】
(30)ドロワは、第1リブと第2リブとを有してもよい。第1リブは、第1ドロワ側板の第2内面に位置する。第1カートリッジがドロワに装着された状態で、第1リブは、第1方向における第1カートリッジの一端部を支持する。第2リブは、第2ドロワ側板の第4内面に位置する。第1カートリッジがドロワに装着された状態で、第2リブは、第1方向における第1カートリッジの他端部を支持する。
【0077】
(31)ドラムユニットは、第1ドラム側板と第2ドラム側板とを有してもよい。第1ドラム側板は、第1方向における第1感光ドラムの一端部を支持する。第2ドラム側板は、第1方向における第1感光ドラムの他端部を支持する。第1リブは、第1方向において、第1ドラム側板に対して第2ドラム側板の反対側に位置してもよい。第2リブは、第1方向において、第2ドラム側板に対して第1ドラム側板の反対側に位置してもよい。
【0078】
このような構成によれば、第1カートリッジがドロワに装着された状態で、第1リブと第2リブとで第1カートリッジを安定に支持できるとともに、ドラムユニットを交換するときに、第1リブと第2リブとの間を通して、ドラムユニットを交換できる。
【0079】
(32)第1カートリッジは、第1現像ローラを有してもよい。ドラムユニットがドロワに装着され、かつ、第1カートリッジがドロワに装着された状態で、第1現像ローラは、第1感光ドラムと接触する。ドロワは、第1現像押圧部材と第2現像押圧部材とを有してもよい。第1現像押圧部材は、第1方向における第1カートリッジの一端部を第1感光ドラムに向けて押圧する。第2現像押圧部材は、第1方向における第1カートリッジの他端部を第1感光ドラムに向けて押圧する。
【0080】
(33)第1現像押圧部材は、第1リブに取り付けられていてもよい。第2現像押圧部材は、第2リブに取り付けられていてもよい。
【0081】
(34)第1現像押圧部材は、第1方向において、第1ドラム側板に対して第2ドラム側板の反対側に位置してもよい。第2現像押圧部材は、第1方向において、第2ドラム側板に対して第1ドラム側板の反対側に位置してもよい。
【0082】
このような構成によれば、第1カートリッジがドロワに装着された状態で、第1現像押圧部材と第2現像押圧部材とで第1カートリッジを第1感光ドラムに押圧できるとともに、ドラムユニットを交換するときに、第1現像押圧部材と第2現像押圧部材との間を通して、ドラムユニットを交換できる。
【0083】
(35)第1リブは、第1突起を有してもよい。第1カートリッジがドロワに装着された状態で、第1突起は、第1方向における第1カートリッジの一端部と接触する。第2リブは、第2突起を有してもよい。第1カートリッジがドロワに装着された状態で、第2突起は、第1方向における第1カートリッジの他端部と接触する。
【0084】
(36)ドロワは、シートガイドを有してもよい。ドラムユニットがドロワに装着され、ドロワが収容位置に位置した状態で、シートガイドは、第1感光ドラムに向けて搬送されるシートをガイドする。
【0085】
(37)画像形成装置は、廃トナー収容部を、さらに備えてもよい。廃トナー収容部は、廃トナーを収容可能である。ドロワが収容位置に位置した状態で、廃トナー管は、廃トナー収容部と接続される。ドロワが引出位置に位置した状態で、廃トナー管は、廃トナー収容部から離れる。
【発明の効果】
【0086】
本開示の画像形成装置によれば、第1感光ドラムおよび第2感光ドラムを容易に交換できる。
【図面の簡単な説明】
【0087】
図1図1は、第1実施形態の画像形成装置の概略構成図である。
図2図2は、図1のドロワが引出位置に位置した状態を示す。
図3図3は、図2のドラムユニットがドロワから取り外された状態を示す。
図4図4は、図1のA-A断面図である。
図5図5は、ドラムユニットの断面図であって、第1方向中央を通る断面を示す。
図6図6Aは、ドラムユニットの断面図であって、廃トナー管を通る断面を示す。図6Bは、ドラムユニットの側面図である。
図7図7は、廃トナー管と廃トナー収容部との接続を説明するための説明図である。
図8図8は、ドロワの側面図である。
図9図9は、第2実施形態の画像形成装置のドロワから取り外されたドラムユニットの側面図である。
図10図10は、図9のドラムユニットの断面図である。
図11図11は、図10のドラムユニットのA-A断面図である。
図12図12は、図10のドラムユニットのB-B断面図である。
図13図13は、本体筐体から取り外されたドロワの断面図であって、ロック位置にある状態を示す。
図14図14は、図13のドロワの側面図である。
図15図15は、図13のドロワの断面図であって、位置決め板を通る断面図である。
図16図16は、ドロアの断面図であって、ロック解除位置にある状態を示す。
図17図17は、図15のドロワの側面図である。
図18図18は、第2実施形態の画像形成装置の断面図である。
図19図19は、図20のドロワが引出位置に位置した状態を示す。
図20図20は、画像形成装置の概略構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0088】
1.画像形成装置1の概略
図1および図2を参照して、第1実施形態の画像形成装置1の概略について説明する。
【0089】
図1に示すように、画像形成装置1は、本体筐体2と、カバー3と、シート収容部4と、ドロワ5と、ドラムユニット6と、露光装置7と、複数のカートリッジ8Y、8M、8C、8Kと、転写装置9と、定着装置10とを備える。
【0090】
1.1 本体筐体2
本体筐体2は、シート収容部4と、ドロワ5と、ドラムユニット6と、露光装置7と、複数のカートリッジ8Y、8M、8C、8Kと、転写装置9と、定着装置10とを収容する。本体筐体2は、開口21を有する。
【0091】
1.2 カバー3
カバー3は、閉位置(図1参照)と開位置(図2参照)との間を移動可能である。図1に示すように、カバー3が閉位置に位置した場合、カバー3は、開口21を閉じる。図2に示すように、カバー3が開位置に位置した場合、開口21は、開く。
【0092】
1.3 シート収容部4
図1に示すように、シート収容部4は、シートSを収容可能である。シート収容部4内のシートSは、転写装置9に向かって搬送される。
【0093】
1.4 ドロワ5
図2に示すように、カバー3が開位置に位置した状態で、ドロワ5は、収容位置(図1参照)と引出位置(図2参照)との間を、開口21を通って移動可能である。ドロワ5は、感光ドラム61Y、61M、61C、61K(図1参照)が並ぶ方向に移動可能である。感光ドラム61Y、61M、61C、61Kについては、後で説明する。図1に示すように、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、ドロワ5の全部は、本体筐体2に収容される。図2に示すように、ドロワ5が引出位置に位置した状態で、ドロワ5の少なくとも一部は、本体筐体2から引き出される。
【0094】
1.5 ドラムユニット6
図3に示すように、ドロワ5が引出位置に位置した状態で、ドラムユニット6は、ドロワ5に装着可能である。
【0095】
図1に示すように、ドラムユニット6は、複数の感光ドラム61Y、61M、61C、61Kと、複数の帯電装置62Y、62M、62C、62Kとを有する。
【0096】
1.5.1 感光ドラム61Y、61M、61C、61K
感光ドラム61Yは、第1軸A1について回転可能である。第1軸A1は、第1方向に延びる。感光ドラム61Yは、第1方向に延びる。
【0097】
感光ドラム61Y、61M、61C、61Kは、第2方向に並ぶ。第2方向は、第1方向と交差する。好ましくは、第2方向は、第1方向と直交する。
【0098】
感光ドラム61M、61C、61Kのそれぞれは、感光ドラム61Yと同様に説明される。そのため、感光ドラム61M、61C、61Kについての説明は、省略される。すなわち、感光ドラム61Mは、第2軸A12について回転可能である。第2軸A12は、第1方向に延びる。
【0099】
1.5.2 帯電装置62Y、62M、62C、62K
帯電装置62Yは、感光ドラム61Yの周面を帯電させる。帯電装置62Mは、感光ドラム61Mの周面を帯電させる。帯電装置62Cは、感光ドラム61Cの周面を帯電させる。帯電装置62Kは、感光ドラム61Kの周面を帯電させる。
【0100】
本実施形態では、帯電装置62Y、62M、62C、62Kのそれぞれは、帯電ローラである。帯電装置62Y、62M、62C、62Kのそれぞれは、スコロトロン型の帯電器であってもよい。
【0101】
1.6 露光装置7
ドラムユニット6がドロワ5に装着され、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、露光装置7は、感光ドラム61Y、61M、61C、61Kのそれぞれの周面を露光可能である。本実施形態では、露光装置7は、レーザースキャンユニットである。
【0102】
1.7 カートリッジ8Y、8M、8C、8K
図2に示すように、ドロワ5が引出位置に位置した状態で、カートリッジ8Y、8M、8C、8Kのそれぞれは、ドロワ5に装着可能である。詳しくは、ドロワ5が引出位置に位置し、ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、カートリッジ8Y、8M、8C、8Kのそれぞれは、ドロワ5に装着可能である。
【0103】
カートリッジ8Yは、感光ドラム61Yに供給されるトナーを収容可能である。カートリッジ8Mは、感光ドラム61Mに供給されるトナーを収容可能である。カートリッジ8Cは、感光ドラム61Cに供給されるトナーを収容可能である。カートリッジ8Kは、感光ドラム61Kに供給されるトナーを収容可能である。
【0104】
図1に示されるように、カートリッジ8Yは、現像ローラ81Yを有する。
【0105】
現像ローラ81Yは、カートリッジ8Y内のトナーを感光ドラム61Yに供給可能である。ドラムユニット6がドロワ5に装着され、かつ、カートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、現像ローラ81Yは、感光ドラム61Yと接触する。現像ローラ81Yは、感光ドラム61Yから離間可能であってもよい。ドラムユニット6がドロワ5に装着され、かつ、カートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、現像ローラ81Yは、第1方向に延びる。現像ローラ81Yは、軸A2について回転可能である。ドラムユニット6がドロワ5に装着され、かつ、カートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、軸A2は、第1方向に延びる。
【0106】
カートリッジ8M、8C、8Kのそれぞれは、カートリッジ8Yと同様に説明される。そのため、カートリッジ8M、8C、8Kについての説明は、省略される。
【0107】
1.8 転写装置9
ドラムユニット6がドロワ5に装着され、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、転写装置9は、感光ドラム61Y、61M、61C、61Kの下方に位置する。転写装置9は、ベルト91と、転写ローラ92Y、92M、92C、92Kとを備える。
【0108】
ベルト91は、シート収容部4からのシートSを、定着装置10に向けて搬送する。ドラムユニット6がドロワ5に装着され、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、ベルト91は、感光ドラム61Y、61M、61C、61Kと接触する。
【0109】
転写ローラ92Yは、感光ドラム61Y上のトナーを、ベルト91によって搬送されているシートSに転写する。転写ローラ92Mは、感光ドラム61M上のトナーを、ベルト91によって搬送されているシートSに転写する。転写ローラ92Cは、感光ドラム61C上のトナーを、ベルト91によって搬送されているシートSに転写する。転写ローラ92Kは、感光ドラム61K上のトナーを、ベルト91によって搬送されているシートSに転写する。
【0110】
1.9 定着装置10
定着装置10は、トナーが転写されたシートSを加熱および加圧して、シートSにトナーを定着させる。定着装置10を通過したシートSは、本体筐体2の上面に排紙される。
【0111】
2.ドラムユニット6の詳細
図2図4から図7を参照して、ドラムユニット6の詳細を説明する。
【0112】
ドラムユニット6は、上記した感光ドラム61Y、61M、61C、61Kおよび帯電装置62Y、62M、62C、62Kに加えて、ドラム側板63A(図4参照)と、ドラム側板63B(図4参照)と、ドラムクリーナ64Y、64M、64C、64K(図5参照)と、廃トナー管65(図6A参照)と、スクリュー66とを有する。
【0113】
2.1 ドラム側板63A
図4に示すように、ドラム側板63Aは、第1方向におけるドラムユニット6の一端部に位置する。ドラム側板63Aは、第2方向(図6B参照)および第3方向に延びる。第3方向は、第1方向および第2方向と交差する。第3方向は、第1方向および第2方向と直交する。ドラム側板63Aは、第1方向における感光ドラム61Yの一端部を支持する。なお、ドラム側板63Aは、第1方向における感光ドラム61M(図5参照)の一端部、第1方向における感光ドラム61C(図5参照)の一端部、および、第1方向における感光ドラム61K(図5参照)の一端部をも支持する。ドラム側板63Aは、外面S1と内面S2とを有する。内面S2は、第1方向において、外面S1とドラム側板63Bとの間に位置する。
【0114】
図6Bに示すように、ドラム側板63Aは、複数の突起631Y、631M、631C、631Kと、複数のカートリッジガイド632Y、632M、632C、632Kとを有する。言い換えると、ドラムユニット6は、カートリッジガイド632Y、632M、632C、632Kを有する。
【0115】
図4に示すように、突起631Yは、ドラム側板63Aの外面S1に位置する。突起631Yは、ドラム側板63Aの外面S1から延びる。突起631Yは、ドラム側板63Aの外面S1に取り付けられていてもよい。本実施形態では、突起631Yは、円筒形状を有する。突起631Yは、第1方向における感光ドラム61Yの一端部を受ける。
【0116】
図6Bに示すように、突起631Y、631M、631C、631Kは、第2方向に並ぶ。突起631M、631C、631Kのそれぞれは、突起631Yと同様に説明される。そのため、突起631M、631C、631Kのそれぞれについての説明は、省略される。
【0117】
カートリッジガイド632Yは、ドラム側板63Aの内面S2(図4参照)に位置する。ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、カートリッジ8Yがドロワ5に装着されるとき、カートリッジ8Yの突起85Y1(図4参照)は、カートリッジガイド632Yに嵌まる。突起85Y1については、後で説明する。これにより、ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、カートリッジ8Yがドロワ5に装着されるとき、カートリッジガイド632Yは、第1方向におけるカートリッジ8Yの一端部をガイドする。本実施形態では、カートリッジガイド632Yは、溝である。カートリッジガイド632Yは、リブであってもよい。
【0118】
カートリッジガイド632Y、632M、632C、632Kは、第2方向に並ぶ。ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、カートリッジ8M(図2参照)がドロワ5に装着されるとき、カートリッジガイド632Mは、第1方向におけるカートリッジ8Mの一端部をガイドする。ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、カートリッジ8C(図2参照)がドロワ5に装着されるとき、カートリッジガイド632Cは、第1方向におけるカートリッジ8Cの一端部をガイドする。ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、カートリッジ8K(図2参照)がドロワ5に装着されるとき、カートリッジガイド632Kは、第1方向におけるカートリッジ8Kの一端部をガイドする。
【0119】
カートリッジガイド632M、632C、632Kのそれぞれは、カートリッジガイド632Yと同様に説明される。そのため、カートリッジガイド632M、632C、632Kのそれぞれについての説明は、省略される。
【0120】
2.2 ドラム側板63B
図4に示すように、ドラム側板63Bは、第1方向におけるドラムユニット6の他端部に位置する。ドラム側板63Bは、第1方向において、ドラム側板63Aから離れて位置する。ドラム側板63Bは、第2方向(図5参照)および第3方向に延びる。ドラム側板63Bは、第1方向における感光ドラム61Yの他端部を支持する。なお、ドラム側板63Bは、第1方向における感光ドラム61M(図5参照)の他端部、第1方向における感光ドラム61C(図5参照)の他端部、および、第1方向における感光ドラム61K(図5参照)の他端部をも支持する。ドラム側板63Bは、外面S3と内面S4とを有する。
【0121】
内面S4は、第1方向において、外面S3とドラム側板63Aとの間に位置する。
【0122】
ドラム側板63Bは、複数の突起633Y、633M、633C、633K(突起633M、633C、633Kは、図示されていない。)と、複数のカートリッジガイド634Y、634M、634C、634K(図5参照)とを有する。
【0123】
突起633Yは、ドラム側板63Bの外面S3に位置する。突起633Yは、ドラム側板63Bの外面S3から延びる。突起633Yは、ドラム側板63Bの外面S3に取り付けられていてもよい。本実施形態では、突起633Yは、円筒形状を有する。突起633Yは、第1方向における感光ドラム61Yの他端部を受ける。
【0124】
突起633Y、633M、633C、633Kは、第2方向に並ぶ。突起633M、633C、633Kのそれぞれは、突起633Yと同様に説明される。そのため、突起633M、633C、633Kのそれぞれについての説明は、省略される。
【0125】
図5に示すように、カートリッジガイド634Yは、ドラム側板63Bの内面S4に位置する。ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、カートリッジ8Yがドロワ5に装着されるとき、カートリッジ8Yの突起85Y2(図4参照)は、カートリッジガイド634Yに嵌まる。突起85Y2については、後で説明する。これにより、ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、カートリッジ8Yがドロワ5に装着されるとき、カートリッジガイド634Yは、第1方向におけるカートリッジ8Yの他端部をガイドする。本実施形態では、カートリッジガイド634Yは、溝である。カートリッジガイド634Yは、リブであってもよい。
【0126】
カートリッジガイド634Y、634M、634C、634Kは、第2方向に並ぶ。ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、カートリッジ8M(図2参照)がドロワ5に装着されるとき、カートリッジガイド634Mは、第1方向におけるカートリッジ8Mの他端部をガイドする。ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、カートリッジ8C(図2参照)がドロワ5に装着されるとき、カートリッジガイド634Cは、第1方向におけるカートリッジ8Cの他端部をガイドする。ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、カートリッジ8K(図2参照)がドロワ5に装着されるとき、カートリッジガイド634Kは、第1方向におけるカートリッジ8Kの他端部をガイドする。
【0127】
カートリッジガイド634M、634C、634Kのそれぞれは、カートリッジガイド634Yと同様に説明される。そのため、カートリッジガイド634M、634C、634Kのそれぞれについての説明は、省略される。
【0128】
2.3 ドラムクリーナ64Y、64M、64C、64K
ドラムクリーナ64Yは、感光ドラム61Yの表面をクリーニングする。ドラムクリーナ64Yは、クリーニング筐体641Yと、クリーニング部材642Yと、スクリュー643Yとを有する。
【0129】
クリーニング筐体641Yは、感光ドラム61Yからの廃トナーを収容可能である。クリーニング筐体641Yは、開口6411Yを有する。
【0130】
クリーニング部材642Yは、感光ドラム61Yの表面をクリーニングする。クリーニング部材642Yは、クリーニング筐体641Yに取り付けられる。クリーニング部材642Yのエッジは、感光ドラム61Yの表面と接触する。クリーニング部材642Yによって感光ドラム61Yの表面からクリーニングされた廃トナーは、開口6411Yを通って、クリーニング筐体641Y内に入る。
【0131】
スクリュー643Yは、クリーニング筐体641Y内に位置する。スクリュー643Yは、クリーニング筐体641Y内の廃トナーを廃トナー管65(図6A参照)に向かって搬送する。スクリュー643Yは、第1方向に延びる。スクリュー643Yは、軸A3について回転可能である。軸A3は、第1方向に延びる。本実施形態では、スクリュー643Yは、オーガスクリューである。スクリュー643Yは、シャフトレス・スクリューであってもよい。
【0132】
ドラムクリーナ64Mは、感光ドラム61Mの表面をクリーニングする。ドラムクリーナ64Cは、感光ドラム61Cの表面をクリーニングする。ドラムクリーナ64Kは、感光ドラム61Kの表面をクリーニングする。
【0133】
ドラムクリーナ64M、64C、64Kのそれぞれは、ドラムクリーナ64Yと同様に説明される。そのため、ドラムクリーナ64M、64C、64Kのそれぞれの説明は、省略される。
【0134】
2.4 廃トナー管65
図6Aに示すように、廃トナー管65は、ドラムクリーナ64Y、64M、64C、64Kのそれぞれと接続される。廃トナー管65は、ドラムクリーナ64Yからの廃トナー、ドラムクリーナ64Mからの廃トナー、ドラムクリーナ64Cからの廃トナー、および、ドラムクリーナ64Kからの廃トナーの通過を許容する。言い換えると、廃トナー管65は、感光ドラム61Yからの廃トナー、感光ドラム61Mからの廃トナー、感光ドラム61Cからの廃トナー、および、感光ドラム61Kからの廃トナーの通過を許容する。廃トナー管65は、第2方向に延びる。廃トナー管65は、第2方向において、一端部65Aと、他端部65Bとを有する。他端部65Bは、第2方向において、一端部65Aから離れて位置する。廃トナー管65は、廃トナー排出口651を有する。廃トナー排出口651は、第2方向における廃トナー管65の他端部65Bに位置する。廃トナー排出口651は、廃トナー管65内の廃トナーを排出可能である。
【0135】
図4に示すように、廃トナー管65は、第1方向において、ドラム側板63Aとドラム側板63Bとの間に位置する。ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、廃トナー管65の一部は、ドラム側板63Aよりも下方に位置する。ドラムユニット6がドロワ5に装着され、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、廃トナー管65は、第1方向において、転写装置9とドラム側板63Aとの間に位置する。ドラムユニット6がドロワ5に装着され、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、廃トナー管65は、第1方向において、ベルト91とドラム側板63Aとの間に位置する。
【0136】
ドラムユニット6がドロワ5に装着され、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、廃トナー管65は、第1方向において、位置決め板22Aと位置決め板22Bとの間に位置する。なお、本体筐体2は、位置決め板22Aと位置決め板22Bとを有する。
【0137】
ドラムユニット6がドロワ5に装着され、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、位置決め板22Aは、第1方向において、廃トナー管65とドラム側板63Aとの間に位置する。ドラムユニット6がドロワ5に装着され、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、位置決め板22Aは、第1方向における感光ドラム61Yの一端部を本体筐体2に対して位置決めする。位置決め板22Aは、第2方向および第3方向に延びる。位置決め板22Aは、第1方向における感光ドラム61Mの一端部、第1方向における感光ドラム61Cの一端部、および、第1方向における感光ドラム61Kの一端部をも、本体筐体2に対して位置決めする。
【0138】
位置決め板22Bは、第1方向において、位置決め板22Aから離れて位置する。転写装置9は、第1方向において、位置決め板22Aと位置決め板22Bとの間に位置する。ドラムユニット6がドロワ5に装着され、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、位置決め板22Bは、第1方向において、転写装置9とドラム側板63Bとの間に位置する。ドラムユニット6がドロワ5に装着され、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、位置決め板22Bは、第1方向における感光ドラム61Yの他端部を本体筐体2に対して位置決めする。位置決め板22Bは、第2方向および第3方向に延びる。位置決め板22Bは、第1方向における感光ドラム61Mの他端部、第1方向における感光ドラム61Cの他端部、および、第1方向における感光ドラム61Kの他端部をも、本体筐体2に対して位置決めする。
【0139】
図7に示すように、ドラムユニット6がドロワ5に装着され、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、廃トナー管65は、廃トナー収容部11と接続される。なお、画像形成装置1は、廃トナー収容部11を、さらに備える。廃トナー収容部11は、本体筐体2内に位置する。廃トナー管65が廃トナー収容部11と接続された状態で、廃トナー排出口651(図6A参照)から排出された廃トナーは、廃トナー収容部11内に入る。廃トナー収容部11は、廃トナーを収容可能である。図2に示すように、ドラムユニット6がドロワ5に装着され、ドロワ5が引出位置に位置した状態で、廃トナー管65は、廃トナー収容部11から離れる。
【0140】
2.5 スクリュー66
図6Aに示すように、スクリュー66は、廃トナー管65内に位置する。スクリュー66は、廃トナー管65内の廃トナーを廃トナー排出口651に向けて搬送する。スクリュー66は、第2方向に延びる。スクリュー66は、軸A4について回転可能である。軸A4は、第2方向に延びる。本実施形態では、スクリュー66は、オーガスクリューである。スクリュー66は、シャフトレス・スクリューであってもよい。
【0141】
3.カートリッジ8Yの詳細
図1および図4を参照して、カートリッジ8Yの詳細について説明する。
【0142】
図4に示すように、カートリッジ8Yは、上記した現像ローラ81Yに加えて、カートリッジ筐体82Yと、2つのリブ83Y1、83Y2と、2つの突起84Y1、84Y2と、2つの突起85Y1、85Y2とを有する。
【0143】
3.1 カートリッジ筐体82Y
カートリッジ筐体82Yは、トナーを収容可能である。カートリッジ筐体82Yは、第1方向に延びる。カートリッジ筐体82Yは、第1方向における一方の側面S11と、第1方向における他方の側面S12とを有する。
【0144】
3.2 リブ83Y1、83Y2
リブ83Y1は、カートリッジ8Yの側面S11に位置する。リブ83Y1は、側面S11から延びる。リブ83Y1は、側面S11に取り付けられていてもよい。カートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、リブ83Y1は、第3方向に延びる。
【0145】
リブ83Y2は、カートリッジ8Yの側面S12に位置する。リブ83Y2は、側面S12から延びる。リブ83Y2は、側面S12に取り付けられていてもよい。カートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、リブ83Y2は、第3方向に延びる。
【0146】
3.3 突起84Y1、84Y2
突起84Y1は、カートリッジ8Yの側面S11に位置する。突起84Y1は、側面S11から延びる。突起84Y1は、第1方向に延びる。突起84Y1は、側面S11に取り付けられていてもよい。ドラムユニット6およびカートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、突起84Y1は、現像ローラ81Y(図1参照)に対して、感光ドラム61Y(図1参照)の反対側に位置する。突起84Y1は、リブ83Y1から離れて位置する。
【0147】
突起84Y2は、カートリッジ8Yの側面S12に位置する。突起84Y2は、側面S12から延びる。突起84Y2は、第1方向に延びる。突起84Y2は、側面S12に取り付けられていてもよい。ドラムユニット6およびカートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、突起84Y2は、現像ローラ81Y(図1参照)に対して、感光ドラム61Y(図1参照)の反対側に位置する。突起84Y2は、リブ83Y2から離れて位置する。
【0148】
3.4 突起85Y1、85Y2
突起85Y1は、カートリッジ8Yの側面S11に位置する。突起85Y1は、側面S11から延びる。突起85Y1は、第1方向に延びる。突起85Y1は、側面S11に取り付けられていてもよい。突起85Y1は、軸A2(図1参照)に沿って延びる。突起85Y1は、現像ローラ81Yのシャフトであってもよい。突起85Y1は、円柱形状を有する。
【0149】
突起85Y2は、カートリッジ8Yの側面S12に位置する。突起85Y2は、側面S12から延びる。突起85Y2は、第1方向に延びる。突起85Y2は、側面S12に取り付けられていてもよい。突起85Y2は、軸A2(図1参照)に沿って延びる。突起85Y2は、現像ローラ81Yのシャフトであってもよい。突起85Y2は、円柱形状を有する。
【0150】
4.ドロワ5の詳細
図1から図4、および、図8を参照して、ドロワ5の詳細について説明する。
【0151】
ドロワ5は、ドロワ側板51A(図4参照)と、ドロワ側板51B(図4参照)と、複数のリブ52Y、52M、52C、52K(図8参照)と、複数のリブ53Y、53M、53C、53K(図1参照)と、複数の現像押圧部材54Y、54M、54C、54K(図8参照)と、複数の現像押圧部材55Y、55M、55C、55K(図1参照)と、シートガイド56(図1参照)とを有する。
【0152】
4.1 ドロワ側板51A
図4に示すように、ドロワ側板51Aは、第1方向におけるドロワ5の一端部に位置する。ドロワ側板51Aは、第2方向(図8参照)および第3方向に延びる。ドロワ側板51Aは、外面S21と、内面S31と、内面S32とを有する。
【0153】
外面S21は、第1方向において、内面S31に対して、ドロワ側板51Bの反対側に位置する。
【0154】
内面S31は、第1方向において、外面S21とドラム側板63Aとの間に位置する。内面S31は、第1方向において、内面S32とドラム側板63Aとの間に位置する。ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、内面S31は、第1方向におけるドラムユニット6の一端部と向かい合う。
【0155】
内面S32は、第3方向において、内面S31の上方に位置する。内面S32は、第1方向において、内面S31から離れて位置する。内面S32は、第1方向において、外面S21と内面S31との間に位置する。カートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、内面S32は、第1方向におけるカートリッジ8Yの一端部と向かい合う。
【0156】
図8に示すように、ドロワ側板51Aは、複数のドラムガイド511Y、511M、511C、511Kを有する。言い換えると、ドロワ5は、ドラムガイド511Y、511M、511C、511Kを有する。
【0157】
ドラムガイド511Y、511M、511C、511Kは、内面S31(図4参照)に位置する。ドラムガイド511Y、511M、511C、511Kは、第1方向において、内面S32(図4参照)とドラム側板63A(図4参照)との間に位置する。ドラムガイド511Y、511M、511C、511Kは、第2方向に並ぶ。ドラムガイド511Y、511M、511C、511Kのそれぞれは、第3方向に延びる。
【0158】
図3に示すように、ドラムユニット6がドロワ5に装着されるときに、ドラムガイド511Yは、ドラムユニット6の突起631Yをガイドし、ドラムガイド511Mは、ドラムユニット6の突起631Mをガイドし、ドラムガイド511Cは、ドラムユニット6の突起631Cをガイドし、ドラムガイド511Kは、ドラムユニット6の突起631Kをガイドする。
【0159】
図2および図4に示すように、ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、ドラムユニット6の突起631Yがドラムガイド511Yに嵌まり、ドラムユニット6の突起631Mがドラムガイド511Mに嵌まり、ドラムユニット6の突起631Cがドラムガイド511Cに嵌まり、ドラムユニット6の突起631Kがドラムガイド511Kに嵌まることにより、ドロワ側板51Aは、第1方向におけるドラムユニット6の一端部を支持する。
【0160】
4.2 ドロワ側板51B
図4に示すように、ドロワ側板51Bは、第1方向におけるドロワ5の他端部に位置する。ドロワ側板51Bは、第1方向において、ドロワ側板51Aから離れて位置する。ドロワ側板51Bは、第2方向および第3方向に延びる。ドロワ側板51Bは、外面S22と、内面S41と、内面S42とを有する。
【0161】
外面S22は、第1方向において、内面S41に対して、ドロワ側板51Aの反対側に位置する。
【0162】
内面S41は、第1方向において、外面S22とドラム側板63Bとの間に位置する。内面S41は、第1方向において、内面S42とドラム側板63Bとの間に位置する。ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、内面S41は、第1方向におけるドラムユニット6の他端部と向かい合う。
【0163】
内面S42は、第3方向において、内面S41の上方に位置する。内面S42は、第1方向において、内面S41から離れて位置する。内面S42は、第1方向において、外面S22と内面S41との間に位置する。カートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、内面S42は、第1方向におけるカートリッジ8Yの他端部と向かい合う。
【0164】
第1方向における内面S32と内面S42との距離D1は、第1方向における内面S31と内面S41との距離D2よりも長い。
【0165】
ドロワ側板51Bは、ドロワ側板51Aと同様に、複数のドラムガイド512Y、512M、512C、512Kを有する。ドラムガイド512M、512C、512Kは、図示されていない。
【0166】
ドラムガイド512Y、512M、512C、512Kは、内面S41に位置する。ドラムガイド512Y、512M、512C、512Kは、第1方向において、内面S42とドラム側板63Bとの間に位置する。ドラムガイド512Yは、ドラムガイド511Y(図8参照)と同じ形状を有し、ドラムガイド512Mは、ドラムガイド511M(図8参照)と同じ形状を有し、ドラムガイド512Cは、ドラムガイド511C(図8参照)と同じ形状を有し、ドラムガイド512Kは、ドラムガイド511K(図8参照)と同じ形状を有する。
【0167】
ドラムユニット6がドロワ5に装着されるときに、ドラムガイド512Yは、ドラムユニット6の突起633Yをガイドし、ドラムガイド512Mは、ドラムユニット6の突起633Mをガイドし、ドラムガイド512Cは、ドラムユニット6の突起633Cをガイドし、ドラムガイド512Kは、ドラムユニット6の突起633Kをガイドする。
【0168】
ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、ドラムユニット6の突起633Yがドラムガイド512Yに嵌まり、ドラムユニット6の突起633Mがドラムガイド512Mに嵌まり、ドラムユニット6の突起633Cがドラムガイド512Cに嵌まり、ドラムユニット6の突起633Kがドラムガイド512Kに嵌まることにより、ドロワ側板51Bは、第1方向におけるドラムユニット6の他端部を支持する。
【0169】
4.3 リブ52Y、52M、52C、52K
図4に示すように、リブ52Yは、ドロワ側板51Aの内面S32に位置する。リブ52Yは、ドロワ側板51Aの内面S32から延びる。リブ52Yは、第1方向および第3方向に延びる。リブ52Yは、ドロワ側板51Aの内面S32に取り付けられていてもよい。リブ52Yは、第1方向において、ドラム側板63Aに対してドラム側板63Bの反対側に位置する。
【0170】
図8に示すように、本実施形態では、リブ52Yは、突起521Yを有する。
【0171】
突起521Yは、リブ52Yに取り付けられている。本実施形態では、突起521Yは、車輪を有する。突起521Yは、ドロワ側板51Aから延びてもよい。
【0172】
図4に示すように、カートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、突起521Yは、第1方向におけるカートリッジ8Yの一端部と接触する。詳しくは、カートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、突起521Yは、カートリッジ8Yのリブ83Y1と接触する。これにより、カートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、リブ52Yは、第1方向におけるカートリッジ8Yの一端部を支持する。
【0173】
図8に示すように、リブ52Y、52M、52C、52Kは、第2方向に並ぶ。リブ52M、52C、52Kのそれぞれは、リブ52Yと同様に説明される。そのため、リブ52M、52C、52Kのそれぞれについての説明は、省略される。
【0174】
4.4 リブ53Y、53M、53C、53K
図4に示すように、リブ53Yは、第1方向において、リブ52Yから離れて位置する。ドラムユニット6は、リブ52Yとリブ53Yとの間を通って、ドロワ5に装着される。
【0175】
リブ53Yは、ドロワ側板51Bの内面S42に位置する。リブ53Yは、ドロワ側板51Bの内面S42から延びる。リブ53Yは、第1方向および第3方向に延びる。リブ53Yは、ドロワ側板51Bの内面S42に取り付けられていてもよい。リブ53Yは、第1方向において、ドラム側板63Bに対してドラム側板63Aの反対側に位置する。
【0176】
図1に示すように、本実施形態では、リブ53Yは、突起531Yを有する。
【0177】
突起531Yは、リブ53Yに取り付けられている。本実施形態では、突起531Yは、車輪を有する。突起531Yは、ドロワ側板51Bから延びてもよい。
【0178】
図4に示すように、突起531Yは、第1方向において、突起521Yから離れて位置する。ドラムユニット6は、突起521Yと突起531Yとの間を通って、ドロワ5に装着される。カートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、突起531Yは、第1方向におけるカートリッジ8Yの他端部と接触する。詳しくは、カートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、突起531Yは、カートリッジ8Yのリブ83Y2と接触する。これにより、カートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、リブ53Yは、第1方向におけるカートリッジ8Yの他端部を支持する。
【0179】
図1に示すように、リブ53Y、53M、53C、53Kは、第2方向に並ぶ。リブ53M、53C、53Kのそれぞれは、リブ53Yと同様に説明される。そのため、リブ53M、53C、53Kのそれぞれについての説明は、省略される。
【0180】
4.5 現像押圧部材54Y、54M、54C、54K
図4に示すように、本実施形態では、現像押圧部材54Yは、リブ52Yに取り付けられている。現像押圧部材54Yは、ドロワ側板51Aに取り付けられていてもよい。ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、現像押圧部材54Yは、第1方向において、ドラム側板63Aに対してドラム側板63Bの反対側に位置する。
【0181】
ドラムユニット6およびカートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、現像押圧部材54Yは、第1方向におけるカートリッジ8Yの一端部を感光ドラム61Yに向けて押圧する。詳しくは、現像押圧部材54Yは、カートリッジ8Yの突起84Y1を感光ドラム61Yに向けて押圧する。
【0182】
現像押圧部材54M、54C、54K(図8参照)は、現像押圧部材54Yと同様に説明される。そのため、現像押圧部材54M、54C、54Kについての説明は、省略される。
【0183】
4.6 現像押圧部材55Y、55M、55C、55K
現像押圧部材55Yは、第1方向において、現像押圧部材54Yから離れて位置する。ドラムユニット6は、現像押圧部材54Yと現像押圧部材55Yとの間を通って、ドロワ5に装着される。
【0184】
本実施形態では、現像押圧部材55Yは、リブ53Yに取り付けられている。現像押圧部材55Yは、ドロワ側板51Bに取り付けられていてもよい。ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、現像押圧部材55Yは、第1方向において、ドラム側板63Bに対してドラム側板63Aの反対側に位置する。
【0185】
ドラムユニット6およびカートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、現像押圧部材55Yは、第1方向におけるカートリッジ8Yの他端部を感光ドラム61Yに向けて押圧する。詳しくは、現像押圧部材55Yは、カートリッジ8Yの突起84Y2を感光ドラム61Yに向けて押圧する。
【0186】
現像押圧部材55M、55C、55K(図1参照)は、現像押圧部材55Yと同様に説明される。そのため、現像押圧部材55M、55C、55Kについての説明は、省略される。
【0187】
4.7 シートガイド56
図1に示すように、ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、シートガイド56は、感光ドラム61Yに対して、感光ドラム61Mの反対側に位置する。ドラムユニット6がドロワ5に装着され、ドロワ5が収容位置に位置した状態で、シートガイド56は、感光ドラム61Yに向けて搬送されるシートSをガイドする。詳しくは、シートガイド56は、感光ドラム61Yに向けて搬送されるシートSを、ベルト91に向けてガイドする。
【0188】
5.作用効果
(1)画像形成装置1によれば、図3に示すように、感光ドラム61Y、61M、61C、61K(図1参照)を有するドラムユニット6を、ドロワ5に対して交換できる。
【0189】
そのため、感光ドラム61Y、61M、61C、61Kを容易に交換できる。
【0190】
また、ドラムユニット6は、廃トナー管65を有している。
【0191】
そのため、ドラムユニット6をドロワ5から取り外すときに、廃トナー管65がドラムユニット6から分離しない。
【0192】
これにより、ドラムユニット6の交換中に廃トナーが漏れることを抑制できる。
【0193】
(2)画像形成装置1によれば、図4に示すように、第1方向における内面S32と内面S42との距離D1は、第1方向における内面S31と内面S41との距離D2よりも長い。
【0194】
これにより、ドラムユニット6は、内面S32と内面S42との間を容易に通過できる。
【0195】
そのため、ドラムユニット6を円滑に交換できる。
【0196】
(3)画像形成装置1によれば、図4に示すように、リブ52Yは、第1方向において、ドラム側板63Aに対してドラム側板63Bの反対側に位置する。リブ53Yは、第1方向において、ドラム側板63Bに対してドラム側板63Aの反対側に位置する。
【0197】
これにより、カートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、リブ52Yとリブ53Yとでカートリッジ8Yを安定に支持できるとともに、ドラムユニット6を交換するときに、リブ52Yとリブ53Yとの間を通して、ドラムユニット6を交換できる。
【0198】
(4)画像形成装置1によれば、図4に示すように、現像押圧部材54Yは、第1方向において、ドラム側板63Aに対してドラム側板63Bの反対側に位置する。現像押圧部材55Yは、第1方向において、ドラム側板63Bに対してドラム側板63Aの反対側に位置する。
【0199】
これにより、カートリッジ8Yがドロワ5に装着された状態で、現像押圧部材54Yと現像押圧部材55Yとでカートリッジ8Yを感光ドラム61Yに押圧できるとともに、ドラムユニット6を交換するときに、現像押圧部材54Yと現像押圧部材55Yとの間を通して、ドラムユニット6を交換できる。
【0200】
6. 第2実施形態
次に、図9から図20を参照して、第2実施形態について説明する。第2実施形態において、第1実施形態と同様の部材には、同じ符号を付し、説明を省略する。
【0201】
6.1 ドラムユニット20の詳細
ドラムユニット20は、ドラム側板201A(図9参照)と、ドラム側板201B(図10参照)と、複数のフレーム202Y、202M、202C、202K(図11参照)と、複数の弾性部材203Y、203M、203C、203K(図9参照)と、複数の弾性部材204Y(図10参照)、204M、204C、204Kと、廃トナー管205(図9参照)と、複数のシール部材206Y、206M、206C、206K(図11参照)と、を備える。なお、弾性部材204M、204C、204Kは、図示されていない。
【0202】
6.1.1 ドラム側板201A
図10に示すように、ドラム側板201Aは、第1方向においてドラムユニット20の一端部に位置する。図9に示すように、ドラム側板201Aは、第2方向および第3方向に延びる。第3方向は、第1方向および第2方向と交差する。好ましくは、第3方向は、第1方向および第2方向と直交する。ドラム側板201Aは、フレーム202Y、202M、202C、202Kを支持する。詳しくは、図11に示すように、ドラム側板201Aは、第1方向における、フレーム202Y、202M、202C、202Kのそれぞれの一端部を支持する。図9に示すように、ドラム側板201Aは、複数の貫通穴2011Y、2011M、2011C、2011Kを有する。
【0203】
貫通穴2011Y、2011M、2011C、2011Kは、第2方向に並ぶ。言い換えると、貫通穴2011Y、2011M、2011C、2011Kは、ドロワ30(図1および図2参照)の移動方向に並ぶ。貫通穴2011Y、2011M、2011C、2011Kのそれぞれは、円形状を有する。
【0204】
6.1.2 ドラム側板201B
図10に示すように、ドラム側板201Bは、第1方向においてドラムユニット20の他端部に位置する。ドラム側板201Bは、第1方向において、ドラム側板201Aから離れて位置する。ドラム側板201Bは、第2方向および第3方向に延びる。ドラム側板201Bは、ドラム側板201Aとともに、フレーム202Y、202M、202C、202K(図11参照)を支持する。詳しくは、ドラム側板201Bは、第1方向における、フレーム202Y、202M、202C、202Kのそれぞれの他端部を支持する。ドラム側板201Bは、複数の貫通穴2012Y、2012M、2012C、2012Kを有する。なお、貫通穴2012M、2012C、2012Kは、図示されていない。
【0205】
貫通穴2012Y、2012M、2012C、2012Kは、第2方向に並ぶ。言い換えると、貫通穴2012Y、2012M、2012C、2012Kは、ドロワ30(図19参照)の移動方向に並ぶ。貫通穴2012Y、2012M、2012C、2012Kのそれぞれは、円形状を有する。
【0206】
6.1.3 フレーム202Y
図12に示すように、フレーム202Yは、上記した感光ドラム61Yと、帯電装置62Yとを支持する。フレーム202Yは、上記したドラムクリーナ64Yを有する。言い換えると、フレーム202Yは、第1廃トナー収容部としてのクリーニング筐体641Yと、第1搬送部材としてのスクリュー643Yとを有する。
【0207】
フレーム202Yは、第1方向に延びる。図10に示すように、フレーム202Yは、フレーム側板2021Yと、フレーム側板2022Yと、支持部2023Yと、支持部2024Yと、排出部2025Y(図11参照)とを有する。
【0208】
6.1.3.1 フレーム側板2021Y
フレーム側板2021Yは、第1方向におけるフレーム202Yの一端部に位置する。図11に示すように、フレーム側板2021Yは、第2方向および第3方向に延びる。図12に示すように、フレーム側板2021Yは、上記したカートリッジガイド632Yを有する。
【0209】
6.1.3.2 フレーム側板2022Y
図10に示すように、フレーム側板2022Yは、第1方向におけるフレーム202Yの他端部に位置する。フレーム側板2022Yは、第1方向において、フレーム側板2021Yから離れて位置する。フレーム側板2022Yは、第2方向および第3方向に延びる。フレーム側板2022Yは、上記したカートリッジガイド634Y(図5参照)を有する。
【0210】
6.1.3.3 支持部2023Y
支持部2023Yは、第1方向において、フレーム側板2021Yに対して、フレーム側板2022Yの反対側に位置する。支持部2023Yは、フレーム側板2021Yから延びる。支持部2023Yは、フレーム側板2021Yに取り付けられていてもよい。支持部2023Yは、第1方向に延びる。支持部2023Yは、円筒形状を有する。支持部2023Yは、第1方向における感光ドラム61Yの一端部を支持する。
【0211】
支持部2023Yは、ドラム側板201Aの貫通穴2011Yに嵌まる。支持部2023Yは、ドラム側板201Aの貫通穴2011Yを通る。支持部2023Yの外周面は、ドラム側板201Aの貫通穴2011Yの内周面と、間隔を隔てる。これにより、フレーム202Yは、ドラム側板201Aに対して移動可能である。
【0212】
6.1.3.4 支持部2024Y
支持部2024Yは、第1方向において、フレーム側板2022Yに対して、フレーム側板2021Yの反対側に位置する。支持部2024Yは、フレーム側板2022Yから延びる。支持部2024Yは、フレーム側板2022Yに取り付けられていてもよい。支持部2024Yは、第1方向に延びる。支持部2024Yは、円筒形状を有する。支持部2024Yは、第1方向における感光ドラム61Yの他端部を支持する。
【0213】
支持部2024Yは、ドラム側板201Bの貫通穴2012Yに嵌まる。支持部2024Yは、ドラム側板201Bの貫通穴2012Yを通る。支持部2024Yの外周面は、ドラム側板201Bの貫通穴2012Yの内周面と、間隔を隔てる。これにより、フレーム202Yは、ドラム側板201Bに対して移動可能である。
【0214】
6.1.3.5 排出部2025Y
図11に示すように、排出部2025Yは、第1方向において、フレーム側板2021Yに対して、フレーム側板2022Y(図10参照)の反対側に位置する。排出部2025Yは、支持部2023Yから離れて位置する。排出部2025Yは、フレーム側板2021Yから延びる。排出部2025Yは、フレーム側板2021Yに取り付けられていてもよい。排出部2025Yは、第1方向において、フレーム側板2021Y(図10参照)と、ドラム側板201A(図10参照)との間に位置する。排出部2025Yは、第1方向に延びる。本実施形態において、排出部2025Yは、円筒形状を有する。排出部2025Yは、クリーニング筐体641Yと通じる。第1方向におけるスクリュー643Yの一端部は、排出部2025Y内に位置する。排出部2025Yは、排出口2026Yを有する。スクリュー643Yは、クリーニング筐体641Y内の廃トナーを排出口2026Yに向けて搬送する。排出口2026Yは、クリーニング筐体641Y内のトナーを排出可能である。
【0215】
6.1.4 フレーム202M、202C、202K
フレーム202Y、202M、202C、202Kは、第2方向に並ぶ。フレーム202M、202C、202Kは、フレーム202Yと同様に説明される。
【0216】
詳しくは、図11に示すように、フレーム202Mは、上記した感光ドラム61Mと、帯電装置62M(図12参照)とを支持する。フレーム202Mは、上記したドラムクリーナ64Mを有する。言い換えると、フレーム202Mは、第2廃トナー収容部としてのクリーニング筐体641Mと、第2搬送部材としてのスクリュー643Mとを有する。スクリュー643Mは、クリーニング筐体641M内に位置する。さらに、フレーム202Mは、支持部2023M(図9参照)と、支持部2024Mと、排出部2025Mとを有する。なお、支持部2024Mは、図示されていない。
【0217】
図9に示すように、支持部2023Mは、第1方向における感光ドラム61Mの一端部を支持する。支持部2023Mは、ドラム側板201Aの貫通穴2011Mを通る。図11に示すように、フレーム202Mは、ドラム側板201Aに対して移動可能である。
【0218】
支持部2024Mは、第1方向における感光ドラム61Mの他端部を支持する。支持部2024Mは、ドラム側板201B(図10参照)の貫通穴2012Mを通る。フレーム202Mは、ドラム側板201B(図10参照)に対して移動可能である。
【0219】
図11に示すように、排出部2025Mは、排出口2026Mを有する。スクリュー643Mは、クリーニング筐体641M内の廃トナーを排出口2026Mに向けて搬送する。排出口2026Mは、クリーニング筐体641M内の廃トナーを排出可能である。
【0220】
6.1.5 弾性部材203Y、203M、203C、203K
図9に示すように、弾性部材203Yは、支持部2023Yの外周面と、貫通穴2011Yの内周面との間に位置する。弾性部材203Yは、支持部2023Yの周方向に延びる。弾性部材203Mは、支持部2023Mの外周面と、貫通穴2011Mの内周面との間に位置する。弾性部材203Mは、支持部2023Mの周方向に延びる。弾性部材203Cは、支持部2023Cの外周面と、貫通穴2011Cの内周面との間に位置する。弾性部材203Cは、支持部2023Cの周方向に延びる。弾性部材203Kは、支持部2023Kの外周面と、貫通穴2011Kの内周面との間に位置する。弾性部材203Kは、支持部2023Kの周方向に延びる。
【0221】
本実施形態では、弾性部材203Y、203M、203C、203Kは、スポンジからなる。
【0222】
6.1.6 弾性部材204Y、204M、204C、204K
弾性部材204Y(図10参照)、204M、204C、204Kについての説明は、弾性部材203Y、203M、203C、203Kについての説明と同様である。そのため、弾性部材204M、204C、204Kについての説明は、省略される。
【0223】
6.1.7 廃トナー管205
図11に示すように、廃トナー管205は、ドラムユニット20の下端部に位置する。廃トナー管205は、ドラム側板201Aの下端部に取り付けられる。これにより、ドラム側板201Aは、廃トナー管205を支持する。廃トナー管205は、排出部2025Y、2025M、2025C、2025Kのそれぞれの下方に位置する。廃トナー管205は、第3方向において、排出部2025Y、2025M、2025C、2025Kのそれぞれから離れて位置する。
【0224】
廃トナー管205は、排出部2025Yからの廃トナー、排出部2025Mからの廃トナー、排出部2025Cからの廃トナー、および、排出部2025Kからの廃トナーの通過を許容する。廃トナー管205は、第2方向に延びる。廃トナー管205は、複数の受入口2051Y、2051M、2051C、2051Kを有する。
【0225】
受入口2051Y、2051M、2051C、2051Kは、第2方向に並ぶ。受入口2051Yは、排出口2026Yから排出された廃トナーを受け入れ可能である。受入口2051Mは、排出口2026Mから排出された廃トナーを受け入れ可能である。受入口2051Cは、排出口2026Cから排出された廃トナーを受け入れ可能である。受入口2051Kは、排出口2026Kから排出された廃トナーを受け入れ可能である。
【0226】
6.1.8 シール部材206Y、206M、206C、206K
シール部材206Yは、排出部2025Yと廃トナー管205との間に位置する。シール部材206Yは、廃トナー管205と排出部2025Yとの間をシールする。言い換えると、シール部材206Yは、廃トナー管205とフレーム202Yとの間をシールする。シール部材206Yは、第3方向に延びる。第3方向におけるシール部材206Yの一端部は、排出部2025Yと接触する。第3方向における廃トナー管205の他端部は、廃トナー管205と接触する。シール部材206Yは、貫通穴2061Yを有する。貫通穴2061Yは、排出口2026Yおよび受入口2051Yと通じる。本実施形態では、シール部材206Yは、スポンジなどの弾性材料からなる。
【0227】
シール部材206Mは、排出部2025Mと廃トナー管205との間に位置する。シール部材206Mは、廃トナー管205とフレーム202Mとの間をシールする。シール部材206Mは、貫通穴2061Mを有する。貫通穴2061Mは、排出口2026Mおよび受入口2051Mと通じる。
【0228】
シール部材206Cは、排出部2025Cと廃トナー管205との間に位置する。シール部材206Cは、廃トナー管205とフレーム202Cとの間をシールする。シール部材206Cは、貫通穴2061Cを有する。貫通穴2061Cは、排出口2026Cおよび受入口2051Cと通じる。
【0229】
シール部材206Kは、排出部2025Kと廃トナー管205との間に位置する。シール部材206Kは、廃トナー管205とフレーム202Kとの間をシールする。シール部材206Kは、貫通穴2061Kを有する。貫通穴2061Kは、排出口2026Kおよび受入口2051Kと通じる。
【0230】
なお、シール部材206M、206C、206Kは、シール部材206Yと同様に説明できる。そのため、シール部材206M、206C、206Kについての説明は、省略される。
【0231】
7. ドロワ30の詳細
図13から図17を参照して、ドロワ30の詳細を説明する。
【0232】
図13に示すように、ドロワ30は、ドロワ側板301Aと、ドロワ側板301Bと、位置決め板302Aと、位置決め板302Bと、ロック部材303Aと、ロック部材303Bと、第1被位置決め部304(図15参照)と、第2被位置決め部305(図15参照)と、を有する。
【0233】
7.1 ドロワ側板301A
図16に示すように、ドロワ側板301Aは、上記した外面S21、内面S31および内面S32に加えて、凹部311を有する。
【0234】
凹部311は、第1方向において、外面S21から内面S31に向かって凹む。図17に示すように、凹部311は、ドラムガイド511Y、511M、511C、511Kのそれぞれの下端部と通じる。
【0235】
なお、図14に示すように、本実施形態では、ドラムユニット20がドロワ30に装着されるときに、ドラムガイド511Yは、支持部2023Yをガイドする。ドラムユニット20がドロワ30に装着された状態で、支持部2023Yは、ドラムガイド511Yに嵌まる。
【0236】
ドラムガイド511M、511C、511Kは、ドラムガイド511Yと同様に説明される。そのため、ドラムガイド511M、511C、511Kについての説明は、省略される。
【0237】
7.2 ドロワ側板301B
図13に示すように、ドロワ側板301Bは、第1方向においてドロワ側板301Aから離れて位置する。
【0238】
ドロワ側板301Bは、ドロワ側板301Aと同様に説明される。そのため、ドロワ側板301Bについての説明は、省略される。
【0239】
7.3 位置決め板302A
位置決め板302Aは、ドロワ側板301Aの内面S31に位置する。位置決め板302Aは、ドロワ側板301Aの内面S31に取り付けられている。ドラムユニット20がドロワ30に装着された状態で、位置決め板302Aは、第1方向において、ドラム側板201Aに対してフレーム側板2021Yの反対側に位置する。
【0240】
図15に示すように、位置決め板302Aは、第2方向に延びる。本実施形態では、位置決め板302Aは、鉄、ステンレスなどの金属からなる。位置決め板302Aは、複数の凹部331Y、331M、331C、331Kを有する。
【0241】
ドラムユニット20がドロワ30に装着された状態で、支持部2023Yは、凹部331Yに嵌まり、支持部2023Mは、凹部331Mに嵌まり、支持部2023Cは、凹部331Cに嵌まり、支持部2023Kは、凹部331Kに嵌まる。
【0242】
ドラムユニット20がドロワ30に装着された状態で、位置決め板302Aが支持部2023Yと接触することで、位置決め板302Aは、支持部2023Yをドロワ30に対して位置決めする。これにより、ドラムユニット20がドロワ30に装着された状態で、位置決め板302Aは、感光ドラム61Yをドロワ30に対して位置決めする。
【0243】
また、ドラムユニット20がドロワ30に装着された状態で、位置決め板302Aが支持部2023Mと接触することで、位置決め板302Aは、支持部2023Mをドロワ30に対して位置決めする。これにより、ドラムユニット20がドロワ30に装着された状態で、位置決め板302Aは、感光ドラム61Mをドロワ30に対して位置決めする。
【0244】
また、ドラムユニット20がドロワ30に装着された状態で、位置決め板302Aが支持部2023Cと接触することで、位置決め板302Aは、支持部2023Cをドロワ30に対して位置決めする。これにより、ドラムユニット20がドロワ30に装着された状態で、位置決め板302Aは、感光ドラム61Cをドロワ30に対して位置決めする。
【0245】
また、ドラムユニット20がドロワ30に装着された状態で、位置決め板302Aが支持部2023Kと接触することで、位置決め板302Aは、支持部2023Kをドロワ30に対して位置決めする。これにより、ドラムユニット20がドロワ30に装着された状態で、位置決め板302Aは、感光ドラム61Kをドロワ30に対して位置決めする。
【0246】
7.4 位置決め板302B
図13に示すように、位置決め板302Bは、第1方向において、位置決め板302Aと離れて位置する。位置決め板302Bは、ドロワ側板301Bの内面S41に位置する。位置決め板302Bは、ドロワ側板301Bの内面S41に取り付けられている。ドラムユニット20がドロワ30に装着された状態で、位置決め板302Bは、第1方向において、ドラム側板201Bに対してフレーム側板2022Yの反対側に位置する。ドラムユニット20がドロワ30に装着された状態で、位置決め板302Bは、第1方向において、感光ドラム61Y、61M、61C、61K(図12参照)に対して位置決め板302Aと反対側に位置する。
【0247】
位置決め板302Bは、第2方向に延びる。本実施形態では、位置決め板302Bは、位置決め板302Aと同じ形状を有する。なお、位置決め板302Bは、位置決め板302Aと異なる形状を有してもよい。位置決め板302Bは、複数の凹部332Y、332M、332C、332Kを有する。なお、複数の凹部332M、332C、332Kは、図示されていない。
【0248】
ドラムユニット20がドロワ30に装着された状態で、支持部2024Yは、凹部332Yに嵌まり、支持部2024Mは、凹部332Mに嵌まり、支持部2024Cは、凹部332Cに嵌まり、支持部2024Kは、凹部332Kに嵌まる。これにより、位置決め板302Bは、位置決め板302Aとともに、感光ドラム61Y、61M、61C、61Kをドロワ30に対して位置決めする。
【0249】
7.5 ロック部材303A
ロック部材303aは、ドロワ側板301Aの外面S21に取り付けられている。図13および図16に示すように、ドラムユニット20がドロワ30に装着された状態で、ロック部材303Aは、ロック位置(図13参照)と、ロック解除位置(図16参照)との間を移動可能である。ロック部材303Aは、ロック位置(図13参照)とロック解除位置(図16参照)との間を、軸A5について回動可能である。軸A5は、ドロワ30の収容位置(図1参照)から引出位置(図2参照)に向かう方向に延びる。
【0250】
図13に示すように、ドロワ30がロック位置に位置する状態で、ロック部材303Aは、ドラムユニット20をドロワ30にロックする。ロック部材303Aがロック位置に位置した状態で、ロック部材303Aは、凹部311内に位置する。ロック部材303Aがロック位置に位置する状態で、ロック部材303aは、第3方向に延びる。
【0251】
図16に示すように、ドロワ30がロック解除位置に位置する状態で、ロック部材303Aは、ドロワ30に対するドラムユニット20のロックを解除する。ロック部材303Aがロック解除位置に位置する状態で、ロック部材303aの一部は、凹部311外に位置する。ロック部材303Aがロック解除位置に位置する状態で、ロック部材303aは、第1方向に延びる。
【0252】
図14に示すように、ロック部材303Aは、第2方向に延びる。ロック部材303Aは、板形状を有する。図13に示すように、ロック部材303Aは、第1面S5と、第2面S6とを有する。ロック部材303Aがロック位置(に位置する状態で、第2面S6は、第1方向において、ドラム側板201Aと第1面S5との間に位置する。図14に示すように、ロック部材303Aは、複数の穴351Y、351M、351C、351Kと、複数のドラム押圧部材352Y、352M、352C、352Kと、ハンドル353と、を有する。
【0253】
7.5.1 穴351Y、351M、351C、351K
穴351Y、351M、351C、351Kは、第2方向に並ぶ。穴351Y、351M、351C、351Kのそれぞれは、円形状を有する。本実施形態において、穴351Y、351M、351C、351Kのそれぞれは、貫通穴である。
【0254】
図13に示すように、ドラムユニット20がドロワ30に装着され、ロック部材303Aがロック位置に位置した状態で、フレーム202Yの支持部2023Yは、穴351Yに嵌まる。ロック部材303Aがロック位置に位置した状態で、支持部2023Yは、穴351Yを通る。ドラムユニット20がドロワ30に装着され、ロック部材303Aがロック位置に位置した状態で、感光ドラム61Yのカップリング610Yは、穴351Yを介して露出する。カップリング610Yは、第1方向における感光ドラム61Yの一端部に位置する。感光ドラム61Yは、カップリング610Yを有する。ドロワ30が収容位置に位置した状態で、カップリング610Yには、本体カップリング400Yが嵌まる。
【0255】
なお、図14に示すように、ドラムユニット20がドロワ30に装着され、ロック部材303Aがロック位置に位置した状態で、フレーム202Mの支持部2023Mは、穴351Mに嵌まり、フレーム202Cの支持部2023Cは、穴351Cに嵌まり、フレーム202Kの支持部2023Kは、穴351Kに嵌まる。
【0256】
穴351M、351C、351Kは、穴351Yと同様に説明される。そのため、穴351M、351C、351Kについての説明は、省略される。
【0257】
7.5.2 ドラム押圧部材352Y、352M、352C、352K
図14に示すように、ドラム押圧部材352Yは、穴351Yの上端部に位置する。ドラム押圧部材352Mは、穴351Mの上端部に位置する。ドラム押圧部材352Cは、穴351Cの上端部に位置する。ドラム押圧部材352Kは、穴351Kの上端部に位置する。
【0258】
図15に示すように、ドラムユニット20がドロワ30に装着され、ロック部材303Aがロック位置に位置した状態で、ドラム押圧部材352Yは、支持部2023Yを、位置決め板302Aの凹部331Yに向けて押圧し、ドラム押圧部材352Mは、支持部2023Mを、位置決め板302Aの凹部331Mに向けて押圧し、ドラム押圧部材352Cは、支持部2023Cを、位置決め板302Aの凹部331Cに向けて押圧し、ドラム押圧部材352Kは、支持部2023Kを、位置決め板302Aの凹部331Kに向けて押圧する。これにより、ドラムユニット20がドロワ30に装着され、ロック部材303Aがロック位置に位置した状態で、ロック部材303Aは、支持部2023Y、2023M、2023C、2023Kを位置決め板302Aに向けて押圧する。
【0259】
本実施形態では、ドラム押圧部材352Y、352M、352C、352Kは、バネである。
【0260】
7.5.3 ハンドル353
図13に示すように、ハンドル353は、ロック部材303Aの第1面S5に取り付けられている。ハンドル353は、第1面S5から延びてもよい。ハンドル353は、軸A6に対して回動可能である。軸A6は、軸A5と平行に延びる。ロック部材303Aがロック位置に位置した状態で、ハンドル353は、第3方向において、軸A5から離れて位置する。ロック部材303Aがロック位置に位置した状態で、ハンドル353は、第3方向において、軸A5に対して穴351Yの反対側に取り付けられている。
【0261】
7.6 ロック部材303B
ロック部材303Bは、ドロワ側板301Bに取り付けられている。ロック部材303Bは、ドロワ側板301Bの外面S22に取り付けられている。
【0262】
ロック部材303Bは、ロック部材303Aと同様に説明される。
【0263】
詳しくは、ロック部材303Bは、複数の穴361Y、361M、361C、361Kと、複数のドラム押圧部材362Y、362M、362C、362Kと、ハンドル363とを有する。なお、穴361M、361C、361Kと、ドラム押圧部材362M、362C、362Kとは、図示されていない。
【0264】
図13および図16に示すように、ドラムユニット20がドロワ30に装着された状態で、ロック部材303Bは、第2ロック位置(図13参照)と、第2ロック解除位置(図16参照)との間を移動可能である。図13に示すように、ロック部材303Bが第2ロック位置に位置した状態で、ロック部材303Bは、ドラムユニット20をドロワ30にロックする。図16に示すように、ロック部材303Bが第2ロック解除位置に位置した状態で、ロック部材303Bは、ドロワ30に対するドラムユニット20のロックを解除する。
【0265】
詳しくは、図13に示すように、ドラムユニット20がドロワに装着され、ロック部材303Bが第2ロック位置に位置した状態で、支持部2024Yは、穴361Yに嵌まり、支持部2024Mは、穴361Mに嵌まり、支持部2024Cは、穴361Cに嵌まり、支持部2024Kは、穴361Kに嵌まる。これにより、ドラムユニット20がドロワ30に装着され、ロック部材303Bが第2ロック位置に位置した状態で、ロック部材303Bは、支持部2024Y、2024M、2024C、2024Kを位置決め板302Bに向けて押圧する。
【0266】
7.7 第1被位置決め部304
図15に示すように、第1被位置決め部304は、第2方向におけるドロワ30の一端部に位置する。第1被位置決め部304は、切欠きである。詳しくは、第1被位置決め部304は、第2方向において、位置決め板302Aの一端部に位置する。言い換えると、位置決め板302Aは、第1被位置決め部304を有する。また、位置決め板302B(図18参照)も、第1被位置決め部304を有する。
【0267】
7.8 第2被位置決め部305
第2被位置決め部305は、第2方向におけるドロワ30の他端部に位置する。第2被位置決め部305は、円柱形状を有する。第2被位置決め部305は、第1方向に延びる。第2被位置決め部305は、鉄、ステンレスなどの金属からなる。第2被位置決め部305は、位置決め板302Aに接続されている。第2被位置決め部305は、第1方向において、ドロワ側板301Aの外面S21から突出している。第2被位置決め部305は、位置決め板302B(図13参照)にも接続されている。
【0268】
8. 本体筐体40の詳細
本体筐体40は、側板41A(図18参照)と、側板41B(図18参照)と、第1位置決め部材42(図19参照)と、第2位置決め部材43(図19参照)と、を有する。
【0269】
8.1 側板41A
図18に示すように、側板41Aは、本体筐体40内に位置する。ドロワ30が収容位置に位置する状態で、側板41Aは、ドロワ側板301Aと向かい合う。側板41Aは、鉄、ステンレスなどの金属からなる。側板41Aは、第3方向および第2方向(図19参照)に延びる。
【0270】
8.2 側板41B
側板41Bは、本体筐体40内に位置する。側板41Bは、第1方向において、側板41Aと離れて位置する。ドロワ30が収容位置に位置する状態で、側板41Bは、ドロワ30に対して、側板41Aの反対側に位置する。ドロワ30が収容位置に位置する状態で、側板41Bは、ドロワ側板301Bと向かい合う。側板41Bは、鉄、ステンレスなどの金属からなる。側板41Bは、第3方向に延びる。図19に示すように、側板41Bは、第2方向に延びる。
【0271】
8.3 第1位置決め部材42
第1位置決め部材42は、第2方向における側板41Bの一端部に位置する。第1位置決め部材42は、第1方向に延びる。第1位置決め部材42は、円柱形状を有する。本実施形態では、第1位置決め部材42は、側板41Bに取り付けられている。第1位置決め部材42は、側板41Bから延びてもよい。また、第1位置決め部材42は、側板41A(図18参照)にも位置する。
【0272】
図20に示すように、ドロワ30が収容位置に位置した状態で、第1位置決め部材42は、第1被位置決め部304に嵌まる。これにより、ドロワ30が収容位置に位置した状態で、第1被位置決め部304は、第1位置決め部材42に位置決めされる。ドロワ30が収容位置に位置した状態で、第1位置決め部材42は、ドロワ30の移動方向におけるドロワ30の一端部を本体筐体40に位置決めする。
【0273】
図19に示すように、ドロワ30が引出位置に位置した状態で、第1被位置決め部304は、第1位置決め部材42から離れる。
【0274】
8.4 第2位置決め部材43
第2位置決め部材43は、第2方向における側板41Bの他端部に位置する。第2位置決め部材43は、切欠きである。詳しくは、本実施形態では、第2位置決め部材43は、側板41Bに設けられる。言い換えると、側板41Bは、第2位置決め部材43を有する。側板41A(図18参照)も、第2位置決め部材43を有する。
【0275】
図20に示すように、ドロワ30が収容位置に位置した状態で、第2被位置決め部305は、第2位置決め部材43に嵌まる。これにより、ドロワ30が収容位置に位置した状態で、第2被位置決め305は、第2位置決め部材43に位置決めされる。ドロワ30が収容位置に位置した状態で、第2位置決め部材43は、ドロワ30の移動方向におけるドロワ30の他端部を本体筐体40に位置決めする。
【0276】
図19に示すように、ドロワ30が引出位置に位置した状態で、第2被位置決め部305は、第2位置決め部材43から離れる。
【0277】
9. 第2実施形態の作用効果
(1)画像形成装置1では、図19に示すように、ドロワ30が引出位置に位置し、ドラムユニット6がドロワ5に装着された状態で、位置決め板302A(図15参照)により、感光ドラム61Yおよび感光ドラム61Mの位置を決めることができる。
【0278】
そして、図20に示すように、ドロワ30を引出位置から収容位置に移動させることにより、感光ドラム61Yおよび感光ドラム61Mの位置を決めた状態で感光ドラム61Yおよび感光ドラム61Mを本体筐体40内に収容できる。
【0279】
そのため、ドロワ5を収容位置に位置させるときに感光ドラム61Yおよび感光ドラム61Mを本体筐体2内の位置決め板22Aに対して位置決めする第1実施形態(図4参照)と比べて、第2実施形態の画像形成装置1は、感光ドラム61Yおよび感光ドラム61Mを、本体筐体40に対して円滑に位置決めできる。
【0280】
(2) 画像形成装置1では、図19に示すように、ドロワ30が引出位置に位置した状態で、ドラムユニット20をドロワ30から取り外すときに、シール部材206Yおよびシール部材206M(図11参照)によって、廃トナーがフレーム202Yおよびフレーム202Mから漏れることを抑制できる。
【0281】
10.変形例
(1)カートリッジ8Yは、現像ローラ81Yを有さないトナーカートリッジであってもよい。この場合、ドラムユニット20は、現像ローラ81Yを有する現像装置を有してもよい。
【0282】
(2)転写装置9は、中間転写方式であってもよい。
【0283】
(3)カートリッジ8Yは、リブ83Y1、83Y2を有さなくてもよい。この場合、ドロワ5のリブ52Yは、第1方向におけるカートリッジ筐体82Yの一端部を支持してもよい。カートリッジ筐体82Yの一端部は、ギアカバーであってもよい。また、ドロワ5のリブ53Yは、第1方向におけるカートリッジ筐体82Yの他端部を支持してもよい。カートリッジ筐体82Yの他端部は、ギアカバーであってもよい。
【0284】
(4)カートリッジ8Yは、突起84Y1、84Y2を有さなくてもよい。この場合、ドロワ5の現像押圧部材54Yは、第1方向におけるカートリッジ筐体82Yの一端部を押圧してもよい。カートリッジ筐体82Yの一端部は、ギアカバーであってもよい。また、ドロワ5の現像押圧部材54Yは、第1方向におけるカートリッジ筐体82Yの他端部を押圧してもよい。カートリッジ筐体82Yの他端部は、ギアカバーであってもよい。
【符号の説明】
【0285】
1 画像形成装置
2 本体筐体
5 ドロワ
6 ドラムユニット
8Y カートリッジ(第1カートリッジ)
8M カートリッジ(第2カートリッジ)
11 廃トナー収容部
20 ドラムユニット
22A 位置決め板(第1位置決め板)
22B 位置決め板(第2位置決め板)
30 ドロワ
40 本体筐体
42 第1位置決め部材
43 第2位置決め部材
51A ドロワ側板(第1ドロワ側板)
51B ドロワ側板(第2ドロワ側板)
52Y リブ(第1リブ)
53Y リブ(第2リブ)
54Y 現像押圧部材(第1現像押圧部材)
55Y 現像押圧部材(第2現像押圧部材)
56 シートガイド
61Y 感光ドラム(第1感光ドラム)
61M 感光ドラム(第2感光ドラム)
63A ドラム側板(第1ドラム側板)
63B ドラム側板(第2ドラム側板)
65 廃トナー管
81Y 現像ローラ
201A ドラム側板
202Y フレーム(第1フレーム)
202M フレーム(第2フレーム)
203Y 弾性部材(第1弾性部材)
203M 弾性部材(第2弾性部材)
205 廃トナー管
206Y シール部材(第1シール部材)
206M シール部材(第2シール部材)
302A 位置決め板
302B 位置決め板(第2位置決め板)
303A ロック部材(第1ロック部材)
303B ロック部材(第2ロック部材)
304 第1被位置決め部
305 第2被位置決め部
351Y 穴(第1穴)
351M 穴(第2穴)
352Y ドラム押圧部材(第1ドラム押圧部材)
352M ドラム押圧部材(第2ドラム押圧部材)
361Y 穴(第3穴)
361M 穴(第4穴)
362Y ドラム押圧部材(第3ドラム押圧部材)
362M ドラム押圧部材(第4ドラム押圧部材)
511Y ドラムガイド
632Y カートリッジガイド(第1カートリッジガイド)
632M カートリッジガイド(第2カートリッジガイド)
641Y クリーニング筐体(第1廃トナー収容部)
641M クリーニング筐体(第2廃トナー収容部)
643Y スクリュー(第1搬送部材)
643M スクリュー(第2搬送部材)
2011Y 貫通穴(第1貫通穴)
2011M 貫通穴(第2貫通穴)
2023Y 支持部(第1支持部)
2023M 支持部(第2支持部)
2024Y 支持部(第3支持部)
2024M 支持部(第4支持部)
2025Y 排出部(第1排出部)
2025M 排出部(第2排出部)
2026Y 排出口(第1排出口)
2026M 排出口(第2排出口)
2051Y 受入口(第1受入口)
2051M 受入口(第2受入口)
A1 第1軸
A5 軸
A12 第2軸
D1 距離
D2 距離
S シート
S31 内面
S32 内面
S41 内面
S42 内面
図1
図2
図3
図4
図5
図6
図7
図8
図9
図10
図11
図12
図13
図14
図15
図16
図17
図18
図19
図20